はてなキーワード: ベタとは
犬
猫
ヤギ
豚
馬
先住の鳥と相性が悪そう、必要スペースが用意できない、温度管理が難しそう、診てくれる病院がない、鳥の長寿に慣れてると短命で病みそう他諸々なので飼えない。不幸にはさせられない。
心の中で愛でておく。
カローラIIに乗って買い物に出掛けたら、
財布忘れてそのままドライブしようかと思ったけど、
そうはいかないので
これ1回買い物カゴのキープどうしたらいいのか?分かんないじゃない!
うーん、
もうこれは旅の恥はかき捨てっていうけれど
旅先じゃなくてももうえいや!って店員さんに思い切って尋ねてみたの。
そしたら「サービスカウンターでカゴお預かりできますよ」って言うじゃない!
私はよし!しめた!
何分ぐらいで戻ってこられますか?って言われたので、
そう指の数だけを言えば4本!
と4本と出しながら答えたのは3分。
3分で充分よ!って
私は買い物カゴにアイスが入っているので、
そりゃー急いで家まで帰ったの。
一番最寄りのマーケットで徒歩で行けるところの場所にあるマーケットで財布を忘れてしまってトホホ。
私は約束した3分を超えてしまって急いでダッシュ一番を決めたものの9分フラット!
新記録よ!
3分で戻って狂って言って嘘ついてごめんなさいって。
中条きよしさんばりの折れたタバコの吸い殻で嘘をついたのが分かる様に。
9分かかったけど戻ってきたわ!
セリヌンティウス!って。
サービスカウンターの係の人は何事もなく私が3分で充分よって言ったことも忘れていたというか、
係の人が変わっていたから
わざわざ9分かかりました!って申告しなくても良かったのかも知れないわ。
私は無事買い物カゴを奪還してお会計を済ませて
アイスクリームをペロペロしながら帰ったのよ。
あれってさ、
普段電子決済できるお店だと手ぶらで何でも買い物できる時計やスマートフォンで便利だけど。
その便利さゆえ、
ついついお財布をノールックで忘れちゃうことがたまにあるのよね。
サザエさんを地で行く感じ。
一応今日学んだことは、
買い物途中で財布がないことに気付いたら、
一旦サービスカウンターに買い物カゴ預けてコンティニューできるってこと!
日々学びね。
あれ?ポケットにお財布がない!って気付いたときはサーって血の気が引くわ。
そんな気持ちを抑えて、
えいや!って聞いてみて正解だったわ。
私は無事買い物を終えて帰路についたんだけど、
ここのマーケットってさ
若干遠いのよね。
最寄りの一番近い電子決済がなんでもできる大手のチェーンのマーケットのお店だったから
多少高くても多少お惣菜が美味しくなくとも
近いって理由だけで行ってたのよね。
それがさすがのお惣菜の不味さ不評さに
地域住民の胃袋をガッツリ掴むことが出来ずに閉店してしまったのよ。
で、
そのお店が無くなってよその近くのお店のお惣菜買って食べるでしょ?
美味しいのなんのって!
今までよっぽどそのお店のお惣菜の出来栄えがあんまりよろしくなかったんだわ!ってなるほど閉店してしまう理由の一つの一番かも知れないわ。
分からないけれど。
それからは、
近いお店が何軒かあるものの
歩いてはちょっと遠いぐらいで
しかも現金決済のみとかカードだけ電子マネーは他使えないとか。
それらのお店のお惣菜の美味しいことに気付かせてくれたのは意外だったわ。
逆に言うと、
閉店したお店って、
もうちょっとお惣菜部門気合い入れてやったら起死回生したのでは?って思うのが悔やまれるのよね。
でもそれ以前から
なんか危なさげな閉店の気配は迫ってきていたのよね。
そのマーケットは4階建てで、
書店は小さくなるし、
縮小の一途なのよ!
そしてしばらくして告げられる挙げ句の果ての閉店のお知らせ。
やっぱそうかーって。
そんな閉店の思い出を思い出しちゃうわ。
とりあえず、
お財布を忘れても取って戻ってきてお買い物の続きができるって知ったことだけが
今日の成長ね!
不意の財布忘れ。
あちゃー!ってなるわよね。
走れメロスのメロスもきっと同じ気持ちだったのかも知れないわ!
走り出してしばらくして財布忘れたことに気付いて、
戻ってもいい戻れる距離ってあるじゃない。
この臨界点行くか戻るかってところが葛藤の作中のポイントよね。
きっとそんな内容でしょ?
私はそれを先に読んでいたら
財布を忘れることはなかったと思うし、
これ何度かやっちゃってるので、
さすがに今回はヒヤッとしたわ。
以後気を付ける!
