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はてなキーワード: RPGとは

2025-01-26

テキストベースエロRPGチャットGPTで実現したい

とりあえず普通にエロいテキストは出せるようになった

こっちがお願いすれば官能シーンに移行してくれるが言わない限り絶対に行かない

あと抵抗に失敗して負けたいって100回言っても負かせてくれない

なんか調整してる?って聞いたら調整はしてないけどユーザー希望を聞くように調整はしますと言っていた

まりこっちがあらかじめのプロンプトで負けたい負けたいって言っても抵抗する選択をしたらそっちが優先されて抵抗成功してしまうのだと思われる

くそが…!!!!!!!!!!!!

エロトラップダンジョンに迷い込んだ女主人公がめちゃくちゃにされるやつやりたいの!!!

わかってよ!!!

フラグ管理バグりまくっている同人エロRPG(4,400円)を慎重にプレイしている

ゲームの内部処理を予測しながら

せめて進行不能バグを踏んでしまわないように

気分はエベレスト南西壁をアタックする羽生丈二

2025-01-23

anond:20250123212636

国会で成立した法案

エロRPGの取り返しのつかない要素には全開放スイッチ対応する

NTR表記(見たくない場合の違うルートを用意する)

処女プレイルートをつけることを義務

・回想ルームまたはそれに準じた物を義務

差分CGを含めたサムネ詐欺対策のための表示義務ルール制定

AI利用の厳格化

ボリュームの表示義務

・悪質な同人ゲームグループ排除するための同対法の成立

RPGの「取り返しのつかない要素」を法律禁止しろ特にエロ

少し前に出た同人エロRPGをやり始めた。

エロエロ~♡シコシコ~♡

と30分ぐらいは楽しく進めていたのだが、

ふと、エロ回想の登録に妙な空きがあることを発見

嫌な予感がして情報確認してみたところ、

シナリオを進めると回収不可になるイベント

いわゆる「取り返しのつかない要素」を、序盤も序盤に逃していたことが分かった。

強い武器防具を取り逃した、とかならまだ諦めもつく。

だが、エロゲにおいてエロシーンは本体に近い存在であり、回想100パーセントこそが実質的クリアと言えるだろう。

これが一部であっても欠けているとなれば、それは折れた前歯のようなもので、逆に耐えがたい苦痛をもたらすことになる。

これだけでもうやる気をすっかりなくしてしまい、そのエロゲは封印することにした。

せっかくエロエロシコシコだったのに…

そのゲーム場合公式の詳細な攻略情報を載せたテキストがあらかじめ同梱してあるので、回収難度が多少高めのイベントを入れても、十分にフォローできていると考えているのかもしれない。

だが、取り逃しを恐れて攻略情報に頼るなら、それは模範解答に従ってなぞるだけのプレイになり下がるだろう。自分世界を歩き回って試行錯誤しながら、少しずつイベントを探し出していく、RPGの楽しみはほぼほぼ失われてしまう。

そもそも回収不能になるイベントがあるかどうかは、実際にプレイしてみないと分からない)

念のために言っておくが、この同人エロゲはシステム的に周回が採用されているわけでもない(二周三周して回想を埋めていくことが前提のゲームではない)

からあくま自力によるコンプを目指すとしたら、少しシナリオを進めるたびに、行けるところを全て回ってやれることを全て確認するのを繰り返すという、地道というか苦行なプレイが求められることになるだろう。それでも取りこぼしが発生する可能性をゼロにはできないが。

「取り返しのつかない要素」は、それがゲーム内に存在するというだけで、これほどまでにゲーム面白さを破壊し尽くしてしまものなのだ

ゲームの作者たちは、プレイヤーのゲーム体験を大幅に損なってまで、なぜわざわざ「取り返しのつかない要素」なんかを入れたがるのだろうか。

シナリオの進行段階とリンクしたエロシーンを入れたい?

うんうんそうだね、それは自然な考えだね。

じゃあそれは強制イベントにすれば済む話じゃない?

なんでそうしないの?

俺が思うにこれは、現代一般的エロゲが、テキストADVビジュアルノベル形式採用していることと関係しているのではないだろうか。

文字を読み進めることで進行し、選択肢によってシナリオ分岐するタイプ一般的エロゲでは、セーブロードを駆使して分岐構造を把握し、CGイベントを全回収すること自体ゲーム実質的目的となっている。

仮に選択肢セーブに頼らなくても、文字表示スキップさえ十分に高速であれば、一からのNEWGAMEを何度も繰り返すのもさほど苦ではない。

これは、ゲームとしては非常に単純な造りのジャンルからこそ可能プレイタイルであるだろう。

こういった一般的エロゲのプレイ感覚を、安易かつ無批判RPGに持ち込んだ結果が、同人エロRPGにおける「取り返しのつかない要素」の氾濫なのではないか

選択肢までスキップ」のないRPGで、たった二、三のイベント回収のために最初からやり直しを強いるのは、あまりに無体な行いと言うべきだろう。

同人エロRPG作者のみなさんには、自分が作っているのが、テキストADVではなく、あくまRPGであることをいま一度思い出してもらいたい。

いまだに日本人典型的RPG観の中心になっているであろうドラクエ3に、「取り返しのつかない要素」などという無粋で無作法不細工な代物が存在たか?(リメイクのことは知らない)

一周すれば、セーブデータ一つあれば、それでゲーム内のほぼ全ての要素を網羅することが可能。このRPGの原点に、どうか立ち返っていただけないだろうか。

ロマサガやら聖剣伝説やらSFC後期のスクウェアRPGリメイクが続いてるけど

SFC最終作であるところのトレジャーハンターGリメイクされることはあるんだろうか

名作というにはちょっと物足りないところはあるけど結構好きなんでまたやりたくなっちゃった

anond:20250122234052

世界線がズレてるのは君のほうでは?

https://store.playstation.com/ja-jp/pages/browse

このページはセールス順に並んでいる。

App StoreGoogle Playスマホゲームの売上ランキングでは、非ゲーマー審美眼のない暇つぶしユーザー射幸性で釣って過剰に課金させる邪悪ゲームもどきが混ざっていることが多いが、比較してPS5ユーザーゲーマーといえるだろう。

彼らが課金する価値があると認めて長期プレイしているこれら上位10作中で、いまや基本無料は7作を占めている。

これらは開発資金アップデート規模の面でも君の想像するガチャゲ・ソシャゲの域ではない、れっきとしたゲームとして作られ、課金が過度なPay to Winにならないよう、バランスも巧みに調整されている。一部は買い切りすら超えた濃密なゲーム体験が得られる作り込みを備えている。

