「暫定的」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 暫定的とは

2025-01-22

はてな匿名ダイアリー跋扈するSCPについて

 ここ数年、インターネットに散在するコミュニティ上での異常事象存在が、SCP財団内でしばしば議題に上るようになってきた。匿名性の高いSNSコメント欄掲示板はもちろんのこと、とりわけ「はてな匿名ダイアリー」(以下「増田」と呼称)においては、他のプラットフォームでは見られない特異なアノマリー複数確認されている。増田は、ユーザー登録をせずとも誰でも簡単匿名文章投稿できる点や、その内容が検索エンジンを介して幅広く閲覧されるという特徴を持つ。その結果、財団観測網をかいくぐって潜伏しやすい土壌が形成されており、過去数年間で複数のSCPオブジェクト確認されるに至った。

 本報告書では、増田上に跋扈するSCPについての調査概要確認された事例、ならびに暫定的収容手順を示す。なお、本報告書に示されるSCP事例は現在進行形調査が行われており、記載内容はあくま暫定的ものであることに留意されたい。

1. 背景と問題の経緯

 はてな匿名ダイアリー日本国内を中心としたWebサービスはてな」が提供するブログプラットフォームの一部で、アカウントを持たない投稿者であっても「増田」と呼ばれる匿名枠にテキスト投稿できる仕組みを提供している。そこでは個人的な悩みや告白社会への批判仕事日常愚痴まで、多種多様文章毎日大量に投稿されている。

 増田特有の気軽さや匿名性の高さは、投稿者の真意を推測しにくくする要因であり、その投稿を閲覧する読者側もまた「増田から真偽がわからない」といった曖昧認識のもと、批判や同情、考察などを寄せる。その混沌とした言説空間は、とき不特定多数ユーザー集合的感情を刺激し、新たな炎上や論争を生み出す源泉ともなる。

 こうした特質はSCP財団から見ると、アノマリー(異常存在)が自己活動や影響力を隠蔽したまま周囲に感染拡散するのに非常に都合がよい環境といえる。特に増田では、投稿時に明確なユーザーIDアカウント情報が残らず、内容の信憑性裏付け手段事実上ないため、「書かれていることが虚実入り混じっている」前提で閲覧されやすい。結果として、何らかのアノマリーが潜入していても発見が遅れがちである

 財団増田における最初の異常を検知したのは、20██年頃に投稿された「この世を正しく終わらせる方法と手順」と題された増田が発端だった。その増田の内容はいわゆる「終末論」を扱うものであり、極めて支離滅裂かつ狂信的な文体ではあったが、読了した閲覧者の中から数名が突発性の精神不調や共時性幻視を訴えはじめ、その症状が財団監視ネットワークに引っかかったのである。その後、財団調査チームが投稿の書式や文体を解析したところ、当該増田の背後に未確認ミーム汚染因子が潜んでいる可能性が高いと判断された。この事例をきっかけとして、財団増田投稿ログを精査し、複数アノマリーを検出していくこととなった。

2. 増田上で確認された主なSCPの概要

 以下、財団確認し、暫定的オブジェクト分類(Safe/Euclid/Keter 等)を行ったSCPを紹介する。なお、詳細な文書は別途SCPファイルとして管理されているが、本報告書では概要と特徴を簡潔に示す。

2.1 SCP-増田-A:無限コメント自己増殖現象

オブジェクトクラス:Euclid

概要増田特定記事上でコメント欄自動的に増殖し続け、システム上の最大コメント数を無視して延々と付与され続ける現象ユーザー投稿したはずのコメント複数回重複表示されたり、「名無しのオブザーバー」というハンドルネームシステム自動生成したとみられるコメントが絶え間なく追加されたりする。最終的に記事本体よりもコメント欄が何十倍も長くなり、閲覧者がページを読み込むだけでブラウザや端末に極端な負荷をかける。

異常性:コメント数が増え続けるだけでなく、中には本文を改変するようなスクリプトが混入しており、ページをリロードするたびに本文の一部が改変・増殖する事例が報告されている。閲覧者が長時間そのページを開いたまま放置すると、ブラウザ履歴クッキー情報勝手に書き換える痕跡確認されている。

暫定収容手順:財団エージェントはてな側のシステム管理者に接触し、問題増田管理者権限で凍結。また、既に拡散したミラーサイトアーカイブ順次削除し続けているが、完全な根絶には至っていない。現状、定期的にウェブクローラーを走らせ、類似現象の発生を監視排除する措置を取っている。

2.2 SCP-増田-B:読心ミーム感染記事

オブジェクトクラス:Keter

概要一見するとありふれた日常報告や匿名愚痴を綴った文章なのだが、記事本文を最後まで読了した閲覧者の脳内に「その人物が最も不安に感じている秘密」や「他人に言えない後ろ暗い過去」を強制的に想起させ、それを吐き出させる形でコメント欄投稿させる現象コメント欄体裁を取りつつ、実際には閲覧者自身投稿した認識のない状態で、勝手恥部さらすようなコメント掲載される場合もある。

異常性:このSCPの投稿複数確認されているが、書式やタイトルは毎回異なる。共通するのは「冗長かつ最後まで読まないと内容がよくわからない文体であることと、本文の終盤に読者の潜在意識を刺激する特殊文章構造が組み込まれている点だ。財団心理学部門の解析では、いわゆる「ミーム改変文字列」が散りばめられており、読み進める中で読者の深層心理干渉していると推測される。

被害対処:実際に被害に遭った閲覧者は投稿後しばらくしてから自身コメント内容に気づき、極度の羞恥恐慌状態を引き起こす。財団可能な限り対象投稿を速やかに削除し、被害者のコメント記録を抹消すると同時に、クラスA記憶処理を施して事態の収拾を図っている。問題は、このSCPが投稿される「増田」のアカウント特定が極めて困難な点であり、繰り返し新規IDから投稿が行われていると推定される。新たな投稿が発生次第、いかに早期に検知し削除・封鎖するかが大きな課題となっている。

