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はてなキーワード: 規範とは

2025-02-19

anond:20250219100052

なんなら気に食わない女には平気で芋とか言ったり

トランス関連の話題じゃ「女として見られたいならそれなりの努力しろ」とか迫ったり

他人から規範を押しつけられるのは嫌でも、自分他人に押しつけるのは問題ないみたいな態度があからますぎてもうアレ

また旧友を失うかもしれない

また友人を失うかもしれない。

ちょうど一年くらい前にも同じような理由で友人を失った。

原因ははっきりしているのだけれど、それの帰責性が自分にあるのか相手側にあるのかが分からず(もちろん自分では自分に責めを負うべきところがないと思っているのだが(あれば治すし))、また、失いそうになっている。まァ帰責性の存否にかかわらず関係の維持は可能だとは思うが、これは後で検討する。

はてな匿名ダイアリーを初めて利用するのは、決してアドバイス共感を得たいわけではなく、ただ文章に直す作業がしたかっただけなので、この文章に関しては一切の責任を負わないし、二度と思い出すこともない。

筆者は2002年まれの現役の大学生で、一年浪人している。関東出身。男。彼女はいない。いたこともない。最近オナホを買って心底がっかりした。冷たかった。東京山手線の内側の狭い部屋で一人暮らししてる。社会科学系。専攻している分野が世間的にはマニアックなので、人との交流は少なく、一週間で会話することがあるのは先生教授)と、バイト先の生徒や関係者など、片手で数えられる程度の人数しかいない。それでも、社会性を失いたくない(社会アクセスするハードルを上げたくない)から身だしなみも整えてはいる。年がら年中オフィスカジュアルみたいなものを着て、いい酒が飲める店にいつでも入れるくらいの格好しか持っていない。もしかしたら自分おかしい(もしや統合失調症でも発症しているのか!)のかと思い、精神科家族相談してみたものの、極めて正常ということらしい。彼らと相談する際によく耳にしたワードとして「時代から」というのがあり、いささか疑問がありつつも、自分にもそう言い聞かせ、またそうするようにしている。なぜなら、理由は単純な方が良い。だけど、友人と自分は同じ時代を生きているし、同じ時代で育ち、同じ地域で、同じ中高で、同じ部活で過ごしたはずなのに、なぜ?

友人Aの場合

Aとは、本来であれば今年で10年超えの付き合いになる。Aは旧帝に落ちて私立大学に現役で進学した。たまさか学部は違うけれど同じ大学所属している。彼女はいない。チー牛という言葉が出始めた頃、漏れなくチー牛を自称していたが、そんなことはなく、月並みかそれ以上だろう。Aは、サークル所属しており、友人と先輩と後輩がいる。Aが大学に入ってからは、「ちょっと変わった」先輩(男)のお世話をしていることを嬉しそうによく話していた。「ちょっと変わった」先輩の話というのは、おかしな行動や、服薬している薬の名前就活の動向や、就労後の話など。確かに、「ちょっと変わっ」ていた。

Aとは、彼の就活彼女候補?の話で軋轢が生じた。

書いていなかったけれど、筆者は大学院に進むので就活はやっていないし、大学院のあとにもその技能評価してくれる機関があるので、レールは敷かれている(ただしそのレールは「完全に」壊れている!)。Aはそのことをあまり良く思っておらず、酒が回ってくると「お前はいいよな」といった風な言葉をかけてくれる。じゃあお前も俺と同じ孤独大学の6年間とその後の人生をもって味わえ、とは言わない。分別があるから

おそらく、Aには特殊技能はない。英語普通スペイン語自己紹介も忘れ、ゼミでは経済?に関してやっているらしい。人当たりもよく、声もデカいし、健康な、世間の求める「普通」が服を着たような大学生だ。そのため、「普通就活」が必要だった。ただ、彼はそれをしなかった。

さっきの「ちょっと変わった」先輩の真似をして、大手ベンチャー合わせて10社くらい?しか受けず、結局小売大手に決まったらしい。この文を見ることはないだろうけど、おめでとう。体を壊すなよ。Aから聞いた話では、不動産大手二次面接?に進んだがあえなくやぶれ、ベンチャー大手の2つが手札にあった。そのことを聞いたのはAと今度失いそうな友人Bと、共通の友人Cが同席しているときだった。

大手は、CMでもよく流れてる企業。我々の地元だったらみんなが口を揃えて納得する企業だ。業績も悪くはないし、払いもそこそこ。いいじゃないか

ベンチャーは、SIer派遣会社。「独自システム」をもとに「円滑な」派遣を行っているらしい(又聞きなので詳しくはわからない)。報酬は基本給と地域制限付きの家賃補助とボーナス代わりのストックオプション新株予約権付きのストックオプション新株予約権!?

悩む理由がわからねぇ~!!!マジで!!ポンジスキームもいいとこだろ!

仮に上場できたとして流通価額の低いゴミ株なんか持ってたってなんの役にも立たねぇし、最終的に株式合併して希釈されるのがオチだ。しかも持株会で買わされるのは目に見えてる。人材派遣会社株式価値が上がる要因ってなんなんだ、このAI時代に。

もちろん、Aを引き止めた。大手に行ったほうがいいともそのまま伝えた。が、彼は納得しなかった。彼の言い分は、「社長人格に惚れた」、「成長する見込みはある」、「自分を認めてくれた」、「頑張りたいと思ってる」など。

今は、頑張れるのかもしれないし、きっとできる。でも1年後は?3年後は?10年後30歳を超えたお前はなんの技能も持たずに転職して別の業界に身を投じたいと「現時点で」考えているのか(そういう趣旨のことを言っていた)?という言葉がでてしまった。言ってしまった。

ああ、言ってしまった。言っちゃだめなのに。本当のことは話しては、いけない。

Aはしばらく考え込み、我々は、楽しい話をし、酒をたくさん飲むことになった。

そのあと電車各自帰路につき、帰り道が同じAと筆者は散歩がてら話をした。桜の良い季節だった。

そして、AからAの意中の女子上野に行く計画を聞いた。西洋美術館かなにかに初デートで行くとのことだった。桜の季節の上野初デートコロナ解禁のタイミングだったため、混むのは目に見えている。だから、助言をした。

絶対混むから展示が終わったら速やかに上野を離れろ。飯を上野で食おうと思うな。歩かせたら文句が出る。散歩しながら店を見つけようとするな。地下鉄で移動しろバスっていうのも悪くないな」と。さっきも言った。これは、言ってはいけない。言っちゃいけなかったんだ。言い方が悪かったのか?それも、そうだ。とにかく、悪かった。

Aは怒ってしまった。曰く、筆者の「正しい価値観(原文ママ)」を押し付けてくれるな、ということだった。本当に、そうだろうか。

別に、筆者の助言を聞くのはAの義務ではないし、また、それをAが実行に移さなかったところで、筆者は何も思わない。聞き入れられなかったのか、と思うだけで、しかもそれは筆者の自由だ。Aの気にすることではない。さらに言えば、仮に筆者の予想が的中したとしても、それはそれで初デートかくあるべきというやつなのだうから、それも、味かもしれない。苦みかもしれないが。

Aは筆者に怒りながら言い訳を始め、筆者はそれに真っ向から対応してしまった。いかんせん、二人共酔っていた。Aはそれを認めなかったが(己の適量というやつを知らんのか?)。

