はてなキーワード: 移民とは
ニュージーランドは今年選挙を行う。ニュージーランドは3年おきに選挙を行い、毎回レイバーとナショナルが二大政党になり、ACTとGREENがそれぞれレイバー、またはナショナルと連立政党となる。
マオリ政党は必ず1〜2議席を獲得する。これはどうも法律で決まっているマオリ枠でもある。これがなければマオリ政党は消滅する。とはいえレイバーやナショナルにもマオリ議員がいるので、この政党の意味合いも実はほとんどなく、先鋭化したマオリが議員に常にいる状況を作り出している。
最後にNZ史上最強最悪のフィクサーであるウィンストン・ピータース率いるニュージーランドファーストが毎回キングメーカーになる。
キングメーカーというのは、その政党がレイバー陣営、ナショナル陣営のどちらと連立するかで与党が決まる程度に議席を獲得した政党であり、日本の参議院選では参政などがその立ち位置になることができる。
キングメーカーは獲得した議席の少なさとは裏腹に、与党を最終的に決めることができるために非常に強い発言力を持つことができる。
さて、今回の選挙でとうとうジャシンダ・アーダーンが率いたレイバー政権によってさんざんいじめ抜かれてきた移民たちが投票をすることになる。個人的には彼らが徹底的にレイバーに対して復習を試みるのではと期待しているのだが選挙人登録をしなくては投票ができなくなる可能性に気づいていない可能性もある。
さて、9月に始まる選挙を目前に控えて、現与党のナショナルが「期限ギリギリの選挙人登録を禁止する法案」を提出した。
期限ギリギリに登録する人があまりにも多く、事務員たちの負荷が激しくなる、ということがその理由のようだが、ならば期限を早める、というのがあるべき対策であり「期限ギリギリに登録しても無効にする」などということをよく思いつくものだと悪い意味で感心している。
ニュージーランドでは日本のように戸籍精度が存在していないために、投票を行いたい人々は、選挙人登録という作業をしなくてはならない。この制度の欠点を国民に押し付ける語りの改正をしている時点で今の与党もジャシンダと大差ないことが選挙期限ギリギリで露呈するというウルトラCを発揮してしまった。
はっきりいうとはじめからどうしようもないぼんくら集団ということはバレていたのだが、ただでさえ能力が不十分な政権が前政権であるジャシンダ・アーダーンが残した凄まじい傷跡をどうにかできるわけもなく、結局ニュージーランドは未だにひどい不況から抜け出せていない。
相変わらず物価は激しく高騰しており、投資をする人々は大儲けをしている。投資もできないギリギリで生きている貧困層はますます貧困になり、最近では道端にパイプ爆弾を抱えた死体が見つかるなど、明らかに異常な事件も起こるようになっている。こうなってくるともはやラムレイドなどの事件はほとんど報じられることもなく、ギャングの話題などでひっきりなした。
それとは別に最近TikTokなどで「マオリがハカを踊って抗議活動♪」というどうしようもない動画を見かけるようになった。
悪質なのは、現地にいるらしい人々が「これをマオリと呼ぶべきではない」と理路整然と反論を試みているのだが、なんとなく時間を開けてほとぼりが冷めた頃に性懲りもなく別のところから同じような動画が出てくるようになった。
マオリ族の名誉のために言っておくが、彼らが踊っているのは確かに「ハカ」であるが、踊っている彼らは全く持ってマオリ族を代表していない。
彼らはマン・アップという現地のキリスト系宗教団体であるデスティニーチャーチの下部組織であり、男尊女卑社会を復活させたい一部の貧困で同仕様もないマオリやパシフィカを構成員とした団体だ。
マオリ族は伝統的にはいわゆる「ジェンダー社会」であり、性別や年齢、身分に応じて彼らはそれぞれの役割を置いながら集団生活を営んでいた。ただ、ときとともに時代の変化に合わせてその役割なども変化する程度の柔軟性は持ち合わせた民族でもある。
