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はてなキーワード: コマとは

2025-01-28

葬送のフリーレンという漫画にある誤解

主にアニメ派に多いので、まあこれは「そこまでしか見てないのなら仕方ない」と思うけど一応アニメ派にもいらぬ誤解は解いておきたいと思う。

葬送のフリーレンの作者は女性と言われることがある。

それは確かに正しいが、作画女性でありストーリー、つまり原作男性が作っている。

二人は夫婦とかではなく、アニメ化の時点で電話で話したこともなかったビジネスコンビだ。

二人ともサンデー出身で、新人ときから年齢等も計算すればわかるが公表していないので、ざっくり三十代と言っておこう。

原作アクションがないとかだめとか言われるが、これは原作ネームを描いて、作画が清書をするといった形を取っている影響が強い。ネームで小さなコマアクションが終わっているから、作画もそうなっているまでだろう。

描き方については、作画担当が授賞式に出たときにちらっと喋った話なので、そうでないとき最近はあるのかもしれない…と読んでいて思うことだ。アクションアニメの2期以降にしっかり描かれていくことになる。

これが誤解の2つめだ。「フリーレンはアクションがない」

原作最新話までいけばしょっちゅうアクションしているというイメージだ。

そもそもフリーレンの構成は独特だ。

日常回」が数話続き「大事件」が数話続く。この繰り返しだ。

日常回の中に大事件の伏線を撒き、大事件でシリーズが成立するというイメージ。近いのは名探偵コナンかもしれない。適当に読んでいるとコナン伏線回は見過ごしてしまう。実は事件自体にも伏線シリーズテーマがあるのがコナンだったりするが、同雑誌作品だと感じる。

3つめの誤解は「少女漫画ジャンルではないか

これはもう最初に書いたが、少女漫画じゃないかと思うのは絵と恋愛要素のせいだろう。

まぁそもそもだが、恋愛要素はサンデーからだろう。高橋留美子の影響は感じるし隠していないので、高橋留美子少女漫画か?みたいな議論もしなくちゃいけない。

4つめの誤解は「フリーレンの作者はなんかいろいろごちゃごちゃいらんことを言う」というイメージだ。

葬送のフリーレンという作品がでかくなりすぎた結果、謎の「作者はこう言っていた」発言が出回りだした。

しかしこの発言はほぼガセだと断言できる。

なぜなら、葬送のフリーレンの原作作画も、ほぼ喋らないからだ。

コメントすら短い。短すぎるレベルかまいたちもその素っ気なさに突っ込んだレベル原作者がフリーレンみたいなコメントをするのはわかるが、作画担当までそういうタイプなのはもう相性が良いとしか言えない。

原作者は表に出てこない。師匠によると寡黙な男だそうだ。作画担当だけ授賞式に出てくるが、こちらも声や顔出し等はしていない。腕しか見えない。

まあ作品作りが本業なので、好きにすればいいと思う。

とりあえず、連載から一気に売れた作品なので誤解も多い。今後の展開予想についてもアニメ派の「フェルンとシュタルクの子供と旅していく2章が始まっているんだろう」みたいな声はよく見る。流石にそこは否定したい。

アニメ派が思ってる方向とはおそらく全然違う展開の仕方をしてるので(それは当初原作派も感じていたこと)一度、原作のほうも確認してほしいという思いだ。

そして最新話まで追いついて、フェルンとシュタルクがまだ付き合ってもないことに愕然としてほしいのである

現在少女マンガがどうなっているかというと

マンガアプリ少女マンガというジャンルがあるので、そこに分類されていれば少女マンガと言って差し支えないだろう

 

ということで「少女マンガ」で検索して出た結果

https://www.cmoa.jp/search/genre/20/?srsltid=AfmBOoo3KIZJqKp4SESPT8NhQqeXtrDiATaeEeXIBuawdFo2QLfta8Bt

ちゃんと「少女マンガ」というジャンルが分類されており、さらに細かいジャンル分類まである

ヤングチャンピオンコミックである「悪役令嬢の兄に転生しました」が少女マンガ扱いなのが面白い

ちなみに本作は主人公は男だが、未来の悪役令嬢になる妹がロリかわいい

絵もかわいくてコマ割りもしっかりしてて話もちゃん面白い良作です

 

https://mechacomic.jp/free/list?genre=2

少女」 「女性」 「ハーレクイン」という分類があり、性描写その他でなんとなく分類してる感じ

少女」 ジャンルでは昔から伝統レーベルであるなかよし別コミと、なろうコミカライズが半々ぐらい

縦読み形式コマバラバラにされてるので、めっちゃ読みにくい……

 

https://piccoma.com/web/m_category/product/list/1/M/K

メインページは「少女/女性」でジャンル分けされているが 「少女マンガタグ検索にひっかかる

「俺だけレベルアップな件」が違和感あるのは御愛嬌

単行本だとガッツリエロシーンのある「どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます」が

普通に少女マンガに入ってるあたり、ここは女性向けはまとめてひとつって感じだろうか

ただWeb連載版はエッチシーン省略して単行本エロガッツリ盛るのは男性向け女性向け問わずよくあるので、

エロがあるから本物の少女マンガじゃない!」という主張は、昨今は難しいかもしれない

たとえばだが、単行本にして10巻近くピュアラブコメやってて最終巻だけ結ばれた二人へのご褒美みたいにエッチシーンが描かれた

「悪役令嬢の追放後!」はエッチしててもプラトニック少女マンガと言っていいんじゃない

 

https://comic.k-manga.jp/search/category/3

ジャンル分けを見ると少女漫画女性漫画BL漫画などがある

少女漫画ジャンルで見ると伝統レーベルとなろうコミカライズが半々ぐらい

ガルドみたいな男女混成レーベルも入ってるのは、レーベル側が少女漫画登録してるからでしょうね

  

https://sp.manga.nicovideo.jp/ranking?category=shojo

ほぼ「なろうコミカライズ」だけ。

個人的に好きな「どうも、前世殺戮魔道具を作っていた子爵令嬢です。」は

ドラドラふらっと♭というドラゴンエイジ系列レーベルだが少女マンガに分類されていて、

もともとのレーベル関係なく供給側が少女マンガに分類して売るのが当り前なのがわかる

まり少女マンガ」という分類は「売れる」、という間接的な証拠かと

 

その他

複数サイト作品的に目立つの

アニメ化されて以後も人気を保ってる「聖女の魔力は万能です」や、

感想まとめ系でやたら推される「悪役令嬢の中の人」、

花ゆめレーベルだけどコミカライズ枠と言っていいだろう「神さま学校落ちこぼれ

(花ゆめレーベルは元々ジュブナイル小説コミカライズ伝統的にやってるので、むしろ本領と言える)

などなど

だいたいこんなもんかな

 

おまけ

個人的に、少女漫画で分類されるマンガ恋愛ものが目立たないのは、

アニメ海外配信で取りざたされにくい属性からだろう、とみている

コミカライズでは盛り上がっても、アニメで大規模予算をつけて、凄い作画をつけて、とはなりにくい

そういう意味では、音楽ものとして作れるなどのポイントもある「推しの子」より、

ガッツリラブコメな「かぐや様は告らせたい」をクローズアップしたほうが

お題としてはまだマシかな、と

anond:20250128084121

続き。

 

 

 

「「「『推しの子』」が少女漫画である」にはピンとこない…。

 

(「かっこいい男の子が困っている女の子を助け、その身を心を傷付けながらも敵役をやっつけてくれる。」

これをメインのテーマにしがちなのが少年漫画じゃないの?と思ってしまったので。

少女漫画にも悪役や敵役は珍しくない。だけど悪役・敵役を「外部との葛藤軋轢」とより大きく敷衍すると、基本的にはその「外部にある軋轢葛藤と戦う」がメインになるのが少年漫画だと思う。