どれも昔のソシャゲのようなガチャとは違っていて、まずゲーム攻略・進行の面でガチャルートボックスへの依存度が低く、バトルパス的な課金が占める割合が高くなっている。

RPGであれば育成アイテムシューターであればスキンやエモートなど、無課金だと集めにくいもの効率的収集していける時短課金ベースになっている。

よりソシャゲに近いRPG型の上位ゲームにおいても、キャラクターの獲得はガチャというよりは時短文脈で考える方がしっくりくるマネタイズ設計となっている。

かいシステム面に言及すると、まず基礎確率が旧世代ガチャゲーより極めて低くなっており、天井付近まではまず出ない、ランダム性と射幸性の低いものになっており、これは数十年前から中国台湾などの青少年保護に厳しい中華オンラインゲームでよく見られた設計だ。

まりガチャに見えて実質、値段がついているようなもので、おおよそキャラ1体あたり約2万円だ。しかゲームを熱心にプレイしていれば、無料プレーヤーでも月間で約1.5万円分の課金充当物(石)が得られ、2千円たらずの月額・バトルパス系で約5千円相当の充当物が得られる。

そして、ガチャ天井までのカウントは次以降のガチャバナーへも引き継がれるので、極端にガチャを引かずに溜め込み続けることをしない限り、微課金ユーザーは月1キャラくらい、無課金ユーザーでも月0.7キャラくらい獲得できて、それによるコンテンツ拡張体験を得られる。

もちろん新規キャラを取得せずとも、およそ1.5ヶ月くらいのアップデート周期ごとに、数億~十数億円規模の開発費を毎度かけて作られる品質パッチコンシューマ風に言うとDLCがどんどん追加され改善も進んでいくので、十分リッチゲーム体験を得られる。

ややハードになるが配布キャラ縛りでもゲーマーならやっていけるくらいの調整になっているので、古いガチャゲーと比べると無課金・微課金ユーザーの受け取るゲーム体験の質が著しく上昇しており、競争コンテンツもないことが多いので、もはやソシャゲ構造説明するのによく言われた「課金者が気持ちよくなるためのカモ=無課金」という図式は存在しない。

アメリカあたりのガチャゲー文化になじまないポリコレ価値感の国では、親が監督しきれずに対象年齢未満の子が原神をやってしまっているのを原神の責任にして、必要保護策がないと訴えたり、ランダムボックス(ガチャ)を導入するなら同時に定額販売も併設するべきだという

まりにも先進的すぎる要求を開発会社押し付けているが、このような要求直ちに飲み込める基本無料ゲーム開発会社国内外どこにもないだろう。少しでも知能がある既存ユーザーなら、この定額キャラ売りはゲームをまったくプレイしない人しか選ばないプランだということが分かる。

そしてガチャゲーのユーザー疲弊して持続性がないというのも今や過去の話だ。

そりゃあ国内メーカーが作っているような古い方式ガチャゲでは、数字インフレゲーム(ゲームとは言えない内容)に追いついていくのが金銭的にも時間的にも疲れて、リアル犠牲にして不健全プレイングをしないといけなくなるだろう。

だが今の上位ガチャゲーは、むしろユーザー疲弊させるあらゆる要素を排しており、日課的なものは数分程度の短時間で済み、より濃密なシナリオや探索、あるいはエンドコンテンツへの挑戦等のよりゲームゲームした体験時間を割けるよう設計されている。

インフレに関しても、ユーザープレイ方針を間違えていなければ(よくある間違いが、旧ガチャゲーのように石を溜め込み続けてキャラプールが異様に貧弱になること)、プレイングによって十分に対処可能になるよう調整や配布キャラ設計されている。またゲーム自体が、こうした難所になりやす戦闘コンテンツ一辺倒のものではなく、まるで生活スキル方式MMORPGのように、様々な軸で文化的に遊べるようになっている。

ソシャゲの周回作業のような退屈な行為を延々とさせられることはなくなっており、むしろそういう行為経済的に豊かな、スタミナに課金をしてでもハクスラ的な厳選行為を極めたい人だけが時間プレイできるようになっており、それですら1日に可能作業プレイ数には上限がある。

ガチャゲーが規制方向にあるというのは、パラダイムシフトにおける衝突を表していて、むしろガチャゲーがゲーム文化メインストリームへと成り代わりつつあることの証左と言える。

オンラインゲーム課金ゲーがゲーム産業に占める割合は、国内市場で見るといまや7割近くにものぼっている。

これは経済産業省が2022ファミ通ゲーム白書をもとに解説した2023年資料の時点でそうなので、現在さら割合が増えている可能性が高い。

https://journal.meti.go.jp/p/29909/

そうした急拡大の影響を受けて、オールドタイプゲーマー地域(非アジア圏)において拒絶反応を示されることは確かにあるが、若いゲーマーの大部分は、有力企業が作る大作の基本無料ゲームのなかで特に優れたものを見つけ出し、自分経済力に応じた節度を持って付き合っていくやり方を知っている。

ガチャゲーにもピンキリあり、ユーザー適応力にもピンキリあるので、是正や救済が必要な場面はあるにしても、ガチャを含む基本無料方式ゲームは今度もますます勢いを増し、開発のために人も金もまり、より良いものが作られ続けていくことは明らかだ。

ただし、今成功している基本無料タイトルほとんど海外製(RPG中国シューター米国)であることを考えると、日本基本無料すなわち運営型のゲームを上手に作るノウハウが欠落していることは明らかだ。

世界的には基本無料で本格的なゲームがウケているのだが、日本無料ゲーに関しては、未来は暗いだろう。下手に金をかけて作っても爆死ばかりしているのが現状で、チャレンジャーがいなくなる可能性がある。

日本ガチャゲーユーザー暇つぶしでチャチでいいか萌えられるものでいい、のようなゲーマーを愚弄した、あるいはモバイルプラットフォームポテンシャルを愚弄した価値観を持っていがちなので、完全にガラパゴスになってしまっている。

ただそのガラパゴス常識ガチャゲー理解のままでゲーム業界を見ていると世界線のズレた人になってしまう。

2025-01-22

何故ドラガリアロストは早期にサービス終了したのか

 ドラガリアロスト(以下、本作)は、任天堂Cygamesが共同で開発・配信を行ったスマートフォン向けアクションRPGである2018年9月サービスを開始し、当初は「任天堂新規オリジナルIPスマホゲームとして展開する」という点や、「Cygamesが培ってきたソーシャルゲームノウハウが活かされる」という点で大きく注目を集めた。しかし、最終的に2022年11月サービスが終了し、約4年という運営期間で幕を閉じることとなった。

 任天堂は、スマホゲーム市場に参入する際、既存の強力なIP知的財産)を活かした展開を行うケースが多かった。『スーパーマリオラン』や『どうぶつの森 ポケットキャンプ』『ファイアーエムブレム ヒーローズ』などが代表的である。こうした人気シリーズスマホ向けに展開することで広範なユーザー層を獲得し、ある程度の収益を確保している。一方で、ドラガリアロストは任天堂としては数少ない完全新規IPであり、家庭用ゲーム機や既存IP活用したタイトルとは異なる戦略を試みた作品だった。

