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はてなキーワード: ヒロインとは

2025-01-27

anond:20250127133539

アメリカちょっと人気になった「トワイライトシリーズ

女性作家による小説映画化もされてる。

ヒロイン吸血鬼の"切ないラブロマンス"がメインテーマなんだけど、

ヒロインに横恋慕する鞘当て役の男がその吸血鬼対照的な、色黒ムチムチ懐っこ系オオカミ男なんだよね…

 

映画は2作目の前半まで見たが、

吸血鬼超能力ヒロインが夜、寝ている部屋に不法侵入ストーカー出会って即告白というヤバさ、

ヒロインはそれにうっとりしちゃうコミュ障ぼっち(気を遣った女のクラスメイトに街に誘われたとき、危ない場所にも関わらずそのクラスメイトを一人放置して陶酔しながら街を踊り狂うようなタイプ)、

しかも2作目では永遠の命目当てに吸血鬼を利用しようと企む悪女しか見えない描写があって

とにかくすべてに反吐が出た

 

凡庸ヒロインを同じ役者がやるのが今の邦画業界

その凡庸な人に自己投影できればいろんな世界を楽しめるんだろうけど

凡庸な人にはまらなかったら結構苦痛

これが特異な人なら別で、自分とは一線引けるし、違う作品で見ても「またあの異質がいる」って思えるんだけど

凡庸な人がずっと同じ役者なの本当にこう…見ててすげー苦痛

ヒロインありがちなんだよな。普通女の子ジャンルっていうのか分からないが。

何人かいて、それでローテーションする感じ。しかも数年間ずっと。

昔はヒロインが異質パターン多かったんだけどね。多分役者を売りたいから、その人のために書いた本が多かったんだと思う。

でも実写ばっかりになってから、そういうことが乱発しだしたのかもしれない。

知名度ある人で興行収入あげるんだ!っていう資本主義の話はもう飽きた。

りゅうおうのおしごと!将棋メディアミックス代表格みたいな扱いされてるのがつらい

あんロリコンラノベ話題作品になるくらい将棋漫画というのは打ち切り作品が多すぎる

囲碁漫画代表作は?おすすめは?ヒカルの碁一択だ。ヒカルの碁は幼馴染の好意にも気づかず囲碁への熱意しかない。

バスケ漫画代表作は?おすすめは?スラムダンク一択だ。流川楓バスケットボールに恋をしており他のことには興味がない。

りゅうおうのおしごとは将棋への愛着よりもヒロインの可愛さを押し出ししまっていて痛々しい。ロウきゅーぶ!を本格バスケラノベだと言ったらバカにされるだけだろう。

なぜりゅうおうのおしごとは将棋ラノベ代表作みたいになってるんだ?俺は将棋ファンとして恥ずかしいし、作者が藤井聡太ブームに乗っかって宣伝しまくるのも痛々しい。

バスケットボール日本代表活躍しても八村塁が活躍しても井上雄彦SNSでイキったり現実に負けるななんて言わない。そんなの恥ずかしいからだ。

重ねていうがロウきゅーぶ!バスケラノベ代表作なんて言うやつはいないし痛いだけだ。それはスラムダンクがあるからだ。

将棋漫画は悲しいか打ち切りだらけでまともな少年漫画がない。ヒカルの碁がある囲碁ファンが羨ましい。囲碁に興味がある?ヒカルの碁読んだらいいよって言える。

でも将棋に興味がある、藤井聡太きっかけで将棋メディアミックス読みたいって人にりゅうおうのおしごと!がおすすめだなんて恥ずかしすぎて言いたくない。

この気持ちわかるか?

2025-01-26

FANZAレビューロキノン

令和のタナソー

新人NO.1 STYLE 最強ヒロイン瀬戸環奈AVデビュー

投稿日 : 2025/01/24

 

AV瀬戸環奈以前と以後に分かれる」。この言葉が単なる誇張でなく、むしろ控えめだったことに気づいたのは、この作品を観た瞬間だった。彼女デビュー作は、AV史を一度解体し、そこに新たな世界を築き上げたと言っても過言ではない。

 

まず、彼女の登場シーンから既に“ただならぬ空気感”が漂っている。画面越しにこちらを見つめるその瞳に、一瞬で心を射抜かれる感覚。「あ、これはヤバい」と思う間もなく、心が奪われ、身体リモコンから離れなくなる。デビュー作にありがちな緊張感も確かにある。だが、それさえも彼女の持つ天性のオーラに吸収され、完全に「演出」と化しているのだ。

 

視聴中、画面の美しさに圧倒されるあまり、思わずテレビの明るさ設定を確認した。そして気づく。「いや違う、これは瀬戸環奈が放つ光そのものなんだ」と。作品が終わる頃には、こちらの網膜に刻まれたその輝きが消えず、画面を消してもしばらく残像として彼女が浮かび続ける。これはみんなもよく知ってる、いわゆる“環奈残光”である

 

しかし、視聴後に待っていたのは、深い喪失感だった。街に出ても、風景灰色しか見えない。夕陽を見ても何も感じない。花屋の店先に並ぶカラフルな花々すら、まるでモノクロ写真のようだ。「この世から色が消えた」というのが、これほどまでリアルに感じられるとは思わなかった。唯一、色が戻る瞬間は、彼女デビュー作を再生するときだけ。これを“瀬戸依存症”とでも呼ぶべきだろうか。

 

眼科に行こうと思った。しかし、そこで「先生、目に映る世界灰色なんです」と言ったところで、「この作品を見てからです」と告白すれば、医者も冷静でいられないだろう。「ちょっと待って、それ僕も診断しないと」と言い出しかねない。それほどの衝撃を、この作品は与えるのだ。

 

ラストチャプター、魂を根こそぎ回収され、気づけば白旗を全力で振る自分。「すまない、父…俺は負けた。」思考回路すらリセットされた壮絶な瞬間だった。

 

 

総評瀬戸環奈のデビュー作は、ただの映像作品ではない。これは文化だ。色彩を取り戻す革命だ。そして、私たちは今、AVの“瀬戸環奈以後”に生きている。こんな不安定曖昧世界で、唯一確かなことがある。このレビューを書き終えたあと、私はまた眼科の予約を忘れ、「もう一度だけ」と再生ボタンを押しているのだろう。「色彩」を取り戻しに...。

https://review.dmm.co.jp/review-front/reviewer/list/335861

2025-01-25

ヤケになった監督の反骨精神すげえ

富野監督の作ったΖガンダムのことだ。

子供向けアニメというか、子供向けのフォーマットで作られた映像作品全般基本的にはスポンサーである玩具メーカー商品を売るためのプロモーションという目的は、絶対無視できない。