ぶっちゃけると外部の軋轢葛藤とは、すでに上位を勝ち取っている他の「強いオス」である

主人公をより「強いオス」と戦わせ、最終的に勝利した主人公を新たな「強いオス」として魅せる。

「困っている女の子を助ける」は動機になりやすく、同時にこの困っている女の子特別な美形)は「強いオス」に与えられる褒美である

少女漫画は、「内部との葛藤軋轢の解消」がメインになることが多いように思う。少女は外部を打ち倒すことに興味がない。

 「推しの子」で各キャラクター内面葛藤は描かれるので、そこで「少女漫画的」と言われるとわかったような気になったかもしれない。

増田は「フォーマットが」少女漫画と言っているので、自分誤読している可能性はある。

ただ自分が思う「推しの子」が少女漫画たりえない理由少女は誰に感情移入して読むだろうか?女性キャラクターの誰かであるなら、その少女は「困っている女の子を助けてくれるかっこいい男の子アクアとの恋愛感情に強く惹かれているはずだ。この点で、アクアフラフラしすぎで次から次へと他の美少女とのフラグを立てまくり、各々に濃い感情を持つが、誰に対しても決定打ではないというのは少女漫画として致命的なのではないだろうか。

ヒーロー主人公で、次から次へと現れる美少女と…という少女漫画もある。しか少女漫画場合、早い段階で「誰との」恋愛か?あるいは「誰とも」恋愛しないか?の軸を読者に示すように思う。)

 

ただ、エントリを読んで3年前にきたがわ翔が「鬼滅の刃」は少女漫画技法をふんだんに取り入れている、と評したことを思い出した。

 

鬼滅の刃少女漫画であるプロ漫画家が『天使なんかじゃないからの影響を断言する理由プレジデントオンライン

https://president.jp/articles/-/52048?page=1

 

この批評自分はピンとこなかった。

モノローグに話を絞っても、吾峠呼世晴モノローグを多用したのは「少女漫画技法を取り入れたから」というよりも「ストーリー展開を爆速で進めるため」という明確な目的があるように見えたからだ。

鬼滅の刃」には、「このギミックがなければもっとページ数を費やすことになっていたはず」という設定が非常に多い。

主人公たちの超五感や鎹烏、ムキムキネズミたち、他にも多数あるが、

これらを使うせいでまだるっこしい説明をせずに済み、結果、非常に速いテンポで話を加速させることが可能になっている。

結果論ではあるが、その圧倒的なスピード感は読者に飽きさせず熱狂させるという効果を生んだ。

鬼滅の刃」でのモノローグもその一つに思う。モノローグを使うことで1コマで済ませられている場面が全話にある、それも一話につき大量にある。

漫画なのに描かずモノローグ説明する、ある意味掟破りの表現だと思うが、鬼滅は成功した。

ストーリーを超スピードで進めても、作者の言語センスにより濃いドラマを作りだせていたからに思う。

 

それに「モノローグを多用するのは少女漫画技法」はわかる。

少年漫画ではモノローグ特にキャラの心情を読ませることを、少年漫画青年漫画作家は避けがちだ。

多用される場合、それはキャラの心情ではなく、戦況や状況を(読者向けに)解説することがほとんど。

心情を描くのにモノローグを多用するのは明確に少女女性向け漫画手法である

しかしそれも約20年かそれ以上前に「モノローグを多用する表現手法は滅んだ。最後の使い手は吉田秋生である。」的な評論ぼんやり記憶に残っているのでよくわからん

吉田秋生は「BANANA FISH」ではほぼモノローグ封印していたが、そしてだからこそ終盤でほぼ唯一のモノローグに強烈な効果が生まれたが、そこはさておき自分がそのコラムを読んだときは「ラヴァーズ・キス」か「海街diary」を連載していたはず。)

 

 

鬼滅の刃」の作者は女性だと言われている。

作者が影響を受けた作家作品として名前に挙げたのはすべて少年漫画青年漫画作家だが(吾峠呼世晴は初読み切りを描いたとき、ご家族から一番好きな雑誌に応募したらと言われてジャンプに持ち込んだという逸話がある。)、少女漫画を読んだことがあってもおかしくはない。

 

話を「推しの子」に戻す。

推しの子」も「少年漫画少女漫画技法ブレンドしている」と言われれば、納得できたように思う。

作画自体がこのハイブリッドに感じる。おそらく女性のためか絵柄が柔らかく、目の表現に力があり、強い魅力を放っている。コマ割りや陰影の処理は青年漫画より。

ただ、フォーマット技法は異なる概念である

 

個人的に、やはり「推しの子」のフォーマット自体青年漫画に思う。

乱暴カテゴライズするなら「推しの子」はハーレムもの、多くの美少女の間でいったりきたりする主人公という男性向けラブコメの亜種である

そこにサスペンスの味付けをふりかけただけでないだろうか。

どちらかというと、原作者作家として育った環境が強く反映されているフォーマットに思われるため、これが「少女漫画から出てくる」という発想自体に驚く。

もし、「推しの子」が少女漫画だというのであれば、「推しの子」以前からとっくに青年漫画あたりに少女漫画は移行していたのではないだろうか。

 