心の中にメロスを持って。
うふふ。
迷ったらこれと決めている相場がある変動しそうな新製品がないのでやっぱりハムタマゴサンドにしました。
背に腹はかえられないわ。
美味しくいただきました。
ホッツが身体に沁みて温まるわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
当方、今年40歳なので記念に何か形に残る良いもの買いたいなと思い、ジュエリー有識者の知人に案内をお願いしてお伊勢参りをしてきたよ。
(ジュエリー沼の界隈では伊勢丹に行くことをお伊勢参りと言うそうな)
(ちなみに私はバツイチ独身なので自分で稼いだお金で買います)
前提として、20代の頃は300円ショップのアクセサリーをよく使ってた。
30代では身につけるアクセサリーはageteやヴァンドーム青山で、一桁万円の指輪やピアスを複数持ってて毎日使い回していた。普通に満足してる。
結婚の時はティファニーの一粒ダイヤ0.39カラットで当時40万円くらいのをもらった(相手には同額の時計を贈った)。そのダイヤは一粒だったけど、同僚からはパッと見は二粒だと勘違いされた事があるくらい輝いてたらしい。
で、本題。
数百円数千円のアクセサリーと数万円のアクセサリーの違いは、輝き、パーツの仕上がり、長期間の使用に耐えるかどうかが大きいと思う。300円のはパーツが明らかに雑。そして錆びたり変色したりベタベタしたりする。ピアスだと接着部分が雑とか。(追記、数百円はそもそもプラスチックやガラス玉なので宝石じゃないのが最も大きな違いだね)
3万円のものは加工がちゃんとしてるし、何年も使ってるけど錆びも変色もベタつきもない。
そんで数万円と数十万円の違いは、石の質と大きさと輝きとブランド体験が大きいと思う。
今回お伊勢りをして、色石メインで探して4つブランドをまわって40-60万円くらいの指輪を何個もつけたんだけどね、やっぱり輝きが全然違った。
その時身につけていたageteは控えめなデザインということもあるけど、同じ照明の環境下で見ても輝きが全然違った。
地金も各ブランドで全然違った。しっかりしたタイプ、薄めのタイプなど。これは好みもあると思う。
あと、ヴァンクリは最初から半個室に通され、おしぼりと水とメゾンドショコラの特製チョコが出てきた。買ってもないのにこのサービス。
ここのエントリには世話になったので、n=1を提供する。初投稿なのでやらかしてたらごめん。
・男
・20代後半
・169
・年収400万
・IT系
・料理しない歴=年齢
餓死したくない。
・1年かけて料理グッズを集めた
服:
肌:
髪:
キモオタ特有の長髪だったが、散髪してスッキリ。だいたい月1くらいで通う。
眉:
歯:
体:
髭:
マインド:
料理がうまくなる系の本はいくつか読んだ。ぶっちゃけインターネットで書かれていることと大差はないが、体系的にまとまっていることがメリット。
その他:
クッキングアプリは好きな料理選べるやつ(デリッシュ◯ッチン)にした。
環境分析
クッキングアプリは優良レシピがトップに検索に引っかかるシステムのため、いいね数が多い競争率が高そうなレシピは避け、できるだけ登録したてのレシピにアプローチした。
写真はかっこよさよりも親しみやすさ重視で、きちんと完成品出ている他撮りのものを選ぶ。
行動
意識したのは以下。
・きちんとレシピを見て作る
・好きなレシピを覚えておく
・レシピ投稿者の居住地の沿線を把握し、デート先のカフェを調べておく
・菜箸を持つ
・いけそうだなと思ったらさっさと作る
ベタなレシピ(肉じゃが、カレーライス)だが、私はやれていなかったので、クッキング中はとにかく煮込み続けた。自分に煮込み耐性がなさすぎるので疲れるが、具材が柔らかくなるとテンションは上がる。
ネットには3回はレシピを見ろの噂が囁かれているが、作れそうなら作っていいと感じた。失敗しても次作れることこそクッキングアプリの最大のメリットだと思う。
料理家のことを尊敬できるし、向こうもこちらを相当尊重してくれるのが伝わる。今後は誰かに料理を作っても捨てられないように努力したい。
https://anond.hatelabo.jp/20250215085430
ここのエントリには世話になったので、n=1を提供する。初投稿なのでやらかしてたらごめん。
孤独死したくない。
https://anond.hatelabo.jp/20190715220744
清潔感とダサさのやつ
https://anond.hatelabo.jp/20231215213442
追記:マッチングアプリで50人会って彼女できそう、なのにできてない
https://anond.hatelabo.jp/20210101060523