 新規IPという挑戦は、任天堂スマホゲーム分野を本格的に拡大させようとした一つの試金石としての意味合いも大きかった。しかし、結果的には同社の他のスマホタイトル比較して、そこまで大きな成功を収めたとは言いがたく、サービス開始当初の盛り上がりから徐々にユーザー数や売上が落ち込んでいったと見られている。スマホゲーム業界では、運営が長期化するほどゲームイベントや新キャラクター追加などのコストがかさみ、十分な収益が見込めない場合には早期に撤退という決断を下すケースは少なくない。本作が4年間でサービスを終了したのも、こうした「売上とコストバランス」が大きく影響した可能性は高い。

 さらに、ドラガリアロストはアクションRPGというジャンルであると同時に、いわゆる「ガチャ」を基盤にした収益モデル採用していた。ユーザーキャラクタードラゴン召喚獣)をガチャで入手し、戦力を整えながら強力なボスに挑むというスタイルゲームを楽しむ。しかし、リリース当初は豪華な声優陣や美麗なイラストなどが話題を呼んだものの、キャラクタードラゴン更新ペース、さらにはガチャ排出率やゲームバランスに関する不満の声が一定数見受けられた。ガチャを巡る調整はソーシャルゲームにとって避けて通れない課題であり、運営ユーザーに受け入れられる形で進められなかった場合、徐々に支持を失ってしまうこともある。

 また、ドラガリアロストは海外展開も行われていたが、ゲームのもの日本ファンタジーRPG的な世界観で作られていたことや、操作性を含む設計がややコアユーザー寄りであったことなどから海外ユーザーの獲得に苦戦したとも言われる。任天堂タイトルとしての知名度海外でも高いため、本来であれば国際的なヒットを狙うことも十分に考えられた。実際、ファイアーエムブレム ヒーローズ海外ユーザーからの売上比率も大きいとされ、任天堂スマホゲームの柱となっている。一方でドラガリアロストは、Nintendo IPの強力な「ブランド」や「キャラクター人気」を活かしきれる作品ではなかったため、グローバル市場を切り拓くには至らなかった可能性がある。

 任天堂自体経営戦略として見れば、スマホゲーム事業あくまでも「任天堂ハードの展開と協調しつつ、追加的な収益源を確保する」という目的が中心と考えられる。ドラガリアロストのような新規IPタイトルは、任天堂にとって重要実験的取り組みだったものの、スマホゲーム市場における激しい競争の中で安定して業績を出し続けるのは簡単ではなかったと思われる。特にスマホゲーム市場では、短期間で莫大な利益を生むタイトル存在する一方、数多くの作品が乱立し、ユーザー趣味嗜好や流行も移り変わりやすい。大手企業ですら息の長いヒットを飛ばすのは難しく、本作が期待ほどの成果を上げられず、運営コストを抑えるためにもサービス終了という判断につながったのではないだろうか。

 もう一つ考えられる要素として、Cygamesとの協業体制に起因する事情もあるかもしれない。Cygamesは『グランブルーファンタジー』や『プリンセスコネクト!Re:Dive』など、スマホゲームの長期運営の実績が豊富ディベロッパーではあるが、本作では任天堂との共同開発ということで、ゲームデザインやプロモーション運営方針など調整が難しくなった可能性もある。新規IPを大きく成長させるには、継続的アップデートだけでなく、ユーザーコミュニティ活性化や大型イベントの開催など、多角的な取り組みが求められる。任天堂Cygames、それぞれの会社の強みを活かせる協業体制がうまく機能しなかったとすれば、思うようにユーザー数や売上が伸びなかったのも不思議ではない。

 さらに、2020年以降、新型コロナウイルス感染拡大による社会情勢の変化も、運営に影響を与えた可能性はある。リモートワークや外出制限といった新しい生活様式が広がったことで、スマホゲーム需要一時的に増えたものの、特定の人気タイトルユーザーが集中したり、家庭用ゲーム機やPCゲームへの注目も再度高まったりするなど、市場全体の構造変化があった。また、開発や運営スタッフの働き方の変化はアップデートの進行具合にも少なからず影響を及ぼす。こうした混乱の中で、十分に話題を呼ぶアップデートが難しくなったり、新規ユーザーを大きく取り込む施策が打ち出せなかったりしたことが、売上やアクティブユーザー数の下降に拍車をかけた可能性は否定できない。

 以上のような事情総合すると、ドラガリアロストが比較的早期にサービス終了へ至った背景としては、下記のような要因が考えられるだろう。

新規IPゆえの集客力不足

任天堂既存IPほど強力なブランド力を発揮できず、特に海外市場で大きく伸び悩んだ。

ガチャ方式アクションRPGの両立の難しさ

ドラガリアロストならではの操作性やゲーム性は魅力だったが、難易度調整やガチャバランスが原因となってユーザーを離れさせる一因となった。

他社大作ゲーム任天堂タイトルとの競合

スマホゲーム市場では常に新作が登場し、ユーザーの興味を惹くためには高頻度かつ質の高い更新が求められる。『ファイアーエムブレム ヒーローズ』や『ポケモンGO』といった任天堂ブランドの人気作に注目が集まりやす環境下で、新規IPのドラガリアロストが継続的に注目を集めるのは困難だった。

運営コスト収益バランス悪化

キャラクター追加や大型イベントの開催にはコストがかかる。一方で売上が期待値を下回ったり、ユーザー数の伸び悩みが長期化したりすると、サービス継続が難しくなる。

任天堂Cygamesによる協業体制の難しさ

互いに大手企業であり、それぞれのノウハウを活かしながら円滑に運営を続けるには、相応の調整が必要新規IPの育成にはさらに高い連携が求められた。

社会情勢の変化と市場の激化

新型コロナ禍を含めた市場環境の変動により、ユーザーの嗜好やライフスタイルが大きく変化し、競合タイトルとの競争ますます厳しくなった。

 もちろん、任天堂Cygamesが公に「これが決定的な理由だ」と断言しているわけではないため、上記理由あくまで推測の域を出ない。しかし、いずれの要因もドラガリアロストという作品特性運営状況を考慮すると、一定説得力を持つものと考えられる。

 サービス終了に至るまでの間、本作は多くのコラボイベントシナリオ更新実施してきた。キャラクター同士の掛け合いやドラゴンとの物語など、独自世界観を愛するファンも確かに存在した。特にアクション性の高いスマホゲームとしては非常に完成度が高く、操作性や演出面でも一定の評価がある。だからこそ、熱心なユーザーサービス終了決定の一報に大きな悲しみと落胆を示した。