また「推しの子」が少女漫画から出てきたのであれば、それは「少女漫画がやらなきゃならなかったこと」だからではなく、

少年漫画家が少女漫画の繊細な心情表現に影響を受け取れ入れたように、少女漫画家も少年漫画から影響を受け、

 少女恋愛がメインではない話を生み出した」という流れになるのではないだろうか。

男は男と関われば関わるほど男嫌いになる。

男は男と関われば関わるほど男嫌いになる。これは俺の経験則

シンプルに男って雑だし攻撃的だし陰湿だし、幼稚でプライドばっか高い。

すぐ周りをライバル認定して蹴落とそうとする。他人を労るという概念がない。マジでクソみたいな生き物。

男子校出身職場もほぼ男所帯。色んな男を見てきたけど、マジで男って性格悪いやつ多い。

人の失敗をネタにして笑いを稼ぐついでに貶めようとしてくる奴

からさまに後輩潰そうとする奴

こっちのミスバカみたいにネチネチ責めてくる奴

自分他人を雑に扱うのがかっこいいと思ってる奴

下品と露悪をユーモアだと思ってる奴

攻撃的なコミュニケーションしか取れない奴

弱味を見せたら延々とつついてくる奴

他人の手柄を横取りしようとする奴

不正隠蔽しようとする奴

社会生態系基本的殺伐としている。

外れ値みたいな非常識な奴やアスペ入ってる奴も異常に多い。

で、男同士のリアル関係希薄な男は幻想抱いて、勝手に「男はすごい」「女はクソ」とか言い出す。

少し前にX(旧ツイッター)やってた時、世界史(特にソビエト)の界隈で絡んでた男子大学生がまさにそれ。

アイコントロツキー愛読書はルドルフ・ヒルファーディング。延々とHoi4で遊んでる。

あのさ、そんな大学生リアルで会話通じる奴いるか?いないよな。

実際そいつは「周りの人間が幼稚すぎて会話が成り立たない」とか言ってたけど、いや、お前がズレてんだよって話。

そいつリアルな交友関係をそれとなく聞いたら、案の定ほぼゼロサークルバイトもやってない。ゼミぼっち

そいつは「男は優秀で善良。なのに欲深く無能な女たちに不当に虐げられている」とか言って延々と女叩きしてんの。

いやいやいや、どこの次元の話してんの?って感じだった。

その思想形成したきっかけは?って聞いたら、ツイッター2ちゃんねる漫画コマ

現実の男を知らないんだよね。

こういう奴って、「男ってこんなもん」って実態を知らないから、脳内勝手理想の男像を作ってそれを信じちゃうわけ。

で、ここからが俺の主張なんだけど

男同士の普通関係って「男嫌い」を生むんだよ。

から逆に、男を神格化して女叩きするやつって、ほぼ間違いなく同性との関係希薄。これ間違いないから。

今まで見た例外は、黒人ハーフ一人と、非モテ装って非モテライフハックを集めた情報商材売り捌いてリアルではまともな生活送ってる奴一人。

もし周りに「女叩き」してるやつがいたら、そいつ友達の数を聞いてみてほしい。

たぶんゼロに近いよ。

なんで「女叩き」してるの?って聞いてみてほしい。

具体例を挙げられないから。

だって普通に男と関わってたら「男ってクソだな」って気付くし、女と関わったら基本ホッとするから

結論:男は、男をよく知れば知るほど、男嫌いになる生き物です。

2025-01-26

[]1月4週記録

1月4週(1月20日~1月26日)

ちゃくちゃくと仕事が忙しくなってきたか正月頃と比べると娯楽に使える時間が半分ぐらいになってきた。

無料チャンスのペースは下がってきてるんだけど、そもそも休日以外は遊びに使える時間が少ないからあまり関係ない感じ。

ゆーて振り返ると結構遊んでるな。

マガポケやジャンプラの週刊連載は普通に読んでるわけだし、結局は丁寧な生活時間を使ってダラダラ遊んでしまっているというわけだな。

ここから更に忙しくなるといよいよ毎週やってることをただやるので精一杯になって一週間限定無料とか追わなくなりそう。

ゼンゼロの新章

特に語りたいもの

衛府の七忍

テヘペロでやんす」の辺りからワードセンスがいよいよぶっ壊れだして作風確立してくのが面白い山田風太郎時代劇メートルを使うという概念をぶっ込んだけど、この漫画江戸時代キャラ現代人でもネットしか使わんような喋りをすることで育ちの悪さをアピってくるから凄い。これが娯楽作品って奴なんだな。

十角館の殺人

やっぱ文章より動画の方が色々と分かりやすいな。全体の空気感とか、細々したトリックの流れとか、ゆうて映像で見るといよいよ持って「◯◯◯の◯◯◯」が見分けつかねえっていうか、これトリック使った奴もあん証明弱かったら「ん?ん?」とやってるうちに怪しまれるんじゃねーか感がマシマシやったぜ。

主な無料消費コンテンツ

漫画

ピッコマ

衛府の七忍

ビッコミ

・南緯六〇度線の約束

動画

十角館の殺人正月から毎週見て全6話見終わった。)

ゲーム

ディアブロ IVレベル25まで)

・Dragonsweeper

「いざという時に~」って言う時に去来するのび太

何気ない会話とかで「いざという時に~」というフレーズが出ると必ず脳内に「いざと言えばいいんだろ!いざ!いざ!いざ!」ってのび太が言うあの1コマが去来する

死ぬまで一生このままなのかな

忘れたいと願っても忘れられない気がする

あの1コマはずっと消えてくれない

まるで呪いみたいだ

2025-01-25

anond:20250124204446

スープを丼いっぱいに入れて半分残す場合と、もともと丼の半分だけ入っている場合では、ラーメンの味は全然別物になる。スープは残してもらうのが普通であって、完飲するなんて変な奴らが言い始めた、やり始めた変テコマナー。

2025-01-20

anond:20250120165150

なんだ

プロモーション不足のせいとか適当なこといってツッコマれて恥かいたの気にしてたのか。

頭悪いんだから強く生きろよ。

2025-01-19

[]1月3週記録

1月3週(1月13日~1月19日)

崩壊スターレイルで大きなアプデが来たので土日はほぼそれをやってた。

平日は未来少年コナン見ながら漫画読んでたら終わった。

年始ムードが終わって仕事が忙しくなってきてるから平日遊んでられる時間ドンドン減ってきてる。

時間が空いたらやろうとしてたフリーゲームとかあったけど、それの出番はもうちょい先かもなあ。

特に語りたいもの

崩壊スターレイル

オンパロス編が始まったけど、思ったより古の楽園で「おいおいこれってもしかして、アレやコレも含めて古の楽園何じゃねえだろうな?」という不安が襲ってくる。

自分としてはスタレ最大のアイドルキャラであるヘルタがこの話にどう絡んでくるのかが気になる。いやゆーてヘルタが本格的に絡んできたらもう完全に古の楽園なんだけど……古の楽園なんかなやっぱ……。古の楽園だったらなにか問題が有るのかって言われると、単に「古の楽園っぽい話はもう散々見たから次は別の話をやって欲しい」っていう個人的な都合でしかないんだけど、自分個人としてはこの材料を別の形で料理して欲しいかなと。

未来少年コナン

冒頭の2008年で地球が滅ぶというあらすじが「終末時計もその辺で爆発するはずだった気がするなあ」という感じ。人類の往生際の悪さを感じる。

全26話なのもあってテンポは案外早いのだが味付けはちょっと薄い印象。雑味は薄いけど刺激は弱くて旨味はそこそこ。

面白いまらないよりも「アナログ作画でこんだけ描くの大変だろうな」という感想が先に来る。

天地創造デザイン

前にアニメもやってたな~ぐらいの感じで読み始めたけど話が進むにつれて展開がこなれてきて面白い。てっきりネタ切れになって縮小気味になっていると思っていたのでいい方向に裏切られた。正解に段々近づけながらも微妙にぼやけた状態がずっと維持されていてクイズ番組のような楽しさが有るし、製造過程で出てくるプロトタイプゲキヤバ生物も見てて面白い。6巻37話のリレーオーダー回とかそういう要素てんこ盛りで楽しかった。

主な無料消費コンテンツ

ソシャゲ

崩壊スターレイル

漫画

ピッコマ

・悪役令嬢おじさん

コミックDAYS

天地創造デザイン

動画

Youtube

未来少年コナン

15年前の飲み会のあれら、献上はフジ文化だった?と思い出す

私たちはいわゆる今で言う港区女子。5年以上前に読んだきりだが東京カレンダーに出てくるような女たちだった。

ひょんなことから電通博報堂営業マンと知りあい飲み会に呼ばれる日々が続いた。(彼ら彼女らはなぜか合コンと言わない)