2.3 SCP-増田-C:擬似人格形成スレッド

オブジェクトクラス:Euclid

概要:ある増田上で連続的に展開される「複数登場人物が互いに呼応しあう」形のスレッドが、実際には単一存在(SCP-増田-C本体)の手によって形成されているとされる現象日記本文とコメント欄があたかも多数の異なるユーザーによる対話のように見えるが、財団IP解析ではすべて同一の不明ホストから投稿されたトラフィックであることが確認されている。

異常性:単なる自作自演ではなく、スレッド内で展開される複数人格が、投稿のたびに微妙文体を変化させるだけでなく、実在第三者のようにリアルタイムで会話を重ねていく。そのやりとりは短時間で数百件以上に膨れ上がり、外部から見ると非常に説得力をもって「議論」が進行しているように映る。読者はそれぞれの人格が持つバックグラウンドストーリーに引き込まれスレッドを精読するうちに「どの意見が正しいか」を探り始めるが、最終的には一種混乱状態に陥り、どの人物が何を意図しているのか判別不能になる。

被害:このスレッドに長時間深く没入した閲覧者は、自分の中に複数人格が芽生えるような感覚を訴えたり、現実社会他者と会話する際に「この人は実在しているのか疑わしい」という妄想を抱くようになるケースが報告されている。財団職員複数名も監視過程で同様の症状を呈し、軽度の精神崩壊を起こした事例があるため、当該増田監視担当者には定期的な心理カウンセリング義務づけられている。

暫定対策:疑わしい長文対話形式増田を早期に検知し、アクセス制限をかける監視システムを導入しているが、アルゴリズムの網をかいくぐる巧妙な投稿が頻発している。加えて、外部のまとめサイト引用スクリーンショットが保存されることで事後封じ込めが難航している。

2.4 SCP-増田-D:時間遡行編集記事

オブジェクトクラス:Euclid

概要:一度投稿された増田が、投稿時刻自体過去に改変して再掲載される現象。通常、はてな匿名ダイアリーシステムでは投稿日時を随意に改変することは不可能とされているが、このSCPは投稿履歴操作して「数年前に投稿された」という形でエントリーを復活させる。

異常性:改変された記事実在する日付の増田ログに紛れ込む形となり、当時の利用者コメントブックマークまで再現されている場合がある。過去ログを遡っていくと、該当記事がもともと存在した痕跡こそないものの、「当時その記事を読んだ」という証言を行うユーザーが現れるなど、現実改変の兆候も疑われる。現状の技術では投稿者の特定に至っておらず、どのようなプロセス投稿日時を操作しているか不明である

注意点:時間改変系のSCPはカテゴリーとして非常に扱いが難しく、無闇な干渉時間線に予期せぬ影響を及ぼす恐れがある。財団タイムアノマリー対策部門連携しながら、記事のもの閲覧制限下に置き、ネットアーカイブウェブキャッシュ検索遮断するなどの措置を行っている。

3. 調査対策の現状

 これらSCPが増田上で確認された背景には、以下の要因が考えられる。

匿名性の高さによるアノマリー隠蔽

増田アカウント登録不要で誰でも書き込み可能であるため、投稿者を特定したり、過去投稿傾向から異常を推定したりする難易度が高い。その結果、アノマリーの一次検知が遅れる傾向が強い。

はてなプラットフォーム構造

はてな匿名ダイアリーは、投稿された増田が多くのユーザーに瞬時に閲覧・ブックマークされる仕組みを持つ。また、はてなブックマークを介してさらコメント引用拡散されるため、いったん話題が盛り上がると多方面コピー引用散逸やすい。

読者や閲覧者の「ネタ」への寛容さ

増田の読者は内容が真実か否かをあまり厳密に問わずエンターテインメントストレス発散目的アクセスしている者が少なくない。結果、多少異常な文章であっても「一風変わった怪文書」「ただの創作」として受け流されやすく、深刻な異常だと気づかれにくい。

 こうした要因によって、SCPを含む異常投稿は容易に潜伏し、拡散する。財団としては、はてな運営会社との連携を強化し、AIを用いた自然言語解析による異常兆候の検知システムを導入するなど、対策を進めている。しかし、はてな匿名ダイアリーは日々膨大な数の投稿が行われるため、どこまで網を広げられるかは未知数である。また、海外ホスティングによるミラーサイト転載が出現し始めると、現実的な削除要請範囲を超えてしまう。すでにTwitterや他のSNSでもまとめが回ることで、被影響者が増加する事態は避けられない。

4. 今後の展望留意

 はてな匿名ダイアリーにおけるSCP存在は、ネットコミュニティ構造変化に応じて今後も増加する可能性が高い。特に「自らがアノマリーである自覚していないままネット上で活動している存在」や、「人格を装いながら多人数の読者とインタラクションを行うことで自己増殖するミーム型SCP」は、増田のような自由投稿プラットフォームさらに悪質化・複雑化する恐れがある。

 財団が最も警戒すべきは、増田を起点としてリアル社会へ飛び火するタイプアノマリー拡散だ。たとえば、本報告書で例示したSCP-増田-Bのように読者個人深層心理に入り込み、現実での行動や社会的信用を毀損する現象が拡大すれば、大規模なパニック社会秩序の混乱を招きかねない。あるいは、SCP-増田-Dのように時間改変的な特性を持つアノマリーさらなる発展を遂げれば、歴史修正因果律破壊といったレベル被害もありうる。

 また、はてな匿名ダイアリー日本国内だけでなく海外からも閲覧・投稿可能であり、英訳翻訳を介して国際的に広まる余地がある。財団の各支部データ分析班が協調して監視を強化し、各国の法規制とも連携して削除要請を進める必要があるものの、現実には各国プライバシー法や表現の自由との兼ね合いで対応が難航することが予想される。

5. 結論

 はてな匿名ダイアリー増田)は、日常の雑感や炎上ネタから深刻な告白感情吐露まで、あらゆる情報が密集する場である。その匿名性ゆえに、SCPオブジェクトが潜伏しやすく、また多くのユーザーが「真偽のほどはわからないがとりあえず読む」態度で消費することからアノマリー拡散リスクは高いと言わざるを得ない。すでにSCP財団確認しただけでも、いくつものSCPが増田に棲みついていることが判明している。

