はてなキーワード: 前後とは
当事者同士じゃ水掛け論になるから、第三者のワイが本当に論破できてるか採点してやろう。
この文脈では、つまるところ「複雑だからよく分からないはずだ」という意味の主張である。
実際に「根拠はない」が、現代では、そもそも犯罪における「犯罪の原因」が科学的に証明されていない。全ての犯罪において、人権侵害を伴う防犯策を完全な犯罪の原因の自然科学的証明なしに行うほかなく、現にそのようにしている。「証明によらなければ人権侵害を伴っては犯罪増加への対策を考えることができない」という論は他の犯罪事情と矛盾しており、論として極めて弱い。
実際の事件や犯人・精神科医・被害者の証言に関連性や類似点を見出す女性側の被害経験に基づいた生の主張に比べると、中身はない。
また、つまり、別に性コンテンツと性犯罪に関係がないことの根拠も特にない。論破はできてない。
自分もまた証拠がないにも関わらず、証拠がないという主張をするのは滑稽である。
売春は、ヤクザや裏稼業のシノギとして頻繁に利用されてきた(から、悪影響を防ぐために規制された)(『全ての業者がヤクザかどうか』は特に立法時に考慮されていない)
「社会には規制(立法)の必要性がある」という趣旨の話に対して「現行法の範囲内かどうか」は無関係
「犯罪の温床と断定するのはおかしい」は、上のように、論としては弱く、論破はできてない。
「警察の監視取り締まり(実際にはあまり司法の問題ではないため司法を削除)」は、『行政の行為が法の意図に沿った結果を実現できているか』という話である。前後に繋がりがないため、意味は不明
統計データを見たんだ?
入国拒否事由は国際法上、開示を義務付けられていない。統計データを取れないものを対象に統計データ云々言うのは反論として不適格
この増田も主張の内容が無根拠で曖昧なため、盛大なブーメランが刺さっている
信用を落とさないという根拠も特にない。論破にはなっていない。
これはその通りだが、まともに成り立っていない反論(つまり長文の言いがかり)を上から目線でクドクドぶつける行為も議論が腐るので議論の資格がない。
お前のその幼稚な攻撃性
も下品で敬意の欠ける言い回しであり品位を損なっている。品位は両者に要求される。まず自分が実践してからにした方がよい。
5. 周りに迷惑をかけてるのは誰だ?
偉そうに吠えるのは勝手だが、無根拠な決めつけや暴言で議論が進むわけがない。、ブーメランになって自分に返ってきてるぞ。もっと冷静に、根拠を示した上で話せるようになってから出直してこい。
この増田もまた健全な議論を妨げ、こちらも無根拠でしかない上、暴言や論にならない無意味な記述などで偉そうに吠えており、ブーメランを投げている。根拠を示すように要求するが、この増田も根拠はないのであり、この意見には疑問が残る。マイナス1億点。
認知の歪みとその指摘
発言例:
「トランプさんの就任前後でまた元に戻ってきそうな気がする。」
指摘:
市場の動きに対する単純な因果関係の結びつけは早計です。株価の変動要因は複数あり、短期的な下落を特定のイベントだけに帰属させるのはリスクがあります。また、「気がする」という感覚的な予測を投資判断に用いるのは危険です。歴史的なデータや市場の構造を分析し、多面的に理解することが重要です。
発言例:
「深いところまで統計見る人は少数派」
「大多数はチャートの乱高下を見て楽しんでる。」
指摘:
確かに個人投資家の多くは短期的な価格変動に基づいた行動を取る場合がありますが、市場には多くのプロフェッショナルな投資家や機関投資家も存在します。こうした参加者は、統計やファンダメンタル分析を駆使して戦略を立てています。自分以外の投資家を一括りにして「浅い」と見なすのは、誤った前提に基づいた市場観を形成する恐れがあります。
発言例:
「中長期的に言えば、下がる要素揃ってるわけです。」
指摘:
株式市場では「正論」や「下がる要素」の存在がそのまま株価の動きに反映されるわけではありません。市場は多くの情報を既に織り込んでおり、短期的な価格変動やトレンドは予測困難です。特定の情報を都合よく解釈し、それに基づいて投資を決定するのは偏った判断につながります。
発言例:
「自分で正論正論・違和感が世の中の意見になるまでは1年ぐらいかかる。」
「若い時はここに気づけてなかった。」
指摘:
洞察力や先見性を自負する姿勢はポジティブですが、過度に自分を「他者より早く気づける存在」と見なすと、過信につながる危険性があります。市場や社会は多様な要因が複雑に絡み合っているため、どれだけ優れた洞察力を持つ人でも予測には限界があります。冷静に自分の知識や経験の範囲を見直す必要があります。
発言例:
「世の中みんなバカなんだ、とか思ってたけど…違うんよ。」
指摘:
市場や社会を「気づける人」と「気づけない人」という二極構造で捉えるのは簡単ですが、現実はもっと多様です。「多数派になるには時間がかかる」という意見には一定の真理がありますが、異なる意見や視点を持つ人々がどのように相互作用して結論に至るのかを考慮することが必要です。
初心者が陥りがちな「単純な因果関係の結びつけ」や「自己過信」、また他者への過小評価が見られます。株式投資では、事実に基づき、柔軟かつ多角的に物事を考える姿勢が大切です。「違和感」や「正論」という個人の感覚に頼るのではなく、データ分析や幅広い視点からの判断を取り入れることで、より良い投資判断ができるでしょう。
みたいに言われてるけど…トランプさんの就任前後でまた元に戻ってきそうな気がする。
がーんと来るならもっと来てていいはずなんだが…あんなもんだったら小さな要素でまた反発しそう
中長期的に言えば、
「米国株といいつつ世界中から買われとんやぞ。中国もドイツも不振で、日本もそんな良くない時に上がるか?」
と、下がる要素揃ってるわけです。
ただ…人々がパニックになるだけのきっかけが市場に投下されないと…ね?
稼いだお金の一部を運用に当ててから、その手の情報収集するようになって気づいたのは
「深いところまで統計見る人は少数派」
「大多数はチャートの乱高下を見て楽しんでる」
というところでして…このお祭り気分で乱高下を楽しむ連中を計算しないと細かい運用はできんかなと
大雑把な運用なら指標を見て、正論にベットしてもいいのですが…正論が世論になるまではそれなりのタイムラグがある。
何を信じてるかで3ヶ月か、1年かの差はあるけど…
日常でも
「仕事のできるパートのおばちゃんが103万の壁で週2しか入ってないのはおかしい」
「現役世代はテレビを持ってすらないのに、NHKが鬼の集金をするのはおかしい」
って話が議題に上がるまでに10年以上かかってる。
世論が個人の違和感に追いつくのは時間かかるもんなんだよ…株でも日常でも
20代の頃は、
「俺でも気づく違和感がまかり通ってるなんて、世の中みんなバカなんだ」
とか思ってたんだけど…違うんよ。
市場でも政治でも大きな決定権をもって違和感を修正できる人が行動を起こすのに時間がかかる。
自分が早く気づける人間だった時には、気づける段階で満足しちゃいけないんだよ。
「自分が気づいた違和感が修正されるのに、どのぐらいの人が気づく必要があり、そこからどのぐらい時間がかかるか」
までシミュレートできるようになって、初めて洞察力がいきてくる。若い時はここに気づけてなかった
学校的な試験勉強や個人の仕事で、思考を完結しちゃいけないんだ。
「この問題が世の中を動かすお金持ちのおじいちゃんが気づくのにどれだけの時間がかかるかな」
まで考えておかないと、具体的な潮目は読めない。
「自分で正論正論・違和感が世の中の意見になるまでは1年ぐらいかかる」
と思って見てるぐらいがちょうどいい。
Mくん
アメリカの株価、山火事のせいで下がったって話、あれ、めちゃくちゃ面白くない?
「これで不景気一直線!」みたいに騒がれてるけど、ちょっとしたきっかけで反発しそうな気がするんだよね。
清夏
へえ、Mくんそういうとこしっかり見てるんだ。山火事が影響してるの、ニュースとかで調べたの?
Mくん
いや、ニュースっていうか、最近投資始めたからさ、いろいろ情報収集してて。ほら、トランプさんの就任前後もこんな感じだったじゃん?そこからまた上がる気がしてさ。
清夏
そうなんだ!トランプさんの時と似たパターンって、どんなところが似てると思ったの?
Mくん
なんていうかな、こう…みんなが「やばい、やばい!」って言ってる割に、実際の動きはそこまでじゃないみたいな?がーんと下がるならもっと下がってていいはずなんだけど、そこまでじゃないんだよね。
清夏
なるほど~。確かに、思ったより大きな動きにはなってないのかもね。それって、Mくん的にはどういう要因があると思う?
Mくん
うーん、やっぱりみんながパニックになってないのが大きいんじゃない?パニックになればもっと下がるはずだし。市場って意外と人の感情が動かすとこあるんだなって思うよ。
清夏
確かに感情が影響する部分もあるよね。Mくん、その「みんながパニックにならない理由」って、何かあると思う?