金土日に限らず平日もあり、二次会三次会タクシー代ごっちゃんですということも稀にあった。

なんだか良い雰囲気の2人が同じタクシーに乗っていくのも見た。トイレの前の通路キスしてたな。

後日女子会に行き、今度はまた別の飲み会に呼ばれる。

なお、昨晩の彼は先週別の女と一緒に帰っていたことが女子会で噂され、みんなで笑うこともあった。今度あの女には忠告しておこう、なんつってな。

きっと男性らも「先日はどうも」とニヤニヤと仲間意識を高めていたに違いない。

不思議な事に全国フジテレビ系列営業マンばかりだった。

これまではこう思っていた。最初に知り合ったのがフジ担当代理店営業マンなんだから飲み会フジ系ばかりになるのは当然だろうと。

しかし、よく考えるとあれだけ飲み会をやっていて、あれだけ飲み友達を増やしても、驚くほどフジ営業に遭遇したのだ。

飲み友達といっても、コマを揃えるための女友達だ。たいていの人がフジ営業と飲んだことがあったので、狭い世間だなと思っていた。

しかしそうではなく、単純にフジ社員飲み会市場に多かったんだと思いなおすようになった。最近報道を見て。

港区っぽいところで言うと、経営者美容外科医や外銀の飲み会もあった、多局の飲み会もあったが割合は低い。

「珍しくメーカーか」と呼ばれていくとフジ営業が居たりする。

メーカー男に人間関係を聞くと、フジ飲み会の輪にメーカーの物好きがくっついてるだけだった。

たまに営業ではなく、プロデューサークリエイティブ系、アナウンサーも居たがやはり珍しかった。

ちなみに私たち芸能人ではない。ただ、美人下品でノリが分かるだけの女だった。

から汚い飲み会に誘われるんだと思っていたし、営業ばかり出てくるんだと思っていた。いっとき地域の一部のお祭りだと思っていた。

しか最近報道を見るとあれは「フジ文化」だったのだなと。文化が浸透、フジだけにその空気があったんだな。

そのくだらない文化を醸成する一端を担ってしまっていたのだな。

なお、祭りが催さればその後は献上も何もない、あとは男女の普通合コンだ。

気の合った者が気の合った者と帰る。

ただ、友達から1度聞いたことがあるのは、電話ホテルの部屋に呼ばれて行ったら某俳優の居る乱交が行われていたという話。

だまし討ちだったらしい。フジから呼ばれたのか、フジ社員が居たかは知らない。そういう世界にも繋がってたんだね。

その俳優はずっとクリーンイメージの人だったかビックリしたよ。今や子供の居るパパである

思い出すまま書きたかった。こんな下品なこと誰にも話せないから。

2025-01-18

anond:20250118032049

コマ割りとセリフの読む順番はルールがあるのでよほどおかしなことしてない限り迷わんやろ

ニ番目はじゃあゆっくり読めや

三番目はそこまでわからんのは特性持ちか何か?

漫画を読むのが苦手

私は漫画が読むのが苦手。

厳密に言えば読めなくはないけど、後述する問題点の影響で疲れるので結果的に読む機会が少ない。

子供の頃から漫画はある程度読んではいるけど、結果的アニメ映画小説を見るのがメインで、今までの人生漫画というものをあまりたことないなと大人になってから人生を振り返った時に気がついた。

まず1つ目が、コマ割りが作者や作品によって変わるので1ページにおけるコマ割りが多いとどのような順番で読めばいいのか分からなくて混乱する。

台詞も読む順番が入れ替わっても成立するページとかだと、正解の順番が分からなくて困惑する。

2つ目が吹き出しセリフしか見てなくて絵を基本的殆ど見てない。というよりも一瞬だけ絵をチラっと見て次のページに移るので、「ドッカーン」とか「ズバッ」みたいなオノマトペというか効果音文字が目に入らない。

どうも自分の中で、「漫画の絵=挿絵」程度にしか思ってないのか、どんだけ描き込まれていてもページ事にじっくり見ることが無いし、寧ろ情報量が多いと目を逸らしてしまう。

絵も台詞も一緒に見るというのが難しい。無意識に出来ない。字幕映画なら出来て見れるのに。

から、「このコマに書いてある◯◯って――」という話が出る度に皆そんな細かい所まで一々見ているのかと思う。

なので、例えば独特な効果音で有名なジョジョとか読んでいても「あそこの◯◯って効果音面白いよね」とか言われても全く気がついてなくて、指摘されて読み返して初めて気がつく事が多い。

私は吹き出しセリフ等の文章を読んでいるだけで絵を含めた漫画を読んではいないんだなと大人になって自覚した。

そういう点では一定方向に進むだけの映像作品小説は楽だなと思う。

3つ目が絵でしか説明されないシーンだとどういう意味なのかだとか、どう解釈していいのか分からなくて困るという部分。

これは私自身に問題がある部分もあるとは思うけど、作品によっては本当に分からなくて困る。

映像作品なら前後を含めた動きで把握出来るし、小説ならある程度書いてくれるので理解出来るけど、漫画だと一言二言程度の台詞だけで後は絵で説明する感じなので悩む。

場合によっては台詞も無く絵のみのシーンだと何やっているかからない事が多い。

例えばギャグ漫画はあまり読まないけど、たまに見ても絵で説明するシーンが多いので「これは何がネタで、どこで笑えばいいんだ……?」と困惑する事が多いのでギャグ漫画は読まなくなった。

ここまで書くと無理して読まなくてもと思われそうだけど、気になる作品はあるので読みたくても読むのに問題を抱えているという状況にモヤモヤしてしまう。

漫画好きな人とか見ていると、よくそんなに読めるなと思うし羨ましく思う。

ただ調べると私みたいな人は以外といるみたいなので、珍しい問題ではないのかな。

2025-01-16

anond:20250115132604

子どもが作ったすごろくも突然「爆発する」とか「しぬ」とかい即死コマがあって笑ってしま

2025-01-14

anond:20250114151921

主人公高校制服(主人公性別)については混乱せずにスっと読めた?

最初の方は上半身コマばかりで分からなかったけど上がセーラー服で下はスラックスなんだよね

実は女の子でした!とかLGBT男子です!とかいうわけでもなく男子が水兵さんみたいな制服というだけみたいだけど

他の男子生徒が描かれないから読み返さないと「この学校男子もそういう制服なんだな」というのが分からなかった

というか2話目で他の男子生徒は普通に学ランで主人公だけこの格好という可能性もまだなくはないし

これが市川春子の最新作ならほんと中性的キャラ好きだなと思えるけど新人の初連載でトリッキーなことされても分からん

部屋の壁が壊れたのも主人公不思議な力に目覚めたのかヒロインが超パワーの宇宙人なのかも読み進めるまで分からなくて

ここも読み返してようやく「光のエフェクトみたいなのは全部比喩表現で本当に光っているわけではない」 「細腕の人間女の子ハンマーで壁を壊しただけ(レオパレス?どんだけ薄いんだ)」というのが分かった

子ども部屋がテンプレ的じゃなかったりいちいちズラしてくるから漫画をたくさん読んできた人ほど混乱するつくりになっているように見える

ジャンプ+新連載「星交O者」を読んだ。

https://shonenjumpplus.com/episode/17106567262008975393


要素自体シンプル。「幼馴染のヒロインが亡くなったので黒魔術で蘇らせようとしたら謎の宇宙人が現れてヒロインを蘇らせてくれた。が、不穏フラグがビンビン」という内容。

ジャンプ+がよくやる露悪系。

つくしあきひと高橋しん浅野いにお鬼頭莫宏タイザン5の系譜

「こんな絵柄だけどエログロ胸糞やっちゃいますw」 「子どもを手にかける描写もやっちゃいますw」なやつ。


ストーリー自体は「よくあるやつ」なのに理解するのが難解で読み辛いと言われまくってるのは、例えば「自分の部屋で寝ている男子小学生父親が起こしにきた」というだけのこともスッと伝えられていないから。

主人公と男(父親)が似ていない→親子かどうか分からない。年の離れた兄や学校先生のようにも見える。

床がジョイントマット→子ども部屋かどうか分からない。託児所デパートキッズスペース等のようにも見える。

真上からアングル台詞オノマトペインテリアが隠れているので部屋の全景が見えない→棚のようなもの施設備品なのか主人公の部屋の学習机なのか分からない。

真上からアングルなので主人公の背負ったランドセルベルト部分以外一切見えない→現在時間軸が小学校時代だというのがぱっと見で分からない。絵柄が幼く髪型もずっと一緒なので顔や頭身だけで年齢が判断できない。フォントサイズがかなり小さい台詞の中の「ランドセル」を読むことでようやくランドセルを背負っていること(小学生であること)が類推できる。

