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はてなキーワード: 綺麗事とは

2025-01-05

anond:20250103215850 健常者社会で生きていて本当にすまない

引用元生の声を聞かせてくれて嬉しく思っている、本当に迷惑をかけてしまって、申し訳ない。

俺は所謂大人ADHDで、思い返せば子供の頃から心当たり有り、結婚して子供も出来て、おかしくなり始めてから妻に言われて診断を受けて、精神障害者3級認定されて、あれよあれよと一緒に暮らせなくなり、今は一人で地方都市で、家族と適切な距離を取りながら、なんとか責務を果たそうとしている。とても辛い。違う、俺の話はどうでも良いんだよ。

生きていて、本当に申し訳ない。発達障害者は生きているだけで金がかかるんだよ。コンサータや併発する鬱病の薬で、月5000円、かかっているのね。しかもこれは、自立支援かいう国の制度で、医療費1割負担から、通常だったら1万5000円はかかっているんだよ。普通じゃないだろこれ。障害者を一人生かすのに、これだけかかってるの。もう、死んだ方がいいんじゃないって思うよね。生きてるだけで金が異常にかかる、迷惑をかけてしまう。薬を飲まずにまともに社会はやれないから、薬だけ飲まないっていう選択肢事実上無い、それこそ、健常者の普通を害してしまうことになる。障害者を健常者にする薬って何なんだろうね、俺は一体何を飲んでいるんだろうか。まぁそんなことはどうでもいい。

俺も元増田に言われる前から勿論、死にたいといつも思っているんだけど、妻曰く、「死なれる方が子供にとって迷惑」と言われていて、取り敢えず生きていてって言われている。なので仕方がなく頑張って生きている。子供は2人とも、診断は出ていないが、不登校になっている。最近ニュースになっている程は酷く無いが、通報されて警察が来るくらいの癇癪持ちらしい、俺は一緒に暮らしていないから共有だけ受けている。しっかり再生産までしてしまった。普通の人の普通侵害してしまい、申し訳ない。

障害者障害人間ではなく社会にある、みたいなことたまに聞くけど、あれは当事者からしても余りにも綺麗事が過ぎるよ。だって普通じゃないもん。途中でいきなりうめき出すようなやつの横で普通仕事出来るか?嫌じゃ無い?そっと席外したり、優しく声かけたり出来る?いなくなった方がいいって思わない?俺は思うよ。

からもう、どうしたらいいのか、俺も分からないんだけど、最近ようやく少し見えたのが、投資以上に回収出来れば良いんだろうなって思って、ランニングコストの話なんだけど、薬毎月15000円かかるなら、それを上回るくらい、生産したり、税金納めたりすれば良いんだよな。それが最低条件で、その上で、健常者の普通の皆様に侵害しないように、自分制御して生きていければいいのかなって思っています。今は一般枠で働いているけど、障害者枠で雇用された方がいいのかなって思うけど、明らかに給料が低いから、全体のGDP下げちゃって、薬代も払えなくなっていくから、やっぱり稼げるならそれだけ頑張った方がいいのかなって、今は思っています。これも権利行使になるのかな。行使しない権利って感じなのかな。よく分からないけど、とにかく少しでも迷惑かけないように今から頑張るからさ、本当に申し訳ない。

2025-01-03

【祝・介護終了!】 社会人3~4年目で 「「〇〇くん係」を2年間

 読んだ人全員を確実に不愉快にさせる自信があります

 それでも構わないという奇特暇人さんは、ぜひ飽きるまでお付き合いください。

 ようやくお前がいなくなってくれて、涙が出るほどうれしいよ。

  「普通のことを普通にできること」の価値を教えてくれて、本当にありがとう。異動先の所属でもがんばってくれよな。

 お前が誇張抜きに一人前の仕事の1%もできてないからさ、俺たちはお前の指導監督含めすっごく余計に働かないといけないんだよ。

 でもお前って俺と同じ給料もらってるんだよね?採用枠同じだもんね。「普通」の「健常者」だもんね。診断受けてすらないもんね。

 仕事量とか難易度とかの比でいえばマジで十倍何百倍なのにさ。これでなんとも思わない?俺はおかしいと思っちゃうけどね。

 ああ、お前のせいで残業めっちゃしてるから手当はある程度出てたわ。俺のほうが手取りはいくらか上だったね。お陰様でね。

 去年採用のお前は知らないだろうけど、うちの係って去年から定員が一人増えたんだよ。力を入れたい部門からって。

 じゃあ俺たちは増員前より大きな仕事ができたのか?答えはNoだし、むしろ不思議なことに一昨年までのほうが安定して成果出せてたよ。

 常にお前を誰かが見てないといけないから。メイン俺で、俺がいなければ他の誰かが犠牲になるしかいから。一人増どころか、お前とその保護者の分の頭数がないか実質的な二人減なんだわ。お笑いだよ本当に。

 でもお前は困ってないもんね?お仕事ごっこして、一人前の給料もらいながら俺たちを尻目に定時帰りできるもんね。羨ましい限りだよ。

 その上でいつだかお前に言われた「皆さんもたまには定時で帰ったほうがいいですよ笑」ってやつ、一生忘れられないよ。アラサーにもなって、危うく職場で手が出るところだったからね。お気遣いいただきありがとうございました。

 覚えられないならメモを取れって話、お前にもう何回したか覚えてないんだけど。2年も経って未だにメモすら取ってくれないよね。珍しく取っても言ったことと全然違うこと書くしね。挙句その嘘メモの内容で「(俺の名前)さんからそう聞きました」 とか平気で言うじゃん。ふざけてるよね。

  「メモ取ってる」かつ「内容が合ってる」っていう奇跡的なケースもあるからさ、俺お前にその辺のこと質問してみるじゃん。正しい答えが返ってくるケースが基本ないんだけど、どうなったらそんなことになるのか説明してくれよ頼むから

 でもしょうがないよね。話を聞けば手が止まるし、手を動かしたら話が入ってこないんだもんね。メモ取ることと理解することとは別だもんね。

 ところで、「聞きながら書く」みたいな同時作業が苦手な人って普通にいるんだってさ。まあ「発達障害の方」によくある症状みたいだから、「健常者」のお前には関係ないけどね。

