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はてなキーワード: 屁理屈とは

2025-01-24

anond:20250124165758

自分キャバ嬢だとは思ってなかった!小銭を稼ぐために週末だけキャバクラでロングドレス着てる大学生だと思ってた。(屁理屈でごめん)地方都市キャバクラから薄化粧の芋でも働けたんだよ。

2025-01-23

みんなの好きなゲームストーリー体験)を教えてほしい

ゲームを通じて感じたストーリー体験で感動したやらなんか好きレベルでいいので教えて!

圧倒的にノベルゲーやアドベンチャーゲームが有利だけど俺はプレイを通じたマリオストーリーで感動したんだ!ってんならあり!

テトリスとかまでいくと屁理屈じゃない?と思うけどまぁいいよ)

システムは語るべからず!あくまストーリー

2025-01-22

屁理屈言ってないでミッキーに会いに行け

ミッキーは必ずハグしてくれるぞ

2025-01-21

anond:20250121075703

「これから選択肢が増えるだけなんて理由は使わないよ!」って言えばいいだけなのにまだ屁理屈捏ねてるやつおるな

2025-01-20

anond:20250120093520

どれだけ屁理屈こねても選択させないのに比べれば自由っす

論破っと

anond:20250120050937

使ってはならないと言いながら使うなとは言ってないいうのは流石にケンパクドウセキの感があるというか屁理屈がすぎるのでは??

2025-01-18

年収800万が高所得じゃない!とか言うやつなんなん?

理由都内で子持ちならカツカツだとか屁理屈もいいとこやろ。

そんなら年収300万は実家暮らしなら余裕あるから低所得じゃないんか?

anond:20250118015346

古典的詭弁だよ、バカには論理的に見えてしまうらしい

弱者男性という単語フェミニズムに対する詭弁屁理屈として作られた戯言、全部無視していい


フェミニズム女性社会的弱者とし、男性強者とすることで正当化されてる→

男性にも社会的弱者がいる(白人にも弱者がいる・奴隷商人末裔にも弱者がいる・権力者にも弱者がいる・富豪にも弱者がいるetc)→

フェミニズム女性だけ救うのはおかしい!!(??????)

2025-01-16

anond:20250116184907

それは物質としての金や銀を継ぐ(目地詰め、コーキング)といった意味であって、反論になってないな。

藍色を継ぐってどういう意味ですかね。結局そのあたりにさっさと言及せず的外れ屁理屈続けてる時点で答え出てませんかね

だいたい直木賞ってことは大衆向けでしょ。そんなのでそんな文化的素質?を求める作品作ってどうするんだよ?w

今の大衆ってさぞ高尚な言語感覚を持ってるんですねー・・・(闇バイト事件が多発してる社会なのにそんなこと思えるか?)

内容なく煽ったり論点ずらしでレスバしてくるキッズみたいなの

そういう反抗期相手は親か金もらってる学校先生にしてもらってくれよ

増田だと屁理屈言うなってゲンコツの一つもされないか必要矯正がされないぞ

anond:20250115093257

❌女だけ見殺しだから女性差別

⭕️セクハラ訴訟を起こされるより見殺しで訴訟を起こされる可能性の方が高い。訴訟リスクの算定がおかし司法無視した屁理屈から女性差別

2025-01-09

anond:20250109165621

>俺の論理を崩す事ができるという見込みがあるの?

 

「俺の論理」がまったく成立してないんだけど…

 

>弱男を50年もやってると女性嫌悪が出てくるもんよ。女性に優しくされた経験とか殆どいからね。

 

・女に優しくされたことがないなら女性嫌悪が出てきて当然という責任転嫁

→ただのこじつけ女性嫌悪の正当な理由ではない 

しかも本当は女に優しくされたことがあるが、若くない(=増田の性欲の対象ではない)ので女に優しくされた経験に含めない!

 

ここからも明らかだがなぜ増田の性欲の対象になる女が増田に優しくしないか

できないのである

人として優しくすると増田から望まぬ性欲を向けられるからできないのである

 

「若く可愛い男が陰キャ塩対応なのはそうせざるを得ないから」理論だな

増田ははからずもこの理論証明する一例なわけだ

  

>それより気になるのはお前のイラつきって負の性欲なんじゃないの?(キモい弱男が言うことはだいたい気に入らない的な)

 

これもまた論理として成り立っていない

負の性欲とか他人も使ってるネットミーム使えばなんか論を立てられたような気分になるのかな?

 

あのさ、日本人だよね増田って

強い人種差別思想を持つ外国人がいたとする、日本人を見下してる

日本人自分に都合よく奉仕することが当たり前とごく自然に思い込んでる

日本人としてどう感じるよ?

そいつ屁理屈で「だから自分日本人を劣等人種と見なすにはこういう理由があるわけ」と日本人に説いたとして、

嫌悪感以外に感じるか?

 

可愛い娘がいる親としては、娘の性別である女性蔑視思想を持ってる、

しかも年齢相応の思考力もなく女性攻撃的になる理由を女のせいにするおっさんなど要警戒対象以外ではありえないんだよ

anond:20250109160811

なぜか「これだから女倫理感もなにもないペッ」みたいな屁理屈に持ち込もうとするアンフェ多すぎだよなー

男女対立に持ち込むなら今まで報道された性加害スキャンダルのほぼ98%ぐらい男が加害者ってこと無視すんなよなー

2025-01-08

anond:20250107183420

自分の思い通りに進まないだけの理屈を「屁理屈」と呼ぶのはやめろ。 

お前、ずっとそういうのだよな。呼び名だけ変えてもお前が負けてるの変わんないから。

論破しろって論破。お得意の監視で間違いを指摘すんだよ。ここが屁理屈ですと、引用で指摘して見ろ。

指摘ポイントなんか無いけどw

 