Mくん
それはやっぱ…なんだろう、深いところまで統計見てる人が少ないからじゃないかな?大多数はチャートの乱高下を楽しんでるだけで、そんなに真面目に考えてない気がする。
清夏
へえ、そういう人もいるんだ~。でも、統計見てる人って全然いない感じ?
Mくん
いや、いるにはいるんだろうけど、少数派だと思うよ。結局、大多数はなんとなく雰囲気で動いてるんじゃないかなって。それが、細かい運用に影響するんだよね。
清夏
なるほど~、雰囲気で動く人が多いっていうのも市場の面白いところだよね。それで言うと、Mくん自身はどっちタイプなの?
Mくん
えっ、俺?俺はちゃんと指標とか見て正論にベットしてるよ。でも、正論が世論になるまでにはタイムラグがあるんだよね。
清夏
タイムラグか~、それって、どうやって埋めていく感じなの?
Mくん
埋めるっていうか、なんていうかな…世論が違和感に気づくまでに時間がかかるんだよ。日常でも「これ、おかしくない?」って思うことが、議題になるまで何年もかかるじゃん?
清夏
確かに、そういうのって時間かかるよね。Mくんが違和感に気づくの、早いんだね。
Mくん
まあね!俺、気づくのは早い方だと思うよ。でも、気づくのが早くても、それを世の中に浸透させるのってすごい難しいんだよな。
清夏
そうなんだ~。Mくんが気づいた違和感って、どんな感じで周りに伝えていくの?
Mくん
それが問題なんだよね…。結局、俺が気づいても、それを理解して動ける人が増えるのに時間がかかる。特にお金持ちのおじいちゃんたちが動くまでにはもっと時間かかるし。
清夏
おじいちゃんたちが動くまでって、確かにタイムラグありそうだね。でも、それってMくんの気づき方とか伝え方次第で変わることもあるのかな?
Mくん
えっ…変わる…のかな?俺、ただ気づいてるだけで満足してたかも。それで「みんな遅いな~」って思ってたけど…。
清夏
そっか~。でも、気づくだけでもすごいことだし、Mくんがその先にどう伝えていくかを考えたら、もっと面白くなるんじゃない?
Mくん
…確かに、俺、伝え方とか全然考えてなかったかもな。気づくだけで満足して、「俺すごい」って思ってただけだわ…。伝え方とか、もっと考えないとダメだよな。
清夏
そうだね~。でも、Mくんが気づいてるのって、それだけでめちゃくちゃ価値あると思うよ!その価値をどう活かすか、一緒に考えてみようよ。
Mくん
…清夏、ありがとう。俺、ちょっと考え直してみるわ。まずはもっと広い視点で市場とか、周りの人を見てみる!
清夏
うん、いいね!Mくんならきっとできるよ!
「仮想通貨はもう終わった」と、ここ数年で仮想通貨界隈に興味を持っていた人なら誰しも一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。ビットコインをはじめとした仮想通貨の価格は、2017年末の爆発的な盛り上がりや2021年の再ブームを経て、乱高下を繰り返してきた。そのたびに高騰を期待して飛びついた投資家が痛手を負い、あるいは莫大な利益を得たという劇的なニュースがメディアで取り上げられてきた。しかし、近年では大口投資家の撤退や規制強化の影響もあって、「仮想通貨バブルは崩壊した」「もう仮想通貨で儲かる時代は終わった」といった声が再び強まっている。だが、本当に仮想通貨は終焉を迎えたのだろうか。それとも、新たな局面に向けた再編が進んでいるのだろうか。本稿では、仮想通貨の価格乱高下の背景や、利用者が幻滅に至った要因、そして今後の可能性について考察してみたい。
まず、仮想通貨市場が大きく盛り上がった要因として注目されるのが、ビットコインの価格高騰である。2017年のいわゆる“ビットコインバブル”は、多くの投資家やメディアの関心を引きつけ、一夜にして億万長者を生み出したという話が世間を駆け巡った。当時、ビットコインの価格はわずか数年の間に何十倍もの値上がりを見せ、「仮想通貨さえ持っていれば誰でも儲かる」というような“仮想通貨神話”が広まり、一種の狂騒状態になったことは記憶に新しい。しかし、その後には一転して価格が大幅に下落し、多くの投資家が資金を失った。この極端な値動きが「バブル」という表現を裏付け、仮想通貨に対する世間の印象は「儲かるかもしれないが危険すぎるもの」へと変化した。さらに、2021年にはテスラのCEOであるイーロン・マスク氏の発言や、コロナ禍での金融緩和政策により、ビットコインをはじめとする仮想通貨に再び資金が流入。驚異的な価格上昇を見せたものの、その後の金融引き締めや各国の規制強化を受け、またも急落するというシナリオが繰り返された。
一方で、こうした価格変動だけではなく、詐欺的なICO(Initial Coin Offering)やハッキング事件、マネーロンダリングへの利用など、仮想通貨が抱えるさまざまな問題が投資家の信頼を損ねた要因ともなった。特に、知名度の低い仮想通貨のプロジェクトが「世界を変える新技術」とうたって資金を集めたものの、開発が停滞したり運営者が失踪したりするケースは後を絶たない。こうした状況を目の当たりにした投資家や一般のユーザーにとっては、「仮想通貨は結局、詐欺や投機の温床ではないのか」といった疑念が強まるのも無理はない。また、仮想通貨の送金やウォレット管理のための仕組みを理解することが難しいという点も、初心者には大きなハードルとなってきた。その複雑さは一部で「自己責任」という形で美化されがちだが、実際にはセキュリティの知識や運用リスクへの意識が低いまま参入した場合、ハッキングやパスワード紛失などで資産を失う危険性が高い。実際に被害に遭った人々のニュースを見聞きすると、仮想通貨に対して「難しくて危ないもの」というイメージが固まってしまうのも仕方がないだろう。
さらに、国や金融当局による規制強化の動きも「仮想通貨終わった」と言われる一因として挙げられる。特に、中国のようにビットコインのマイニングを事実上禁止したり、大手取引所に対して厳格な規制を課したりする動きは、マーケットに大きなショックを与えた。また、アメリカでは仮想通貨関連の事業に対して納税義務を徹底する法律が整備され、これまでグレーゾーンだった税務処理をきちんと行わなければならない流れが急速に進んでいる。日本でも、金融庁が仮想通貨交換業者を監視・登録制とするなど、利用者保護の観点から取り締まりや検閲が厳しくなった。これらの規制強化は、一見すると仮想通貨にネガティブな影響を与えるように思われるが、実は健全な市場を育てるためには避けて通れない過程だという見方もある。詐欺プロジェクトやマネーロンダリングなどの不正を摘発し、利用者が安心して取引できる環境を整えることは、仮想通貨の長期的な発展には欠かせない。しかし、過度な規制によってイノベーションの芽が摘まれるリスクも否定できず、ここにはバランスの難しさがある。
次に、仮想通貨が「終わった」と言われる背景には、NFT(非代替性トークン)ブームの盛衰や、メタバース関連銘柄の失速も大きく影響している。2021年前後には、デジタルアートやゲームアイテムをNFTとして売買し、天文学的な価格がつくケースが相次いだ。多くの企業やクリエイターがこぞって参入し、「これからはNFTの時代だ」と大々的に報じられた。しかし、NFTマーケットの熱狂は長くは続かず、投資対象としてはリスクが高すぎるうえに、実際の利用用途が限定的であることが次第に明らかになった。加えて、メタバースも同様に、2022年頃にはFacebook(現・Meta)の社名変更をきっかけに大ブームが起きたものの、実際にビジネスとして収益を上げられる企業はごく一部に限られ、その多くが苦戦を余儀なくされている。こうしたNFTやメタバースの失速が「Web3」や「分散型の未来」といったキーワードに対する期待感を急速にしぼませ、結果的に「仮想通貨なんてもう流行らない」という声が再燃しているのだ。
また、環境への配慮も無視できない課題となっている。ビットコインのマイニングには膨大な電力が必要とされ、その電力需要がCO2排出量を増加させるとして批判されてきた。近年ではイーサリアムがコンセンサスアルゴリズムをプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に移行するなど、省エネルギー化の取り組みを進めているプロジェクトもあるが、依然として「仮想通貨は環境に悪い」というイメージを払拭しきれていない。世界的に脱炭素や再生可能エネルギーへのシフトが加速するなかで、この問題をクリアにできなければ、仮想通貨は社会的な評価を高めることが難しいだろう。投資家としても、ESG投資を意識するファンドや企業が増えるなか、環境負荷の大きなビットコインには投資しにくいという声が高まっている。
もっとも、これらの要因をもって「仮想通貨は終わった」と結論づけるのは早計かもしれない。なぜなら、価格の乱高下や投機的なブームが落ち着いたあとにこそ、ブロックチェーンや分散型台帳技術の“本質的な価値”が見極められるからだ。実際、金融サービスのデジタル化が進むなかで、国や大手金融機関が中央銀行デジタル通貨(CBDC)の発行を検討する動きは続いている。これは、仮想通貨の根幹にあるブロックチェーン技術が“使えない”わけではなく、むしろ国家レベルでの採用可能性が議論されている証左でもある。また、分散型金融(DeFi)の領域では、スマートコントラクトを使った新しい金融サービスが着実に開発されており、既存の銀行システムでは実現が難しいとされてきたサービスを提供し始めている例もある。こうした動きは、仮想通貨の投機的な側面とは一線を画し、技術的・社会的な価値を追求する流れといえるだろう。