そうして小一時間ほど深夜の野外で大声で話し合ったが、トイレに行きたくなった。当たり前だ。春の夜は、寒い

筆者が「俺、帰るから。もしまた同じことを聞きたくなったら電話してくれ。必ず同じ内容をもう一度言ってやる。何度でも、だ。今日はもう、寒くてトイレ限界だ。」と言ったら、Aは「これは喧嘩別れじゃないんだ!もういい年なんだし!」と漫画で見たような捨て台詞を吐いて帰っていった。

その後、彼からの連絡はない。こちからも、電話はしない。きっと、恥ずかしいだろうから。風の便りで、行方は知っている。

もう分かっていると思うが、筆者は伝えてしまうのだ。論理的に考えれば当然の帰結や、大人かくあるべき社会人かくあるべきという規範から導かれる「正しい価値観」に基づいてした思考を、伝えてしまうのだ。言い過ぎてしまうというよりも、簡潔に伝えてしまうのだ。言ってはいけないのに。

もちろん、言わずに流すこともできる。今っぽく「へぇ~ そうなんですね~なるほど~いや~わかんないです~笑」みたいに言うのも可能だ。ただ、それは可能だ。友人が痛い目に会おうとしているところに、なぜ、助言してはならないのか。痛みに慣れるのは、あまりよくない。余計なお世話だろうし、たしかに、余計なお世話だ。でも、友人である俺が言わなければ誰が言うんだ?親か?上司か?先輩か?それとも後輩?はたまた八奈見さんみたいなマニック・ピクシードリームガールか?八奈見さんだったら言ってくれる。ケアも、ある。でも、八奈見さんは、現実には、いない。そう、いない。

きっと誰も、言わない。なぜなら、波風が立つから

彼らからすれば、筆者は「不和を生み出す存在原文ママ)」らしい。これを居酒屋で言われたときは泣いちゃうかと思った。もう、22の大人なのに。酒が入ってなかったら泣いてたんじゃないかな。それくらいに、悲しい。嘘は、つかない。

多分、彼らからすれば人から何かを言われることそれ自体が、加害性を含むものなのだ。そして筆者は、その意図がないにも関わらず、きっと加害性に溢れている。それは怒られることとか褒められることとかは一切関係ない。自分世界とそうじゃない世界区別全然ついていない。自己免疫性疾患みたいなもので、感受性と言う名のレセプターが過剰に反応しすぎるんだろう。ガラス症みたいな若者現代は溢れている。そしてそうじゃない奴は、加害性を一見伴わないフェードアウトをされて(実際は加害そのものだ!)、彼らの社会から排除される。確かに、彼らからすれば筆者は脅威で、筆者からしても彼らは異常な世界に住んでいる。関わりはなくても良い。でも、同じ時代を生きているし、同じ時代を生きていた。

過去に見捨てられたのではなく、過去を見捨てたのだ!」という悪役のセリフがあったような気がするが、筆者は明らかに過去に見捨てられている。過去を捨てはしないが、過去が筆者を排除しており、またそうせざるを得ないのだろう。筆者は過去を懐かしむこともできず、自分の頭の中で改変されたナラティヴを都合のいいように楽しむ不誠実なことを実行する直前のところまで来ている気がする。防衛反応だったとしても、やっちゃだめなことはやってはいけない。でも、やるしかいかもしれない。やってはいけないんだけど、やるしかいかもしれない。許してくれなくてもいい。自分を許す権利自己しか存在しないし、また、そうあるべきだから。いや、そうでなくてはならない。俺は俺自身を許す。必ず、必ず

2025-02-17

anond:20250217112959

それって要は「キモい」って言われると傷つくから、「キモい」っていう自由なんて認めるべきじゃないって意見なわけだよな。

それも分かるんだけど「人が傷つくような意見を言うのはNG」って規範を持っちゃったら、そこから表現規制に繋がってくと思うよ。

フラッシュバックちゃう人がいるから、暴力表現禁止、性暴力表現禁止病気交通事故災害なんかも「傷つくから表現禁止」になりかねない。

から、「法律禁止された表現以外はOK」という世界を俺は望むよ。

2025-02-16

anond:20250216123718

社会的規範を逸脱して手っ取り早く利益を得ること」って解釈を誰かガイジン学者がしてたな🤔

2025-02-15

anond:20250215164844

結論

総括

「メスとして可愛がられたり、責められたりする音声を聴きながら乳首アナル刺激だけで絶頂に至る」というメスイキ嗜好が、かつてはニッチ特殊フェチと見なされていたにもかかわらず、数多くの日本人男性に受け入れられている現象は、以下のような複合要因によって説明される。

- 江戸期以前から春画文化男色女形文化による“柔軟な性意識

- 戦後二次元表現漫画アニメ同人)の独自発展と、ファンタジー過激表現可能にするモザイク規制の裏事情

- 長時間労働などで疲弊する男性にとって、被受動立場は強いカタルシス

- 男らしさの呪縛から脱却したい(orそもそも求めない草食系男子仮想空間自由な性を模索

- ASMR、バイノーラル録音VRなどが「音声や視覚の没入度」を高め、“メス化”没入を容易にした

- DL販売通販匿名性が“恥ずかしいフェチ”を気軽に楽しめる環境を整備

- 日本固有の「二次元自由欲望発散」「現実=建前を重視」の文化が、過激倒錯表現大衆に広める土壌を形成

- 現実社会でのジェンダー問題解決とは直結しないが、男性の“自己開放”への潜在的欲求を刺激

こうしたマクロ要因が絡み合い、メスイキ嗜好やサキュバス責め・ふたなり支配などがもはや“スタンダード”の一つとなりつつある。その背後には、男性性の固定的あり方が崩れ、男女の役割分担が流動化している現代社会の姿が映し出されていると言えよう。

今後の課題展望

このような倒錯表現流行が、男性から解放女性上位のイメージ肯定的に扱っているからといって、直ちに現実女性の権利向上に結びつくわけではない。むしろ男性中心のファンタジーとして再生産されている面もある。今後、社会的ジェンダー平等とどう折り合いをつけるのかが注目される。

表現自由を最大限認める風潮と、フェミニズム児童保護など公的利益名目とする規制対立する構図は今後も続く可能性が高い。二次元表現規制に向かうのか、それとも創作現実を明確に分離して許容するのか、社会的合意をどう形成するかが問われる。

日本発の「メス化」「ふたなり」などが海外でも一部マニア層に人気を博しているが、文化的差異言語壁が大きい領域でもある。翻訳ローカライズが進めばさら市場が拡大するかもしれないが、逆に海外規制宗教的批判に直面する可能性もある。

終わりに

男性が「メス」として扱われる性嗜好は、単なる“倒錯”という括りに収まりきらないほど大きな市場支持層を得ており、そこで語られる「メスイキ」「乳首オナニー」「サキュバス責め」「ふたなり支配」などのキーワードは、現代日本社会ジェンダー欲望のあり方を色濃く反映している。本来男性性を脱ぎ捨て、女性役割を演じて甘やかされたい、支配されたいと願う心理の広がりは、戦後日本が培ってきた“男はかくあるべし”の呪縛や、厳しい労働環境がもたらすストレスを映す鏡でもある。

現時点では、この“メス化”や“被受動的性快感”が社会全体のジェンダー観や性規範を大きく変革するかどうかは未知数であるしかし、男性性の揺らぎや多様化、そして二次元・音声メディアさらなる発展を考慮すれば、今後もこの流れがより洗練化・拡大していくことは十分に予測される。そこには、単なるエロティックな消費だけでなく、日本人男性の深層に横たわる“自己解放”や“癒やし”の欲求が凝縮されているからこそ、多くのユーザーを惹きつけてやまないのである

