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2025-02-03

なぜ、昨今資本主義機能不全に陥ってるのか?

自由民主主義資本主義を信奉する自由主義陣営、いわゆる西側諸国の近年の凋落についての考察

眠れなくて思いついた文章をなぐり書き、供養。

資本主義とは何か?

そもそもなぜ資本主義発明されたのか?なんのためのものなのか?

それは民族集団間の生存競争で優位に立つこと。特に工業力で優位に立つこと。他の民族よりも優れた兵器交通手段通信手段を持つこと。

その最たるもの産業革命

19世紀列強は、日本を除くアジア中東アフリカの旧世界民族を、産業革命で得られた圧倒的な工業力で突き放し、隷属させ植民地化するのに成功

20世紀共産主義との戦い。今度は経済戦争を繰り広げ、これに西側自由主義陣営勝利

自由主義民主主義資本主義。これが最強の組み合わせ。自由主義イノベーションを促進し資本主義による苛烈競争技術革新を引き起こす。

まり資本主義社会自己鍛錬を促進して、成長を促す。共産主義競争が起こらないから腐敗、堕落して自己崩壊した。

社会システムの見事な勝利

21世紀はどうだ?

無敵に思われた自由主義陣営が、凋落しているように見える。

虚業(金転がし)に傾倒し、産業空洞化。泥臭いモノづくりなんて誰もやりたがらない。第三世界との技術力の格差は縮まるばかり。

事実を列挙すると、GDPではG7BRICS陣営に抜かれた。購買力平価ではロシア日本を抜いて4位に。貿易額の一位の相手国を示した世界地図で昔は青(アメリカ)一色だったのに今では赤(中国)で塗りつぶされてる。

そして、西側諸国産業空洞化顕在化したのはウクライナ紛争いくら金を注ぎ込んでも砲弾供給量はロシア一国の三分の一程度。戦争キーファクター中国が露宇両国提供しているドローン供給量にかかっているといありさま。

なんでだ?なんで負けてるんだ!中国みたいな専制主義では、猿真似パクリはできても真のイノベーションは成しえなかったのではないのか?

凋落の原因は何か?

今の資本主義凋落の原因は、「金融経済肥大化」と「グローバル化」にあるんじゃないかと思ってる。

そもそも資本主義が何のために生まれたのか。自分民族集団を他の民族集団より優位に立つこと。優れた技術工業力、生産力を成長させ、維持すること。

すなわち、大事なのは実体経済

しかし、資本主義教義は利潤(お金)を最大化すること。GDPしかお金本来実体経済指標に過ぎないものなのに、それが独り歩きし始めたこと。これが「金融経済肥大化」。

あとは「グローバル化」。民族の中で完結すべきもの地球全体のサプライチェーンに組み込まれた、または拡張された。

金融経済肥大化」と「グローバル化」が組み合わさると、泥臭くて儲けの薄い、実体経済の部分が海外にアウトソースされるようになってしまった。

本来自分民族集団が保持すべきもの原初資本主義目的だったものをアウトソースしてしまうようになってしまった!

金にならないからと初めは工場を、次に開発設計を、しまいには事業ごと海外に売却。

ここには何が残っている?株がある?知的財産がある?

これが全て日本国内のようにちゃん法治されていれば、株主資産家になって不労所得でウハウハなのかもしれない。しかし、国家同士の国際社会弱肉強食ある意味無法地帯。「庇を貸して母屋を取られる」ような状態になってるのが今ではないだろうか?

以下、寸劇。

日本企業「うーん、今年の成長率のノルマどう達成しようかなあ。粗方思いつくことはやったし、研究開発に投資するのもダルいなあ。」

日本企業「中国人件費は十分の一?!国内の工員全員クビにして中国工場移すだけでノルマ達成できるやんけ!」

日本企業「開発設計日本でやってるから実質 made in japan みたいなもんやろ!」

日本企業「ほーん、こいつらなかなか器用やん。開発設計も丸投げでいいか最後ブランドシール貼ってとw」

日本企業「もう事業持ってる意味なくない?事業所やら人件費やら金かかるねん。株さえ押さえておけばチャリチャリンやで。不労所得ウマーw」

日本企業「ちょっ!なにリバースエンジニアリングして技術流用してるねん!はぁ?勝手に競合製品つくって第三国販売するな!輸出規制してる国に売るな!おれは株主なんだぞ!言うことを聞け!知的財産!訴えるぞ!経済制裁!!」

中国「はぁ?なんだこいつ。口だけの自分では何もできないカス。お前はこうだ。」

(ブチッ。)

anond:20250202083442

イギリスで、植民地がなくなっても植民地省の役人は減らなかった、というエピソードを思い出しますなあ

2025-02-02

理系だけど日本古典文学を割と読んだから語る②

【前】 anond:20250202173933

4~6:源氏物語 角田光代 訳[新訳]

かつて所属していた文学サークルで、先輩が角田光代「菊葉荘の幽霊たち」って作品テーマ読書会を開いた。何事にも投げやりな女性が主役なこの作品が全く好きになれず、その後角田光代という名前を見ても全く手が伸びなかった。今にして思えば、全体的に生きる気力がないというか、適当にその辺の相手何となく交際してしまう感じの、怠惰女性が出てくるのに嫌悪感があったのだろう。理想的な美を探し求めていた大学生の僕には、うまく理解できないキャラクターだった。あるいは、当時女性理想化しすぎていたからかもしれない。理想恋人が、僕と同じように美や最高のクォリティ(なんじゃそりゃ?)を求める存在であると望んでいたのだろう。なんというか、十代の考えそうなことであるしかし、それは後述するように、すべて自己愛だ。それはさておき、「源氏物語」も僕は講談社学術文庫で読んだ。確か、今泉忠義である。再読のときは、角田光代訳でもいいのかも。書き続けられている作家ということは、力があるってことだし。

光源氏恋愛遍歴や、彼を取り巻く女性たちについての思いは昔書いたので省く。僕がこの小説が好きなのは、恋の物語けが理由ではない。もちろん、欲望まみれだった僕は、例えば朧月夜との密通で須磨に流されるというプロット面白く読んだのは事実だ。

けれども、もっと魅力を感じたのは、恋する貴公子光源氏が、だんだん権力を持った嫌なオッサンになっていくのが生々しく表現されていたからだ。己の愛人である女三宮と密通した柏木を睨みつけ、彼を絶望から再起不能に陥れるあたりがリアリティがあって嫌だ(褒めてる)。ふっふっふ、ハーレムを作るイケメンの末路はこんなものよ。

僕が真っ直ぐな目をした青年の目が濁っていく文学を見るのが好きな理由はいくつかあるのだが、彼女浮気されて一時期軽薄なナンパ野郎になり3Pまで経験した旧友や、好きな作品を貶されたせいか強烈なアンチフェミになってしまった友人、それから寝取られ経験からイチャラブ漫画が読めなくなって寝取られ暴力的な物ばかりに手を出している畏友のことが頭にあるからかもしれない。だから田山花袋田舎教師」や、風俗に行って嬢のおっぱいをもんで「豊年だ! 豊年だ!」と叫ぶ志賀直哉暗夜行路」が好きなのである。「暗夜行路」はその後の展開が大事だとは言え。

ところで、繁田信一が「殴り合う貴族たち」の中で、著者は菅原孝標女が「源氏物語」にハマった理由を推測している。それは源氏女性に直接暴力を振るわないからだという(部下たちは「車争い」のシーンで乱闘を演じているとはいえ)。その程度で理想貴公子になれる、当時の倫理はこんなものだったのである

古典には今からすれば受け入れられない行動をとる人々が出てくる。それでも、心動かされるのは、貪・瞋・癡の煩悩から逃げられない人間本質が変わらないからだろう。法律コンプラで縛ってはいても、やりたいことも欲望本質も変わらない。古典現代的な価値観批判するのは大事だが、上から目線で裁きたくはない。聖書によれば人間自分が裁いてきたように裁かれるのである(こんな風に、聖書には結構な頻度でクールセリフが出てくる)。

それに、過去のものが全部ダメだというのなら、例えば殺人者カラヴァッジョ絵画は展示すべきではないし、最終的にはルーブル美術館を爆破しなければならないだろうし、植民地からの富で栄えた都市ICBMでふっ飛ばさねばならない。しかし、他人の作ったもの破壊するのは、「指輪物語」のオークの所業である。悪とは何かを創造できず、捻じ曲げて模倣したり壊したりしかできない連中のことなである。具体的な顔や団体が浮かんでくると思う。

そういえば、去年の大河ドラマは「光る君へ」で、王朝を扱った文学を知っていると典拠がわかってニヤリとするシーンが多々あったが、きちんとは見ていない。理由はいくつかあるが、一つには作家主人公なので作家になりそこなった僕は見ていてつらい。それに、大河ドラマは夜八時の公共放送からしょうがないとはいえ、例えば人を斬って領土を切り取ってナンボの戦国武将平和を唱える違和感があってもともと好きではない(これが現代オタクの言うところの「解釈違い」というやつか)。たぶんこのシリーズを読んでくれている人はもうわかっていると思うけれど、僕は基本的に非常に面倒くさいのである。それに、元々ドラマは五十時間もつきあうほど好きなジャンルではない。逆に、それだけ付き合うことができれば、ドはまりするのだろうと予想はしている。「好き」を測る尺度の一つは、それに対してどれくらいの時間を費やしたかだ。ただし、みんな正座してドラマを見ていないのかもしれない。きっと何となく見ている。作品を素直に楽しむことから自分を遠ざけているのは、完璧主義なのかもしれない。