ここで言えるのは、「仮想通貨が一度ブームになって、その後価格が暴落するからといって、その技術やコンセプトが消滅するわけではない」ということだ。インターネットの普及初期にも、“ドットコムバブル”と呼ばれる株式市場の大暴落が起きたが、それを経てネット企業が淘汰され、生き残った者たちがその後のIT産業をけん引してきたという歴史がある。ブロックチェーン技術についても、同様のプロセスを辿る可能性は十分に考えられる。つまり、“仮想通貨バブル”の崩壊を機に詐欺的なプロジェクトが淘汰され、セキュリティ面や実用性が高い技術だけが生き残り、社会インフラとしての地位を確立していくシナリオがありうるのだ。実際に、世界各地でブロックチェーンを使ったトレーサビリティシステムや、分散型のデータ管理システムなどが実装され始めている。そこでは仮想通貨の“価格”よりも、トラストレス(相手を信用しなくても取引できる)で改ざん耐性の強い仕組みによるメリットが評価されている。
では、今後仮想通貨やブロックチェーンはどのように進化していくのだろうか。おそらく、投資の対象としてはこれまでほどの激しいブームは起こりにくくなる一方で、緩やかな形で日常生活に浸透していくと考えられる。たとえば、デジタル通貨やウォレットによる支払いが徐々に普及し、銀行口座を持たずともスマートフォン一つで送金や決済ができる社会が現実味を帯びてくる。SNSやオンラインサービスのログインやアイデンティティ管理にブロックチェーン技術が活用されるケースも出てくるかもしれない。そうなれば、従来の仮想通貨=投資対象というイメージが薄れ、あくまで「便利なインフラの一部」として受け入れられていく可能性がある。もちろん、それにはユーザーが技術を意識せずに使えるようなUI/UXの改善や、各国の法整備、国際的な合意形成が必要だ。しかし、より実用的で幅広い人々に恩恵をもたらす技術としてブロックチェーンが発展していけば、仮想通貨が“終わった”と思われた先に、実は新しい常識が形作られているかもしれない。
結論として、「仮想通貨終わった」という言葉がメディアや投資家の間でささやかれる背景には、価格の乱高下や詐欺被害、規制強化、環境への批判など、さまざまな要因が複雑に絡み合っていることが挙げられる。確かに、2017年や2021年のような爆発的な“仮想通貨バブル”は終息し、市場全体の熱狂が冷めた印象はあるだろう。しかし、それと同時に、ブロックチェーンの持つ革新的なポテンシャルまでもが失われたわけではない。むしろ、過度な投機マネーが市場から抜けることで、本来の技術的価値や実用性に目を向けやすくなるという見方もできる。
ネット業界の歴史を振り返っても、バブル崩壊を経てこそ本質的な利用価値が磨かれるという事例は枚挙に暇がない。ブロックチェーンの普及も同じような道筋を辿る可能性は高いだろう。詐欺まがいのプロジェクトが淘汰され、信頼性と実績を備えたプロダクトが浸透していくプロセスこそが、この先の仮想通貨・ブロックチェーン業界の“成熟期”を形作るのではないか。もちろん、その間には法的な課題や技術的問題、社会的理解の不足など、乗り越えるべきハードルがまだまだ存在する。だが、「仮想通貨なんてもう古い」という決めつけだけでは、新しいテクノロジーや社会変革の萌芽を見落としてしまうかもしれない。
結局のところ、「仮想通貨終わった」という声は“単なる終焉”を意味するものではなく、“新たな段階への移行”を予感させるものだ。投資対象としてだけではなく、社会インフラとしての仮想通貨やブロックチェーンの活用例が増えれば、私たちの日常における“当たり前”が変わっていく可能性は充分にある。これまでのような一攫千金の物語が表舞台を賑わすことは減るかもしれないが、同時に詐欺や投機目的のプロジェクトも萎縮していくことで、技術としての真価を発揮する土壌が生まれるだろう。あくまで冷静に長期的な視点をもって、ブロックチェーン技術とその社会的役割を見極めることこそが、私たちに求められているのではないだろうか。
今後も仮想通貨が“終わった”と言われる局面は幾度となく訪れるだろうが、そのたびに生き残ったプロジェクトや新たに生まれる技術が、社会にどのようなインパクトを与えるかを見逃してはならない。乱高下やバブルの崩壊は、あくまで通過点の一つであり、次の発展を芽吹かせる土壌づくりでもある。もし仮想通貨が本当に終わったのであれば、いまさら各国の中央銀行がデジタル通貨を検討したり、大企業がブロックチェーン技術を研究したりする理由はないはずだ。したがって、「仮想通貨終わった」と言われる今日この頃だからこそ、過剰な熱狂に流されることなく、技術の本質や長期的なビジョンをしっかりと見据えることが重要である。そして、もし実際にこの領域が再び脚光を浴びる日が来るとすれば、それは表面的な値上がりではなく、実用的な側面や社会インフラとしての定着が評価されるタイミングであるに違いない。私たちはその日を、“仮想通貨の第二幕”として迎えることになるのだろう。
https://shonenjumpplus.com/episode/17106567262008975393
要素自体はシンプル。「幼馴染のヒロインが亡くなったので黒魔術で蘇らせようとしたら謎の宇宙人が現れてヒロインを蘇らせてくれた。が、不穏フラグがビンビン」という内容。
ジャンプ+がよくやる露悪系。
つくしあきひと・高橋しん・浅野いにお・鬼頭莫宏・タイザン5の系譜。
「こんな絵柄だけどエログロ胸糞やっちゃいますw」 「子どもを手にかける描写もやっちゃいますw」なやつ。
ストーリー自体は「よくあるやつ」なのに理解するのが難解で読み辛いと言われまくってるのは、例えば「自分の部屋で寝ている男子小学生を父親が起こしにきた」というだけのこともスッと伝えられていないから。
主人公と男(父親)が似ていない→親子かどうか分からない。年の離れた兄や学校の先生のようにも見える。
床がジョイントマット→子ども部屋かどうか分からない。託児所やデパートのキッズスペース等のようにも見える。
真上からのアングルで台詞やオノマトペでインテリアが隠れているので部屋の全景が見えない→棚のようなものが施設の備品なのか主人公の部屋の学習机なのか分からない。
真上からのアングルなので主人公の背負ったランドセルがベルト部分以外一切見えない→現在の時間軸が小学校時代だというのがぱっと見で分からない。絵柄が幼く髪型もずっと一緒なので顔や頭身だけで年齢が判断できない。フォントサイズがかなり小さい台詞の中の「ランドセル」を読むことでようやくランドセルを背負っていること(小学生であること)が類推できる。
主人公が男の名前を呼ばない、男が一人称を使わない→「お父さん」なのか「先生」なのか分からない。
次のページになってようやく「お父さん今から買い物だから」という台詞が来るので親子ということが分かる。ただし学習机や教科書などいかにも子ども部屋らしいアイテムがはっきり描かれるコマがないままなので「これは……たぶん自分の部屋でいいんだよな……?」とうっすら疑念を抱えながら読み進めることになる。とりあえず親子ということが分かったぞ、と安心して気を抜いた瞬間に、この場面は一軒家ではなくアパート(団地かマンションかとにかく賃貸)が舞台となっていることを示す情報を絶妙に見逃す。何であんなに小さく薄暗く描くんだ。一軒家だと思い込んだまま読んでいるとその次のヒロイン登場シーンで余計な混乱を生む。
このくらいのやりとり、アパートの外観から始まって、そのコマに被さるように「おーいヨオタ、起きろー」と台詞が入って、次に主人公に似た外見でスーツのいかにもな父親が現れて「むにゃむにゃ、なーにお父さん?」と主人公に返事をさせて普通の床の上にリコーダーやランドセルや教科書が転がってて、みたいなのでいいんだよ。舞台を示す1ページ目でこの情報をひとつも与えない意味が分からない。
書き出したらあまりの文量になったので全部削除したが、毎ページくらいの勢いでこんな風に引っかかる箇所がある。読み返してようやく「ああこの場面はこういう意味なのか、描かれてるのが小さすぎて見逃してた」と気づくことができたり「前後のページの情報と合わせるとこう書いてあるってことはこうなんだよな……?」 とか、「これは何かの伏線とか重要設定ではなくただの性癖なのか……?この人の作家性とか知らんし分からん……」とか、ノイズになる部分は派手に大きく描き、スムーズに読み進めるにあたってしっかり伝えるべき情報を小さく描いているように思う。
あえてそうしているのではなく、作者は本気で「きちんと描いたんだからちゃんと伝わってるよね」と思っていそうなのが見ていて不安になる。編集が付いてるのに何でこうなってるんだ。
でも(よくある絵柄とはいえ)絵は可愛いし表情豊かだし何だかんだでジャンプ+読者は露悪系が好きなので、「おもんな、切るわ」ではなく「この漫画を追ってみたい、今後も読み進めたい」と感じさせる魅力はある。
しかしどうしようもなく読み辛いからジレンマでコメント欄が荒れまくる。
自分もそんな読者。とりあえず2話待ち。
そもそもジャニヲタ人口は全グループ足しても合わせてもTVの視聴率1%に満たないのが現実
しかもジャニヲタは全ステなど複数の会場を巡るのが当たり前なので、ツアーの動員数も各会場でかなり重複している
ジャニーズが出てた頃の紅白視聴率も彼らの歌唱時間は谷間だったし、あれだけ主演でゴリ押ししても全て視聴率も動員もコケてる山田涼介の惨状を見れば明らか
6月29日に最終回を迎えたフジ月9ドラマ『婚カツ!』。初回こそ16.3%(関東地区・ビデオリサーチ調べ/以下同)を記録したものの、第2話以降から視聴率が低下し、第3話には一桁台に落ちたのは既報のとおり
その後は、10%前後を行き来するという、話題にもならないほどの低空飛行を続け、最終回直前の第10話には、月9史上最低の8.8%を記録。「もしや平均視聴率も一桁台になるのでは」と危惧されたが、最終回はかろうじて10.5%を獲得し、平均視聴率も同じ10.5%で踏みとどまった。
視聴率完全崩壊! フジ月9『婚カツ!』終了で上戸彩&SMAP中居正広の今後は?