ユニクロとGUで揃える。基本的にYシャツのオフィスカジュアル。
スチームアイロンを買って軽くシワを伸ばし、埃はコロコロローラーで取る。腐ってたら捨てる。
泡タイプの洗顔剤で洗ったあと、ドラッグストアで安かった化粧水とクリームを使っている。洗顔についてのエントリで「ごしごし洗うな」と言われたが、気持ちいいのでゴシゴシしてしまう。
また、肌に大きめのシミがあるため、それをちょっとごまかせるBBクリームも併用。たまに顔パックもしているが効果は不明。
キモオタ特有の必要以上の話し掛けで、美容院デビューは何回か失敗しているが、黙っててもよく、整え方もレクチャーしてくれる美容室を見つけたので以降はそちらを利用している。だいたい月1くらい。
これも美容室でやってもらった。長さはバリカンで揃え、それっぽい形にするだけでもだいぶ改善した。
100均の片刃カミソリは手軽に使いやすくてオススメ。鼻毛も切れる。
昔から歯が汚いのがコンプレックスだったので、歯医者に通って歯垢をすべて除去してもらい、親知らずも2本抜いた。
フロスと歯間ブラシも使うようになった。
ホームホワイトニングも始めたが、サボり癖のある人間はオフィスホワイトニングのほうがいい。夜中にマウスピース付けて寝るのマジで無理。あれを考えた人間は正気ではない。
ランニングと筋トレ。体質なのかまったく太らず、いまだに肋骨が見えている。
継続できない性格なので1ヶ月集中的にやった。お腹がちょっと引き締まった程度で挫折したが、付加価値としての筋肉は大きいのでやれる人はやったらいいと思う。ザバスのプロテインは美味しかった。
湘○の医療脱毛(6回のやつ)。もともとが濃いらしく、完遂してもツルツルにはならなかったが、髭剃りの手間は明らかに減った。美人のおねーさんにめっちゃ痛い器具を当てられてはビクンと体が跳ね、心配され、ちょっと興奮した。
コミュニケーションがうまくなる系の本はいくつか読んだ。ぶっちゃけインターネットで書かれていることと大差はないが、体系的にまとまっていることがメリット。
人の褒め方は「ホスト 軍神」とかで出てくるabemaの動画が参考になった。
恋愛方面はそこまでリサーチしていないものの、と◯婚の上野さんの恋愛コラムはかなり面白く読めた。
ハンカチと制汗剤とミンティアとリップクリームを持ち歩くようになった。
マッチングアプリは好きな趣味を選べるやつ(w○th)にした。オタクである以上、趣味の話なしに会話を続ける自信がなかったため。
https://anond.hatelabo.jp/20250101022240
だいたいこれ↓にまとまっている。
https://anond.hatelabo.jp/20241215222347
意識したのは以下。
・きちんと相手の目を見て話す
・好きなものを覚えておく
・荷物を持つ
・歩道側を歩く(追記:車道側の間違い。でかい道ならあんま気にしなくていい。)
・ソファ側を譲る
・全奢りは(初回を除き)しなくてもいいが、多めに払う意識を持つ
・いけそうだなと思ったらさっさと告る
元増田です。
DL同人のアフィリエイトで月10万円を稼ぐための方法について、具体的に知りたい点を教えてください。
例えば:
あまり本になってない体系知を、あなたがどの程度まとめられるかが気になっています。幅広い情報源からリサーチするように留意してください。
DL同人のアフィリエイトで月10万円を稼ぐ方法について調査しまとめます。
以下の点について詳しく知りたいです:
- 特定のジャンルやプラットフォーム(DLsite, FANZAなど)の指定はありますか?
- 初心者向けの方法か、すでにある程度の経験がある方向けの戦略か?
- SEOやSNS運用など、どのような集客方法に重点を置きたいか?
- どのくらいの期間で月10万円を目指すか?
- その他、特に知りたい情報があれば教えてください。
具体的なご希望があれば教えてください。
あまり本になってない体系知を、あなたがどの程度まとめられるかが気になっています。幅広い情報源からリサーチするように留意してください。
ご依頼の内容を明確にするため、以下の点を教えてください。
1. **市場の指定**: 日本市場(東証)ですか?それとも米国市場(NYSE, NASDAQなど)でしょうか?
2. **データ取得期間**: 値上がり率ランキングの基準となる日数(例えば過去1日、5日、1カ月など)を教えてください。
3. **ボラティリティ計算**: 60日間の価格変動率は標準偏差を用いた計算で問題ないでしょうか?
4. **成長率の指標**: 四半期成長率は売上高成長率を基準としますか?それとも純利益成長率でしょうか?