海外行ってるフリの出羽守はやめろってのに。

具体例が全然出てこないんだよな。国名とか。中国はこう、アメリカはこう、アフリカはこう、そういうのがない。

日本だけ具体性があるwお前が実際に住んでるから

俺がわざと具体名を挙げなかった罠にもきっちり引っかかる。「海外」ってどこ? イギリス? ロシア? ウクライナ? ゴビ砂漠? まあゴビ砂漠テレビ見てたら児童虐待ニュースなんか見ないだろうけどw

あと比較? ニュースを? してないだろそんなこと。そういうとこなんだよな。伝わってくるんだよ適当コイてるのが。

お前が実際になにやってるか当ててやるわ。まず、海外話題になっている、素晴らしい名シーンの動画ネットで見るだろ。うわー海外ってすごいんだな進んでるわ素晴らしい人たちがいる。それから、お前の周りの人たちからポストされてくる、日本で流れたしょうもないTV番組のシーンを見る。うわー日本ってクソ。

あのなあ、比較っていうなら条件をあわせないとさ。エリア最高とエリア最低を探し出して感想を言うのは、比較じゃないんだよね。

バカだよね。

 

②偏りがありすぎるとは思わないのか。思わないし、思ったとしてなに?

自分の思った通りにならないことを「偏り」とか言うのはやめろ。ただの現実で、それが正常なんだよね。

というとお前が何を言うのは分かってる。それは現状追認冷笑であるとか。

あのなあ。現状がどういう状態化を認識して何もしなかったら確かに冷笑主義だよ? でもおまえはそれ以下。まず現状がどういう状態かを正しく認識してないじゃん。「偏り」ってなに? 今は異常で元に戻したらお前の理想になるのか。ならないって。

ガキなんだよな。「思い通りになっていません」しか言ってない。どうすれば変わりますとか、無い。お前はずっとそう。

バカだよね。

 

③どんなに優しい言葉での批判でも日本人は耳を塞ぐよ。

その通りだね。久々に正しいことを言ったな。実際にやったらしいじゃないか。嘘をついてないね実体験がある。

で、次はどうするのか? バカ! アホ! とインターネットで罵る。

そこがだめ! ガキすぎる。

学校先生にどうされたか思い出せよ。根気強く教えてもらわんかったのか? お前ってこんなにバカなのに、1を聞いて1理解できないから、1がわかるまで1020回その説明してもらっただろうが。お前の政治コミュニティリベラル啓蒙主義本来主張してたのは本来そういうことなんだよ。大衆バカですから、一生啓蒙エンライトメントしましょう。対話できない相手からこそ、対話を諦めずに続けましょう。

ところがお前みたいなガキが、出来の悪い生徒にいきなり暴力振るって不登校を作る。ムリな対話をやめる。だから最近リベラルは駄目になっている。それが現状だ。

日本人が話を聞かないとしたら、それはバカなお前のせいなんだよね。

バカだよね。

 

 

で、お前に欠けてるところな?沢山あるけど。

まずお前は、他人の間違いを指摘することは全然偉くないということを認識するべきだ。人を褒めることを覚えろ。クレーマーを辞めろ。お前の敵に一分の理があることを認めろ。

最近の名著では「それでも、世界はよくなっている」とか読んだ? 読め。

それから社会はなぜ右と左に分かれるのか」だな。なぜ日本人(=お前と話す奴。言っとくけどこれのことを「日本人」と呼ぶのもやめろよ)がお前の話を聞かないのか、論理的に示しているぞ。

単純な古典だけどカーネギーとかどう?「人を動かす」。これもお前がいかバカな語りをしているか理解する手がかりになるよね。

まあまず無理だとおもうけど、政治の大古典も読んでもらうか。Mウェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」か「支配の諸類型」だ。これは解説書だけ読んでも良いぞ。そのほうがいいかな。

 

まあ賭けてもいい。絶対に読まないよお前は。

自分を変えて成長しようなんて批判精神とか持ってないから、今まで読んでないなら未来も読まない。お前のバカさはそういうところに出ている。お前が「日本人」に並べ立てた欠点、全部お前自身欠点から自分では、俺より悪いやつがいてほんまにクソ、とか思ってるんだろうけど、お前レベルでも十分クソだしバカなんだ。

でも万が一、読んだら教えてくれ。お前は変わる可能性がある。そのぐらいの対話の気構えこっちは持ってるんでね。

2025-01-07

anond:20250107180627

こういうのを屁理屈と言うんだと思うよ。

お前は日本以外の国でニューステレビを見たことがないんだろう。テレビを見なくても英語ニュースサイトで日本と同じニュース検索するだけでも十分そうだが?

日本ニュースが流れたとき日本テレビ局のニュース比較したり、日本特集する映画ドキュメンタリーを同じテーマ日本国内映画比較してみては?

日本以外の国でみるニュース面白い? そうかそうか。日本面白いニュースは見たことが無く、所外国では面白くないニュースは見たことが無いか


こんなことも一度も言ってない。

日本汚職汚職として扱う能力すら失われてきてるようだし、海外一般的な「時に汚職も起こるような普通の国家」と並ぼうとするのはやめた方がいいと思うが。

海外汚職は無く、海外経済政策完璧であり、海外理論けが正しく日本努力は何の成果も出しては無く全てフリーライドで、日本人で政治をまともに語っている人間はお前以外に存在しなくて、すべての日本人よりおまえは優れた存在である


意味わからん論点がずれすぎてて何の話かも分からない。

俺の予想だが、お前は恐らく現実には海外普段から行ってなど居ない。出羽守でいられるのは、海外のことを知らないからなんだよな。

日本食は日本帰国したら鬼ほど食ってるけど、だから何。どこの国でもうめえもんはあるだろ。大体の国にはスタバマックあるしな。食えるもんなんかあんだろ。とりあえず男採用、とりあえず男昇進、職業によっては女は無理ゲー、男がヤリ逃げしたら女はシングルノーキャリア風俗嬢警官二次加害、性犯罪女性蔑視児童虐待ハラスメント天国ゴミのような日本ホームシックになるわけがない。スリは分かりやすく金持たなきゃいいだけだろ。テレビCMタイミングなんかマジでどうでも良い。

分業の思想問題にしてはデモ参加の人数に偏りがありすぎるとは思わんのか?