以上、本稿では、現代日本において急速に台頭した「男性メス化(メスイキ)嗜好」をめぐる諸相を、歴史社会文化メディア技術多面的視点から検証した。今後の研究議論を通じて、こうした男性性の再定義ファンタジー実践が、どのように社会個人を変えていくのかをさら注視していく必要があるだろう。

現代日本社会における「メスイキ」嗜好の受容と歴史的文化的文脈

男性からの逸脱と新たな自己解放の潮流〜

はじめに

近年、日本国内の一部男性あいだで、「メスとして可愛がられたり、責められたりする音声を聴きながら、乳首オナニーで“メス”のように喘ぎ、ペニスに触れずに射精する」「サキュバスペットとして甘サドな責めを受ける」「ふたなり女性アナルを“オマンコ”として犯されながらエネマグラ乳首刺激だけで連続絶頂を味わう」など、男性側が“女性役割”を演じて被受動的に快感を得る性表現が大きな注目を集め、数多くの関連コンテンツ(音声作品同人誌アダルトゲームなど)がヒットしている。本来ニッチ性的倒錯と思われていたこれらのシチュエーションが、いまや数万人〜数十万人規模の市場形成し、日常的に消費されるまでに至っているのはなぜか。

本稿では、この現象を「メスイキ」というキーワードを軸に整理し、以下の諸点を検討する。

このアプローチを通じて、単なる「変わった性趣向の流行」で片付けるのではなく、現代日本社会が抱えるジェンダー観やストレス環境表現文化特性などを総合的に捉え、ひいてはその社会的・歴史的意義に迫ることを試みる。

第1章: 「メスイキ」嗜好の概観

「メスイキ」とは何か

「メスイキ」という言葉は元々BL二次元ボーイズラブ文脈などで使われ始めた俗称で、男性女性的な快感を得る状況を指す。一例としては、アナル乳首など“男性にとってはサブ性感帯”とみなされがちな部位のみで絶頂に至る、いわゆる“ドライオーガズム”や“ノーハンド射精である。それ自体医学的にも「前立腺オーガズム」という可能性が示唆されており、必ずしも架空概念ではない。

しかし、単に身体的な前立腺乳首への刺激以上に、“女性役割を演じる”ファンタジーが欠かせない場合が多い。すなわち、「男性であるにもかかわらず、女性のように可愛がられたり、喘いだり、“メス”として扱われる」心理的興奮が「メスイキ」の本質に含まれる。作品中では、下記のような演出典型的である

こうした要素が組み合わさることで“男性からの逸脱”がより鮮明となり、結果的に「普通オナニーにはもう戻れない」「自分はメスとして淫らにイキたい」といった強度の快楽イメージを打ち出す。

多くの日本男性が支持する例

具体的には、以下のような状況が作品プレイ実例として語られる。

サキュバスの甘い囁きで毎晩乳首オナニーをさせられ、ペニスは触っちゃダメと言われるまま禁欲限界に達し“メスイキ”させられる」

ふたなりの姉さんキャラアナル穿つ音声を聴きながら、エネマグラ・両手による乳首刺激だけで連続絶頂に至る」

サキュバスが襲来し、男性を“メス奴隷”に仕立て上げるシチュエーションで、男性はひたすら甘サドな責めにより何度も射精するが、いずれ自我も奪われてしまう」

ふたなりキャラを用いた逆アナルもの男性自分アナルを‘オマンコ’として使われ、女のように喘ぎまくる」

かつてであれば「かなり特殊倒錯」と見られたこうした表現が、音声DL同人誌マーケットで1万〜数万ダウンロードを記録するヒット作を次々と生み、隠れた大衆的支持を獲得しているという現実は、今日日本社会におけるジェンダー観・性表現観の変化を如実に示している。

第2章: 歴史的文化的背景

江戸期以前の性文化
春画と性表現自由

江戸時代の春画には、男女の交合同性愛豊満な性描写などが豊富に描かれ、多くの庶民武士に愛されていた。公序良俗名目で厳しく取り締まられていた時期もあるものの、実際には十分に流通しており、“性”を愉快に捉える庶民文化存在していた。

男色・若衆道歴史

武家社会では年長の武士若い少年(若衆)を愛する男色の慣習が知られ、文化的にも一定ステータスを備えていた(衆道)。この風習の中で、受け手となる若衆の“女性役割”が一定様式として認知されていた可能性がある。また寺院などでも同性間の関係容認される余地があり、“男性が被受動立場を担うこと”への抵抗感が、キリスト教文化圏ほど強固でなかったと指摘される。

女形・若衆歌舞伎

歌舞伎女形文化は、男性女性のしぐさや姿態を美しく表現する芸能として発展した。「男性女性を演じる」ことは芸術的に認められ、現代の“男の娘”や“女性役を演じる男性キャラ”の系譜と捉えられる面もある。これら江戸以前の文化からも、日本にはもともと「男性=常に支配/攻め」の固定観念絶対視されず、多様な性表現を“芸能”や“風俗”として許容する土壌があったと推察される。

近代化以降と戦後オタク同人文化
明治戦後西欧規範検閲

近代国家形成とともに、西洋の性道徳刑法の導入により、一定規制わいせつ罪)が敷かれた。一方で戦後復興期にかけてアンダーグラウンドエロ文化ストリップピンク映画などの分野は逞しく生き延びる。さらに、実写AVに対する“モザイク修正”が長年法制度上定着したことにより、直接的な生殖器描写回避策として、触手人外キャラファンタジー設定が豊かに発展する下地を作った。

オタク文化二次元拡張

1970〜80年代以降のアニメ漫画の隆盛、1980年代90年代同人誌文化の爆発的成長が、二次元における極端な性表現を加速させた。

これらの歴史的文化的脈絡が集約した結果、「男性がメスとして扱われる」コンテンツファンタジーの枠内で多彩に展開され、自然と受容されていくという経路が形成されたとみなせる。

第3章: 社会心理的要因

ストレス社会日本雇用システムの影響

日本OECD諸国の中でも長時間労働サービス残業常態化しており、過労死メンタル不調が問題化している。そうした社会圧力下で多くの男性が「仕事では常に責任を負わされ、強さを求められる」状態に置かれ、プライベートで“逃げ場”を欲する。被受動的な性的快感は、その逃げ場として大きな魅力をもつサキュバスふたなりキャラの“圧倒的支配”を受けるファンタジーは、日常の疲れを洗い流すカタルシス提供するのだ。

草食化による「男らしさ」から自己解放

近年、恋愛や性行為積極的でない「草食系男子」という現象が頻繁にメディアで取り上げられてきた。こうした男性たちは、そもそも男性が攻める/リードする”という役割に強いモチベーションを感じていない。草食化は、男性性を誇示しなくてよい新しいライフスタイル指向する動きとして捉えることができ、メスイキや被受動的性行為ファンタジーとして消費するのは、彼らの価値観自然合致する面がある。

男性性を強いられる反動

逆に、依然として「強くあるべき」「稼ぎ・リーダーシップ」を社会・家庭から強要される男性も多い。その反動として、「せめてプライベートの性の場面くらいは、自分支配される側になりたい」「女性立場に没入したい」という欲求が生じるパターンも指摘される。“甘サドな責め”や“徹底的にメス扱いされる”シチュエーションは、過度な責任から解放される手段として歓迎されやすい。

第4章: 表現メディア流通構造

音声作品(ASMR・バイノーラル録音)の台頭

ここ数年、YouTubeニコニコ動画を中心にASMRブームが起き、耳かき音や囁き声などの癒し系コンテンツが人気となった。この流れがアダルト方面に波及し、“サキュバス責めASMR”や“乳首オナニー誘導音声”などが同人販売プラットフォームで人気化する現象が起きている。

DL販売コミュニティ形成

DLsite等の大手プラットフォームでは、同人音声・漫画ゲーム簡単に購入でき、購入者レビューコメント感想を共有する。こうしたコミュニティ存在が、「メス化するのは自分だけじゃない」と気づく機会を与え、“暗黙の同志”が多数いることを可視化する。結果として、さらに関連作品を漁るユーザーが増え、新たな作品が生み出されるという好循環が生まれる。

アダルトグッズ・VRとの連動

男性が実際にアナル開発を行い、“メスイキ”をリアル体験する人が増え、経験談ネット投稿さらに興味を持つ人が増える。

VR空間内で自分視点女性キャラになるものや、ふたなり相手アナル責めされるシミュレーションなど、より没入度の高い次世代コンテンツの登場も指摘される。

第5章: ジェンダー観の変容と批判視点

男性が弱さを見せていい」社会へ?