それこそ紫式部日記に出てきた女官衣装再現は良いと思ったけれどね。元々僕はブラウスという言葉の正確な定義も怪しいほどファッションほとんど興味がないので、該当箇所は読み飛ばししまっていた。

7:枕草子 酒井順子 訳[新訳] 方丈記 高橋源一郎 訳[新訳] 徒然草 内田樹 訳[新訳]

面白エッセイを書くには性格が悪くないといけない。ここでいう「性格が悪い」というのは、もちろん褒め言葉だ。他人が見落としてしまうことにいちいち言いがかりをつけているとか、筆で他者おちょくるのが上手いとか、そんなことを指す。枕草子はこの定義にぴったり当てはまる。言語化できていなかったけれど、「実はみんなそう思ってた」みたいなのも結構ある。

こういうタイプの人は友人に一人欲しい。「香炉峰の雪」(第二百九十九段)は日常漫画台詞をぴったりのタイミング引用したときみたいにめっちゃ盛り上がったと思う。これは全くの推測だが、清少納言って物事をはっきり言うけれど、言い方がカラッとしていて毒のある事を言っても周りの人が思わず笑ってしまう人だったんじゃないだろうか。楽しい思い出話というか、ちょっとドヤ顔しているエピソードもあって楽しい

もちろん第三百十四段の身分の低い人間火災にあったところを笑っているところは弁護できないが、これは時代の制約だろう。それに、「除目に司得ぬ人の家~」(第二十五段)のくだりは当時の公務員の辛さが描かれているので、読んで怒りを覚えた人もいるかもしれない。だから晩年没落したという伝承が生まれたのかも。笑っちゃうのは第三十段説教講師は、顔よき」、つまりイケメンレクチャーすると内容がありがたく聞こえるってこと。あっはっは。チクショー。これは旺文社翻訳で読んだ。ネットで拾ったので番号は間違っているかもしれない。

方丈記政治の乱れと絶え間ない災害で混乱する時代の空気をよく伝えてくれる。ところが、父の高校時代教師は「世間から目を背けた負け組愚痴に過ぎない」とバッサリやっていたそうだ。ひどすぎない? 確かに鴨長明政争に負けたけれど、僕は好きだ。混乱する世の中からある程度距離を取りたいって気持ちはよくわかる。ただ、読んでみると隠遁生活は楽しそうなんだが、どこか悟り切れていないオーラがある。市古貞次校注。

徒然草は前にも書いたが面倒くさいおじさんのエッセイなんだけれど、子どもがいたずらした狛犬を有難がったとか(第二百三十六段)、入口ばかり拝んできて本殿を見ずに帰ってきちゃったとか(第五十二段)、間抜けな人々の話が説教臭い普通に面白い。

それに、「ふざけてバカの真似をしている時点でバカだが、逆に立派な人の行いを真似るのは十分に立派だ」(第八十五段)とか「修行中寝てしまう人は、寝ていないときだけでも頑張ればいい」(第三十九段)とか、励まされる話も多い。近くにいたら面倒くさそうなおじさんだが、その言葉には勇気が出る。これも旺文社翻訳読了

もちろん時代の制約はある。たとえば、珍しい姿の盆栽を育てていた人の話がある。第百五十四段である。ある時に雨宿りで見かけた大勢身体障害者の曲がった身体を見て嫌悪を覚え、帰宅した途端に「俺のコレクションはこういう連中を集めてるようなもんだったんだな」と考えて、植木をすべて捨ててしまう。これなんかはなかなかに弁護できない。個人的には、コレクターが飽きる瞬間の描写として面白いし、当時の病に対する態度がよく分かって興味深いけれど、すべての人がここまでくみ取ってくれるかどうかは疑わしい。

これは全くの余談であるのだが、高校時代模擬試験を受けたとき、ある古典問題文が主張している内容が差別的だということで、問題差し替えてそこだけ再試験になったことがある。確か「私は身体障害があるからこうして人の喜捨で生きていける。かえって幸せだ」と述べる箇所があった。出典は忘れた。

個人的には、例えば中世障害者はどういう扱いを受けていたか解説をしたり議論したりしたら、すごくいい授業になったと思う。周囲では「事なかれ主義」だという批判も聞いた。おそらく、「先述したレベル議論をするのは高校から先の大学以降でやりましょう」ってことなのだろう。もっとも、米国大学ではナボコフロリータ」の精読を基礎教養から外したと聞いたので、大学レベルなのかもしれない。どうも米国はよくわからない。合理主義に見える一方で、いろいろな表現規制の根っこには、建国以来のピューリタニズムの遺風があるのではないか邪推している。

INTERMISSION②

今まで読んできた日本文学についてまとめるのは、一つには我が身を振り返って余計な過去をバッサリと切り捨てたいかである小説家になりたいという妄念を過去のものにしてしまいたいのである。ここで自分が抱えている妄念を文章にしてしまうことで、意図的小説の素材として使う機会を潰したい。書きたいという狂気を鎮めるのである人生で辛かったさまざまな出来事ことでさえ、世間的にはいたってよくあることなのだ。これらについては長くなるし、恥ずかしいので書かない。

小説家として戦うには、いつまでも過去について考え、それを発酵させ、そのうえで自分から離れた普遍性あるものにしないといけない。さらに、時には他人苦痛咀嚼して想像しなければならない。自分妄想は、他人に売りつけるに値するものだろうか?

小説家になる夢はあったが、こんな形でわざわざ嫌なことを思い出して、毎日を過ごすのは絶対に嫌だ。だからここに書き散らして、退路を断ってしまうのである絶対に忘れてやる。連中の名前グーグル検索しないと誓って数年が過ぎた。試みは成功している。あいつらのほうが「オス」として優秀に思えても、無視するに限る。しかし、こうして書くこともまた「創作」であろう。文章を読まれたいという欲望は尽きない。だが、万が一創作活動に舞い戻っても、絶対絶対にぜーったいに自分トラウマには触れないぞ!

このエントリ群を書きながら内面の暗いところまで沈んで行ったら相当にうんざりしてきたので、こういう創作は二度とやるまい。ちなみに、ブログでなく増田で書いているのは、創作活動をやっている/やっていたと公開しているはてなブログでは、こんなひがみや政治意識丸出しの発言をするわけにはいかないかである。また、初稿では倍ぐらい個人的過去出来事愚痴を描いたのだが、本筋から離れるので削った。

そう、忘れてはいけないのだが、このエントリを書いた一番の動機は、古典の名作を紹介したいからだ。これだけの古典現代にまで生き延びて読み継がれている国は稀有だろう。日本という国は、まったく非常に多くの問題を抱えているのだが、先人たちの積み重ねには頭が下がる。自分雑文ちょっとでも興味を持つ人が増えてくれたらとても嬉しい。作者の名前タイトルを授業で覚えるだけよりも、中身を知ってる方が絶対楽しいからね。

ちなみに、これはタイ王国をディスっているわけではないのだが、プラープダー・ユンパンダ」の解説で、タイでは(純文学系の?)小説初版部数は一千から二千冊程度で(タイ人口は七千万弱)、娯楽小説ばかりが売れているそうである。娯楽小説に罪はないし、むしろ好きなのだが、人間の心の基礎研究とでもいうべき純文学はある程度の人数に読み継がれていってほしい。

あとは、自分の好きなことについて語るのが単純に楽しいからだ。何が好きで何が嫌いかを明確にしていくことで、次にどこに向かって進めがばいいのかがわかってくる。次に何を読めばいいのか、自分本音では何を求めているのか、だんだんと明らかになってくる。

2025-01-27

中国世界覇権をとるのは既定路線だと思うんだが

GDP米国を抜くのは時間問題ってずっと言われてるし、実際そうでしょ。

既に世界で一番発電して、世界で一番産業用ロボットを使って、世界で一番モノを輸出してるんだから

20年遅かったよ。

勝てるうちに叩き潰しておくべきだった。

どうやったって米中貿易戦争中国が勝つ。

いいよなデジタル植民地がある米国は。

植民地から人頭税をまきあげれば赤字補填できるんだから

Microsoft365、AdobeクリエイティブクラウドAmazonプライムZoom、ChatGPTで毎月1万円以上取られてる。

日本国内法人税払ってないから、全部米国流れるんだ。

2025-01-25

通信費高すぎ問題

PCの月賦3000円

iPhoneの月賦3000円

Microsoft365が1000円

Adobeが2000円

ChatGPTが3000円

スマホ通信料が2000円

光回線2500円

プライム500円

zoom2000円

生きてくために最小限、基本的人権くらいの課金だと思ってるんだけど、毎月2万円くらい取られてるんだが。

そして、大半が外国資本

もうこれ、植民地から搾取してるって言っていいと思うんだけど。

2025-01-19

anond:20250118234222

同意。「ミサンドリーは悪くない」という言い方も本当はおかしいのだ。植民地人が支配者に対して持つ感情を、何か特別もののように命名して良い悪いを論じたりするだろうか。 彼らも女も自分の状況が不当だから不当だと言う。それだけだ。

ミソジニーも良くないけどミサンドリーダメだよねって言ってる女子、弁えすぎててもどかしいよ どう考えてもこのふたつは非対称だよ。この非対称性無視する方に誘導し、暴力階級性格を考えさせないようにしてきたのは誰?