おかげさまで初代ガンダムは後年「ガンプラ」という言葉を生み出すくらいの、まあ歴史的大成功だったわけだ。

そんな1stの後光にあやかり、当時のバンダイはMSVまで出してガンプラ推しまくってきた。

そこに突如として登場したのがマクロス

その人気爆発ぶりに危機感を覚えたのか、バンダイ

マクロスに対抗して変形メカを目玉にガンダムの新作出せ(主役のガンダムが変形するのは暗黙の了解)」

→お富さん「だからガンダムはあれでおしまいなの!そもそもアニメおもちゃ屋宣伝映像じゃねえ」

バンダイ「いいからやれ」

というやりとりからZガンダムが出来上がったという噂が、未だにファンの間で囁かれているが、それが信憑性を帯びて伝わるくらい、実際Zガンダム逆張りっぷりはすごい。

ざっと挙げるだけでも

結果的マクロスが今もなおシリーズを通して堅持している「オタクの好きなもの全部入り」というコンセプトに対しても、カウンターになるようなアニメになったと。

しかもお富さんがすごいのは、Ζをバッドエンドにした埋め合わせをするかのように、続編としてグッドエンドのΖΖを作り、更にトゥルーエンドに当たる逆シャアを作ったところ。

別にエロゲフォーマットを何年も前に先取りしたとは思わないが、離れた視聴者を戻って越させる仕掛けとしては見事だと思う。

2025-01-24

変身ヒロイン衣装について

変身ヒロインものアニメにおいて、そのコスチューム子供たちの憧れを引き出す重要な要素である

特にリボンフリルキラキラした装飾は、女児向け作品において鉄板デザインだろう。

現実世界では、こうした衣装が「なりきりグッズ」として販売され、多くの子供たちがキャラクターになりきる遊びを楽しんできた。

筆者自身も、子供時代に憧れのキャラクター衣装を親に買ってもらい、その姿で遊んだ記憶がある。変身ヒロインたちは、身近にある「ヒーロー」だったのだ。

しかし、最近発表されたある女児向けアニメでは、主人公たちの衣装レオタード風のデザインとなっており、疑問を感じざるを得ない。

特に注目すべきは、アニメ本編の衣装と、関連商品である「なりきり衣装」におけるデザイン乖離である

アニメ本編のレオタードデザインに対し、実際に販売されるなりきり衣装や、声優ライブイベントで着用された衣装スカートが追加されたアレンジとなっている。

この事実は、「なぜ初めからスカート採用しなかったのか?」という疑問を呼び起こす。

アニメ的なファンタジー表現としてレオタード採用したのかもしれないが、果たして本来ターゲットである女児たちがその衣装に憧れるだろうか。レオタードという選択が、保護者たちにどう受け取られるかも気になるところだ。

アニメ世界観としてレオタード採用した意図があるのかもしれない。

しかし、演じる声優イベントスカート姿となると、「じゃあリアル女の子たちには適応できないデザインということなのか?」と疑問を抱かざるを得ない。

結局、声優たちが普通にスカートで登場している時点で、「レオタードあくまアニメ的なファンタジー表現として消費してください」というメッセージなのだろう。

だが、それならばそもそも「なぜ女児向けアニメレオタード採用したのか?」という矛盾が残る。結果的に、誰に向けたデザインなのかが見えにくい。

子供向けのヒーローものにおいて、「憧れ」は非常に重要ポイントだ。

「私もあのキャラみたいにかっこよく戦いたい!」と子供たちが思えることが作品の魅力に直結する。

しかし、現実ではその憧れのキャラ衣装再現しにくかったり、違和感を覚えるようなデザインであると、子供たちの気持ちとズレてしまうのではないか

この問題は、「製作者が本当に子供たちや保護者目線に立って考えたのか?」という疑問にもつながる。

ファンタジー表現としてのアニメデザインが必ずしも悪いわけではない。

だが、それがターゲット層にきちんと伝わらなかったり、混乱を招くような形になってしまうのは、本末転倒と言えるだろう。

最後に、子供たちが安心して見続けられるだけでなく、親も心から応援できるコンテンツが求められている。

今後の制作において、その視点をぜひ取り入れてほしいと願うばかりだ。

2025-01-23

anond:20250123141428

りゅうおうのおしごと 

面白いから読んだほうがいい。

 

ラノベ発だからヒロインが出るんだが、ヒロインがでるということは? そうですね女流棋士の話になりますね。

機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-をなんにも知らないアラサーが見てきた記録

機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-を鑑賞してきた感想をだらだらと書きます素人初見、生きのいい感想をお求めの方向け。

ネタバレ?あります

プロローグ的なストーリーにしては本編81分は長いのだろうか?よく分からない。

私はアラサーの女だ。映画館には月1の頻度で通っている。

ガンダム知識は低学年の頃に見たSEEDDESTINYダブルオー(めっちゃハマっていた)、AGE鉄血のオルフェンズ、Gのレコンキスタ水星魔女(スレミオ派、友人にスレミオ絶許のかなり強火グエスレ担女が居る)ぐらいだが、それもふわっとした知識しかない。

DESTINYは胸を露わにしたピンク髪のハレンチ女がハロを投げるアイキャッチと、シンがイケボで好きだ!という印象しか長らくなく、当時腐女子熱狂していたダブルオーティエリアが好きすぎただけで内容はそんなに覚えていない。余談だが、ティエリア推しは総じて影木栄貴を目の敵にしていると思っている。

機体もなんとなく主人公機のガンプラを買って組み立てた事はあるが、それほど興味はない。

これにはトラウマ関係している。中学生の頃にダブルオーキャラ話を女子がしていたらガノタ男子が機体知識をドヤッてきてキショかったかである

それから更に、ストーリーキャラ萌え方向に所々でガンダムを拗らせていた。

話を元に戻そう。

30分ぐらい何も分からない。

ポケモンキャラデザの方が今作でキャラデザをしていると聞いていたが、そのキャラ全然出て来ない。

シャア・アズナブルはなんとなく知っている。鑑賞しながらキャラ声優当てをし、ドリンクを飲みながら耐えていた。

途中、構成的にここまでが前日譚なのだと知る。

地球から移住している設定は知っているものの、前述の通り、宇宙世紀シリーズ?にあまり触れていない為、マクロスF知識とごっちゃになっている。

ガールミーツガールが好きだ。赤髪女の子が好きだ。でもキャラ性格はミオリネ・レンブランみたいなのが好きだ。

今作の主人公スレッタとミオリネを足したような、No.6で見たようなストーリーラインのような気がした。水星魔女とどのように差別化するのだろう?と途中から考えて観ていた。

主題歌ネタバレだと聴いていたが、実は主題歌配信日に聞いて歌詞を見てからネタバレの答え合わせをしたくて観に行ったクチだ。

合間合間に、アレ?この歌すいちゃんか?ダブルオー声優多ない?と思考を巡らせていた。2008年代頃の日5サウンドエピソードで鍛えられているので、耳には自信がある。

水星魔女最終回では、SNSで言われていたように実際に主題歌が流れていて、それが逆にシラケたのだが、今作はこの歌ありきというかわ主人公覚醒と共に主題歌がバチッとハマッて流れるのは気持ちが良かった。

途中から頻繁に出てくるキュピーン!みたいな直感の音が謎すぎる。定番なのだろうか。

というか、この映画プロローグとはいえ主人公の家庭環境がほわっと出てくるだけでそこに至るまでの思考も分からなければ、ヒロイン的な黒髪少女の事も薄幸そうな電波美少年の事も、何一つ分からない。難民なんだな、落書きアーティストかんだな、と記号的な事しかからない。