5. **割安度の指標**: 割安度の算出に用いる指標(PER, PBR, EV/EBITDAなど)を教えてください。
ChatGPT - 株自動売買銘柄抽出: 表がまさかのHTMLベタ打ちだったので、改めて表で見せてもらうように追加で指示した。
銘柄の対象市場(日本株、米国株、その他特定の市場)があれば教えてください。
また、割安度を評価する際に使用したい指標(例: PER, PBR, EV/EBITDA)を指定していただけると、より適切な銘柄を抽出できます。特定の指標がなければ、一般的な割安指標を用います。
株に関しては英語でも聞いておいたほうが良さそうなので後で追記する。
ChatGPT - Automated Stock Analysis
当初、Deep researchからの各種質問に対して重み付けの配分は自分で調べてもらうようにとだけ返信したら、Deep researchは重み付けの配分のみについて調査してきた。
「どうした?」
「どっかで人生変えてぇな。お前はさ、人生で大事にしてるモットーっていうか、歴史上の偉人の名言とか忍道とかある?」
「少なくとも忍道はないな。ナルトじゃないし。でも、俺、結構、時代劇に詳しくてさ」
「へぇ。意外だわ」
「んで、特にナポレオンを尊敬してて、その人が言ったとされてる言葉なら好きかな」
「え?そうなの?」
「俺も歴史あんま詳しくないけど、絶対、違うと思うわ。ちなみにどんなこと言ってたの?」
「なんだっけな」
「覚えてねーのかよ!なんなんだコイツ?」
「あ、アレだ。【もっとっと、恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である】」
「おっとっと みたいになってる!お菓子だなそれ。外パリパリ、中スカスカじゃん。それ【最も】じゃない?」
「あぁ、そうか。ごめんごめん。ソイツの言葉を」
「ソイツって言ってるよ。尊敬してるって言った人のことソイツって。ホントに尊敬してんの?」
「し~て~る~よ~♡」
「なんでバカップルみたいなんだよ。俺もそれは聞いたことあるよ。有能なナポレオンは有能な敵を相手にしても、有能な相手は何を考えているか先が読めるんでしょ?でも、無能が味方にいたら、何をしでかすか分からないし、味方に問題ばかり起こすから無能な味方の方が怖いってことでしょ?」
「え、そうなの?」
「なんでわかんねーんだよ!お前が言い始めたことだろバカタレが!」
「俺も人生で一回はそういうカッコイイ言葉言ってみたいなぁー」
「あるあるあーるね」
「ねるねるねーるね みたいになってる。またお菓子出てきたよ。お腹すいたの?なんか諸々間違ってるな。【ある】は 2回でいいんだよ」
「それは1回でいい。【はい】は 1回だわ。1回までにしとけ?大人だろ?ふざけんな?で、どんなセリフ?教えてよ」
「例えば、映画とか漫画でよくある、急に解決策やアイディアとかが浮かんでくるときの【お前今、なんて言った?】が言いたいな」
「おぉ、カッコイイじゃん!頭がキレてる主人公感あっていいね!」
「ちょっとっと、やってみたい」
「また、おっとっと出てるって!」
-------------------------------------
「そうですね…先生…」
「来週の土曜参観に間に合うかどうか…」
「え?なにが?」
「そこは推理ものとかで、行き詰ったときでしょ?なんで土曜参観が問題になってんの?」
「いや、みんな主役やりたいって言うから」
「PTA な!なんでお前の遺伝子がうるさくなってるんだよ。意味わかんねーよ!そこはベタに探偵とかでやろうよ」
「……??? ッチ。しょーがねーな」
「なんで舌打ちしたの?お前がやりたいって言い出したんだよね?」
-------------------------------------
「そうですね…先生…」
「なにか解決策のヒントはないのか…」
「これじゃあ、まるで自転車で真夜中を無灯火で走っているようなものですね…」
「あぁ、そうだな。問題を解こうとするとまた問題にぶち当たる。これじゃあ、まるで、その、なんだ……アレだ。目を閉じて 100m 走れって言われてるようなものだ…」
「同じだな!言ってること。全く同じ。無灯火と目を閉じてるの、言ってること同じだよそれ!例えが思い付かなかったら無理しなくていいわ」
「……………………えっ!?お前今、なんて言った?」
「違う違う!!使い方違う!今じゃない!!」
「違う?ハハッw よせやいwww」
「褒めてないから! 100 パー違うから!なんならお前の目を潰して 100m 走らせたっていい」
「わかったよ。じゃあ瞼は閉めたり閉じたりするよ」
「……??? ッチ。しょーがねーな」
-------------------------------------
「そうですね…先生…」
「なにか解決策のヒントはないのか…」
「これじゃあ、まるで自転車で真夜中を無灯火で走っているようなものですね…」
「あぁ、そうだな。問題を解こうとするとまた問題にぶち当たる」
「問題が山積みかぁ。キリがないですね…どうせ山なら、砂場のすぐ崩れる小さい山だったらいいんですけどね…」
「あぁ、それが思ったよりデカい山だった。超えようとすると、山頂が離れていくように見える…」
「もういっそのこと、トンネル掘った方が早いんじゃないですか?まぁ、冗談ですけど。そんな簡単に…」
「お前、今なんて言った?」
「いや、どうせ超える山ならトンネル掘った方が早いかなって思って…」
「いや、その前だ!」
「どうせ山なら、砂場のすぐ崩れる小さい山だったらいいんですけどね…」
「いや、その前だ!」
「これじゃあ、まるで自転車で真夜中を無灯火で走っているようなものですね…って、先生、もしかして、何か思い付いたん…」
「いや、その前だ!」
「えっと、、、そうですね…先生…」
「いや、その前だ!」
「その前………なんならお前の目を潰して…」
「そこじゃねーよ!全然違う!なんなら過ぎてたわ!ヘタクソか?お前?なぁ?そのセリフ向いてないわ。セリフ変えようもう。お前じゃ無理だわ」
「えー、じゃあ、海外の戦争映画とかでよくある、死に際に【これを俺の故郷にいる妻へ渡してくれ】って自分の形見とかを渡すやつやりたいな」
「おぉ、いいじゃん!カッコイイね。ちょっとっと、やってみようぜ」
「おっとっと 出てるよ」
「うるせーよ!お前のせいだわ!」
-------------------------------------
バァアアアン!!!!!