 一方で、任天堂にとってスマホゲーム事業あくまで「任天堂プラットフォームとの補完関係にあるビジネス」であり、最重要な軸は依然としてSwitchなどの自社ハード向けのゲームソフト開発・販売にある。そのため、スマホゲームで目立った成果が得られない場合には、どこかの段階でリソースの再配分や撤退を決定するのは自然の流れとも言えるだろう。特にドラガリアロストのように人気IPに基づかないタイトル場合撤退決断が下されるスピード相対的に早くなる傾向があると考えられる。

 最終的にドラガリアロストは2022年11月末でサービスを終了し、開発・運営に携わった関係者やファンにとっては区切りの時を迎えた。リリース当初は「任天堂Cygamesのタッグ」という点で大いに期待が寄せられた一方、その期待を十分に上回る成果を得られなかったことが今回の結果につながったのだろう。今後、任天堂スマホゲーム市場において新たなIPを生み出すのか、あるいは従来の人気IPに注力していくのか、ドラガリアロストの経験を踏まえて新たな方向性模索される可能性がある。

 ドラガリアロストは、華々しいコラボや美麗なビジュアルキャラクターの多彩な魅力で注目を集めつつも、最終的には大きな市場競争の波に飲み込まれしまった作品とも言える。しかし、物語キャラクターを通じて新たなファンコミュニティ形成され、一定の盛り上がりを見せたことは紛れもない事実だ。サービス終了から時間が経過しても、SNSなどではキャラクターファンアートや思い出を語り合うユーザーも見られ、本作が残した足跡は決して小さくはない。

 今後、任天堂Cygamesスマホ市場でどのような展開をするかは不透明ではあるが、ドラガリアロストの運営と終了が教訓となり、より良いタイトルが生まれきっかけになることを願いたい。そして本作のユーザーとして楽しんだ人々にとっては、リリース当初のワクワク感やイベント盛り上がり、新キャラ実装時の歓喜といった思い出は、サービス終了後も色あせることなく心に残り続けるに違いない。

2025-01-21

anond:20250121151201

手慰みとしてのゲーム構造多様性を求めてる人なんてよっぽど変な人しかいないんだよ

今の大多数のゲーマーゲームに対して求めてるのは、作り込まれ世界観からくる没入感や気持ちよさのようなアンビエント効果と、キャラクターシナリオがもたらすIP体験まり可愛いとかカッコいいとか泣けるとかい映画クオリティそれから流行作品をみんなで共有する社会的リアルタイム消費

それだけなの

キテレツ楽器を使わなくてもいい曲が作れるように、ゲームオーソドックスゲーム性でも細部の質をあげてうまく宣伝すれば人気コンテンツになる

要するに大量の金と人かけてクオリティ高いものを作れるブランド確立した大手メーカーが結局強いわけで、奇道を行こうとするのはそういうやり方が出来ない個人ニッチ企業からということ

任天堂は常にニッチ企業なんだよ、ハード性能やターゲット層を家族に絞る縛りプレイを常にしてるから

王道の本格レースゲームじゃなくてパーティゲーのマリカー

王道RPGじゃなくて知育探索ゲーにしたゼルダ

そういうローコストだけどちょっとひねったことをやって爆受けしたゲーム地位を築いてきたニッチが常道の多産多死のヒットメーカーから

anond:20250121111624

一部の優れた運営ゲームコンシューマゲーム体験すら凌駕するようなコンテンツ開発力と追加ペースを伴っているので、だらだらではなく定期的にディナーを供されているような感覚になる。

MMORPGMOアクションが中心だったネトゲ時代運営ゲームはだらだらちまちまと育成をしていくTime to Winの薄味なゲーム体験が主流だったし、アイテム課金の勃興とソーシャルゲームの隆盛以後はPay to Winゲーム性を著しく毀損してきたが、

現代運営ゲーム実質的に、金で時間(=育成度)や勝利(=数字的強さ)を買う選択肢がありつつも、育成度や数字的強さにとらわれない部分のゲーム性や芸術性が極めて高い水準で提供されているので、すでにバカにできるものではなくなっている。

よって実感としては「金と時間を吸い取られている」ような被害者的な感覚ではなく、有意義体験や思い出を築かせてもらっている感覚により近くなっている。

そして産業的にもっとも成長が著しく最大のセールスを占めているのも、こうした運営ゲームが牽引するモバイルゲーム分野だ。

MOBAや対戦型シューターRPG系など、基本無料運営ゲームジャンルごとにそれぞれ適したビジネスモデルは違っているとはいえ、概ねユーザー自発的に月額的プラン(バトルパスなど)を購入することで十分に遊ぶことができる、ゲーマー視点でより好ましい月額時代ネトゲ実質的先祖返りしているような状況でもある。

月額を払わないとプレイ自体不可能だったゼロ年代初期と異なり、支払額はプレイヤーの経済力に応じてゼロから数万まで任意で委ねられていつつも、過去どの時代よりも中身の優れたゲーム提供されるようになっているので、開発者側の開発コストや持続性リスク競争圧力は高まっているとはいえユーザー側として付き合う分には運営ゲームの分野はより魅力的なものになった。

anond:20250120233505

分かってないのか、分かった上で話をズラしてるのかわからないけど。

ドルアーガの塔現代RPG、なんでもいいけどたとえばゼル伝ティアキンの間には、ハードスペックの時点で圧倒的かつ絶対的な差があるよな?

そういう「ハードスペック」に相当するものがない、基本的には文字だけで勝負してる小説では、単純に現代のもの過去のものより優れているということがないのも分かるよな?

から、40年近く前の作品とはいえ、十角館が今読んでもおもしろい(部分もある)のも、別におかしなことでは全然ないよな?

逆に、お前が言うところの「画期的進歩」を果たし、過去作よりも現代作品の方があらゆる側面から見て絶対面白いジャンルって、たとえばなに?たいていのジャンルの名作は、今読んでも何かしら見るべきところはあると思うが。

まあ、ミステリ小説の中では比較的、「進化」「発展」の枠組みが当てはまるジャンルから現代ミステリ読み慣れてると十角館つまんねということは当然起こり得るだろうけど。いわゆるゾルラークってやつやね。

2025-01-20

失礼かも知れないけど40年読んできた奴が真っ先にオススメするのが「十角館」というのはミステリーというジャンル自体のショボさしか感じられない

たとえば「40年ゲームやってきた俺がオススメする名作ゲーム!まず最初は『ドルアーガの塔』です!手探りの謎解き!アクションRPGの融合!今でも最高のゲームです!」とか言ってくる奴がいたらどう思う?

ソイツのセンスがとんでもなく変わってるか、

思い出補正を美化しまくってるか、

ゲーム業界進化が完全に止まっていてオワコンも同然になってるか、

このどれかだと思うだろ?