 あと、「別の行に目移りしちゃって文章が読めない、理解できない」って人もいるんだって。これもお前には関係ない話だけど。

 まあ念のためね?ダメ元でね?たいへん失礼ながらこっちで指導メモ作って、印刷して渡したことあったじゃん。目で追いやすいように、長めの定規と蛍光ペンと一緒にさ。

 いつの間にか紙も定規も失くしたんでしょ?お前は「いや、ペンはあるんです...」とか言うけどさ。そういう話じゃないし、逆にその言い訳死ぬほどムカつくんだけどね。言い訳してる自覚すらないらしいからもうあれから何も言ってないけど。

 お前に仕事振ってもお目付け&完了後チェックのせいで実質的仕事量はマイナスしかならないからさ、本当はもう何もしないでほしいんだよ。マイナス生むくらいならプラマイゼロであってほしいんだよ。

 ていうかもう邪魔からその辺一日中散歩しててほしいんだけど、仕事させないのってパワハラになるらしいから、仕方なく考えうる最も簡単で単調な仕事を与えるじゃん?具体例出すとキリないけど、俺の敗北の歴史しかないけど。ネジ外しとかシール剥がしとかさ。

 お前は一丁前にダルそうな顔してたけど、できなかったじゃん。ネジは取り返しがつかないほど舐めさせるし、シール剥がしちゃいけないやつ剥がすしね。ちゃんとやり方見せながら聞いたじゃん?わかった?って。はいって言ったじゃん。あれなんだったの?

 中学生でもできるお手伝いレベル作業すらできてないけど、お前はいったい何の権利があって不服そうにしてたんだろうね?そして俺たちは何ならお前に任せられたんだろうね?普通の健常者たるお前様にさ。

 

 お前に仕方なく与えた仕事って、結局最後まで終わらないor終わっててもやり直しが必要ってパターンしかいからさ。渋々残業するわけさ。お前は定時帰りしてるから知らんだろうけど。

 そしたら別の後輩ちゃんがさ?ハタチそこそこの女の子がさ?全然帰れない俺に気を遣って、俺がやらなきゃいけない仕事をこっそり手伝ってくれようとしてたわけよ。その子残業してね。

 たまたま気付いたから帰らせられたけど、情けないやら申し訳ないやらで、家帰って酒飲んでたら涙出てきたわ。お前が俺の1%でも動いてくれればこんなことにはならなかったのにね。もう腹立ってどうにもなんないよ俺。

 甚だ不思議なんだけど、お前って「A終わった?」って聞くと「いやBはしたんですけど...」とか言うよね。全然話がつながらないんだけど、これ何なの?

 で、こういうパターンで「結局Aは終わった?」って問い詰めてようやく「してないです」って言うよね。お前に指示与えた時間、言われたことしてない時間言い訳にもなってないクソトーク聞く時間、全く以て無駄なんだけど、返してくれないかな?

 他にも「Aですか?Bですか?」って聞いたら「Cだと思うけどDですかね...」みたいな返しするのとかさ。会話もできてねえくせに社会人ごっこするの楽しい?俺たちに不愉快な思いさせて楽しい?頼むから小学校まで戻ってくれませんか?

  「そう」生まれたかった/生みたかったわけがないこと、同情はするし理解もできる。俺はたまたま運良く「そう」じゃない側に生まれただけ。わかってるつもり。

 でも、それとこれとは別問題じゃないのか?

 お前らが 「 「『それ』を盾にして」 「マイナス或いは人並みに満たない程度のプラスしか生めずながら」 「何の罪もない俺たちに多大なマイナスを齎しながら」 「自分たちは人並みのプラスがほしい」 なんて、何かがおかしいとは思わないのか?

 お前らの権利とやらは俺たちの権利邪魔をしていいほど強いのか?近年の「それ」に対する理解の声の大きさを、どこか履き違えてるんじゃないのか?

  「俺たちに迷惑かけていい権利」なんて誰が保証した?「俺たちの普通を奪っていい権利」なんてどこで宣言されてる?教えてくれよ、原文読みに行くからさ。

 こういうこと言うと、今時ネットじゃボロクソに燃えるんだろうけど。

 俺に石投げていいのは、俺と同じ目に遭って、それでも最後まで文句ひとつ湧いてこなかった奴だけだからね?

 まあそんな聖人もいるんだろうけど。そこは相手にした「彼ら」にも度合いの違いがあるから一概には言えないとは思うけど。少なくともうちのは能力的にも人間性的にも到底我慢できるレベルには達してなかったよ。

 結局、お前らの言う批判はただの綺麗事しかないんだ。何の重みもないんだよ。

 最後まで「彼ら」に優しく在れるのって「 『彼ら』の家族等の身内」or「そもそも『彼ら』の支援仕事の方々」だけだと思うんだけど、どうなんでしょうね?例外いたら教えていただきたいです。今後の私の人生での参考としますので。

 

 最後に言いたい。

 発達障害の診断を受けた方。少しでも怪しいという自覚がある方。またその御家族の方へ。

 伏してお願い申し上げます。どうか弁えてください。

 何の罪もない我々には、1ミリたりとも迷惑をかけないでください。

 我々への害を為してまで権利享受しようとしないでください。

 以上、何卒よろしくお願いいたします。

anond:20250103092553

清潔感=元の見た目の良さ+実際の清潔さ

だと思う

元の見た目がよくても手入れしていなかったら駄目、

手入れしていても元の見た目がよくなかったら駄目。

これでいいんだよ。

綺麗事を言っても意味がない。

anond:20250103131236

老いという病→「延命ばかりに気を取られている現状を変えていくべき」と思っているけど、それは医学的に考察することであって素人が実際に何を提案しろっての?あんたは提案出来るの?

介護というもの根本的に考え直す→「QOLを維持して尊厳を守る」っていう綺麗事が実際に即して無い。学者政治屋が考えた「介護理念」っていう「お題目自体を実際に即したものに変えていくべきだと思っている

で、あんたの考えは?

清潔感なんて綺麗事を言わなければいいと思うんだよね

風呂に入ろうが髪や眉を整えようがサイズの合った服を着ようが、お前の顔が無理です」って素直に言えばいいんだよ

実際そうじゃん?恋愛結婚対象になるかどうかって遺伝子の相性の問題なんだから後天的な手入れ如きで印象が大きく変わる訳ないじゃん?