https://www.excite.co.jp/news/article/Cyzo_200907_post_2292/
「視聴率1%って、何人が見ているということ?」
と、疑問に思ったことのある方も多いのではないでしょうか。
https://www.videor.co.jp/digestplus/article/80437.html
https://anond.hatelabo.jp/20250111182601
母方の親戚がそんな感じで名前付けてるらしくて、それ聞いたときは風水とか気にする系だもんな〜って思った
でも最近血の繋がりがないそこが地元の30前後の人とたまたま話すことあって、「占い師に決めてもらったから名前に思い入れないんだよね〜」と言われて衝撃
身の回り見てたら40前後で、昔かっこいいなと思ってたバイクを買って、ゆるーくツーリングを楽しんでる知り合いが何人かいるけど楽しそうだよ。
車に比べると値段も維持費も低いし色々楽しいみたいだよ。
40代、50代が周りには多いけど、サウナ巡りはじめたり、秘湯巡りしたり、ジム通い始めたり、新しい趣味を初めて楽しそうな人が大勢いるよ。
なんでもいいんと思うけど、知り合いが増えそうな趣味を1つ始めてみては?
っている?
我が子、11月前後に万引きという名の窃盗を数え切れないくらい行っていたらしい。
弁護士曰く、留置から鑑別行くころになるだろうと。その後どうなるかわからないんだって。もしかすると少年院かもしれないと言われた。
犯罪を犯さない約束で夜遊びくらいなら、と認めていたのがよくなかったんだろうけど、まさかと思った。迷惑をかけたお店に本当に申し訳ないし、警察の方にも本当に迷惑ばかりかけている。
逮捕から1週間。育て方が悪かったんだとか、あの時ああしていれば、こうしていれば、と去年だけでなく息子の幼い頃まで遡って自分を責める日々が辛い。
学校も辞めることになるだろう。元々不登校気味ではあったけど、どうにか進級できる見込みだったのに。
更生できるんだろうか。近くに息子が逮捕された人がいないからわからない。
何年か後には健全に生きてられるんだろうか。
今はただ、出てきた息子共々消えてしまえたらいいのにと考えるばかりだ。
「ブスやデブや年増は不利」という言説に反発する該当者はおらず、四大卒限定の求人に反発する低学歴もいないのに、身長170cm未満を受け入れないたぬかなや婚活女性の過疎アカウントや過疎配信を探し出してネットリンチを繰り返し、人気者を身長170cm未満認定し「男は身長より顔」連呼
常にコンプで暴発寸前の男性が無欲で従順なサイゼリヤ女に選ばれるのが無理筋
ちなみに戦隊ものはほぼ見てない
1,2話セットで公開して正解ね
しょっぱなから恥丘じゃなくて導入こってんなと思った
あと今更ではあるけど、何で自衛隊とか出てこんのと思ってしまった
合体ロボのバトルもあっけなく決着ついてびっくりした
そりゃそうかこんな動きにくいロボスーツだと格闘もできないよなあと大人の事情を考えてしまった
人間のドラマシーンが割と短く感じてアクション特撮シーン多めでカネかかってんなー
直前にまほプリ関連のこと考えててあっちは高橋李依がすげーまほプリ愛がすごいの、本人もファンも制作サイドもうれしいよねえってじんわり悦に入ってたから
たしかこのへんのサンライズはいのまたむつみキャラデザで腐女子人気がでちゃってたりしてたんだよねうんうん。なつかし~~。
それに比べるとマインスイーパーじゃなくてマイクラ実況でユーチューバーになりたいんだ!っていうアニメって、子供うけはわからんけど(祖父母世代だからね)、
CM前後でまとめ動画入ってて、ちゃんと録画早回し前提子供向けでいいなとおもいました。顔も子供らしくかわいい(□デザインわろた)
ただ龍神丸のハンドルが内側にクランクしてるの、ちょっと暴走族の二本差しマフラーめいててかっこよかったのでそれは捨てなくてよかったんじゃなかろうか
興行収入の話で、ハリウッドの大きな節目は9.11だったと思っていて、ちょっと確認してみた。
当時の印象だと、事件の直後は様々な映画の公開が延期されたりキャンセルされたりして、その後数年は戦争・アクション物に偏重し、結果としてハリウッド映画の定番ジャンルの一角だったラブロマンス・コメディ映画が激減していったというイメージ。
ほかにも大作指向のような業界動向や様々な社会情勢も影響していたとは思うけど、やはり9.11が一つのターニングポイントだったと思う。日本での洋画ヒットが減っていった遠因のひとつもこのあたりにあるのではないか?
以下のリストはChatGPT調べ。
以下のリストは、主に Box Office Mojo 等のデータ(全米興行収入・未調整値)をもとにした、
「アメリカ(北米)国内での年間興行収入ランキングトップ20」
参考・補足
いずれも 北米(アメリカ&カナダ)での累計興行収入 を概算で示しています。
順位や金額は、後年の再上映や細かな集計の修正によって若干入れ替わることがあります。
上記はあくまで「製作年」ではなく「北米公開年」を基準とし、その年に公開された作品の最終的な国内興行収入をもとにしたランキングです(年をまたいで興収を伸ばした作品も含みます)。
本気で連絡を断とうとしてるっぽいから、多分連絡取れない。無理に接触しようとしても、事態は悪化すると思う。
やり直すとすれば、相手の女性が自分にとって問題である内容を理解し、少しでも改めてくれた場合だと思う。
でも、彼氏はその改めるチャンスすら与えてないから、彼氏が神経質すぎるか、増田が過去かプロポーズ前後によほどのことをしたのかどっちかだと思う。どちらかは実際知らんけど、増田の「プロポーズした側がたくさん謝れ」って言い分は正直分からん。
普通の女性は謝れないにせよ、相手に幸せにしてもらうのが結婚ではなく、相手と協力して幸せになるのが結婚だろうし、プロポーズした側がどうとかいう話ではないと思うよ。
前編
https://everyday-sauna.com/
八王子、京王線北野駅徒歩10分弱。温浴なし、サウナ室1つに15℃前後とシングルの水風呂2つ。内気浴と外気浴スペース。タオルはレンタル350円。
先に言ってしまうが年末年始に巡った中ではここが一番良かった。その一番の魅力が薪ストーブサウナ。無音で暗いサウナ室に入った途端、薪の燃える良い香りにくらっと来て、最長の2時間で入ったが5,6セットくらいやってしまい時間をフルに使ったし2日後にすぐリピートした。
セルフロウリュに加えアウフグースイベントも1時間毎の高頻度で開催。
総じて良かったけど強いて言うならってレベルで…
とても良いサウナに出会えてとても嬉しい。家から電車を乗り継ぐと少々手間だけどそれでも行きたいと思ってしまう。
