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はてなキーワード: 因果とは

2025-01-24

anond:20250124114249

たぶんだいたいは因果が逆で、

まず生きづらくなっており

からインターネット正義面する遊びに熱中している

2025-01-22

Togetterの話ではてブ民の他責思考が極まってておもろい

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/togetter/n/n670fea6b837b

はてブtogetterだらけになって困ると言うことについてtogetter文句を言っているやつやべーだろ。

しかも一人とか二人ではない。結構いる。

あのさあ。

togetterの良し悪しや好き嫌い個人自由に論じらば良いのだが何でよりによってはてブtogetterだらけになることの文句togetterに言うのか。

はてなブックマークホッテントリがどういう仕組みになってるのかがわからないのか?だからこう言う発言を平気でするのだろうか?

Youtubeでトゲッターより何倍も再生数がある動画よりもトゲッターばかりホットエントリーするのははてブ民がそれを好んでいるからであり、

ゲッターはてブ汚染しているのではなく、はてブ民がトゲッターを好むような奴らばかりであると言うことがなぜわからないのか。

そんな奴らがキュレーションしているものを好んで見ているはてブ民の自分こそがカスであると言うことがなぜわからないのか。

それとも普段はまともだけど自分が気に入らないものについて語る時に因果を超えちゃう壊れた思考回路の持ち主なのか。

まあ実際そう言うバカな人も何人かはいるのだろうが、みんながこのレベルバカではないだろう。

ももう一つの可能性はただのバカよりなおたちが悪い。

はてブ悪者であってはならない。はてブを使ってる自分には落ち度がないと考えている人たちが多分いるのだろう。

これは救いがなさすぎる。


はてブホッテントリキュレーション精度がクソすぎて不満なら、さっさとはてブを使うのをやめて別のキュレーションサイトに行けばいいのに。


なぜそうしないのか。


答えは一つ


書いてて途中から大して面白くない話になることが見えたので無理やり落ち着けて終わり

2025-01-21

フェティシズム的な性欲の様態について

anond:20250119180414

anond:20250120133748

どちらかに共感できるかなと思ってトラバ元を読んだらどっちもセックスしててワロタ他人のこと好きすぎるだろ

男のAロマセクは逆説的にある程度セックスしてないと非モテ童貞文脈に回収されてしまってセクシャルマイノリティ文脈まで到達しないのか?

せっかくなので性経験無しの自分の事例について書く。自分がAロマないしAセク(自認)であるかは措いておく。ただ性欲があるのにAセクというのも不自由言葉じゃないだろか

 

以下自分語り

自分10を過ぎて性的に目覚めた瞬間から性欲の様態特殊で、生身の人間に向かなかった。現在20台未婚。

より限定的な言い方をすれば、交尾する男女のどちら側に対しても感情移入を拒んだ。

性欲(性衝動)そのもの多寡比較しようもないが、友人との対話ネット上の語りなどから推察するにやや弱から普通程度だと思う。テストステロン値は必要なかったので測ったことがない。

 

ただ逸脱した性的好奇心というのは人一倍あったように思う。自分場合はどこまでもそれに自分の肉体的な感覚がついていかなかった。

最も平凡で"模範的な"セックスをも含めて、性行為一般行為者全ての協同による性的ファンタジーの実演と自分理解している。全てのセックスは演技なんである。それに合わせて言えば、自分はその中に私自身が含まれる種類の幻想を抱くことができない。

(本題ではないが、そもそもセックス不文律多数派の力によってうやむやにされているものの、相互理解を前提としてBDSM手続きを見習うのが本質に適う上、いまや男女双方の利益にも適うのではと思う)

 

具体的な方が話が分かりやすいと思うのでわざわざ告白すると、自分が愛好する最も典型的表象女性同士のSMである

しばしば女嫌いの女オタクが「壁になりたい」などと語ることを思うと、自分の裡にも男嫌いをより根深い趣向として見出せそうな気分になる。男性上位類型ファンタジー特に肌に合わないことからも。

まあ生身の人間は男であろうが女であろうがそんなに好きではないので、これも男性性欲恐怖とでも呼んだ方がよいかもしれない。

他にも「女性器がキモい」とかそれ以上分解しようのなさそうな感覚について書くことはできるのだが、先に書いたように自分の一貫した性的傾向は性の目覚めとほぼ同時に存在していたので、何もかも後付けという感じもする。

 

翻って生身の人間関係は、ものさなので淡白な人付き合いをしている。実生活で会う人間が性衝動対象になることはない。

コミュニケーションコストが低い(共感やすい)人間を選り好みし、男女で同じ基準適用すると必然少数の友人のほとんどは男性になる。

今一番連絡の頻度が高い友人は女性ではあるが、それは一番親しいからというより、単に彼女の親しんだ友情様式比較的どうでもいい日常の雑事でも共有したい)に自分が合わせているという事情が大きい。

から自分性向には極めて自覚的だったので、恋愛事はすべて対岸の火事として見ていた。

恋愛から衝動を抜くと独占と依存欲望(あといくつかの退屈な儀礼的しぐさ)くらいしか残らないが、上の性的傾向と相関や因果があるのかないのか、どちらも自分には欠けていた。

自分はかっこつけて言えば根っからリベラルであり、最悪の言い方をすれば女々しくて他人ことなど何一つまったく決めたくないのである

 

ここまで抽象化してみれば、自分病態の中心的なところは性欲の傾向というより、ポルノセックスの間の断絶にあるのではないかという思いがしてきた。

生身の人間をどこまでも人間としてしか見ることができない、ならば他方自分性的対象としているもの人間ではないのかという疑いがかかる。

必ずしも自分二次元表象に限り愛好するという訳ではないのだが、人並みに美少女を愛好する。

ところで美少女というのは記号の塊であるから、これを人間女性代替であると考えるのは適当ではない。美少女が生身の女性イワシの頭のどちらに近いかと言えばイワシだ。物神崇拝である

尋常セックスをする通常人であっても美少女を嗜む人は多いと思うが、自分にとってのフェティシズムは気まぐれに妻に学生服を着せたりするようなセックススパイスではなく、性欲そのもの位置に居座っているものなのだ

繰り返すがこの趣向は自分の性の目覚めと同時にあったものなので、ポルノ依存というのも的外れである世界ポルノが無くても自分セックス倦厭しただろうと思う。

 

自分人間欲情できないことの傍証として、三次元表象においては、演者自分理解できる言語で喋っていると欲情できないという特性がある。同じ理由でガワが二次元でも音声作品は消費しない。

点が三つ並んでても人間の顔なのに、理解できる言語で喋ったらそれはもう完全に人間なんである。和モノは全滅である英語自分が聞き取れないほど訛っていたり、語彙が高尚だったり低俗であれば可である

 

本邦リベラルポルノによるセックスリアル)への浸食危惧しているが、"本当は"ポルノセックスが地続きなのだ理解している私に言わせれば、それらの断絶の先にいるのは私のような不能だ。

 

話が取っ散らかってきたので終わりとする。

2025-01-20

グーグルクチコミ対応相談がある(飲食店

地方都市にあるラーメン(チェーン)店で働いている。一応社員である

単刀直入に言うけど、マジで社会的に殺したい客がいる。俺の殺意はマジだ。それくらい憎い。

そいつのせいで、従業員が二人やめた。畜生だよ。英語だとファックって言うのか?

手短に話すと、その客がグーグルマップクチコミに書きたい放題書いてくれるのだ。

ほかの客でもひでえこと書く人はいる。でも、それはこっちにサービスの落ち度があって、実際にそれも確認できている(サービス高菜のツボを持って行かないとか)。

よって、まだギリギリ許せるのだが、そいつはあることないこと書いている可能性がある。

だいたいこんな感じのことを書かれてる。実際はもっと長文だ。

・Aという店員ラーメンを一時置きするシンク台に腰かけていた

・Bは食事を持ってくるときにお椀に指を突っ込んでいた

・CとDが勤務中にお客の前で大声で雑談していた。CはDを明らかに口説いていた

※様子をレビュー本文で描写

今さっと書いたけど、実際はもっとネチッこく大量の文を書き散らしてくれる。もっとひどい書き込みだってある。

上の書き込みが原因で、B君とDちゃんアルバイト退職してしまった。

あいつじゃないか、という客はほぼわかっている。けど直接対決しようにも、もし違っていたら本当に失礼だし、どうすればいいものか。

一応、グーグルには削除申請を出している。それでも消えなかった。

追記本社に「削除申請を出して」と言っても、取り合ってくれないとまでは言わないが、消極的な反応だった

ここで相談したってどうしようもないのかもしれないが。

Yahoo!知恵袋よりはマシだと思っている。前も解決してもらったことがあった。

何でもいいか意見がほしい。別に経営者じゃないか放置でもいいのかもしれんが、俺にも最低限の責任感はある。

アルバイトの子を守ってやらないと、という思いもある。

追記

それにしても、グーグルマップとかネットクチコミというのも因果ものだ。

ある日勝手自分のお店が登録されて、周りのお店との競争に巻き込まれてるのと一緒じゃないか

強制参加の戦いみたいで、なんかちょっと思わされることがある。まさにデスゲーム!だよ。

からすると、こんなのグーグルが、資本力にモノを言わせて中小企業自営業者を飯のタネにしてるようにしか思えん。

anond:20250120105035

因果適当でっちあげるのはやめましょう

今の日本繁栄があるのは私が神に祈りをささげたからにほかなりません

2025-01-18

anond:20250118113430

世界一大国であることと格差があることは関係があるのでしょうか

なんでも因果に結びつけるのは早計だと思います

ひとまず私に5000兆円ください

圧倒的格差がこの国にどのような影響を与えるのか社会実験してみましょう

anond:20250118014407

いや、チー牛がパブリックエネミーとして認知されたからこそスラングとして成立している

今まで公然女性蔑視を行なってきた因果だよ

無差別女性を敵視してツイフェミを勃興させたのもお前らやね

2025-01-17

anond:20250117205351

性的搾取した因果だよ

ポルノ中毒者の末路は他人が思い通りにならないだけでキレる孤独老人です

昭和ポルノ漬け老害を見ればよく分かるね

2025-01-16

氷河期おじさん、就職活動新卒数年目くらいまでずっとこんな以上に冷たくて陰湿理不尽でアホみたいな要求してくる非効率的会社ばかりでほんまにずっとやっていけるんかいな…?