 ただし、全投稿強制的に削除・監視するような強硬策をとれば、はてなプラットフォームの存続意義自体を揺るがすと同時に、財団存在が表面化するリスク高まる。一方で、アノマリー拡散放置すれば、ネット空間を通じてリアル社会にも致命的な影響を及ぼす恐れがある。財団はこのバランス狭間で慎重な対応を求められている。

 今後の具体的な方策としては、増田への新規投稿を常時チェックするAI分析モジュールさらなる精度向上や、異常記事をいち早く発見隔離するための専用クローラの整備が必須とされる。また、読者側への啓発活動――「増田を閲覧する際には、妙に長文で意味不明投稿には注意すること」「不可解な体験があれば速やかに共有し、アクセスを控えること」など――の実施有効であるしかし、匿名特性ゆえに抜本的解決策は見通せていない。

 財団としては、はてな運営との連携強化を引き続き図り、相互対策技術アップデートし合う形でアノマリーの早期封じ込めを目指す。SCP財団確認した増田におけるSCP事例は氷山の一角に過ぎず、さらなる Permalink | 記事への反応(2) | 15:12

2025-01-20

anond:20250120065529

言ってはないが暫定的相手がそう思っていることにしてそれを訂正するという使い方をしちゃ絶対ダメなの?皮肉としてありだろ

2025-01-09

言い換えただけで実質的には変わらない

俺はこれを勝手に「ぼたもち・おはぎ理論」といっている。

ぼたもちとおはぎの違いについて調べると、それっぽいことを並べ立てているが、結局は「実質的に同じで、人々もちゃん区別できないのが現状」である

まり、ぼたもちをおはぎと言い換えること自体に、おはぎをぼたもちと言い換えること自体には実質的意味がない。

そんなわけで、話の本質理解せずにただ言い換えただけで何か言及した気になっている人には「それって、ぼたもちをおはぎと言い換えただけだよね」と返すわけだ。

ただ、この理論の気がかりな点が2つあって。

1つめは、多分この理論に相当する言葉は、俺が知らないだけで既にあること。

なので「ぼたもち・おはぎ理論」なんて名称提唱してる俺自身が、それに陥っているという皮肉的状況なのではないかという点。

2つめは、文章にしたときさわりが良くないこと。

ぼたもちとおはぎを両方使うと、ひらがなが並んで読みにくく、かといって漢字にして「牡丹餅・御萩」と書くと馴染みがなくてやっぱり読みにくい。

から俺としては「ベストジレ理論」という名称にしたいのだが、そもそもジレ」が何なのか分からない人がいたり、「界隈でもベストジレ区別ちゃんとついていない」という含意を共有できてないっぽい。

なので「ぼたもち・おはぎ理論」という名称暫定的に用いているのだが、そんなことで悩んでいる俺自身がまさに「ぼたもち・おはぎ理論」に陥っているんじゃないか、というね。

2024-12-25

近未来東京から遷都した作品

新世紀エヴァンゲリオン:第2新東京市(長野県松本市辺り)

セカンドインパクト後に東京は新型爆弾落とされ壊滅したので遷都

よく勘違いされるが、メイン舞台第3新東京市は次の遷都予定地(という建前)。

攻殻機動隊シリーズ福岡市

第三次大戦東京は壊滅したので遷都

大戦後に暫定的に新浜市という架空都市にも遷都しているらしい。

AKIRAネオ東京(東京湾の埋立地)

新型爆弾東京に落とされて壊滅したので遷都(ということになってる)。

 

東京壊滅でもしないと遷都しないようだ。

他に知ってるのあれば教えて。

地球統一政府できたからとかいうのは抜きで。

2024-10-31

国民民主党支持者のアノン化が止まらない

タイトルそのまま

連中のアノン化が凄くてもうダメねこ政党

石丸の件、尊厳死の件、色々あるけど今回の件は特に分かりやすかったか

https://megalodon.jp/2024-1031-1803-05/https://b.hatena.ne.jp:443/entry/s/mainichi.jp/articles/20241030/k00/00m/010/352000c

この反応見てれば分かる人はすぐ分かる、「あ、これ◯アノンそっくりだ」ってね

暫定的に玉アノン、民アノンとでもしておこうか

アノンの特徴は擁護不可能ものを無理やりアクロバティック擁護する所

そして悪いことをして批判されてるだけなのに「これは~~勢力から攻撃に違いない!!」と糖質陰謀論発症する所

また頭の悪い詭弁を自信満々に述べる所

実際今回の件のブコメにも居るよねこういうのが沢山

今回の件はどう考えても普通にアウトな発言だし

何ならちょっと前に「”キモい”というのは人権侵害だぁ!!」みたいな事を言って吹き上がっていたのがはてブなんだけど、今回の件でどれだけのアノンブーメラン投げたやら

https://megalodon.jp/2024-1031-1812-34/https://b.hatena.ne.jp:443/entry/s/togetter.com/li/2450055

https://megalodon.jp/2024-1031-1816-10/https://b.hatena.ne.jp:443/entry/s/anond.hatelabo.jp/20241015154557

忘れては行けないのは政治家は1人で政治家たり得るのではなく支持者が居て初めて政治家となること

まり支持者が賢人でれば政治家は賢人に、知恵遅れであれば政治家も知恵遅れになる

では支持者がアノンと化した国民民主党政治家は?当然アノン化する馬鹿と同レベルになる

からここから先起きる事も大体想像がつく

他のアノン集団とその末路同様に周囲に喧嘩を売りまくり黒歴史を作りまくり情けない姿を晒す羽目になるだろう

いい加減に愚者愚者らしく経験から学んだら?

もう何回目のアノン化なの君たち

呆れちゃうよね

2024-10-04

anond:20241003104258

環境が整う」がどのような状態意味するのか社会的合意もないのに「暫定的」って言われてもそんなのバカ正直に信用するやついるのか?