初めて行った時は、慣れない薪ストーブサウナの効果なのかぽっかぽかになり、退店後駐車場の喫煙スペースで一服していたら真冬の夕刻というのに汗が頬を伝った。新しい体験ができた。
八王子北野駅となると、都心の方からは少し面倒に感じられるかもしれない。それでもサウナ好きなら一度味わってみて欲しいと思う。めっちゃ良いので。
入店時に下足箱に靴を預けるがそれがロッカー番号となる。鍵の札に「上段」とか「下段」とか書かれているので下段を避けると良い。
https://sauna-tokyo.jp/
24時間営業のサウナ施設(清掃で入れない時間有り)。5つのサウナ室に、シングル、15℃前後、22℃前後と3段階の水風呂という、スーパー銭湯ならぬスーパーサウナと言える施設。色々なサウナ室があるのでここはWebサイトやYouTubeの紹介をぜひ参照してほしい。
1階に炭酸泉の温浴、2階のサウナフロアには内気浴スペースに加えて気温をかなり下げたクーリングルームも有る。飲食、休憩スペース有り。外気浴は無し。1階は会話OKで2階は完全黙浴。
シューロッカーでは奇数番号を選ぶ(更衣室ロッカー上段を使える)。シャワーの後まずは「戸棚蒸風呂」というサウナ室へ。戸棚風呂とは"浴槽に膝が浸かる程度に湯を入れ、下半身を浸し上半身は湯気で蒸す仕組みの日本古来の入浴方法"とのこと。お湯を贅沢に使えなかった頃の入浴法らしい。そこで適度に身体を温めて汗腺を開くのが1セット目。
1セット目は15℃前後の水風呂。休憩ののちアウフグースの時間をなんとなく確認する。
内気浴スペースにはドリンクカウンターがあり、そこで「スタンダード飲み放題」(500円)を発注する。左腕にリストバンドを巻いてもらえば、ポカリと麦茶、オリジナルのデトックスウォーターが飲み放題。このデトックスウォーターが美味しいというか、サウナに良い。
好きなサウナ室は「瞑想」という仕切りで区切られた1人様の椅子が並ぶ部屋。暗くて静かで居心地が良い。次点でケロサウナ。2セット目からはシングルに入り、気分に任せてその後ぬるめの水風呂に入ってまどろむ。
こういうサウナ室の種類の豊富な施設では自然とセット数も増えて4,5セットくらいやってしまう。
サウナに満足したら1階に降りて大型テレビを眺めながら炭酸泉にゆっくり浸かる。
終了後は地下の飲食・休憩スペースでビールとか飯。眠けりゃそのまま昼寝。
サウナ室、水風呂、内気浴スペース、サウナ後の温浴、地下の休憩スペースと、総じて良かった。ただやはり人気店、話題店なだけあっていつ行ってもそこそこ混む。基本どこに行くにも空いている朝イチが好きで、清掃時間明けの9時朝イチを狙って行ってるけど、それでもかなりの賑わい。
別に独り占めみたいな状況が欲しいわけではないけど、グループ客が連れ立ってぞろぞろ歩いて(業界では「ドラクエ」と呼ばれる)、黙浴のルールがある中でお喋りされるとちょっとなぁとなってしまう。
ただしそういった点を踏まえても、それらを乗り越えるくらい全体としてはサウナ室や水風呂、内気浴スペースの魅力は自分には高め。今後は平日休みがあれば本当にたまの贅沢として使うかなぁという感じ。
もうサウナブームと言われたのも軽く過去のように感じるけど、これだけ「混んでるところは嫌だ」みたいな事を言ってるし自分の好きなところが激混みになったらちょっとげんなりはしそうだけど、それでも業界全体が盛り上がって創意工夫を凝らした良いサウナ施設が増えてくれたら良いと思う。
ここ数年のブームは(コロナもあってか)個室サウナなのかなぁ。自分はまぁ未体験だし一度くらい体験してみてもいいけど料金設定がなぁというくらい。
一方でここまで書いた様な大衆向けで良い施設も増えてるし増えるのはやっぱり喜ばしい。
サウナのお客さんには人それぞれ楽しみ方の癖のようなものがある。老舗銭湯系を愛する人もいれば、寛ぎ空間としての施設の清潔さとスペースのゆとりを重視する人、モンスターのガウン着用は我慢できないという「絶対全裸休憩派」に「動線至上主義派」、100℃超のアチアチサウナとシングル水風呂を愛する「温冷落差過激派」、セット数や水風呂の入り方をとってもそれぞれ好みがある(オーガズムを迎えやすい体位みたいな、セックスやマスターベーションの癖みたいなものだななんて思ったりする)。そういった客の多様な好みに合わせて、色々なお店ができたり各店が工夫を凝らしたりしてくれるお陰で、イチ利用者として楽しむことができる。
これからも飽きる事なく色々楽しめそう。苦しかった2020年以降を生きながらえた老舗名店には敬意を表するし、このサウナ激戦の中新たなチャレンジに踏み切るお店・会社にも感謝感激雨水風呂よ。
世の中的にはまだサウナブームは続くのかな。ゼロ年代にはこんなにサウナサウナって言われてなかったよな。当時自分は名古屋栄でのバイトの後終電までの短い時間で、当時はただ仕事に疲れたおっさんや終電逃してお金もない人が集まるカプセルホテルだったウェルビーに行ったりしていた。まさか全国的に有名になる日が来るとは思わなかった。
これからこのブームがらどうなろうと俺は色んなところに行き続ける。各店、新規参入業者には頑張ってもらいたい。
まだまだ寒い日は続きそう。(夏も行くんだけど)みなさま良いサ活を! いいお店あったら教えて!
都内サウナ雑感書いてくよー!(長くなって制限超えたため前後編)
この年末年始の連休、実家への帰省予定が無くなり時間ができたので、自分のホームばかりでなくちょっと色々行ってみるかと足を伸ばしてみた。もうそこそこ話題になったところばかりなので、ガチサウナー諸氏には目新しい情報はないかもしれない。けど楽しかったし普段使う所や昔通った所含めて色々書く。
https://thermae-yu.jp/
新宿駅徒歩10分ちょい、ゴールデン街の奥のスパ施設。岩盤浴、温浴あり。24時間営業。
サウナ室は昔ながらのドライサウナ(テレビ、オートロウリュ)と低温ミスト塩サウナのふたつ。水風呂は唐辛子が浮かべてある変わった水風呂。水温は16℃前後。
サウナだけでなくスパ施設のため温浴も豊富。伊豆からお湯を搬送している露天温泉、広い低温炭酸泉辺りが魅力。寝湯や壺湯もある。
ここは以前のホームで、予定の無い休日に早起きして深夜料金から切り替わる9時を狙って行っていた。いきなりだけど年末年始に行ったところではない。
朝9時入店、風呂に行くが身体を洗った後サウナ直行ではなく露天の温泉へ。せっかくあるから入りたい。ここで温まったら一発水風呂をかまして休憩。
そこからサウナ大体3セット。自分はドライサウナしか使わない。最終セット後は、食事処の開店時間11:30に合わせ低温炭酸泉でまどろむ。サウナ後のぬるめの炭酸泉気持ち良過ぎないですか? 法で規制とかしなくて大丈夫ですか?