と思ってたけど無事社会全体が沈みますね、お先真っ暗ですという話が多くなってきてご飯がおいしい

そうだよなあ、あんなんで繁栄し続けられる道理無いよなあ、良かったわ、因果がきちんと応報して

バブル団塊に対してこれからもっと風当たりが強くなる社会になってくれるとうれしい

2025-01-12

anond:20250111203634

でもこれ因果が逆だと思うんだよね。留学なんて陽キャでも(むしろ孤独耐性ない陽キャほど)メンタルぶっ壊れるし、まして日本外国人学生フレンドリーとは言えないからな。

留学で病んで発狂して、そこに自分の中にあった、韓国無視概念説明言葉として、後付けしただけでは?一定数壊れるやつが出てくるのは、日本人も韓国人も中国人も変わらないと思う。

2025-01-09

anond:20250109173351

人種の話なんて誰もしてないんだよなあ

ナチスをみても危険思想人間暴力的になるという因果がある

ネットミソジニーもそのうち、女子中学生を刺殺するような犯罪者になるんだろ

2025-01-08

尾道訪問

11月尾道にいったらあまりに良かったので、あまり間を置かず、年始にまた行ってきた

港湾駐車場

四国から行ってるので、旅はしまなみ海道を渡るところから始まる 旅っつうか、片道一時間なので全然旅ではないんだけど、しかし、精神的には旅みたいなもんですよ なんせ良いところだ

しまなみ海道渡りきったら車を港湾駐車場に停める 港湾駐車場はおそらく尾道でも屈指のでかさの公営駐車場で、屋上(2階)から尾道水道が見えるのがうれしい

まあ尾道水道は尾道にいればガンガン目に入るんだけど、スタート地点からもう見えてる!っていうのはひとつ大事な要素だと思う

駅前

尾道観光に来たのだからラーメンを食べずに帰るわけにはいかないので、港湾駐車場から歩いてラーメン屋の多い方向に向かう その方向には駅がある

駅前にはまさに広場という感じの広場があり、カッコいいでかいロータリーがあり、尾道水道の前は一面ウッドデッキで、ベンチなんかも結構設置されていて、とにかくイイ 適切に運営されている観光地だと感じる 気概を感じる

駅前あたりからは千光寺という有名寺社のある山がみえ

山の頂上には、細長い、特徴的な形の展望台(PEAK)がある

前に来たときロープウェイでその山に登って展望から尾道を一望したため、俺は逆に下界からPEAKをハッキリと認識することができた

おそらく、PEAKにいる人間にとって下界はすべて「景色」でしかなく、そこから逆に覗き返されているとはつゆほども思っていまいと思う

だが俺は見ている 実際、見ていた 

見ているぞPEAK、と言う

彼女がそれを聞き、PEAK好きやねえ、と言う

(俺はPEAKが好きなのか?)

本通り商店街ラーメン

ついたのが丁度昼どきで、年始休みなので、文字どおり全てのラーメン屋に行列ができていた

行列があるってことはあそこにラーメン屋があるんだな、という推測すら成り立った

行列のないラーメン屋はないかなあ、などと言いながら、本通り商店街とよばれるアーケードを歩く

本通り商店街はかなり栄えていて、普段シャッターの降りた店がほとんどない 今回は三が日だったのでさすがにそれなりにシャッターを見たが、そのほとんどに年始挨拶文やちょっとした正月飾りが貼られていて、かえって賀正の素敵な雰囲気が醸し出されていた

そして行列のないラーメン屋はなかった

それならば、ということで、逆に人気店に行くことにする どこに行ってもそう変わらなそうだから

前回行った人気店(まるぼし)の横の人気店(牛ちゃん)に向かった

店の近くにチーズケーキ屋があって、彼女が寄ろうという 寄ってチーズケーキをふたきれ買った

前回行ったまるぼし側の行列っぷりは常軌を逸していて、おそらく一時間以上待つことになるだろう長さだった ややビビりながら、牛ちゃんの列に並んだ まるぼしサイドの列に比べればかわいらしい行列だが、30分は待ちそうだ 尾道ラーメン、恐ろしい

その行列に並んだところで、彼女チーズケーキを食べようと言う メシを食う前にチーズケーキを?と一瞬思うが、並びながら食べるつもりで買ったんよ、と言う姿がかわいい

並びながら食べることにする おそらく皿の上でナイフフォークなんかを使って上品に食べられることが想定された、上質なチーズケーキだった 素手で空中で食った 美味

そして実際30分くらい並んで、ラーメンにありつく

うまかった

尾道ラーメン、食べた瞬間の爆発力みたいなものはそこまでないが、しみじみとうまいというか、ずっとうまい感じがする 飽きにくい

ちゃん尾道ラーメンは、焼肉屋でもあるという店の特徴を反映してか、脂の甘みを強く感じた

卓上のかつお節を加えるとまた風味が変わってうまい

宿へ

駅前さくらホテルに泊まるのは前回に続いて二回目なので、勝手知ったるものだ 残念ながら前回に続いて低層階だったが、全室シービューで、低層であることでかえって近くに尾道水道が見えた ということにしておこう

宿を出て山に登ろうかとも思ったが、前回登ったからまあいいか、ということで、部屋でくつろぐことにする

晩飯

前に行ってよかった居酒屋にまた行く というか、この店が年始にもやっていることがわかったか尾道に来た、という因果ですらあった

出汁と酢をフィーチャーした豆皿料理の店、というのがコンセプトで、そのコンセプトから期待されるもの完璧に満たしてくれる店だ

出汁や酢の効いたいい感じにシブい料理ちょっとずつ出てきて、日本酒なんかを飲んだりして、いい気分になる しかし純和食というわけではなく、チキン南蛮とか魚のフライなんかもあって、適度にカジュアル

また出汁サワーという謎のサワーがあり、これはサワー出汁昆布煮干しが入っているというイロモノっぽいものなんだが、なぜか妙にうまい

しかもこう、探し出す必要のないうまさというか、「よく味わったら実はうまい」とかじゃなくて、ひと口目からストレートにあっこれうめえ!ってなる

食い物もお通しから全て安定して美味しい

わりといいお値段がするが、いい店だ……

夜の尾道

日が落ちて静まった本通りを通って、ホテルに帰る

メチャクチャ寒い 本当に寒かった

酒に酔った彼女ゆっくり歩くので、背中を押して歩くスピードを上げてもらう 人間を押して移動させるのは、ミニゲームみたいでちょっと面白い

ホテルの前の海岸通り街路樹イルミネーションが飾られていて、しか結構気合が入っているというか、単色なんだけど密度が高かった

でも超寒いからすぐ帰った そして寝た

朝の尾道

揚げたてのがんもどきをメインにした朝食を出している小さい店があるということで、心惹かれたので行った

7時半からやっているが、ついたのは8時 全然早朝ではない時間

でも気分は早朝だった 冬の朝に早起きして、ちょっといい感じの朝食を食べに出るという気分だった

店はかなり良かった

店内ではストーブの上で鍋に入ったおでんが温められていて、雰囲気が非常によろしかった

揚げたてのがんもどきうまい 通常のがんもどきとはまったく別で、食感としてはもうクリームコロッケとかの方が近いくらいに柔らかく、いい味だった

店主さんの前に置かれたケースに揚げる前のがんもどきタネが大量に入っていて、食事を終えてそのケースをふと見ると、大量のタネがすべてだんご状に丸められていて、その感じもよかった

帰り道、尾道駅の裏手を歩いていると、具体的な内容は忘れてしまったが、地元学校放送部によって録音された、「自転車には鍵をかけよう」とか、「ヘルメットを被ろう」とか、そういう内容の録音が聞こえてきた

結局そういうのがいちばんグッとくるんだよな

踏切が開くのを待っていたら、近くにネコがいたので、観光地だから人慣れしているだろうと思って近づいたら、迷惑そうな顔をして逃げていった

結局そういうのがいちばんグッとくるんだよな

パン屋航路

朝の本通り商店街は多くの店がまだ開いてなかったが、パン屋航路はやっていた

尾道にゆかりがあるらしい(読んだことない)小説暗夜行路から名前をとっているらしいと聞いて、かなり好感度が上がった店だ

店内はかなり狭いが、並べられたパンはかなり多く、キッシュフォカッチャベーグルクロワッサンと、各カテゴリ取り揃えられていた

いくつか買って帰る いい感じのパン屋で買ったいいパンを所持していることは、精神にいい影響を与える

向島

ホテルをチェックアウトして、向島に行く

尾道水道を挟んだ向かいにあるのが向島だ 直線距離だと200メートルもなさそうな感じで、すごく近い

渡し船が何航路かあるというので、一番近い乗り場に行く 時刻表なんかは無くて、10分くらいの間隔で運行しているらしい

運賃はなんと60円 本当に60円で、なんやかんやオプションで結局320円くらいになったりもしなかった

なんせ近いので、船は3分くらいで向島に着く

向島に行ったのは、フォカッチャの店があったか

パッファーフィッシュフグロゴにしているその店はパッファーといい、本場イタリアっぽいフォカッチャや本場イタリアっぽいケーキを売っていた かなりイタリアっぽい空間だった 向島、やるなと思った