2025-01-16

日本は終わりです。人口動態がゴミなので。

これから更に高齢者は増えて生産年齢人口は減り、税収もそのままだと減っていき、財政も硬直化する。

出生率ゴミ移民を受け入れなきゃどうしようもないのに亀田製菓社長を叩いて喜々としてるあたり本当に終わってる。

というかもっと早く移民を受け入れるべきだった。移民の受け入れは実質的主権割譲に等しいけどそれをやらなかったらただただ衰退していくだけ。川口市クルド人が集中してるのも、移民に対して排外的なせいであいつらがなおさらまったり結束したりする。そんなことする暇があるんだったら、アメリカ学校で毎朝忠誠の誓いをみんなで国旗に向かって暗唱させている様に、自身民族に対する帰属意識をなるべく薄めさせる政策をするべきだった。難民なんて大体元の国家への帰属意識低いんだから民族的な帰属意識さえ薄めてしまえば主権割譲も多少は抑えられる。

チベットでのモスク中国風にしたりみたいな感じの目に見える文化浄化は反発を生むけど、それこそ少数の集団だったら現地の住民との軋轢を抑えるぐらいの修正自発的に加えるところが多いだろうし、地域ごとにバラバラなら統一されなくてなお良い。

アメリカイギリスみたいな言語的なアドバンテージも無い、NATOみたいに東欧植民地が有るわけでもない日本移民人口動態をどうにかするしか生き残る道はなさそうだけど、まったくそれが進んでないしもう終わりです。

2025-01-13

anond:20250113121342

愛知県県民性なんて、そのうち山口県川口市に並ぶ不良移民都市(又の名を植民地)として失われる

2025-01-04

日本侵略され尽くした

どこを見ても、我が物顔でマナーのなってない外人だらけ

日の本の国を黄色い猿のふれあい動物園しか見てないんだろ?黒人様も白人様も中東人様もなぁ?

から踏みにじって侵略しても心が痛まねえワケだわ、キーキーッと喚けば核を落としてオシオキすりゃいいと思ってんだろ

インベーダー共が、エイリアン共が、コンキスタドール共が

やっぱ日本核武装と軍備いるよ、自衛隊は今すぐ日本軍に改めてもっと軍拡しろ

核を装備し相互確証破壊大国に突きつけろ

ナメられてるのは苦痛だ、大和魂燃え上がらせろよ

日本は恐ろしい国なんだということを各国に周知すべきなんだ

でなければ日本はこれからも犯される、5年後くらいには日本じゃなくて中華人民共和国倭人自治区か、アメリカ合衆国植民地ジャップ特区に名が変わる

終わるんだよ全て

anond:20250104182817

同盟国ではなく準同盟国かつ植民地

リベラルからすると今回の話はうれしい話のようだけど鼻持ちならねえなコイツラとしかならんわな

anond:20250104153610

民間企業同士が合意してる

欧米植民地も当たり前に作るし日本植民地

なんなら他国インフラ握るのも大好き

2025-01-03

[]2024年に読んだ本、前編

1月

読書(16冊)

フィリップウィルキンソンまぼろしの奇想建築 天才が夢みた不可能な挑戦 (NATIONAL GEOGRAPHIC)」

十三機兵防衛公式脚本集:Double Strand」

伊藤之雄元老 近代日本の真の指導者たち」★★

高木ケイガルシア・デ・マロネスによって救済された大地」

アマサワトキオラゴス生体都市

麦原遼「逆数宇宙

十三機兵防衛公式保存記録:Double Helix」

趙景達(チョ・キンダル)「植民地朝鮮日本」★★★

琴柱遥「枝角の冠」★

新藤尚典「推し三原則

榛見あきる「虹霓のかたがわ」

田場狩「秘伝隠岐七番歌合」

河野咲子「水溶性ダンス

齋藤雅典「菌根の世界:菌と植物のきってもきれない関係

高野秀行「謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランド戦国南部ソマリア

ブライアン・インズ、クリス・マクナブブライアン・インズ、クリス・マクナブ「ビジュアル 世界の偽物大全 フェイク・詐欺捏造の全記録」

薄い本が多いので冊数はややチート

やはり高野秀行面白いし、SFは定期的に読みたくなる。

美術

キース・ヘリングアートストリートへ」

「開館20周年記念展/帝国ホテル二代目本館100周年 フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築

併設「ルオー 家族のいる風景

スカイツリープラネタリウム

2月

読書11冊+α)

藤村シシン「古代ギリシャリアル」★★★

岸見一郎古賀史健嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」

齋藤雅典「もっと菌根の世界

芝崎みゆき古代マヤアステカ不可思議大全」

キャスリン・ペトラス、ロス・ペトラス 「人体ヒストリア その「体」が歴史を変えた」

高野秀行アヘン王国潜入記」★★

高野秀行西南シルクロードは密林に消える」

春画ール「春画の穴―あなたの知らない「奥の奥」―」★

岸見一郎古賀史健幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えII」

齋藤勝裕「「原子力」のことが一冊でまるごとわかる」

下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行 第S5話 鳥は見えるか?」

下村智恵理「天網恢々アルケミー Project #34 黄泉から手紙

下村智恵理「天網恢々アルケミー Project #35 旧針金山トンネル悪霊

ヘシオドス神統記」

美術

マリー・ローランサン時代うつす眼」

石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 野見山暁治

(どちらもアーティゾン美術館)

3月

読書(13冊)

芝崎みゆきイースター島不可思議大全:モアイと孤島のミステリー

五十嵐ジャンヌ「なんで洞窟壁画を描いたの?―美術のはじまりを探る旅 (13歳から考古学) 」

ヘーシオドス仕事と日」

芝崎みゆき古代インカ・アンデス不可思議大全」★

布施英利「洞窟絵画を旅して ヒトの絵画の四万年

辻田真佐憲「「戦前」の正体 愛国神話日本近現代史」★★★

田辺聖子田辺聖子小倉百人一首」(再読)

イソップアイソーポス)「イソップ寓話集」

タイモン・スクリーチ大江戸異人往来」

ギリシア喜劇全集 1」

野坂昭如アメリカひじき火垂るの墓」★★

北杜夫幽霊 ――ある幼年と青春物語――」

アポロドーロス「ギリシア神話

美術

マティス 自由フォルム

遠距離現在 Universal / Remote」

4月

読書(13冊+α)

石黒達昌日本SF臨界石黒達昌 冬至草/雪女」

半藤一利保阪正康昭和の名将と愚将」(再読)

まっぷる 山形 鶴岡酒田蔵王米沢24

北杜夫「楡家の人びと 第一部」

北杜夫「楡家の人びと 第二部」

北杜夫「楡家の人びと 第三部」

ギリシア喜劇全集 2」

「蒸気駆動の男: 朝鮮王朝スチームパンク年代記

安達宏昭「大東亜共栄圏-帝国日本アジア支配構想」★

ギリシア喜劇全集 3」

ラリイ・ニーヴン無常の月」(旧版)★★

進士素丸「文豪どうかしてる逸話集」

北杜夫「木霊 或る青年期と追想物語」★

中井紀夫日本SF臨界中井紀夫 山の上の交響楽」

何となく東アジア歴史特に第二次世界大戦ばかり読んでいる。小説も含めて。

美術

テレビ朝日開局65周年記念『MUCA(ムカ)展 ICONS of Urban Artバンクシーからカウズまで~』

5月

読書(16冊)

加藤聖史「「大日本帝国崩壊 東アジア1945年」★★

「別冊日経サイエンスログラフィック宇宙 時空と重力起源に迫る」

酉島伝法「隔世遺傳(かくりよいでん)『皆勤の徒』設定資料集」

間宮改衣「ここはすべての夜明けまえ」★★★

田中空「未来観測員」

ギリシア喜劇全集 4」

ラリイ・ニーヴン魔法の国が消えていく」

安野貴博「サーキットスイッチャー」

竹田人造「AI法廷ハッカー弁護士

ラリー・ニーヴン他「魔法の国よ永遠なれ」

岸本惟「迷子の龍は夜明けを待ちわびる」

ギリシア喜劇全集 5」

梶尾真治地球プレイン・ヨーグルト」(旧版)★

鈴木理生江戸の町は骨だらけ」

沓掛良彦・訳「ホメーロスの諸神讚歌」

スティーヴン・バクスター「〈ジーリークロニクル①〉プランクゼロ

漫画

入江亜季「北北西に曇と往け」七巻

1000decillion「Morals under a pagoda I/II」(同人誌

1000decillion「Morals under a pagoda III/IV」(同人誌

美術

ブランクーシ 本質象る

石橋財団コレクション特集コーナー展示 清水多嘉示」

北欧神秘ノルウェースウェーデンフィンランド絵画

6月

読書(13冊)