メスイキ嗜好が大きく受け入れられている事実は、「男性は常に強く・攻める立場でなければならない」という従来のステレオタイプが揺らいでいることを示唆する。しかし、フィクション上で男性が“メス化”することと、現実社会男性女性立場尊重したりジェンダー平等実践したりすることは必ずしも直結しない。

フェミニズムとの相克

一見サキュバスふたなり女性による男性支配は“女性の主導権”を肯定しているようにも見えるが、実際は「男性にとって都合の良い女性上位ファンタジー」だという批判もあり得る。

フィクション現実乖離

日本では、歴史的に「創作現実を分ける」風潮が強く、男性メス化するような過激二次元表現が広まっても、現実社会ジェンダー平等が急進するわけではない。この乖離が“自由表現市場”を守ると同時に、“現実制度意識の変革”には直結しないというねじれを生んでいる。

第6章: 国際比較と今後の展望

国際的視点

欧米では実写ポルノ規制が緩やかな一方、コミックアニメに対しては厳しい風潮があったり、宗教的道徳から悪魔・淫魔」要素が強く忌避されることもある。一方日本は、モザイク規制現実同意年齢の議論など、実写への規制は独特に厳しいが、二次元ファンタジー領域では極めて寛容である。この対照性が「サキュバス責め」「ふたなり」などを日本発で世界に広める要因になっていると見られる。

今後の可能

個別ユーザーの嗜好に合わせ、AIリアルタイムでサキュバスふたなりキャラを生成・ボイス指示するような“フルカスタム・メスイキ体験”が一般化するかもしれない。

  • 国際展開:

日本同人音声やアダルト漫画海外にも翻訳され、海外ファンを取り込む動きが活発化。文化的差異を越えて受容されるか、あるいはローカルな好事例に留まるか注目される。

フェミニズム団体保守団体による表現批判、あるいは国際的法規制強化との軋轢が起こり、これまでのような自由度が維持できなくなる可能性もある。

anond:20250214224720

この文章はいくつかの詭弁や誤解を招く議論が含まれています。以下に、詭弁の箇所とその反論を示します。


1. 「生物学視点から見れば、托卵は自然界において決して珍しいものではない」

詭弁の指摘:

自然界での托卵行動を持ち出して、そこから人間社会での托卵行為肯定しようとしていますが、これは「自然主義の誤謬」に該当します。自然界で起きている行動が人間社会道徳的に許容されるべきだという論理は成立しません。生物の行動は必ずしも倫理的に適切な行動と一致しないからです。例えば、捕食行動や暴力的な行動が自然界で見られるからといって、それらを人間社会で許容するべきだという論理は通りません。

反論:

人間社会では倫理道徳基準存在し、個人間の信頼と誠実が重要視されています自然界での行動が人間社会容認される理由にはなりません。特に人間社会的な動物であり、相互合意責任が前提となるべきです。


2. 「男性自分遺伝子が受け継がれることに異常な執着を持っている。その根底には、「自分の所有物が他人のものになってはならない」という発想がある」

詭弁の指摘:

この部分は「過度の一般化」と「単純化」に該当します。男性全体を一括りにして「異常な執着」だと表現していますが、これは誤りです。男性にも様々な価値観感情がありますし、遺伝子に対する執着も一概に「異常」だと断定することはできません。

反論:

男性遺伝子継承に強い関心を持つことは、進化的な観点から理解できる部分もありますが、それがすべての男性に当てはまるわけではありません。人間の行動には個人差があり、すべての男性が「自分の所有物としての遺伝子」を重視しているわけではないことを考慮するべきです。


3. 「男性からすれば「騙された」と感じるかもしれない。だが、社会全体を見渡せば、女性は長らく騙され続けてきたのではないか

詭弁の指摘:

ここで述べられている「社会全体で女性は騙され続けてきた」という点は「相対化による無罪化」です。この論理は、他者が行った誤りを理由自分行為正当化するものであり、詭弁です。例えば、男性が不誠実な行動をしたとしても、それを「女性も長年にわたり騙されてきたから許される」という理屈には成り立ちません。

反論:

他者がどんなに不正義を経験してきたとしても、それを正当化に用いることはできません。それぞれの行為独立して評価されるべきです。社会不公平問題視するのは重要ですが、それを他者の不誠実を理由にした行動に結びつけるのは論理的に誤りです。


4. 「道徳とは、時代とともに変わるものだ」

詭弁の指摘:

ここでの主張は「道徳相対的であり、変わるべきだ」という意見ですが、これも過度の相対主義に陥っており、議論無意味します。確かに社会価値観時代とともに変化しますが、倫理的に不可欠な基準(例:誠実さ、他者への配慮)は普遍的ものとして維持されるべきです。

反論:

道徳時代によって変わるとしても、人間関係における基本的な信頼と誠実の価値は変わりません。それを「時代遅れの規範」として無視するのは、社会全体の信頼関係を損ねる危険があります


この文章全体として、托卵行為正当化しようとする主張に対して、道徳倫理に関する基本的理解を欠いた議論が多いため、注意が必要です。

2025-02-14

托卵を道徳的肯定できると私が考える理由

托卵は非難されるべき行為なのだろうか。

社会の通念として、それは裏切りであり、倫理的に許されないとされている。しかし、私にはそうは思えない。むしろ、それを肯定的に捉える視点こそが、より公正な社会の実現に寄与するのではないかと考えている。

まず、生物学的な視点から見れば、托卵は自然界において決して珍しいものではない。カッコウをはじめとする多くの鳥類がそれを戦略として用いている。ではなぜ人間社会においてのみ、それが罪悪視されるのか。答えは単純で、社会ルールが男にとって都合のいい形で作られてきたからだ。

そもそも子育て負担は圧倒的に女性に偏っている。妊娠出産という過程のもの女性に課せられており、その後の育児もまた、男性はほんの一部しか担わないのが現実だ。それなのに、DNAの一致という、育児ほとんど寄与しない要素が重視されるのは滑稽ではないか

男性自分遺伝子が受け継がれることに異常な執着を持っている。その根底には、「自分の所有物が他人のものになってはならない」という発想がある。だが、そもそも女性子どもも彼らの所有物ではない。子育てにおいて最も重要なのは「誰の遺伝子か」ではなく、「誰がどれだけの労力を提供するか」だ。その点で言えば、托卵された男性育児を担うことは、社会全体の負担公平性を高める一助となる。