主人公ダイナミック自〇未遂?なのかと思ったら飛び込みしてただけなので何故あんなに騒がれているのかも分からない。

気になった用語サイコミューについても何も分からなかった。

他の用語のマブは説明があったのでかろうじて分かったものの、プロローグで何もかも分かるはずもないのだが。

とりあえず解説サイトでも見たほうが、この増田書くよりも有用時間だったかも。

2025-01-22

AEDヒロインピンチ

なぜAED論争が毎回盛り上がるのかを考えた。

おそらく、はてブに多数生息する40代~50代の男性が幼い頃に見ていた少年向けテレビ番組のせいである。

ウルトラマン仮面ライダーなどがメジャーだがそっちではなく、ゴレンジャーキカイダーなど女性ヒロイン活躍していたシリーズだ。

ゴレンジャーシリーズピンクレンジャーや、キカイダーシリーズビジンダーなど、ミニスカート戦闘服で敵と戦うセクシーお姉様に性を目覚めさせられたオッサンも多いだろう。

敵は強く、ヒロインは毎回ピンチに陥り、スカートがめくれたり、胸元がはだけたりしてしまう。

絶体絶命の大ピンチであるが、いつもヒーローに助けられ、死ぬことはない。

AED使用場面と非常に似ている。

女性が生きるか死ぬかの大ピンチ。胸元をはだけさせるか否か、自分ヒーローか否か、を考えると少年時代を思い出してオッサン達は息が止まるほど興奮してしまう。

そして、無意識のうちにおっぱいが見たい、いやヒロインおっぱいは死守しなければならない、と様々な思いを書き込んでしまうのではないだろうか。

anond:20250122150042

橋やトンネルを作る度にヒロイン人柱として死んでいくというのはどうだろうか?

anond:20250122104158

GANTZの作者がGIGANTって漫画でそのネタやってたな

ラスボスネット情報集合体でありネット上には女性蔑視暇人が多いため集合知で高度な知性を保ちつつミソジニー存在全裸巨大ヒロインに倒された

2025-01-21

今回は大河ドラマを見てみる増田酢魔ル見て身をマラドガイ田配管子(回文

おはようございます

大河ドラマ観てる?

いやー私も全然いままで見なかった派なんだけど、

大河ドラマと言えば合戦じゃない。

あれは合戦ドラマなのよって思うほど

私は合戦とかあんまりそんなの詳しくないし苦手だったのよね。

まあ『光る君へ』はおじゃる丸を見てっからいかーって見なかったんだけど

今回は江戸吉原の話中心らしいので、

観てみてるのよね。

早くも3回を観了で今のところ見逃しもなく頑張っているわ。

まあ朝ドラ朝ドラで、

おむすび』のそうね、

めでたくヒロイン結婚してこれからの新婚生活貧乏新生活まりました!でいいんだけど。

でも、

なんかセットの家電

いやこの貧乏貧乏だといってるのに、

こんな家電とか置いているの!?って

中途半端近代時代朝ドラとなると

年代に沿った家電とかマジ置かないと、

たぶんそんな家電特定部隊が出動してツッコまれるのよ。

いや絶対に今の貧乏新婚生活米田ちゃんのお家にそんな家電はない!って。

例えばそこにバルミューダトースターとか置いていたら矛盾しまくりまくりまくりすてぃーなのよ。

そもそもとしてそんな時代にそんな製品はまだなかったって言う、

朝ドラオーパーツみたいなアイテム散見されるかも知れないツッコミどころ満載で見ると面白いわよ。

江戸時代かになるとさすがに

そんなこと調べようもない、

私たちは映されたままを「へー!」って見て眺めるでドラマ大河れるけれど、

近代比較的新しい歴史近い時代テーマ物語だと、

ちょっとそれはないわ!って

物語の内容が入ってこなくなっちゃったりして。

なんか以前見たコント番組のセットでリビングキッチン食器棚の横にヤマハウーファーが置いてあって、

絶対そんな食器棚の横にウーファーなんて置かなくない?

しかもなんかその近くにオーディオ機器一切無くて、

単体でスピーカーがポンと食器棚の横に置いてあるのがシュールすぎて本編が入ってこないわよ。

あれって多分部屋のインテリアの配置とかを考えてる人がこれは何をするアイテムなのか知らなくて置いてない?って思うの。

から

ちゃんと置く人はこれは何の機械家具なんだろう?って一応のことの予備知識は備えておいて良いと思うのよね。

あと微妙に良くある病院シーン。

みんな同じ病院パジャマを衣裳で着てるーってすぐに分かっちゃうわ。

大河ドラマで観ててあれ?この人どっかで見たことあるけどどこで見たっけ?って俳優さん。

ちむどんどんだったわ!って

あの頃のちむどんどんを思い出して再開する嬉しさもあって、

いや、

私思うに主役の人も凄いけれど、

作品渡り歩いて出続けている脇役の人っているじゃない。

そっちの人の方がもの凄く俳優パワーはあんのかしら?って

ずーっと見ていると、

そんな既視感デジャビュが思い出されるのよね。

あとロケ地とかも、

この河原よくドラマで出てくるなぁーって

荒川の土手のことじゃなくて、

なんかいつも朝ドラとかで使ってる河原とかあるみたい。

あと石垣の道とか

なんかこの風景どっかで見たことあるわーって

そういうの散見されるわ。

あと朝ドラヒロイン旦那さんがあまりにアホすぎて

ヒロインすぐ妊娠させがち!

そんで、

そのヒロイン夫役は大抵、

最初それ何かの体調不良か何かでめちゃ心配して

入院したら妊娠してました!ってパターンが多すぎる朝ドラとそれを伝えにくる藤原紀香役の藤原紀香さん。

もうこの人は

ヒロイン妊娠したことを伝える俳優なのかしら?って思うほど。

そして伝えられて謎の安堵をつくヒロイン夫役

おまえやっといてそんな前兆知ってるはずにおきながら妊娠の予想はしてなかったんかーい!って

あれ?そうでしたっけ?ってシラッとした顔すんなーって思う笑える朝ドラのこれも伝統なのかしら?

なんかそこの計画性のなさは

朝ドラヒロイン旦那さんにありがちいやありまくりまくりすてぃーで

すぐに妊娠させちゃうのよね。

女性ヒロイン朝ドラだと

これから仕事も勢いに乗ってきてこれからよ!って時になんか妊娠しちゃってーって流れが多すぎるく思うわ。

まあそれはそれでいいとして、

ドラマとか家電とか細かいところとかそんな計画性のなさとかを

朝ドラに関しては見続けていると

なんかパターンがあるみたいね

あと主人公に初対面でいきなり敵意むき出しの人は絶対にのちに良き最良の協力者や理解者になりがちってこともあるあるだわ。

から

いきなり凄い剣幕で主人公に向かってくる人は

すぐしばらくしたら

おお!おまえの献立いいやんけ!ってなんのよね。

あの掌の返しようも見ていてツッコんじゃいたいわ。

ちむどんどん高嶋政伸さん演じるシェフ

ぞの両手両足を骨折怪我をしてメインシェフが不在でお店が料理出来ないーってピンチ解決するってのもツッコミどころ満載すぎてもはやちむどんどん伝説となっているわ。

きっと

朝ドラツッコミながら見るのが面白いと思うわ。

真面目に見ちゃダメよねああいうのは、

きっと。

うふふ。


今日朝ご飯

タマハムサンドしました。

迷ったらこれにキメているタマサンドはこのお店のはあんまりイマイチなのでスルーよ。

かいヒーコーと一緒にいただきました。

デトックスウォーター

久しぶりに急須を急遽用意していれる

ホッツ緑茶ウォーラー

お茶っ葉久しく買ってなく買って見て早速朝のホッツのグリーンってわけ。

爽やかな緑茶のホッツウォーラー香りが朝に広がるわ。

これも温活よ。

寒い朝身体を温めてからスタートね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!