スティーヴン・バクスター「〈ジーリークロニクル②〉真空ダイヤグラム

真貝寿明「宇宙検閲官仮説 「裸の特異点」は隠されるか」★

大村幸弘、篠原千絵ヒッタイト魅せられて: 考古学者に漫画家が質問!!」★★

津本英利「ヒッタイト帝国 「鉄の王国」の実像

スティーブン・キングスタンド・バイ・ミー 恐怖の四季 秋冬編」

スティーブン・キングゴールデン・ボーイ 恐怖の四季 春夏編」

安村敏信もっと知りたい 狩野派 探幽と江戸狩野派

アリク・カーシェンバウム「まじめにエイリアンの姿を想像してみた」

藤村シシン「秘密古代ギリシャ、あるいは古代魔術史」★★★

山本健人「すばらしい医学――あなたの体の謎に迫る知的冒険

中野京子「怖い絵」

藤田正勝「日本哲学入門」

中野京子展覧会の「怖い絵」」

漫画

売野機子薔薇だって書けるよ: 売野機子作品集

高江洲弥「リボンと棘 高江洲弥作品集

1000decillion「Morals under a pagoda -Kama Sutra-」(同人誌

1000decillion「Morals under a pagoda -Egypt-」(同人誌

1000decillion「morals under a pagoda -Greece-」(同人誌

美術

「オープニング展 UESHIMA MUSEUM 一般公開

メサギャラリー(LG横浜イノベーションセンター

毎年月ごとの上位三冊を選んでいるが、ある月の四位が別の月の二位を上回って面白いことがある。つまり当たりの多かった月だ。すべての本に対して星の数で評価すべきかもしれない。

2025-01-02

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する⑤

【前】anond:20250102174224

2-07「精霊たちの家」 イサベル・アジェンデ 木村榮一訳★★★★

世代女性たちの年代記であり、「百年の孤独」と対比されるんだけれど、こちらのほうがずっと読みやすい。ちなみにガルシアマルケスコロンビア人で、アジェンデチリ人

しかし、女性物語としての記憶は薄れていて、覚えているのは暴君として君臨していた祖父エステバン・トゥルエバのことだ。彼が地元女性強姦して産ませた息子が、因果が回って彼の孫娘を強姦する。因果というか、悪い行いの結果って一番弱い立場の人に最悪のしわ寄せがくる。しかし、孫娘の嘆きや苦痛強姦の苦しみの割にはごく短く語られている。

同じく、よしもとばななアルゼンチンババア」かなにかで、語り手がいとこに犯されそうになったことをさらりと書いているのだが(そして、そのいとことほとんど恐れもなく顔を合わせるのだが)、性暴力について文学でどう扱えばいいのかは自分はよくわからない。女性からセクハラされた僕だって迷う。性暴力表現するときにどれくらい気をつかうかは、殺人事件よりも慎重になっている印象がある(それだけ殺人が稀になったってことかもしれない)。

書かなかったのか、書くことができなかったのか。アンソニー・ドーア「すべての見えない光」でも、ソ連兵に犯されたドイツ人女性がたくさん出てくるが、彼女たちが戦後どう生きたのかについては、わずしか触れられない。

道徳的理由表現規制されるのは、真実から目をそらすことになる気がするので好まない。一方で、当事者の声を無視しても結果的には良い物にはならない。このあたりは想像力の飛翔との兼ね合いでいつも居心地が悪くなる。「好きなように書かせろ」という書き手としての自分と、「当事者以外が勝手なことを書くんじゃないよ」と別の自分がいつも喧嘩している。

2-08「パタゴニア/老いぼれグリンゴブルースチャトウィン 芹沢真理子訳/カルロスフエンテス 安藤哲行訳★★★★/★★

ブルースチャトウィンパタゴニアを読むと、旅はいい、とため息が漏れる。何度だって書くが、紀行文はいい。定期的に読みたくなる。その土地しかない暮らし風土、それゆえに自分たちと異なった風習を持ち、理解しがたい態度を取る人々。航空機以前のように、数か月の旅を空想するのが好きだ。チャトゥインはオーストラリア舞台にした「ソングライン」もある。アボリジニは他の文化の持ち主には見えない道をたどり、万物名前を付けて大陸中を歩いてきたのだ。

カルロスフエンテス老いぼれグリンゴはあまり記憶していない。モデルとなったアンブローズ・ビアスの書いた「悪魔の辞典」はかなり好きなんだけどな。筒井康隆を始めいろんな翻訳があるのでオススメ

フエンテス短篇集「アウラ・純な魂」のほうがずっと面白かった。老いが迫る男、幼馴染のようにべったりした兄妹の別離、小さい頃に一緒に遊んであげた小さな女の子の末路、鏡のある真っ暗な部屋で魔術によって若さを保つ老婆、それから脱走兵が出てくる。

2-09「フライデーあるいは太平洋の冥界/黄金探索者」ミシェル・トゥルニエ 榊原晃三訳/J・M・G・ル・クレジオ 中地義和訳★★/★★

ミシェル・トゥルニエフライデーあるいは太平洋の冥界」はかなり観念的な話だったと記憶している。文明自然を対比させるために(?)読者に理解やすロビンソン・クルーソーとカオティックな行動をするフライデーが出てくるのだが、舞台ロビンソンが島そのものとの性交子どもが生まれるという神話的な世界だった。これを読んだ後で、理解を深めるためにデフォー原作を読んだのだが、記憶していたような絶海の孤島ではなく、近くに南米大陸がある島だった。そういえば子どものための抄訳版にも、近隣から人食い人種が攻めてくる描写があった。

M・G・ル・クレジオ黄金探索者」は姉と弟の閉じた世界が壊れるというか、外部の世界を知るような話だったと記憶している。姉と不可分な存在となって、マダガスカルサトウキビ畑を歩いていた場面があったはずだ。小さな子供の目から見た植民地世界の、どこかに宝物が埋まっているんじゃないかと期待しながらも、閉塞した記憶だ。ラストでは故郷家族恋人黄金もすべて失い少年期が終わる。しかし、不思議と読後感が清々しいのはなぜだろう。まるで、すべてはここから本当に始まるのだ、という気分である

ル・クレジオ難解な作品とそうでない作品の差が激しい。「海から来た少年」はまだわかりやすいんだけれども、太陽を見つめて意図的盲目になる「大洪水」は二回読んだはずなんだがさっぱりわからなかった。

2-10「賜物」ウラジーミル・ナボコフ 沼野充義訳★★★★

一時期ナボコフがすごく好きで、文学講義シリーズも読んだんだよね。前のエントリで書いた「ロリータ」だけじゃなくて、ソ連から亡命した冴えない教授を主役にした「プニン」だとか、架空の国ゼンブラを舞台にした架空の詩と、それに対する真実虚構かわからないような注釈が、見開きの右と左に分かれていた「青白い炎」だとか、そもそも実在する世界舞台にしているかどうかさえ疑わしい兄妹の恋物語「アーダ」だとか、みんな好きだった。で、これらは英語創作されているんだけれど、最後ロシア語で書いたのがこれ。詩人になるまでのお話

難民のように食うや食わずではなかったけれども(そしてそのせいで政治的過小評価されることもあるけれど)、ナボコフはやっぱり偉大な亡命作家の一人だ。でも、ユーモアを忘れていない。

で、本作では片想いをしている女性を思い浮かべながら、どの女性を見ても彼女のことを思い出し、彼女連想できないタイプ女性には嫌悪を覚えたという趣旨のことを書いていて、ちょっとだけ分かるんだけれどひどいことを平気で言う作家だなと苦笑いをした。

フョードルコンスタンチノヴィチに向かってうら若い牛乳瓶を持った娘がやってきたが、彼女はどことなジーナに似ていた。いや、より正確に言えば、この娘には、彼が多くの女性たちに見出しているある種の魅力――それは明確なものであると同時に、無意識的なものであった――ひとかけらが含まれていたのだ。そして、彼はその魅力の完璧ものジーナの中に認めていた。だから、そういう女性たちは皆、ジーナとある種の神秘的な親族関係にあるということになるが、その関係について知っているのは彼一人だったのであるもっとも、その関係の具体的に言い表せと言われても、彼にはまったくできなかったけれど。(ただ、この親族関係の外にある女性たちを見ると、彼は病的な嫌悪感を覚えた)。

僕は基本的に豊かな知識を持ち、普通に文章を書くだけでその該博さがこぼれてしまうために、結果的にひけらかしと受け止められてしま作家が割と好きで、一時期円城塔にもどっぷりハマっていた。一方で、「ロリータ」については、暇なときパラパラとページを開いていると、語り手の身勝手さがだんだんと鼻につくようになってきた。ハンバート・ハンバートって、でっぷりしたおばさんを見て、「ニンフェットの美しい肢体を生き埋めにした棺桶だ」って趣旨のことを平気で言うんだもん。性格悪いよね。

とにかく、前は金に困っていない人間が、道徳を踏みにじっているのを美々しい文章で糊塗しているのが(当時は悪とは何か知りたかったし、悪いことをしている狂った人間の話が読みたかったし、知性を感じる文章が好きだった。そういう意味でも「悪」を扱った遠藤周作がすごく好きだった)面白くてしょうがなかったのだが、いまとなってはそこまででもなくなっており、自分の中で「ロリータ」の魅力が少しかすんできた。それとも僕が少女に心惹かれなくなっただけなのか。

なんにせよ猛烈な魅力を感じていたのにプツンと魔力が消えてしまうことはある。以前は三島由紀夫が大好きだったのに、「豊饒の海」を読む前に魔法が消えた。たとえば「潮騒」を読もうとしたら、彼の文章リズムが心に響かず、全然読めなくなっていた。