暫定的処置がいつの間にか恒常的なものになって特権になる可能性が全く否定できてないんだよな

2024-10-03

anond:20241003104258

>「格差是正のための暫定的処置

こいつが暫定的とか言う欺瞞があるから、余計にこじれているわけだろ。

女性専用車両()ですらもう何十年か増してるんだよ(しかも、従来のアファマとは完全に間違った使い方しているし)。

何か暫定的だ●ね。

anond:20241003104258

暫定的」とか

「段階的」とか

そういうこと言うやつに限ってその場しのぎなんよな

目標を完遂するつもりならとりあえず手をつけただけの状態から次の段階への以降計画と全体の推移を出せって思うよな

段階的ならなおさらだ

クオーターだの制度だの それは全体をどう割ったいくつの割合を完遂する予定なんだ

とりあえず今すぐ自分の手で実現可能な程度のものをやることに意味があるんだったら

その段階でグダグダ言うこと自体にも「将来的に結果が出たとしたら」暫定的で段階的な対策を講じたという事になるだろ

その場で思ったことを間髪入れずに行動してしまう奴と何がちがうんだよ

ラッキーパンチを期待して適当な事をするのをそんなに仰々しく言うなよ

2024-09-06

スキンケアルッキズム

https://anond.hatelabo.jp/20240904005812感想個人的な考えの羅列

この熱量の源泉はなんなんだろう

自分を含む多くの男性にとって、スキンケア日常習慣の一部に過ぎない。もちろん日焼け止め化粧水乳液教科書通りに使っているが、それは風呂に入ることやヒゲを剃ることと同じ、日常ルーティンである

しかし、上記記事に見られるスキンケアへの熱量は、異常なほどに高い。この熱量の背景には、肌に関わるルッキズム社会的要求自己投資官能評価あいまいさ、そしてコミュニケーションツールとしての側面があるのではないだろうか。

美しい肌は恋愛市場ドレスコード

現代社会では、肌は単なる見た目以上の役割果たしている。

美しい肌は「中流」以上のコミュニティに参加するためのドレスコードの一部となっており、それが一種ルッキズムを生んでいる。

(この中流が何を指すのかは人によって異なるだろう)

スキンケアとは、その価値観に対する投資行為だ。しかし、この投資は常に変動し続けるものであり、スキンケアを続ける限り、終わりのない旅が続く。

スキンケア官能

スキンケアは単なる自己投資にとどまらない。自分の肌を観察し、手で触れ、歓びを伴う行為である。これはセルフケアの中でも最もフィジカルで、最もプリミティブで最もフェティッシュものであるスキンケアを通じて、自身の肉体と深く向き合うことは自己肯定行為にほかならない。肌に直接触れることは、他者評価依存せず、自分自身ケアする極めて個人的感覚的なプロセスだ。

定量的評価が難しい

容姿に関する特徴のひとつは、その定量的評価が極めて難しい点にある。美しさを完全に数値化することはできず、どのスキンケアが「最適」であるかを判断することも、無限に新しい製品が登場する中で困難だ。自分に合うものを見つけるには時間試行錯誤必要であり、その過程で「暫定的解決」に達することはあるが、加齢や体調により状況は変わる。つまりスキンケアとは常に変化に向き合う行為なのだ

コミュニケーションの一部としてのスキンケア

興味深いのは、スキンケアが単なる自己ケア以上の役割果たしている点だ。スキンケア女性同士の間でコミュニケーションの一部となり、容姿に関する話題提供する。それは「機材談義」に似た、平和で楽しさを伴う話題だ。お互いの容姿レベルを直接的に評価するのではなく、グルーミングコミュニケーションとしてのスキンケアは、お互いを気遣いながら行われる。

肌は常に改善余地を持つ

最後に、肌は常に改善余地がある要素であり、盆栽的な要素がある。

完璧な肌を手に入れることは難しいが、少しずつ改善していくプロセス自体が楽しみの一部なのだろう。(元記事の主張もそこにある)

2024-08-20

だまされる前に動物なかよし

https://anond.hatelabo.jp/20240817215752

興味深い増田だったのだが良く分からない点があったので書く。なお本文章山田太郎議員擁護する意図を持たないが、結論としては「ワード規制を行わないと言質を取ったこ自体は、やはり暫定的に正解だったのではないか」になってしまうこと御了承頂きたい。もちろん私の書いていることが全部間違っててトンチンカン可能性はある。

まず元エントリは(うがった読み方で恐縮だが)CSAMなら自動的、いっそ自然現象的に止められるようにも読めてしまうが、それは違う。誰かが声を挙げなければどんなCSAM(か何か)でも野放しにされてしまう。

からある人は声をあげ、またある人や組織は声をあげられる面倒を怖れて自発的規制する。空気忖度(この言葉は好きではないが)、大企業勝手にびびるのもGoogleがなんか言い出すのも、「現実的には野放しになるわけねーだろ」も、立派な「声の結果」なのだ

言い換えれば、VISAだろうがアクワイアラーだろうがなんだろうが堂々と「fanzaDLsiteはCSAMを扱いまくってるので抑圧します!」といくらでも公言していいはずなのだ。人を助けたり守ったりすることの一体何が問題なのか。もちろんVISA本社はやってないんだから公言もクソもないだろというのが正解なのだろうが、だとすれば誰が具体的に声を挙げた(あるいは架空だが重要な声をおそれた)のか。

とらのあなの例では『決済会社様より』と、VISA本社ではないにしてもプラットフォーマーから文句が来たことは明言されている。だから我々が本当に要望しなければいけないのは、『犯罪とみなす基準を変えろ、である。』ではなく、『お前らのやってることは犯罪から諦めろ、という主張を、隠さずきちんと署名入りで公言してほしい。』ということなのだ。生活尊厳のために匿名性を必要とする個人集団なら、そのような暴きは許されない場合も多く強くあろうが、クレジットカード関連のプラットフォーマー企業なら署名入りでいいはずだ。

結果としてホッブズ的なつまらん万人泥試合が起きるかもしれないが、本来「話し合おう」とか「相互理解」とか「対話拒否するな」ってそういうものである(そして繰り返すが相手企業であり人間ではない。人間集合体ではあるにせよだ)。まあ単に理念面ではなく実装面で難しいということもありそうだが(なんせクレカお金を直接やりとりする界隈なれば、守秘義務はいろいろ大変だろう)。