かつては男性しか踊らなかったハカが今は女性も踊るようになっているなど、変えていい部分と買えるべきではない部分をわきまえた人々と言ってもいいだろう。
まら、セクシャルマイノリティについてもキリスト教社会のように厳格ではなく、「自然の成り行きの一つ」という捉え方をしている点も見逃すことはできない。
つまり、そんなマオリがプライド・パレードを妨害する目的でハカを踊るなどということはありえない。一部の先鋭化した人々がハカという「無理に止めたら差別」とされていることを縦に自分たちの信念と相容れない人々を排除しようとしている、というのがその答えだ。
ニュージーランドはいまワイタンギ条約をどうするかという渦中であり、不景気も絶賛進行中であり、政府はマオリ政党がハカを踊って対決姿勢を示した上に史上再長期間の謹慎を受けるなど、上から下まで混乱のさなかになった。
ここでさらにクック諸島というニュージーランドが面倒を見ている国が勝手に中国と協定を結んでしまうという外構レベルでもきな臭くなってきており、Xのタイムラインなどでのんきにワーホリに来る若者たちを見て、せめて何事もなく帰れますように、と祈っているのは私だけだろうか。
知能の高い、優秀な移民をたくさん入れたらMARCHとか早慶卒で英語もまともに喋れない日本人が日本人セカンドになる
移民が欲しいって話は、大衆からしたら自分より立場の低い奴隷階級としての二級市民の移民が欲しいって話だろ?
だけどそういう移民は犯罪起こしまくったりルール破りまくったりするんだよ
つまり、優秀な移民に来てほしいという話と、日本人ファーストってのは同時には成り立たないわけ
一級市民: 優秀な日本人(英語もペラペラ、専門性あり、高収入)
二級市民: 優秀な移民(英語もペラペラ、専門性あり、高収入)
ってなるわけ
つまり、普通の日本人の上に犯罪も犯さない優秀な移民がくるようになり、そいつらが普通の日本人より稼いでいいところに住んで、金持ちになっていくわけ
そういうの受け入れられる?って話
これが嫌なら、英語喋れない普通の日本人より低い四級市民のところに犯罪上等の劣等移民を大量に受け入れて、そいつらに割の悪い面倒な仕事を奴隷のごとく押し付けるしかない。
つまりどう転んでも不満は増えるわけよ
俺はハシシタのなんでもかんでも対案を出せはしょうもないと思ってるけど
どこの国も移民入れようは移民入れることを目的でやってるわけじゃなくて
(特定の職種における)労働者不足を賄うための苦肉の策としてやってるわけでしょ
※人道的難民受け入れは除く
これまで移民をたくさん受け入れてきた国々が、もしも移民を受け入れていなかったら・厳しく制限していたら、経済的にどうなっていたか?
「同質性を前提とした性善説な枠組によりコストを削減しているのが日本社会なので移民が増えるとここが崩れる」みたいな話をよく聞くが、「極少数のキチガイのために超巨大コストを払う奇妙な仕組みが大量にある社会で基本的に性悪説によってめちゃくちゃ窮屈になっている」とかが実態なのではと思わなくはないが、自分の周囲がキチガイ率高い空間だったというのはありえる。
「その国の平均より移民の犯罪率が高い」は、だいたい移民が若い男性(通常、他のジェンダー・年齢階層より犯罪率が高い)であることや、彼らの置かれた経済状態(貧しい方が犯罪率が高い)で説明がつく。
移民の唄が聴こえる😢…
その通りなんだけど、「移民は原住民より犯罪率が高い」というエヴィデンスもあって、パズルになっている、というところまで書くのがフェアだと思う。
無理矢理整合的に理解しようとすると「移民を受け入れると、移民は犯罪率が高いが、原住民の犯罪率が下がってキャンセルされる」という感じなのだろうか。
人数比を考えれば原住民側の低下はほんの少しで十分だし、それを敷衍すると「移民受け入れで犯罪率が上がらないのは、人数が圧倒的に少ないからなのでは」という気もしてくるけど。