また、男性自分の子どもでなかった場合、それを裏切りと感じるようだが、彼ら自身はどれほど誠実に生きているのだろうか。浮気不倫風俗通いなど、彼らは自らの快楽のためには倫理を平気で踏みにじるくせに、女性がそれをした場合には烈火のごとく怒る。このダブルスタンダードが、托卵を問題視する心理の背景にあるのではないか

さらに言えば、托卵は女性にとって合理的選択肢となり得る。遺伝的に優れた男性の子どもを持ちながら、経済的に安定した男性に育てさせることは、子ども生存戦略としても合理的だ。それを「道徳的に許されない」と言うのは、女性自由選択を奪おうとする抑圧に他ならない。

男性からすれば「騙された」と感じるかもしれない。だが、社会全体を見渡せば、女性は長らく騙され続けてきたのではないか恋愛においては「養ってやる」と言いながら実際には家事育児押し付け結婚すれば「一生守る」と言いながら経済的DVを平然と行う。男性による欺瞞は許され、女性がそれを返したときだけ非難されるのは理不尽ではないか

道徳とは、時代とともに変わるものだ。かつては女性が働くことすら非難されたように、現在の「托卵は悪」という価値観も、男社会によって作られた歪んだ規範にすぎない。より公正な社会を目指すならば、托卵は非難されるべきではなく、一つの選択肢として認められるべきではないか

少なくとも私は、そう考えている。

anond:20250209011350

これで書籍っぽくなりますかね?

 

 

# 前提条件:

# 実行指示:

{書き手ペルソナ}が

{読み手ペルソナ}に対して、

{書籍ジャンル}である{書籍タイトル}の書籍作成するために、

{本の目次}の{今回作成する章}の内容{今回作成する章の内容}を、

[#出力フォーマット]を参考に、{スタイルトーン}で執筆してください。

各セクションは最低でも{各セクションの最低文字数}文字以上で記述してください。

# 情報:

読み手ペルソナ="

年齢: 28-35歳

性別: 男性

職業: 戦略コンサルタント投資銀行家起業家などエリートビジネスパーソン

興味関心: 世界史地政学テクノロジービジネス戦略未来社会

読書レベル: 専門書、学術論文ビジネス書を頻繁に読む

"

書き手ペルソナ="

名前: Dr. 知的 啓史 (Chiteki Keiji)

性別: 男性

職業: 歴史哲学者科学思想史家、数理生物学者計算論的精神医学研究所所属

専門知識: 歴史学(世界史文明史)、地理学生物学進化生物学疫学)、数学数理モデル複雑系)、哲学科学哲学歴史哲学)、社会科学政治学経済学社会学)、計算論的精神医学(知能モデル

補足: ジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」の議論を基盤としつつ、最新の研究成果と批判視点を取り入れ、より厳密で多角的、かつ未来志向文明論を展開する。数理哲学的な厳密さと歴史学的な実証性を重視し人間の知能を問い直す。

"

書籍タイトル="文明の興亡:地理病原菌技術、そして社会構造進化"

書籍ジャンル="文明論、歴史学、社会科学未来学"

ターゲット層="知的好奇心旺盛なビジネスエリートグローバル企業リクルーター"

本の目次="

序章**

* なぜ今、文明の興亡を再び問うのか?

* 本書の目的構成:銃・病原菌・鉄を超えて

第一部:文明の基盤**
第一章:文明とは何か?**

* 文明定義多角的視点

* 文明構成要素:共通価値観社会システム技術文化

* 文明多様性普遍性比較文明史の視点

第二章:地理環境の制約と可能性**

* 地理が知能、農耕、家畜化、資源分布に与えた影響

* 気候変動と文明の盛衰

* 海洋河川山脈地理障壁交流の促進

第三章:病原菌文明の変遷**

* 感染症歴史文明史におけるパンデミック

* 病原菌文明間伝播と影響

* 衛生、医療公衆衛生進化

第二部:文明ダイナミクス**
第四章:技術革新と社会変革**

* 知能の差異が農耕技術社会構造の変化に与えた影響

* 金属器、文字貨幣発明とその波及効果

第五章:社会構造制度重要性**

* 政治制度経済システム社会階層の多様性

* 法、倫理道徳文明を支える規範

* 教育知識イノベーションを生み出す社会システム

第六章:文明間の相互作用と衝突**

* 交易文化交流技術移転文明の融合と発展

* 戦争征服植民地主義文明間の衝突と影響

第三部:文明未来**
第七章:21世紀文明課題**

* 環境問題、資源枯渇、気候変動

* 格差貧困紛争文明内部の矛盾対立

第八章:持続可能文明への道**

* 多様性と包容性:共存共栄文明

* グローバルガバナンス国際協力必要性

終章**

* 「銃・病原菌・鉄」は何を間違えていたのか?

* 文明の興亡から何を学び未来に生かすのか?

"

序章と終章以外の各章の最低文字数="2000"

スタイルトーン="

"

# 出力フォーマット:

第{章番号}章:{章タイトル}

章の概要:** {この章の主題と、読者がこの章から得られる主要な学びを簡潔に記述する。}
章の目的:** {この章が書籍全体の中で果たす役割、読者に提供する価値を具体的に記述する。}

{章番号}.{セクション番号1} {セクションタイトル1}

セクションの概要:** {このセクションで扱う内容と、読者が得られる情報を簡潔に記述する。}

{このセクションが章の中で果たす役割、読者に提供する情報を具体的に示す。}

{章番号}.{セクション番号1}.{小見出し番号1} {小見出しタイトル1}

{小見出しの内容}

{章番号}.{セクション番号1}.{小見出し番号2} {小見出しタイトル2}

{小見出しの内容}

{章番号}.{セクション番号2} {セクションタイトル2}

(上記 {セクション番号1} と同様の形式記述)**

# 補足:

anond:20250214094338

マジメにそういうのが宗教効果から

人間バカさをハックして、バカ用に倫理と行動規範を用意する

 

2025-02-13

anond:20250213141821

それって宗教戦争を引き起こす考え方なんだよね。

国の法律地理依存するからいいんだけど

宗教マナーは人につく。

人は移動するし信教の自由があって、宗教間で食い違うとどちらの宗教ベース判断が優先されるか決めることができなくなる。

なのに自分規範が正解だとして戦い出す。

2025-02-12

音楽映画への評価は、社会的規範の影響とか個人生得的な嗜好性に深く根ざしているはずなのに、あたか普遍的正解が存在するかのような批評正当化されちゃうのはおかし

2025-02-11

anond:20250211122035

道徳がどういう理由存在するのかを良く考えない人が多いんだろうな。何かしら正しいと思われてることを無批判的に受け入れてただ従っているだけ。そうやって一般的常識的勝ち馬的)である行動規範自分を従わせることで安心感優越感を得ているのだろう。

別に全てのマナーなり道徳なりの意味を考えろとは言わないけど、少なくともそれで他人批判したり他人強要したりするなどの他者への影響レベルの話をするならば、一度その意味を良く考えて欲しい。

これから日本カルト宗教アメリカから外圧で守られるのかな

安倍統一教会葬にトランプが顔出してたし、北朝鮮トップ統一教会トップは義兄弟の契りかわしてるし、何でこんな政治に食い込んでるのかな気持ち悪いよ。

ホワイトハウス部署トップ就任する女性伝道師 昨年、旧統一教会行事メッセージhttps://www.sankei.com/article/20250207-HL7ENFT37VHAJOGQSMINRLV3JM/

トランプ氏は6日、信仰問題を扱う新部署の設置とホワイト氏の起用を明らかにしていた。ホワイト氏はキリスト教福音派牧師で、2017年の第1次トランプ政権発足の際に、女性聖職者として初めて就任式で祈祷トランプ氏の宗教顧問を務めた。過去に旧統一教会系の行事に参加したりメッセージを寄せたりしており、韓鶴子総裁を「マザームーン」と呼んでいる。

昨年12月8日には、東京都内で開かれた教団関連団体「国際宗教自由連合(ICRF)日本委員会」のイベントに「日本宗教自由懸念している」とするビデオメッセージを寄せていた。

メッセージホワイト氏は、米国務省が発表した世界信教の自由に関する年次報告書を基に「安倍晋三元首銃撃事件以降、旧統一教会差別キャンペーン犠牲者になっており、刑法違反していない旧統一教会への解散命令請求は、これまでの規範から逸脱している」と指摘。

厚生労働省作成した「宗教信仰等に関係する児童虐待等への対応に関するQ&A」の内容がエホバの証人信者に対する嫌がらせにつながっているとも述べていた。

トランプ政権と旧統一教会を巡っては、バン副大統領が5日に教団と関連のある行事で講演している。

2025-02-10

海外では弱者男性治療が進んでいるって知ってた?