とにかく『女が男を選ぶ事』自体が悪だという意識内面化していて、

自分イケメンに拘るようなミーハーな女じゃないという自意識から

心にもない綺麗事を吐く女がややこしくしてるんだよね。

あと、そもそもその大前提として、自分は女を見た目で選ぶくせに女が男を見た目で選ぶとキレるダブスタ男の存在をどうにかすべき。

anond:20241231112528

70も過ぎるとどんなに健康でも体にどっかしら不具合があって苦痛を感じると思うのよね

でもボケちまうと苦痛疲労も感じない超人なっちまう

普通、体が老い散らかして苦痛満載になると「もうタヒにたい」って口癖のように言うもんなんだけど

ボケちまったらそれも無い

子供の為にボケる前にタヒにたい」と思えるうちにタヒねればいいけど、自ら命を断つわけにもいかねえし

こればっかは運だね(一族郎党全員が若タヒにするってんなら自分もその可能性が高いけど、遺伝に胡座かい安心することは出来ないね

クソ老いぼれて全員から嫌われて最後なんとか特養に入って、厄介過ぎるからって薬特盛になってメシ食えなくなってタヒぬっていう末路は誰にでも訪れる可能性あるぜ)

いずれにせよ、一生懸命生きてきて、最後最後になんもわかんなくなって

デイサービスショートステイや終身の施設で「家に帰りたい」ばっか言うのなんて悲惨まりない

(最終的に「家」に居る時も「帰りたい」って言う。たぶん「神の家」のことなんだろうな)

何がQOLだよ。臍で茶が沸くわ。誰も介護なんて受けたくねーんだよ。「ほっといてくれ」ってのが彼等の一番の「望み」なんだから

一番のところを無視しておいて綺麗事ばっかだよ

ほんと、老いという病をなんとかするか、介護というもの根本的に考え直すかしねえとどうにもなんねーよ

2024-12-26

高額療養費制度改悪について雑感

1. 現役世代医療費負担の「メインスポンサー」になっている

現役世代負担する医療費は年間約45.7兆円。一方、高齢者負担する金額わずか15.7兆円。

割合に換算すると、現役世代所得に対する負担率は約4%であるのに対し、高齢者わずか1%。

2. 現役世代治療機会の喪失

高度医療を受けたいと思っても、現行の高額医療費制度では上限額が高額所得者ほど引き上げられる仕組。この構造は「働くほど医療アクセス制限される」結果を生み、治療を諦めざるを得ない。私は医療費嵩む病気になったら治療を諦めて早く死ぬよ。家は団信があるし、家族には保険金がおりる。厚労省は現役世代病気になったら死ねって行動を取ってるからね。口先では綺麗事言ってるけどやってることはそういうこと。DV男かよ。

3.現役世代不公平

現役世代最前線で働き、税金保険料を納めている一方で、自分たち医療必要とする際には「高額な上限額」が壁に。この状況では、頑張って働き続けるインセンティブなんてない。働くほど損する!働いたら負け

生活保護受給者医療費負担がほぼゼロである一方、働く世代には重い負担のしかかる現状、現役世代家畜かなんかだと思ってるんじゃ?我々は人間ではなく牛馬。生活保護になってやっと一人前の生存権人権が得られる国、JAPAN万歳

2024-12-25

冬休み宿題終わったのかな

子供がよく集まる場所で働いている。

何度も平気で嘘をつく子供に困っている。

少し前に大きめの問題を起こして、その時に「今後は親と一緒でなければ来てはいけないよ」と出禁にしたのだけれど、親の目を盗んで懲りずに来てしまう。昨日も来た。

自分感覚であれば、問題を起こして怒られて、挙げ句来るなと言われた場所からは、自然と足が遠のいてしまうのだけれど、その子供は違うらしい。

そもそも出禁意味理解できていないのだろうか。どっちにしろ、病的だ。

きっと、学校にも家庭にも友達との間にも居場所がないのだと思う。

出禁になる前に見ていた様子でも、どのコミュニティからも少し浮いている子供だったのは否めない。

もし家にも学校にも居場所がないとその子供が思ってしまっているのなら、然るべき機関に居場所を作ってもらいたい。

でも、その前に、親や学校先生がきちんと歩み寄って、居場所になってあげてほしい。

然るべき機関仕事はもちろん素晴らしいけど、そこに頼る前に解決できるならその方がいいと思う。

 

もし、上記の誰にも居場所になってもらえず、私の職場に居たいというなら、ちゃんとここの場所ルールは当たり前に守ることだし、ダメだと決まったものダメなんだと理解してほしい。

それも守れずやりたい放題したいなら、居場所を求めるのはやめてほしい。

「好き勝手やるし言われたこと守るつもりないけど許されたい構われたい愛されたい」は絶対通用しない。

の子供が大人になってしまう前に、正してくれる大人出会ますように。

子供を正すことは私の仕事とは全く関係いか他力本願申し訳ない。

私はボランティア精神があるわけでも教育知識があるわけでもなく、下手に介入すべきではないと思うからこそ、遠くから気に掛けながら、然るべき機関のことは常に頭に留めておいて、何か起きてしまう前に最低限動ける大人でありたいとは思う。

今の私が並べられる本心に近い綺麗事は、これが限界なので終わります

読んでくれてありがとうございます

2024-12-24

anond:20241224125427

どんな綺麗事を並べたところで

AIを使った人間闘争苛烈さを増すばかり

相手合法的に虐めたり、陥れたりする最適な方法AIが導き出すんだろうな

2024-12-23

anond:20241223165520

同意のないレイプを今まで通り合法にすべきだよなあ

レイプ合法にしないと少子化解決しない

綺麗事言ってるやつの両親や祖父母だって現代基準じゃレイプまがいのことしたのが交際きっかけだろ

2024-12-21

anond:20241221150235

田舎にも文化があるとか前に話題になってたが、結局東京周辺の人の本音はこんなもんだと思う。

好きなときに出かけたら映画でも美術館でもどこでも行けて買い物も困らない、口開けて歩くだけで全てが自動的に入ってくる、怠惰生活能動的に何かしなくても文化を浴びる生活のできる東京から引っ越すなんて考えられない人が大半だろう。

田舎だって星を見たり虫の声を聞いたり、地元祭りだなんだと能動的に関わって盛り上げたりする立派な文化があるしそれを楽しめるのが勝ち組だ、なんて増田で盛り上がってたけどそんなの他人事から綺麗事言ってただけ。実際引っ越すことになったら絶望するだろうよ、東京の人たちは。

美術館県庁所在地に県立1個だけ、私立もいくつかあるがそれぞれ車で遠くまで出かけないといけない。映画館も遠くてシネコンしかなく、時間調べて予定立てて行かないといけない。急に映画見たくなって何となく映画館いくつもある中からその場で選ぶ、なんて出来やしない。美味しいカフェだのレストランだの、点在はしているが車で行かねばならない。確実に入りたいなら予約も要る。しかも周りなんもないからそこに行くだけで半日潰れる勢いだ。