食事処へ行ったらスマホで動画を観ながらひたすらビール。空腹感が強ければカツカレーなんかを食べ、酩酊状態で地下のリクライニングソファが並ぶ休憩フロアへ。昼寝。起きたら大体15時過ぎ。
清潔、空間にゆとりがあるの2点は自分にとってプライオリティが高いので、朝イチの時間はよく利用させてもらった。特にウィズコロナが叫ばれた時期にはよく行ったが、この立地で出来て間も無くコロナ禍に見舞われ、他人事ながら大丈夫かというくらい閑散としていたが、時短営業などを越えよく乗り切ってくれたと思う。これからも頑張ってもらいたい。西麻布は行きにくいので行かない。
https://monster-ws.jp/
吉祥寺駅北口徒歩3,4分。温浴無し、シャワー、サウナ室、水風呂、休憩場所のみの無骨スタイル。それでいて施設自体は真新しくスタイリッシュな雰囲気。料金システムは1h毎の加算制で退店時に後払い(キャッシュレスオンリー)。最近は4時間以上利用みたいな設定もできたらしい。男性専用施設で毎週火曜日がレディースデイ、ただし2025年1月いっぱいで終了らしい。女性サウナー達は三鷹の新店に流れることになるのだろうか。
自宅から通いやすく、自分のホームとなって最近はここの利用が多い。温浴がなくても、シンプルで使いやすく水風呂待ちや休憩待ちとかが無きゃそれでいいなと思わせてくれたお店。
朝イチ利用が多いけど仕事後とか時間問わず行く。ロッカーは1番から20番までを使うと脱衣所でカゴを利用できる。大体3セット、休憩スペースが本当に居心地が良くそこで満足してしまって2セットの日もある。
終わったらハモニカ横丁で飲む。横丁のお店が空いていない時間だったら快活CLUBでちょっと寝て待つ。ゴールド会員。鍵付完全個室万歳。
ドデカいサウナ室と水風呂は「とりあえず熱くなって冷やしてととのえ」と言わんばかりの良くも悪くも大雑把な印象。繊細ではなく真っ直ぐな「体育会系サウナ」という感じだが、なるほどこのジムのようなロゴデザインや内装含めたそういうブランディングなのだろうと自分は感じる。サウナ室の居心地の良さ追求型ではない、なんというか荒っぽい感じではあるが、それでも2hごとのアロマロウリュなんかは心地よいし、何より内気浴スペースの居心地の良さが気に入ってる。
また通っていると細かいところに改善の意思を感じる。当初は新規会員の登録などで受付カウンターが混み合っていたが、登録二次元バーコードの設置位置をずらし混雑を解消したり(それもあってか利用方法の周知がされきっていない様子も若干見られるが)、脱衣カゴの利用違いがないよう表示が大きくされたり。黙浴の水風呂で会話している客にもスタッフが気付くとすぐに声を掛け黙浴を促す。より良い場を求め見直しを続ける姿勢に好感が持てるし、こちらも良い利用客であろうと思える。良いサウナはみんなで作るもの。これからも使いたいところ。
https://rooftopsauna.jp
西荻窪駅徒歩1分。先述のモンスターサウナの系列店でこちらの方が前身。温浴無し、サウナ室1つ(オートロウリュ有り)、水風呂は水温2種類と外気浴。
最大の売りは屋上の外気浴スペース。インフィニティチェアがずらっと並べてあり、中央・総武線のアナウンスを聞きながら開放的な体験ができる。
水風呂が独特で1人用のユニットバスが屋上に4つ。低温の方でも15℃前後で無理無く入れる。
受付フロアにはコワーキングスペース、休憩スペースも有り。自分は使わない。
近場で済ませたいけど火曜日でモンスターサウナが使えない日にたまにいく。火曜日なのを忘れてモンスターまで行って、渋々隣駅の西荻窪に移動することもたまにある。
バランスとれた良サウナ。施設も綺麗だしストレス無く使える。ただ空いている日は少ない印象。
これはどうでもいいレベルだけど、サウナ終わって受付フロア戻るとくつろげる休憩スペースがあるのだけど、コワーキングスペースと併設されていてオンラインMTGとかバリバリ仕事してる人がたくさんいてあまりそこでくつろぐ気にはならない。
https://saunas-saunas.com
渋谷駅徒歩5分。漫画「サ道」の原作者でありサウナ大使を務めるタナカカツキ氏が総合プロデュースを務めるサウナ施設。
男女合わせてなんと9つのサウナ室。奇数日偶数日で東西2種の浴場、「WOODS」と「LÄMPI」が男女入れ替わる。Webサイトで利用日がどちらなのか確認して行くことを勧める。
温浴無し、それぞれ2フロアにサウナ室と浴室、内気浴(2階)・外気浴(3階)が可能。カフェスペース有り。基本料金で男性2.5h、女性3.5h利用。
両浴場とも2階に更衣スペースとシャワー、2階3階それぞれにサウナ室2,3室ずつ、水風呂が1つずつある。水風呂は2階が3名横になれる浅い寝水風呂、3階が立って入る深い水風呂。タナカカツキ氏がYouTubeで潜っていたので頭まで浸かっても良さそう。
2階のサウナ室好きな方と水風呂内気浴で1セット、3階に移動してまた気に入ったサウナ室で3セット。大体4セットくらいする。
シンプルどでかサウナ室のモンスターばかりに通っていて、久しぶりにサウナ室の居心地の良さの魅力を思い出させてくれたお店。色々なサウナ室がある、スーパー銭湯ならぬスーパーサウナと言えるようなこういうサウナ楽しいなってなった。
「WOODS」か「LÄMPI」だったら自分は「WOODS」一択。3階の茶室をモチーフとした「TEETÄ SAUNA」が一番お気に入り。天井の低い円形の部屋で、真ん中に置かれたサウナストーブに時折アロマロウリュをかけながら、窓の外の緑を眺めてぼーっとする。次点で2階の一人ひとり仕切りで区切られた「VIHTA SAUNA」。「LÄMPI」の方だったら2階の寝られる「BED SAUNA」が好きだけど、3階屋外フロアのサウナ室がイマイチ。
両エリアに4名用のケロサウナがあって部屋としては良いのだけど、温度が低く人の出入りで熱がかなり逃げるのがちょっとなぁという感じ。
あと値段設定は高め。土日祝特定日利用が多いのだけど3,850円はたけぇー。カフェで飲食注文すると30分延長無料と聞いたけど1500円超のカレーはあまり魅力的には感じられず。アルコールもあるが700円のグラスビールを飲むなら山家あたりで飲む。
https://teppen-saunadojo.com/
渋谷駅センター街の24時間営業サウナ。サウナ室一つ、水風呂一つ、内気浴とシンプル設計にあつ湯の温浴もあり。
エレベーターで上がって、券売機で60分、90分を選んで購入(キャッシュレスはカウンターで申告)。時間帯での変動はあるが60分1,500円、90分1,800円。
水風呂は当初シングルだったのかな? 最近何度か足を運んでるけど13℃とか。
渋谷ではSAUNASより安く気軽に入れるので周辺に行ったときに。あとは24時間営業なんで先日は都心での仕事の前に始発で行った。
後ろに時間の決まった予定が無ければ90分で入店。サウナ室も水風呂も一つずつというシンプル設計なのでただただ楽しむのみ。3,4セット。温浴はあまり入らない。
「良いサウナに必要なものがあり、余計なものがない」という必要十分な感じ。値段も優しめで自分の中ではかなり好きなお店。「道場」という名に相応しい何やら修行場の様な雰囲気で、チャラついたものは排除し、シンプルかつ良いサウナをと言わんばかりの設計思想に好感が持てる。意外なことに経営母体の元々の業態は居酒屋だそう。チャレンジングな新業態であるのによくこんなに良い店を作ってくれた。
センター街と聞いて若者で賑わっている感じなのかなと思ったけど、蓋を開けてみるとなるほどどうして、サウナが好きなんだろうなと思われる1人客がそれぞれ黙々とサウナを楽しんでいる雰囲気だった。何度か通ってるが、店の中にはそこら中に注意書きのようなものがあるでもないのに、お客さんのマナーは不思議とよい(時間帯によるのかもしれないけれど)。
そんな男たちが、全裸にロッカーキーの紐を首から下げて(ここはリストバンドではない)、あぐらをかいてサウナ室に座っている様は、まさに道場という雰囲気。かなり気に入った。
たまにスタッフによるロウリュ、大団扇でのアウフグースがある。全体を仰いだ後、挙手制で個別に仰いでくれる。
「充分になりましたら『押忍』とおっしゃってください」
コクリ
ブンッ、ブンッ、ブンッ、ブンッ、
「押忍」
楽しい。
後編へ続く。
行列シャアAに対して、シャアA×シャアB = シャアB×シャアA = シャアI(シャアIは単位行列)となるような行列シャアB。
写像シャアf: シャアX → シャアYにおいて、シャアYの部分集合シャアBに対するシャアXの部分集合シャアf^(-1)(シャアB)のこと。
ある変換の逆を行うシャア。
一見矛盾しているように見えるが、実は真理を含む表現のシャア。
Z世代は「タイパ」を重視し、短時間で効率的に情報を得ることを求めています。しかし、彼らが主に動画を情報源としていることは、このタイパの概念と矛盾しています。
動画コンテンツは、視聴に時間がかかる場合が多く、特に長尺のものや広告が挿入される場合、実際に得られる情報量に対して消費する時間が不釣り合いになることがあります。例えば、数分の動画を視聴するために、その前後に余分な時間を費やすこともあります。このような観点から見ると、タイパを重視するZ世代には不適切な選択肢と言えます。
動画プラットフォームは膨大な量のコンテンツを提供しており、その中から必要な情報を見つけ出すには時間と労力がかかります。特に、関連動画やおすすめ動画によって無駄な時間を消費するリスクが高まります。これもまた、タイパを重視する姿勢とは相反する行動です。
動画は視覚的でエンターテインメント性が高いため、一時的には満足感を得やすいですが、長期的には深い理解や知識の定着にはつながりにくいです。Z世代が求める効率的な学習方法としては、不適切な選択肢と言えるでしょう。