まあつまりミステリーってのはそんな状態なんだよ。

可愛そうな奴らなんだ。

そっとしておいてやってくれ。

ばあちゃんが死んだ。

ばあちゃんが死んだ。

僕の40の誕生日の前日に死んだ。

享年95歳の大往生

葬式など諸々終え、家に帰ってきて、やっと落ち着いたところ。

今の心情を自分自身でもいまいち掴みきれてないので、書いてみる。

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親族のみの葬式

とにかく人が多かった。

からない親族が多い。

子ども4人、孫12人、ひ孫19人、子どもや孫の配偶者、ばあちゃん兄弟、その子、その孫。

サマーウォーズより多いんじゃね?

ばあちゃんは寺の娘だったので、親戚には坊さんがいる。

3人の坊さんが経を読む。

坊さんはばあちゃんの甥、坊さん含め親族のみの葬式

先頭で経を読んだのは、ばあちゃんの甥の中で一番下の甥。

通夜葬式はひ孫達が騒ぐ騒ぐ。

ばあちゃんも坊さんも許すから全然オッケー。

ゆるい良い葬式だった。

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経を読み終えたタイミングで謎のフルート演奏

から聞いたのだが、斎場サービスらしい。

完全に場違いフルートに、皆ポカーンとし、奏者も可哀想だな…と思いつつ聴いて、葬式を終えた。

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親族の中でも近い人だけ火葬場へ。

僕も火葬場に向かった。

棺を焼く前に経を読み、最後挨拶

普通と違ったのは、坊さんも参列者と同じように、最後に声をかけた。

一番下の甥の坊さんは泣いていた。

僕は泣けなかったからか、何か知らんがそれを見て僕自身が救われた気がした。

その後棺は焼くことになり、焼けるまで1時間程度待つことになった。

後で聞いたのだが、そのドサクサに紛れて義理の息子である親父は泣いていたらしい。

なんでやねん

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孫の中で僕は上から2番目。

年長の孫であるいとこ、一番下の甥の坊さん、3人で話をした。

最初に、一番下の甥の坊さんに、フルートの時プルプルしてたから泣いてたかと思ってたらアレ笑いを堪えてなかった?とツッコむところから話は始まった。

坊さんあるあるとか色々話をしたあと、当然ばあちゃんの話に。

ばあちゃんの話になると必ずゲームの話が出てくる。

ばあちゃんがいつからゲームやってたのか、とか、何故やってたのか、とか、どんなゲームをやってたのか、とか色々話した。

俺の初めてゲームはばあちゃんお下がりディスクシステムのやつだった、パチンコにハマってたから抜け出すために息子(僕から見ると伯父)が買った、そういえばパチンコにハマってた時期もあった気がする、その前はルービックキューブだったらしい、俺が持ってないPS4とか持ってたぞ、ゲーム好きだったけど上手いわけじゃなかったかレベルアップでのゴリ押し結構多くて1セーブプレイ時間400時間とか700時間だったぞ、、、。

僕らは子どもの頃に話して以降30年近く話をしてなかったが、話題は尽きなかった。

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あっという間に、時間が過ぎ、ばあちゃんは骨になった。

なんというか、あっけなかった。

色々終わって帰ってきた、子どもらも寝かしつけ、一息ついたのが今。

微妙に落ち着かずふわふわする感じがあったので、消化するために文章に残すことにした。

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ばあちゃんがどんな人だったのか。

性格キャラ的なものを今風に言えば、天然系、不思議ちゃん、なのに、生命力強い、どんな環境でも楽しんで生きる、そんな感じ。

やたら印象に残る言動をする人だったので、ばあちゃん話題には事欠かない。エピソード力が強い人だった。

何故か鞄を持ち歩かず、ショルダーバックくらいの袋に荷物を詰め、そして下着の胸の辺り、ちょうどブラのパッドのあたりに、その袋を縫いつけ、小太りというか巨乳に見える感じになっていた。

何かを出す時は胸元から出すことになるが、昔は服の中に手を突っ込みゴソゴソして荷物を取り出してたが、そのうち上手く取り出せないからと、半分脱いで取り出すようになった。

普通に外でもそれをやるようになったので、買い物行く時は子どもや孫の誰かが連れていき、事前に財布を預かって、ばあちゃんの財布から支払う、というのが慣習となった。

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そういえば、ばあちゃんから直接昔の話を聞いたことはほぼなかったことに気付いた。

年寄りは昔話が好きな印象あるけど、ばあちゃんから思い出話をほとんど聞いたことない。昔手に入れた意味分からん謎のハックテクニック、を教えてもらえる程度。こちらの心配する、子どもや孫など周りのこと、ゲームのこと、とにかく今の話しかしなかったからかもれしない。

でも、ばあちゃんの周りからは、ばあちゃんの今まであったことはよく聞いた。

ここからのばあちゃんの昔の話は、皆の話の集合での話なので、何が本当なのかは分からない。

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ばあちゃんは、山奥の陸の孤島のような村にあるお寺の娘だった。

それが若い頃、じいちゃん駆け落ちで峠を越えた、と聞いた。

結果、じいちゃんが良いとこの人だと分かり、許してもらい帰ってきた。昔っぽい。

あとで聞いたのだが、じいちゃんバツイチ寡夫?だったらしく、ばあちゃん結婚した当時、ばあちゃん20、じいちゃんは44。そりゃ反対するわな。

それに加え、じいちゃんを知るであろう寺近くの老人達から稀にじいちゃんの話を聞いたことがあるのだが、どれも掴みどころがない。水墨画を描いてた、木こりだった、スキー板を作って売ってた、馬に乗って駆けてた、等々。皆のいうことが毎回違いすぎて何をしてた人なのかがマジでからない。今で言うフリーターだったのでは、と思ってる。

その後、ばあちゃん子どもを4人産んだが、3番目の子である僕の母が4,5歳のときに、じいちゃん結核で死んだ。

ばあちゃん身体を壊し、病院入院

生活ができないので、子どもらは、伝手のある寺が運営する児童養護施設生活することに。

何年かそんな生活が続き、長男(僕から見れば伯父)が中学卒業してすぐ働き始め、生活ができるようになったので、ばあちゃん兄弟らを集め、また一緒に生活し始めた。なんという「ひとつ屋根の下」。(ひとつ屋根の下、当時母はめっちゃハマって見てた)

その後しばらく経ってから長男は僕の母を除いた兄弟とばあちゃん自営業を始めた。

ここから人生に関しては、ばあちゃんにとって比較順風満帆人生だったと思う。

たぶん。

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僕はばあちゃんに一番可愛がってもらった孫だったように思う。