「うわぁぁあああ!!!」
「おい!どうした!!お前、撃たれてんじゃねーか!大丈夫か!!!!!」
「先生…」
「違うわ。もう幼稚園のクダリだいぶ前に終わったの。そこは【相棒】とか【兄弟】とかでいこう」
「キンメダイ?」
「言ってない。兄弟」
「あ、兄弟か」
-------------------------------------
バァアアアン!!!!!
「うわぁぁあああ!!!」
「おい!どうした!!お前、撃たれてんじゃねーか!大丈夫か!!!おい!しっかりしろ!!」
「きょ…ブラザーw」
「お前、ちょっとウケ狙ったな?分かるぞそれ。恥ずかしがったな?黙って【兄弟】でいこう」
-------------------------------------
バァアアアン!!!!!
「うわぁぁあああ!!!」
「おい!どうした!!お前、撃たれてんじゃねーか!大丈夫か!!!おい!しっかりしろ!!」
「穴兄弟…」
「なんか嫌だなそれ。すげー嫌だ。一緒に訓練して、同じ釜の飯を食ったただの兄弟でいこうぜ。穴兄弟やめよう」
「アナコンダ?」
「言ってない。きょうだい!」
「あ、兄弟か」
-------------------------------------
バァアアアン!!!!!
「うわぁぁあああ!!!」
「おい!どうした!!お前、撃たれてんじゃねーか!大丈夫か!!!おい!しっかりしろ!!」
「タダの兄弟…」
「なんか違うな!なんか違うわそれ。なんか距離を感じるわ」
「だってお前がそう言えって」
「言ったけどさ!あと、タダじゃないから!そんな軽い関係だと感情移入できないシーンになるから」
「俺こう見えて、人見知りなんだよ」
「知るか!どう見えてだよ!ちゃんとやれ!」
「……??? ッチ。しょーがねーな」
「だからなんでさっきっからキレてんだよ!イラつくな!バーカ!」
「はぁ?うっせ!ヴァーカ!!!!」
「ネイティブな V の発音すんな!海外の設定だけど!!俺もう助けないよ?ちゃんとやれ」
-------------------------------------
バァアアアン!!!!!
「うわぁぁあああ!!!」
「おい!どうした!!お前、撃たれてんじゃねーか!大丈夫か!!!おい!しっかりしろ!!」
「兄弟…」
「キャー!!」
「いや、お前の尻には興味ないってば」
「ケツの穴増えちゃったから…////」
「増えちゃったから…////じゃねーよ、普通の兄弟で頼むわ」
-------------------------------------
バァアアアン!!!!!
バァアアアン!!!!!
「うわぁぁあああ!!!」
「おい!どうした!!」
「割った!割った!開いてめっちゃロー!詰めて!!詰めて!!」
「ローとか言わないと思うけどな。もう一回やり直して」
-------------------------------------
「兄弟…」
「おい!息しろ!ほら、ここ!傷口押さえろ!!!!どこ撃たれた?頭か?」
「えぇ?頭?頭つーか胴だよ胴!」
「どっかで聞いたことあるわそれ………大丈夫だ!お前は俺が助けるから!」
「お前……なんだよコレ……」
「チャ……」
「パチャ……」
「おい!!!なんて言ったんだよ!!」
「スパチャァ…」
「VTuber!?やっぱ VTuber だよね?なんでお前、死に際に投げ銭してんの?他にやることあるだろ!」
-------------------------------------
「コレ…」
「それサロメ様の初配信だな!いいんだよ壱百満天原サロメ様のマネしなくて。いったん VTuber から離れることできるか?」
「健康だよって伝えたくて…」
「なんかお前の愛の伝え方すっごい歪んでない?大丈夫?どうやって育ててもらったの?心配になるわ。親の顔が見てみたいわ」
「お前、今なんて言った?」
「ごめん、これに関しては俺が悪いわ。ごめんな?ごめん」
-------------------------------------
「コレ…」
「裏にメッセージが書いて…ある……俺からの…最後の言葉だ……」
「お前……【最も恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である】って…お前……」
「そう……お前のことだ…」
「うるせーよ!黙れ!今の状況、どっちかっていうとお前だわ!!もっと伝えたいメッセージで頼むよ」
-------------------------------------
「コレ…」
「そうだ……納車式のときの…」
「お前、ニッコニコで草!確かに写真撮るけど!この写真だと車がメインになってっから!!もっと他の写真ないの?結婚式のやつとかない?しかも右下になんか書いてあるし。【提供】?なにこれ?スポンサーってこと」
「いや、誰もいないよ?」
「いま、あんま言うなって!そういうことを!去年から騒がしいんだから!知らねーぞどうなっても?無敵かお前?すげえな」
-------------------------------------
「コレ…」
「…お前」
「……お前」
「………お前」
「お前だな?お前しか出てこない!アルバムめくってたもん!1ページ、1ページ、懇切丁寧に。俺も途中から薄々、もしかして、次もお前なんじゃねーかなって思ってたし。お前、最初からアルバム取り出してきたよね?おかしくね?ここ戦場よ?