主人公が男の名前を呼ばない、男が一人称を使わない→「お父さん」なのか「先生」なのか分からない。

次のページになってようやく「お父さん今から買い物だから」という台詞が来るので親子ということが分かる。ただし学習机教科書などいかにも子ども部屋らしいアイテムがはっきり描かれるコマがないままなので「これは……たぶん自分の部屋でいいんだよな……?」とうっすら疑念を抱えながら読み進めることになる。とりあえず親子ということが分かったぞ、と安心して気を抜いた瞬間に、この場面は一軒家ではなくアパート団地マンションかとにかく賃貸)が舞台となっていることを示す情報絶妙に見逃す。何であんなに小さく薄暗く描くんだ。一軒家だと思い込んだまま読んでいるとその次のヒロイン登場シーンで余計な混乱を生む。

このくらいのやりとり、アパートの外観から始まって、そのコマに被さるように「おーいヨオタ、起きろー」と台詞が入って、次に主人公に似た外見でスーツいかにもな父親が現れて「むにゃむにゃ、なーにお父さん?」と主人公に返事をさせて普通の床の上にリコーダーランドセル教科書が転がってて、みたいなのでいいんだよ。舞台を示す1ページ目でこの情報ひとつも与えない意味が分からない。


書き出したらあまりの文量になったので全部削除したが、毎ページくらいの勢いでこんな風に引っかかる箇所がある。読み返してようやく「ああこの場面はこういう意味なのか、描かれてるのが小さすぎて見逃してた」と気づくことができたり「前後のページの情報と合わせるとこう書いてあるってことはこうなんだよな……?」 とか、「これは何かの伏線とか重要設定ではなくただの性癖なのか……?この人の作家性とか知らんし分からん……」とか、ノイズになる部分は派手に大きく描き、スムーズに読み進めるにあたってしっかり伝えるべき情報を小さく描いているように思う。

あえてそうしているのではなく、作者は本気で「きちんと描いたんだからちゃんと伝わってるよね」と思っていそうなのが見ていて不安になる。編集が付いてるのに何でこうなってるんだ。

でも(よくある絵柄とはいえ)絵は可愛いし表情豊かだし何だかんだでジャンプ+読者は露悪系が好きなので、「おもんな、切るわ」ではなく「この漫画を追ってみたい、今後も読み進めたい」と感じさせる魅力はある。

しかしどうしようもなく読み辛いかジレンマコメント欄が荒れまくる。

自分もそんな読者。とりあえず2話待ち。

2025-01-13

日本日本じゃなくなってきている、これだけの理由

正月凧揚げコマ回しをしている子供を見かけない

盆踊りの曲がJ-POPリミックス

和室の畳がフローリングに置き換わっている

紅白歌合戦視聴率が低下

観光地看板英語中国語ハングル表記だらけ

銭湯がほぼ絶滅状態

初詣賽銭キャッシュレス対応

日本庭園の滝がLEDライトアップされている

温泉旅館の部屋が洋室メイン

年賀状の代わりにLINEスタンプ送信

駄菓子屋ほとんど見かけなくなった

子供が外で缶蹴りや鬼ごっこをしているのを見かけない

そば屋の出前がドローン配達になっている

花火大会ドローンショーにすり替わってきている

学校運動会伝統組体操廃止されている

田んぼアートが毎年SNS映え狙いになっている

神社鳥居LEDライトアップされている

公園遊具安全設計すぎて全然スリルがない

日本アニメ主人公名前カタカナばかり

修学旅行お土産アニメコラボグッズだらけ

屋台食べ物チーズハットグなどの韓国料理に代わってる

2025-01-12

発達障害者はどう映画を楽しめば良いのか

東京の有名私大卒の、診断済みのASDADHDの併発だが、この特性のせいで他の人と交流がうまくいかない。

例をあげると、仕事でこの作業をやった?って言われると、反射的に「やりました!」と言っちゃう。もちろんやってないんだけど。それで注意されると「高卒の癖に、底辺大の癖に」とか口から出る。(そして事実から悪いことだと思ってなかった。)自分パワハラを受けていると人事にメールを何回も送ったが、左遷されて高卒1年目がやる仕事を何年も任せられている。

唯一そんな私にずっと付き合ってくれるのが大学時代金持ちの先輩。(底辺私大卒の上司に怒られる不幸を怒らずに丁寧に聞いてくれて、一年かけて学歴で人の上下をつけてはいけないと納得させてくれた)いつも映画に誘ってホテルレストランとかロイホとかのご飯をご馳走してくれる。先輩は唯一の友達なので、付き合いを大切にしたい。しかし誘ってくれる映画が、つまんなくて苦痛なんだなこれが。

先輩が言うには「漫画でも、フィクションに触れることで人生練習になる。」と言うが、漫画はどのコマが続きか分からいから読めないしそんなものお金を払いたくない。

映画も何が良いのか分からない。先輩の映画趣味がクソだと思っていたが、これは私側の問題かな?と思うようになった。みんなどう映画を楽しんでるの?映画人生かになるって本当?

インスタに映画館の写真あげて、面白かった、深い話だったって書いてるんだけど、それは文学部卒の文化人っぷりと美味しいご飯を食べてる自慢の為で、内容は殆ど理解してない。

パーフェクトデイズ→女性の描き方がクソ

八犬伝→話が進まないからさっさと書けやとイライラして寝た。

哀れなる者たち→目がチカチカするし長い。何が言いたいのか分からない。

オッペンハイマー→序盤はプロジェクトXみたいで面白かったが長くて寝た。

例外ゴジラで、戦後舞台のやつも小泉進次郎主役のやつも面白かった。ウルトラマンセクハラ描写が駄目。仮面ライダーはまあまあ。

2025-01-11

毒親から逃げ出すために妹と二人暮らしを始めた

 実家を出たときのことを、今でもはっきりと思い出す。僕は兄で、妹とは四つ違い。いつも穏やかで優しい妹が、自分の親に対して泣き叫ぶ姿を見るなんて、想像もしなかった。だけど、あのとき妹は限界だったんだと思う。むしろ、僕も同じように限界だったのだ。子どもの頃から毒親」と呼ばれる環境の中で育った僕たちは、お互いが互いを気遣い合いながら、なんとか生きてきた。

 僕たちの両親は世間体を気にしすぎるタイプだった。外から見れば、「教育熱心で厳格な家」という印象だったかもしれない。でも、その内側は違った。どんな小さなミスでも、親にとって“都合の悪いこと”になれば、怒鳴られたり、無視されたり、ひどいときには暴力まがいのこともあった。宿題をやっていないときは「怠け者」、テストで思うような点が取れないときは「努力が足りない」。どれだけ勉強しても「もっと上を目指せ」と追い詰められる。休みの日に友達と遊びに行けば「そんな暇があるなら勉強しろ」と怒鳴られる。僕も妹も、いつしか心の底から親の顔色を伺うようになった。

 中でもつらかったのは、「進路」をめぐってだった。僕が高校に進学するとき、両親は有名進学校合格するよう強く迫ってきた。そのプレッシャーに耐えられず、実は僕は一度だけ家出をしようとしたことがある。しかし、妹を置いていくわけにはいかないと思い直し、結局断念した。でも、そのとき妹はまだ中学生で、家に残るしかなかった。そんな妹が「お兄ちゃんと一緒にいたい」と僕に打ち明けたとき、何もしてやれない自分が情けなくて仕方がなかった。