ばあちゃんファミコンをやるひざの上に乗ってたのが僕だった。

おかげで、僕は立つのより早くゲームをやっていた。

ある程度大きくなると、ばあちゃんの家によく泊まりに行った。

今思えば理由は単純で、高橋名人名言ゲームは1日1時間!!」を家では親が守らせようとするが、ばあちゃんの家では、朝から晩までゲームをやっていても怒られない。

ばあちゃんも、ゲーム攻略に詰まると、孫を積極的に呼んで、攻略方法を聞いたり、分からなくてもプレイしてやってみてくれとせがんだ。

僕が一番可愛がられたが、他の孫達も顔を出せば、同じように攻略をせがまれたので、孫らは皆ばあちゃんとみんなゲームをした経験が一度はあるように思う。

息子(僕から見て伯父)の自営業職場とばあちゃんの家が一緒になっていて、ばあちゃん生活は、昼間は働き、ご飯風呂趣味の畑仕事、残った時間はほぼゲーム、が大半だった。

昔はマリオとかアクションをよくやっていたが、途中からドラクエFFといったRPGが好きだった。

先にも書いたようにゲームやるからといって賢かったり上手かったりするわけじゃなかった、いわゆる下手の横好きだったので、とにかく朝から晩までゲームをし、攻略ノートを作ってメモをし、自分攻略ノートを見ながらプレイしていた。

何度も何度も飽きずにトライエラーを繰り返しまくるので、ばあちゃんセーブデータは、装備やアイテム微妙なのに、レベルが異常に高いことが多かった。

おかげで、途中からやった僕ら孫たちは、ばあちゃん説明するハマりポイントをひと通り振り返ったあと、装備を整え、ちゃんゲーム内の説明みてやれば、案外すんなり先に進めた。

ゲームをやるとばあちゃんから駄賃がもらえた。

ばあちゃんの駄賃は、できるだけゲームにつかった。

他の孫たちもゲームプレイし終わったら、中古屋でなく、ばあちゃんゲームを流した。

ばあちゃん自分ゲームを買っていた印象がほぼないが、とにかくばあちゃんの家にはゲームがたくさんあった。

ベッドの下の収納ボックスには、ソフトがギッシリ詰まっていた、

初代ファミコンスーパーファミコンPSPS2、64、ゲームキューブ、xbox…僕も大きくなるにつれ頻度が減り、就職地元を離れてからさらに頻度が減ったので、僕の知らないゲームハードもありそう。

見た記憶では、古いハードソフトはなかった気がするので、時折捨ててたのかも。

孫らで集まって話をした際に出てきたゲームタイトルは皆違ってた。

FFドラクエテイルズスターオーシャンゼルダ武蔵伝、等々。

ばあちゃんの妹の孫とかい若い男の子も来てて、ばあちゃんとのゲームの思い出話をしてたのは驚いた。

それもあって、親族のみの家族葬だったのに、縁のある親戚までも集まり、やたら人数の多い通夜葬式になった。

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ばあちゃんの僕の可愛がり方、溺愛ぶりはちょっとすごかった。

親戚一堂からは、溺愛しすぎて恋人みたいだ、と笑われていた。

義理の息子である親父もかなり溺愛してたので、本物の息子一堂から、本物の息子より息子してる、と親父も笑われていた。

ばあちゃんは、下駄が好きでよく履いてたのに、胸元に袋が入っていたから、ハキハキ歩くことができず、ペンギンみたいな歩き方になっていた。

不安定ゆっくりな歩き方だったので、当然荷物はまともに持てないし、隣を歩く僕の服の袖のあたりをつかんだりすることが多かった。

僕がいない時は、親父が並んで服の袖をつかまれていた。

僕や親父はその認識だったのだが、妹いわく、妹と一緒だと、不安定な歩きのままズカズカ先に歩いて荷物を持ってる妹に早く行くぞと先行してく、僕や親父の前だと猫を被ってる!!男尊女卑だ!!と愚痴っていた。

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孫らから流れてきたゲームで躓くと、当然元々ゲームの持ち主の孫に攻略を聞くことが多かった。

ひとつ印象に残っているのは、FF 10

平原マカラーニャの森あたりにいて、攻略手伝って欲しいからと、泊まって欲しいと、ばあちゃんにせがまれ、泊まることになった。

一緒にプレイし、ご飯も食べ、風呂も入り、寝る前にもう1プレイ

ちょうどそこで、マカラーニャの森の超ロマンティックなラブシーン。

当時、高校生だった僕は、真夜中に部屋を暗くして、ばあちゃんと並んで何観てるんだろう……と絶妙な気分になっていた。

ふと、横目でばあちゃんを観ると、キラキラした目で、★★素敵★★みたいなリアクションで、滅茶苦茶一生懸命みてたので、まぁいいか、と諦めにも近い気持ちになった。

その後少し経って、新しい孫がまた産まれ、ちょうどその孫の名前FF10ヒロインと同じ名前だったので、滅茶苦茶喜んで良い名前だ、と褒めていた。

葬式最後フルートが、美空ひばりの「川の流れのように」だったので、「ザナルカンドにて」をかけてあげれば良かったのにな、とフルート演奏を聴きながら、このことを思い出していた。

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葬式の参列者の話などを聞くに、僕がばあちゃんのところにあまり行けなくなった後も、他の親戚やゲームの関わりもあって、楽しくは過ごせていたようだった。

それが、6年前、真夏の早朝に、もうひとつ趣味であった畑仕事の途中で、脳卒中で倒れ、近くの通行人発見され救急車で運ばれた。

ばあちゃんは、脳死状態になった。

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主治医や長年お世話になっているかかりつけ医によると、意識回復する可能性は万に一つもない、そんな状態とのことだった。

ばあちゃんは、これまで大病患って、入院して死にかけたことは何度かあった。

入院のなか、どうしても回復傾向が見られない、という状況になってから、僕に連絡が来て、急遽地元に帰ってお見舞いに行くと、ばあちゃんゲームの話になり、そういえばプレイ中だったあのゲームの続きがやりたい、早く治して退院せねば!!と急にやる気になって、そこから超回復、という展開があった。

今回は流石にダメそうだった。

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流石にばあちゃんももう90だったので、そういう覚悟をしておかなきゃ行けないことは分かっていた。

病院に見舞いに行った際、分かっていても、それがただ寝ているようにしか感じられなかった。

手術のあとに寝てます、みたいな感じで、ただ寝てるだけ。

もう起きることは無いのに、そんなふうにしか感じられなかった。

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僕がその後ばあちゃんの顔を見れたのは、少し経って、ばあちゃんの家で介護するようになってからだった。