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第8回目の配信よ。うわ!先週思いっ切り忘れてたかもな鴨鹿!そんなでも鰯気にならないで今日は前向きにUPしたわ。初期の頃のは文字数が少ないので、紙面いっぱいぐらいになるようにまで記事数を多少増やしていたりするわ。来週は忘れないようにしないと(汗

2025-01-20

ばあちゃんが死んだ。

ばあちゃんが死んだ。

僕の40の誕生日の前日に死んだ。

享年95歳の大往生

葬式など諸々終え、家に帰ってきて、やっと落ち着いたところ。

今の心情を自分自身でもいまいち掴みきれてないので、書いてみる。

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親族のみの葬式

とにかく人が多かった。

からない親族が多い。

子ども4人、孫12人、ひ孫19人、子どもや孫の配偶者、ばあちゃん兄弟、その子、その孫。

サマーウォーズより多いんじゃね?

ばあちゃんは寺の娘だったので、親戚には坊さんがいる。

3人の坊さんが経を読む。

坊さんはばあちゃんの甥、坊さん含め親族のみの葬式

先頭で経を読んだのは、ばあちゃんの甥の中で一番下の甥。

通夜葬式はひ孫達が騒ぐ騒ぐ。

ばあちゃんも坊さんも許すから全然オッケー。

ゆるい良い葬式だった。

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経を読み終えたタイミングで謎のフルート演奏

から聞いたのだが、斎場サービスらしい。

完全に場違いフルートに、皆ポカーンとし、奏者も可哀想だな…と思いつつ聴いて、葬式を終えた。

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親族の中でも近い人だけ火葬場へ。

僕も火葬場に向かった。

棺を焼く前に経を読み、最後挨拶

普通と違ったのは、坊さんも参列者と同じように、最後に声をかけた。

一番下の甥の坊さんは泣いていた。

僕は泣けなかったからか、何か知らんがそれを見て僕自身が救われた気がした。

その後棺は焼くことになり、焼けるまで1時間程度待つことになった。

後で聞いたのだが、そのドサクサに紛れて義理の息子である親父は泣いていたらしい。

なんでやねん

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孫の中で僕は上から2番目。

年長の孫であるいとこ、一番下の甥の坊さん、3人で話をした。

最初に、一番下の甥の坊さんに、フルートの時プルプルしてたから泣いてたかと思ってたらアレ笑いを堪えてなかった?とツッコむところから話は始まった。

坊さんあるあるとか色々話をしたあと、当然ばあちゃんの話に。

ばあちゃんの話になると必ずゲームの話が出てくる。

ばあちゃんがいつからゲームやってたのか、とか、何故やってたのか、とか、どんなゲームをやってたのか、とか色々話した。

俺の初めてゲームはばあちゃんお下がりディスクシステムのやつだった、パチンコにハマってたから抜け出すために息子(僕から見ると伯父)が買った、そういえばパチンコにハマってた時期もあった気がする、その前はルービックキューブだったらしい、俺が持ってないPS4とか持ってたぞ、ゲーム好きだったけど上手いわけじゃなかったかレベルアップでのゴリ押し結構多くて1セーブプレイ時間400時間とか700時間だったぞ、、、。

僕らは子どもの頃に話して以降30年近く話をしてなかったが、話題は尽きなかった。

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あっという間に、時間が過ぎ、ばあちゃんは骨になった。

なんというか、あっけなかった。

色々終わって帰ってきた、子どもらも寝かしつけ、一息ついたのが今。

微妙に落ち着かずふわふわする感じがあったので、消化するために文章に残すことにした。

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ばあちゃんがどんな人だったのか。

性格キャラ的なものを今風に言えば、天然系、不思議ちゃん、なのに、生命力強い、どんな環境でも楽しんで生きる、そんな感じ。

やたら印象に残る言動をする人だったので、ばあちゃん話題には事欠かない。エピソード力が強い人だった。

何故か鞄を持ち歩かず、ショルダーバックくらいの袋に荷物を詰め、そして下着の胸の辺り、ちょうどブラのパッドのあたりに、その袋を縫いつけ、小太りというか巨乳に見える感じになっていた。

何かを出す時は胸元から出すことになるが、昔は服の中に手を突っ込みゴソゴソして荷物を取り出してたが、そのうち上手く取り出せないからと、半分脱いで取り出すようになった。

普通に外でもそれをやるようになったので、買い物行く時は子どもや孫の誰かが連れていき、事前に財布を預かって、ばあちゃんの財布から支払う、というのが慣習となった。

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そういえば、ばあちゃんから直接昔の話を聞いたことはほぼなかったことに気付いた。

年寄りは昔話が好きな印象あるけど、ばあちゃんから思い出話をほとんど聞いたことない。昔手に入れた意味分からん謎のハックテクニック、を教えてもらえる程度。こちらの心配する、子どもや孫など周りのこと、ゲームのこと、とにかく今の話しかしなかったからかもれしない。

でも、ばあちゃんの周りからは、ばあちゃんの今まであったことはよく聞いた。

ここからのばあちゃんの昔の話は、皆の話の集合での話なので、何が本当なのかは分からない。

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ばあちゃんは、山奥の陸の孤島のような村にあるお寺の娘だった。

それが若い頃、じいちゃん駆け落ちで峠を越えた、と聞いた。

結果、じいちゃんが良いとこの人だと分かり、許してもらい帰ってきた。昔っぽい。

あとで聞いたのだが、じいちゃんバツイチ寡夫?だったらしく、ばあちゃん結婚した当時、ばあちゃん20、じいちゃんは44。そりゃ反対するわな。

それに加え、じいちゃんを知るであろう寺近くの老人達から稀にじいちゃんの話を聞いたことがあるのだが、どれも掴みどころがない。水墨画を描いてた、木こりだった、スキー板を作って売ってた、馬に乗って駆けてた、等々。皆のいうことが毎回違いすぎて何をしてた人なのかがマジでからない。今で言うフリーターだったのでは、と思ってる。

その後、ばあちゃん子どもを4人産んだが、3番目の子である僕の母が4,5歳のときに、じいちゃん結核で死んだ。

ばあちゃん身体を壊し、病院入院

生活ができないので、子どもらは、伝手のある寺が運営する児童養護施設生活することに。

何年かそんな生活が続き、長男(僕から見れば伯父)が中学卒業してすぐ働き始め、生活ができるようになったので、ばあちゃん兄弟らを集め、また一緒に生活し始めた。なんという「ひとつ屋根の下」。(ひとつ屋根の下、当時母はめっちゃハマって見てた)

その後しばらく経ってから長男は僕の母を除いた兄弟とばあちゃん自営業を始めた。

ここから人生に関しては、ばあちゃんにとって比較順風満帆人生だったと思う。

たぶん。

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僕はばあちゃんに一番可愛がってもらった孫だったように思う。