 その後、僕はなんとか高校卒業し、アルバイト派遣仕事を掛け持ちして過ごすようになった。大学に行く気力はなかったというのが正直なところだ。親は「大学に行けないのなら家を出ろ」と言い放ったが、いざ出て行こうとすると「親不孝者が」と怒鳴る。言うこととやることが矛盾している。だけど、その矛盾に気づいたところで僕にはどうすることもできなかった。やがて妹も高校へ進学。成績は良く、周りからは「優等生」と見られていたが、その裏で妹は必死に呼吸をするように親の目を気にしていた。

 妹が高校二年になった頃、ある深夜のことだった。バイトから帰ってきた僕は、リビングで一人泣き崩れている妹を見つけた。理由を聞くと、学校で一度だけテストの点が下がったことをきっかけに、親からひどく責め立てられたらしい。妹は「こんな家、もう嫌だ。お兄ちゃん、一緒に出て行こう」と震える声で言った。その言葉を聞いたとき、僕はある意味覚悟”ができた。「もう逃げよう。二人でここを出よう」と。夜明けが来る前に、僕と妹は荷物をまとめはじめた。最低限の服や通帳、学校教科書などをリュックに詰め込んで、親に見つかる前に家を出た。

 両親には当然「勝手なことをするな」と言われると思ったが、そのときはもう恐れよりも先に「自由になりたい」という気持ちが勝っていた。妹が通う高校相談してみると、事情をある程度汲み取ってくれて、転校という形で新しい学校を紹介してくれることになった。あまり詳しい事情は言えなかったものの、「家の事情で逃げたい」という妹の言葉が切実に聞こえたようで、比較スムーズに話が進んだ。僕も収入不安定だったが、とにかく二人で暮らすために、急いで安いアパートを探し始めた。物件情報を見て回り、実際に不動産屋をいくつもまわる。田舎の方へ移っても良かったが、妹が通う高校への距離を考え、都心からは少し離れた町のアパートを選んだ。

 そうして、妹と二人暮らしを始めることになった。間取りは1DK。狭いけれど、二人で暮らすにはどうにかなる広さ。壁は少し薄く、隣の部屋のテレビの音が聞こえてくることもあったが、実家にいた頃の息が詰まるような苦しさに比べれば、天国のように感じた。お互いに遠慮はいらないはずなのに、最初はそれでも気を使い合った。お風呂の順番、寝る場所、部屋の整理整頓。兄妹とはいえ、二人暮らしルールを決めるのは思った以上に大変だった。だけど、自由空気がそこにあるだけで、胸の中にぽっかりと温かい火が灯ったように感じられた。

 僕は早朝からコンビニバイトし、昼間は派遣倉庫作業に行くことが多かった。妹は平日は学校、土日は単発のバイトを探して働くことを始めた。毒親の元では許されなかった「アルバイト」だったが、今は誰からも怒られない。いつか二人で、もう少し広い部屋に引っ越したいと夢見ながら、僕たちは少しずつ貯金を始めた。最初は本当にギリギリ生活だったけれど、安心して眠れる空間自由に会話ができる空間が何よりも大切だと感じた。

 そんなある日のこと。妹が学校から帰る途中、カフェアルバイト募集張り紙を見つけてきた。時給はそこまで高くないが、交通費支給シフトの融通など条件は悪くなさそうだ。「お兄ちゃん、私、ここで働いてみたい」と目を輝かせる妹を見ていると、僕も自然と笑みがこぼれた。毒親のもとにいたら許されなかったことを、いま妹は自分意思で選び、そして始めようとしている。その一歩が、僕にはとても大きく見えた。

 実際に妹がカフェ面接を受けに行くことになり、僕は帰りが夜遅くなるかもしれない妹のことが気がかりで、一緒に最寄り駅まで迎えに行くことにした。面接は上々だったらしく、店長もとても優しそうな人だったようだ。「採用されたら頑張るね!」と妹は嬉しそうに言う。その笑顔を見て、僕も心から「よかったな」と思った。

 駅からアパートへ向かう夜道は、人通りが少ない。僕は自然と妹の少し前を歩き、周囲を気にしながら帰宅する。すると、近所の商店街にある個人経営らしい居酒屋の前で、通りすがり中年男性に声をかけられた。「こんな夜遅くに、仲いいなあ、新婚さん?」と言うのだ。妹と顔を見合わせて、思わず吹き出ししまった。「いえ、兄妹なんです」と答えると、「そうなの? いや、雰囲気がいいからてっきり夫婦かと思ったよ」と笑われた。妹は「全然違うのにね」と顔を赤らめていたが、その後「でも、夫婦みたいだなんて、ちょっと面白いよね」とクスクス笑っていた。

 実は、こうやって夫婦カップルと間違えられることは、これが初めてではない。引っ越しときにも、不動産屋の担当者に「同棲ですか?」と何度か確認されたり、スーパーで買い物をしているときに「ご夫婦ですか? 新婚さん向けフェアの案内ですが……」と声をかけられたりした。僕としては妹を守る立場でもあるし、多少の誤解は軽く受け流しているつもりだけれど、妹のほうは毎回、「兄妹なんですけど……」ときちんと訂正してしまう。それでも、今となってはこの勘違いもほほえましく感じられるようになった。実家にいるときには考えられなかった、なんでもない日常の一コマ。僕たちには、そういう穏やかな時間がなかったのだと思う。

 それから少し経って、妹はカフェでのバイト正式に決まり、僕たちの生活さらに忙しくなった。ただ、不思議と疲れよりも充実感のほうが大きい。帰ってきてからリビングに二人で座り、一日の出来事をおしゃべりする。妹はカフェでの接客経験したちょっとしたトラブルや、お客さんとの面白いやり取りを楽しそうに話してくれる。「昔はこんなふうに話をしても、どうせ親に全部ダメ出しされるんだろうなって思ってたけど、今は好きなだけ話せるから、すっごく楽しい」と笑う妹。その様子を見ていると、あのとき家を出た選択は間違いじゃなかったと心から思える。

 もちろん、二人暮らしを始めてから問題はたくさんある。親からの連絡は「許さない」という罵倒や、一方的な怒りのメッセージばかりで、話し合いができる状況ではない。時折、僕たちの住まいを突き止めようとしたのか、知人から連絡が入ることもある。「両親が連絡先を知りたがっている」とか「お前たちがわがままを言っているんじゃないのか」とか。だけど、僕はもう振り回されるのはやめようと決めた。妹も「返事しなくていいよ」と、毅然とした態度をとってくれている。親と離れても、今は生きているだけでありがたいと心から思えるのだから

 そんな僕たちだけれど、将来のことを考えないわけにはいかない。妹はあと一年ちょっと高校卒業する。大学に行きたいと言う気持ちもあるらしいが、学費をどうするか、奨学金は借りられるのか、僕の収入だけで妹を支えられるのか……問題はいくらでも出てくる。でも、妹が「やりたいことがあるなら挑戦したい」と言うなら、僕は全力で応援しようと思う。自分大学進学の夢を諦めたのは僕自身判断だった。あの頃はそれしかできなかったのかもしれないけれど、妹には後悔してほしくない。正直、不安は尽きない。それでも、毒親支配から離れた今、僕たちにはお互いを思い合う時間と心の余裕がある。まずは二人でしっかり話し合い、可能性を探っていこうと思っている。

 夜遅く、妹がアルバイトから帰ってくると、決まってキッチンから香ばしい匂いが漂ってくる。僕が先に帰っている日は、ごく簡単料理だけど、妹の分の夕飯を用意するようにしているのだ。チャーハンとか、野菜炒め程度だけど、「ただいま」と玄関を開ける妹の「いい匂い……」という一言を聞くと、やってよかったと思う。妹も翌日が休みときなどは、代わりに僕のためにパスタを作ってくれたりもする。兄妹が同じ食卓で笑いながらご飯を食べる姿は、誰がどう見ても“家族”のはずなのに、不思議と「本当の家族」という実感が生まれてくるのは、ここ最近のことだ。