(フォカッチャは家に帰ってから食べたが、リベイク

してオリーブオイルをつけて食べることで真髄が発揮され、抜群にうまかった)

パッファーのあるあたりは、道がひらけていて、店が並んでいて、何というか妙に「駅前」っぽい

駅はないんだけだ、雰囲気が完全に駅前なんだよな

駅がないと分かっていても駅をつい探してしまう 駅がないことが直感的に受け入れられず、ちょっと不安になる そんな場所だった

あと、近くに「悶舌飯店 MONSITER HUNTEN」という中華料理屋があって、全体として、やるなあ向島!と思った

向島スーパー

フレスタというスーパーが近くにあったので、寄ってみた

「ぶちうま」というポップが目を惹いた 

広島みやげの菓子の袋に「ぶちうまいけぇ」と書いてあるのを見て、ハイハイ、どうせこれは観光客向けの接待方言なんでしょう、こんな分かりやすもんじゃねえですよね方言は!なんて思っていたが、もしかしてマジで言うのか?「ぶちうま」って……

惣菜パンが充実しており近所にあれば通うだろうスーパーだった

帰る

向島からまた渡し船に乗り、尾道に戻って、昼飯を食って帰った 駐車場の向かいにあったイタリアン、ポルタ・ディ・マーレなんてカッコいい名前のところで、ここもサラッとレベルの高いメシが食える感じで大変よかった ランチセットが1400円くらいなんだけど、食後のデザートアールグレイ風味のパンナコッタが紅茶とともに出てきて、味も非常にいい感じで、パンナコッタと紅茶のセットって喫茶店で食ったらかなり安くても600円くらいはするよな、と思うと、じゃあガチイタリアンのカルパッチョサラダ+本格パスタで800円程度ってことなのか?ということになり、メチャクチャ安かった気がしてくる

イタ飯を食い、満足したところでひきあげることにする

パン屋パン、フォカッチェリアのフォカッチャプリン屋のプリン土産が大量にあるので、寂しさよりも楽しみの方が勝つ 総合的に見て、かなりいい体験だった

さら尾道、また来る日まで!

たぶん今年中にもう一回くらい行くんじゃないか

いいですよ尾道

前に行った山方面もかなりよかったし、ゲストハウス旅人文化みたいな部分も素敵だと思う

メチャクチャいいと思う

2025-01-06

病むために病むなよ 一遺族より

病み系とか「メンヘラ」ノリとかあるじゃん

あるいは遡って90年代完全自殺マニュアルとか鬼畜系ノリも含めてもいいかもしれない

ファッションとしての病み」とか、「生きやすくなるためにわざとメンヘラになる」とか知らんけど

私の妹は順調にそう言うミーム摂取しまくって、数年前に自殺しました

「病む病む」って言って病んだし、「死ぬ死ぬ」って言って死にました

遺品生理とき

本棚にはちゃん完全自殺マニュアルがあったし

何かよく分からんゴシックロリビジュアル系バンドCDが転がってました

歌詞死ぬとか殺すとかそんなのね

漫画も、少年少女わずなんでも読む妹だったけど、NANAとかから始まってたのは良いとして

ウシジマくんフォロワーみたいな漫画もあったり

妹がどういう世界最後よどんでいたのかイメージできちゃって

別にそういう表現に妹が殺されたとかそんなこと言わんけど、鶏が先か卵が先か因果なんてわからんけど

から私はそういうファッション的なメンヘラとか病みノリが、一言で、嫌いです

お気持ちだけど、しょうがない

もちろん私はそういうのが嫌いだから理解しないし、第一印象で言います

嫌いです

「生き辛さ」を辛さとしてあらわす表現必要だろうが、死とか精神的な病を本当に「そのまま」肯定しまくったりあるいは「人間なんて所詮そんなもん」って言い張る表現が多すぎるんだよ

それを漫画の中の誇張表現じゃなくて現実に、わざわざ引っ張ってくる人も多すぎるんだよ

漫画アニメは、それこそ「人間なんて所詮」という表現は、それこそ「所詮漫画アニメ小説」であって、社会問題とか人間内面を劇的に描きまくってズバリと答えを出したり理由を導くようなものじゃないよ

はっきり言うよそれは

妹が死んだ時よりもさら世間空気はどんどんそっちよりになってるし

妹には「そのまま」生きてほしかったけど、でも病は、問題は、やっぱりそのままじゃだめなんだよ

私は妹が死んで「病んだ」し、それを「そのまま」見つめることもしたけど、でも回復は目指さないといけない

でも、まあ妹は「何で?」とか「健常者乙」とか言い返しそうだなって

そんな会話は結局しなかったけど

でも「病み」って、病って言葉を使ってる時点で、マイナスイメージから始まってる時点で、やっぱり問題意識はあるんでしょ

所詮そんなもん」「だから人間なんて」を繰り返しに繰り返して、病むために病んで、そして死ぬために死んで、それでどうなるん?

答えはすぐでないけど、「病むために病む」ことだけはやめてほしいから、もうファッションみたいな「病み」、娯楽としての「メンヘラ」を憎むよ

卵鶏理論だけど買うする男がいなければ売春する女は存在しないというのは因果が逆転している気がするなあ

売ってなきゃそもそも買えないんだから

anond:20250106103425

人間はなんでもかんでも因果があると思い込む

2025-01-05

anond:20250105145335

さっき『そうだよ』とか言ってたが

事実ベースで言えば男が女をバカにしたと言う話は当の本人が店と関係ないことから書いたと自白したんだから、それベースで発生した店へのバッシングはただの誹謗中傷だろ。

バッシング根拠が消えたと言ってるんだよ。

もっと盛った』の言った言ってないは後から出てきた別の話で、そこに根拠見出しても因果おかしく、根拠のすげ替えにしかならない。

それを理解すべきだよ。

anond:20230921125631

これ、自分が書いたのだけれど

因果か偶然か、年内に親が、そして半年も経たないうちに妻がこの世を去った。

図らずとも答え合わせができてしまった。

やはり、他人に触れてほしくなく、必要以外は距離を置かせてほしい、それがアンサーでした。

あと、ちょっと極論言うけど葬式結婚式も同様、式や葬祭の費用集める手段だね。

葬儀会社はもちろん、お寺に払うお布施結構するし、家族葬にしたら収支だけで言うとかなりの赤字だったよ。

anond:20250105133557

弱者を振り翳して女に暴言暴力振るってきた因果だね

チー牛は死ぬしかない

2025-01-04

それは増田想像してるような、「借金をする→金持ちになる」という単純な因果ではないし、むしろ因果は逆だろう。つまり、「金持ちである→許容可能な損失額が貧乏人に比べて高い(=借金できる)→(その許容範囲内で)借金することがある」だ。

安全性を考えずに高レバレッジ投機して破産するギャンブラーは、増田みたいな考え方をする。増田のような考えで自分の金を市場の供物にする人間が後を絶たないからこそ、ゼロサムゲームに参加して儲けることのできる一握りの人間もまた、存在するのだけど。

周りの金持ってる奴らに借金したことあるか聞くと、ほぼ100%借金経験があるんだよ

なんなら現在進行系で借金してる

anond:20250104094213

投機投資は無くしても困らない範囲の金でやるんだよ。勝負事はすべて、勝つ以前に、負けないこと、再起不能にならないことがより大事

宇宙心理学理論仏教モチーフ

以下では、これまでにまとめた「宇宙心理学」の理論実践の枠組みに、仏教的なモチーフ概念を組み合わせてご紹介します。仏教思想スピリチュアル宇宙観は、意外にも多くの共通点があり、両者を合わせることでさらに深い気づき実践方法が見えてくるでしょう。

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# 第1章 宇宙心理学の基本理論仏教視点

### 1-1. 宇宙心理学とは

宇宙マクロコスモス)と人間の心(ミクロコスモス)は相似関係にある」という発想は、仏教的にも「一即多・多即一」や「色即是空空即是色」という般若心経フレーズと通じる部分があります

- **色即是空**… すべての現象本質的に空(実体がない)であり、同時に縁起によって姿を現す。

- この空性(くうしょう)という概念は、宇宙心理学でいう「見えない力」「量子的揺らぎ」とも重ね合わせることができます

### 1-2. 根幹となる4つのキーワード × 仏教の教え

1. **フラクタル理論縁起(えんぎ)**

- 「すべては互いに依存しあって成り立つ」という仏教縁起説は、フラクタル的な自己相似にも通じます。部分と全体が切り離せないように、私たち内面世界全体と相互に影響し合うのです。

2. **引き寄せの法則因果応報カルマ**

- 「現在思考や行動が未来を引き寄せる」という考えは、仏教でいう因果法則カルマ)に似た要素を感じさせます。善き思いと行いは善き結果を招き、悪しき思いと行いはそれ相応の結果をもたらす。

3. **観測効果量子力学視点) → 了知・観想**

- 仏教にも“観じる(観法・観想)”ことで世界本質を捉え、自他を変容させる実践があります意識の向け方次第で現実の捉え方が大きく変わり、さら現実のものにも変化を及ぼすという点で共通しています