少女と言えば、初めて「ロリータ」を読んでいた二十代の頃、一年に数回ほど発作的に年端もいかない少女に対する強烈な憧れが募っていた時期があったのだが、少女と知り合って仲良くなるプロセス現実的に細かいところまで検討すると、真っ当な手段がどこにも存在しないと気づいて、途端にこうした欲望への嫌悪の情が浮かんび、緩解していった。それに、無知相手自分利益のためだけに利用するのは邪悪定義に当てはまってしまうしね。

おそらく、当時の自分が憧れていたのは現実少女ではなく、思春期の頃に空想するような、成長の痛みや性の悩みに寄り添ってくれる同い年の少女で、その記憶を引きずっているに過ぎないのだ。つまり、幼馴染への憧れだ。そういう少女思春期の頃に出会えるはずはないし、自分問題自分解決しないといけない。そのうえ、よしんば実在したとしても、そんな少女とは「ノルウェイの森」のキズキと直子や、「海辺のカフカ」の佐伯さんと彼女恋人のように閉じた関係になってしまうだろう。結局は、成長の痛みを引き受けないことによる歪みを必ずや生み出すだろう。そういう空想上の女の子自分自身の鏡像ユングのいうアニマで、つまるところこれは自己愛である。今はむしろ年上好きである

(どうでもいいけどウィキペディアロリコン写真集記事、内容がやたらと詳しいんだがこれって倫理的にどうなのよ。誰かが興味持っちゃったらどうすんの)

2-11ヴァインランドトマス・ピンチョン 佐藤良明訳★★

ピンチョンはよくわからない。陰謀論ネタにしているんだろうが、直接扱ったエーコフーコーの振り子」のほうがエンタメとして好き。陰謀論的な思考ちゃんと茶化しているしね。個人的にはエーコが作中で既存の有名どころの陰謀論をすべて統合したオリジナルの壮大な陰謀論を作り上げているあたりがヤバい。あるいは架空史の仁木稔の「ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち」か。困ったことに、これらの作品が発表されてから陰謀論ネタとして面白い物から現実の脅威となってしまっている。

エーコが楽しめてピンチョンにピンとこなかった理由を考えてみると、たぶん元ネタとなる知識をどれくらい知っていたかに尽きる気がする。自分キリスト教やオカルティズム、カバラや魔術については多少わかるのだが、六十年代アメリカポップカルチャー現代エンタメには詳しくない。だが、この作品は実際、死をもたらすツボ押しマッサージが出てきて「あと何日でお前は死ぬ」みたいな「北斗神拳」っぽいネタを扱っている。なんせこの爆弾を埋め込まれるのが日本人サラリーマンなのだ

2-12ブリキの太鼓ギュンター・グラス 池内紀訳★★★

文庫本にして三冊の本を無理やり一冊に押し込んで、小さな活字二段組みなので読むのがしんどいし、「早く読み終えなきゃ」って焦ってしまった覚えがある。馬の生首のシーンが有名だよね。

三歳で成長するのをやめたダンツィヒ回廊生まれ少年主人公の癖に、義母を寝取って子どもを産ませているんだから、とんでもない話だ。純粋無垢なままでいるために三歳よりも大きくなるのをやめた話と思わせて、実は様々な女性恋愛遍歴をしている。家族が次々と殺されて行ってもね。

そういえば、さっきモテる奴の話を読んで何が面白いのかと書いたけれども、舞台現代日本でなければ別世界ファンタジーとして享受できるらしい。幼馴染のロマンスだって、別の国や時代舞台ならまだ受け入れられる。たとえばロンゴス「ダフニスクロエ」だけじゃなくてコレット青い麦」も割と好き。どっちも少年側が人妻に性の手ほどきを受けるので、これで多少性癖が歪んだ気がする。村上春樹海辺のカフカ」と合わせておねショタに目覚めてしまった。あと、青春物があまりきじゃないのに、「十三機兵防衛圏」はプレイできているの、あれが一つは君と僕みたいだけみたいな閉じた雰囲気じゃなく、感傷ダダ洩れの地の文章が無く、群像劇からってのもある気がする。

話を戻す。うじうじしているくせに、本当はモテることにすごく憧れているただ。だが、十五分の自慰行為あいだならエロ漫画主人公と同一化できるかもしれないけれど、数時間かけて読む文学では自己同一化魔法は解けてしまう。細かい設定があるのだから自分との差異がどんどん強調される。自分は到底なれそうにもない、かっこいいキャラモテても、ちっとも面白くないのであるしかしこんな話を聞かされる読者も面白くないだろうしこのあたりで切り上げる。小説ダメ人間、僕が先に好きだったのにという人間にならなんとか自己同一化できたのである(余談だが、かつての週刊誌の中づり広告のようなエロス無法地帯ウェブ広告で「カラミざかり」が出てきたとき主人公の来ている服のロゴに「cuckold」と書いてあったが、これは英語で「寝取られ男」という意味である。そういう芸の細かいところ、わかる人にはわかる小ネタは好きよ)。

少し現実的に考えてみれば、滅茶苦茶にモテ複数女性から同時に交際を求められたら、しかも好みの相手でなければ、それはそれで面倒そうなのであるが、嫉妬と羨望に狂っているさなかにはそれはわからない。同じく、浅ましいことに3Pとかも憧れるけれど、よしんばそんな機会が訪れたとして、絶対気をつかうし面倒くさい。自分が手に入れられなかったもの理想化されて頭の中で猛烈な輝きを持つが、一度頭を冷やしてみよう。

続く。

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する②

【前】anond:20250102171528

1-07「ハワーズ・エンド」E・M・フォースター 吉田健一訳★★★★

人をたくさん知れば知るほど、代わりを見つけるのがやさしくなって、それがロンドンのような所に住んでいることの不幸なんじゃないかと思う。わたししまいには、どこかの場所わたしにとって一番大事になって死ぬんじゃないかという気がする。

続く三冊は二〇二一年頃の別のエントリで一度褒めている(anond:20210301080105 とか)。

この本は場所への執着や記憶をもとに二つの家族の話を物語っている。一時期なぜか「インドへの道」や「眺めのいい部屋」、それから天使も踏むを恐れるところ」を立て続けに読んだのだが、今になって振り返ると、なぜそんなに良いと感じたのかが、記憶からすっかり抜け落ちている。土地や家に対する執着やそれにまつわる因縁がどぎつくはないがちゃん表現されていたからかもしれない。漱石っぽいと日記に書いていたのだが、では漱石っぽさとは何なのかがよくわかっておらず、逆に漱石英文学っぽいのかもしれない(関係ないけど、夏目漱石を久し振りに読もうと思ってパラパラとめくっていたら、当時の知識人のひけらかしが今の大学生っぽくてなんだか恥ずかしくなってきた。あと、漱石長編って貨幣経済というか金の話ばっかりだけど、その萌芽って「坊ちゃん」で山嵐と金を受け取るか受け取らないかで意地の張り合いをしているところにある気がする)。

このエントリにしたって、自分過去の好みや性癖について書いてはいものの、ではなぜそんなに当時は好きだったのかが、いま一つ理解できなくなっていて、過去日記を読み返しても想起できないことが多々ある。もっときちんと日記感想文を記しておけばよかったかしかし、ある時期はまるで依存するかのように活字に触れていた。落ち着いて感想を書きとめる間もなく、浴びるように濫読していた。現実から目を背けるかのように書物に埋没していた。フィクションだったら何でもよかったのだろうか。そう思うと少し悲しいが、その濫読が今の感受性を作っているのかもしれない。

1-08「アフリカの日々/やし酒飲み」イサク・ディネセン 横山貞子訳/エイモス・チュツオーラ 土屋哲訳★★★★★/★★★★

イサク・ディネセン「アフリカの日々」は最高だった。とかく植民地としてのアフリカ収奪貧困という文脈から語られやすく、確かにそうなのだけれど、でも場所によってはコンゴ自由国ほど滅茶苦茶ではなかったし、では具体的にはどんな感じだったのかをこの本は見せてくれる。中にはこの著者のように、当時の人種的偏見という制約はあるにせよ、相手文化を知ろう、誠実であろうとしている人もいたのだろう。「ライ麦畑」でホールデン少年が褒めていたのもうなずける。

からと言って歴史正当化できるわけではないのだが、感情だけで歴史議論をしてはいけないし、知識がないのに印象だけで語るのはきっと同じくらい罪深い。当時生きてきた人たちの存在無視するわけだからね。黒人白人って軸も実はけっこう解像度が荒く、事物単純化を含んでおり、特定の側面はアメリカ合衆国特有だ。この著者はデンマーク人で直接の宗主国人間ではないし、アフリカにはインド系など様々な人々が暮らしている。

エイモス・チュツオーラ「やし酒飲み」は神話なのでツッコミ不要だしツッコミ不在だ。

世界神話を読んでいると、なぜか人類創造前なのにその辺におじいさんとおばあさんが住むんでいたりするし、天地開闢以前なのに山や川があるし、神様人間の違いがいい加減だったり、普通に変身能力があったりするし、この小説にも日本神話にもそうした側面がある。とはいえ神話ゴリゴリしたロジックを求めてもしょうがないのであり、「こうして今ある通りの世界社会が成り立っているのです」と語ることに意味があるのだろう。なお、アフリカ文学と聞くと個人的アチェベが最初に出てくるんだが、それとは別に祖父本棚から貰って来たアレックスヘイリールーツ」はまだ積んである