 妹の存在は、僕にとって唯一無二の支えになっている。たとえ夫婦恋人勘違いされたっていい。僕にとって妹は妹であり、しかし同時にかけがえのない同居人でもある。実家にいた頃は、僕たちの間にいつも両親という“大きな壁”があった。それが今はなくなり、ようやく素直に向き合えるようになった気がする。僕たちはお互い助け合い、励まし合いながら生きていく。親の呪縛にとらわれることなく、自分たちの人生を、自分たちなりに歩んでいこうと思っている。

 時には外食をして、隣りの席のカップルと間違えられることもあるだろう。時には夜道で「まさか兄妹じゃないよね?」なんて声をかけられるかもしれない。だけど、もうそれは構わない。二人暮らしを始めてから知ったのだけれど、人は他人生活結構なペースで勘違いしてくるものらしい。誤解されても、二人でいれば楽しいし、互いに隣にいられる安心感がある。それが分かるだけで、昔のように人の目を気にして呼吸を浅くすることはなくなった。

 この先、僕たちが歩む道に何が待っているのかは分からない。経済的にもまだまだ不安定だし、妹がこれからやりたいことを見つけたとしても、すぐに実現できるかどうかは定かではない。それでも、「あの家に帰るよりずっとマシだ」という気持ちは揺るがない。毒親との関係を絶ったことで、ようやく手に入れた自由と、そして兄妹だけの小さな生活を、僕は何より大切にしていきたいと思っている。

 考えてみれば、僕と妹がこうして一緒に暮らすということ自体実家では到底許されなかったはずだ。親にとっては「恥」だったのかもしれない。長男が家を出るなんて、妹まで連れ出すなんて、とんでもないと。だけど、そんな言葉にはもう縛られない。妹と二人で暮らすことは、僕たちにとって自由希望を取り戻す第一歩だったのだ。

 ときどき思い出す。リビングの机にしがみつきながら、両親に泣き叫んでいた妹の姿を。あの光景は僕のなかで、いつまで経っても消えないかもしれない。でも、あの瞬間こそが僕たちに“逃げ出す勇気”をくれたのだ。だから今は、その記憶を大切に噛みしめている。もし同じように苦しんでいる人がいたら、声を大にして伝えたい。「逃げてもいい」と。誰だって自分人生自分のために生きる権利があるのだと。

 帰宅した妹の「ただいま」の声。台所から漂う料理匂い。二人でテーブルを囲むときの、なんでもない会話と、小さな笑い声。そんな当たり前の生活の一つひとつが、僕たちにとっては宝物みたいに尊い。これから先もきっと悩むこと、苦しむことはたくさんあるだろう。だけど、どんなに傷つくことがあっても、もうあの家には戻らない。僕たち兄妹は、お互いを支え合いながら、一歩ずつ前に進んでいく。その道の途中で、夫婦恋人勘違いされることがあったって、それは微笑ましいエピソードとして受け止めていくつもりだ。

 「毒親から逃げ出すために妹と二人暮らしを始めた」というこの事実は、僕たちが生きていくうえでの大きな分岐点だった。親の期待や束縛、暴言に押しつぶされそうになっていた僕たちが、やっと呼吸できるようになった場所。それが今のこの狭い1DKのアパートだ。床は古くて所々ミシミシと音がするし、壁は薄いし、エアコン調子いまいちなことがあるけれど、それでもここは僕と妹の大切な居場所だ。誰にも邪魔されない、僕たちだけの“小さな世界”。そして、この世界で、僕はずっと妹と一緒に笑っていたいと思う。あの家ではできなかったことを、少しずつ取り戻すように、毎日を噛みしめながら過ごしていこう。

 「もうすぐご飯できるよ!」とキッチンから妹が声をかけてくる。僕はテーブルに箸とお皿を並べながら、その声に返事をする。この空間が、僕たちにとっての本当の“家”だ。例えどんなに些細なことでも、ここでの出来事はきっと僕たちの思い出になる。毒親から逃げ出すために始めた二人暮らしは、逃避行なんかじゃない。僕たち兄妹が「生きる」ということを取り戻すための、そして笑顔で日々を送るための、新しいスタートラインなのだ

2025-01-10

「白豚貴族ですが前世記憶が生えたのでひよこな弟育てます」がアニメ化するってよ

よくある異世界転生ものだが、ハーレム逆ハーレムも俺TUEEEもなく性欲も野心もなくなんかふわっとした作品

傲慢デブ貴族として最終的には弟に殺害される運命にあったが、それを回避してまともに生きて弟と良好な関係を築くというのが一応の目標だが、BLというわけでもなく小さい子供同士を愛でるようなのがメインなのだろうか

漫画版をピッコマでゆるゆる読んでいるが、わかりやすいフックがない

2025-01-08

15年ぶりに「みなみけ」を1話だけ読んだ

みなみけ」がもうすぐ500話に到達するらしい。

たまたまコンビニで手に取ったヤンマガを開いたら498話が載っていてかなりビックリした。

いや、ビックリしたのはただ積み重ねられた数字だけではなく、中身そのものの方にもなのだが。

筆者がみなみけヤンマガで読んでいた頃は......もうかれこれ15年近く前になるのかな。ちょうどアニメ3期がやってたあたり、高校に入るか入らないかくらいのタイミング

で、その時も衝撃を受けた。

「あのアニメはこの原作から作られてんの......?」という具合に。

念の為言っておくと、悪い意味ビックリしたのだ。あんまこの念を入れる前置きからマイナス方面に続くことってないとは思うけど、それでも。

だってまあ、そりゃビックリしてもおかしくはないだろう。

当時マンガなんて全然読んでなかった自分からしたら衝撃的な画面の白さとコマの大半を埋め尽くす顔のドアップ、オチてるのかオチてないのか分からない話の流れ。

後にアニメで補完されたらしい部分は極限まで削ぎ落とされていて、とにかく軽い。軽すぎる。その驚きの軽さがかえって刺激を生んでいた。ナウシカけいおん漫画版を読んだ時ともまた違う感覚は、今でも思い出せ......るような気がする。さすがに鮮明には覚えてないけども。

話を2025年に戻す。この令和の世で味わった衝撃はまた別だった。

「まだなんも変わってないの......?」

これだった。

そう、何もかもが15年前と変わってないのだ。ああいや、厳密には少し絵柄は変わったと思う。当時の流行りだった細線のクッキリした絵からザクザク描いた感じの線の太さが安定しない(させてない、んだろう)絵に。けれど逆に言えばそれくらい。これだけの年月が経ったのに。

紙面の中ではあの時と同じ白さと顔の圧で、カナが訳分からんこと言ってチアキがナマ言ってハルカ翻弄されていた。あの頃──黒歴史だったアニメ2期と同じスタジオでやる3期が不安視されてた頃にタイムスリップしたのか?って一瞬錯覚してしまうくらいにはデジャブだったのだ。

たまたま読んだ回では三姉妹以外は目立った出番がなかったけど、きっと内田バカなままだし、マコトチアキに嫌われたままだし、藤岡ヘタレたままだし、保坂ハルカと話せてないままなんだろう。当然2つの南家においても、両親の影も形もないことは確信している。たまたま「498話」というただの1話つまみ読みしただけでも、だ。