なんでお前と走馬灯みたいにお前の人生振り返ってんの?しかもなんで大学落ちて笑ってんの?バカかお前?もっと最近のやつで頼むわ」
-------------------------------------
「コレ…」
「死ねば?最低じゃんお前!最低だよ!!助けたくねーよそんなやつ!小学生のときからいじめてたの?死んで欲しいわそんなやつ。俺がトドメ刺すわ。いまから撃ち殺してやるわ。地獄行きだわ!くたばれバカ野郎!」
俺もう疲れてきたわ。ちゃんとやろうよ?」
-------------------------------------
「コレ…」
「そう……………………」
「おい、しっかりしろ!」
「隊長ぉぉぉおおおお!!!隊長の写真!!なんでお前が持ってんだ!!お前全然、関係ねーし!」
「隊長の10円ハゲが面白いから盗撮したんだwwwあと持ってないのお前だけだから……w最後にと思って…www」
「いらねー。いらねーわそんなもん。お前死にかけてんだよ?なに笑ってんの?そんな余裕ないと思うけどね?しかもなんで俺以外みんな持ってんの?バラ撒きやめろ!隊長には良くしてもらってんだよ俺!」
-------------------------------------
「コレ…」
「お前これ…写真じゃないか!しかもこれって…おい、エコー写真か…ッッッ!?じゃあお前、彼女との間に…」
「俺のだ…」
「もっちょっと やるか」
「また、おっとっと 出てるって。いい加減にしろ」
お粥作りは何年ぐらいもうやってるのかしら?ってぐらい余念がないんだけど、
私のお粥の作る上でのテーマである「手軽さと簡単さと食べ応え強さ」ってのがあるんだけど、
そのまたパワー系食べ応え強さの極みというか、
まあまだ極みの上はあると思うんだけど美味しいお粥ができたのよ!
それは!
お粥ってお腹に優しい一面があるのに相反する強力な重いヘビーな具材を投入!
この相反する感じが相反するほど美味しさが激増するのかしら?って思うほど
ペキカンな出来上がりの仕上がりに私はポンポンポンと舌鼓を打つのよ!
レシィピはいつも通りの
スペアリブと大根の相性って抜群の相性なので併せて大根も入れるわ。
薄く切ると物足りないので、
多少切って大きくても、
圧力鍋で瞬時に味染みなので、
大きさは大きいのかしら?って気にしなくてもオーケーね。
そんで塩しょうしょう。
スペアリブは私横着して下茹でとかしなかった下処理下味付けしてないけれど、
脂が気になるのなら
下茹でしてある程度脂をとってもいいかも。
私は脂ぎっていたその完成したお粥を脂の層をちょっとすくって取り除いた感じね。
これも箸でほろほろと崩せるような柔らかさまで仕上がっているので、
ぜんぜん硬くないのよ。
やっぱりスペアリブの美味しい旨味が爆発している良い脂が出ているところを全部大根が美味しいところを文字通り全部染み込んでいるので、
大きめイチョウ切りじゃなくて、
思いっ切り分厚い輪切り、
大きすぎるなら半月切りぐらいの大きさでも
スペアリブの旨味を十分受け止められると思う。
そのぐらい強力なワザを繰り出して染み込ませる大根はスペアリブをも喰っちゃいそうなほどの旨さ超える大根役者なのよ。
これはヒットだわ。
スペアリブの下処理をちゃんとして下茹でして下味つけてやったら、
牛スジやビンテージツナ缶お粥を先に作りべき研究テーマの題材の食材があったにも関わらず、
思わずスペアリブのお買い得なマーケットの特売品のスペアリブについつい目が行っちゃったってワケなのよ。
結果大成功で大満足よ!
このお粥って全体的に優しいのにこのパワーあふれる骨付きスペアリブが大迫力にそれを全部旨味を染み込ませていただく大根は絶品ね。
これもはや、
お粥なしにして、
普通にスペアリブと大根のなんかそういう煮たスープ的な料理でもいいんじゃね?って思えるぐらいの完成度の料理としての出来栄えと仕上がりだわ。
お肉のニオイが正直臭みがあるのかな?って思ったけれど、
案外なくって美味しく仕上がったのもよかったわ。
このスペアリブから出たスープを全部受け止めてくれるお粥も最後まで楽しめる美味しさ。
正に私のお粥作りのテーマの「手軽さと簡単さと食べ応え強さ」の完成形と言っても良いぐらい、
このぐらいもうこれでいいじゃん!ってぐらいの研究結果の成果にはなったわ。
これ以上の食べ応え強さの極みを極めるにはどうしたら良いのかしら?