以上のように、Z世代がタイパを重視しながら動画をメインの情報源とすることは矛盾しています。効率的な情報収集という観点から見ると、動画は時間や労力の面で非効率的であり、短期的な満足感にとどまる可能性があります。この矛盾は、Z世代が本当に求めているものと実際の行動との間にギャップが存在することを示唆しています。
私たちが映画やドラマ、コミックなどのエンターテインメント作品を楽しむ際、その登場人物の多様性や社会的メッセージに注目する声が近年ますます大きくなっている。特に、ハリウッド映画を中心とするアメリカの大作作品では、女性ヒーローやマイノリティのヒーローを積極的に描く動きが顕著になってきているといえるだろう。こうした流れの中で、たとえば「アヴェンジャーズ」シリーズのような超大作ヒーローチームにも、より多様なバックグラウンドを持つキャラクターや社会的少数者の活躍を求める意見が増えているのだ。その一方で、こうした多様性の拡充を「政治的正しさ(ポリティカル・コレクトネス)に迎合しすぎだ」と批判する声も少なくない。では実際に、「ポリコレアヴェンジャーズ」を真に望んでいるのはどのような人々なのだろうか。そして、それを批判する人々は何を懸念し、何を恐れているのだろうか。本稿では、その背景や対立の構図を整理し、考えてみたい。
まず、「ポリティカル・コレクトネス(略してポリコレ)」とは、もともと差別や偏見のない公正な言葉遣い・考え方を目指す姿勢を指していた。人種や性別、性的指向、宗教、障がいの有無などに関わらず、できるだけ当事者を傷つけない表現や待遇をすることが重要だ、とする考え方である。やがて、社会全体の意識が多様性やインクルージョン(包摂)を尊重する方向へシフトする中で、エンターテインメント業界にも「差別や固定観念を助長するような内容は見直すべきだ」という声が波及していった。この動き自体は決して新しいものではないが、SNSの普及に伴い消費者の声が一気に可視化されるようになったことで、その影響力はかつてないほど増大している。
一方で、ヒーローものの代表格として、マーベルコミックスやその実写映画であるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気は世界的に揺るぎないものとなった。複雑なバックグラウンドを持つキャラクターや、女性ヒーロー、異なる人種・文化背景をもつヒーローの登場も少しずつ増えてきたとはいえ、シリーズ初期の中心ヒーローは白人男性が多かったことは否定できない。もともとコミックスの発行開始時期が1960年代前後であり、その頃のアメリカ社会の反映が作品に色濃く残っているため、やむを得ない面もあるだろう。しかし近年の映画シリーズでは、ブラックパンサーやキャプテン・マーベル、シャング・チーなど、多様なバックグラウンドをもつヒーローが次々と登場し、まさに「多様性を重視した新時代のヒーロー像」が打ち出されている。その流れに呼応して、「もっと女性やマイノリティのヒーローを活躍させてほしい」「既存のヒーローチームを抜本的にアップデートして、多様性を真に反映させる“アヴェンジャーズ”を観たい」というファンの声が高まりを見せているのだ。
では、「ポリコレアヴェンジャーズ」を望む人々とは、具体的にどのような層なのだろうか。第一に、SNSやコミュニティサイトなどのオンライン空間において多様性を積極的に支持するアクティビスト層や、その思想に共感するファンが挙げられる。彼らは作品の中における人種的ステレオタイプやジェンダー不平等を厳しく批判し、世の中の価値観がアップデートされた現代にふさわしいエンターテインメントを求めている。彼らにとっては、スーパーヒーローが男性・女性・その他多様な性や文化背景を横断し、最終的には誰もが活躍できる世界を提示することこそが理想なのだ。
第二に、エンターテインメント業界側もまた、多様性を重視する政策や市場の反応を見て、積極的に「ポリコレ」を取り入れる傾向がある。ハリウッドでは映画制作における人種構成やジェンダーバランスを考慮した「インクルージョン・ライダー」など、具体的な取り組みが話題になることも増えてきた。作品がグローバルに公開されるにあたっては、多様な視聴者の感情を考慮し、多くの国や地域で「受け入れられやすい」形を模索するようになっている。マーケティング上の戦略として見ても、マイノリティの視聴者を取り込むことは大きなビジネスチャンスに繋がると考えられるからだ。
こうした文脈の中で、「ポリコレアヴェンジャーズ」を待ち望んでいるのは、言うなれば「これまで声が届きにくかった層の人々」や「多様性を当たり前だと考える若い世代のファン」、そして「マーケットの可能性を重視する映画スタジオ」などである。しかし、ここで見逃せないのは、こうした変化を歓迎する人々がいる一方で、「ポリコレが行き過ぎている」と感じる人々の声が根強いことだ。彼らは「エンターテインメントは政治的メッセージや社会運動のための道具ではない」と考えており、あくまで“娯楽”としての物語に集中したいのだという。また、中には既存キャラクターの性別変更や人種変更が行われることを「原作への冒涜だ」と批判する人たちもいる。
特に「伝統的なヒーロー像」に愛着をもつファンの中には、「長年培われてきたキャラクターのイメージやオリジンストーリーを、製作サイドが都合よく改変してしまうのはいかがなものか」という不満を持つ者がいる。ヒーローたちの本質は、その人種や性別を超えて「いかに困難を克服するか」や「いかに正義を貫くか」にあるのであって、「外見上のマイノリティ性」が強調されるあまり肝心の物語が薄れてしまうのではないか、と懸念しているのだ。こうした考えを持つ人々にとって、「ポリコレアヴェンジャーズ」はマーケティング重視の“お仕着せ”のようにも映ってしまう。
さらに、近年のSNSでは「作品の配役や表現が差別的だ」と糾弾されることで、過激な炎上が起こるケースも少なくない。こうした炎上や批判の応酬を見て、クリエイター側が過度に萎縮してしまう「萎縮効果」を危惧する声もある。結果として、作品の中身よりも「ポリコレ的に問題がないかどうか」が過剰に意識されてしまい、まるでチェックリストをこなすかのように「女性キャラクターを必ず何割入れる」「マイノリティを一定数登場させる」といった形式的な対応に陥るリスクが高まる。そのような機械的な設定に依存したキャラクター造形では、結果的に個々のキャラクターの個性や魅力が希薄になり、逆に多様性の本質が損なわれてしまうのではないか、とする批判も出てきているのだ。
一方で、「ポリコレアヴェンジャーズ」を誠実に求めるファンやクリエイターたちは、「多様性を重視することは、より多くの視聴者に物語の共感や夢を与えるための必然である」と考えている。スーパーヒーローが“超人的”なのはもちろんだが、同時に人間的弱さや葛藤を抱えながら戦う姿こそが多くのファンを惹きつける。そこに人種や性的指向、あるいは障がいや貧困など、いろいろな背景を背負ったキャラクターが加わることで、より幅広い人々が「自分もヒーローと同じように闘える」と感じられるのではないだろうか。作品を通じて勇気をもらうだけでなく、社会が抱える不条理や差別の構造に一石を投じるきっかけにもなるかもしれないのだ。
以上のように、「ポリコレアヴェンジャーズ」を求める声と、それに対する反発や批判との間には大きな意識の隔たりがある。単純に「多様性を推進すべきかどうか」という価値観の相違だけでなく、作品の楽しみ方やヒーローという存在への捉え方、そして創作の自由と表現の責任のバランスという複数のレイヤーにわたる問題が絡み合っているといえる。作品を制作する側にとっても、ある層を満足させれば別の層が不満を覚えるといったジレンマがつきまとう。SNS時代ならではの炎上リスクを考慮すると、より慎重に「どのようなキャラクターをどのように描くか」を検討せざるを得なくなってきているのだ。
では、今後「ポリコレアヴェンジャーズ」と呼ばれるような、より多様性に富んだヒーローチームが実現した場合、どのような世界が広がるのだろうか。そこでは、性別や人種、障がいの有無、性的指向などを超えて、人々が互いの違いを尊重し合いながら協力し、世界を守るストーリーが展開されるだろう。それは、現実社会が抱える様々な対立を映し出す鏡ともなり得る。ヒーロー同士のぶつかり合いや、時に衝突を乗り越えて共に戦う姿は、現実の社会問題を考える上でも有用なメタファーとなるはずだ。多様性を持つキャラクターたちが、政治や文化の壁を超えて協力し合う様子は、観客に「自分自身や周囲の人々を見つめ直す」機会を与えてくれるかもしれない。
しかし、その道のりは決して平坦ではないだろう。過度な「ポリコレ」批判が続けば、表現者たちは自己規制に走り、本来の物語の面白さや挑戦的な要素が削がれてしまう恐れがある。一方で、多様性を取り入れようとするあまり、キャラクター造形が単純化されてしまえば、やはりファンはしらけてしまう。結局のところ、ファンが求めているのは「本物のドラマ」である。社会問題を扱うにしても、単なるマーケティングの道具としてではなく、しっかりと作品世界に根を下ろし、キャラクター一人ひとりに奥行きと葛藤が描かれているからこそ、「本当の意味での多様性」が花開くのではないだろうか。
つまり、「ポリコレアヴェンジャーズを望む人」と一口に言っても、その動機や期待値は様々である。現代社会の潮流として「多様性を重視しないと批判されるから」「市場拡大のためには必要だから」といった表層的な理由で支持する人もいれば、「自身がマイノリティであるがゆえに、自己を投影できるヒーローを探している」という切実な声もある。その双方を包含しながら、作品としての質や独創性を高めつつ多様性を反映していくには、制作者やファンコミュニティが相互に建設的な対話をする必要があるだろう。