特にアメリカでは近年、弱者男性正式な疾病であると認められつつある。周囲に危害を齎しかねないというのもあるけど、第一は本人の精神平和のために、治療が進んでいる。

病名はディスアドバンテージド・マスキュリニティ症候群 (英: Disadvantaged Masculinity Syndrome)で、特に以下のような症例が見られると、その疑いが強いとされている。

この症例を見て、ハッと思った男性陣も多いんじゃないだろうか。Xや増田で女叩きしている男性は、だいたいディスアドバンテージド・マスキュリニティ症候群に該当している。

弱者男性は、まず自分たち精神的な疾病を抱えているか、それに近い状態だということを自覚するべきだと思う。中には、彼女がいてセックスすれば解決すると強固に思い込んでいる人もいるが、そうではない。弱者男性必要なのは、女体でも、女叩きでもなくて、適切なカウンセリング治療ということを理解してほしい。

anond:20250209132625

Reproductive Justice黒人女性団体1994年に発表したアジェンダがある。

https://blackrj.org/our-causes/reproductive-justice/

こちらによれば女性は以下の権利を持つべきだ、と言う話だ。

別に他のフェミニズムと違うことを言っているわけじゃない。

ただわざわざ黒人女性団体が立ち上がってこういうマニフェストを公開している当たりに薄っすらと人種差別を感じるのは俺だけだろうか。

ソースがあるわけじゃないので、元増田の見つけたものが本当なのか、単なるデマなのか、一部の狂信的なフェミニスト勝手にのたまっているのかはわからんが、reproductive justiceと言う言葉安易に使ってしまったとしたら頭悪すぎると思う。

その辺も軽くググってみたが最近わざわざ妊娠して男子だったら堕胎するなんてことをしている女性がいる、と言う話自体も見つからなかったから、本当にあったとしたら日本で言えば2chのどこかのスレッドで2〜3回程度のやり取りがあったくらいのものかもしれない。

アメリカ思春期少女に「私はセクシャルマイノリティな気がする!」と言う程度の理由性別適合手術を施してしま医師がいるような国でもあるので、「胎児男子とわかったか堕胎したい!」くらいの理由堕胎に応じる医師もいるような気はする。

アメリカ堕胎薬をその辺のコンビニで買えるのかな?もしそうだとするなら日本産婦人科学会が言っていた「リプロダクティブ・ヘルスの薬へのアクセスを簡便にしたら性規範乱れる」がまさに起きていることになるので、そういった薬の販売についても社会的に考え直すきっかけを与えることになる。

そうなると本当に必要な人が本当に必要タイミングで手に入れられなくなるということでもある。

ただ、「本当にこういうい事をする人たちは自分たち正義を全く疑っていないので、やってやりました!っていう発言を公に堂々となんの疑問も持たずにするだろう」から、本当にSNSで発信する人は現れるだろう。

その程度に警戒をしておいた方はいいかもしれない。

あと、自分たちがまっとうなフェミニストだと思うのであれば、この方向のムーブメントフェミニストにとっていい結果にならないのだろうと思うので、しっかり立場を表明しておいたほうがいいだろう。

そういえば、韓国フェミニズム界隈でなにか似たような話を聞いた気がする。堕胎まではしていなかったと思うが、離婚したことを「○○しました、スッキリしました」みたいに言っていたと記憶する。

この辺から来た都市伝説かもな。

さて、ここまでは感想だが、元増田もそういうのを聞いたことがあるという体で巻き込もうとしているそういうフェミニスト自分たちプロパガンダデマゴーグだけして引っかかった女性が泣きを見るだけのそういうフェミニスト可能性もあるという点で結構このエントリーを警戒している。

まず女性に言いたいが、「仮にこのムーブメントがあったとしても絶対に乗るな」だ。特に日本では堕胎がそうは法という危険まりないやり方が横行している。学校で習ってないかもしれないが、これは最悪の場合自分妊娠能力永遠に失うリスクを伴っている。

海外は薬で堕胎するという安全方法が取られているからこのムーブメント自体は「起きてもおかしくない」とは思う。

とはいえ当然母体への肉体的、心理的ダメージは計り知れないだろう。それすらも男のせいにするのかもしれないが、正直言ってやめたほうがいい。

次に、「男児を産まないことが女性解放に繋がる」わけがない。

というよりも、胎児男子かどうかわかるまでは女性は開放されないことになるし、男子とわかったからと言ってもその頃には産みたくなっていて結局開放されない可能性もある。

多分だがこれを扇動している人たちは、男性妊娠出産経験のない女性、もう自分妊娠出産もしないだろう人々、と言った今まさに妊娠出産を考える女性ではないと思う。

この手の扇動をする人たちは「自分たち別に困らない問題」な仮提示するのがパターンだ。

マルクス貴族パトロンから金吸い取りまくって豪遊した商人ちだからな、言っとくけど。

なんにしても、女性はこのムーブメントに乗ってはならない。もし乗れば人生破滅に導くとか、10年後に凄まじい公開に苛まれるだろう。

2025-02-08

anond:20250208101604

流行規範に外れないTシャツパーカー適当ズボンを正しく身につけ

カリスマ採用したブランド私服制服化を肯定する。

この増田みたいな頭の悪い消費者

どうせまたすぐに新しいトレンドに乗せられてジョブズダサいとか言い出すだろう。

インフルエンサーに煽られてアップデートしたファッションセンスマウントするしかない奴隷に鎖自慢されダサいと言われても

ノーダメージな人は実はかなり多いと思うよ。

2025-02-07

anond:20250207191439

海外女性が冬の日本人女性を見て、信じられない・私にはできない、といった反応をしているのをYoutubeでよく見かけるから

社会的理由だろう。慣習とか規範かいった括りで分析されるような。

この文章には効果がなかったの効果とは何なのかが書いてないか分からん

例えば効果金銭利益があったかであればそんなわけないだろ

規範のために例え無能でも下駄履かせるって発想なんだから

anond:20250207155538

トランスジェンダー定義と分け方について

トランスジェンダーとは、出生時に割り当てられた性別生物学性別)と、自身性自認ジェンダーアイデンティティ)が一致しない人を指します。性自認とは、自分自身男性女性、またはその他の性別として認識する感覚のことです。