いやそのこれ以上の強まりを超えるのが
また新たなテーマであり改めて「手軽さと簡単さと食べ応え強さ」をって思うの。
「シン・手軽さと簡単さと食べ応え強さ」って安直にシンなんて付けないわ。
油断出来ないわ!
今回の私のお粥作りに満足してないで
もちろんお腹は満足したけれどっていうとややこしいけれど、
これに乗じていないで、
また新たなこれをも超えるパンチある食材を探し求めたいと思ったわ。
うふふ。
モリモリ食べて元気に!ってことで
納豆巻きにしたわ。
納豆食べた意欲に素直に応じるのよ。
いや頑張れるわ。
じっくり集中して味わってみると
その時の体調にもよるのかしら?
甘みを感じることもあったりするので、
考えすぎかしら?
1日のスタートよ!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
元ポスト
https://x.com/pkpk_pa/status/1883357925353328847
居住地交流とは支援学校に通う児童が本来通うべき学区の学校と交流して地域の仲間として認知してもらうための活動ゆ。
そこにはもちろん支援級のお友達もいるゆが、このご時世加配の先生がベタ付きで、もちろんうちの子のサポートもしてくれるゆ。
ありがたい反面、交流としては薄いと感じているゆ。ちなみに加配の先生は正規ではなくパートの方も多くて本来のクラス運営で足りない部分をサポートするために加配より一般児童のフォローに回ることも多いゆ。
その方がクラスが安定して障害のある児童的にも環境が良いので意味はあるゆ。そして支援級から交流級へ一人でやってくる障害児というのは基本的に自立して行動できることが原則になってるゆ。
お世話係ではなくグループとしてのサポートはあっても、一対一のお世話係っていうのは平成で終わってるはずゆ。
今お世話係をやってる学校は加配の先生を他のところに回して運営してたりド下手な学校運営の結果であり、障害児に問題があるわけでは無いということだけ説明させて欲しいゆ。
障害のある児童を児童同士でどう感じるかはそれぞれの感性の問題ゆ。負の部分しか感じ取らせることができないのは教育の敗北ゆ。
インクルーシブ教育は共生というより障害児やマイノリティを教育材料にしようという側面が強いゆ。
こっちとしても社会のお荷物としてそのくらい役に立てればという気持ちと、教育の踏み台を育てているわけじゃないという気持ち、二つあるゆ。でも白黒割り切れないから仕方ないゆね。
https://x.com/pkpk_pa/status/1883465669364371805
お気持ちは理解できます。しかしその気持ちの裏まで考えるという配慮は、そういった教育がなされていないと無理です。子供には子供のキャパがあります。理解して欲しいなら相手の立場についても理解できませんか?ずっと頭を下げ続けるのは辛い気持ちもあると思います。どうして自分や子供だけがというお気持ちもあると思います。でもここであなたが吠えても何も前に進みません。反感を買うだけです。子供の未来の為にお互い頑張りましょうよ。
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寝てしまった…
とはいえ、うつらうつらしてハッと起きるという感じなので、だいたい見てはいると思う。
Twitterで書くと怒られそうだけど感想書きたいので、ここに書き捨てていこうと思う。
先に自分のことを書いておくと、「ガンダムはミリしらだけど、ガイナックスはそこそこ知ってる」。具体的にはこんな感じ。
→ これ、エヴァ新劇場版4部作にも通じる感想だなと書いてて思った
→ツッコミがほしい。白くしたら目立つやん、とか言ってたけど、おまえの機体は赤なんかい、とか。そういう意味では誰かとしゃべりながらみたら面白いのかも。
→もしかしてヤッたのか…?とか考えてしまった。エヴァもあの感じだしあるかもしれない。
→マチュのパンチラ(昔はサービスでそういうことするのあったなぁ…)、モブのひそひそ話(なんかわざとらしいな)、飛び込み(モブは驚いてるけどそうなるやろ)
→緑のおじさんがドラッグストアありますか?って聞くところ、わざわざ戻ってこんでGoogleマップで調べんかい、と思った。いい上司風の演出なんだろうなと思うけど。
→普通の暮らしで感じていた閉塞感がとある出会いから爆発して…、という流れは王道。だが、そこを言葉や映像でことさらに強調する演出はわざとらしいのかな。
○ご飯
朝:朝マクド。昼:カレー。夜:人参、キャベツ、シメジ、餃子の鍋。間食:小魚ピーナッツ。柿の種。
○調子
むきゅーはややー。おしごとは、やすみ。
○ポケットモンスター銀(あくポケモン旅)