どの国も全国民が参加してるわけじゃないよ?他国の人も子育て仕事を同じくらいの割合でやってるよ?日本人だけが忙しいと思ってる?

体感だが海外の方が重い荷物を運ぶような親切や筋トレや友人やパートナー時間を使うぞ?

何の利益も成長もない長時間労働を美風として選んだのも日本人だろ?その思想自体そもそも政治放棄みたいなもんだが

 

どんなに優しい言葉での批判でも日本人は耳を塞ぐよ。褒められてるヨイショじゃなければまともに理解できない。特に外国から言われる場合は。「日本は〜〜だから違う!」「外国完璧にできてるのか?」「○○国はやってないが?」バカみたいな詭弁、醜い自己正当化を並べるだけの光景は長年見慣れたものだよ

感情的で、批判態度ですぐ攻撃的になって、まともな批判能力も、まともに批判を聞く能力もない。そもそも批判が本懐なのに「興味を持ってもらう」というのも意味がわからない。どこの政治学でそんなこと教えてるんだ?意味が分からいから教えてくれ。

そんなことに心を砕くような国があるかね。あるとしてそこは民主主義じゃないね根本的に倒錯している

おまえらバカ」と主張したら、興味を持つと?


具体的な「どの分野どの角度の知識視点が足りないのか」を端的に述べて、特定書籍タイトルを並べるなり、もう少し実ある批判をしては?

それじゃただの誹謗中傷をしてるだけではないのか?

anond:20250107134333

自分毎日残業があって全く暇じゃない。

マスコミ監視なんか、あちこち普通にしてるじゃないか民間監査団体を作ったり倫理規定を作ったり監査組織を作ったりどこの国も創意工夫を凝らしているよな。

日本以外の国で見るニュースはとても面白い日本以外の国で見る政治放送には熱を感じる。日本以外の国で話す街の人との床屋談義には人類哲学を大切に繰り返し語り継いできたことを感じる。学問としてではなく生きた思想として社会に語り継がれていることを感じる。外国人はみんな暇で仕事してないと言いたいのか?日本よりも平均年収は高いぞ?

必ず全てが上手くいくわけでもないが、挑戦なくして成功もない。あらゆる試み、民間共に努力をする姿勢に敬意を持っている。

お前はそれを後退と呼んでるかもしれんが。

様々な理由デモボイコットで世の中は変化してきたよな。根強い黒人差別を減らしたのは何だ?途上国とのアンフェアトレードを減らしたのは何だ?新興国工場を建て劣悪な搾取労働常態化を減らしたのは何だ?

デモボイコットを起こしてきた人々は仕事をしてない暇人なのか?

そんなわけないよな?金をもらってる人もいるが、寄付してる金持ちがいるだけだ。みんな仕事もしてるし子供もいるし学校もある普通の人だ。みんな忙しいよな。話を聞いたか腰痛がひどい人も持病持ちの人も貧しい人も親が入院してる人も参加してるよな。辺野古だって毎日座り込みしてる人がいるんだろ?何故か?

社会に対する責任感だよな?隣人を助けるためだよな?社会正義責任を感じてるからだよな?

外国人はみんな暇で仕事してないってか?タクシーウェイトレスも参加してるよ?

タクシー運転手やウェイトレスは分業だからデモ政治活動には参加できない選挙も行けないってパリの真ん中で叫んでみろ?恥を知れと言われるぞ?


近代から現代にかけての世界的な労働取引倫理改善はその多くの人たちの努力の結果だよな?

最近日本は厳しくなった」、「近代化した」「ハラスメントと騒がれるようになった」、全部彼らの作った成果にフリーライドしてるだけだよな。

基礎理論を作ったのは学者かもしれんが、社会が変わったのはそこの国民たちの力だよな?

日本人と話してると基本的政治知識のなさに驚くよ。幼稚園児でも知ってるようなことを大の大人が知らない。「バカ」というのは哲学政治に敬意を払わない奴のことを言うんだよ。よい大学に行けない奴や会社で他の奴らと馬の合わない奴のことじゃない。くだらない。人の悪口としょーもない承認欲求と中身の薄い社会規範の話ばかり。日本人の話は本当にくだらん。建設的じゃない。社会市民という視点が全くない。こんな異質な異常な独特な世界観だけをサンプルにして民主主義を語られても説得力がない。

日本バカどもは家の窓から旗を垂らすこともできないのか?日本人は京都しか住んでないのか?祭りイベントで曲を流すこともできないのか?南京大虐殺の日にパレードもスタンディングもしないのか?

技能実習生いじめておいて、入管殺人しておいて、足りぬ足りぬは工夫が足りぬはどこにいった?

戦後で何にも戦前反省してねえの?

やれ民主主義は無理だ、やれ近代化の放棄だ、バカじゃねえのか?

弱者は見捨てろ、誰かが苦しんでても俺のせいじゃないか関係ない」のどこが近代なんだよ。中世の間違いだろ。

その「模索してる国と国民」を私が一度でも否定たか模索してないだろ、日本人は。またフリーライドするつもりで保守保守言って屁理屈捏ねて正義がないだけなのを正当化するのはやめろ。

「俺は答えを知っていて、他の奴は知らないからアホ」なんてどこで言ってんだよ。「御託だけ並べて何もできない理由だけはすぐ見つけて正当化するだけの人類クズだな世界の船にお前らは要らねえ船降りろ早く沈めよ」しか言ってねえよ。

血で民主主義を獲得した人たちに比べてバカ能天気だよ。「もっと完璧理想民主主義があるはず〜」とか寝言言ってるバカなのは事実だろ。

政治学部卒のお前ですらそうなんだしな。一般人もっとそう。紛れもない事実だろ。

日本に対する世界軽蔑を甘く見るな。日本個人にわざわざ言ってこないだけだ。お前らと同じ地球人だと思われることが恥ずかしいわ。

anond:20250107022830

そら海外大学博士号取って高年収天才ですら日本みたいな土人国だと出産子育てナマポシングルキャリア無しに転身することが普通にありふれるシステムから

子供宇宙飛行士になりたいとか言い出したらナマポシングル風俗嬢になるしかないよね

社会作りを失敗しまくっては政治家のせいにして他責するしか能がない失敗無能国民主権者から


土人国のゴミどもなんぞに弱男の対義語なぞ語る資格もない

弱男だってアンフェの屁理屈だしな

バカ世界に真面目に取り合ってるとバカになるから否定して殴るだけにして近寄らない方がいいよ

anond:20250106151947

また出たよ急に解像度を落としてドヤる奴

アノンとかアンフェとかこういうの好きだよね

バカに刺さる論法なのかな?全部裁判ボコボコ否定されてたけど判決読んでないのかな?