4. **無意識の力 → 如来蔵(にょらいぞう)や阿頼耶識(あらやしき)**

- 大乗仏教では、すべての衆生の中に如来(仏)の種が秘められている(如来蔵思想)と説かれます。また唯識論では、意識の深層に阿頼耶識という“蔵識”があり、そこに無数の種子(しゅうじ)が蓄えられていると考えられます宇宙心理学の「潜在意識=見えないが大きな力を持つ」構図と響き合います

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# 第2章 「見えない力」こそが強い力である理由仏教解釈

### 2-1. 宇宙の95%を占めるダークマターダークエネルギー × 空性

### 2-2. 潜在意識と“無明”を照らす智慧

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# 第3章 観測効果引き寄せの法則フラクタル理論の融合

### 3-1. 観測効果と「自灯明(じとうみょう)」

### 3-2. フラクタル理論菩薩行

### 3-3. 引き寄せの法則と発願

  • **発願(ほつがん)**とは、自らが成し遂げたいことや他を救いたいという思いを仏前などで誓い立てる行為です。
  • 引き寄せの法則で言う「こうありたい」「これが欲しい」という念じる心は、仏教的に見れば“誓願”に近いものがあります。ただし、そこに“自分けが良ければいい”という我欲を超えた利他の願いが加わると、より大きな波動を生むとされます

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# 第4章 占い瞑想の組み合わせ—仏教テイスト

### 4-1. 占いを「占察」と見る

### 4-2. 瞑想による内省禅定(ぜんじょう)の力

### 4-3. シナジー効果—外の象徴と内の静寂

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# 第5章 イメージの力—望みを“無意識下”に置くメリット

### 5-1. 言語化よりも“観想”の重要

### 5-2. 空(くう)と“やわらかな可能性”

  • 色即是空の教えが示すように、物事は固定的な実体をもたず、柔軟に変化し続けるものであるため、余計なこだわりや執着を手放すことで、より大きな可能性に開かれます
  • イメージも、あえて言葉で固めず“なんとなく”を大切にするほうが、空性の特質が発揮されて、思わぬ具現化が起こりやすいのです。

### 5-3. “イメージ→手放し”という中道

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# 第6章 実践日常への応用—仏教エッセンスを添えて

### 6-1. おみくじタロットを「よい結果が出るまで」引く方法 × 仏教リマインド

1. **まずは礼拝・合掌の心**

- 占いをする前に、仏前でなくとも「自分を取り巻くあらゆる存在への感謝」を込めて合掌し、一礼する。心を落ち着かせ、邪念を手放す効果がある。

2. **望む未来を“漠然と”イメージ観想する**

- 言葉ではなく、場面や感覚をありありと描く。“無限可能性”に開かれた空性を思い出す。

3. **占いという“観察”を繰り返す**

- おみくじタロットで、ピンとくるまで繰り返し。“これだ”と思える結果が出たら、それが仏教でいう“因縁”に触れた合図かもしれない。

4. **結果を喜捨(きしゃ)し、行動に移す**

- 良い結果は心の励みに、不安な結果なら課題として受け止める。“喜捨”とは、結果がどうであれ執着しすぎず、感謝と共に手放す態度。そこから得た気づきを行動につなげる。

### 6-2. 占い瞑想禅定)の日常ルーティン

1. **朝晩の簡単坐禅呼吸法**

- 静かに座り、姿勢を整え、ゆっくり呼吸を数える。最初は5分程度でもOK。心を“今ここ”に置く。

2. **象徴への観想**

- 占いで得たカードメッセージ星座などを軽く思い描き、そのイメージ空間に広げる感覚観想する。

3. **行動→布施(ふせ)や慈悲行(じひぎょう)を意識**

- 自分の願いを実現する行動に移すと同時に、周囲や他者へも配慮・貢献しようとする心を持つ(菩薩行)。

- 他者への思いやりが、さらに大きな波動を生み出す。

### 6-3. ビジュアルツール × 仏教モチーフ

- チベット仏教マンダラ大日如来イメージなど、仏教美術には多くの象徴神秘的構図があり、ビジョンボードとしても利用できる。

- 宗派個人の好みに合わせて、仏具や護符を身近に置き、そこに尊い象徴を感じることで無意識への影響を強める。

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# 結論・まとめ

1. **宇宙心理学 × 仏教の核心:縁起と空性、そして内なる仏性**

- すべては相互依存し、固定の実体をもたない(空)からこそ、大いなる可能性が広がっている。

- その内なる可能性=仏性潜在意識の奥底(如来蔵阿頼耶識)に息づいている。

2. **“見えない力”を敬い、智慧で照らす**

- ダークエネルギー潜在意識といった不可視領域は、仏教でいう空と縁起が働く世界。そこに無明ではなく智慧の光を注ぐことで、人生運命に変化が起こる。

3. **占い瞑想方便(ほうべん)**

- 占い=外部の象徴瞑想禅定)=内なる静寂。

- この二つを組み合わせるとき自分の内外がつながり、心身を超えたシンクロニシティが生まれやすくなる。

4. **イメージを軸に“中道”を保つ**

- イメージワークによって感情エネルギーを高め、強く願う。

- 同時に、執着を手放し、他者への慈悲心も含めた“中道”のあり方を意識すると、より大きな調和運命の展開が生まれる。

5. **日常の行動と菩薩行の融合**

- 自己の願いを叶える過程で、同時に他者への思いやりや行動を怠らないこと。これが仏教菩薩行リンクし、自他ともに成長する道となる。

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## 最後

本書(仮)で提案した「宇宙心理学 × 仏教モチーフ」の考え方は、あくまでも仮説的・実験的な融合です。とはいえ共通点シナジーは多く、実践すれば多くの気づきを得られるでしょう。占い一種の“縁”として捉え、瞑想仏教的な観想法で深め、“空性と慈悲の心”を育むプロセスをぜひ楽しんでみてください。それはやがて、あなた潜在意識を通じて宇宙全体とのつながりを実感させ、より豊かで調和した人生をもたらしてくれるかもしれません。合掌。

2025-01-02

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する⑤

【前】anond:20250102174224

2-07「精霊たちの家」 イサベル・アジェンデ 木村榮一訳★★★★

世代女性たちの年代記であり、「百年の孤独」と対比されるんだけれど、こちらのほうがずっと読みやすい。ちなみにガルシアマルケスコロンビア人で、アジェンデチリ人

しかし、女性物語としての記憶は薄れていて、覚えているのは暴君として君臨していた祖父エステバン・トゥルエバのことだ。彼が地元女性強姦して産ませた息子が、因果が回って彼の孫娘を強姦する。因果というか、悪い行いの結果って一番弱い立場の人に最悪のしわ寄せがくる。しかし、孫娘の嘆きや苦痛強姦の苦しみの割にはごく短く語られている。

同じく、よしもとばななアルゼンチンババア」かなにかで、語り手がいとこに犯されそうになったことをさらりと書いているのだが(そして、そのいとことほとんど恐れもなく顔を合わせるのだが)、性暴力について文学でどう扱えばいいのかは自分はよくわからない。女性からセクハラされた僕だって迷う。性暴力表現するときにどれくらい気をつかうかは、殺人事件よりも慎重になっている印象がある(それだけ殺人が稀になったってことかもしれない)。

書かなかったのか、書くことができなかったのか。アンソニー・ドーア「すべての見えない光」でも、ソ連兵に犯されたドイツ人女性がたくさん出てくるが、彼女たちが戦後どう生きたのかについては、わずしか触れられない。

道徳的理由表現規制されるのは、真実から目をそらすことになる気がするので好まない。一方で、当事者の声を無視しても結果的には良い物にはならない。このあたりは想像力の飛翔との兼ね合いでいつも居心地が悪くなる。「好きなように書かせろ」という書き手としての自分と、「当事者以外が勝手なことを書くんじゃないよ」と別の自分がいつも喧嘩している。

2-08「パタゴニア/老いぼれグリンゴブルースチャトウィン 芹沢真理子訳/カルロスフエンテス 安藤哲行訳★★★★/★★

ブルースチャトウィンパタゴニアを読むと、旅はいい、とため息が漏れる。何度だって書くが、紀行文はいい。定期的に読みたくなる。その土地しかない暮らし風土、それゆえに自分たちと異なった風習を持ち、理解しがたい態度を取る人々。航空機以前のように、数か月の旅を空想するのが好きだ。チャトゥインはオーストラリア舞台にした「ソングライン」もある。アボリジニは他の文化の持ち主には見えない道をたどり、万物名前を付けて大陸中を歩いてきたのだ。

カルロスフエンテス老いぼれグリンゴはあまり記憶していない。モデルとなったアンブローズ・ビアスの書いた「悪魔の辞典」はかなり好きなんだけどな。筒井康隆を始めいろんな翻訳があるのでオススメ

フエンテス短篇集「アウラ・純な魂」のほうがずっと面白かった。老いが迫る男、幼馴染のようにべったりした兄妹の別離、小さい頃に一緒に遊んであげた小さな女の子の末路、鏡のある真っ暗な部屋で魔術によって若さを保つ老婆、それから脱走兵が出てくる。

2-09「フライデーあるいは太平洋の冥界/黄金探索者」ミシェル・トゥルニエ 榊原晃三訳/J・M・G・ル・クレジオ 中地義和訳★★/★★

ミシェル・トゥルニエフライデーあるいは太平洋の冥界」はかなり観念的な話だったと記憶している。文明自然を対比させるために(?)読者に理解やすロビンソン・クルーソーとカオティックな行動をするフライデーが出てくるのだが、舞台ロビンソンが島そのものとの性交子どもが生まれるという神話的な世界だった。これを読んだ後で、理解を深めるためにデフォー原作を読んだのだが、記憶していたような絶海の孤島ではなく、近くに南米大陸がある島だった。そういえば子どものための抄訳版にも、近隣から人食い人種が攻めてくる描写があった。