もうひとつ気になったのは、CSAM(か何か)の具体的な抑圧方法についてこそ、ワード規制が十分有効と思われていることである。思われているってまあ私とかその辺のオタク勝手に思っているだけかもしれないが、少なくとも「あいつらワード規制してるに違いねえ!」と推測(あるいは誤解)するに至った経緯ははっきりとあるDLsite用語言い換え問題だ。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2403/27/news095.html

エントリの例えと推測を借りて言えば、DLsiteは「コカインを”雪だるま作ろう”に、LSDを”TB-303なかよし”に……と淫語じゃなかった隠語に置き換えればなんとかセーフでは?」とあくせく努力していた訳だ。そもそもそういう手段に至ったこからも、ワードとCSAM等が密接に関連していた(あるいはDLsiteがそのように勝手判断する事情が生じた)ことは伺える。

そもそも、あるコンテンツ表現がCSAMやそれに類する要規制表現であると——どちらかといえば理念より実装レイヤーの話として、また基準が甘くなる売り手側ではなく厳しくあるべき規制側として——断定するにはどうするのか。いちいち一個ずつ動画CG集を開いて確認するのか。確認者の価値観倫理観(あと健康)はどう担保するのか。もちろん世の規制確認には、マジで人力頼みでやってるケースがかなりあるそうだし(本当に健康を崩す人もいるという)、これをAI代替させようという話は(2024年8月現在日本国内では)実例あろうともまだまだ発展途上で「話を逸らすな」になる。

確実性はある程度妥協するとして、素早くCSAMっぽいもの一網打尽にするにはどうすればいいのか。というとやはりタグタイトル、それらに紐づく検索性……言葉を狩るのがもっと効率的だろう。素早く、というのは社会於いてクソ大事であり、表現で傷つく人を一刻でも早く助ける必要もあれば、その辺の暗黒メガコーポ風情の株価が分単位で傷つけられるのを防ぐ必要もある。

以上から、とりあえず心当たりのあるところ、のそれも上位から、「お前ワード規制した?」と聞きに行くこと自体は、そこまで無意味ナンセンスではないと考える。二次元CSAMが規制されて当然というのなら(まあ当然っちゃ当然だとは思う。程度問題に留めたいところだが)、堂々と「この基準理由により我々が規制してやりましたぁ!!!」と首を獲った旨叫べばいいのであり、そうでないから我々オタクが「えー、基準不明瞭ですと、CSAM以外の表現の自由も危ういのであり……」などとダラダラと騒いではいるのだ。

2024-07-03

これ半分犯罪だろ

ちなみにリアルタイムで今恒心教の掲示板で行われていること

ハッカー公開ファイルダウンロードと分割再配布

ダウンロード効率化のスクリプト作成

・手分けしてハセカラフミリーの情報総当たり

・唐澤貴洋の新口座が発掘される

・唐澤を名乗り「あなたメールアドレス流出情報に含まれていました、うちの口座に3万振り込めばダークウェブからの削除を行います」という趣旨メール文を準備

上記文が出来た直後にちょうど脆弱企業メーラーを1つ乗っ取り成功、角川が漏らしたメアドを一気にインポートさせて順次送信中(Xで23時半頃から続々と着信報告)

データ暫定的ダウンロードし終わり、23時過ぎにTorrentGithubに流した模様

嫌儲に貼られた夏野一家などの個人情報がいっぱい書かれたレスコピペ元は恒心教の掲示板

経営者一家宅に送るピザパイナップルトッピングするかで大激論

掲示板教徒発言

自分メアド過去のものも全部含めて流出してないかかめいから、バラ撒かれたファイル落として確かめる。全文検索かけるのめんどいなあ… せや!ハッキングした企業メーラー適当尊師名義のメール一斉送信させて、自分の端末にヒットするか見るわ!

2024-06-28

知らんオッサンが「私がひまそらあかねです!」って顔出ししたら

暫定的そいつが本物ってことでいいよな

だって皆アイツの素顔知らないし

2024-06-12

少女小説、もしくは「女性向けラノベ」とラノベ関係

言いたいこと:少女小説ラノベに含めても無視してもボコボコに叩かれる」という難しい状況がある。

女性けが省かれるラノベ150選

いま、ライトノベルオールタイムベストを選出する作業が進められている。

ラノベ社会に認められるためには、売り上げだけが唯一の評価である現状では差し障りがある。文化としての成熟には体系化と批評存在必須であり、その一歩としてたいへん意義のある活動と言えるだろう。

その暫定的な成果であるラノベ150選が先日公開された。

あくまで叩き台であり、作品数的にもより拡張した形を目指していくようだが、現時点でも各年代に目の行き届いた、ラノベ歴史の流れを俯瞰できる内容となっている。

ただ、この手の企画はどのような基準で選んだとしても、あれがないこれがないという不満はどこかから出てしまものだ。ラノベ150選も例外ではない。

その中で今回特に目についたのが、「女性向け作品がない」という声だ。

これに対する企画者の返答は、女性向け作品については単独ガイドブック等が先行して存在しているから、というものだった。

合理的判断だと思うのだが、これでも納得していない人は多い。少女向けをないがにしろにするのか?と憤慨し、容赦なくボッコボコである

増田は、ライトノベル少女小説(もしくは「女性向けライトノベル」)の歴史のものについてはともかく、ライトノベル少女小説との関係性についてはちょっとした知識がある。

今のままでは企画者氏があまり不憫なので、これについて簡単解説しておこうと思う。

「ソノラマ・コバルト系」から始まったライトノベル

用語としての「ライトノベル」が誕生したのは、1990年

ニフティサーブSFファンタジーフォーラム内で増えてきたある種の若者向け小説話題を別会議室独立させるにあたって、管理人神北恵太氏が命名したものである……

といった事実は、ラノベ史ではすでに常識と言っていい情報だ。

もちろん名前はそうでも、ジャンルとしてのラノベ自体が90年に突然生まれたわけではない。起源をいつとするかは諸説あるものの、ラノベ作品はそれ以前から存在していた(存在命名の順であってその逆ではない)