東京モノにそんな生活は無理だ。田舎呪詛吐いて、ロードサイドイオン悪口言いながらもそこにしか行けない。そんな人生になるだろう。耐えられるかい?無理だよ。

2024-12-16

はてブ性差別意識如実に現れてて笑えない

「破れるタイツミソジニー騒動へのブコメ見てたらすっごいのな。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2480935

女側の言動には一切触れずスルーして「企業側の態度がー」てブコメや、「陰謀と言われても仕方ない」と元ツイを肯定是認するブコメスター集めて上位ブコメになってる。

 

自分らが誇り持って日々いいものをなるべく安くで提供しようと努力してるところに、何の根拠もなく「女性差別意図でわざと破れるように悪意を持って作ってるんだ」なんてデマ広げられたら事実提示による訂正が最優先になるのが当たり前じゃないか

普段お客様神様ではない」「企業と客は対等」「カスハラには毅然とした対応を」「陰謀論はきっぱりと否定を」とのたまってるのは一体どこに消えてしまったんだよ。

 

これ男女逆で、男性向けの製品を作ってる企業女性広報担当が、根拠レスの悪意のデマツイートしてバズらせた男に対して同じ口調でデマ否定してたらどんな反応になってた?

迷惑男を一刀両断カスハラにはこうでなくっちゃ!バカ配慮必要なし!〇〇社への好感度上がった!」て絶賛してたろ。

 

デマ書き込んでるのが女で、はてブ大好きな「ミソジニー糾弾」のお題目使ってるからデマ女には一切触れず「企業の態度ガー!」と矛先逸らししてんだよな。

お客様神様ではない、でも女性神様」「企業と客は対等、でも企業女性なら女性が上」「カスハラには毅然とした対応を、でも女性からの怒りには懇切丁寧に対応しろ」「陰謀論はきっぱりと否定を、でも女性には優しく指摘しろ」ていう、「か弱い女の子は守ってあげな」的な家父長フェミ志向、ちんぽ騎士団の意気込みが見え見えなんだよ。それで普段男女平等とか綺麗事宣ってるんだからほんっと汚らしい。

そして普段「低質な客を切り捨てることになるから却って良かったのでは。これに不快感じる客は客ではない」てよく使うロジックはどこに行ったんだよ。

つい先日に女声優ツイートを高額サブスク化したときそんなブコメがたくさんついてスター集めて上位ブコメになってたの忘れてないぞ。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/encount.press/archives/719183/

 

ほんっと、はてブって女には責任能力を認めず保護者ぶって女の子は守ってあげちゃうキモ男だらけなんだな

2024-12-14

私、この人に限らず、自分他人評価する時の基準ではやたら厳しいことや綺麗事を言うくせに、自分事になった瞬間甘々になる人はあんまりきじゃないんですよね。

いや、人間なんだから自分に甘いのは当然で、それは全く問題ないんですよ。他人を嫌うのも自由。でも、それなら他人に対して厳しいことを言ったり綺麗事を言うのやめろやと。自分がだらしないと思っていて、それをさらけ出して許してほしいなら、他人のだらしなさについて文句を言わなきゃいいじゃん。なんで言うの。このバランスが悪い人は見ていてとても気持ち悪い。

おねえさんにいいところ見せたいのか格好つけたいのかなんかしらんけど、自分が甘やかされたいなら他人に厳しくするべきではない。 

SNSなんだから」とか「自分つぶやきなんか誰も見てないから」とか「ただの引用RTから」とかいいたいならそれは好きにしてもいいけど、そういうことに節操がない人を私がブロックしても文句は言わないでほしい。

2024-12-13

綺麗事ばっかり言ってる奴らよりポリコレ著作権とかグレーゾーン無視してガンガン攻めて実績上げてるイーロン・マスクのほうがワイは共感できるわ

YouTubeやCrunchyrollだって元は違法アップサイトだったしな。ポリコレ著作権なんかに配慮してたらビジネスに負けることも多い。綺麗事ばっかり言ってる奴らよりポリコレ著作権とかグレーゾーン無視してガンガン攻めて実績上げてるイーロン・マスクのほうがワイは共感できるわ

2024-12-12

喫茶店ゆっくりしてくださいみたいなこと言われたけど、俺みたいなのがゆっくりしていっていいのかよ

社会はこういう綺麗事が多すぎて本当に嫌になるわ

anond:20241211232324

反応見てて思うのはさ

差別ってのがどういう風に世の中に存在してるのか、綺麗事を言う人ほど分かってないんだって

反差別って人が、簡単オタク侮蔑して、犯罪者のように扱いながら

「非寛容には非寛容」みたいにしたり顔するのと一緒


大元増田の奴は、そういう無意識に流布されてる差別意識の最たる奴よ

「〇〇と思われるの辛い」

〇〇にオタクって入れてみれば、辛いの根源が見えてくるよね

オタクじゃないのにオタクだと思われるのが嫌なのは

オタク世間から見られてる偏見が原因だよね


〇〇が部落民だったら?

〇〇がアイヌだったら?

なんで辛いのかな?

これが「在日コリアン」なら差別構成しない?

バカじゃねぇ―の?って思うんだよ

日本人アイデンティティの話?

そんなのは差別公言していい事由にはならんよ

そうだろ?

2024-12-11

性犯罪者の更生過程

性犯罪加害者として警察にお世話になった者です。

被害者や同様の事案の被害に遭われた方を不安にさせるので犯罪の時期、内容等は伏せます


ある1事案で逮捕されて、証拠諸々から余罪も見つかり…という感じです。

いまは社会復帰しています

自分のケースもレアかなとは思います思考の変遷について書き留めたいので、ざっくばらんに書いてく。思いつきで書いてるのでわかりにくいかも。

まずは逮捕後、母親は俺を見捨てて勘当するつもりだったらしい(父親はすでに病気他界していて兄弟もいない)。

ただ、偶然おれが捕まった頃にテレビ雑誌記事かなにかで性犯罪被害に遭った方の記事を読んだのか番組ドキュメンタリー?を見たかしたのと、再犯率が高いとか、俺もそうだったけど1人で複数回犯罪を重ねていたりするケースがままあることを知って、このまま勘当して見捨てたらさら被害者を増やす可能性があると思ったらしく、成人してる子とはいえ親として再犯させないためにも関わり続けることを決めたらしい。(これは後述するカウンセリング等の際に聞いた)

