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【図解・経済】2019年春闘交渉の妥結結果(2019年7月)

2019年春闘交渉の妥結結果

大手賃上げ率、3年ぶり縮小=19年春闘最終集計-経団連

※記事などの内容は2019年7月16日掲載時のものです

 経団連は16日、大手企業の2019年春闘交渉の妥結結果(最終集計)を発表した。それによると、回答があった114社(17業種)の組合員平均で、基本給を底上げするベースアップ(ベア)と定期昇給を合わせた月例賃金の引き上げ額は8200円(前年は8539円)、上昇率は2.43%(同2.53%)となった。引き上げ額、上昇率とも3年ぶりに縮小しており、賃上げには頭打ち感が出てきた。
 業種別にみると、引き上げ額は建設(1万3484円)、自動車(8770円)などが高かった。19年春闘をめぐっては、米中貿易摩擦による世界経済の減速懸念から賃上げが継続するかどうかが焦点となっていた。経団連は最終集計結果について、6年連続で2%超の上昇率を確保したことなどを指摘し、「賃上げの勢いは着実に続いている」(労働政策本部)と評価した。 

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