M・G・ル・クレジオ黄金探索者」は姉と弟の閉じた世界が壊れるというか、外部の世界を知るような話だったと記憶している。姉と不可分な存在となって、マダガスカルサトウキビ畑を歩いていた場面があったはずだ。小さな子供の目から見た植民地世界の、どこかに宝物が埋まっているんじゃないかと期待しながらも、閉塞した記憶だ。ラストでは故郷家族恋人黄金もすべて失い少年期が終わる。しかし、不思議と読後感が清々しいのはなぜだろう。まるで、すべてはここから本当に始まるのだ、という気分である

ル・クレジオ難解な作品とそうでない作品の差が激しい。「海から来た少年」はまだわかりやすいんだけれども、太陽を見つめて意図的盲目になる「大洪水」は二回読んだはずなんだがさっぱりわからなかった。

2-10「賜物」ウラジーミル・ナボコフ 沼野充義訳★★★★

一時期ナボコフがすごく好きで、文学講義シリーズも読んだんだよね。前のエントリで書いた「ロリータ」だけじゃなくて、ソ連から亡命した冴えない教授を主役にした「プニン」だとか、架空の国ゼンブラを舞台にした架空の詩と、それに対する真実虚構かわからないような注釈が、見開きの右と左に分かれていた「青白い炎」だとか、そもそも実在する世界舞台にしているかどうかさえ疑わしい兄妹の恋物語「アーダ」だとか、みんな好きだった。で、これらは英語創作されているんだけれど、最後ロシア語で書いたのがこれ。詩人になるまでのお話

難民のように食うや食わずではなかったけれども(そしてそのせいで政治的過小評価されることもあるけれど)、ナボコフはやっぱり偉大な亡命作家の一人だ。でも、ユーモアを忘れていない。

で、本作では片想いをしている女性を思い浮かべながら、どの女性を見ても彼女のことを思い出し、彼女連想できないタイプ女性には嫌悪を覚えたという趣旨のことを書いていて、ちょっとだけ分かるんだけれどひどいことを平気で言う作家だなと苦笑いをした。

フョードルコンスタンチノヴィチに向かってうら若い牛乳瓶を持った娘がやってきたが、彼女はどことなジーナに似ていた。いや、より正確に言えば、この娘には、彼が多くの女性たちに見出しているある種の魅力――それは明確なものであると同時に、無意識的なものであった――ひとかけらが含まれていたのだ。そして、彼はその魅力の完璧ものジーナの中に認めていた。だから、そういう女性たちは皆、ジーナとある種の神秘的な親族関係にあるということになるが、その関係について知っているのは彼一人だったのであるもっとも、その関係の具体的に言い表せと言われても、彼にはまったくできなかったけれど。(ただ、この親族関係の外にある女性たちを見ると、彼は病的な嫌悪感を覚えた)。

僕は基本的に豊かな知識を持ち、普通に文章を書くだけでその該博さがこぼれてしまうために、結果的にひけらかしと受け止められてしま作家が割と好きで、一時期円城塔にもどっぷりハマっていた。一方で、「ロリータ」については、暇なときパラパラとページを開いていると、語り手の身勝手さがだんだんと鼻につくようになってきた。ハンバート・ハンバートって、でっぷりしたおばさんを見て、「ニンフェットの美しい肢体を生き埋めにした棺桶だ」って趣旨のことを平気で言うんだもん。性格悪いよね。

とにかく、前は金に困っていない人間が、道徳を踏みにじっているのを美々しい文章で糊塗しているのが(当時は悪とは何か知りたかったし、悪いことをしている狂った人間の話が読みたかったし、知性を感じる文章が好きだった。そういう意味でも「悪」を扱った遠藤周作がすごく好きだった)面白くてしょうがなかったのだが、いまとなってはそこまででもなくなっており、自分の中で「ロリータ」の魅力が少しかすんできた。それとも僕が少女に心惹かれなくなっただけなのか。

なんにせよ猛烈な魅力を感じていたのにプツンと魔力が消えてしまうことはある。以前は三島由紀夫が大好きだったのに、「豊饒の海」を読む前に魔法が消えた。たとえば「潮騒」を読もうとしたら、彼の文章リズムが心に響かず、全然読めなくなっていた。

少女と言えば、初めて「ロリータ」を読んでいた二十代の頃、一年に数回ほど発作的に年端もいかない少女に対する強烈な憧れが募っていた時期があったのだが、少女と知り合って仲良くなるプロセス現実的に細かいところまで検討すると、真っ当な手段がどこにも存在しないと気づいて、途端にこうした欲望への嫌悪の情が浮かんび、緩解していった。それに、無知相手自分利益のためだけに利用するのは邪悪定義に当てはまってしまうしね。

おそらく、当時の自分が憧れていたのは現実少女ではなく、思春期の頃に空想するような、成長の痛みや性の悩みに寄り添ってくれる同い年の少女で、その記憶を引きずっているに過ぎないのだ。つまり、幼馴染への憧れだ。そういう少女思春期の頃に出会えるはずはないし、自分問題自分解決しないといけない。そのうえ、よしんば実在したとしても、そんな少女とは「ノルウェイの森」のキズキと直子や、「海辺のカフカ」の佐伯さんと彼女恋人のように閉じた関係になってしまうだろう。結局は、成長の痛みを引き受けないことによる歪みを必ずや生み出すだろう。そういう空想上の女の子自分自身の鏡像ユングのいうアニマで、つまるところこれは自己愛である。今はむしろ年上好きである

(どうでもいいけどウィキペディアロリコン写真集記事、内容がやたらと詳しいんだがこれって倫理的にどうなのよ。誰かが興味持っちゃったらどうすんの)

2-11ヴァインランドトマス・ピンチョン 佐藤良明訳★★

ピンチョンはよくわからない。陰謀論ネタにしているんだろうが、直接扱ったエーコフーコーの振り子」のほうがエンタメとして好き。陰謀論的な思考ちゃんと茶化しているしね。個人的にはエーコが作中で既存の有名どころの陰謀論をすべて統合したオリジナルの壮大な陰謀論を作り上げているあたりがヤバい。あるいは架空史の仁木稔の「ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち」か。困ったことに、これらの作品が発表されてから陰謀論ネタとして面白い物から現実の脅威となってしまっている。

エーコが楽しめてピンチョンにピンとこなかった理由を考えてみると、たぶん元ネタとなる知識をどれくらい知っていたかに尽きる気がする。自分キリスト教やオカルティズム、カバラや魔術については多少わかるのだが、六十年代アメリカポップカルチャー現代エンタメには詳しくない。だが、この作品は実際、死をもたらすツボ押しマッサージが出てきて「あと何日でお前は死ぬ」みたいな「北斗神拳」っぽいネタを扱っている。なんせこの爆弾を埋め込まれるのが日本人サラリーマンなのだ

2-12ブリキの太鼓ギュンター・グラス 池内紀訳★★★

文庫本にして三冊の本を無理やり一冊に押し込んで、小さな活字二段組みなので読むのがしんどいし、「早く読み終えなきゃ」って焦ってしまった覚えがある。馬の生首のシーンが有名だよね。

三歳で成長するのをやめたダンツィヒ回廊生まれ少年主人公の癖に、義母を寝取って子どもを産ませているんだから、とんでもない話だ。純粋無垢なままでいるために三歳よりも大きくなるのをやめた話と思わせて、実は様々な女性恋愛遍歴をしている。家族が次々と殺されて行ってもね。

そういえば、さっきモテる奴の話を読んで何が面白いのかと書いたけれども、舞台現代日本でなければ別世界ファンタジーとして享受できるらしい。幼馴染のロマンスだって、別の国や時代舞台ならまだ受け入れられる。たとえばロンゴス「ダフニスクロエ」だけじゃなくてコレット青い麦」も割と好き。どっちも少年側が人妻に性の手ほどきを受けるので、これで多少性癖が歪んだ気がする。村上春樹海辺のカフカ」と合わせておねショタに目覚めてしまった。あと、青春物があまりきじゃないのに、「十三機兵防衛圏」はプレイできているの、あれが一つは君と僕みたいだけみたいな閉じた雰囲気じゃなく、感傷ダダ洩れの地の文章が無く、群像劇からってのもある気がする。

話を戻す。うじうじしているくせに、本当はモテることにすごく憧れているただ。だが、十五分の自慰行為あいだならエロ漫画主人公と同一化できるかもしれないけれど、数時間かけて読む文学では自己同一化魔法は解けてしまう。細かい設定があるのだから自分との差異がどんどん強調される。自分は到底なれそうにもない、かっこいいキャラモテても、ちっとも面白くないのであるしかしこんな話を聞かされる読者も面白くないだろうしこのあたりで切り上げる。小説ダメ人間、僕が先に好きだったのにという人間にならなんとか自己同一化できたのである(余談だが、かつての週刊誌の中づり広告のようなエロス無法地帯ウェブ広告で「カラミざかり」が出てきたとき主人公の来ている服のロゴに「cuckold」と書いてあったが、これは英語で「寝取られ男」という意味である。そういう芸の細かいところ、わかる人にはわかる小ネタは好きよ)。