最終的に、「ポリコレアヴェンジャーズ」が完成するかどうかは、単にスタジオの方針やファンの声だけでなく、社会全体の変化とも深く関わっている。今後、グローバルな社会情勢や世代交代、テクノロジーの発展などによって、エンターテインメントと政治・社会問題の距離感はますます近くなるかもしれない。その中でヒーロー映画は、単なる娯楽作品としてだけではなく「現代の神話」として、私たちが理想とする社会像や価値観を映し出す鏡となるだろう。多様性を重視するかどうかという論争は、ヒーロー映画の未来だけでなく、私たち自身の未来を照らす問いかけでもある。
結論として、「ポリコレアヴェンジャーズを望んでいるのは誰か」と問われれば、それは多様性を当然のものと考える新世代のファン、社会的マイノリティのRepresentation(表象)を切望する人々、そして市場を意識する製作サイドを含めた多くのステークホルダーたちであると言えよう。逆に、これまでの“伝統的”なヒーロー像や創作の自由を重んじ、「政治的メッセージや配慮が過剰になること」に抵抗を感じる人々からは、冷ややかな視線が向けられるかもしれない。いずれにしても、ヒーロー作品は私たちが抱く理想像や価値観、そして矛盾や課題を映し出す鏡としての役割を担い続ける。そうした意味で、ポリティカル・コレクトネスの議論が活発化する現代において、「ポリコレアヴェンジャーズ」は今まさに、私たちの社会の未来を映し出す一つの象徴なのかもしれない。
今季からTBSで「日本へようこそエルフさん。」というなろう系ラノベ原作のアニメが始まっているんだけど、主人公の現世のスペックが一番のファンタジーと言われている。
「25歳・都心高級マンション住まいのマイカー持ち・ホワイトカラー」30年ぐらい前のトレンディドラマの主人公のようなスペックで、ここまでならギリ現実でも有り得なくもないのだが「ノー残業主義」という設定でどうしてもファンタジー感が出てしまう。「底辺社畜が過労死で異世界転生」というよくある設定よりもファンタジー感が強くなってしまっている。
東京都内の25歳男性会社員の平均年数は470万。手取り月収で25万円〜30万前後。実現するには倍ぐらいの年収がほしいところ。
そこで主人公の設定を少しだけいじって、ありそうな感じにしてみる。
※一部ネタバレあるため閲覧注意
「会社員」という大枠は変えず具体的に若くても高年収の属性にしてみる。
例えば「商社マン」「広告代理店」「外資系金融・コンサル」など。これなら20代でも高年収で(いわゆるヤンエグ)、押上近辺の高級マンションにマイカー持ちの生活ができる。
ただしこれらの職業は日本でもトップクラスの高稼働で、おそらく時間外労働100時間年中出張転勤とか当たり前の世界だろう。
そうなると「ノー残業で帰宅して弁当作って即就寝」という生活は不可能となる。
20代で会社員となると優雅な生活を支える年収は難しい。ということで職業を変えてみよう。
例えば「Youtuber」「芸能人」「会社経営者」「フリーランスエンジニア」「投資家」など。「医師」なども考えられるが、25歳だと研修医の可能性が高くそこまでの年収は望めない。
これらの職業なら家賃や自動車関連費用を経費計上(一部)できるので、押上近辺の高級マンションにマイカー持ちの生活ができる。
問題は優雅な生活をするにはそれなりに成功していなければならず(それこそ家や車で節税しないといけないぐらい)、19時就寝生活ができるかどうかが微妙なところだ。
それこそ上記のヤンエグビジネスマンと変わらない稼働時間になりそう。25歳の年収1000万のフリーランスエンジニアなんてかなり限られそうだが(10年ぐらい前のmizchi氏?)
あと芸能人やYoutuberが美少女エルフと同棲しているとなると、文春砲的な何かが起こりそうでそれはそれで不穏である。
主人公は押上近辺の高級マンション高層階1LDKに居住していると思われるが、この条件だと家賃は19万円前後。
更に駐車場代が3万円となり家賃と自動車関連費用(保険車検含む)で25万円を超える。
1K/ワンルームならば9万円代に抑えられる。それでもまだ高いが、築年数や設備等で妥協すれば5万円代も見えてくる。スカイツリーから大分遠くなりそうだが。
車はこの際諦めよう。仮に車種を軽自動車にしても駐車場代は下がらない。スカイツリー近辺で駐車場代を抑えるのはかなり困難だ。そもそも車ではなく地下鉄とバスとタクシーで移動がデフォの地域である。
押上やその周辺地域は都心回帰の流れを受けて、近年家賃も不動産価格も高騰している地域である。主人公が住んでいるマンションを新築で購入しようとしたらおそらく1億円ぐらいになるだろう。
この際押上を諦めよう。都内で家賃を抑えたところで、車を持つのは難しい。東京湾岸部は同様の家賃で、山手線沿線も高い。郊外を見てみよう。
都心から比較的近い練馬ならどうか。1LDK家賃13万で駐車場1.8万。まだ高い。立川もそれほど変わらない。八王子も1LDKは意外と高い。横浜も高い。
神奈川・埼玉・千葉はターミナル駅や都心にアクセスの良い駅だと家賃は高い傾向にある。駐車場も高い。
一方で守谷や取手など茨城県まで行けば1LDK家賃7万円台で駐車場代も数千円、あるいは無料というところもある。
埼玉県内でも飯能や所沢なら家賃が比較的抑えられる。東京でも青梅あたりなら同様の家賃。通勤もドアトゥドアで1時間前後。
ただ「窓を開けたらスカイツリー」みたいな絵は作れなくなる。代わりにキャンプや家庭菜園でもやればいいか、マンションじゃなくて空き家を借りよう。もはや違うアニメ、「郊外エルフ」と名付けよう。
本業の収入だけだと厳しいなら副業ならどうか?職業を変えるのところで出てきたYoutuberやフリーランスエンジニアを副業でやるのはどうか?
ただ高い家賃と自動車経費を賄うにはそれなりに稼働する必要があり、結局19時就寝生活が不可能になる。
25歳という若者だからファンタジー感が強い。よし、年齢を上げてみよう…。
東京都男性35歳で680万、45歳でも720万。東京都民、稼いでますな。このぐらい稼がないと都内で暮らせないというのもありそうだが(都内通勤者の多くがが郊外に住んでいる)。
ただ「適正家賃上限は手取りの1/3」という条件から行くと、仮に月収40万円だとしても家賃13万円が上限でとても押上の高級マンションには住めないし、ましてや車も無理。
年齢を上げたうえで勤務先または職業を変えるか副業する必要があり、もはや主人公が完全別人となり別アニメになってしまう。
最初アニメを見たとき「ノー残業25歳でこれか、実家が太いのかな?」と思ったけど、調べてみたら主人公はネグレクトを受けていて祖父母に育てられた設定だった。
なので「両親が資産家で、居住しているマンションは実家の持ち家。または家賃を実家が負担している」という設定に変えてみる。
ラノベで高校生がやたら家賃高そうなマンションに一人暮らししている場合はだいたいこれ。雪ノ下雪乃方式である。現実でも松井ケムリがこれなので意外と実現可能性は高い。
あるいはいっそのこと実家住まいにしてはどうか?押上の実家の1室に住む25歳エリートサラリーマン。意外と行けそう?年齢的にもこどおじに当たらず悲惨にはならない。
問題は主人公の設定が大幅に変わり、物語の展開が変わってしまうところか。実家に美少女エルフ連れ込むとか流石に無理だろうし。
そもそもラノベ原作アニメなんだから、「主人公の住んでいる日本=現実の日本」である必要はない。エルフを現世に召喚しているわけだし。
考えられるのは
要は「デフレと低成長で物価が上がらない」か「インフレと高成長で賃金が上がっている」のいずれか。
現実の現在の日本は、物価上昇に賃金上昇が追いつかないスタグフレーション状態。40年の間に歴史的分岐点がこれだけある。
一見するとファンタジー的に妥当な方法に見えるが、もはや歴史改変SFとなってしまいジャンルが変わってしまう。
一晩寝て思いついた。現世で格安で手に入り異世界で高く売れそうなものを転売する手段。
今季やっている「アラフォー男の異世界通販」や「とんでもスキルで異世界放浪メシ」、「佐々木とピーちゃん」「老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます」などなろう系ではメジャーな資金獲得手段だ。
弁当とお茶を枕元に置いて就寝すれば異世界に持っていけるのだから、小荷物ぐらいは持っていけそうだ。あの異世界が一般的なナーロッパならば、胡椒や砂糖、茶葉やタバコあたりが有望か?向こうの通貨に換金後に貴金属を購入し、現世で再度換金すればいい。
ただすでに1話目で「異世界の物品を現世に持ち込めない」ような描写がある。一緒につれてきてしまったエルフさんは全裸だった。
原作未読なのでそういう設定があるか不明だが「現世と同じく、持ってきたいものを枕元に置けば物品も持ち込める」というふうにすれば可能か。
難点があるとすれば税務処理。異世界から得た収入を無申告にしておくと税務調査が来そうだし(こいつ年収の割にやたら散在してるなって税務署に目をつけられそう)そもそも納税証明がないとあの高級マンションの賃貸審査が通りそうにない。
かといって雑所得で申告するには金額が大きいし、事業所得にするには「なんの事業?」となる。そもそも貴金属を定期的に買取業者に持ち込んでいる時点で、反社会的な何かを疑われそうである。
異世界食堂や佐々木とピーちゃんでは異世界からの売上はすべて異世界で使っていた。
現世でもアルバイトを雇って小口で換金しつつ、フリマアプリやファンティアやskebなどを使って偽装的に売上にするという手もあるけど、それは本物の反社がやっているマネーロンダリングなので垢BANされるか税務署か警察がやってきそうである。
「日常系ファンタジーアニメで色々考えるのは無粋」となりました。