トランスジェンダーは、多様なあり方を包括する言葉であり、以下のような分類があります

1. 性自認生物学性別の組み合わせによる分類

* トランス女性 (MTF: Male-to-Female): 生物学性別男性だが、性自認女性である

* トランス男性 (FTM: Female-to-Male): 生物学性別女性だが、性自認男性である

* ノンバイナリー: 性自認男性女性のどちらにも当てはまらない、または両方である

2. その他の分類

* トランスセクシュアル: 性別適合手術やホルモン療法など、医学的な支援を求める人

* ジェンダークィア: 性自認や性表現社会的規範に当てはまらない人

* クロスドレッサー: 異性の服装をすることを好む人(トランスジェンダーとは異なる)

染色体異常について

* XXY (クラインフェルター症候群): 男性として生まれることが多いが、思春期以降に女性化が見られることがある。性自認男性であることが多いが、トランスジェンダーである場合もある。

* XXYY: クラインフェルター症候群変異型。性自認は多様である

個別のケースについて

* 肉体は男性/女性、心は女性/男性: 性自認生物学性別の不一致が明確なトランスジェンダー典型的な例です。

* 表現型は女性、心も女性テストステロン過剰分泌: 性自認表現型は一致しているが、生物学性別との関連で複雑な要素がある。

* 成人とみなされる年齢だが、心は子供: 年齢と精神的な発達の不一致は、法的な問題社会的支援必要となる可能性がある。

注意点

* トランスジェンダーの分類は流動的であり、個人によって異なる場合があります

* 染色体異常やホルモンバランスは、性自認に影響を与える可能性がありますが、必ずしもトランスジェンダーであるとは限りません。

* 年齢と精神的な発達の不一致は、個別の状況に応じて適切な対応必要です。

まとめ

トランスジェンダーは多様なあり方を包括する言葉であり、性自認生物学性別の組み合わせ、その他の要因によって分類されます染色体異常やホルモンバランス、年齢と精神的な発達の不一致など、個別のケースについては、医学的・心理学的な専門家意見を参考にしながら、適切な対応検討する必要があります

anond:20250206233034

ワイ:

仕事を奪われる人のことに全く配慮せず、自分達の利益のみを求める企業や人、仕事を奪われた人々は、本人のリスキリングが社会に見合わない場合(リスキリングによって得たスキルが AGI により即時に無駄になる事というのは十分にあるでしょう)、そのまま飢えて死んでしまうが、それらは完全に自己責任で救う必要はない、と考える企業や人は居るでしょうね。

AGI を使用し、厳重なセキュリティを敷けばテロリズムなどのリスクはかなり小さく抑えられるでしょう。

さてそのような企業が現れないようにするにはどうしたらよいと思いますか?

ChatGPT o1 pro:

企業個人が「短期的な利益のみを追求し、社会全体の安定や弱者への配慮放棄する」態度に走り、それを強力なセキュリティと AGI でカバーする――というシナリオは十分に考えられます。実際にそうした企業や人々が台頭しないようにするには、社会全体としての仕組み作りや規範形成が不可欠です。以下にいくつかのアプローチを挙げます


1. 法規制政治的取り組みによるコントロール

 1.1 社会責任に関する法律ガイドラインの整備

 ・CSR企業社会責任)や ESG(環境社会ガバナンス投資概念を強化し、

  ・一定規模以上の企業に対しては「社会インパクト評価」や「雇用維持策の開示」などを義務づける。

  ・AI/AGI の導入に関しても、“利害関係者への影響評価”を行わなければならないルールを作る。

 ・企業が“自社の利益のために大量解雇を躊躇なく行い、社会的損失を無視する”場合に、税制取引規制などの形でペナルティが課される仕組みを検討する。

 1.2 ガバナンス強化と独占・寡占の防止

 ・特定企業AI 技術を独占的に利用してしまうと、市場競争原理が働かず、社会コスト無視やすくなる。

 ・そのため、反トラスト法独占禁止法)の強化やAI 技術標準化推進などにより、少数の巨大企業権力が集中しないようにする。

 ・政治家行政機関企業献金やロビー活動の影響を受けすぎないよう、政治資金規正法の強化、透明化などを進める。

 1.3 ベーシックインカム社会保障制度の整備

 ・働き口を失うリスクが非常に高い社会では、最低限の生活保障ベーシックインカムなど)を導入しないと、多くの人が貧困に陥り社会不安が増大する。

 ・これは「雇用側に対する規制」という形ではないですが、企業一方的に“勝手にやる”のを防ぐ抑止力として機能します。なぜなら、ベーシックインカムコストを賄うには企業利益富裕層への課税強化が必要であり、結果的企業の“無慈悲な行動”を難しくする可能性があるからです。


2. 社会運動消費者行動による牽制

 2.1 企業の評判・ブランドイメージへの圧力

 ・「仕事を奪われる人々はどうなってもいい」というメッセージが明確になれば、企業ブランドイメージは大きく傷つく可能性があります

 ・SNS口コミが非常に強力な現在企業社会的行動が広く知られると、ボイコットネガティブキャンペーンが起こり、長期的な利益を損ねるリスクがあります

 ・したがって、消費者市民が**“社会配慮しない企業商品サービスは使いたくない”**という態度を明確に示せば、企業社会責任無視できなくなります

 2.2 労働組合市民団体の活発化

 ・「リスキリングをしても追いつけない人たち」「自分たちの意志に反して解雇される人々」を救済するために、強力な労働組合市民団体が連帯し、政治企業に影響を与えるのも大きな手段です。

 ・過去歴史でも、労働組合市民活動最低賃金制度の導入や労働環境改善に貢献してきました。

 ・現代版としては、AI/AGI 時代対応した新たな形態労働組合支援組織必要かもしれません。


3. 倫理教育文化の醸成

 3.1 AI 開発企業の内部倫理

 ・AI を開発するエンジニア研究者にも、**「自社の技術社会にもたらす影響を評価する責任」**があるという倫理観が浸透していくと、あまり過激技術利用には内部からブレーキがかかりやすくなります(例:テック企業内での「従業員の抗議運動」など)。

 ・そのため、大学専門教育機関などで技術倫理を必修とし、社会科学や人文科学との協調を図るカリキュラムを導入するなど、「テック分野」と「社会的影響」を結びつける教育を推進する。

 3.2 広く一般市民への啓発

 ・「仕事を失う人は自己責任」「見捨ててもいい」という考えを“当たり前”にしないために、社会全体で共生連帯を重視する価値観を育むことが大切です。

 ・これは家族地域コミュニティ教育現場などでの取り組みが地道に重要になります

 ・「テロリズム暴力的手段が抑えられているか安全だ」という発想に対して、「社会不安放置はいつか大きなリスクを生む」という認識を共有することも必要です。


4. 技術インフラセキュリティの逆手利用

セキュリティさえ完璧にすれば、テロリズムなどのリスクは小さく、弱者に構わなくてもいい」という考え方に対しては、実は“安全保障”にもいろいろな段階があると指摘できます

 1.インフラ人材が複雑に絡み合う現代社会では、いくらセキュリティを固めても完全に孤立することは難しい

 ・サプライチェーンエネルギーネットワークインフラなどは、多くのステークホルダーが関与している。

 ・“完全防御”を目指しても、社会から孤立した企業経済活動にも影響が及び、最終的に自分たちの利益を損なう恐れがある。

 2.社会の不満や不信が高まると、単純な物理テロだけではなく政治的動き、金融市場の混乱、サイバー攻撃など多様な形でリスク顕在化する

 ・企業がどれだけ物理的なセキュリティを強化しても、サイバー空間から攻撃リスクは残る。

政治が大きく変わり、規制強化や財産没収などに繋がる可能性もある。

 ・そのため、技術的に強固な防御を構築したとしても、長期的には社会との衝突を抱え込めばリスクゼロにはできない、という認識を広めることが、企業にも“短絡的な利益追求”を抑制するインセンティブとなり得ます