ばあちゃんファミコンをやるひざの上に乗ってたのが僕だった。

おかげで、僕は立つのより早くゲームをやっていた。

ある程度大きくなると、ばあちゃんの家によく泊まりに行った。

今思えば理由は単純で、高橋名人名言ゲームは1日1時間!!」を家では親が守らせようとするが、ばあちゃんの家では、朝から晩までゲームをやっていても怒られない。

ばあちゃんも、ゲーム攻略に詰まると、孫を積極的に呼んで、攻略方法を聞いたり、分からなくてもプレイしてやってみてくれとせがんだ。

僕が一番可愛がられたが、他の孫達も顔を出せば、同じように攻略をせがまれたので、孫らは皆ばあちゃんとみんなゲームをした経験が一度はあるように思う。

息子(僕から見て伯父)の自営業職場とばあちゃんの家が一緒になっていて、ばあちゃん生活は、昼間は働き、ご飯風呂趣味の畑仕事、残った時間はほぼゲーム、が大半だった。

昔はマリオとかアクションをよくやっていたが、途中からドラクエFFといったRPGが好きだった。

先にも書いたようにゲームやるからといって賢かったり上手かったりするわけじゃなかった、いわゆる下手の横好きだったので、とにかく朝から晩までゲームをし、攻略ノートを作ってメモをし、自分攻略ノートを見ながらプレイしていた。

何度も何度も飽きずにトライエラーを繰り返しまくるので、ばあちゃんセーブデータは、装備やアイテム微妙なのに、レベルが異常に高いことが多かった。

おかげで、途中からやった僕ら孫たちは、ばあちゃん説明するハマりポイントをひと通り振り返ったあと、装備を整え、ちゃんゲーム内の説明みてやれば、案外すんなり先に進めた。

ゲームをやるとばあちゃんから駄賃がもらえた。

ばあちゃんの駄賃は、できるだけゲームにつかった。

他の孫たちもゲームプレイし終わったら、中古屋でなく、ばあちゃんゲームを流した。

ばあちゃん自分ゲームを買っていた印象がほぼないが、とにかくばあちゃんの家にはゲームがたくさんあった。

ベッドの下の収納ボックスには、ソフトがギッシリ詰まっていた、

初代ファミコンスーパーファミコンPSPS2、64、ゲームキューブ、xbox…僕も大きくなるにつれ頻度が減り、就職地元を離れてからさらに頻度が減ったので、僕の知らないゲームハードもありそう。

見た記憶では、古いハードソフトはなかった気がするので、時折捨ててたのかも。

孫らで集まって話をした際に出てきたゲームタイトルは皆違ってた。

FFドラクエテイルズスターオーシャンゼルダ武蔵伝、等々。

ばあちゃんの妹の孫とかい若い男の子も来てて、ばあちゃんとのゲームの思い出話をしてたのは驚いた。

それもあって、親族のみの家族葬だったのに、縁のある親戚までも集まり、やたら人数の多い通夜葬式になった。

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ばあちゃんの僕の可愛がり方、溺愛ぶりはちょっとすごかった。

親戚一堂からは、溺愛しすぎて恋人みたいだ、と笑われていた。

義理の息子である親父もかなり溺愛してたので、本物の息子一堂から、本物の息子より息子してる、と親父も笑われていた。

ばあちゃんは、下駄が好きでよく履いてたのに、胸元に袋が入っていたから、ハキハキ歩くことができず、ペンギンみたいな歩き方になっていた。

不安定ゆっくりな歩き方だったので、当然荷物はまともに持てないし、隣を歩く僕の服の袖のあたりをつかんだりすることが多かった。

僕がいない時は、親父が並んで服の袖をつかまれていた。

僕や親父はその認識だったのだが、妹いわく、妹と一緒だと、不安定な歩きのままズカズカ先に歩いて荷物を持ってる妹に早く行くぞと先行してく、僕や親父の前だと猫を被ってる!!男尊女卑だ!!と愚痴っていた。

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孫らから流れてきたゲームで躓くと、当然元々ゲームの持ち主の孫に攻略を聞くことが多かった。

ひとつ印象に残っているのは、FF 10

平原マカラーニャの森あたりにいて、攻略手伝って欲しいからと、泊まって欲しいと、ばあちゃんにせがまれ、泊まることになった。

一緒にプレイし、ご飯も食べ、風呂も入り、寝る前にもう1プレイ

ちょうどそこで、マカラーニャの森の超ロマンティックなラブシーン。

当時、高校生だった僕は、真夜中に部屋を暗くして、ばあちゃんと並んで何観てるんだろう……と絶妙な気分になっていた。

ふと、横目でばあちゃんを観ると、キラキラした目で、★★素敵★★みたいなリアクションで、滅茶苦茶一生懸命みてたので、まぁいいか、と諦めにも近い気持ちになった。

その後少し経って、新しい孫がまた産まれ、ちょうどその孫の名前FF10ヒロインと同じ名前だったので、滅茶苦茶喜んで良い名前だ、と褒めていた。

葬式最後フルートが、美空ひばりの「川の流れのように」だったので、「ザナルカンドにて」をかけてあげれば良かったのにな、とフルート演奏を聴きながら、このことを思い出していた。

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葬式の参列者の話などを聞くに、僕がばあちゃんのところにあまり行けなくなった後も、他の親戚やゲームの関わりもあって、楽しくは過ごせていたようだった。

それが、6年前、真夏の早朝に、もうひとつ趣味であった畑仕事の途中で、脳卒中で倒れ、近くの通行人発見され救急車で運ばれた。

ばあちゃんは、脳死状態になった。

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主治医や長年お世話になっているかかりつけ医によると、意識回復する可能性は万に一つもない、そんな状態とのことだった。

ばあちゃんは、これまで大病患って、入院して死にかけたことは何度かあった。

入院のなか、どうしても回復傾向が見られない、という状況になってから、僕に連絡が来て、急遽地元に帰ってお見舞いに行くと、ばあちゃんゲームの話になり、そういえばプレイ中だったあのゲームの続きがやりたい、早く治して退院せねば!!と急にやる気になって、そこから超回復、という展開があった。

今回は流石にダメそうだった。

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流石にばあちゃんももう90だったので、そういう覚悟をしておかなきゃ行けないことは分かっていた。

病院に見舞いに行った際、分かっていても、それがただ寝ているようにしか感じられなかった。

手術のあとに寝てます、みたいな感じで、ただ寝てるだけ。

もう起きることは無いのに、そんなふうにしか感じられなかった。

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僕がその後ばあちゃんの顔を見れたのは、少し経って、ばあちゃんの家で介護するようになってからだった。

ばあちゃん介護に行く母について、ばあちゃんの家に行った。

病院よりも設備簡素になったためか、ああ、これは本当にもう目覚めないんだな、と今さらながら実感した。

そんな中、母はばあちゃんの世話をしながら、前よりちょっと良くなったとか、こうやってやると反応する、など色々話をした。

もう目覚めない、と分かると同時に、まだ生きてる、とも感じられる。

死んでるのだが、生きてる。

ばあちゃんが死んだと聞いて、葬儀の一連の流れを終えた今、本当に死んだ今この時よりも、あの瞬間が正直しんどかった。

今、思い出すだけでも、心が重い。

死が突きつけられるのに、世話をすればちゃんと生を感じられる。

その中で世話をし続けられるのか。

母すごいな……と。

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あとは死ぬだけ。

それを受け入れるための有余の時間が与えられた感じだった。

ゲームができない、楽しみに一生懸命になれないばあちゃんは、ばあちゃんなのか。

身体なのか、脳なのか、心なのか、それとも人格なのか、習慣なのか。

生と死に対することをぼんやり思いにふける。

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そういえば、ばあちゃん霊感が強い、というのがもっぱら周りの評価だった。