そんな知能もないか

人類として恥ずかしい存在だよな



建前上そうなだけで目的も実質も巨乳が全てであることは殆ど人類理解しているわけ

巨乳>>>>>>料理 だろ?

ガキの屁理屈現実通用しない、バカから分かんないか

話題動画は、ポルノでもなんでもない、単なる料理動画である調理してる女性の胸が大きく、かつそれがわかりやすい服を着ているというだけ。

2025-01-06

anond:20250106173448

詳しいんなら屁理屈ばかり言ってないで普通に教えてやれよw

2025-01-05

ブラコン妹が激しくウザい

 俺には、二歳下の妹がいる。一般的に「ブラコン」というと、「お兄ちゃん大好き♡」と言わんばかりに愛情を注いでくる妹を想像するかもしれないが、うちのはそれを遥かに通り越して「ウザい」レベルに到達している。名前真奈(まな)。俺は一応「健太(けんた)」と名乗っているが、この妹だけは決して俺のことを「健太」とは呼ばない。

「おにーちゃん、朝だよ! 起きてる? 起きてないよね? 起こしに行っちゃうよ?」

 朝の6時。目覚ましよりも正確に飛び込んでくるこの声が、本当に鬱陶しい。平日の学校ならまだわかるが、今日日曜日だ。部活バイトもない貴重な朝に、どうしてこいつはこんなにも元気なのか。

 妹が俺の部屋の扉を勢いよく開ける。コンコンノックする概念はどこへ行ったのか。ベッドに突撃してきそうな気配に身構えるが、俺は慣れたものだ。ぎゅうっと布団を抱えて寝返りを打ち、「今、すごくいい夢見てたのに……」とムニャムニャつぶやいた。

「ねえお兄ちゃん、早く起きて! 今日お兄ちゃんと一緒に買い物に行くって約束したじゃん!」

 ちょっと待て、そんな約束などした覚えは……ない。が、真奈の頭の中ではどうやら「自分一方的提案したこと約束」らしい。俺は溜息をつきながら、布団から頭だけ出して相手を見る。

「寝ぼけてるの? 先週の土曜日に『来週の休日は一緒に外出しようね』って言ったの、お兄ちゃん忘れたの?」 「いや、それは真奈勝手に言ってただけだろ」 「じゃあイエスともノーとも言わなかったよね? つまり、それはイエスなんだよ!」

 その論理はどこからまれたのだろう。こんな屁理屈に付き合っていられない。大体、日曜日くらいゆっくり寝かせろってのに……。仕方なく俺は観念して、渋々起きあがった。

「30分だけ待て。シャワー浴びるから」 「うん、じゃあ早めにお願いね♪」

 真奈は満面の笑みを浮かべて、俺の部屋を去っていく。その姿を見るだけで頭痛がするが、俺は無理やりカーテンを開けて朝の光を目に受ける。今日の予定は、ショッピングモールで妹に振り回される一日になるんだろう。高校二年の妹を連れてどこを回るんだか……。はあ、だるい。だが、断れば断ったで、また「お兄ちゃんに嫌われた!」と落ち込みモードに入られ、それはそれで面倒だ。妹ってやつは、いくらブラコンでも男の扱いをわかってなさすぎる。

 シャワーを浴びて着替えを済ませ、リビングに行くと、すでに朝食が用意されていた。真奈エプロンをつけてフライパンを振っている。両親は共働きで、朝早くから仕事に出てしまうので、休日はだいたい俺と妹の二人きりになることが多い。こうして朝食を作ってくれるのはありがたいのだが、それ以上に「俺の傍にいたい」という意図が見え透いていて、こそばゆいというか、面倒くさいというか……

「お兄ちゃん目玉焼きは半熟でいい? いつもどおり塩コショウで食べる? それとも醤油にする?」 「……いつもどおりで」 「はーい。任せて!」

 妹の視線が、やけにきらきらしている。こんなテンションで毎朝絡まれるのは本当に堪える。俺がソファに腰を下ろすと、妹はうれしそうに鼻歌を歌いながら料理を仕上げ、まるでレストランのように見映えまで気にしたワンプレートを差し出してきた。

「召し上がれ、お兄ちゃん」 「……いただきます

 うまい。そこは素直に認める。真奈料理が上手いし、家事手際がいいから、そこは本当に助かる。けれど俺が「ありがとう、美味しいよ」と言うと、「えへへー」と言って顔を赤らめ、さらに俺に近寄ってくるから困る。視線を外そうとしても、まるで小動物のような瞳でずっとこちらを見つめている。

「そんなに見てると食べにくい……」 「だって、お兄ちゃんがおいしそうに食べてくれるの見るの好きなんだもん」 「……ブラコンこじらせすぎだぞ、お前」

 俺が呆れたように呟くと、妹は嬉しそうににへらっと笑う。「ブラコンだろうがなんだろうが、お兄ちゃんはお兄ちゃん!」みたいな勢いで、胸を張っているのが痛々しい。普通の妹なら「えー、そんなに兄のこと好きじゃないよ」とか否定するものじゃないのか?