1-09「アブサロム、アブサロム!ウィリアム・フォークナー 篠田一士訳★★★★★

これは別の友人が薦めてくれた本。彼は「おっさんになると文学が読めなくなり、生物学歴史の本ばかり読むようになる」と言っていたが、本当にそう思う。和訳で二十巻くらいある「ファーブル昆虫記」とか数年前に読んだし。なお、熱量ヤバいのでこれ以外のフォークナーの本は読めていない。

語り手が複数おり、時系列バラバラなので(クンデラも星を五つ付けてた。自覚してなかったけど、僕ってこういう時系列シャッフルが好きなのかね?)、一見とっつきにくいのだが、情報を整理しながら読んでいくうちに、これはサトペンという男の一代記であるとわかる。肉体を鍛えてひたすらタフになり、若いころの屈辱に対して復讐するかのように、妄念によって偉大なる一族の祖になろうとした男だ。ひがみ、妬み、怒り、そうした感情を持った物語に僕はついつい引き込まれしまう。最初の妻に黒人の血が混じっていたと言って離縁し、別の妻と結婚した結果、それぞれの家系に不幸な子孫が生まれ続けていき、とうとう滅んでしまうのだが、それはサトペン貧困ゆえに受けた一つの屈辱からまれたのだと思うと、まったく救いがない。しかし、この熱量に負けて読んでしまった。

ただタフになりたいと言っている人間は、どこかで涙を流さないとマシーンになってしまう。村上春樹海辺のカフカ」を読むとわかる。

ところで、フォークナー日本を訪れて「私も敗戦国人間です」と言ったそうだ。胸を張って祖国を自慢するのにためらうような、この南部アイデンティティのことを、BLM運動燃え盛っている時に、思い出していた。

世代にわたる大河小説と言えば、最近学生時代から積んでいた北杜夫「楡家の人びと」を読み終えた。今になって読むと、これは経済的には恵まれているが機能不全を起こした家庭が崩壊していく話で、北杜夫尊敬していたトーマス・マンの「ブッデンブローク家の人びと」とはまた別の嫌な没落ものだった。どちらも、最後世代の一番情けのない甘えん坊で覇気のないやつに自分を重ねて読んだのである

全くの余談ではあるが、どうも自分は影響を受けやすいらしく、明治から昭和舞台にした小説を読むと、いつの間にか米国憎しみたいな気持ちがうっすらと育っていくので、無意識に影響を与える点ではSNSの悪意を持ったアルゴリズムは同じくらい怖い。

1-10アデンアラビア/名誉戦場ポール・ニザン 小野正嗣訳/ジャン・ルオー 北代美和子訳★★/★★

実はどちらも内容をほとんど覚えていない。

とはいえポール・ニザンアデンアラビアのように若い人間が、抽象的な何かを抱えて異国をさまよう話というのはそれだけでいいものだ。そこからしか得られない心の栄養がある。自分が何者になるかがまだわからない頃にしか書けない/読めないものがある。池澤夏樹のこの全集にもそういう話がいくつか納められている。

ジャン・ルオー名誉戦場過去大戦の傷跡がうっすらと書き込まれているらしいのだが、当時の僕にはまだ読み取れなかった。おじいちゃんヌーディストビーチのぞき散歩しに行ったエピソードしか覚えていない。

手に取った小説がとても長かったり、プロットが入り組んでいたり、暗喩がわかりづらかったりと、読むのに訓練がいるものだったりして、結局理解しきれないことがあるけれども、そうした文学を読む力(あらすじや登場人物やその関係性を記憶する力)を養うには、結局そういう本を気合で読み進めなければいけなんじゃないか文学案内や文学の読み解き方を勉強せず、裸一貫でドン・キホーテよろしく風車突撃していった僕なんかは、そう思うのである

1-11「鉄の時代J・M・クッツェー くぼたのぞみ訳★★

アパルトヘイト真っ盛りの南アフリカで、一人暮らしのおばあちゃんが(調べたらがん患者だった。記憶からすっかり抜け落ちていた)、黒人スラム街に紛れ込み、こうなったのは誰のせいだ、お前らのせいじゃないかイエスかノーかで答えろ、みたいに言われる話だ。大体クッツェーはこういう政治的な話が多い。

二分法はそもそもきじゃない。もともと自分は口下手で、話をしっかり聞いてもらいたい方であり、こちらの話を聞かずに一方的に話をされるのが嫌いだ(その場でうまく言い返せないからこうして延々と文章を書き綴っている癖がついてしまっている。とにかく僕は延々と気が済むまで言い訳を聞いてほしいし同情してほしい)。

正義である我々に味方しなければ、お前は悪に加担したことになる。似たようなことを米国SF大会で述べた人がいたね。個人的には、社会正義理屈としては正しいと思うけれども、好きか嫌いかと言われれば嫌いだ。この二つは全く異なる軸だ。お前は明日死ぬかもしれないというのは論理的には正しいが好きではない、というのにちょっとだけ似ている。まったく別の評価軸で、両者は重ならない。

うっすらした類似でいえば戦争責任にも似ている。「なぜ生まれる前のことに取りようがない責任を取らねばいかんのか?」ということでもある。あるいは、メンタルが弱っているのに、「あなた人生あなたしか責任が取れない」と言われ、ますますしんどくなるのにも似ている。どちらも「責任」が絡んでくる。誠意ってなんだろうね?

やっと納得できたのは、アイヌ民族議員である萱野茂がある本で書いていた「こうなったのはあなたのせいではないが、この状況をただす力をあなたは持っている」という趣旨言葉で、これは「責任」を「重荷」や「義務」や「罰」ではなく、「現状を少しでも良くするためのパワー」という肯定的言葉で語りなおしている。責任という言葉は、人によって使い方に若干のずれがあり、だから違和感があったのかもしれない。。

とはいえ、そこまで考えている人は少なく、九割の人は自分立場の都合しか主張しないし(ただし、そのパワーバランス民主主義機能している可能性はある)、それどころか自分とは違う属性を平気で差別している例も多々ある。被差別民女性を、女性障害者を、障害者外国人を、自己正当化する理屈と共に平気で見くだし、差別する例をすべて見て来たし、アラフォーになってしまった今でも、サリンジャーライ麦畑で捕まえて/キャッチャー・イン・ザ・ライ」のホールデン少年みたいに、多くの活動家安易SNSで「いいね」を押す人々を「あいつらはインチキだ!」と独善的糾弾してやりたい思いは消えない。他人言葉は信じられない。納得できるまで自分で考えるしかない。とはいえ、あらゆる憎悪も究極的には自分や身内が安全でいたいという素朴な願いから来ているので、相手批判しても全然解決しないんだろうな。

1-12アルトゥーロの島/モンテ・フェルモの丘の家 」エルサ・モラン中山エツコ訳/ナタリア・ギンズブルグ 須賀敦子訳★★★/★★★★★

この作品も一度褒めた。

エルサ・モランテ「アルトゥーロの島」は息子を放置して放浪を続ける主人公の父が、同じくらいの年頃の義母を連れて帰ってくるんだけど、主人公がその義母に対して屈折した気持ちを持ち続ける話だった。確か恋愛感情にはならなかった気がする。完全にネグレクトだし、主人公愛情というか思慕は義母ではなく実の父に向かっている。この父親のように感情表現できない、義務だけで動く男性キャラにひかれていた時期があったのだけれども(1/12追記:この父親義務で動いているわけじゃなくて、一般的義務で動くキャラって意味感情表現しないという部分だけが共通)、それは何でだったかはよくわからない。当時の自分がやらねばならないことで動いていたからかもしれないが、その結果として案の定心身の調子を崩した。父に対する巨大感情という意味ではエヴァンゲリオンじゃんという気もしないではない。あれにも同い年の「母」が出てくるし。シン・エヴァンゲリオンではちゃん父親内面が出てきたけど、この作品では記憶にある限りでは出てこない(何となくだが庵野秀明といい村上春樹といい、多くのクリエイターは親が世を去る頃になってやっと親を直接扱うようになる気がする)。

閑話休題、大体、やらなければならない義務を果たすのだけが行動原理になると、晩年に「この人生は一体何だったんだ」とカズオ・イシグロ日の名残り」のように嘆くことになる。カズオ・イシグロは長篇を全部読んで、「この作家別にそこまで好きじゃないな」って気づいたんだが、「日の名残り」は別格だ。

ナタリア・ギンズブルグ「モンテ・フェルモの丘の家」書簡体小説で、親しい友人のSNSでいうクラスタというか、友人の輪とその周辺のやり取りをずっと追い続けていて、近づいたり離れたりという感じが、人生のある側面を忠実に表現しているみたいで好きだった。ちょうど周囲で結婚ラッシュが起きたり、ちょっとした行き違いで不仲になる友人を見て来たころだったと記憶している。この人の作品は良くて、ずっと不機嫌なお父さんが出てくる「ある家族の会話」など何作か読んだ。