母親が見捨てなかったというのが俺にとってはすごく大きかった。

警察でのあれこれは割愛するが、

結論、更生プログラム的なのやカウンセリングを受けた。

カウンセリングについては今でも続けている。


逮捕時の俺の感想は「しくったな」しかなかった。

被害者に対して申し訳ないとかではなく、どこをどうすればバレなかったか、とかもっとうまくやってればとか、自分が下手こいたという認識しかなかった。

警察に行った被害者に対してめんどくせー女がよ…みたいに考えていた。

カウンセリングを通じて被害自分事として考える試みがあったが、

例えば当事者意識を持つために自分に近しい人(近所のお姉さんとか、親戚の女の子とか)が被害に遭った場合にどう感じるか、みたいな。

俺にとっては正直ただのオカズだった。

ズリネタしかなかった。

認知の歪み」なんて言うけどまさしくそうだった。

知ってる女の人が性被害に遭ってひどい目にあわされて絶望してるの考えただけで抜けると思ってた。

さすがにそのまま言いはしなかったし、知ってる人が被害に遭ってたら辛いです悲しいですとか言ったかもしれないけど(当時どう答えたか覚えてない)、カウンセラー先生にはたぶんそこも見透かされてた。

そのため、そもそも俺がどうしてそういう認識を持ってしまたか?を探ることになる。

両親は本や漫画が好きで家にはたくさんあった。そして父親エロ本が当たり前にその辺に転がってた。

父親は家の中で強権的だった。

酒に酔うと、暴力は振るわないが、テレビに出てる女性タレントグラドルの見た目を揶揄する発言をよくしてた。

脳みそに行く栄養がぜんぶおっぱいに回っただけのバカ女」みたいな感じの発言露出の多い服の女性芸能人は男に媚を売りたがっているアバズレだとか。


俺は小さい頃から男児らしく乗り物好きだったのだが、車が趣味で車に関わる仕事をしていた父親知識豊富乗り物にとても詳しかった。乗り物のことをなんでも教えてくれる父は俺にとって一番すごい人で、乗り物以外でも父親の言うことが正しいのだと思っていた。

また、父親が酒に酔って他人揶揄したり、自分を大きく見せる発言をしたとき母親は父の機嫌を損ねないように何も言わなかったので、その発言や態度をそのまま俺は学習し、内面化していった。

酔ってる時の父はリビングに転がってるエロ本を俺に渡してこういうの読みてえんだろとか言ってた。

このあたりはカウンセラーの人と話しながら父親父親との関わりを見直す作業をしたので割といまでは冷静に書ける。

この話を始めた当時はカウンセラーやたまに同席する母親に対しても自分を大きく見せようとしていたと思う。

こうした両親の態度や状況は性的な、または心理的虐待の一形態であった可能性が高いとわかった。

そう言われたことで俺は被害者意識を持ってしまった。

俺は父親母親にまともな環境で育ててもらえなかったせいで性犯罪者になってしまった。なのになんで犯罪者としてこんなに責められなきゃいけないんだ、みたいな。

悪いことしたかもしれないけど俺だって被害者だし、みたいな。

俺が犯した罪と、俺の生育環境の悪さを切り離して考えることができなかった。

母親は何度かカウンセリングに同席したりしていた。

俺は記憶にないが、父親は酔うと暴力を振るったこともあったらしく、母親はどうしてもそれだけはやめてくれと言ってやめさせた。だけどまたいつ暴力を振るうか分からなくて事なかれ主義父親の態度を容認放置してしまった、申し訳ないことをしたと言っていた。

母が認めて謝ったことは後々受け入れるけど、このとき被害者意識を膨らませる動機しかなっていなかったと思う。

ここから被害者意識を抑えながら罪に向き合う、

女性他人尊厳ある人として認識してコミュニケーションをとる、関わり方を覚える、みたいな方向に行くんだけど、ほんとに分からなかった。

被害者意識を持て余してうまく行かなかった。すごく時間がかかった。

ただこの意識が少し変わったきっかけがあった。

ツイッターだと思うけど、あるラジオ番組?でモーニング娘。のあるメンバー水着写真集は出さない、100億くらいもらわないとやらない、みたいな話をしていたらしい。それに対して明石家さんまが「お前は自分のカラダにそこまでの価値があると思っているのか?」みたいな返しをするとその子

「私にもさんまさんにも誰にだってそれだけの価値があります」というようなことを言っていたと。

それを称賛する内容のツイートかなにかを目にした。

そのとき

「ってことは俺にも100億とかの価値があるのか〜」

と、綺麗事でそういう誰の命も大切、みたいな台詞ごまんとあると思うんだけどなぜかこのときはすごく響いた気がする。

100億の具体的な価値はわからないがものすごい希少なダイヤモンドくらいの金額なのかな、とか考えたんだと思う。

この後もカウンセリングは続けていくんだけど、頭の片隅にずっとあの話があって、いつ何がきっかけか覚えてないけど、しばらくしてからすべての人をダイヤモンドだと思うことを始めた。

尊厳が、とか、人を尊重するとか大事にするとか、そういうことを言われると俺だって尊重されたい、大事にしてくれ、そっちが俺を大事にしないのになんで俺が、みたいな被害者意識暴走があったけど、

人として見ることを諦めて眼の前の人間は100億のダイヤモンドだ、ダイヤモンドにこの態度は良いのか、この言葉は良いのか、勝手に触れてはいけないのではないか、みたいな

相手ダイヤモンドにすることで相手距離をおいて考えられるようになった。

尊厳のある1個人として尊重する」ためにはたぶん相手との間に少し心の距離?をとる必要があって、俺の場合自分被害者意識に振り回されがちで相手の状況や考えを推し量れなくなってたけど、いっそ相手無機物ダイヤモンド)とすることで距離を測れるようになった気がする。

ただこれのお陰で人との関わり方や、女性子どもや弱い立場の人との関わり方や認識が百発百中うまくいってるわけではないので、カウンセリングを続けて自分の抱いた気持ち認識言葉にすることを続けている。


女性がひどい性被害を受けた事実をズリネタ認識してしまうのは環境要因によって刷り込まれしまったというか、頼んでないのに技マシンで増やされた必殺技コマンドみたいな感じだと、カウンセラーの人と話してそう客観的認識をすることにした。そしてそれは使ってはいけないコマンドとしておかなくてはならない(一度でもそのコマンドを使うと使い勝手が良いと判断して優先順位が上がってしまう、再犯きっかけにもなるかも)ので、抜きたいときラブラブエッチもの限定エッチなのを見てはいけないわけではない、ただ他人尊厳を守るという前提でのコミュニケーション他人への認識というのがうまくいってない俺にとっては、露悪的な内容はよくない結果しか産まないというのを俺自身も納得したのでそうしている。

主語かいかもだけどAVエロ漫画でもいわゆる尊厳を踏みにじる行為としての「ひどいことをする」というのをエロに結びつけすぎなのではないかと思う。ラブラブエッチものは羨ましくなったり妬ましいときはあるけど普通に抜けます

まだまだ道半ばではあるが、

俺は多くのダイヤモンドを傷つけておきながら、しくったな〜しか考えていなかった。

傷つけたダイヤモンドのことを考えられなかった。

今でも考えようとすることは俺の負のコマンドに触れる可能性がある(やばいスイッチに触れそうだなと言う感覚がくるからやめる)のでうまくできない。

傷つけてしまたことに正面から向き合えない代わりに、再犯しないための努力を続けていこうと思う。

2024-12-09

海外の有名な俳優だったか言葉に、人生価値あるのは金や地位名声ではなく、一緒に笑い合える家族友人だ みたいな言葉があった

若い時に聞いていたらただの耳障りのよい綺麗事だと聞き流しただろうし、今も よく聞く言い回しだなとは思う

けど、まあ真実ではあるんだろうな、と思うようにはなってきたな

幸福感の効率を考えた時に、信頼できる人間関係があり、笑うことができるというのは大きいのだろうと

生憎自分は人付き合いも悪く人を信じる楽観的な性格もしていないので、よくある幸福こそが難しく感じてしま

それでも伴侶がおり、家族仲は比較的良好で

幸福感を得るための効率としては、まあうまくやれてる方なのかもしれないな

2024-12-08

長い間「精神分裂病」と呼ばれていた事を無視して、「統合失調症は早めの診療で良くなるのに~」などと綺麗事を語るのはやめてほしいな

レッテルからの脱却

自分なりに正しく生きようとする

誰かから見てそれは間違っていても本人はクソ真面目に生きようとしてる

その正しさは世の正しさだったり、世とは無関係にただ生き抜くことが正しかったりして

その差が人から見れば間違いとなったりしてしばしば衝突が生まれている

人権尊重多様性とはそのような差異も含めて相手生き方を認める事で、その上で差異の落とし所、お互いの妥協点を探り共存共生していくことが人の社会と言うものだろうと思う


もちろんこれも、私なりの世の見通し方であって、人によっては不正解なんだろう

卑下しすぎる必要はないけれど、自分が何もかも正しいわけじゃない

その程度の自覚は持たなければいけないと思って生きている

人の世はとても複雑怪奇

いっそ自分は何もかも間違ってなくて周りが全て間違ってて悪いんだと言う最もシンプル生き方を選べたら、確かにそれは一番メンタルには良いし、ある意味正しい選択の一つなのだと思う

今回書くのはそんなシンプル生き方を選んだ人たちへの批判


この世には自身を善人と信じて疑わない人たちがいる

そんな人たちの世の見方と言うのは自身が先ず善性なので、とても綺麗そうなラベルで身を固める

まるでファッションのように

平和主義左翼人権尊重自由平等弱者の味方、反戦反差別リベラルポリティカルコネトレス最近ではフェミニズム

もちろん、この言葉に属する人たち全てがそうと言う話ではない

真正からその言葉と向き合い、信念を持って取り組んでいる人もいるだろう

そして自身の善性を保つために、自身意見が異なる人物や嫌と感じた人物には悪性のものとしてレッテルを貼る

戦争右翼ネトウヨ独裁差別主義歴史修正主義デマミソジニー表現の自由戦士、反フェミ

言葉に対して信念があるかどうかは言動が一致してるかどうかが分かり易い

例えば平和を掲げながら暴力暴言を振るう人物や、多様性思想信条自由を掲げながら右派と見るや犯罪者扱いしたり、フェミニズムを名乗りながら都合の悪い女性意見無視するなど、言葉元来の意味に反するような人物ファッションで善人をやってるのだろう

それでも自身は善人である事が大前提なので、本人にとってそこに矛盾はないのだ

善人である自分文句をつけるから相手は悪い奴、それで完結してしま


そして悲しいかな今の世は、そんなファッションで善人をやってるような人たちが大手を振るう時代となった

世に打ち出す上では個々人がその言葉に信念があるかないかなんて関係ない、メディア学術的にも聞こえがいい言葉は使いやすく、そうした言葉を小気味よく振るう人が容易くそ言葉権威に就くようになった

そして、今右傾化と言われる世界は、そんな人たちの綺麗事に対して世界的に反発が起き始めた結果なのだと思う

自身絶対的に善性で、間違いがないと言う人は問題が起きても自分が悪いと言う思考はないので、相手が悪いと言う他責以外の答えを持たない

自分無関係問題場合、一方が自身が悪性と判断した人物であれば物事の原因分析等もなく、悪性だから悪いで完結してしま


例えば移民問題では、難民と言うと人道的に保護必要であり、受け入れてあげるのが人の優しさだろう

善性であれば当然そう動く

しか問題はその先だ。その受け入れた移民が受け入れ先で問題を起こした場合どうするか?

移民といえば育ち、ルール文化環境、何もかもが違う

最初に書いたように人と人の間に差異は当然にあり、問題に対して落とし所、妥協点を探り人の社会として共生共存の道を探っていくべきだろう

別にこれは移民と言う規模でなくとも、例えば夫婦と言う関係仕事と言う関係でも人の世の在り方として当然していく事である

しかし実際はどうだろう

問題が起きたと言う現地の声があり、それに対して起きていることは、便乗してデマを流すような悪意ある行為事実としてあるが、それに対しての自称善人の人の声は個人問題でありそんな民族間差異による問題はないと言う問題全否定である

民族間レベル問題提起は差別の温床であるから差別者が悪いと言う全く雑な判定だろう

そうしてこれを差別問題とし、差別者が巣食う日本社会が悪いと繋げている

人と人の間で起きた問題に対し一方的な悪を決めつけて何が解決するのか

すべきはデマ事実を切り分けた上で、問題が再発しないよう働きかけ、共存共生の道を探る事じゃないのか?

問題全否定などして一方的な悪の決めつけをするからその反発が起こる

欧米では移民問題が拡大し、移民を追い出せと言う声やポリコレリベラルへの反発が膨らみ、極右が台頭したと情勢の変化が報じられている

それはまさにこうした問題は全て悪性の人間のせい、右翼のせい、差別主義者のせい、移民には何も問題ないとして自身の善性を語りながら本当の問題のものに向き合ってこなかった結果じゃないのか?

本邦でも自称善人は差別批判し、全く問題事実とは向き合わず民族のものは何も悪くないとしているが、それは今の欧米への轍を踏んでいるだけではないか

今後もその轍を歩み続け日本でも移民を追い出せと言う勢力が台頭した時、それは果たしてただの右傾化右翼差別主義者が悪いと言えるものだろうか


人が正しくあろうとすることは、悪い事ではなくむしろ普遍である

ただ、その正しさに駆られて誰かを悪とする事であらゆる問題解決しようとしたならそれは反発や分断を産み、決して問題解決せず、その究極的な行いが戦争と言うものだろうと思う

それを避ける事を主目的とするなら、本当に平和平等と言った掲げた言葉通りの善性でありたいならそこに右翼左翼も男も女もない、思想の違いなど些細な事で、地道にでも問題一つ一つに真摯に向き合う事で問題が小さい内にそれぞれの落とし所を探っていき、同時に右翼左翼や男女等、大きな言葉で括って分断化を呼び込まないよう努める事しかないのだと思う

長年インターネットに触れてきて、集合知炎上エコーチャンバーデマ騒動右翼左翼やら属性に依らず引き起こされる事を実際に見てきてそう思う

ベルレッテル無駄党派性や分断化しか生まない

2024-12-06

会社というものが信頼できない

めちゃくちゃ理不尽思考と分かってはいるんだが、会社に対して「業績が悪くなるとすぐ社員をクビにする」「何をやっても評価されない」という思い込みがある これをなんとかしたい

 

この認知の歪みが発生した原因はたぶん、幼少期に父親リストラされて無職になり、その後15年近く極貧生活が続いたことにあると思う

 

ちな貧乏レベル住民税課税世帯って感じ 母親パート収入だけで家族四人が生きていた 

 

冬にはお風呂以外でお湯が使えず、周りがスマホを持ってLINEでやり取りする中、携帯電話も持てずにボッチで孤立してたな あと父親から暴力モラハラがついてきた 地獄

 

今考えると父親暴力モラハラ貧乏のしんどさは別種のものだと分かるんだけど、命の危険と結びついた嫌悪感ってなかなか消えないから困るんだよ

 

父親失業さえしなければこんな苦しい思いをしなくて良かったのかなと思うと、会社という概念に対してうっすら憎しみが湧いてきて、それが自分の心の底にへばりついて消えないんだ

 

 

今勤めてる会社はめちゃくちゃホワイトで、1週間まとめて有給取っても、男性が育休とっても誰も何も言わない それどころか「いいね旅行行くの?」ぐらいの言葉が返ってくる

 

ワイが鬱で休職して、発達障害が発覚した(働きだしてから自分が発達と気づいた)にもかかわらず、正社員として雇い続けてくれている弊社には感謝の意しかない

 

そんなド級ホワイト会社に勤められているという幸運を手にしているのに、未だに社会全体にある「会社」というものへの不信感が拭えない

 

今でも正直ワイの首なんかすぐぶっ飛ばされると思ってるし(正社員から解雇しにくいのは分かってるんだけど)、自分のやったことは結構上司には評価されててお褒めの言葉ももらってるんだが、認知が歪んでるせいで「でも昇給しないんだろ!?!?」と思ってしま

 

こうして書くと彼氏が何度も「浮気してないよ!」って言ってんのに「男は絶対浮気する!信じない!どうせあなたもそう!」って叫んでるメンヘラ彼女みてえだな 自分認知が歪んでる自覚はあるのにその歪みを治せないの、なかなか絶望感ある

 

 

とりあえず文章化すると認知の歪みがかなり浮き彫りになるからいいな まだ時間かかるかもだけどこれ書いたことで前進した気がするから、これから少しずつ治していきたい

 

会社だって社員から信用されてなかったら嫌だろ 勤めてる会社が好きとかいうとネットだと「は?」て顔されるかもけど、ワイは弊社を信用したいし好きになりたいんや だってお互い「いい会社だな〜」「いい社員だな〜」って思って働けた方がいいじゃん 綺麗事だけど

 

なんかまとまってないけどここで終わるわ サンクス

2024-12-02

103万円の壁に関して、是々非々議論が妨げられている

国民民主103万円の壁を引き上げるという公約を掲げて大勝し、政治風景がガラリと変わった実感がある。

自身年収は1200万円ほどあるため、高い税金を納めさせられ、所得制限という名のさらなる罰金によって、稼いだお金をむしり取られている状況である。払っている税金に対して受けているサービスが非常に少ないと感じているので、自分のことだけを考えれば、103万円の壁の引き上げは大大大賛成である

このような状況において、自分利益だけを優先する政治であるならば 103万円の引き上げに賛成するのが正しい。なぜなら、国民の多くがこの政策実現を望んでおり、政策が完全実現した・しないに関わらず「私はこの政策方針に賛成しました!」と主張できる。次の議員生活も安泰であろう。

一方で、甘い蜜にただ浮かれるのではなく、少し立ち止まって精査する必要があるのではないかとも感じている。

178万円への引き上げを恒久的に実施した際に全く問題ないのか。これを正しく評価するためにはシミュレーションであったり、多角的分析必要ではないか

このような視点で、ある意味世間の声とは逆張りをしている議員一定観測できる。意思決定をする際に pros / cons を考えるのは当然である。次回選挙で不利になることは間違いないにも関わらず、信念を持って国民の富を考える姿勢は素晴らしいと個人的には思っている。

こういった、「真に国民のためになるのはどのような政策なのか」といった議論を「是」と「非」の立場から真剣にしてもらいたいと常々感じていたが、ようやくその土台が整えられてきている。103万円の引き上げが満額実現する / しないに関わらず、国民民主党に1票を投じて本当に良かったと思う。

ただ残念なことに、Youtube などで討論番組を閲覧していると、政策否定的コメントを全く耳に入れようとしないユーザーが非常に多いと感じる。非の話を論理的解釈すれば「確かにそういった面もあるし、冷静に考える必要があるなぁ」と思うのだが、どうやら多くのユーザーは非の意見を全く見聞きしたくないらしい。