ばあちゃん介護に行く母について、ばあちゃんの家に行った。

病院よりも設備簡素になったためか、ああ、これは本当にもう目覚めないんだな、と今さらながら実感した。

そんな中、母はばあちゃんの世話をしながら、前よりちょっと良くなったとか、こうやってやると反応する、など色々話をした。

もう目覚めない、と分かると同時に、まだ生きてる、とも感じられる。

死んでるのだが、生きてる。

ばあちゃんが死んだと聞いて、葬儀の一連の流れを終えた今、本当に死んだ今この時よりも、あの瞬間が正直しんどかった。

今、思い出すだけでも、心が重い。

死が突きつけられるのに、世話をすればちゃんと生を感じられる。

その中で世話をし続けられるのか。

母すごいな……と。

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あとは死ぬだけ。

それを受け入れるための有余の時間が与えられた感じだった。

ゲームができない、楽しみに一生懸命になれないばあちゃんは、ばあちゃんなのか。

身体なのか、脳なのか、心なのか、それとも人格なのか、習慣なのか。

生と死に対することをぼんやり思いにふける。

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そういえば、ばあちゃん霊感が強い、というのがもっぱら周りの評価だった。

悪霊や死んだ人が見える、というより、死ぬ寸前の人が魂だけになって飛んでいるのを虫の知らせのような感じで分かるのだ、とか。

それで、遠方や疎遠になった知人の安否を確認し、それを当てることが多かったので、霊感が強いとされていた。

稀に、じいちゃんが迎えに来ると、まだやりたいことがあるから迎えに来んどいてくれーー!!と必死にお経を読むことがあるのだ、とか。

僕は実際にどの話にも立ち会ったことは無いが、確かにばあちゃんはその辺りの勘が冴えているような雰囲気があった。

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ばあちゃんの話を信じるとすると、脳死のばあちゃんには、ばあちゃんはいないことになる。

ばあちゃんがどこに行ったかは分からないが、ばあちゃんは生きているが死んだ。

あとは身体死ぬまでに、その死を受け入れてくしかない。

幸い、受け入れるまでの時間を6年も貰ったので、ばあちゃんの死、葬儀はなんとか受け入れることができた。

コレがポックリいかれていたら、悲しすぎてどうなっていたか想像できない。

正直助かった。

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心の準備は整えていたとはいえ、僕の誕生日の前日に亡くなり、僕の40歳誕生日がばあちゃん通夜になるとは、流石に予想つかなかった。

何もできないはずの死ぬ瞬間まで、印象を残す人だった。

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ばあちゃんの教え、みたいなのは、本当に全然覚えてないのに、ばあちゃんとの思い出はたくさん出てくる。

老人介護おむつを買いに行った際には、コレ凄く便利でトイレに行かなくても良いかゲームができる!!とドヤ顔したり……

我が弟が母の付き添いでばあちゃんの買い物に付き合うため家に呼びに行ったら全裸ゲームしてたり……(前日夜風呂上がりに服着替える前にゲームをやり始めたら止まらなくて翌朝までやり続けていたのが真相

僕がいとこと一緒に富士山近くに旅行した際、いとこに「富士山のかけらだ」と言って渡したそこら辺に落ちてた溶岩石が、何故か数年後ばあちゃんちの神棚に飾ってあり、いつの間にか凄い石だとして御神体みたいになってたり……

なんかあり過ぎて、もう思い出せない。

でも、何かあるたび、何気ない面白かった思い出が掘り返される。

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自身もばあちゃんと同じく、子どもが4人いるので、悲しみに暮れている暇はない。

悲しくてしんどい、みたいな感覚はないのだが、なんか気持ちふわふわして落ち着かず、何かにつけてやる気が起きない。

この文章も、このままではいけないと思いを決して、何度かに書き分けながら、書き進めている。

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やる気がでないので、ぼーっと異世界転生ものアニメを観ても、ばあちゃんだったらマジで異世界にすら行きそうだな、行ってて欲しいな…と想像してしまう。

ココまで書いた文章自分でも振り返ってみると、ばあちゃんの最大の教えは楽しむこと、それ自体のような気がしてきた。

から初七日とか四十九日かに法要やるってことは、亡くなってからそれくらいの日数はこの感覚は抜けないのかもしれない、と諦めることにした。

とりあえず楽しめるようになるまで、このままぼーっとふわふわすることにしよう。

2025-01-19

anond:20250119134850

それともリメイクプレイせずにモンク言ってたりする?

モンク(monk)とは、主に宗教的文脈で使われる言葉で、以下のような意味があります

基本的定義

RPGにおけるモンク

由来

このように、「モンク」は宗教的意味合いとファンタジー作品における職業として多様な解釈存在します。

Citations:

[1] https://chigai.fenecilla.com/namonkne/

[2] https://www.weblio.jp/content/monk

[3] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%AF

[4] https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%AF

[5] https://kotobank.jp/word/%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%8F-1601442

[6] https://www.ei-navi.jp/dictionary/content/monk/

[7] https://eow.alc.co.jp/search?q=monk

[8] https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%AF/

ドラクエ3-HDのつまらなさについて

「父が『ドラクエ3』は名作だ!と言ってたがHD-2D版をプレイしたら正直微妙…本当にシリーズ最高傑作?」質問にFC世代から回答続々「35年前は…」「若者の感覚では分からない」 | マグミクス

 

ドラクエ3は、おそらくリアタイでなければ楽しさを十分に味わうことは難しいと思う。それは、RPGというジャンルが生まれ日本社会認知されていく過程のものが未知と期待のワクワクの源であり、

それが面白さの根源だったから(もちろんセーブができるようになったり職業システム実装されたりと当時としては革新的な要素もあった、しかしそれらも当たり前に実装される"機能"として一般化されてしまった)

 

これは他のジャンルにも言えることで、90年代後半を例にすると、例えばFPSでは、DOOMQuakeを起点にパソコンFPSというジャンルが徐々に認知され、日本ではなぜかNintendo 64ゴールデンアイ認知されるという流れを経て、FPSというジャンル確立されていく流れや、

DiabloUltima OnlineのようなネットRPGが発展し、MMORPGとして認識され、やがてFFDQオンラインシリーズへとつながり一般化されるといった一連の進化にたいする未知と期待の躍動がワクワクするものだった

(僕はUltima Onlineロードブリティッシュユーザー暗殺された事件や、なんかのシャードの終焉で起こった終末的なユーザーの状況を聞いて脳汁が飛び出るほどワクワクしたものだった)。

 

ブコメにはMinecraftの例が挙げられていたが、Minecraftも今やってみるとそこまでハマれるものではないが、

2010年頃に初めてMinecraftを触れたタイミングではバイオームという荒野サバイバルする感覚がとても斬新でワクワクするものだった気がする。

 

また、現代においては、決して一般化されたとは言えないVRChatなどもそれに該当するかもしれない。

あれもまだ海のものとも山のものともわからないし、このまま消えていくのかもしれないが、遊んでみるとVR上でアバターたちとわちゃわちゃすること自体仮想空間実在性の感覚の楽しさを表現しておりワクワクする。

 

から若者ドラクエ3当時の期待と躍動のワクワクを伝えようとしても多分伝わらないと思う。リアタイできなくて残念だったねという感じだ。

 