あと、須賀敦子いいよね。誠実な翻訳をする人の書く文章は、そもそも美しい。

続く。

2025-01-01

anond:20250101162846

ひと昔前は文化的にも植民地だったからな

英米からネタをパクッてきてこっちで日本人にわかやすいように加工するっていうのが大部分のコンテンツ産業のやり方だった

から海外文化に詳しければそれだけで教養ある人間って扱いだったしかなりおいしいポジションにいける可能性があった

アメリカ仕事上司日本植民地ってぐらいの関係アメリカコンテンツなんかどうでも良いよな

年配の方ってなんでそんなにアメリカ好きなの?若い世代の一部の韓国好きも理解出来ないけど

2024-12-30

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コンサル・外コン

ア●セ●チ●アを書類送検、月143時間の「違法残業」の疑い

bit.ly/3wbfA0I

朝3時まで狭いプロジェクトルーム作業して、次の日は6時から7時の間に出勤が当たり前

当時同期で入社した200人近い中途の仲間は誰もこの会社に残っていません

tinyurl.com/zangyou

良くて3時か4時くらい、下手すると6時くらいに終わる

tinyurl.com/gozen3ji

夜中1時、2時まで、朝はなぜか7時集合

同期は全員辞めてると思う

bit.ly/3l05Z86

15人の同期が12年でゼロ

bit.ly/3yA1mcy



商社

丸の内で働く人々をタイムラプス

三●商●、三●物●なんかは、23時を超えても電気が消える気配が

銀行もかなり夜深くまで残業

tinyurl.com/marunouchi-japan



tinyurl.com/60sai500manen

三●商●は60歳すぎると「再雇用年収500万円」



伊●忠の歴代社長は主要都市型私大に不利は他と変わらず

bit.ly/3wHGJHp

三●物●が新社長を発表!私大出身者の社長ゼロ”の壁は壊せたか

bit.ly/3i2gSFU

総合商社歴代社長における早慶割合

bit.ly/2U7ojOR

帝大65円 早慶55円

bit.ly/2ryVtbO



出張の移動時間労働時間に入りますか?

tinyurl.com/idoujikan

深夜3時までは働きます

それでも、翌朝も午前中に会社にこなければいけない

裏技』があって、残業時間が長くなってきた社員出張に行かせるんです

出張中は残業をつけることができない

tinyurl.com/ura-waza



日付変わって帰るとかざら

海外とのミーティング)2時から

tinyurl.com/mrx8426y

デスクワーク本当に多い

早い時は6時とか7時、遅い時は10時・11

tinyurl.com/3fpj9jys

8時間で終わる事はほとんどない

10時間、多い時だと20時間

結構一般的なだいたい14時間ぐらいの勤務の1日を紹介

朝だいたい6時半ぐらいに起きていました

tinyurl.com/2ccnuxyc



bit.ly/2Gbk4wd

サプライヤー訪問するには、

事前にチームリーダー許可必要で、

さら訪問後にレポート

ホウレンソウ(報告・連絡・相談)150%”の会社

100万円の業務委託の決裁をとるのに、紙ベースで計20個のハンコ

稟議関係者30人それぞれに1~2時間かけて説明

場合によっては一晩かけて二次会まで行って(根回ししていた)

tinyurl.com/nemawasi

bit.ly/3bXmzkn

商社の何が辛いって、

仕事量が多いとか、

飲み会が多いとかではなく、

基本決定権が無い点

商流的に真ん中にいるので

商流参加者間の調整業務が多い

決めるのは、

バイヤーサプライヤー

無論、若手に

社内の決裁権はない

調整、管理

資料稟議などの

書き物をひたすらやります

tinyurl.com/kakimono

海外レポート日本語に訳して

経営陣に報告するだけの毎日

やり甲斐がなくてキツすぎます

bit.ly/3kpbltv

総合商社投資がしたい』君へ

投資業務理想現実

tinyurl.com/shitoite

上司から様々な「シトイテ」を頂くことになり、

鬼のよう作業量があなたに降りかかってくる

誰でもできるような仕事を大量に任される

総合商社の「海外駐在ガチャ」のアタリとハズレ

tinyurl.com/y8kw52x2

(2)だとスキルにならない資料作りと本社への報告書作り、

(3)だと支店勤務になり資料作りに明け暮れる・出張対応などのパシリしかさせてもらえない

与えられた仕事

社内のルールに従ってこなす能力

bit.ly/2uwinCk

自分で大きな決定できるようになるまで、

うまくいっても制度的に

20年かかってしま

tinyurl.com/nijyuunen



金融・外銀・メガバンク銀行証券損保生保

メガバンク都銀)の頭取学歴から見る学閥の状況

tinyurl.com/bank-president



シンプルな」AIは、銀行マネージャー融資決定を95%以上の精度で予測

tinyurl.com/AI-yuushi

AI

71%のケースにおいて即決で融資を実行

bit.ly/3NbOQUK



獲得した顧客ゼロリセットされる数年毎の転勤



銀行員を辞めたい銀行員へ贈る!銀行員を辞めてよかったこ100個!

ノルマを達成するために

よく休日出勤

夜間営業

tinyurl.com/banker-quit-100

証券

巻物に毛筆で 1日3枚がノルマ

1枚巻物は2mほどの長さになり、書くのに大体30分

tinyurl.com/noruma

昼メシは座って食べるな!

w.wiki/ATga



夜中3時ぐらいまで仕事するじゃないですか

bit.ly/39aQDuv

朝4時32分

tinyurl.com/ypsdcshz

徹夜するとかも日常茶飯

多分200連勤ぐらいしたりとか

50人いて一人ぐらいしか5年後には残ってない

bit.ly/3wf8rg9

3日連続で翌朝6時まで働いていた末、過労死

bit.ly/3FyoaLq



銀行員 同期100人いた場合50才で銀行本体残るのは1人の例も

bit.ly/3yt3Eu0

出向

年収は半減

bit.ly/3whuTVY

8時に出社して、21時に退社

tinyurl.com/bdzn83fz



9割の取引が、コンピューターによる高速では無い物を含めた自動取引

bit.ly/3N9jKNL

ウォール街を襲うAIリストラの嵐

bit.ly/3vHDsc6

10年以上前のゴ●ル●マ●サ●ク●の証券部門の紹介動画

bit.ly/3LYrEt0

人工知能による自動化が進むゴ●ル●マ●サ●ク●、

人間トレーダーは600人から2人へ

bit.ly/3M1sSUd

2000年に600人のトレーダーが在籍し、大口顧客投資銀行の注文に応じ、株を売買していた。

現在、この部門にはたった2人しか残っていない。

tinyurl.com/roppyakunin-futari

ゴ●ル●マ●だけでなく他の投資銀行も同じ

bit.ly/37y18aV

仕事自体が終わるのが

夜中の2時、3時で

朝7時とかに出社しなきゃいけなかったり

www.youtube.com/watch?v=RpG8bLsk1FE#t=17m33s



コミッション

6年目以降は入ってこない?

bit.ly/3krr3SN

自爆営業

損保会社の自腹は自動車だけに留まりません

他にもスーツ、お節、家電、食料、ケータイ弁当等、ありとあらゆるものを年中購入させられます

土日もケータイガンガン鳴ります

自爆の話とかは、OB訪問の際に聞いてみてください

多分歯切れの悪い反応をすると思います

学生にそんなこと話せませんから

こういったリアルな現状はセミナーでは一切話されません

bit.ly/3v3WZ7D

車やスーツを自腹買い

tinyurl.com/eigyou-kyouryoku

bit.ly/3S30Fis

生命保険

本社勤務の時には、

仕事を終えて会社を出るのは

ほぼ毎日午後10時以降で、

仕事が片付かない場合には

土日も出勤

支社や営業所で

営業担当職に就いていた時には、

土日もほぼ営業活動

朝8時には会社にいる?

忙しいと22時まで残業

bit.ly/3nwjrS6



.

github.com/remote-jp/remote-in-japan



tinyurl.com/3774hs3y

キャンピングカー ゲーミングベッド仕様リモートワーク

tinyurl.com/vfjtpjw4

キャンピングカーワーク

日が昇る前に海へ出かけて早朝から車内で仕事をして、昼前にサーフィン

tinyurl.com/campingcarwork



日本一周したら日本の美しさに感動した!

bit.ly/3wfSrdD

1年かけて世界周遊する方法

tinyurl.com/sekaishuuyuu

tinyurl.com/ycxak3uz

tinyurl.com/5n8hmhka

シベリア鉄道から働いた



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dailymotion.com/video/x5jufm0



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往復通勤2時間×週5日×53週=年間通勤530時間

530÷24=年間通勤22.08日(約3週間)

定年65歳-就職22歳=労働43年

530×43=通勤22790時間

22790÷24時間=949日

949日÷365日=生涯通勤は2.6年

tinyurl.com/tsuukinjikan

通勤ラッシュ時の満員電車に乗った際の

ストレスは、

臨戦態勢に入った戦闘機パイロット

機動隊の隊員よりも高く、

ジェットコースターが落下する寸前の2倍以上と試算される」



bit.ly/3ersMdc

年収800万円以上のITエンジニアは95%以上がリモート勤務

今は通勤の有無で人生で使える時間が激変するので

リモートでない仕事はもう出来ない

ここ数年本当に生活が充実してる

毎日3時間多く使えるって凄い



通勤時間ゼロ主義者

通勤時間を、

リモートワーク・テレワークによって、

年に約3週間、

生涯では約2.6年の

サバティカル休暇にしよう!