アカネに苦戦。補助技もないし、ドーピング積むターン稼ぎもできないし、素直にレベル上げかなあ。
○五十嵐律人「幻告」
とある過去の事件に冤罪の可能性を見出した裁判所書記官の主人公がタイムリープをして歴史を変える、特殊設定ものの法廷ミステリ。
有罪となった裁判をタイムリープの力で無罪にするのだが、さらにそこからストーリーが広がっていく。
タイムリープという現実には起きえない事象を扱うことで、一つの裁判の結果によって被告人の人生がどう変わるのかを浮き彫りにしていくのは物語として読み応えがあった。
特にそれら有罪と無罪どちらの判決を踏まえた上での作中における結論はシンプルながら納得でき、優しい良いお話だった。
ただ、その事件の真相にまつわる謎の提示と解決の部分はスマートとは言い難い段取りの悪さを感じてしまった。
タイムリープで有罪を無罪に変えるところまでは良いのだが、有罪でも無罪でも罪の連鎖に終わりがなく続いていく物語のために、どうにも都合の良い、悪い意味で対話不可能なだけの登場人物が出てくる。
更にタイムリープのルールを把握してからは、それありきの法律を無視した証拠や証言集めが多く、真実を見抜くだけではないその先をやりたい物語とのバランス感覚が不均等に思えた。
特に本当の実行犯を対話不可能な反社会的な人間と、短い対話の中で思わせるためのやりとりは、段取りの悪さを一番感じた部分だ。
また、真犯人の心情も理解できるだけに、彼の立場上丁々発止の議論ができない場面で、上から勧告のように言いくるめるだけなのも残念。
現実にはありえない超能力であるタイムリープを駆使する主人公よりも、それを持たないまま目的を幾度も完遂し、かつ自身の職にプロとしての矜持も魅せる真犯人に、対話の機会がないのは勿体ないと思った。
それと、タイムリープにまつわる観測者の姿勢もしっくりこなかった。
幾つかの確定しなかった可能性の世界を見続けてきた主人公の自我からすると、最終的な世界においては非常に孤独な存在になるはずだ。
そこへの恐怖や、それでもやるんだ、という気持ちの描写が薄かった。
この辺も最終的な結論が優しいが現実的には厳しいこともあるものだけに、それを実体として体験できないことへの葛藤はもっとある方が僕の好みだったかもだ。
とはいえ、そこでない部分をキャラクタの心情をしっかり書いてはいるので、優先度の話なんだろう。
ストーリーの筋は面白かったが、謎解きの方法、特殊設定の工夫などの個性はこまれていなさがあった。
二十年ほど前に実在した名探偵「神薙虚無」の活躍を描いたノンフィクション小説、そのシリーズ最終巻に残された謎を巡って名探偵倶楽部に所属する大学生達が各々の推理を持ち寄り議論を繰り広げる本格ミステリ。
から多大な影響を受けており、作中作の中に残された謎に納得のいく解決を見出す構造はそのものだ。
そして謎解きを通じて描かれる名探偵の苦悩とその救済、そんな今作のテーマについても、城平京自身がライフワークとしてデビュー作以降延々書き続けており、押さえるポイントを押さえている感はある。
更にそこに流水や西尾などのケレン味や奇を衒う作風もミックスされており、なるほどミステリオタクらしい作品になっている。
この点をミステリの袋小路に自分から入ろうとしていると批判するのもまたミステリオタクらしい態度であり、事実メタ的に作中人物達も述懐している。
という周辺情報を踏まえると内輪ネタのオタク向け小説のように思えるが、そこにエンタメらしい男女のラブコメ要素が入ることで、それなりに脱臭されていると思った。
ただ、その上で今作をどう評価するのかは非常に悩ましい。
特に悩ましいのが、提示される大きな謎とその解決が、多重解決ものの最後に扱われるほどの意外性や奇想も無いと感じることだ。
「4人乗りのエレベーターに何故5人乗れたのか?」との謎だが、そもそも「作中作内の人物達にとっては自明であり、乗れるかどうか躊躇しない」という時点で、数多の前例があるあのトリックを思いつく。
トリックに前例があること自体を揶揄する気はないが、残念ながら多重解決のトリにはふさわしくない上、一つ目の解決だとしても薄さを感じるほどに薄かった。
根本的にこのトリック自体をアンフェアであると大上段に切っても良いぐらいには賛否両論の仕掛けだし。
(僕個人としては一般的には一人称ならあり、三人称ならなし。今作は作中作として作中のミステリ作家が騙すために書いてかつその謎を明かさずに書き終えたわけだから、フェア/アンフェアの軸でなく、単に面白い/面白くないの軸で面白くないと思った)
また、名探偵の苦悩もの部分も、名探偵自体が何人も出てくるわりに議論らしい議論がなく、ベタな理想論を掲げるだけで、過程や段取りが欲しかった。