そしてドラクエ3 HDに関してはなぜ面白くなかったかという疑問に対して、「娯楽が少なかったから」という理由解像度が低くて、「娯楽のないところに娯楽が生み出される過程面白かった」というのが本質だと思う。

 

ところで、これを書いていて思ったけど、これまでゲームはarchivedメディアだと思っていたけど、実はliveメディアなのかもしれない。「面白ジャンル」が出てきたら旬のうちに楽しみましょうね。

2025-01-17

anond:20250117004547

対魔忍RPGで、旭氏のキャラはニプルファックや射乳が多いので好きです。

2025-01-15

なんとなく最近放置ゲーってどんな感じなんだろうと思ってAFKジャーニーを遊んでみた

タイトルからし放置ゲーだろうと勝手に決めつけただけなので実際どんなゲームなのか知らなかったけど

中身はあまり放置ゲーっぽい雰囲気を感じなかった

放置ゲーのような遊び方はできつつも

歩き回れるフィールドマップがあったり

それなりのテキスト量のストーリーがあったり

人を選ばない老若男女向けの雰囲気キャラクターデザインだったり

手動でまともにプレイするRPGとしての体裁をある程度丁寧に作ってあってなるほどなーという感じ

realm grinderとかそのへんとはもうかなり感触が違うんだな

2025-01-14

1月2週LINEオープンチャットはてなブックマーカー」1週間のまとめ

これは何?

LINEオープンチャットはてなブックマーカー」の1週間分の要約を、さらAI使用し、試験的にまとめまています

要約内容

1/12(日)
テーマ: コミュニケーションツール食べ物日常考察

LINEmixi: mixiの衰退原因やスタンプの魅力について議論

食文化: 雛人形現代デザインバーガーキングの味・価格についての感想

日常考察: ネット文化の変化や労働環境への懸念

1/11(土)~1/12(日)
テーマ: ゲーム地域、体調管理

モンスターハンター: ゲーム文化の影響。

体調: 発熱予感に対する軽いコメント

地域の特徴: 南栗橋川口の焼却炉問題

1/10(金)~1/11(土)
テーマ: 食べ物睡眠生活の工夫

飲み物価格: 高額な飲み物への驚き。

生活感: 模擬試験の夢やメガネ紛失のエピソード

1/9(木)~1/10(金)
テーマ: テクノロジーエンタメ

スマホ進化: Pixelシリーズの重量の変化。

エンタメ性: B'zや「ウルトラソウル」の人気。

1/8(水)~1/9(木)
テーマ: 動物家族健康

タカの観察: 大阪城公園タカの話。

家族関係: 親とのストレスメンタルの話。

健康: 経鼻胃カメラ体験

1/7(火)~1/8(水)
テーマ: 多様性雇用

多様性: テクノロジー業界多様性欠如や雇用問題

懐古的話題: 昔のオタク文化

1/6(月)~1/7(火)
テーマ: 経済旅行食文化

資本主義: 内面性の考察

旅行: デンマーク体験談。

食文化: キャベツ価格や越冬する昆虫について。

1/5(日)~1/6(月)
テーマ: 歴史エンタメ

歴史ユーモア: 歴史上の人物がスマホを使う想像

ゲーム: マリオRPGリアルタイムアタック

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https://anond.hatelabo.jp/20240722084249

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https://line.me/ti/g2/MFSXhTJoO_pLfrfds1LpyJ0OlBgcPJSqHoRbBg?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default

2025-01-13

anond:20250113082439

RPG集大成だったなクロノ・トリガー

エンディングの遥かなる時の彼方へを聞くと感動に包まれて一生忘れられない思い出になった

anond:20250113074944

ドラゴンファンタジーは、すでにクロノ・トリガーで実現していたけどな。

クロノ・トリガーはは当時の少年少女の夢を詰め込まれゲームだった。

ドラゴンクエストファイナルファンタジースタッフたちがスクエアゲームを作る。

そんなの夢の中でしか実現しないはずのものだった。

そしてその大きすぎる期待に見事に応えきった名作RPGだった。

あのときの夢が本当にかなったという喜び、あの感動。

あのとき、あの瞬間があるからこそ、

遠い時を経ても尚、

今だに伝説として語られるのだ。

2025-01-12

ハンマー女、いきなり殴りかかったあとに「こんにちわー」ってそれ俺が中学時代に作ったRPGの敵キャラ台詞まんまじゃん!ハンマー女は著作権料を払え!思考盗聴を許すな!

突然だけど、日本人って白人から見ると、 指輪物語RPGエルフイメージかね。

年取らない(年取ってても容貌が変わらない)。

小柄で痩せ型が多く俊敏。

上品大人しいが、怒ると怖い。

自然に対する愛着が深く、特に植物大好き。

簡素でかつセンスが良い。

歴史伝承豊富。歌好き。

あちらのイラストなんか見ると、案外黒髪も多いし、

顔も頬骨が高くて、東洋人っぽい容貌なのが結構多い

ロード・オブ・ザ・リングではエルロンド等はそのタイプ)。

2025-01-10

anond:20250110224103

それ最近これ見てたときに思ったな

https://www.youtube.com/watch?v=LwAFSUWgcl8

俺はこれソロしか遊んでない

昔はネトゲギルドとか入ってMSNメッセSkypeでみんなと繋がってワイワイしてたのにな

ネトゲも次第にどのゲームやってもイキリキッズが全体チャットを荒らす世紀末になっていき

友達を作ることもなくなり

一人でネトゲ風のオープンワールドRPG癒しを求めるおじさんになっちゃった

2025-01-08

anond:20250107215016

テトリスでもどうぶつの森でもマリオカートでもゆめにっきでもなんでも

RPG限定するなら知恵袋にも同じ質問はあったよ やっぱり数は少ないみたいだけど

anond:20250108010934

ソシャゲじゃなくなった本格志向のモノにソシャゲ的なオート移動みたいな単純さ手軽さを求めても仕方ないよね

単に指向性というか趣味が合わないだけでそこまで悪意的に見る?

ファストトラベルはどの作品も十分機能してるしオート移動がない分移動の過程も探索や宝箱などで楽しめるように作られてて

風景を上手に撮影した映えスクショSNSに上げる楽しみ方をする人もいるような遊びはオート移動前提のゲーム作りじゃ産まれないでしょ

趣味さえ合えばPCやPS5で遊んでも過去オンラインRPG凌駕するくらいの面白さと開発規模を享受できるんだけどね

ちなみにMMOのお使いでよくある「敵を倒せ(7/30)」みたいな作業は消えてるからちゃん物語への没入感は維持される程度には進化してる

考察のしがいもあるくらい序盤からいろいろ散りばめられてるし、最初からソシャゲ目線で舐めて見てるからくだらなく見えるんじゃないの

どちらかというと期待の大型MMORPG(の代替物)という目線で目をつけてきたオタクが一番最初にこれらが「来てる」ことを見出してたんだよ

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