悪霊や死んだ人が見える、というより、死ぬ寸前の人が魂だけになって飛んでいるのを虫の知らせのような感じで分かるのだ、とか。

それで、遠方や疎遠になった知人の安否を確認し、それを当てることが多かったので、霊感が強いとされていた。

稀に、じいちゃんが迎えに来ると、まだやりたいことがあるから迎えに来んどいてくれーー!!と必死にお経を読むことがあるのだ、とか。

僕は実際にどの話にも立ち会ったことは無いが、確かにばあちゃんはその辺りの勘が冴えているような雰囲気があった。

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ばあちゃんの話を信じるとすると、脳死のばあちゃんには、ばあちゃんはいないことになる。

ばあちゃんがどこに行ったかは分からないが、ばあちゃんは生きているが死んだ。

あとは身体死ぬまでに、その死を受け入れてくしかない。

幸い、受け入れるまでの時間を6年も貰ったので、ばあちゃんの死、葬儀はなんとか受け入れることができた。

コレがポックリいかれていたら、悲しすぎてどうなっていたか想像できない。

正直助かった。

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心の準備は整えていたとはいえ、僕の誕生日の前日に亡くなり、僕の40歳誕生日がばあちゃん通夜になるとは、流石に予想つかなかった。

何もできないはずの死ぬ瞬間まで、印象を残す人だった。

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ばあちゃんの教え、みたいなのは、本当に全然覚えてないのに、ばあちゃんとの思い出はたくさん出てくる。

老人介護おむつを買いに行った際には、コレ凄く便利でトイレに行かなくても良いかゲームができる!!とドヤ顔したり……

我が弟が母の付き添いでばあちゃんの買い物に付き合うため家に呼びに行ったら全裸ゲームしてたり……(前日夜風呂上がりに服着替える前にゲームをやり始めたら止まらなくて翌朝までやり続けていたのが真相

僕がいとこと一緒に富士山近くに旅行した際、いとこに「富士山のかけらだ」と言って渡したそこら辺に落ちてた溶岩石が、何故か数年後ばあちゃんちの神棚に飾ってあり、いつの間にか凄い石だとして御神体みたいになってたり……

なんかあり過ぎて、もう思い出せない。

でも、何かあるたび、何気ない面白かった思い出が掘り返される。

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自身もばあちゃんと同じく、子どもが4人いるので、悲しみに暮れている暇はない。

悲しくてしんどい、みたいな感覚はないのだが、なんか気持ちふわふわして落ち着かず、何かにつけてやる気が起きない。

この文章も、このままではいけないと思いを決して、何度かに書き分けながら、書き進めている。

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やる気がでないので、ぼーっと異世界転生ものアニメを観ても、ばあちゃんだったらマジで異世界にすら行きそうだな、行ってて欲しいな…と想像してしまう。

ココまで書いた文章自分でも振り返ってみると、ばあちゃんの最大の教えは楽しむこと、それ自体のような気がしてきた。

から初七日とか四十九日かに法要やるってことは、亡くなってからそれくらいの日数はこの感覚は抜けないのかもしれない、と諦めることにした。

とりあえず楽しめるようになるまで、このままぼーっとふわふわすることにしよう。

2025-01-19

anond:20250119162318

最後主人公が「ごめん、愛してる」って言ってヒロインを抱きしめるシーンに感動しました

ネタバレ記事があがってきた

人のを読む前に言語化を……という序文見て確かになと思った

ネタバレ配慮してる感想などはちょこちょこ見てしまっている

1stは見たって人が映画行かないらしいのでちょっと喋ったし、もう半日以上経ってるので記憶劣化しているが

とにかく後半はおしっこ行きたかったが、どんなとんでもがあるかわからなかったし、常にもうそろそろ終わりそうだったので我慢しつづけた

前半というか転生したらジオンの整備兵だった~若いパイロットがむかつくので整備サボったら歴史が変わりまくって大混乱 そういえばこいつ歴史変えたやつだったわ から始まる、宇宙世紀サバイバル うろ覚えガンダム知識で奮闘するも全然うまくいかないので某巨大企業転職して前世ガンプラで得た知識を利用してスローライフするつもりが以下略~(妄想

前半が、一瞬で終わったが長く感じたので、残り20分ぐらいで新作やるのか、と思ってちょうどよい引きが来たなぁと思ってたらまだまだ続くの繰り返しだった

うそう、途中で何回も作中劇じゃないかと(OOのSBのやつ)疑いながら見てたわ まだちょっと疑ってる

AI進化したら、これぐらいの同人アニメ個人でも作れるようになってたり

ハロが跳ねて始まって、

おおーガンダムだーって一瞬思ったはず

10秒かそこらして、なんでガンダムなんだ? って思った

予想ポストとかで宇宙世紀続編説が流れまくってたので、やっぱそうかと思った

これくらいの衝撃作品なら人の予想とか自分で予想立てるのもやめといたほうがよいな

公式サイトやテザー見るのすら(ザクおったし)

事前情報全くなしで劇場行くか? と言われたら、ガンダムネタバレするまえに行けって情報ひとつ流れた瞬間に動ける(映画行けるまでSNS閉じてなるはや)はずだし

流石に1stの第一話の細かいシーンとかは覚えてないので、普通にすっごいリアルコロニーの壁開けるのにぐるぐるするつまみとか、パイプが跳ね返って富んでくシーンとか絵が凄いって見てた

家に帰って見なおしたらめっちゃ再現しててやっぱりなと思った

その前に、ザクがしゃがむところで膝の関節が2重になってるのに感心してたような(コロニー入ってからだったか忘れた)

とにかくザクっぽいけど、アップデートされていた

逆関節とか、足は飾り(ブースターとアンバック用)みたいなの確かに

上半身ガンキャノンみたいなのはちらちら写ってて撃たれまくってた

これはTV版の話だけど、壊す時1発ずつしか撃ってなかった。ビームみたいなのを

適当に作ったのか、一発に見えるだけだったのか

最近MS考察とか見るけど、アニメのシーンを元に考える意味あんまりない時代だったな

で、この時は俄でしかないので、偵察に行く3機にそもそもシャアが含まれていると思ってしまっていた

途中で気づいた。スレンダーだったかジーンだったかの機体が整備不良かなんかで、赤いの貸すわけにもいかないだろうからシャアが来たんだ

遠めのガンキャノンザクでは思わなかったが、ガンダムがきもかった。

からなにから最近流行り系とジークアクスのデザインに繋げるのと、エヴァっぽさと。

んで、シャアがどこまでアムロセリフカバーするか、みたいな記憶を照合しながら見てた

5倍のゲインとか(シャアザクと比べてなのか、アムロもそうだったんだっけ当時の普通エンジン比? )、武器はないのか、とか

結構パクってた。同じ状況になったら同じこというのか

ガンキャノン誰乗ってたんだろう 1機だけだった?