 食事を終え、皿洗いは妹がやるというので、俺は先に着替えの支度をすることにした。なぜなら「お兄ちゃん、今着替えるの? 見ちゃダメ?」と言い出されると本気で厄介だからだ。そこだけは死守しなければならない。

 結局、支度を済ませてリビングに戻ると、妹はちゃっかり俺のコートほこりを払っていた。まるで執事か何かのつもりなのか。「どうせなら私のコートも払ってくれよ」と言いたいところだが、言うだけ無駄だろう。何も言わずに外に出ると、妹がピタリと俺の左腕にしがみついてくる。

寒いね、お兄ちゃん」 「はいはい、行くぞ」

 こうして、まるで恋人のように腕を組む妹と一緒に、近所のショッピングモールへ向かう羽目になった。俺は18歳の大学一年、妹は16歳の高校二年。一応、年齢的にはそこまで離れていない。だが、このイチャつきぶりはどう見ても普通きょうだいではない。それでいて、妹は周囲の視線をまったく気にしない。むしろ「どう? 私のお兄ちゃん、カッコいいでしょう?」みたいに見せびらかしているフシすらある。

 モールに着くと、妹は嬉々として服屋や雑貨店を回りだした。俺が少しでも反応を示すたびに、「お兄ちゃん、これ似合うと思う?」「あ! このセーターの色、お兄ちゃんが好きなやつだよね?」と、矢継ぎ早に話しかけてくる。うなずくだけで「うん、やっぱりそうだよね!」と興奮し、俺の手を取ってレジへ向かおうとするから困る。

「買うの? それ、高くないか?」 「うん、でもお兄ちゃんが少しでも興味示してくれたから。これ着て、お兄ちゃんに見てもらいたいの」 「……まあ、試着くらいはすれば?」 「うん!」

 試着室に入り、鏡の前でくるくる回る妹を見ていると、やはり普通かわいいと思う瞬間もある。だが、問題は妹がそれを自覚したうえで「お兄ちゃんにだけは見せたい」と張り切っていることだ。しかもこの妹、友達といるときは「兄に興味ない風」を装っているらしい。わざわざ同級生に「真奈ちゃん、兄いるんだってね。どんな人?」と聞かれると、「えー、うちは普通だよ、全然かっこよくないし」などと取り繕うらしい。……実に腹立たしい。だったら家でもそうしろと思うが、家ではその反動が全部俺に向かってくるから手に負えない。

 そんなこんなで、妹の服選びに付き合って数時間。ふと、妹がカフェコーナーでソフトクリームを買ってくると言い出したので、俺は待合スペースの椅子で待つことにした。荷物持ちのバッグには、妹が買った服や小物がぎっしり詰まっている。ここまでくると、彼氏役を任されているような錯覚すら覚えるが、それを本当に「彼氏気分」になって楽しめるなら、俺もこんなに苛立たないのに。いや、そもそも実の妹だ。そんな心境になれるはずもない。

 少し空いた時間スマホをいじっていると、ラインの通知が光った。相手大学同級生女子――朱里あかり)だ。先日同じサークルで知り合った子から、「今度の飲み会健太くんも来るよね?」という確認の連絡が入っている。朱里はけっこうノリが良くて、話しやすい子。実はちょっと気になっているんだが、妹がいるからどうこうというわけではないにせよ、俺にプライベート自由時間ほとんどないのがネックだ。妹がいつも干渉してくるせいで、大学生活の楽しみも半減している気がする。

「お兄ちゃん、どうかしたの?」

 妹がソフトクリームを2つ手に戻ってきた。どうやら俺の表情を見て、何か感じ取ったらしい。気まずさを隠してスマホポケットしまう。

「いや、なんでもない。大学友達から飲み会の誘いがあって……」 「ふーん。行くの?」 「……行くよ、たぶん」

 妹が少しだけ眉をひそめたのを俺は見逃さなかった。嫌な予感がする。まさか、ここから「誰が参加するの?」とか「女の子いるの?」と尋問が始まるのでは。すると妹は、まるで拗ねた子どものように唇を尖らせた。

「お兄ちゃん、私の知らないところで遊ぶのかあ」 「当たり前だろ。俺だって大学生なんだから」 「そっか……。じゃあ私も友達と遊ぼうかな。あーあ、でも高校友達バイトがある人多いし、もうすぐテストもあるし……」

 そういう問題ではない。妹には妹の生活があるんだから、俺を基準自分の予定を立てるのはやめてほしい。俺は心の中でため息をつきつつ、ソフトクリームを受け取り、一口かじる。冷たい甘さが口の中に広がるが、気分はあまり良くならない。妹が「美味しい?」と笑顔を向けてくるのに、俺は曖昧に「まあまあ」と返すだけだった。

 午後も、妹に引きずられる形で雑貨店書店を回った。俺が気になるコーナーに立ち寄ると、「お兄ちゃん、それ何? 見る見る!」「こういうの興味あったっけ?」と付きまとってくる。一人でのんびり見たいと思っても、横からちょっかいを出してくるせいで集中できやしない。帰ろうと言っても、妹は「最後に向こうのゲームセンターだけ寄ろう」と言い張り、クレーンゲームに熱中し始めた。

「お兄ちゃん、これ取って! 私にぬいぐるみプレゼントしてよ!」 「自分でやれっての」 「だってお兄ちゃんと一緒にやりたいんだもん~!」

 人目をはばからず甘えてくるこの調子。もはや呆れを通り越して、引くレベルだ。俺が渋々100円玉を投入してアームを操作してみても、なかなか景品は取れない。一方、妹が「ちょっと貸して」と言ってやってみたら、意外にもあっさり取れたりするから不思議だ。そんなときも「お兄ちゃん応援のおかげだよ♪」などと言って、俺に抱きついてくるから気が気じゃない。周りの視線が痛い……。

 ようやく帰り道に着くころ、外は夕日でオレンジ色に染まっていた。荷物の重みで肩が痛いが、妹の方は「いっぱい買えて大満足~」とご機嫌だ。俺は「今日だけで一体いくら使ったんだよ……」と半ばあきれながらつぶやく。すると妹は「お兄ちゃんと過ごす時間プライスレス!」とわけのわからないことを言い出す始末。本気でウザいが、こいつなりに兄のことを慕っているのだけは伝わってくる。

