図解
※記事などの内容は2019年12月20日掲載時のものです
20日の東京債券市場で、長期金利の指標となる10年物国債の市場利回りが上昇(債券価格は低下)し、0.010%を付けた。長期金利がプラス圏となるのは3月6日以来、約9カ月半ぶり。米中貿易協議の進展への期待から世界景気の減速懸念が後退し、安全資産とされる国債が売られた。
日銀の黒田東彦総裁が19日、期間10年を超える超長期の金利について「もう少し上がってもおかしくない」と発言したことも材料視された。ただ、「プラス金利だと債券の買い需要が出てくる」(国内証券)といい、一段の金利上昇は難しそうだ。
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