コロニーに穴開いたんだっけ

テムレイ空気足り続けた? 木馬奪取後、そもそもコロニーどうなったんだろ アルテイシア生存からまあ大丈夫

てかどういうルートセイラさんは軍に入ったんだ ランバラルも生存かなぁ

うそう、8か月が経っていたってところで、どっから何がはじまんねんって思った(普通に1stの開始時点のこと忘れてた。後から約1年戦争ってのと、アムロガンダム戦ったのってせいぜい数か月だったなぁと1st見直して思い出した)

で、なんか連邦が弱い(アムロも居ないのか、ガンダム学習コンピュータないし、データ取れないかジム作れないのか)

話は戻るが、1stではザク2機(外にもう一機)おるんだから、完全に偵察だけにするか、可能であれば強奪が正解だよなとは昔から思ってたジーンが馬鹿すぎるし、作戦に組み込んどかない上官も悪い(後の作品では強奪が主流か)。ただ普通は解除にしくい自爆装置とか積んでるんだろうなと。じゃあ偵察or破壊になるかと勝手に納得(逆に自爆装置に触れずにパクったほうがなんでやねんになる。見直したら色々考えられてるのかもしれない)

vsシャア宇宙戦の代わりに、なんか試験中のガンダムが出て来た。01号機らしい。ちゃんと蹴った。これがパラレルか嘘世界ではあるが、宇宙初のガンダムガンダムだ。

(摸擬戦とかしなかったのだろうか)

WBが緑に塗られて(誰のセンス?)いかつい名前つけられてた

シャリアブル出てくる。これも予想を見てしまっていた(そんなにシャリアブルに思い入れないけど)

グラス持ってるのに握手求めて、どうすんだろって心配してたらちゃんとグラス奥音がした。他にもこういうの気になる人多いようだ

あとはなんか、ビグザムだーとか、マクベダーとか薄い感動とか

歴史がどう変わったかとかは初代の記憶が薄れてるので理解できてない

グラナダかどっかにソロモン落とすの阻止作戦

おっと、ビットが6個。外付けで思ったより大きい。その後ブラウブロは有線なのを見た

てか、キモキモガンダムが赤くなっててキモさが薄れてた

白は似合わないのかな、エヴァ量産期ではあえてそっちの効果狙ってたのか

隕石落とし阻止はガンダム定番だなーってアクシズのこと思い出してた

そんなに補給やばいのか、ザク爆破以上の爆弾ってないのね(普通あんなの割ろうと思わないし、艦が沈むときに誘爆したりで管理もむずいか

あんまり逆シャア弄ったら○すぞ思いかけたが、なんか謎原理で謎割れして月には落ちなかった

結果的アクシズショックみたいなもんなんだけど色が違ったからセーフ

キャノンかなんか謎MS出てきて、アルテイシアだたし、デギン落とした? みたいなこと言ってたな

ほんまキャスバル兄はなにしてんねん

アムロはおらんのかなぁ軍には

外伝フォロームズイだろうし、他にNT誰が居たか知らないがアムロと強いMSのセットとあのクルーたちの環境でないと目覚めない人も多かったんだろうな

別でそれぞれやってたら、しょぼい戦闘機とかでやられてる可能性も高い。しばらくMSなんて回ってこないだろう

セイラさんはなんかコネ使った? ヒロイン補正ルートが開いた?

予想とか色々見てしまってたのと、歴史あんまり把握してないのとか色々で一番びっくりしたシーンはアルテイシア! のとこだった

序盤はそういう範疇ではないし、ゆっくり流れが変わっていったので

そうか、そうそう、シャアが載るんだな、そしてジオン勝利ルートなんだ ぐらいか、 おまえのるんかい! ぐらい

セ(息が詰まって)セイラさん!!!!!! だった

で、あのパートがどうやって終わったかはもう忘れた(ナレーションで、連邦はもう戦う力を残しておらず、ジオンが…… みたいなのだっけ)

シャア最後セリフなんだっけ?

本編は、未登場人物の意外なその後とかでびっくりしかけるんだろうか

まりやって欲しくない気がする

ただそれだと、冒頭の悪ふざけとか古参引きづってくるためだけのビギニングなので水星と違ってオールドタイプへのサービスごりごりと見せかけてライフ削りまくってくるんだろうな

一般的同人の成人向け漫画などでよく見かける定番セリフとしては、「こんなチンポなんかに負けないが!?」というものが挙げられます。もちろん作品サークルによって異なる場合もありますが、

「こんなチンポなんかに負けるわけない…!?

快感なんかに負けないわよ!?

触手なんかに絶対負けないが…!?

といった形で、「◯◯なんかに負けない」「◯◯なんかに負けるものか」という言い回しはよく登場します。

もしお探しのフレーズヒロイン強がりながらも陥落していくようなニュアンスのものであれば、「こんなチンポ(ちんちん)なんかに負けないが!?」というのが、もっとも“あるある”な展開かと思われます

記憶のシーンやキャラクターの状況にもよりますが、多くの場合は「男性器」に対して使われるセリフが圧倒的に多い印象ですので、おそらくそれが該当するのではないでしょうか。

機動戦士ガンダム最大の名作といえば「第08MS小隊しかあり得ない。

なんて意見の人は少数派かもしれない。

根強い人気はあるもの歴代ガンダムシリーズの中では一番人気とは言えないのは本当のところだ。

その主な原因は、監督の途中交代にあるといえるのかもしれない。

元々の監督であり、ストーリー原案者でもある

神田武幸氏が体調不良から監督降板

その後急逝されたことで残されたスタッフたちが、

神田氏が残したノートメモ書きを使って、

ストーリー構成して最後まで作り上げたのだ本作である

当然というべきか神田氏以外に

そのストーリーの魅力の核心部分を理解していた人間がおらず、

話の筋そのものは同じでも、

その魅力の軸となる部分を大きくズラしていかざるを得なかったのが

本作の一貫性のなさであり弱点である

神田降板以降は、

機動戦士ガンダムミリタリー面をより強調した

マニアックな方向へと作品の魅力の軸足を移すことで

なんとか一つの商業作品として成立させている。

交代した監督

「正直に言うとこのお話のどこが面白いのかが全く理解できなかった。」

というような本音雑誌インタビューで答えていたような記憶がある。

そのような状況では本来の今作の魅力を再現することな不可能であるのは当然としか言いようがない。

では、その噛み合わなさの原因はどこにあるのか?