 家に帰り、夕食を作る気力もなくなった俺は、コンビニ弁当で済ませようと言い出した。だが妹は、「せっかくの日曜日なんだから、私がちゃんと作るよ」と言い張る。慌てて「いや、もういいよ」と止めようとするも、「お兄ちゃんソファで座ってて!」と強引に台所へ消えていく。こうなると俺にできることは、テレビをつけて適当チャンネルを回すくらいだ。

 ジャージに着替えて、ソファでダラダラしていると、妹が途中でやってきて「調味料、どこ置いたっけ?」とか「お兄ちゃんご飯炊飯スイッチ入れてくれた?」などと質問を投げてくる。姉妹じゃなくて妹だけど、まるで新婚夫婦のやり取りじゃないかと考えてしまい、背筋が寒くなる。

 しばらくして食卓に並んだ料理は、どれも手が込んでいて美味しそうだった。疲れた体にしみる優しい味わい。俺は素直に感謝するが、そこに必ずと言っていいほど妹の「べたべた攻撃」が入る。

「お兄ちゃん、食べさせてあげよっか?」 「いや、自分で食べられるから」 「大丈夫大丈夫。あーん……」 「だから、いいって……」

 これではまるで幼児扱いだ。表面上はツンと突っぱねるが、妹があまりにも押しが強いので、最終的には「まあ、いっか」と甘んじてしま自分も情けない。なんだかんだ言いながら、俺もどこかで妹の手料理に癒やしを求めているのかもしれない。家族だしな、仕方ない。

 そんな日常いつまでも続くのかと思っていたある日のこと。妹がスマホをいじりながらニヤニヤしていたので、つい「何見てるんだ?」と聞いてみた。すると妹はわざとらしく「え~、教えな~い」とそっぽを向く。俺は怪訝に思い、「お前がそんな態度とるなんて珍しいじゃん」と続けると、妹はほんのり頬を染めて、「気になる? 気になるならもっと私に優しくしてくれたら教えてあげる」とからかうように笑った。

別に、気にならないけど」 「ふーん。どうせお兄ちゃんは私のことなんかどうでもいいんだよね~」

 妹は拗ねて見せるが、その背中はどこか嬉しそうにも見えた。いつもはあれほどベタベタくっついてくるのに、この日は珍しく部屋に引きこもってしまう。おかしい、これは一体どういうことだ? そう思いつつも、「面倒ごとは放っておけばそのうち妹から寄ってくるだろう」と高をくくっていた。

 ところが、その夜になっても妹は部屋から一向に出てこない。俺がシャワーを浴び終わって、いつもならリビングで一緒にテレビを見ている時間帯なのに、まったく気配がない。さすがに少し気になって部屋のドアをノックしてみると、「なに?」と抑え気味の声が返ってきた。

「……お前、夕飯は? まだ食べてないだろ」 「うん、あとで食べるから先に寝てていいよ」

 妙な距離感に、俺は胸の奥が落ち着かない。あれだけ「お兄ちゃん大好き♡」とまとわりついていた妹が、急にそっけないと逆に不安になる。何かあったのか、それとも単なる気まぐれか。もしかして、あのスマホ相手は男なのか? そんな可能性を思い浮かべている自分に驚いた。いや、妹が彼氏を作るのは自由だし、むしろあれほどのブラコンが誰か他に興味を示してくれるならありがたい。でも、いざそうなると、何とも言えない複雑な気持ちが湧き上がってくるのはなぜだろう。

 結局、その日は妹を放っておくことにして、自室へ戻り布団に入った。しかし、気になってなかなか寝付けない。こんなに落ち着かないのは初めてかもしれない。妹がいないと解放感があるはずなのに、逆に静寂が堪えるというか……。どこまで俺は妹に振り回されれば気が済むんだ。

 翌朝、寝起きが悪い頭を抱えてリビングに行くと、妹はいつもどおり料理をしながら、「おはよー、お兄ちゃん」と微笑んでいた。だが、その笑顔は昨晩の出来事をなかったことにしているかのようで、どこか不自然な明るさが滲んでいる。そして俺が突っ込む間もなく、妹は鍋の蓋を開けて、「もうすぐできるから待っててね」と言うのだった。

 ――ブラコン妹は、激しくウザい。それは今も昔も変わらない。だが、時に何か隠しごとをしている様子が垣間見えると、妙に落ち着かなくなる自分がいる。正直、妹のベタベタが嫌だと思っていたはずなのに、こんなにも翻弄されるとは……。これから先、俺たちにどんな変化が訪れるのかはわからない。だけど少なくとも言えるのは、妹の「お兄ちゃん好き好き攻撃からはまだまだ逃げられそうにない、ということだけだ。

 そして、妹がこれからどんな形で俺に突っかかってくるのか、さっぱり予想がつかない。だけどまあ、ウザいウザいと言いながらも、俺はそれなりにこの日常に慣れ始めているのかもしれない。ブラコン妹が激しくウザいなんて言いながらも、心のどこかで当たり前のようにそれを受け入れている自分がいる。これって一体何なんだろう。

 いつか、俺が大学生活の中で彼女でも作ろうものなら、妹は一体どんな反応をするのだろうか。それはちょっと想像しただけで恐ろしいが、どこかワクワクもしてしまう。ひょっとして……これが共依存ってやつなのか? 違う、違う。断じて違うだろう。とにかく、家族としての境界線は死守しつつ、上手く付き合っていく方法を見つけるしかない。

 そんな思いを抱きながら、俺は毎朝鳴り響く妹の「起きて! お兄ちゃん!」というコールに、これからも頭を抱えるのだろう。振り回されるのは勘弁だが、まあ、これはもう一種の“日常”なのかもしれない。

2025-01-04

anond:20250104091508

おめでとうございます

自分成功下方婚全体の話を混同するのはわからん

とが混ざるな

 

ハイスぺ男はテストステロンはじめ攻撃男性ホルモン豊潤だからハイスぺ手に入れられたはず→モラハラリスク高いとかい連想だろうか?