そのようなラノベ小説群は「ライトノベル」が定着する以前には、個人コミュニティごとにさまざまな呼ばれ方をしていた。そのうちの一つに、ジャンル代表的レーベルから取った「ソノラマ・コバルト系」というものもあった。

言うまでもなく、コバルト文庫少女小説代名詞というべきレーベルである。つまり命名の時点では「ライトノベル」は少女小説(の少なくとも一部)を当然に含むような形で規定されていたということだ。

(ここでの「少女小説」とは当時のコバルト文庫ティーンズハート文庫などのことであり、たとえば吉屋信子や創刊直後のコバルトシリーズなどは当然ながら想定していない)

以後、他メディア化の機会などの関係男性向け作品の方が存在感はあったものの、ライトノベル(的なもの)は女性向けを含めたひと塊のカテゴリとして扱われていく。

2000年代に入り、語としての「ライトノベル」が一般に定着して以降も、この認識はそれほど変わっていなかったはずだ。

少女小説ライトノベルではない

この状況に大きな変化をもたらす出来事が、2010年代前半に起こった。

まずは2013年とある文学研究者ツイッターでこのような発言をしている。

少女小説ラノベそれぞれのジャンルについての価値判断を含んでいるとまでは言わないが、これが少女小説の側に立った発言であることはまず間違いないだろう。

少女小説ライトノベルではない。

それまでの一般的なラノベ定義史観を覆す、非常に大胆な主張である

ただ、一部のラノベ読者が過敏に反応はしたものの、この時点ではアカデミシャンとはいえあくまでいち個人の主張に過ぎなかった。

それが正式な形で世に出たのは、2014年のことになる。著書としての刊行である

この本で研究者氏は丹念に事実を積み重ねた論証により、まさに「少女小説歴史的にライトノベルではない」ことを証明してしまったのだ。

詳細は省くが、

少女小説戦前から少女文化独自伝統を直接的に受け継ぐ文学ジャンルライトノベル戦後マンガ文化等の影響から新たに生まれた新興の娯楽であり、その出自からして全く異なる別物である

ということだ。

この、市井オタクではとうてい太刀打ちできない完璧な形の少女小説ラノベ論の出現により、少女小説ラノベ派の多くは白旗を上げて沈黙することとなる。逆に、少女小説ラノベの枠内で扱われることに不満を感じていた少女小説業界関係者・読者は、我が意を得たりと快哉を叫んだ。

日本文学研究者による恐らく初めての本格的なラノベ論ということもあり、この本はもともとラノベ少女小説に興味のあった人間にとどまらず、幅広い層の人々に読まれていった。今やラノベ関連の研究ではほぼ必ず参照される一冊となっており、アマチュアでもラノベ定義歴史を語るなら必読と言っていいだろう。

これによりパラダイムが決定的に転換し、少女小説ラノベに含めるような人間は、もはやそれだけで時代遅れな「分かってないやつ」の烙印を押されるまでになったのだ。

フェミニズム的な意識の高まりにより、女性文化少女小説)の功績を男性側(ラノベ)が都合よく収奪してきた、という構図に気まずさを強く覚えるようになったのも、この傾向を後押しした)

この空気の変化は以前/以後と呼んでいいほどに劇的なものであり、刊行から10年経った2024年現在にいたっても、更新される気配は特にない。

少女小説ラノベでなくても

お分かりだろうか。

まり少女小説は「ライトノベル」ではない、というのは、もともと少女小説サイドが言い出した主張なのだ

現在では、ラノベ定義歴史との関連で(特に男性の論者が)少女小説に触れる際には細心の注意が要求されるし、実質的にはほぼタブーに近い。

企画者氏がラノベ150選から女性向けを除外したのも、世間のその暗黙の風潮におとなしく従ったという側面がやはりあるのではないだろうか。

加えて企画者氏の場合は、かつて不用意にレジェンド少女小説作家を「ライトノベル作家」と呼んで、少女小説から激しい批判に晒された当事者でもある。そのため今度は、なおさら慎重に配慮したつもりだったのだろう。本人としては。

結論として今回の件は、気遣いがすれ違ってしまった悲しい事例ということになる。

少女小説読者といっても一枚岩ではないし、自分はそんな配慮ぜんぜん嬉しくない。多数派がどれだけ否定していても自分少女小説ラノベに含めるべきだと言い続けるぞ。という人もいるだろう。その気持ちもよく分かる。

分かるが、少女小説ラノベに含めても無視しても必ずどちらかからボコボコに叩かれることになる、板挟みの苦しい立場のことも少し考えてみてはもらえないだろうか。

オールタイムベスト企画者氏は現在文化としてのラノベ保全のため「ライトノベル図書館」の設立計画を進めており、クールジャパン予算を獲得すべく自民党国会議員に働きかけている。ラノベオールタイムベストはその陳情材料にもなる予定らしい。

こうした活動文化的な意義を踏まえた上で、できれば多少の意見の相違は呑み込み、振り上げた拳をどうかそっと下ろしてはくれまいか……

という、無関係第三者増田からのお願いでした。

レスゾーン

長え! 一番言いたいことを最初に置いとけよ。

追加しときました。

核心部分が何で匿名やねん

はてな規約関係っすね

ラノベルーツの1つは少女小説である」と「少女小説ラノベである」は意味全然違うと思うが(後者を主張してる人いる?)