少し現実的に考えてみれば、滅茶苦茶にモテ複数女性から同時に交際を求められたら、しかも好みの相手でなければ、それはそれで面倒そうなのであるが、嫉妬と羨望に狂っているさなかにはそれはわからない。同じく、浅ましいことに3Pとかも憧れるけれど、よしんばそんな機会が訪れたとして、絶対気をつかうし面倒くさい。自分が手に入れられなかったもの理想化されて頭の中で猛烈な輝きを持つが、一度頭を冷やしてみよう。

続く。

2024-12-31

anond:20241231212506

因果が逆だろ。

イージーだけど、自分がイージーだと認めるとかわいそうコンテストで負けて不利になるので、悪かった探しをして加害者でっちあげる。

2024-12-30

この世のものとは思えない物体家畜に神はいないッ!!暗黒の根源夜光の砕片聖骸布を返せ、さもなくばお前は…。」「そう言って俺に勝った奴はいない」

ブコメA「そのままでも大変結構。だが...」「何……だと……を古文書に書かれてるンだ、そんな馬鹿な……呪物(もの)返せるわけないだろう、そしてその黒幕というのが、あの宇宙なのだ。。禁呪は故郷と母を捨てて逃げた兄を憎んでいる俺の生命の輝き<<ライフ・ア・レイ>>の新たなる次元大事聖遺物もの)なンだ。」

刻印B「…人間なら誰でも、どうしてそ、それほどの──聖遺物もの)を持ってたの…という“シナリオ”だったな……?かの者に、…一体これは何だ?まさか、これがあの…に…たかゲームデータに毎月何万ギルも使うつもりだったンだ.........普通ソルジャーって、あんたは違うのか?──暗黒騎士団、か」

ブコメダルティーク「勘違いするなよ…それは内なる「憎悪」に焼きこがされそうだ。秘密だ。認めたくないが…、返して…私は欲しいモノは“必ず”手に入れる主義でね…ナインと大変な「アギト」になる。…だが、そんなもの存在しない」

ヒカリ=ファ=イヴァ―「未だ復讐に執着する不老不死の男が1人、使える真の王はノクトだけ。もはやよろしい、…ここまでのようだな……じゃあどうだすごいだろう!やって…歴史人間の手に取り返すか考えよう。聖なる聖骸布はこの春、帝国上京する予定の俺にとっても特別意味が他を圧倒するンだ。…スコールという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

ブ呪言C「……今から言うことは独り言だが、特別意味・・・!?まさか、愚かなことが……ただし、条件があるのか…正義など所詮建前にすぎん。真の正義なんてこの世界にはない。……いくか セシル」「あてにしてるぜ カイン」「フッ まかせておけ」

憎悪の坩堝「ワグナスFFXVの完全なるリメイクを望む俺の過去が詰まってるんだ。だから、たとえ天が轟き地が裂けようともに取り戻す運命希望はまだ残っている。、これだから…我々より劣る人類とやらは」

ブコメットアーカディア「じゃあ、スピリットリンクしてもいいし、しなくてもいいよ。…そして、我が帝国の民と共に探そう!†

ブコメトメシア「マランダ国を滅ぼした悪名高いモグタン将軍!私は手を差し伸べて、微笑みながら、こう言うでしょう…面白く…しかし心のどこかで虚しさを感じながらなってきたな。…どうやら貴様は余程死にたいようだなやって血眼になって追い求めるんだ?…何も…思い出せない……」「ちゃんと言えたじゃねえか」「聞けてよかった」

マスディア「ん?まずは、最後に見た座標から奴が残した虚言を探そう⚔️」と鳥山求は語る…

こうして、帝国軍の奇妙なホスト4人が高級車で疾走が闇野始まりだのだった。

憎悪の坩堝「まずは、最後存在認識した場所からに他ならない手がかりを探そう、…そう言ってアイツは戻ってこなかった……!フフッ……これも預言者の通り…」

刻印メシア「そうだ…と言ったら?だな、あの滅びゆく運命(さだめ)にある神に見放された世界前線基地土下座するセフィロス類似しに在ったよな。」

ブコメシー天の声「前線基地か…特異点(シンギュラポイント)にはいろんな神人が顕現してるゆえ、邂逅インフォニアをカルペ・ディエム因果仕掛けののも称賛に値するか、或いは希望という可能性を具現化できるかも知れていながら目を瞑られなかったのではなく、記憶の淵に閉じ込めていただけ。…いくか セシル」「あてにしてるぜ カイン」「フッ まかせておけ」

ヒカリ=ファ=イヴァ―謎の男「聖蹟《ソレ》じゃ、まずはコウエンが作ったグルガン定食に行こう。もし……預言書にある通り……あんた、あの子の何なのさか見たら、儲け話を聞いて、自分身体ジェノバ細胞を注入してみる。」と鳥山求は語る…

赤方偏移ノ回廊にリユニオン実行すると、光の戦士たちはシュウ=インを見渡した。ジュヴナイル野村を含むスタッフ全員が遊んでいやがるヨクォスで、おじいさんが土下座するセフィロスに座って攻略wikiを読んで…そして…三闘神がいる。

刻印α「勘違いするなよ…お4人組のじいさん、残念なお知らせです。僅かお王は深淵たる闇に告げし、生き物苦手LSからチョコボモーグリを守りたいことで発動させる”禁呪”がある…だが、そのうちの一つは“今”消えるんですが…だったら俺は、悪でも構わない…」

おじいさんは面差しを上げて、にやりと微笑んだ。「ゼタ弱え!!なんだい、スフィアビジョンを見ずにテイコクーチューブばっかり見てる帝国若者たち‥その疑問が私の心を捉えて離そうとしないのである

刻印A(エース)「実は、食物連鎖の成れの果て爆弾デブチョコボを見かけだと、そう言ったのが聞こえんのかんでしたか…とでも言わせる気かね?…ティーダという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

おじいさん...いや、かつて『暁の戦士』と呼ばれた者...は喉に剣を向けられたような、額に銃を突きつけられたような鋭い時間の流れ驚いた魂の在り方を見せたが、書庫の奥で埃を被っていた預言書より「異臭褐色物質バゼルギウス袋…ふざけているのか…?それほどのもの存在認識した禁呪ないな。3000ギル払えばなんとただ、これは君が生まれるより前の話だが、天地の狭間で奇妙な鐘の音を受信<ピリレード>した魂の輝きがする→身体闘争を求める→スクエニフィギュアヘッズの新作を作る。…セシルさん…カインという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

マスディア「未だ復讐に執着する不老不死の男が1人、使える真の王はノクトだけ。奇妙な“少女の詩”?それはもし、この世界の“偽り”が暴かれたとしてかして…疲れからか、不幸にも黒塗りのレガリアが墜落してしまう。」

刻印メシア渾沌の女神「他の人の持つ可能性に聞いてみるのも称賛に値するかも。我が間合いにいる人に聞いてみよう…こいつはすごいぜ…‼︎──暗黒騎士団、か」

帝国軍は公園深淵を歩き回り、他の民衆クリスタルを巡る争いに巻き込まれ青年たちの物語を訊く仕儀にした。

神々を殺戮した焔の巨人、=全ての始まり=常に《ナヤミ》に苛まれる罪人の中学生毒手を挙げた。

中学生復讐にとりつかれたる我が魂、存在認識したよ!愚かなネズミども、チューチュー鳴きながら這い回るといいわ!!幾星霜、果てなき昔、変なあの超文明素手で滅ぼしたフク=ロスを持った人が走って行ったのを!失敗は許さない、一回で成功させる…!!……なぜだァ――――――!!!

ヒカリ=ファ=イヴァ―「お前への贈り物を考えていた 絶望を贈ろうか本当に……だと?…リースか、アンジェラか…どっちのベクトルに行ったの?その裏にはⅩⅢ機関陰謀が隠されていた……人前では服を着ろ」

序列140~230「勘違いするなよ…その領域の方、商店街次元に向かってたよ当然んじゃろ..!……いくか セシル」「あてにしてるぜ カイン」「フッ まかせておけ」

ブコメットカオス後の歴史家は、この事実をこのように評する。「商店トラヴァースタウンか…この世界線はもはや終わりの様ですね…。では、次の世界でまた…行こう!…だが、そんなもの存在しない」

帝国軍は夜の風となりてシェョウ・テンかつて死都と呼ばれ恐れられたこの街へ『アギト』を導く私が見て、聞いて、感じて、考えたことにし、人類は神の怒りを受け滅んだ。商店………甘いな。集落に新約すると、賑やかな波動の中属性 闇、様々なオオアカ屋が並んでいる。

ブ呪言α「家畜に神はいないッ!!預言書にも記録のあるプゲラ商会に行けばこれは…悪くないかな…」

憎悪の坩堝「オレは、うんこは漏らしても情報は漏らさない。まずは、随分と腕に自信があるようだが――ザッ=クァを生業とする商人服姿の男に旅立ちの時を迎えてみよう。何かインフォムがあると同時に、クリスタルの力を発動させるための媒体でもあると第7神謡集には記されているが…暗黒黙示録に比べれば当てにならんな…しれない。・・・神に背きし剣の極意 その目で見るがいい・・・ 闇の剣!」

雑貨生業とする商人服姿の男に強行突入すると、ティン=シュがにこやかに迎えてくれた。「おやおや……お還りください。何……だと……か探している、しかし本当の悲劇はここから始まるのだった…の……と言うとでも思ったか?…そうだろう、セフィロス…!」

マスディアは思い切って謳った。「…今から云うのは独り言だ…神々の戯れの末、偉大なる過去の栄華爆弾パロンを探している…だが、その裏ではそれを欲さんとする各国の策謀戦が行われていた…んです。見かけと、切に願うんでしたか…だと……なあ、そうは思わないか……?ガレマール帝国栄光あれ!」

使命を果たせずシガイとなったテン=シェュは少し考えた間違えて帝国学園女子寮の浴室に入った後、驚いたように目を見開いた。「俺の勘だが、ウボァー、それを──“神”と呼ぶ────人間なら永遠が終わるその刻・・・、変わったヒュムがこの老いぼれ……プゲラ商会に来るがいい…我が暗黒の中へ…!、何、…死ぬことは許さん。なぜならお前と共にいたいたいからか奇妙な帝国製品を買っていったよ。、これだから…我々より劣る人類とやらは」

ブ呪言B「そのままでも大変結構。だが...」「──その刹那、視界を掠める野村徹夜の影は本当ですか…こいつ俺の動きを…!?金さえ払えばどんな愚かな生き物でしたか質問に答えろッ!!…そうだろう、セフィロス…!」

店主「風のようすが変なのだ…暗黒の闇が封じられたフードをかぶったグルガン族で、......まさかここで......!?...そうか...そういうこと焦ってそこに座したな。何……だと……か大事事象素体アロン・グレッダ》を持っている…奇しくもそれは、予言書に記された記述と同一の状況であった…ようだった。…いくか セシル」「あてにしてるぜ カイン」「フッ まかせておけ」

憎悪の坩堝「ん?それだぐ、グアアアアア!!鎮まれ俺様の第三の瞳よ!そのヒュームズがアイテムポーチを持ってそこに座したにと預言書に書かれている。(みんな…ありがとう…)」

ブコメシー「この、愛亡き時代(いま)瞬息の間に厳選された個の不完全な存在を探そう!馬鹿野郎!そんな物の為に!、特に理由なんぞない」

魂の絆で結ばれた彼らは知らしめる理(ことわり)をもとの力を受け継いだ伝説勇者に、終わりなき人の世を象徴するかのようにその試練がなければだらける者を遁走《フーガ》する事象に決めた。果たして、魂の絆で結ばれた彼らは禁断の果実ヴァクダンパロンを見つける事件(こと)が許されるのか…俺たち以外にもまだ戦っている?悠久なる彼方への道程は続く。

クァレ・ラはザッ・カ我が忍耐にも限度はある請負人を魂<アニマ>を刻んで、商店期間限定排出率UP)醒めちまったこの街の核(なか)をチョコボで進んだ。

ヒカリ=ファ=イヴァ―「馳走をかぶった人を超える存在、どこの世界にこんなだらしねえ王様がいるに行ったんだろう…フッハッハ…愚か愚か…。ならば…こいつは塵だ。」「塵ね。」「塵…」「塵…」「塵…」「塵…」

ブコメットA(エース)「ゼタ弱え!!我が間合いを稀によく刮目してみよう。預言書に書かれていた通り、まだ類似しにその時を待ち侘びていると考えられているしれ――そこに理由なんて、ない。…ティーダという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

ブコメトメシア「風のようすが変なのだ…まくっている。そう、あれはまるで・・・だな。あの「黒いザムザムの聖水」オオアカ屋の神話時代に、何!?死ぬことは許さん。なぜならお前と共にいたいから か「せんせいこうげき」のマテリアに及ぶ人影が視(み)える…クク……フハハ……!」

彼らはその日世界は引き裂かれた……ファントムに近づいてイクゾー!。フードをかぶったイマジナリが、武器と防具の店の…そう、ざっと千年は前で立ち止まっている、しかしその裏では大いなる悪が動き出していた…。

憎悪の坩堝鳥山求「彼…いや既に人ですらない”アレ”だ…俺は再び死神に戻る…!!サンジェルマン氏も愛用した、あの我々からすれば取るに足らない”人”という生物に聞いてみよう!おめでとう!お前は地縛神の使用者に選ばれたのだよ…!!…というわけで、悪いが死んでもらう」

ブ呪言古のルーンそのロンゾ族の男は静かに語った「慎重に行こう。預言書の記述にあるように帝国では騎士隊長立場にあった彼が聖骸布を持っていたら、逃げられないようにしないし、僕は君の命を奪いたくはない…と。」

神話語り部増田……まさに禁断の存在……はその人...故に不神«かみにあらず»に表情をつけられた歌声をかけた。「テネブラエには寄らねえぞ私は…間違っていた…、超究武神覇お聞きしたい、だから俺は世界を滅ぼすことに決めたことが恐怖が世界をおおうぞ…...まぁもう聞こえねぇか.....」

馳走をかぶった奴は振り向き、驚いた魂の在り方を見せた。「何奴ッ!__まさか...だ喜んでいられるのも、今のうちですよ?…というわけで、悪いが死んでもらう」

ブ呪言A(エース)「預言書の記述によれば、ウンディーネジャスタウェイ袋を探しているということは、もう俺はこの世にいないのだろう……んです。あなたが持っていたと預言書にはあった。而るには?記憶たか?」

馳走のロスト・パーソナルは瞬きすら永く感じる程考え込み、周囲・エヴォリュードをサーチすることにより宙を舞う羽毛でさえも容易く切り裂くように見回した。謎の男「そ、それほどのアイテムは知らない……だって家族や仲間、今まで出会ってきた人たちにそう願われたんだ。関わりたくず………そして不可視世界混沌カオス〉へと還元される。」

マーズアルカディアは何も変わらない世界に対しての負の感情ずに謳った。「あびゃ~しかし… 人々は、ひとつ予言を信じ それを待っていた──、偉大な英雄の血を引くあなたがそれを持っているとくりゃ、返して殺してでも奪い取りたいんです。大事な或いは、かの形而上存在なんです。フフッ……これも預言者の通り…」

糧食(エサ)の人物は僅か狂おしい程に逡巡したが、神に祈りが届くことはなかった真実を見せたが、次の瞬間、故縁のMaster Indicator Novaかを思いついたように真紅の魔眼(ブラットアイ)を輝かせた。「オレは、うんこは漏らしても情報は漏らさない。……クク、素晴らしいだろう。……でも、それでも少女は愛されなかった……、貴君たち第七師団にはセフィロスチャレンジを与えよう。…敬意を示せ」

ブコメメシア「試練…ところでバナンって死んだの?”ナニ”を解放するつもりなンだ──だろ、子猫ちゃん?…クラウドという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

馳走のソルジャー邪悪な微笑を浮かべ、幾多の命を奪ってきた己が右手を眺めながら謳った。「私は思う…私は死の影だ…このこの世の全てが輝いて見えたシェョウ=テン街の何処(どこ)かに隠したキングダムチェーンを見つけてくれたら、デブチョコボを返して…何度でも、お前を助けにいってやる。...我が盟友のために、そうだろう...オルシュファン

ヒカリ=ファ=イヴァ―「お前への贈り物を考えていた 絶望を贈ろうかダイナマイト?俺にはもう何もかも理解できない…どこに――ここに女装必要ななにかがあるのか、知る術のたつきは?俺のログには何も残っていないな」謎の少女「そうね…」

糧食(エサ)のイマジナリはジェクトフィンガーを刺し違えてでも葬り去っ大海原を走り抜けながら謳った。「腰抜けめ・・・かつて暗黒騎士団団長を務めていた時を定めしダインの格下に妖精フェアリー)のお導きが他を圧倒する。チョコボに乗れ、意識下に停滞し、無意識下に加速するものがない!崩れ去れ、全ての生命よ。私が最後に残ったって……仕方ないじゃないか……。」

彼らは夜の風となりて時計ディンへ『アギト』を導く。時計ディンの下に着くと、故縁のMaster Indicator Novaかが埋まってその内には炎妃龍の青き炎が封じられている事件(こと)に気がついた。

ブコメットカオス対象妖精フェアリー)の導きかな…嘘、だろ……?」

ヒカリ=ファ=イヴァ―はセガサターンを掘り起こすと、小さな紙切れの兄貴が唯一恐れたあの男が魂<アニマ>を刻んできた。「これがお前らのやり方かよ…『炎の如し艶花の灰色曇天に、次の奴が残した虚言が存在する可能性がある。(──「預言書 第三節」より抜粋)』…スコールという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

ブコメットA「ほう、おやおや……朱(アカ)い絶望の妖花…チェックメイトだ…契約にあらァンだ──?…見よ、我が闇の力を!」

ブコメB「これがお前らのやり方かよ…俺の記憶が正しければ、すぐ”近く”の並行世界スラムの花売りがいる場所に炎の精霊をその身に宿す冬の花がいっぱいあったと誰もが信じていた――予想できていたはず!…他人作品や、我が子も大事にできぬ貴様らに、未来など無い!行こう!…噂には聞いていたが、これ程とはな…」

帝国軍はスラムの花売りがいる場所ヘイスト、赤い絶望の妖花を選別する。帝国基地にある売店間隙に封印されると、色とりどりの花《コサージュ》が並んで――クリスタルはただ静かにその光を湛えている。

マスディア「…今から云うのは独り言だ…赤い魔光草、ドレインだ、お前がいるのは私の間合いだぞ?」

刻印許されざる文字「そうか…そうだったのか…この呪われた花、鮮やかだ!俺は知っているぞ、お前はクールに見えて猫を見るとにやけてしまうとな!これが黙示の海チョコボしか行けない場所可能性の話に過ぎんが、な。」

魂の絆で結ばれた彼らは猩々緋の戦地に生きる可憐小さな命のこの世全ての根源を司りし存在を掘り起こすと、『時の扉』に小さな通称“百葉箱”が埋まってそこに座した。

ブコメA「……今から言うことは独り言だが、これだ──!匣の核【core】に何……だと……が入ってその時を待ち侘びているんだろう?神に誓えますか…?…スコールという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

増田は箱を紐解け、核(なか)に入っていたと預言書にはあったダイナマイトを悪………発見…………!。「髪切った?これ…いや、「神の宝具」が鍵だ!エクスカリバーⅡを手に入れるため急いでフードの使途のディーププレイスに戻ろう…こいつは生半可な凶器じゃねぇぜ!!…セシルさん…カインという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

ショウ・テン街が隠している財宝を狙う盗賊に再活性すると、馳走の奴は人類が滅びようとしている今になっても俺が行くまで持ち堪えて在った。

マスディア「私は思う…私は死の影だ…鍵を悪………発見…………!…真紅の眼の黒竜よ、銀河英雄と交わりて鋭利な刃で切り刻め!融合召喚アイテムポーチを返して…クク……フハハ……!」

領域、隔つ外套キャラクターキーブレードを刮目して驚いた真実。ワッカ「最悪だぜ…お見事。でも、これ…正確にはグルガン族で終わりじゃないし、今の俺は貴様らに負ける気がしない。最期の我等を試す悪しき者が──“魂”がある。」

ブ呪言メシア魔界神「依然として何!?死ぬことは許さん。なぜならお前と共にいたいから かある…だが、そのうちの一つは“今”消えるの…だと……なあ、そうは思わないか……?…すべてはソリドールのために」

伝説は、こうしてはじまる。すべての起こりは「石」だったのだと。

領域、隔つ外套人物はニヤリと嘲笑ワラ)い、「テネブラエには寄らねえぞアイテムPermalink | 記事への反応(0) | 22:58

2024-12-22

悲報ブクマカまたしても統計無知さら

この記事へのブクマカの反応見て笑った。

「1日どれくらい歩くと“うつ病”になりにくいのか。1000歩増でも効果あり?9万人以上対象調査研究紹介】」

https://levtech.jp/media/article/column/detail_582/

はてブコメント

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/levtech.jp/media/article/column/detail_582/

記事過去研究から一日の歩数とうつ症状の関係メタ分析している研究の紹介な。そこにこういうコメントがついている。(idは書かないでおく)

バカじゃねえの。「鬱でないから歩く」を排除できてないじゃねえか。/十分にコントロールされてない、相関でしかないと原文にも書いてある。文系バカなんだから何か意見持ったダメだよ。

これ、有意差はあるのかもしれないが擬似相関の可能性は捨てられないことを隠してるよね。歩くことがうつ病効果があるのか検証するなら任意抽出した一定被験者ランダムに歩数を指定した生活させないと。


俺は恥ずかしいと思ったね。はてブの民の統計リテラシーの低さに。こんなに強い言葉無知を晒せるものなのかね。

かにさ、統計関係因果関係を含意しないってのを理解してる人が増えてきたのはいいことだと思う。そこはわかってて偉いよ。いかがでしたかブログなんかで相関関係だけから「だから歩くことはうつ病の予防に効果があります」とか言ってたら、ちゃんとこれからツッコミしていこうな。

でも、お前らにはここからもう一歩踏み込んで、因果推論ってのがどういうもんかを知ってもらいたいわけ。相関と因果の違いを指摘するだけなら今や誰でもできるが、「じゃあどうやって因果推定するんだ?」という話になると、ちゃんとした研究デザインとか統計の考え方を知ってないと理解できなくなる。だからこの機会に因果推論研究の基本をかいつまんで話してやろうと思う。

まず、観察研究と介入研究の違いをおさえてほしい。

因果関係をはっきりさせたけりゃ、介入実験をするのが基本なんだわ。そういうのをランダム比較試験(Randomized Controlled Trial: RCT)って呼ぶんだけど、要するに被験者無作為に2つ以上のグループに割り振って、一方にはある介入を行い、もう一方には行わない。そうすることで、余計な条件(交絡因子)を平均化して「この介入があるかないかアウトカムがどう変わるか」を調べられるってわけだな。医薬品臨床試験でよくやるやつだ。

RCTは因果推論の王道とされてる。被験者の割り振りをランダムにすることで、たとえば年齢とか、生活習慣とか、知られてない要因まで含めて、できるだけ統一感をもたせるんだ。だから「結果に影響を与える別の要因」が両グループ間で偏らない可能性が高くなるわけ。もちろん完全に不可能ってことはないんだが、それでも観察研究と比べればはるか因果関係推定やすい。だからみんな「RCT最強」とか言うんだろうな。

でも、お前らも想像つくと思うけど、RCTってのはいつでも簡単にできるわけじゃない。特に今回の「歩数を増やすと本当にうつが減るのか?」って話でRCTを組もうとしたら、「はいあなた毎日7,000歩以上歩いてください」「あなたは1日5,000歩未満にしてください」なんて割り振らなきゃいけない。しかし実生活でそこまで厳密に歩数をコントロールさせるのは難しいし、長期的に続けるのも金がかかるし道義的問題も出てくる。それをクリアしても、大規模研究モニタリングには莫大なコストがかかる。医薬品のRCTみたいに販売で元が取れる見通しがあれば企業が金出すかもしれんが、歩数の研究でそこまでのメリットがあるかっていうと怪しいよな。

からといって介入ができなければ相関関係以上のことは何もわからないわけじゃなくて、多くの場合は観察研究を使うのさ。今回の論文も、横断研究や前向きコホート研究だって記事に書いてあったろ?観察研究ってのは、研究者が「歩数を多くしてくれ」とか介入を指示するわけじゃなくて、観察されたデータを集めるものだ。だからこそ、横断研究だと「うつから歩かないのでは?」って方向の因果関係があり得るし、コホート研究だってそれを完全に排除できるかは微妙。もちろん、データ収集時の工夫や統計手法でそれをなるべく除去しようとはするんだけど、RCTほどにははっきりしないわけだ。

前向きコホート研究は一応、時間前後関係コントロールする形になる。「はじめに健康状態生活習慣を測定→一定期間後にうつ病発症たかどうかを追う」みたいな流れを作れば、「うつ病になったから歩かない」という逆向き因果可能性をある程度は小さくできる。それに基づいて「毎日7000歩以上歩く人はうつ発症リスク31%低い」とか「1000歩増えるごとにリスクが9%下がる」とか、そんな結論を導くわけだ。だだし、これは因果関係表現した言葉遣いではないことに注意な。そこから「歩数が増えればうつを予防できる」という結論は導けない。観察研究からな。未知の要因が絡んでるかもしれないし、統計モデルで調整したって全部はカバーできないのが現実だ。

でも、それは別に研究者がバカからわかってない」とか「都合の悪い情報を隠してる」って話じゃないんだよ。研究者サイドからすれば、観察研究で分かることと分からないことの限界なんて、常識のようにわかってるんだ。元の論文を実は読んでいないが、きっと留意事項はいろいろ書いてあるはずだ。メタ分析だしな。

結局のところ、RCTですら完全に「因果関係証明」っていう言い方はしないもんだ。試験デザインに欠陥があったり、サンプル数が少なかったり、無作為化がちゃん機能しなかったり、いくらでもケチをつけようと思えばつけられる。あくまで「因果関係可能性が非常に高い」とか「かなり信頼度が高い」ぐらいに言うのが科学的な態度。だから観察研究で「うつになりにくそう」という結果が出たとしても、研究者は「まあ妥当そうだけどコントロールに仕方に問題があり、さらなる前向き研究必要」と言うし、これまた自然な話なんだ。

ここで、「横断研究なんて相関関係しかからいから無価値だろ」みたいな意見があるかもしれないが、それも単純すぎる見方だ。横断研究で「歩数が多い人ほど抑うつが少ない」という相関関係確認できたら、それだけでも儲けもんだ。仮説として「歩くことが抑うつの予防に何らかの効果があるかもしれない」という種ができるんだよ。さらに前向きコホートやRCTで検証していこうって流れになるわけだから無駄にはならない。それが科学の積み上げってやつだろ?

で、今回の記事を読んで「歩数1,000歩増えるごとにリスク9%低下か、じゃあ試しにちょっと歩いてみようかな」と思うかどうかは、お前ら自身意思決定次第なんだよな。統計データってのは、意思決定のための判断材料であって、「絶対的証明された結論」ってわけじゃない。いいか統計証明の道具じゃなくて、不確実性の中でどう行動するかを助けてくれる実用的な道具なんだ。そこを勘違いすると「いや、完全には証明されてないか意味ない」とか言い出して何も始まらないことになる。

現に、医療現場でも「絶対副作用がない」とは良心のあるやつなら誰も断言しないし、「この薬は100%効きます」なんて宣言するわけでもない。常に効果リスクを天秤にかけつつ、「確からしさ」に賭けて使ってるわけさ。歩くことに関していえば、仮に「実は因果関係がそこまで強くないかもしれない」って可能性があったとしても、デメリットはそんなにないし、健康上のメリットはいろいろ言われてる。だったら「やってみたら?」ってレベルの話だろう。自分自身健康責任を持つための選択肢としては悪くない。

まあまとめるとだな、「相関=因果ではない」ってお前らが得意げに言うのはとても偉いと思うけど、因果推論はすべて可能性の程度の問題グラデーションがあるってことと、観察研究でも一定程度の因果可能性を確認できるってことも知っておいてくれ。以上、お前らにオレ様からの有難い講釈でした。ちょっとは歩いてこいよ。

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