増田が言う「下方婚」の下方がどの程度かによるとは思うが

攻撃性はスペックにあまり関係ない

しろ低スペ男のほうが暴力振るいそうってイメージもあるだろ?

屁理屈こねて無理やりな女叩きしてる男はハイスペか?

女のほうがスペック高いことでこじらせるのが男なのに?

2025-01-02

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する①

1-01「オン・ザ・ロードジャック・ケルアック 青山南訳★★

確かこれが初めて読んだビートニック文学の一つだった。車でアメリカ大陸の各地を巡っては行き当たりばったりの旅をする話で終わりも尻切れトンボ、「なんだこりゃ」とひっくり返りながら読んだ。だが、こいつら一生そのまま放浪するんだろうなという感じがあっていい。ちなみに、これ以降も細部には触れないとはいえネタバレガンガンかましてくので嫌な人は読まないでほしい。あと、この文章は半ばが自分語りというか、酔っ払いが管を巻いているようなものだと思っていただきたい。そもそもこの感想だってほとんどが曖昧記憶と印象を頼りに書いているのであり、いたっていい加減なものだ。そもそも、僕は正規文学教育を受けていない、一介の理系アラフォーおっさん文学少年崩れに過ぎないのである

ところで、これを薦めてくれた友人は「ブローティガンを読むといい」と教えてくれた。文学サークル村上春樹世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の幻想パートをもとにした小説を書いていた僕に、その元ネタの一つだと言って手渡してくれたのが「西瓜糖の日々」だった。妙な世界なんだけれども向こうは完全に常識だと思っている語りがすごく好きだし、こちらの世界存在する物事がいくつか欠落しているのもなんだかいい。

なお、厳密には池澤夏樹文学全集ではなく文庫版で読んだのだけれど、訳者が同じだったのでここに記載する。そもそも全部順番に読んだわけじゃないしね。

1-02「楽園への道」マリオバルガス=リョサ 田村さと子訳★★★

年端もいかない少女同棲したり酒を飲んでだらしない生活をしたりするゴーギャンとその祖母過激派フェミニストの二人を主役に据えたお話。この二人が現実に同じ一族から出ているのがまず面白いのだが、自分が生きたいように生きたというかそういう風にしか生きられなかった点ではよく似ている。型どおりに生きられないのよね。

このゴーギャン祖母フローラトリスタンは、作中ではどこにでも出かけては結婚制度有害さで一席をぶったり、関係ないときにも社会改革の話をしたり、貴族の子弟が幼い少女の性を慰み者にしたと突然告発したりと、かなりアグレッシブな人のようにも書かれているのだが、当時の人権状況はそれ以上にヤバかったってのは頭の中に入れて置かないといけないし、彼女キャラは作中の誇張もあるだろう。余談だけど作中で言及されるフーリエ空想的社会主義って輪廻転生や数万年後の未来史を含んでいて結構オカルトっぽいのね。

1-03「存在の耐えられない軽さ」ミラン・クンデラ 西永良成訳★★★★★

タイトルがまずかっこいい。

プラハの春ソ連侵攻前後チェコ舞台にした四角関係小説なんだけれど、いろんな人の現実に向き合う態度が批評されている。その中で全体主義に埋もれてしま人間の弱点を指摘しているのだけれども、真摯というよりもどこか軽やかというかシニカルだ。ドイツことわざにいわく、「一回やっただけではやったことにならない」。しかし、人生は一度きり。さて、それでは本当に生きることってできるのか? 屁理屈のようだが、深刻な問いだ。

時系列が入り組んでいるし、作者がちょくちょく顔を出してスターリン収容所で死んだ息子とか関係なさそうな話をするもんだからちょっとややこしいんだけれど、浮気者外科医政治の嵐で一介の窓ふき職人として暮らしているっていう設定の恋愛劇、面白そうでしょ?

ちょくちょく出てくる作者の言葉、これは政治批判というよりも、人間の弱さや神の不在に対する諦念に近い。でも、例えば美しい理念に酔って自己満足に浸る「キッチュ」な態度をはじめとして、クンデラ作品でうまく言語化されていることは多い。個人的純文学は基礎研究だと思っていて、みんな知っているけれども名づけていない(しばしば望ましくない)感情名前を与えることがその役割の一つだ(余談だが、僕は政治的にはかなり左寄りなんだが、リベラルの人が正しさ競争というか、自分がどれだけアンテナ意識が高いかを鼻にかけてしまう瞬間に気づくことがあり、そんなときにたいそう居心地が悪いし、無数の人が実際に正しいかどうか自分の中で検討せずに「価値観アップデート」していくのがプロパガンダみたいですごく怖い。まず自分価値観内面をどうするかは完全に個人問題なのに、価値観思想にまで触れてこようとするのが見知らぬ他人ベタベタした手がどこからともなく伸びてくるみたいだし、何も考えずにアップデートした人たちはバックラッシュが起きたときに結局それに流されて、下手すりゃ前よりも悪化してしまうだろう。たぶんリベラリズムが好きでもリベラリストはそうでもないんだ。閑話休題)。

作者の顔が割と見えるというか、虚構虚構であると割り切っているところがあるのがクンデラメタフィクション風の長編なのだけれど、芥川龍之介の「煙草悪魔」を読んで以来、こういう語り口がすごく好きなのだ。そういうわけで、某創作講座でメタフィクションを書いたら「言い訳しながら小説を書くな」「このままでは一生成功はおぼつかない」とボロクソに貶されたことがある。悲しい。

あとは、登場人物普通にモテるので、そういうのが気に食わない人にはあまりおめしない(というか、クンデラ小説キャラってときおり人生における性的快楽の総量を最大化しようと行動している節がある)。僕がテレビドラマを見ないのもそれが理由だ。自分よりも顔のいい男がモテているのを、労働ですり減って帰って来たあとに見る気にはなれないし、ではモテていなければどうなるかと言えば、自分不器用な振る舞いを指差して笑っていると感じるのである笑。