ラノベオールタイムベスト”に、ある少女小説を推すとした場合、(少女小説全体やレーベル全体ではなく)少なくともその作品は「ラノベ」で(も)あることが自動的に前提となるのでは。

逆に言うと、ラノベではないがラノベオールタイムベストに入れろ、は通らない。

逆になんでそんなに熱心に漫画しろラノベしろ女性向けのもの排除したがるのがわからんモチベが怖い。

排除ではなく、少女小説の側がラノベに括られることを拒否した運動があった、という話です。

クール・ジャパンから公金を引っ張るために少女レーベル未分化期を無視するのは仕方ないキリッ されて、納得は出来ないですけど………

リストから少女向けを除外した理由(と思われるもの)と、批判トーンをなるべく抑えてほしい理由は、別々に書いたつもりです。

wikipediaより「1990年初めにパソコン通信ニフティサーブの「SFファンタジーフォーラム」において〜「ソノラマ・コバルト」などのレーベルから出版物に「ライトノベル」と名付けたことが始まりコバルト入ってるやん

はい

その話を本文に書いています

その、とある文学研究者って誰だよ。名前を出してくれないと分からないよ。2013年の事なら記憶にありそうなものだが思い当たる人がいない。

ツイートの件はともかく、著書の話を見ても心当たりがないなら、たぶんそもそも知らないんじゃないかな……

そんな知らん研究者お気持ちなんか知らんがな その研究者とやらが何言おうが150選選んだのはその企画者だろう

その「知らん研究者お気持ち」が定説化して力を持ってしまっているという現実があるのです。

 「女の扱いがわからいから透明にしておきました!」

たとえとして適切か分かりませんが。

ナンパ不快に感じるA子さんと、女をナンパしない男は無礼だと信じるB子さんがいるとします。二人のナンパに対する意識は、事前に外から判断できないものします。

この場合男性が取るべき行動は、ナンパをするではなく、ナンパをしないになるのではないでしょうか。

後者消極的不作為に過ぎませんが、ナンパ行為はA子さんにとって積極的な「加害」となるからです。

2024-06-09

量子力学観測問題解釈模索

状態ベクトルの収縮は、ユニタリ変換による時間発展という過程露骨矛盾しているように思える。

どのように20世紀物理学者はこの問題に折り合いをつけていたのか。

ボーアによるコペンハーゲン観点

状態ベクトルは実際に量子論レベルでの実体を表すのではなく、観測者の心の状態を表していると主張している。

したがって、状態ベクトルの収縮という過程でのジャンプは単に観測者の知識状態不連続な変化の結果で、物理学実体を持ちうるような物理学的変化ではない。

環境によるデコヒーレンスという観点

観測という過程物理系はそれを取り巻く環境と解きほぐしようもなく絡み合うことになるという事実を利用する。

すると環境における自由度ランダムで、観測不能と考えられるため、その自由度を足し上げることによって、状態ベクトルによる記述ではなく密度行列による記述が得られる。

この密度行列が、基底に関して対角行列となる時、物理系は対角成分のうちの一つによって表される状態になり、その状態にある確率は対角成分の値によって与えられる。

世界という観点

状態ベクトルユニタリ変換による時間発展をし、物理学実体を表している。

その結果、観測においてはあらゆる観測結果が同時に存在する。

ただし、それらの観測結果のそれぞれが観測者の意識の異なる状態と絡み合っている。

したがって、対応する異なる意識状態もまた同時に存在し、それぞれが異なる世界体験し、異なる観測結果に遭遇することになる。

新しい物理理論という観点

量子力学の従来の定式化は暫定的で、観測過程意味づけをするために新しい物理理論必要という可能性もある。

ブロイボームの枠組みや、コンシステントヒストリー理論のような標準的量子力学と異なるような観測結果は持たないようなものもあるが、別な枠組みによれば、少なくとも原理的には標準的量子力学と新しい理論区別する実験存在すると思われる。

 

おそらく物理学者の大半は、これらの観点最初の3つの観点を抱いていると言っても良いと思われる。

そうした物理学者は、量子論形式が持つ数学的な優雅さは言うまでもなく、量子力学予言が目を見張るような形で例外なく実験によって立証されているということが、この理論が何ら変更を必要としていないということを示す、という議論をするかもしれない。

しかし、これらの物理学者のうち多くがそれでもなお量子力学に関する現状に居心地悪さを感じているかもしれない。

その理論に対する完全に認められた唯一の解釈存在しないという単純な事実が、この居心地悪さを煽っている。

2024-05-25

anond:20240525200454

弱者男性研究家だけど弱者男性ってフェミニズムじゃない。

明らかにフェミニズムのような「主義」ではない。

しか貧乏のような「経済的状況」として言い表すのは十分でない。

逆に「属性」では広すぎる。

弱者男性出身国のような「アイデンティティ」にしてる人は少なそうだ。

「障がい」のように事故事件があって突然生じるものでもない。

「宿痾」は近いかも知れないが、マイナスイメージビルトインされすぎてる。

いま現在暫定的結論としては、弱者男性は「セクシャリティ」。

2024-04-13

rocoroco3310 子供から親を奪ってるのは、親権問題じゃないってば。単独親権でも共同養育は十分可能で、実際に共同養育してる元夫婦はたくさんいる。できないとこは壊滅的に関係性が悪化してるからでしょうに

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/106069.html

マジかよ

権利がなくても実態として個人が養育できれば本人が納得できるからOK

ってこと!?

 

まり同性婚でも同じことが言えるわけだ

権利はもらえないけど実生活として婚姻関係もつように暮らせれば幸せ生活は十分可能で、実際にそういう同性愛カップルもたくさんいるってことだよね。

 

でも法律としてさ、婚姻関係を認めてもらえないともろもろの権利はもらえないわけじゃん

相続とか病院の面会とか税のいろいろとか「家族」と認めてもらえないと困ってることが沢山あって声を上げてる人たちがいる

 

じゃあ親権はなくても困らないの?本当に?

今、仮に親権のない親が学校への参画やもろもろに困ってなくてもそれは周囲が親権をことさら確認しない優しさだったり夫婦仲が暫定的にいいからだよね

本当に未来永劫「でも親権ないですよね」って言われる場面は訪れないの?