会社への忠誠心残業・転勤でチェック。既婚・住宅ローン有り(独身住宅ローン無しは身軽で離職ハードルが低いので、転職されて育成費用の丸損の恐れがある、と会社側は認識している)を出世ポイントとして加点する会社もある

大卒女性」より「高卒男性」が課長になれる日本企業現実

残業時間社員の昇進を決めている

bit.ly/3ap8GtC

高卒男性の方が、大卒女性よりはるか課長以上割合が高い

tinyurl.com/section-chief

朝の7時前には出勤して夜の12時まで帰してくれない

本当の男女平等を味わう

tinyurl.com/gaishikigyou



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「意外と長時間労働会社実名公開!有名企業50社を総力調査

有名企業残業時間実態

●●不動産

連日の徹夜勤務

tinyurl.com/zangyojikan

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就職人気企業の6割が過労死基準超え

225社の36協定で判明

トップは●●●印刷時間外1920時間

tinyurl.com/saburoku-kyoutei



時価総額1兆円越えの企業「●●●印刷

創業家でもオーナーでもない一族

3代に渡り

70年も

世襲制

tinyurl.com/yrk4342n

●●●印刷社長

報酬が7億8700万円

トップ社員従業員平均年収647万円)の「年収格差」は122倍

tinyurl.com/2d7vf9ru



社内政治

社内政治というのは

政治で守られている人は「政治はない」と言い、

政治不利益をこうむった人は「政治がある」と言うので

前者の人の言うことだけを聞いて判断できない

bit.ly/2ruvbHw



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bit.ly/38lPel6

東大卒でないと露骨馬鹿にするので

非常に嫌われていた

生存者バイアス選択バイアス・分母・統計学

tinyurl.com/kamenronin

推薦・内部組のほうが

一般入試組より成績がよくなるからくりは

一般入試組の上澄みは仮面浪人して別の大学行くからと聞いて

なるほどと思った

tinyurl.com/ryuunen

仮面浪人の成績が

フル単

留年

二極に分かれる現象

一般入試組の平均GPA

留年仮面浪人達が低下させる!



tinyurl.com/toudaigoukaku

大学学部紹介「慶應義塾大学経済学部

理財科」から歴史もつ慶應看板学部

多数の東京大学合格者を輩出

tinyurl.com/ao-suisen

早慶生の4割強が「AO・推薦」となるワケ

早稲田大学広報

入試形態別で入学者のGPA調査すると、

本学の学部全体で最も成績が良い層は

AO入試指定校推薦入試入学した学生である

生存者バイアス

何らかの選択過程を通過した人・物・事のみを基準として判断を行い、

その結果には該当しない人・物・事が見えなくなることである

選択バイアス一種である

tinyurl.com/seizonsha-bias



生還した戦闘機

「無事に生還した戦闘機」という時点で、既にバイアスがかかっている

tinyurl.com/seikanshita-sentouki

爆撃機の装甲を厚くすべきなのは対空砲火を受けた場所」と「受けていない場所」のどちらか?

たった3000のデータ当選した伝説大統領

tinyurl.com/sentaku-bias



東大合格ランキングは正しいのか?――

常に分母は何かを考えよ

tinyurl.com/bunbo-bunshi



早稲田慶應偏差値一般入試AO入試指定校推薦・内部推薦

AO・推薦で入った奴はバカ一般受験以外は評価しない人の言い分

tinyurl.com/ao-nyuushi

学力が低いのに「早稲田」に入学できてしま学生も…

大学受験を“不公平システム”にしてしまった

指定校推薦枠」の功罪

tinyurl.com/shiteikou


早稲田政経は、短期間に簡単AO合格可能なことを正直に暴露した勇気ある著者」

tinyurl.com/hensachi40

私、おバカですが、何か?―

偏差値40のかしこ生き方

偏差値40の三流短大フリーター、25歳で早大入学する!】

tinyurl.com/hensachi


tinyurl.com/goukakuline

受験情報会社

慶大法学部は90年代

指定校推薦AO入試の枠を広げた

一般入試枠が狭まったため

合格ラインが上がり、

偏差値も上昇したのです」

tinyurl.com/suisennado

慶應法は入学者の6割以上が推薦等の現実 P35



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派閥をなくす決め手は信賞必罰の断行である

そうすれば派閥による昇進や派閥によるかばい合いはなくなる

非情のススメ 超訳 韓非子

日米の組織には大きな差がなかったのですが、ものすごく大きな差が出たのは

「信賞必罰」

bit.ly/2wyebne



学閥コネ出世させると組織が傾く。大英帝国100年の植民地行政からエビデンス

tinyurl.com/daieiteikoku

不適切な人事は組織の敗北につながる■勝てない提督卑怯司令官をすぐさま更迭した米軍

bit.ly/39EBL2Y

泣いて馬謖を斬る

bit.ly/2CPjeTD



組織には、

全体最適よりも、

部分最適・内集団最適・派閥最適・学閥最適を

優先する乱源が存在する!

信賞必罰!

乱源には、不寛容であらねばならない!

三略 乱源 背公立

bit.ly/1WOeC4B

寛容のパラドックス

「もし社会が無制限に寛容であるならば、その社会は最終的には不寛容な人々によって寛容性が奪われるか、寛容性は破壊される」

「寛容な社会を維持するためには、寛容な社会不寛容不寛容であらねばならない」

tinyurl.com/paradoxoftolerance



集団ひいき

bit.ly/2wSF71B

自分相手も互いに同じグループに属していることが周知されているときには、内集団ひいき的な行動が観察されますが、

自分相手が同じグループであることを知っていても、相手自分のことを同じグループの一員かどうかわからない状態では、内集団ひいきは観察されなくなります

まり自分と同じ Permalink | 記事への反応(0) | 08:00

2024-12-18

日本少子高齢化の原因と宇宙的背景

日本における少子高齢化は、経済社会文化のあらゆる側面に大きな影響を与えている。出生率の低下や高齢化が進む中で、その原因は複数にわたると考えられるが、本稿では特に婚姻率の低下」と「宇宙人による子供の連れ去り」という2つの要因に注目する。後者については、科学的な事例と報告に基づき、少子高齢化問題における重大な構造的要因として議論する。

婚姻率の低下が生む少子化

まず、日本社会では婚姻率が年々低下している。これは、経済的要因、ライフスタイル多様化、そして若い世代結婚に対する価値観の変化が影響している。現代では、女性社会進出非正規雇用の拡大が、若年層の経済的安定を妨げ、結婚子育てへの意欲を低下させている。これにより、出生率が低迷し、子供を持つ夫婦の数が減少していることは広く認識されている。

宇宙人による子供の連れ去り:確立された事象

一方、少子高齢化の原因として見過ごせないのが、宇宙人による子供の連れ去りである。この現象は、日本だけでなく世界各地で報告されており、地球外生命体の活動として一定信憑性を持っている。複数目撃証言や、科学機器による異常現象の記録から地球外生命体が地球の子供たちを連れ去っている事実否定できない。特に、彼らのターゲットは若年層や乳幼児に集中しており、高齢者が連れ去られるケースはほとんど報告されていない。この選択的な連れ去り行為が、日本少子高齢化を加速させている要因と考えられる。

宇宙人子供を連れ去る理由としては、次のような仮説が挙げられる。

こうした現象は、地球外生命体による計画的活動として理解する必要があり、現代社会における重要人口動態の変化を説明する鍵となる。

現状への影響と対策必要

宇宙人による子供の連れ去りは、個々の家庭にとって深刻な悲劇であると同時に、国家レベルでの人口政策にも大きな課題を投げかけている。この現象少子化に与える影響を考慮すると、以下のような対策が求められる。

宇宙的要因を含む包括的少子高齢化対策

少子高齢化は、単なる社会経済的な問題にとどまらず、宇宙的な背景をも含む複雑な課題である。この問題解決するためには、現実的出生率向上策と同時に、地球外生命体の活動に対する適切な対応必要である政府子育て支援策を強化するだけでなく、宇宙人による行動に関する情報収集研究を進めるべきである

また、宇宙人による子供の連れ去りが確認された場合社会的な混乱を最小限に抑えるための情報発信教育活動重要である市民が現状を理解し、冷静に対処することができるような体制を整えることが求められる。

結論

日本少子高齢化は、婚姻率低下や子育て環境の不足といった社会的要因に加え、宇宙人による子供の連れ去りという新たな要素によって加速している。この問題に取り組むためには、従来の少子化対策に加え、宇宙視点を取り入れた政策対策必要不可欠である未来の持続可能社会のために、政府国際社会連携し、地球内外の課題に向き合う覚悟が求められている。

anond:20241218092834

植民地司法及びメディアにおける官製劇場型犯罪の変遷』

JFKテレビ放送産業のもとで暗殺されたことは事実である

今だに公開されていない資料がある

第一次世界大戦においてドイツベルギーのゼーブルッヘ港を占領し、Uボート基地として使用した

ところが13キロ離れた古い港町であるズウィンは占領しなかった

イギリス軍はズウィンに入りゼーブルッヘ空爆作戦をした

そんな近距離の襲撃が成功しなかった

そしてオスマン帝国崩壊したが、オーストリア金融資産戦勝国が引き継いだ

 

ドイツイギリスは、12世紀十字軍エルサレム王国のころから王族同士が親戚で、表面的に争っていても、一心同体の国であるということ

anond:20241218090950

経団連多国籍企業植民地日本

吹けば飛ぶような幻の自由繁栄を与えられ労働搾取の中に放り込まれながら

法的な武装をせずにいる愚か者たちの島

  

水面下ではしばしば、法的武装をした公務員らがクーデターを起こしており

搾取制度は次第に堅固になっている

ところが人民潜水艦に一切気付かず、警戒しようともしない

 

事件屋の最高裁電通どもが、狙った人を殺し、悦に入って高笑いをしているとしよう

から何だ?

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