それはさておいてクンデラ面白かったので何冊か買ったし、再読もした。

1-04「太平洋防波堤/愛人 ラマン/悲しみよ こんにちはマルグリット・デュラス 田中倫郎・清水徹訳/フランソワーズ・サガン 朝吹登水子訳★★/★★/★★

これは読むタイミングがあまりよくなかったなと感じている。というのも、この本を読んでから数年後に、経済的には困っていないか経済的には困っているのだけれども事態解決しようとしない自堕落貴族金持ちの話を読むのが猛烈に好きになった時期があるのだ。たぶん金に困らない奴がうだうだする話が好きになったのはプルースト失われた時を求めて」以来だ。「人間は暇になると恋愛遊戯に走るか、虚飾にまみれた儀礼を作るか、格付けや番付を作り始める」という趣旨磯田道史「殿さまの通信簿」か何かの記述を思い出す。あらすじを調べると、上の感想とはかなり懸け離れてるのだが、読んだ内容と心に残していくものは若干ずれているものだ。

1-05「巨匠とマルガリータミハイル・ブルガーコフ 水野忠夫訳★★★

この話は基本的には悪魔が魔術・幻術で社会をひっかきまわすドタバタなのだが、冒頭の首ちょんぱがお好きならハマる。背景のイエス・キリスト実在とか彼の処刑にかかわったピラトの救済とか(を描いた劇中劇)はわからなくてもいい。勢いがすごい。ブルガーコフはこういうドタバタが多い。強烈なのは犬の心臓」で、これは犬を手術で人間にしたらガラの悪い野郎になって人間権利侵害するようになるんだが、これはどう見ても革命に乗じてやりたい放題やっているならず者風刺である。「運命の卵」は確か放射線かなんかを当てた卵からかえった動物が巨大化して街を襲う怪獣大行進である

自分悪魔の話が好きだ。ゲーテファウスト」のように際限なく願いを叶えるのも好きだし、アシモフ小悪魔アザゼル18の物語」のように、悪魔契約を忠実に守るが穴があり、うまくいか皮肉な結果になったりするのも好きだ。こういうアイロニーというか、破滅運命を避けようとして逆にドツボにハマるのは、ギリシア神話シェイクスピアマクベス」なんかでも見られ、好物だ。

昨今の情勢からロシア文学が好きだとは言いづらいのだが、自分はまちがいなくロシア文学に命を救われている。ドストエフスキーの、激重感情で身が今にもはち切れそうな人々や、自分狂気を強烈な理性で押さえつけてはいものの今にもバランスを崩してしまいそうな人々の存在が、自分のことを受け入れることのできなかった二十代の自分を救ってくれていた。世界平和が訪れたら、サンクトペテルブルク流れる白夜のネヴァ川沿いを歩いてみたい。……とここまで書いて気づいたのだが、ブルガーコフキー出身ゴーゴリと同じくウクライナ文学に分類されるじゃないか! 知識が古いままだとうかつなことが言えない。

1-06「暗夜/戦争の悲しみ」残雪 近藤直子訳/バオ・ニン 井川一久訳★★★/★★

残雪「暗夜」カフカが好きな僕は楽しんだ。基本的に何かが欠落したよくわからない世界で、よくわからない理由翻弄される人間の話が好きだ。これは偏見だが、共産圏映画を含めてこういう不条理作品がひたすらうまい現実が同じくらい不条理からかもしれない。それが理由で、共産主義時代東欧文学映画にハマった時期がある。当時は自分の周りのあらゆることが不条理に感じられていたのだ。とはいえカフカのところでも述べるが、これだけ人が苦しんだということは胸が痛い。当時の僕は自分の悩みと痛みのことしか考えられず、不条理ものを求めて東欧に接近していたのである

バオ・ニン「戦争の悲しみ」はよくわからなかった。これを読んだのが二十歳を迎えるかどうかの頃で、戦争で傷ついた女性がなぜ相手かまわず性交渉を行うようになるかが作品から読み取れなかった。ただ、自分文学から女性の性について学ぼうとし始めた遠因かもしれない。なんで文学から学ぶんだよというツッコミはしないでほしい。他に学ぶルートが無かった。だから偏ったサンプルばかりで、ある程度バランスの取れた、ハッピーな性生活を送っている人はどうなのかが全然からない。だって極端な人じゃないとフィクションにするのって難しいからね。

続く。

「税収を単年収支で考えるな」っていう妄言からそろそろ卒業しよう

「税収は過去最高だ」とか、「将来の発展のために一時的に収支マイナスにしても問題ない」とか

そういう屁理屈捏ねて「税金払いたくない」を言い換えるのもうやめよう。

単年での収支どころか、万年赤字で毎年食い潰すための金を継続的国債調達し続けて

国債残高が右肩上がりで増え続けてるんだよ。

償還期限を迎えた国債の償還費用を新たに発行した国債で賄うことすら始めてるんだよ。

「今苦しいのに何で増税するんだ」ってのもさ、これから先はもっと苦しくなるんだよ。

今が一番苦しくないんだよ。いい加減そのぐらい理解しろよ。

今までさんざん言い訳しながら食い潰してきた国債の償還費用をこれから先激減する人口で支えなきゃならないんだよ。

子供がいないし作るつもりもない俺は正直国債バンバン発行して金ばら撒いてくれた方が望ましいけどさ、

子供を育ててる人たちは自分の子々孫々の首を真綿で絞めるような真似してて何も思わないの?

目先の貧困でそういう想像力すら失われてるの?

消費税は悪税」とかバカかよと思う。消費税こそ大金使う金持ちから金を搾り取れる税金じゃないか

消費税潰したら得するのは金持ちだぞ。ちっとは考えろ。

別に日本だけの話じゃないよね。アメリカもこれからまた自滅するし、大変な時代だ。

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