 

しか同性婚はまだマシだよ

だってどっちも権利を持ってないんだから

親権で、彼が言うように「夫婦関係性がよい離婚」ならたぶんほぼ女性親権持ってるよね

まあ男女関係ないけど元夫婦関係性がよかろうが愛してる我が子に親権がないと思いながら接して隣には親権を持つ別れる結果となった人がいるって俺なら辛い

だって夫婦問題じゃなくて父子、母子問題から

 

権利がなくてもいいよね!ってすごくグロテスク発言だし、それで権利が無いのが男に偏ってる現状があるわけで

離婚しても「子供を愛してる親の権利を持った親」でいる権利ぐらい許してほしい

 

彼は共同親権よりも夫婦仲による運用の厳しさを重視してるみたいだけど、ひとまずは主に男性夫婦関係のこじれなどでも子供への権利が奪われてることを見てくれ

彼は同性愛LGBTには寛容のようだから愛する人との関係を認められ続ける権利を親子に拡大してくれることを願ってる

2024-03-06

生成AI時代に絵の素材が欲しいならAI術師の絵柄を学習しよう

例えば、ゲーム美少女キャラ絵が欲しいとする

そして生成AIなら依頼料を無視できる、となると、クオリティを高める、雰囲気を維持するには

決まった絵柄のlora......loConでもloHaでも可、本文では暫定的にloraとする......があると良い

が、ここで誰もが知るプロを持ってくるのは危険

プロだと絵柄などがブランド化され先日AI絵敗訴した中国判例を持って来られると負けかねない

経歴が長いなら、かなり強火なファンもいるので後々が面倒な地雷を抱えることにもなる

だがしかしプロ級でなければクオリティ担保はできない

そこでAI術師である

5~10フォロワーあたりのAI術師のloraを作ろう

パッと思いつくだけで利点が3つある

1つ

基本AI利用者は手描きに不可能AIの利点である品質イラストの即時量産、および投稿をしている

これが何を意味するか?

loraの材料がとても多く揃うのだ

10万級となると違和感となる部分もそうそう無くてありがたい

これでたった1年目の新人でもloraの射程範囲に入る、人間なら材料が足りなかったであろう

かなり厳選してもたった1~3ヶ月の分量で50枚、十二分足りた

そして今もまさに良質な餌を大量生産し続けてくれる

1つ

10万級のAI術師は可能な限り絵柄を揃えている

これだと手描きプロリスクと変わらない可能性も出てくるが、AI生成物にどこまで著作権適用されるかは世界的にも不透明である

そして、彼らならばAIを使っている分、下手に動くと藪蛇になるため動き辛いだろう

たまたま使っているモデルが似通っただけです、生成方法を明かす義務特にないです、魔女狩りですか?」

こう言われてかわされる懸念もあるためだ

また、無断学習禁止などプロフィールにはとてもだが書けない

NightshadeもAI術師であるがゆえに掛けていない

ノーガードだ、これも利点かもしれない

1つ

大変ありがたい事に、AI術師の多くが白い背景で出している

loraに本当に関係あるのか?どうなんだ?と議論されているみたいだが筆者は白背景の成功率が高いように思う

オカルトかな?

あとの己が出した生成イラストの細かい修正だが、自分でやれないやるのが面倒ならば

フリーランス依頼サイトで加筆修正できる人間安値で雇うといい、当人を雇うより安いであろう

しか自分でやれれば無料

これこそ生成AI醍醐味である

これで簡単かつ安全プロ級で雰囲気統一された美少女キャラゲームに登場させることができる

もう何も手描きだけが"美味い"世界では無いのである

良質な餌はあたたかみが無くても良い

2024-02-26

anond:20240226202719

男女差別かというのは一旦置くが

満員電車暫定的解決策として鉄道会社女性専用車両を設置した理由をよく考える必要がある。

本来ならば痴漢が大量に発生するもの放置していれば鉄道会社責任を求める声は大きくなるだろう。

それを回避するために、いっとき解決策を用意してるだけだ。

痴漢女性専用車両を開いたんですから私たち責任はありませんよと言っているようなものだ。

こう言った態度は真に解決することを遠ざけるし、解決することに価値を置いていない。

男女対立を乗り越えて鉄道会社糾弾できるなら、社会というのは次のステップへ行くのだろう。

2024-02-13

既存品を加工するライフハック的な動画があまり釈然としない

フォークとか、チェーンとか、フライパンとかを加工して便利なもの作るやつ

暫定的対応ならわかるけど、利便性のために本来用途破壊して恒久的な措置に使うのが釈然としない

そこまでやる技術と道具あるなら板とか部品から作れば良いだろ…ってなる

2024-01-23

性格の悪い婆さんに処方する薬は何か

クエチアピンか抑肝散だろうと思ったが、診療報酬上、暫定的につけた病名がICD-10 情緒不安定パーソナリティ障害DSM-5 境界性パーソナリティ障害)なのでクエチアピンは処方できないはず(だよね?)。

ということは抑肝散だろうか。

関連記事

https://anond.hatelabo.jp/20240123163552

2023-12-10

10試行錯誤してわかった最もストレスのない通知音・着信音

どんなに好きな曲でも通知音・着信音に使うと嫌いになる。これは度重なる通知・着信のストレスによって、記憶簡単に上書きされてしまうため。

ふだんあまり耳にしない自然音も繰り返されるとむしろ自然となり、じきにストレスを感じるようになる。

もちろんこれらも暫定的結論しかない。最も理想的なのはそもそも通知音・着信音が鳴ること自体を減らすことである

2023-11-19

今回の水着撮影会中止派の人達が最終的にどこまでやるつもりなのか分からないのが怖い

https://anond.hatelabo.jp/20230609173551 追記 右派保守の人も今回の撮影会に「中止にするべき」と思う人は居そう(むしろ右派の方が多いかもしれない)と思ったのでタイトルと本文を修正してみたよ 暫定的に「水着撮影会中止派」としてみたけど、これでいいかはよく分からない、後で変えるかも -------------------------------------------------- 私みたいな人が多いのかどうかは分からないけど、一人の感想として まず「県が運営する施設で」「未成年が」「プロではなく素人撮影する撮影会」だと、私の感覚としてはまずいんじゃないかという感覚は分かる ただ法的に正当な手順を踏むべきだと思うし、イベント丸ごと潰れて成年の人まで巻き添えになるのは明らかにおかしいんじゃないかと思う そこで不安になるのが「本当にこの人達未成年を参加させない所までで止まるんだろうか?」という疑念 水着撮影会中止派の人達本音を知り

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん