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はてなキーワード: レピュテーションとは

2025-01-07

転売ヤー市場における供給側のメリット

是非はともかく、転売ヤー跋扈する時代になってしまった今現在、残念ながらメーカーや小売といった供給側にも少なくないメリットが出ているのでは?という考察

(先に言っときますが、消費者側はメリット無いと思います

在庫リスクの軽減

発売初動においての需要は、本来の客の需要 + 転売ヤーが買う分になるので表面的には激増する。しか転売ヤーは商材として買ってるにすぎないので需要にわかやすい底が無い。

ただし、転売需要無しと見なされた瞬間に転売ヤー購入量が0になるので動きが極端すぎる問題はある。

品薄・危機感による需要加速

キャラグッズなど、品薄や消滅危機感が(実際には無くても)煽れるため、値段等の理由本来買わなかったはずの客に買わせることができてしまう。また、グッズが元々割高な価格設定だったとしても「転売市場に比べれば安い」という心理が働いてしまい、本来あるべき割高感が薄れる。

ノーコストノーリスク海外展開

中国人転売ヤー等に狙われた場合実質的海外販売販路になってしまう。実際に海外展開するためのコスト0でいわばお試しができてしまう。

供給不足の誤魔化し

PS5が典型的だったが、本来の客の需要に対してそもそも供給全然足りていない場合でも、怒りの矛先を転売ヤーにずらせる。メーカー側はレピュテーションリスク回避やすくなった。

2024-09-20

女だけど自分は女の敵だと思う

ダイバーシティの御旗の下に産休育休から職場復帰が一般的になっている。

増田新卒の頃から産休育休を取得して時短で働く女性が大の苦手だ。

彼女たちのことは責任の伴う仕事拒否する権利を持っている上に時短や定時での帰宅保証されていて、降格の打診があればマタハラだ!と声を上げるのに誰からも後ろ指を指されることのない特権身分だと思っている。

法律解雇できないことをいいことに会社に貢献したような雰囲気を出しながら専門性も高めずに長居して勤続年数でマウントを取る女を沢山見た。

彼女たちは母親であり妻でありながら定職に就いていることに誇りを持っていて、企業活動に貢献しているわけでもないのにいるだけで会社レピュテーションを高めてやっていると言わんばかりの雰囲気を醸し出す。

男性独身必死の思いで習得したスキル知識会社利益に貢献しているのに消耗品のような扱いを受けているのを見ると彼女たちとの待遇の差にやりきれなくなるのだ。

休業明けにバリバリ働くわけでもなく将来的に働かないおじさん以下になるのが確約されている彼女たちに椅子を用意することを大企業強要する社会の風潮はおかしいと思っている。

企業活動に貢献できる能力もないのに子供も職も全部手に入れようとする女たちの強欲さが心底胸糞悪い。

会社の人には言えないからここで供養とする。

2024-09-19

やっぱネット社会になって訴訟レピュテーションリスク上がったな

しか一般消費者向け製品だとなおさら

相手方製品ファンにキレられるなら理解範疇の中だけど、

話を理解してるんだかしてないんだか分からないキレ方してる人もいるし、

業界の発展を阻害する」とか誰目線かわからないキレ方してる人もいる。

いい勉強になる。

2024-09-02

anond:20240902202829

Webレピュテーションでアレなサイトブロックしてホワイトリスト化するのとブラウザ分離するくらいしか思いつかん

だがローカルファイルダウンロードされたら意味がねえオチ

Webメールからダウンロードしてアホが開いて実行するし

2024-08-25

anond:20240825123258

結局訴訟リスクレピュテーションリスクが重すぎてまともな企業自治体の利用は無理

反社じみた連中がspamに使って世界は確実に悪くなった、たまにガバナンスリテラシーのない小規模団体個人が手を出しては炎上を繰り返すだけになりそうだな

2024-03-18

anond:20240317213347

法律がどうだろうと警察司法の出番なんて最後最後で、その前にレピュテーションリスクがあることを企業は避けるんだよなあ

2024-01-26

神奈川県高校の出願システムはどうするべきだったか

安易jpドメインを取得して運用を試みるべきでなかった

ここの結論を先にいうと,神奈川県公立高等学校入学選抜インターネット出願システムなんだからドメインは shutugan.pref.kanagawa.jp か shutugan.pref.kanagawa.lg.jp などの地域JPドメイン属性JPドメインを使う設定をするべきであった.

これは最近問題になっているいわゆる行政サイト使い捨てドメイン問題とも関連あるし,(1次ソースにするには怪しいとしても総合的にみると載っている情報は正しそうな)カナガク https://kanagaku.com/archives/69495 によれば,なんと shutsugankanagawa.jp shutsugan-kanagawa.jp nyuushi-kanagawa.jp の三つとも本番環境として使われているようなのであり( nyushi-kanagawa.jp は違う),その状況だけ見ても本物に混じって偽物がスパムフィッシングを行っていてもほぼ見分けが付かないのである

Google から見ても,取得が容易なjpドメイン最近取得したドメイン,似たようなドメイン,似たようなメール,が送られてくるのであるユーザの受信ボックス迷惑メールゴミ箱に大量に届く懸念がある以上,ブロックするのが定石である

仮にブロックせず受信ボックス迷惑メールゴミ箱に届けた場合,大量送信によってユーザ使用量を圧迫し 15 GB 到達すると,そのユーザ新規メールを受信できなくなり本当に必要メールを取りこぼす可能性がでてきてしまう(容量空ければ受信できなかったメールを受信し始めるわけではない).

なので,大量送信 SPAM 判定したメールはできる限りブロックする選択が,Gmail にとってある意味最善手なのである

なお,神奈川県は令和 4 年度までは @pref.kanagawa.jpメールで使っていたが令和 4 年度以降から @pref.kanagawa.lg.jp に切り替えているので,ベストは shutugan.pref.kanagawa.lg.jp であったと思われる.

サブドメイン毎にドメインレピュレーションが分かれているためあまり深い意味はないが,少なくとも pref.kanagawa.lg.jp は 2007/04/16 に登録され有効ドメインなので,新規登録に比べて信頼性が高いと判断される.

なお,kanagawa.jpkanagawa.lg.jp の切り替えもいろいろと謎はあるが,それはまた別の問題

webページkanagawa.jp の方だし他方 e-kanagawa.lg.jp なんてのもあり……ちなみに e-kanagawa.jp株式会社つくばマルチメディア 登録ドメイン行政関係ない.

SPF/ DKIM / DMARC あたりをテスト段階で正常化できず本番環境動かすのはドメイン死ぬので,初期設定を甘く見ずにやるべきだった

少なくとも動き始めには DKIM / DMARC が設定されておらず,問題になってから設定し始めてもそれはSPAMを頑張る業者行動様式が似るので無駄なあがきとなっている可能性が高い.

SPF2006年DKIM2011年,DMARC は 2016年に出てきた対 SPAM 技術であるDNS 弄ったりメールサーバー建てるような人でないならこれらの設定方法は知らなくてもしかたない.

だがそれらを生業としている側の人間なら, 2024 年現在, 13 年前に提案された DKIM すらちゃんと設定できないというのは,iPhone 4Internet Explorer 9 向けの開発しかわかりませんとか,スマホアプリLINEいたことないというのを 2024年に言っているのと同じレベルなのである

そのぐらい前の時代提案された迷惑メール対策・認証系の機能を未実装で本番環境動かすというのは,語弊のある誇張表現をするなら Windows Updateapt upgrade を 13年間しないで通信を試みるようなもので,自殺行為に等しい.

もちろん,その通信を受ける側はこいつヤバいやつだってすぐわかるので,かなり辛口評価することになり,ちょっとでも SPAM雰囲気出してきたらブロックするのは定石.

そしてブロックされた SPAM 側はあの手この手おかまいなしに SPAM 送ろうとするので似たような内容やドメインでしつこく送ろうとするので,似たようなものもどんどんブロックするのである

なので初手でヤバいやつ認定されないのが極めて重要にもかかわらず,そこを怠っていたのである

実際に,2024 年 1 月 12 日時点の mail.shutsugankanagawa.jp はどうなっていたかというと DKIM 設定がないまま本番環境を動かしていたようである. https://archive.md/qykwX

ここで実際いろいろ正常化しても,それは SPAM 業者あの手この手でなんとしてでも SPAM 送り届けようと頑張っている様子と一緒なので,ある意味無駄なあがきなのであるどころか,SPAM認定を加速させた可能性も否定できない.

GmailSPAM対 策は馬鹿じゃないので,送信ドメインを変えても文面があまり変わっていないなら SPAM とするし,送信元の IP とかも見て SPAM とするので, Amazon SES 使いつづけたり新 IP で何回も試行するとうまくいかないし,送信信頼性の高い送信サーバーサービス経由で送れたりするようになっても,SPAM扱いされることもよくある.

ちょっと送信成功しだしてまたいっぱい送り出して SPAM 業者扱いされるのはやっていることが SPAM 業者と同じことというか,その辺の今時の SPAM 業者より SPAM 業者っぽい挙動をしているのである

今でもたまに Google anti-SPAM/phishing 網をくぐり抜けてくる えきねっとフィッシングメールもびっくりするほどであろう.

Gmailポリシーをよく読んでおくべきだった

Gmail ユーザーへの送信ガイドラインみたいな文章は,最近の DMARC 騒動で見る人が多いこのページが一番詳しい https://support.google.com/a/answer/81126?hl=ja .今はその騒動に応じてかなり加筆されているが,このページは開発中はどうであったのだろうか.

まず開発スケジュールについては,この開発は神奈川県調達情報によると,調達案件番号 0001450060020230089R 業務名『神奈川県公立高等学校入学選抜統合WEB出願システム構築及び運用保守業務委託』で間違いないと思われ,開札日が令和5年3月31日からプロジェクト始動はその後だろう.

税金使途への意識高い県民はご存じの通り,ここから誰でも調べられる https://nyusatsu-joho.e-kanagawa.lg.jp/DENTYO/P6515_10

ちょうどその頃の Web Archive がたまたまあって 2023/03/07 時点ではこうなっていた https://web.archive.org/web/20230307005024/https://support.google.com/a/answer/81126?hl=ja

冒頭では

重要: 2022 年 11 月より、Google Gmail アカウントメール送信する新規送信者は SPF または DKIM の設定が必須になりました。

さらっと メール送信する新規送信者は SPF 「または」 DKIM の設定が必須 である一方,『ドメインメール認証を設定する(必須)』の重要のところをよく読むと,

重要: 2022 年 11 月より、個人Gmail アカウントメール送信する新規送信者は、SPF または DKIM を設定する必要がありますGoogle では、新規送信から個人Gmail アカウント宛てのメールランダムにチェックして、認証されたメールであることを確認します。認証方法が一つも設定されていないメール拒否されるか、迷惑メールに分類されます。この要件は、すでに送信である場合適用されません。ただし、組織メール保護し、今後の認証要件サポートするために、必ず SPFDKIM を設定することをおすすめします。

のようになっていて,「今後の認証要件サポートするために、必ず SPFDKIM を設定することをおすすめ」など,やんわりと新規送信者は認証しっかり 必ず SPFDKIM を設定することをおすすめ しているのである

こういう書かれ方しても,個人メールサーバーとかなら SPFDKIM どっちかで運用してみてドメインを駄目にしても笑い話になるけど,自治体運用するシステムであえて,博打に挑戦する必要あるのだろうか.

まぁ本来発注側の要件定義書かにちゃんSPF / DKIM を設定することなどと書いておくべき案件だったかなとは思う(たぶん書かれていなかったんだろう).

とにかく今は全世界の3割弱が Gmail と言われている中で,本当に Gmail が謎仕様ブラックボックスで届かないことが多発していたら国内外もっと騒ぎになるので Gmail 側に今回の件で大きな瑕疵があったとはいいがたい.

設定不備およびその後の作業内容地雷原を突き進んで自爆しているのだろう.

神奈川県高校の出願システムは今からどうすればよかったか / 私ならこうした,こうする
  1. Google Workspace を契約して shutugan.kanagawa.lg.jp とか地域JPドメイン属性JPドメインを使って登録する
  2. SPF / DKIM / DMARC ちゃんと設定する
  3. no-reply@shutugan.kanagawa.lg.jp送信できるようシステムを作る

アホらしいけどアホに一番わかりやすくいえば Google Workspace / Gmail 同士では IP メールサーバーレピュテーションと無縁になれて,世界中の他の宛先にもだいたい問題なく送れるので,SPF / DKIM / DMARC の設定だけ気にすればよく,かなりシンプルなのである

Amazon SES 使えていたんだから Google Workspace も不可ではないはず(ISMAPに Google Workspace もいるので,あとは要件しだいだけど).

今日花金で午後暇になったのでざっと調べて書き出したけど,去年(おそらく最小限の修正などで運用するための発注) 3,600,000円 だったシステムを,今年は全面刷新して 138,600,000 円かけたわけだけど,ちょっとさすがに値段の割にお粗末な印象がある.

まぁ入札調書の開札日付が「平成」のままになっていたりしているの見ると教育委員会側も事務方スタッフ発注から既に疲れてるんだろうなとも思うなど,ただそういう大人の事情はともかく受験生の心情を考えると,本来あるはずのない余計なストレスを掛ける結果に,大人の一員として恐縮してしまう.

一つ思うのはこれ「一般競争入札技術審査型)」だけど本当にちゃん技術審査したのかね?する能力あった?安い方に安易に決めてないだろうな??と,突っ込んでいった方が今後の神奈川県教育環境のために遠からずなるかなと思ったけど,よく考えたら私は神奈川県民じゃなかったわ

2023-12-03

削除したメールを見てたらこんなんあったわ

【【閲覧注意】】

change org 要素あり

日本大学アメリカンフットボール部廃部の撤回を求めます

18,849人がfkng TKMAさんのオンライン署名賛同しました。目標賛同数25,000を一緒に目指しましょう!

ワンクリック賛同

このたび、日本大学アメリカンフットボール部(通称フェニックス、以下日大フェニックス)の部員による大麻所持使用事件、相次ぐ学生逮捕などにともない、日本大学は同部の廃部を決定しました。

事件の重大さを鑑みれば、そのような決断に及んだことには理解を示しつつ、しかしやはり長い目で見た場合学生教育という観点から、「廃部」という結果ではない、別の道を選択することを要望いたしたく、デジタル署名活動を行うことを決断しました。

ここに、「日大フェニックス廃部」の社会的意義について私見を申し述べます

日大フェニックスには選手マネージャートレーナーなどのスタッフを含め、総勢で120名ほどの部員が在籍しているそうです(報道により部員数が明らかになったので数字修正しました)。有名な篠竹幹夫監督時代から日大フェニックスアメリカンフットボールを通じた人間教育に重きを置いた指導をしてきたと思われます。その伝統は今にも受け継がれ、時代に合わせた形で人間教育をしてきたのでしょう。そのような意味において、日大フェニックスは120名の若者たちの学舎(まなびや)であり、120名の若者たちが集う「核」となっているチームを解散するということの社会的損失は非常に大きいでしょう。

もとより日本人口減少という大きな問題を抱えています地球温暖化などの地球規模の課題解決していくためにも、これから若い世代をしっかりと育て、社会へと送り出すということは、今を生きる大人世代の責務だと思われます。これまで、日大フェニックスには問題があったことでしょう。しかしこれだけ多くの若者が集う場を社会からなくしてしまうことよりも、存続させて改革を図ることの方が、彼ら学生の生涯にとっても、そして日本社会にとっても、大きな意味があるはずです。「出来の悪い子は追い出してしまえばいい」という姿勢ではなく、視座を高く持ち、長期視点で考えるべきです。大学社会的レピュテーションを考えれば、いま廃部にしてしまうことは簡単かも知れません。しかし一度根絶やしにしたものは二度と再生しません。120名の若者目標ひとつに持ち、打ち込むものを持てるという環境を、今からゼロから作り上げることの困難さ、人的、社会的コストを考えれば、日大フェニックス大学にとっても、フットボール世界にとっても、そして社会にとっても、大きな財産であるはずです。廃部にするのではなく、もういちど立て直すということに向き合い、フットボール界や社会全体で若者の成長を見守る姿勢を保つべきではないでしょうか。

そのような観点から日本大学に対して、アメリカンフットボール部廃部の決定を撤回していただけるよう、署名を集めます。集まった署名林真理子理事長もしくは、然るべき大学の方に提出いたします。

廃部の手続きが履行され、部員たちがいなくなってしまえば、再生への道は閉ざされます時間がありません。一人でも多くの方に趣旨をご理解いただき賛同いただければ幸いです。

削除したメールを見てたらこんなんあったわ

【【閲覧注意】】

change org 要素あり

日本大学アメリカンフットボール部廃部の撤回を求めます

18,849人がfkng TKMAさんのオンライン署名賛同しました。目標賛同数25,000を一緒に目指しましょう!

ワンクリック賛同

このたび、日本大学アメリカンフットボール部(通称フェニックス、以下日大フェニックス)の部員による大麻所持使用事件、相次ぐ学生逮捕などにともない、日本大学は同部の廃部を決定しました。

事件の重大さを鑑みれば、そのような決断に及んだことには理解を示しつつ、しかしやはり長い目で見た場合学生教育という観点から、「廃部」という結果ではない、別の道を選択することを要望いたしたく、デジタル署名活動を行うことを決断しました。

ここに、「日大フェニックス廃部」の社会的意義について私見を申し述べます

日大フェニックスには選手マネージャートレーナーなどのスタッフを含め、総勢で120名ほどの部員が在籍しているそうです(報道により部員数が明らかになったので数字修正しました)。有名な篠竹幹夫監督時代から日大フェニックスアメリカンフットボールを通じた人間教育に重きを置いた指導をしてきたと思われます。その伝統は今にも受け継がれ、時代に合わせた形で人間教育をしてきたのでしょう。そのような意味において、日大フェニックスは120名の若者たちの学舎(まなびや)であり、120名の若者たちが集う「核」となっているチームを解散するということの社会的損失は非常に大きいでしょう。

もとより日本人口減少という大きな問題を抱えています地球温暖化などの地球規模の課題解決していくためにも、これから若い世代をしっかりと育て、社会へと送り出すということは、今を生きる大人世代の責務だと思われます。これまで、日大フェニックスには問題があったことでしょう。しかしこれだけ多くの若者が集う場を社会からなくしてしまうことよりも、存続させて改革を図ることの方が、彼ら学生の生涯にとっても、そして日本社会にとっても、大きな意味があるはずです。「出来の悪い子は追い出してしまえばいい」という姿勢ではなく、視座を高く持ち、長期視点で考えるべきです。大学社会的レピュテーションを考えれば、いま廃部にしてしまうことは簡単かも知れません。しかし一度根絶やしにしたものは二度と再生しません。120名の若者目標ひとつに持ち、打ち込むものを持てるという環境を、今からゼロから作り上げることの困難さ、人的、社会的コストを考えれば、日大フェニックス大学にとっても、フットボール世界にとっても、そして社会にとっても、大きな財産であるはずです。廃部にするのではなく、もういちど立て直すということに向き合い、フットボール界や社会全体で若者の成長を見守る姿勢を保つべきではないでしょうか。

そのような観点から日本大学に対して、アメリカンフットボール部廃部の決定を撤回していただけるよう、署名を集めます。集まった署名林真理子理事長もしくは、然るべき大学の方に提出いたします。

廃部の手続きが履行され、部員たちがいなくなってしまえば、再生への道は閉ざされます時間がありません。一人でも多くの方に趣旨をご理解いただき賛同いただければ幸いです。

2023-09-12

anond:20230911101526

この状況だから違約金はないだろうが

やり直す製作費は企業持ちだからモスあたりだと無理かもしれないね

ジー側の意見が反映されてのこれかが気になる

から燻ってたのに大丈夫大丈夫で進めた企業側が甘い

直前広末でも大変だったし、自分ならレピュテーションリスク提示して様子見薦める

2023-04-02

anond:20230402084236

会社意向36協定限界ギリギリフル残業ってどういうこと?

常識的に考えれば会社としては残業代削りたいし、そんな働かせ方してたらレピュテーションリスクヤバいわけだが

2023-02-21

AIとともに賢く生きる方法

※この文書人間と書きたい意図を雑に伝えた生成系AIが共同執筆することで作成されたものである(所要時間5分 - 10分)、壁打ち/テキスト作成支援の性能を把握するために作成されたものである

我々がこれから生きていくであろうAI時代には、自意識と補助脳の効率的なやりとりが重要になると推測される。AIを使って人間自由に発想・出力し、その意味検証保証し、実用性を打ち出すことで、賢く意味のある時間を生きることができるのだ。

脳を例に取ろう。自意識とは前頭葉の一部分が担当しているが私の自意識前頭葉)が脳の各パーツ(海馬だったり頭頂葉だったり側頭葉だったり)とアクセスする感覚は硬い補助脳コンポーネントであるインターネットコンピューターとやりとりする感覚に近いのかもしれない。この視点から見ると、ChatGPTやBingのような生成系AIも、脳の一つの補助脳コンポーネントと見なすことができる。それも柔らかい

AI時代において、優秀な知能の自意識とは、こうした知的コンポーネント群と効率的にやりとりをし、意味のある実用性のある成果を出力し続けていける自意識だと考えられる。それこそが人工知能スタンドアロン自意識人との唯一の差別要因だからだ。人間実用性の高い成果を出力し続ける責務があるし発想する喜びもある。

実用性のある方法を出力するためには、高頻度に発想し、AIとともに高頻度に出力し、出力結果にたいする高速の仮説検証ループを繰り返し、意味のある結果を出力保証する必要がある。この結果には、問題解決するための方法や、人々の興味関心を強く満たすものが含まれる。そして、これらの意味のある結果を出力し続けることで、私たちは高いレピュテーションを獲得し、賢く生きる人として認知されることができる。

逆に、実用性のないただ出力されただけの結果が大量公開される汚染懸念もある。我々は出力された結果に対して責任を持ち、検証保証し、改善することが必要だ。

実用性のあるコンテンツを出力しよう。それはこの時代においても賢く生きることができる唯一の方法だ。それは我々の人生に対価をもたらすことになるだろう。

2022-12-12

カラ松おしっこ我慢大会は一松ファンの偽旗

一松受の人たちがカラ松受に対してのレピュテーションひとつだったんだけど

当時の「私達はのほんとにおもらしカラたゃが好きなんですゥ〜www」の空気気持ち悪かった

あと白ワンピース自分生理の血が漏れて染みてるのに気が付かない一松ブームとかあった

2022-11-17

anond:20221117093632

「これはゲームじゃない、リアル戦争なんだよ!冷笑で応えてネットの向こう側に押しやっても、この戦争は消えて無くなったりはしない。解決策はただ一つ、ロシアを完膚なく叩き潰すことだ。分かってるんだろう?お前たちは現実を誤魔化しているって。さぁ、早くウクライナと共に戦列に並べ!」

真面目な話をすると、今さらメンツを守るためにウソをつく」なんてムーブをするとは考えにくいんだよな。そうではなく、多少レピュテーションリスクを負ってでも、この「他国戦争漏れ出している」状態をうまく活用して軍事介入引き込みたいと思っている可能性は大いにある。もしこの推察が当たっているなら、あれは、西側陣営に対する一種脅迫だということになる。

かに、粘り強くやれば最終的に勝てるかもしれない。しかし、当たり前だが、この自国民が石臼で轢き潰されていくような状況を何年も続けたいとは全く思っていないだろう。それをやればさらに膨大な人命が損なわれ、戦後ウクライナボロボロになり、最終的に他国政治的経済的傀儡に落ちぶれることは目に見えている。

別にオレは「参戦すべきだ」とは思ってないよ。どれだけ悪罵されようとね。ウクライナ緩衝国として扱うのは西側陣営国益に叶う。ただ、我々とは利害が根本的に異なるのだ、ということは念頭に置いた方が良いと思っている。いくら口先で「我々はウクライナと共に立つ!」と言っても、相手がそれを信じているかは甚だ疑問だ。

2021-11-11

anond:20211111114327

真に受けろとは言わないけど世間の評判をどうやって評価してんの?っていう話ね

レピュテーションリスク指標としてネット情報評価なんてどこの企業でもやってるでしょ

2021-09-24

anond:20210924120139

進学するまではその大学その学科就職環境問題なかったのに増田が進学してから急にその大学レピュテーションがガタ落ちするような事件が起きて就職状況が悪化したとかなんか???

2021-07-18

エンジニアコミュニティでもネットリンチの一端を見てげんなりしてる

ここ1年ぐらいどのSNS見てもげんなりすることが多いのでほとんど見ないことにしている。

ただ、それだとエンジニアコミュニティの動向は追いづらいし知人間生存報告も無くなってしまうのは悲しいので、いくつかのSlackワークスペースだけはウォッチし続けていたんだけど…特定企業特定サービスに対する「叩き」とそれが当然みたいな空気感が見えてげんなりしちゃった。

流れはこんな感じ。

先日にとあるネット企業があるサービスリリースし、そのニュースSlackワークスペースにも流れてきた。もともとネットでのレピュテーションが高くない企業ではあっただけに、そのプレスリリースに対するコメントがおおむね批判的で、「自分はつかわないな」程度の感想から反社」だとか「詐欺」だとか「そろそろ潰れるな」といった実態以上の強い言葉が並んでいた。

まぁそれぐらいの言葉プライベートでうっかり発しちゃうことはあってもいいですよ…。けどさぁ、そのSlackワークスペースは誰でも入れるし、チラシの裏じゃないんですよ。叩かれてる会社エンジニアも入ってるし、その会社に知人がいる自分みたいなやつもいるんですよ。(そのエンジニア発言もしてなかったし見てるのかどうかわからなかったけど)

エンジニアコミュニティSlackプライベート空間と勘違いしてたのか知らんけど、「この企業サービスいくら叩いても構わない」ってラベリング、それいじめとかネットリンチの一端じゃね?って思ってしまった。

100日間生きたワニとか

https://bizspa.jp/post-483552/

みずほ銀行とか

https://ja.kohsuke.org/software/mizuho-outage/

自分とは関係ないし殴り返してくることもないから何でも言っていい、ってやつ。

特定技術にせよ生活にせよ、なんらかの話題をちょうどよい流速とちょうどよい距離感で消費できる心地よさがそのコミュニティにはあったのだけど、この件でとてもげんなりしてしまって、デバイスからそのSlackワークスペースを削除した。

嫌ならその場で言えよ、ってのはもっともだし、もしかしたら自分意見サイレントマジョリティだったのかもしれんけど、醸成された空気感を覆すぐらいのパワーをそのコミュニティに使いたいとはもう思えなかった。

↑に貼った100日間生きたワニの記事ブコメが真理だなと身を持って味わってしまって暗い気持ち

"「これは叩いてもいい」という空気が一度できてしまうと、ほめたくても叩かれるのが怖くて口をつぐんでしまムードになってしまい、悪評だけが残るという残念な結果に。健全ではない"

2021-05-17

anond:20210517103719

自分のいる業界増田が書いた言動の1/10でもレピュテーションが爆発して粛清されるぞい

自分のいるところが特殊増田がいる業界が「外」なのかもしれんけど

2020-12-30

anond:20201230163858

解説してくれてありがとう

他人に怒られるから不倫しない」というのは、他人価値判断を委ねているだけで、自分人生を生きていることにならない。

他人に怒られるから不倫しない」っていう価値観自分は持ってないので、それはそう思ってる人に聞いてみたらいいと思う。

ひとつ付け加えるなら「パートナーを傷つけたくないか不倫しない(or けど不倫してしまう)」って人はいても、

他人に怒られるから不倫しない」って人はあまりいないような気がするな。

あ、でも他人ってのがパートナー以外の周囲の人たちのことで、レピュテーションリスク考慮してしないっていう考えの人はいるかもしれないな。

その場合、それは自分人生を生きてないという意見には与できないけど。

それは立派な社会性であり、持っていて損しないものだし。

不倫パートナーを傷付けるとしても、それ以上にパートナーを喜ばせればいいだけだと俺は思う。

大きなマイナスはそれ以上大きなプラスで補えばいいって考えは面白いな。

人の感情がそううまいことオフセットしてくれるのか、自分にはちょっとからないけど。

自分はなんとなく、それらは相殺できず常に両建て存在してるものだと思う)

いずれにせよ相手あってのことだからパートナーがそれでよしとするならそれでもいいんじゃないでしょうか。

2019-06-03

断言できるが今回カネカノーダメだぜ

まず前提としてだな、報復人事というのは「見せしめ」なんだよね。こいつと同じようなナメたマネするなよ?そういう奴は最初からウチに入社して来るなよ?っていう。それを広く知らしめるのがそもそも目的なわけ。本音と建前の区別が付かない奴はいらねーんだよ。今回の炎上騒ぎを眺めながらカネカ採用担当はニマニマしてるぜ、陰キャども宣伝ご苦労様ってな。

でもお前らは良い子ちゃんから言うんだろう?企業としての信頼度が下がった、レピュテーションがって。関係ねーから。こんな事で取引先が減ったりしねーから株価にも大して影響なかったしよ。法令違反したわけでもないので仮に裁判になっても間違いなく勝てる。そんで1ヶ月経ったら誰一人話題に出さなくなる。100%ノーダメなんだよ。

2019-03-14

電気グルーヴに思うストリーミング時代配信停止の重さ

ピエール瀧逮捕され、氏の所属する電気グルーヴ作品について、所属レーベルソニー・ミュージックレーベルズ過去作品の出荷・販売デジタル配信の停止を決めた。

ピエール瀧逮捕に伴うソニー・ミュージックレーベルズ対応について」

https://www.sonymusic.co.jp/artist/DenkiGroove/info/504907

"この度、ソニー・ミュージックレーベルズ契約アーティストであるピエール瀧が、麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたことにつきまして、ファンの皆様、関係各所の皆様にはご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。この事態を厳粛に受け止め、本日より、弊社が取り扱うピエール瀧、及び電気グルーヴ関連の商品に関して、以下の通り対応いたします。

CD映像商品の出荷停止

CD映像商品店頭在庫回収

音源映像デジタル配信停止”

電気グルーヴ作品市場供給しないというレーベルコミットメント。今のところSpotifyではまだ電気グルーヴの曲を聴くことができるのだけど、これだっていつ止まるかわからない。

ひと昔前であれば、大半の音源ファンの手元に(CDカセットMD等々の形で)残っていくものだったと思うのだけど、今のようにipodすら風前の灯でAmazon MusicSpotify等のストリーミングサービスが主役となって来ている現在において、デジタル配信停止、というのは一部ファンから完全に音楽を取り上げることになってしまう。

勿論薬物使用は重大な犯罪で、青少年への影響を配慮することや企業レピュテーションリスクも踏まえれば、ある程度(例えばTV番組電気グルーヴ音楽はしばらく使われなくなるとか、CMでは流さないとか)くらいの影響は仕方ないかもしれないけれど、レーベルの段階ですべての作品を止めてしまうのはあまりにも影響が大きすぎると思う。

そしてこういうことは今後電子書籍Websiteについても起こりうるわけで、このような慣行が続くのであれば、私たち過去芸術作品を、言論を、何か問題があるとされるたびに焼き尽くして葬り去ってしまうことになる。それってあまりに悲しくない? 作者に収益が入るのが問題なら、代わりに寄付でもすればいい。

(恥ずかしながら、私は現状実名リードすることができないのだけど、誰か勇気のある人がいたらぜひ以下のサイトなどを利用して署名活動等行ってほしい。全力で応援したい人はたくさんいるはず。。)

https://www.change.org/ja

2016-11-29

逃げ切り? DeNAパクリサービスを生んだ土壌は、あの韓国企業の再挑戦

一気に書いた。

結局(一時?)閉鎖に追い込まれWELQ問題と、キュレーションと、DeNAがやってること。

タイトル釣りだ、タイトル付けは難しい。

けど「モラルなき金儲け」の土壌が生まれた背景に、あの外資系が影響しているように思う。外資系企業は、「自国以外の法や心情には無頓着サービス展開」する傾向はままある。但し、韓国企業批判ではなく、話の流れとして登場させた。

WELQ問題は2つのポイントがある。一つ目は、場合によっては生死に関わるかもしれない医療情報問題。そしてもう一つが、前々から一部の人達が不満を抱えている「パクリ問題だ。こちらのパクリ問題はまだネット業界の一部だけにしか問題視されていない。DeNAとしては何としてもWELQだけの閉鎖で誤魔化したい所だろうが、今やっていることはあまりにも酷い。

  1. キュレーション」という"合法"ドラッグみたいな言葉が生まれた背景。
  2. 薄給ライターが集まる二極化した我が国
  3. 酷い現状
  4. DeNAは「インターネットを汚しまくる」のをとにかく止めてくれ。

の4部構成で書いた。

第一部:NAVERまとめが生み出したキュレーションという"隠れ蓑"ワード

NAVERといえば大半の人は NAVERまとめ会社ぐらいの認識だろう。ちょっと知ってる人で LINE を作った会社さらに詳しい人なら livedoor を買収した会社ぐらいは知っていると思う。

実はこの NAVER は、一度日本に参入したが撤退、その後に再挑戦して今に至る。(※ 以下、社名とサービス名は違うといった話は無視する)

NAVERといえば韓国では圧倒的な存在日本Yahoo! と同じような影響度だ。NAVER過去2000年頃に日本に参入した。

検索エンジンとしての成果は出せなかったが、NAVERブログの方は予期せぬ注目を浴びる。NAVERブログには他サイトコンテンツを容易に転載できる機能実装されていたため、他社サイト画像などを無断で直リンする「著作権無視」のブログが多数作られ、批判が噴出する。

最近の人は「NAVER厨」という言葉を聞いたことがないと思うが、NAVER厨というのは著作権無視ユーザ批判的に言う表現として使われていた。

参考:NAVER厨

NAVER2005年頃、メインの検索エンジンがうまく行かず、著作権無視した韓国企業というイメージが強くなってしまった事もあり、日本撤退する。

そしてその2年後ぐらいに、再度日本市場に挑戦。NAVER韓国国内で生む潤沢な資金があり、しか韓国は限られた市場であり、日本攻略を是が非でもやりたかったのだと思う。

同じ失敗をしないために、前回の教訓を活かす事にした。韓国色を消すため日本人経営者であることを打ち出し、他には美人広報を前面に立てるなどして、イメージ戦略を大きく変えた。

そして前回手痛い目にあったもう1つの課題著作権問題について。

"NAVER厨"として叩かれたイメージを払拭すべく、今度は日本著作権をよく調べ、法的なリスクを「回避する」方法を見つけ出す。この「回避術」が、今の「インチキキュレーション」につながってしまったと思うのだ。

(※ NAVER問題があるという話ではなく、DeNA が酷いことやってるのが現状だと思う)

まず大きなポイントは、日本著作権の多くは「親告罪」と呼ばれ、著作権侵害被害者が訴えない限りは告発されないこと。つまり、有名タレント画像を無断で使ってもその権利者(タレント事務所タレント本人)から訴えがない限りは、言い逃れできてしまう。

もう一つは「引用」の解釈Google検索結果は著作権侵害ではなく引用の延長と考えられており、訴えられることがない。現状では、"検索"という体を取り、出典を載せ、参照元リンクを貼っておけばスリ抜ける事ができてしまう。

他にも、権利侵害された側がそれを実証する必要があるというルールをうまく使い、権利侵害を訴えるハードルを上げまくったりもしている。「こうした防御壁は今のキュレーションメディアに全て踏襲」されている。

NAVER社はこうしの抜け道を見つけ出し、まずは「著名タレント画像検索エンジン」を作り出した。検索窓にタレントグラビアアイドル名前を入れると、ズラッとグラビア写真などが出てくるサービスである。この画像検索エンジンは、自社でコンテンツを持ってないにも関わらず、NEC子会社サービスBIGLOBEのこと)にOEM提供するなどの成果をあげる。こうして韓国色を消し日本的な見せ方をするイメージ戦略と、著作権上のグレーゾーンを巧みにつくことによって、そこそこに日本市場に受けいられる事に成功する。

この成果を元に次に生み出したのが NAVERまとめ であるNAVERまとめがどういうサービスかは皆さん知っていると思うので省略する。

こうして、「ユーザ作成し、引用元を書いておけばOK」というキュレーションサービスが生まれる事になった。ここまでが「キュレーション誕生までの流れである

第二部:安価記事が量産される二極化された社会

話は大きく変わって、nanapiについて。

nanapiは元々、著名投資家アイデアで、それを古川氏(=けんすう氏)がサービス化していったものだ。当初は 7分でわかるライフレシピかいうコンセプトだったと思う。

サービス開始から1年後ぐらいに、コンテンツを増やすための試作としてライター募集を始める。現在は終了してしまったが、nanapiワークスというサービスである。当時のnanapiはいかにして質の高い記事安価にたくさん作るかが大きな経営課題だったと思う。そのため、ライターに対して、低単価にも関わらず高い要求をしていた。

参考:nanapiワークスに萎えた理由

nanapiワークスは本当に稼げる?~その単価と収入

300円で数千文字画像などの引用ルール通りに行うなど、たいへんな作業だったことがわかる。

ところが、あることに気づいてしまう。この国には、これだけの低単価と高要求にも関わらず、仕事を請ける人がたくさんいるのだ。そしてSEO対策すれば記事を作れば作るほど、記事作成コストを上回る"流入"があることもわかった。"流入"という表現にしたのは、nanapiは膨大なユーザ数を換金化するために KDDI に売却するという道を取ったので、お金ではなく人の流入という意味である

こうして nanapi記事の質を高める方向ではなく、「ライター安価記事を量産させるSEO対策サイト」として拡大していく。

ライター安価に作らせた記事でも、工夫さえすればSEOが強烈に効いてアクセスが稼げる」ことに気づいた人は他にもいた。

ここでMERYが登場する。MERYはペロリ社が運営する女性向けキュレーションメディアである現在、このペロリ社はDeNAによって買収され、炎上したWELQを含むキュレーション事業の中核を担っている。

MERYを作り上げた中川太郎氏は、けんすう氏と仲が良く、nanapiワークスで記事を量産し始めた頃は2社は歩いてすぐの場所にあった。「ライター安価に作らせた記事でも、工夫さえすればSEOが強烈に効いてアクセスが稼げる」事を知った中川氏は、記事を量産し、アクセスを順調に伸ばしていく。選んだマーケットがとても良く、1つの記事に多数のアクセスが稼げるようになり、アクセス数は急成長を続けるようになる。

また当時、同じやり方でインテリア関連のメディア iemo を作っていたのが、村田マリである。もちろん、村田氏は上記の方々とは仲が良い。村田氏が凄いのは、DeNA社長の守安氏に iemo を売り込む際に、MERYも抱き合わせた事だろう。iemoの買収価値を上げるため、自社よりアクセス数が圧倒的に多く若い優秀な経営者もセットで売り込むことで、DeNA社はこの2社を数十億で買収する事になる。

参考:iemoやペロリの買収に見る~DeNAが仕掛けるゲーム・メディアの次のビジネス【B Dash Camp】

村田氏はサービスユーザへの思い入れ事業を興したというより、けんすう氏や中川氏や他の起業家仲間から得たヒントを具現化し、換金化したという感じだろう。例えば、子育てすらも効率重視でアウトソース活用すると発言しているこちらのインタビューが参考になる。(※ 批判してるわけではない、考え方は人それぞれ)

参考:村田マリがシンガポールに移住した理由とは?

第三部:酷い現状

DeNAが2社を買収するまでは、まだ「一線を越えた」と書かれてしまう状況ではなかった。

参考:DeNAがやってるウェルク(Welq)っていうのが企業としてやってはいけない一線を完全に越えてる件(第1回)

nanapiワークスは、お金を払って記事を作っている事は明らかだった。NAVERまとめも同様に、ユーザ還元することで記事を増やすサービスだ。

しかし、DeNAが買収したMERYとiemoの2社が行っていた「キュレーションメディア」は、実態は、キュレーションとはほど遠い。

参考:元welqライターからの告発

記事の大半は、クラウドソーシング活用して大量に記事作成している。もちろん、中には一般ユーザ投稿したコンテンツもあるだろう。しかしこの割合は非常に低く、かつ、一般ユーザ投稿記事でSEOが強力に効いている物はほとんどないはずだ。つまりキュレーションサービスと言いながら、実態コンテンツ作成外注記事内容は全て自社でコントロールしており、ややこしいが見方によっては「内製」しているわけだ。

キュレーション」というを隠れ蓑にすれば、「パクリ問題記事の質をさほど気にしなくて済む」という発見nanapi が見つけ出した法則に近い。

こうした背景からDeNAパレットが生まれた。DeNAパレットのページによると「キュレーションメディアプラットフォーム」と書かれている。

当初、キュレーションという言葉が生まれた時に期待されたもの

一般ユーザが、インターネット空間に点在している良質なコンテンツ再構成し、役立つコンテンツを作り上げていくメディア

だったように思う。

しかDeNAパレットは、NAVER日本攻略の際に見つけ出した著作権などの法をすり抜ける「キュレーション」という言葉を都合よく使い、nanapi発見した「日本には安価に雇えるライターがたくさんいる」ことを組み合わせ、SEOスパム記事を大量に生産するというのが実態だろう。

資本を投下すればそれが回収できる見込みが経った今、スパム記事の量産に邁進している。(やや誇張だが)ユーザのためではなくSEO対策だけしか考えられていないサービスに、月間数千万ものアクセスが集まるメディアになってしまっている。

四部:とにかく止めてくれ

DeNA創業者の南場氏が天才と言うほどの経営者である守安氏が、これをわかってないはずはない。モバゲーで急拡大した会社を引き継ぎ、「高成長への高いプレッシャー」があるのだとは思う。

だが、本当に "こんなサービス" を作りたいと思ってやっているのだろうか?

中の人」は自分達が、ユーザのためのメディアを作っているのではなく、ライター安価にSEOに記事を量産させているだけのサービスであることは十分にわかっているはずだ。

球団を買収し、任天堂と手を組んだのは、もっと世間に受け入れられる会社にしたいからではないのだろうか?「目指すイメージに見合うサービスを作る会社にする」と宣言することは、株価プラスに反応してもおかしくない。

DeNA高学歴で頭が切れる方が多数いる優秀な集団であり、このまま「キューレーション事業」を閉鎖すること無く「抜け道を見つけ出して」サービス運営を続ける事は可能だろう。しかしそれで得られるお金に比べたら、失うレピュテーション企業への信頼やイメージ)は計り知れない気がするのだ。これまでに投じたと言われる50億をサンクコストと見て"英断"することで、大きな転機と飛躍につながるようなイメージが沸くのだが、難しい決断だろうか?

参考:Welq(ウェルク)で炎上しているDeNAがこんな事業をしないといけない訳。

と、まあ、部外者経営方針に口出しするのは余計なお世話ではあるが、これはさておき、今やってることは日本中に大迷惑を撒き散らしているようにしか思えない。

このままゲームで荒稼ぎしたお金を「ライターを安い賃金で買い叩いて、質を問わないスパム記事量産」に投入し続けるような行為は本当に勘弁だ。

例えば現状でも、自分たちが大量投入したコンテンツによって検索結果がどれだけ酷い状況になっているのかは、DeNA中の人でもわかっているはずだ。むしろ中の人の方がよくわかっているだろう。

美や健康など、人が切実に悩んでいることやコンプレックスに感じている事は検索数も多く、金儲けの商材としても美味しい。しかし、今や彼らが目をつけたサービスの関連ワードに関してはGoogle検索結果はほとんど使い物にならなくなってしまった。

DeNAは様々な会社サービスが見つけ出した「抜け道」と編み出した「手法」を組み合わせ、ガチャで荒稼ぎした「資本」を組み合わせた実に酷い現状が作られつつあるように思う。なぜ同じ国の国民を買い叩いて、質の悪い記事を量産し、検索エンジンを使い物にならなくする行為に邁進しているのか。

もし中の人お金儲けだけしか考えてないにしても、これ以上、インターネット検索結果を汚しまくるのは止めて欲しい。

その他、参考にしたページ

WELQの面接で落とされ、その後WELQが炎上して、思うところ

ウェルク(WELQ)問題は根本的な「医療×キュレーション」そのものにある

http://amateras-seo.com/archives/1394]

2016-11-27

WELQの面接で落とされ、その後WELQが炎上して、思うところ

WELQの運営方針や内容の信頼性を巡って炎上が続いている。DeNAは慌てて専門家の監修を開始するというリリースを出しているが、遅きに失した形だ。

個人的な話だが、夏頃転職を考えていたこともあり、DeNA候補の一つとして面接を受けてきた。メディア系の職歴であったため、DeNAパレット(同社のキュレーションプラットフォーム。Find TravelやMERYもこれ)においてプロダクトオーナーをやってほしいというオファーがあった。

その内の一つがWELQだった。WELQについて調べてみると、オープン半年利用者600万人超のメディアになったと誇っていた。なるほどSEOが強烈に強く、適切な医療知識を持たない人々であればうっかりクリックし、信じてしま可能性があるほど、順位ワードもこなれたものだった。記事ボリュームも圧倒的にあり、優位性は明らかで、それなりにやりがいのある仕事ができそうに思えた。

一方でマネタイズを真面目に考えると、著作権法薬事法医師法を遵守し、内容の信頼性を高めていかなければならないと思った。記事をパクられた側の抗議によるレピュテーションリスクがあり、広告ではきちんとしたクライアントが付かない。なによりユーザーが内容を不審に思い始めるのは時間問題だろうと思った。

また、編集長という立場の人が明示されておらず(強いて言えば村田マリ)、記事匿名ほとんど。署名記事でも著者が実在するのか不明。調べればクラウドワークス等で集めた医療従事者でもないライターが激安価格で記事を量産しているという。その内パクリ元のオリジナル記事が枯渇し、内容的には過去の焼き直しでジリ貧になっていく問題も抱えていると思った。現時点でも既に、同じテーマなのに書いてあることが違うという、メディアとしての主張に筋が通っていない部分が見受けられる(例えば食物アレルギー記事)。まあこのあたりはパクリ元に収益還元する仕組みを作ればYouTubeのような発展も有りや無しや、ではある。

これらのことを面接では鋭く主張してさしあげた。面接相手KDDI出身DeNAに来たというM氏だ。まずあった反論は「医師の監修は検討しているが、今はメディアとして完全に定着させることが先」とのことだった。要するに投資ステージなので外野はゴチャゴチャ言うなということなのだろう。しかしそこは永久ベンチャー標榜しているとはい東証一部上場企業いくら面接相手でもコンプライアンス意識なしというのをあからさまに伝えるのはまずいという意識があったのだろう、「将来的にはキュレーションを抜け出し、一次メディア化したい」という補足もしっかりあった。面接自己評価としては、よりよい方向、健全な成長に導ける有能な人材であろうことを強く印象づけられたと確信し、渋谷ヒカリエを颯爽と後にした。

で、落ちた。「貴殿のための適切なポジションが社内にご用意できませんでした」という、転職業界ではテンプレート化しているお祈り文言だ。言うまでもなく、批判が図星で、わざわざ入社させてDeNAパレット事業方向性撹乱させることはしたくないという判断が働いたのだろう。

ファウンダー南場智子コンプガチャ問題で手痛い失敗をして以来、業界はもちろん、自社の事業ポリシー健全化に務めてきた。この辺は著書『不格好経営』にも載っているとおりだ。公平性や透明性意識の浸透を狙ってスローガンDeNA Quality」を定めた。しかし、WELQはもとより同社のDeNAパレット事業全体においてグレーなやり方がはびこっており、掛け声倒れに終わっている感は否めない。お友達感覚で連れてきた事業責任者にもそれを理解させ切れているのか。旦那病気療養のために一旦引退し、そして得た医療健康事業への熱い思いが、自らの社員役員らによって反故にされている現状をどう考えているのか。

何も面接で落とされたから腹いせにこういうことを書いているのではない。むしろ今は受からなくてよかったとさえ思う。キュレーションという新しいメディアのあり方と、正確性や信頼性が最重要視される医療情報との食合せが悪かったという問題だけではない。WELQを閉鎖すれば終わりでもない。DeNAソーシャルゲーム以外の事業の柱を作っていくうえで、体質を根本的に変えていかなければならない現状に直面しているのであり、それに対するしっかりとしたステートメント必要だと考える。決してWELQだけに問題矮小化するべきではないことを、DeNA理解するべきだ。

補足:なおWELQの前身はMedエッジといい、こちらは比較信頼性のある著者が書いていたり、転載元医療サイトだったりする、(相対的に)いいサイトなのだが、現在はMedエッジ時代掲載された記事は埋もれてしまいがちになっている。

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