神田氏の代表作は銀河漂流バイファムであるといっていい。

あの作品を覚えている人にとっては理解やすいかもしれない。

異星人との戦争状態という非日常の中で、

宇宙船の中の日常を描くという巧みな演出の積み上げで、

大きな感動を生み出したハートフルなあの作品である

思うに08小隊もそのような非日常の中での日常の積み上げでもって最後に大きな感動を持ってくるような構成になっていた予感をさせる作品だ。

その作品他人監督したときにどのような料理をすればいいのか困惑してしまうのは致し方がないとしか言いようがない。

戦争に行った若い半人前の脇役兵士恋人だけを心の支えになんとかかんとか戦争を生き抜いていたのに、

その恋人が別の男を作ってしまって深いショックを受ける。

なんて話をガンダムという枠組みでもってやってどのように面白料理すればいいのかわからないのは当然といえば当然だ。

そうとなれば元々08小隊が一側面として持っていたミリタリーを描く方向へと演出の軸を移していくのも致し方ない。

ただひとつ言えるのは、神田氏が作品の完成までご健在であれば、全く違った作品となっていただろうことは想像に難くない。

なお本作のヒロインは当時17才井上喜久子が演じている。

2025-01-18

ヒロインが最終的に死んでしま悲劇系のギャルゲーかと思いきや、ちゃん選択肢次第では病気特定できてヒロイン生活習慣を治すことでその病気が完治するかもしれないギャルゲーを作れば楽しいんじゃねえかな

2025-01-16

今更言うまでもないことだが、恋愛漫画においてヒロインが年上であることがまず何よりも重要である

2025-01-15

anond:20250115081831

胎内サリドマイド服用の後遺症聴覚障害ヒロインと今でいう弱者男性結婚生活する教育映画収入不足で二人が御飯茶碗に千切りキャベツを盛って卓袱台に向かい合って食事するシーン、鑑賞させられた昭和小学生なら忘れられないとおもう😅

2025-01-14

完全なる飼育

めちゃくちゃ面白んじゃん。。

さすが竹中直人

ただヒロインあんまり可愛くないところはちょっと残念だな

顔がアンパンマンみたいにデカくてまんまる

萎えるわ

anond:20250114185255

旦那が下手くそ粗チンブサイク悪臭なだけじゃねえかww

下手くそなくせに下手って言うと落ち込んだり萎えたりして面倒くせえし、挙げ句の果てに女のせいにしてくるからだろwwこれはww

ハッキリ言わない優しさに感謝してろよww

ナンパ師だのオフパコだのハプバーだののセックスと、身近なパートナーとのセックスは全く別物で、パートナー以外となら拍子抜けするほど楽しめる人も多い気がする。

女は自分が耐えればいいとヒロインぶって必要なことを言わなかったりして、男女共に本当に必要な歩み寄りができていない。

anond:20250114151921

主人公高校制服(主人公性別)については混乱せずにスっと読めた?

最初の方は上半身コマばかりで分からなかったけど上がセーラー服で下はスラックスなんだよね

実は女の子でした!とかLGBT男子です!とかいうわけでもなく男子が水兵さんみたいな制服というだけみたいだけど

他の男子生徒が描かれないから読み返さないと「この学校男子もそういう制服なんだな」というのが分からなかった

というか2話目で他の男子生徒は普通に学ランで主人公だけこの格好という可能性もまだなくはないし

これが市川春子の最新作ならほんと中性的キャラ好きだなと思えるけど新人の初連載でトリッキーなことされても分からん

部屋の壁が壊れたのも主人公不思議な力に目覚めたのかヒロインが超パワーの宇宙人なのかも読み進めるまで分からなくて

ここも読み返してようやく「光のエフェクトみたいなのは全部比喩表現で本当に光っているわけではない」 「細腕の人間女の子ハンマーで壁を壊しただけ(レオパレス?どんだけ薄いんだ)」というのが分かった

子ども部屋がテンプレ的じゃなかったりいちいちズラしてくるから漫画をたくさん読んできた人ほど混乱するつくりになっているように見える

ジャンプ+新連載「星交O者」を読んだ。

https://shonenjumpplus.com/episode/17106567262008975393


要素自体シンプル。「幼馴染のヒロインが亡くなったので黒魔術で蘇らせようとしたら謎の宇宙人が現れてヒロインを蘇らせてくれた。が、不穏フラグがビンビン」という内容。

ジャンプ+がよくやる露悪系。

つくしあきひと高橋しん浅野いにお鬼頭莫宏タイザン5の系譜

「こんな絵柄だけどエログロ胸糞やっちゃいますw」 「子どもを手にかける描写もやっちゃいますw」なやつ。


ストーリー自体は「よくあるやつ」なのに理解するのが難解で読み辛いと言われまくってるのは、例えば「自分の部屋で寝ている男子小学生父親が起こしにきた」というだけのこともスッと伝えられていないから。

主人公と男(父親)が似ていない→親子かどうか分からない。年の離れた兄や学校先生のようにも見える。

床がジョイントマット→子ども部屋かどうか分からない。託児所デパートキッズスペース等のようにも見える。

真上からアングル台詞オノマトペインテリアが隠れているので部屋の全景が見えない→棚のようなもの施設備品なのか主人公の部屋の学習机なのか分からない。

真上からアングルなので主人公の背負ったランドセルベルト部分以外一切見えない→現在時間軸が小学校時代だというのがぱっと見で分からない。絵柄が幼く髪型もずっと一緒なので顔や頭身だけで年齢が判断できない。フォントサイズがかなり小さい台詞の中の「ランドセル」を読むことでようやくランドセルを背負っていること(小学生であること)が類推できる。

主人公が男の名前を呼ばない、男が一人称を使わない→「お父さん」なのか「先生」なのか分からない。

次のページになってようやく「お父さん今から買い物だから」という台詞が来るので親子ということが分かる。ただし学習机教科書などいかにも子ども部屋らしいアイテムがはっきり描かれるコマがないままなので「これは……たぶん自分の部屋でいいんだよな……?」とうっすら疑念を抱えながら読み進めることになる。とりあえず親子ということが分かったぞ、と安心して気を抜いた瞬間に、この場面は一軒家ではなくアパート団地マンションかとにかく賃貸)が舞台となっていることを示す情報絶妙に見逃す。何であんなに小さく薄暗く描くんだ。一軒家だと思い込んだまま読んでいるとその次のヒロイン登場シーンで余計な混乱を生む。

このくらいのやりとり、アパートの外観から始まって、そのコマに被さるように「おーいヨオタ、起きろー」と台詞が入って、次に主人公に似た外見でスーツいかにもな父親が現れて「むにゃむにゃ、なーにお父さん?」と主人公に返事をさせて普通の床の上にリコーダーランドセル教科書が転がってて、みたいなのでいいんだよ。舞台を示す1ページ目でこの情報ひとつも与えない意味が分からない。


書き出したらあまりの文量になったので全部削除したが、毎ページくらいの勢いでこんな風に引っかかる箇所がある。読み返してようやく「ああこの場面はこういう意味なのか、描かれてるのが小さすぎて見逃してた」と気づくことができたり「前後のページの情報と合わせるとこう書いてあるってことはこうなんだよな……?」 とか、「これは何かの伏線とか重要設定ではなくただの性癖なのか……?この人の作家性とか知らんし分からん……」とか、ノイズになる部分は派手に大きく描き、スムーズに読み進めるにあたってしっかり伝えるべき情報を小さく描いているように思う。

あえてそうしているのではなく、作者は本気で「きちんと描いたんだからちゃんと伝わってるよね」と思っていそうなのが見ていて不安になる。編集が付いてるのに何でこうなってるんだ。

でも(よくある絵柄とはいえ)絵は可愛いし表情豊かだし何だかんだでジャンプ+読者は露悪系が好きなので、「おもんな、切るわ」ではなく「この漫画を追ってみたい、今後も読み進めたい」と感じさせる魅力はある。

しかしどうしようもなく読み辛いかジレンマコメント欄が荒れまくる。

自分もそんな読者。とりあえず2話待ち。

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