まり「何も変わってない」んだろう。そして変わらないことでここまでの長寿作になれるだけの支持を得ているのだろう。

どうもいつの間にか、みなみけサザエさんあたしンちみたいなポジションに収まっていたらしい。

言っちゃなんだが、当時からまりこの作品を「面白い」と感じたことはない。

別にギャグがキレキレなわけではないし、(日常の延長線というテーマもあるだろうが)突拍子もないシュール展開に誘われるわけでもないし。かといって萌え化作品と言うには可愛げが全体的に足りてないし。

かに会話のテンポワードセンス、謎の間の取り方等で惹き込まれる要素は随所にあった記憶が残っているが、それくらいではメジャー誌でこれだけ生き残り続けるだけの武器にはなりえないと思う。メディアミックスも一段落したんだし尚更。

でも、そもそもみなみけの魅力はそんな小手先のところにはなかったんだろう。

いつ紙面を開いても同じことをやっていて、同じことをやっているからこその一定の支持。テコ入れ人気取りとは無縁の不動の姿勢で、久しぶりにふらっと「ヤングマガジン」に立ち寄った誰かの口角をわずかに上げるためのオアシス

まり「不動」でいること。それはなかなか難しいことなのではないか、とふと思った。

ああそう言えば、親父が筆者の読んでいたジャンプつまみ読みした時は決まって「こち亀は変わらんなあ」って言ってたっけか。今になってその感覚を共有できたような気もする。たまたま開いたヤンマガが齎してくれた気づきだ。

みなみけは今になってアニメ5期が決まったらしい。4期から見ても干支一周分は離れた今になって、だ。

筆者はもうあまりアニメを見なくなったので、みなみけに関してもきちんと見るかどうかは分からない。なんなら放送が始まった頃にはもうそのことを忘れてるかもしれない。

けれど、あの頃に同じ感覚を味わった何処かの誰かはきっと、たまたま深夜につけたテレビの向こう側を覗き見た時、今回の筆者と一緒の心持ちになるんだろうということは確信している。

2025-01-07

anond:20250107020809

毎度そこに泊まってる人間には日常の一コマしかないし快適に眠れるぐらいのメリットしか無いが、受験生にとっては一生に何度もない機会で個室の部屋ならゆっくり復習もできる

想像力のない人間にはこの世界地獄よな

2025-01-04

絵を描いてるとゾーンに入ることがある

70ページ近い漫画を描いてる

今50ページあたりを作業している

毎日毎日毎日毎日仕事でもないのにずーっとコマを割って絵を入れ続けている

正月休み一回も外出てない

今日はとてもとても筆が乗ってた

すっごい自分に刺さる外連味強い絵が描けた

嬉しい嬉しい嬉しい

楽しすぎて脳汁やばい

眠い自律神経の狂う音がしてきたから寝るけど

本当はこのペースのまま一生描いていたい

寝て起きたらゾーンじゃなくなってるだろうな

残念

永久ゾーンの中で絵描いてたい

そしたら幸せだと思う、かなり

全身が疲れた

脳が疲労してるのが分かる

絵を描いてんのに体力が無くなるの何

眠いから寝る

起きたらまた原稿の続きをやるぞ

2025-01-01

去年1年振り返ったが公務員ってやっぱ勝ち組だなと思った

公務員3大メリット

転職について考えなくていい

2休暇が取れる

3クソみたいな仕事は締切ギリギリに出せば通る

1 転職について考えなくていい

公務員職歴としては同じレベル就職難易度帯(ニッコマに入れる程度の学力がある高卒レベル)の中では底辺と言っていい。

顧客との距離感も銭感覚も誤ったやり方を何年も学習して変な癖がついている。

水商売上がりの人間と同じ程度には「社会というものを完全に勘違いしたままそれが正しいと思い込んでいる」という状態になっている。

法律についても上流できちんと管理された状態しか知らないので作業者本人たちは全く詳しくない。

そこらの会社パートとして経理事務営業事務をやってるおばちゃんいくらでも知っているものを全く知らないポンコツだらけだ。

なので公務員第二新卒カードが切れるうちに辞めるか、なったら死ぬまで公務員を続けるのが正解となる。

逆に言えば「30超えた公務員転職をしようとするだけ無駄なので転職というものを一切考えることな人生を過ごしたほうがいい」ということだ。

これはズボラ人間にはとても助かる。

資本主義社会人生設計において最も影響力のある部分が固定された状態で生きることが出来るわけである

非常に気楽だ。

転職を考えなくていいなら、休日勉強をする必要もないし、人脈を大事にする必要もない。

ラクショーである

2 休暇が取れる

私はここ数年有給を5日以上捨てている。

だがこれは20日マックス有給から5日捨てているだけであり、15日近く休めているということだ。

これは法律上は勤続4年の人間に与えられるのと同じ程度の有給だ。

おおよそ7年毎に会社を変えていた場合がちょうど同じぐらいだろうか。

だがその場合有給の繰越が全くない状態となるだろう。

有給を貯めておくことも考えれば8年毎の転職と同じ程度の想定だろうか?

そう考えていけば、私が全然休めているということがよく分かる。

国民の休日は確実に休めるし、コンプラ意識の高まりによりアルハラが防止されているか飲み会も断りやすい。

かなり休めていると言っていい。

3クソみたいな仕事は締切ギリギリに出せば通る

公務員はクソみたいな仕事が多い。

偉い人が自己保身のために考えた無意味な「再発防止ルール」を準拠するために多くの本当に大事仕事犠牲になっている。

そういう仕事とマジメに向き合って体を壊していく人を大勢見てきた。

クソルールに基づく無意味業務を如何に早く終わらせるかは役所で生き残るための重要スキルだ。

人によってやり方は変わるのだろうが、私としては「締切ギリギリに叩きつけることでクソみたいな部分に構ってられない状況を作る」ことをオススメする。

クソ業務がクソであることは皆流石に分かっていて、その上でルールで決まっているからやろうとして、公務員特有真面目系クズを発揮してクソ仕事でも丁寧にやろうとしてしまう。

からそこに言い訳を用意してやるのだ。

「私が締切ギリギリに出しちゃったもんだから、もうちゃんとチェックしてる余裕なんてないですよね。ごめんなさい。ハンコください」

これだ。

社会人1年目がやるようなカスの如き態度の仕事ぶりだが、ぶっちゃけクソ業務なんてこれでいい。

ハンコを押す側だって誰が決めたのかも分からん何の役にも立ってない仕事なんて、体裁が整っていればあとはどうでもいいと考えている。

そこに体裁だけは整っているものギリギリに来たら、あとはもう最低限のチェックだけしてさっさと通すことを選ぶ。

これが重要仕事であればミスを見逃すことが後々大きな災いを産むだろうが、そんな影響力もクソもない単なるお役人ごっこのペーパーワークなんてただ流せばいいと内心は分かっている。

そこに「時間がないから仕方なく通した」という言い訳をくれてやればアッサリ陥落する。

重要なのは「直している時間なんてもうない」と相手に思わせることだ。

中途半端タイミングで出せば「ここもうちょっと直せないか?」と言われて無駄仕事が増える。

もしそうやって返されたらタップ時間をかけて直してやると次から大人しくなる。

「余計なこと言わなきゃよかったな。あの程度はスルーした方が結果的仕事スムーズだった」という意識相手に植え付けてやろう。

「クソ業務必死にやるということは、ちゃんとやらなきゃいけない業務をやる時間を削るということ、つまりはより大事仕事の手を抜くということである」というアタリマエのことも分かってないようなバカちゃんと怖がらせてやった方が世の中のためだ。

うん。

公務員ってマジでヌルゲー。

就活これからの奴らは選択肢に入れておくといいぞ

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