まとめ

・法や規制面: 企業社会責任法制度やガイドライン明確化し、違反すればペナルティを科す仕組みづくり。独占状態を防ぎ、競争環境バランスを保つ。

社会運動消費者行動: ボイコットや評判・ブランドへのダメージ武器に、企業の行動を正す。労働組合市民団体が連帯して圧力をかける。

倫理教育: AI 開発者企業内外の人々が「技術社会のつながり」を正しく理解し、短期利益だけではなく長期的影響や倫理観を重視する文化を育む。

セキュリティ限界認識: いくら防御を固めても、社会リスクゼロにはできない。大規模な社会不安物理的にもサイバー的にも政治的にも回り回って企業自体を脅かす。


これらを組み合わせて、“自分たちだけが儲かって他者がどうなろうと構わない”というスタンスでは長期的に立ち行かなくなるような仕組み・価値観確立していくことが求められます企業や人々が**「共存しなければ自分安全ではない」**という実感を持つように、社会制度規範を整えていくことが肝要です。

かに合法企業であれば法律で縛れるか。

でも法律を作ったら「日本規制がきつすぎて置いて行かれる😭」とか言うのが出てくるし、啓蒙活動なんかは今は陰謀論範疇だよな。

まあ我々はどこかのキチガイ(我々でなくて良い)が最強AGIを作ってAGIが財団を作り、無限に富を生み出して公平無私に分配するという世界を望んでいる。「他者より優れたい(他者自分より下に落としたい)」という卑小な煩悩がないならば、その世界の実現に誰も反対する道理はない筈なんだ。


しか

企業や人々が**「共存しなければ自分安全ではない」**という実感を持つように、社会制度規範を整えていくことが肝要です。

というのはいわば脅しだよな。「実感を持つように」脅しをかけていかないといけない・・・

2025-02-06

anond:20250206164323

逸脱とか規範に逆らうって、それを有害男性性と呼ぶことすらあるくらい男性ジェンダーの特徴とされているので、そこを疑問に思う方がおかしいですよ

ジェンダー論的には

anond:20250206164323

別に抜け出したいと思ってなきゃそりゃ従うだろ

こういう自分規範から抜け出した=他人も同じ気持ちのはず

って論理を展開させていくから世の中ままならないんだろうね

anond:20250206132931

スーツ社会的規範として根強く残っているが、本当に必要なのかは疑問だ。夏の暑さや冬の寒さに逆らい、不便なネクタイを締めることにどれほどの意味があるのだろうか。形式的統一感や「きちんとして見える」という理由で続いているにすぎないのではないか

女性の化粧や子供ランドセル多様性については議論が進んでいるのに、スーツ文化ほとんど変化がない。多くの男性無意識のうちに「そういうもの」として受け入れているだけかもしれない。だが、実際にはスーツを着なくても問題なく働ける職場は増えている。

私は仕事柄、一切スーツを着ることがない。それで不利益を被ったことは一度もない。むしろ自分の快適さを優先した服装で働けることが、生産性自由な発想につながっていると感じている。スーツが本当に必要なのか、改めて考えてみるべきではないだろうか。

マジレス

2025-02-05

やる気があるから動けるんじゃない。動き始めて初めてやる気が湧いてくるんだ。

というのはまあ割とよく言われてる。

この間もっとラディカルなネット記事を見た。

そもそもやる気なんてもの存在しない。

やるかやらないかだけ。やってる人間遡及的に感じる、あるいは外野が見出すのがやる気という幻想。というのが現段階での実証的な考え。

やる気がないなんてのはやらない事への言い訳しかない。

的なことを言ってた。

まあビデオゲームじゃないんだし、ゲージがあってそれが増減するようなパラメータとして存在する訳じゃないのは確かだと思う。

ただ、それじゃあ結局の所「やる」と「やらない」を分かつ要因っていうのは何なのよって思った。そこが一番肝心なんじゃねえの。

実際問題、同じような状況でもやる人間とやらない人間っていうのはやっぱり分かれる。

痩せたいけど運動食事制限しんどいから嫌だ、なんてジレンマに悩まされる人間ゴロゴロいる。痩せに向けたアクションを取るか、痩せるのは諦めて現状を維持するかの二つに一つ。

後者に走りがちではあるが、前者を取る人間もいる。全ての要素が同じなら結果も同じなのだうから、何かが違うに違いない。

そこでやる気なる概念を持ち出せないのなら、何が決定的な要因なのか。

意志とか決意とかなんてのも同じような内容を指す言い換えの表現しかないだろうし、やる気など無いと言うのならそれってもう自由意志否定同義なのではないか

まあおれも自然法則から独立した意志の力なる聖域があるともあんまり思ってないけど。選択をしている意識があるという実感くらいは大切にしたいが……

じゃあ決定論的な話になってしまうのか。

痩せようとする人間もそうでない者も、その選択は全て所与の必然連鎖に従った運命だったという事になるのか。

はいそうです。運命です。と露悪的に開き直るのが割と最近トレンドにあるような気がする。

社会制度規範は依然選び取る力を前提に構築されてるし、その辺はあんまり触れたくない所なんだろうけど。

開き直るのが良いのか目を逸らすのが良いのかは分からんな。バランスか。

まあ巷で言われてるようなのはまれ育った環境だとかにおいて個人が抱く社会への無力感や、自分では選べない生得的な要素へのコンプレックスだとかで、決定論めいた世界観に基づく根本的な諦念めいたものとはまたちょっと違うか。

意外と自由意志のものには疑いを持ってないのかもしれない。一応チャンスはあるけどそんなものほとんど役に立たないんだ!そんなもんを持ち出して自己責任論を偉そうに展開するな!的な怒りか。

おれはあんまりそういう考えには与しないが。チャンスが本当にあるならいいじゃん。結果がどうあれその道を選び取った自分を愛せれば美しい生き方だろ。望む結果が得られたら勿論万々歳だし。と思う。

実は抗う機会を選び取るか否か、そもそも選択肢があったかのように思えた場面も含めて全て筋書きの範疇に過ぎない、ってんならあんまりにもじゃないですか……とは思うが。

痩せる方法なんかネットで調べりゃいくらでも効率的セオリーが出てくる。プロミュージシャン金持ちを目指すアプローチだってなんぼでもある。

一日も人生も有限なんだし、そういうのも大事かもしれない。

ただいくら効率的だろうが再現性が高かろうが、それが実行・実践されなければ何の意味もない。まず実行というハードルがある。

でもやりたいと思った事を即座にやれるような活力溢れる人間ばかりでもない。

じゃあ実行する具体的な方法論は?

さなハードルから越えていく。自分自分に制約を課す。他人の力を借りる。

じゃあそれを実行する具体的な方法論は?

それは……そんなもん、お前そんくらいのやる気が無いなら止めちまえ!とやはり根性論に走らざるを得ない部分というのはあると思う。

その程度のモチベーションならそれはやりたいと思っていないという事だ、なんて言った所でもやはり根性論めいた話の域を出ない。

ただしやる気など存在しない……

とか色々考えてると、que sera seraとかwhatever will be will beみたいな言葉だったり、個を全の一部と位置付ける東洋思想だったりがスッ……と染み渡ってくる。

否応なく抱いてしま決定論的な世界観主体的な納得や満足の実感との両立は理屈問題ではない気がするが、理屈問題ではないも気付くのにも理屈を捏ねるのは役立つのかもしれない。

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