国民民主が掲げる「是々非々議論」というのは、短期的な得をする「是」のみを受け入れ、長期的に損をする可能性がある「非」を考慮しない、といったものではないはずである

税による所得の再分配一定程度必要であると私は考えている。富裕層とは言えない年収ではあるが、年収中央値よりも高い金額を稼げている。これは、幼少期から学業に専念できる環境であったことが大きい。自身努力も当然あったが、いわゆるガチャに当たったと自覚している。こういった者が人よりも多くの税を納めて還元していくことにもある程度納得感はある(取られすぎだろという悲しみも当然ある)。

綺麗事無視すれば、減税はされればされるほど個人的には嬉しく思う。正しいデータ不明だが、年収900万円以下は受益超過(払った税金よりも受けているサービスの方が大きい)状態であることを考えると、そういった人々は減税後の世界で必ずしも生活が豊かになるとは限らないことを、きちんと認識できているのだろうか。

繰り返しになるが、自分税金を人よりも多く納めているので減税政策には大賛成である受益超過の人々が苦しい生活を強いられても知ったことではない(親ガチャ当たったことに対する納税への納得感さん...?)。他方で、本当に国民全体の富総量が増えるのかはよく分かっていないので、是々非々議論を活発にしてもらいたいと感じている。この政策に対する個人的な関心事は、壁が178万円に上がるのかどうかよりも、どれほど多くの国民が冷静に判断できる知性を持っているのか、ということである国民が非の意見封殺するようでは是々非々議論断じて出来ない。真っ当な、今まで国民が望んでいた議論が行えるかどうかは、今回の政局を大きく変えることができた我々有権者にかかっている。有権者が賢く、冷静な判断をする必要がある。

多くの日本国民が、ニンジンをぶら下げられると、目の前の崖を認識せずに猛進してしまう馬ではない、ということを信じたい。

(こういったお気持ち表明に対し、「財務省の回し者である」といったコメントがつかないことを切に願う...)

2024-11-30

anond:20241130071047

こういうのをリベラリズム標榜する人間が言ったりするのよく見るけど、本当に矛盾してるよなあって思う。

せめてこういうときくらい綺麗事でもいいから「人はみんな平等です!そこに階級を設けるようなことをしてはいけません」って言ってほしい。

それが言えずに何が男女平等なのかと思う。

差別を作り出してるのはそういう、相手自分より下だと決めつける心じゃんね。

選挙ボランティア

じゃあ「当選請負人」とかいジジイはどううやって飯食ってんだよ!?

→つまり選挙コンサルとはその名の通り事前に知恵つけてやる人なんだな。

大っぴらに選挙運動を仕切るようなマネするわけないと。公選法というルールブックに書いてあると。

それをキラキラは全く知らんかったと。

斉藤もようわかってなかったと。

俺もそこの線引きはよぅ知らんかったで!

ほんでそこを突かれて「いやぁ〜ポスターデザイン頼んだだけっすよぉ〜?」ってそれはツラいわw

でもまあそれは俺はどうでもいい

なんかまた維新の小物が公選法違反で挙げられてる。といってもウグイス嬢の日当15000円ルール破ったんだと。

あんなそこそこハードで専門技能必要スポット仕事、日当15kで集まるわけないやん。

から守れもしない綺麗事ルール押し付けてもいかにズルするか勝負になって逆にモラル崩壊するだけなんだよ。

不断レギュレーションを整備していくということをしないか

んだよ

2024-11-29

地方公立に行って後悔している - 子供はできるだけ学費の高い学校に行かせたい

炎上しそうすぎて大幅改変になった現代ビジネス記事原案を供養。

(前編)

私は小中高と地方公立を出て、浪人して都内医学部卒業している。

東大生の親の6割が年収950万円以上」というデータ話題になったが、地方出身からすると、やはり医学部も華々しい世界だった。

まず医学部では「親が医者なのは当たり前で、教授講師と話す時も、世間話最初に「親御さんは医者?」が挨拶代わりになる。私の体感では、おそらく学生の半数近くが医者の子息だった。

ハリー・ポッターになぞらえて、両親が共に医者という人を「純血」、片方が医者だと「半純血」、両方とも医者ではない人のことは「マグル」と呼ぶ文化である。「マグル」は家系医者がいない学生が、自虐的苦笑いしながら使う単語だ。

しかし、「マグル」の学生も、平均的なサラリーマン家庭出身という人はほとんどいない。みな経営者や士業の家庭で、都心のタワマンが「実家」だった。

出身高校ほとんどがいわゆる「御三家」など、都内の名門私立高校が並ぶ。入学式の日、周りが何故か全員、初対面ではありえない打ち解け方で話していて困惑したものだ。

蓋を開けてみれば元々彼らは中高の同級生だったかSAPIX鉄緑会などの有名塾で一度は顔を見知ったメンバーだったのだ。

私のように地方公立から、塾にも行かずに来たという子は全く見当たらなかった。

大学生お金がかかる。私も美容や服飾、外食旅行を楽しみたかったので、多い時は週9でバイトを3つ掛け持ちして、必死時間お金に変えた。

学費家賃生活費などは親持ちだったが、その他は自分バイト代で賄うように言われていた。

けれどここではバイトを親に推奨されるというのは珍しく、むしろ禁止」される方が普通だ。特に家庭教師OKでも、高卒フリーターと一緒に働くような飲食店などは禁止されている子が多い。

そのため、そういったバイトをしたいお嬢様は、親に隠れてこっそりやることになる。私も、友達給料明細の送付先を、私の一人暮らしの住所にするなど「協力」したことがある。

この「バイトをしたい」とはもちろん、お小遣いが欲しいという意味ではない。「人生で一度はやってみたい」「大学生っぽいことがしたい」という、興味と好奇心でやる子が多かった。

こういう子達は、1回で何十万とする美容代や旅行費も全て親の負担だ。ブランド物も親のカードで買い放題。

限度額は聞いたことがないので分からない。この顔ぶれの中で「限度額」などという貧乏くさい言葉を口にすることすら憚られた。

当然、金額理由に遊ぶ場所を決めることもまずない。味や質、美しさ……綺麗な概念ばかりで話し合いが進む中、頭の中で電卓を弾き、時給計算などしているのは私だけだった。

ここまでの話だけ聞くと、「地方出身庶民階級社会に直面してショックを受け、格差に悩む」というあらすじになりそうだが、私はそのような気持ちになったことは、実は全くない。

実際のところ、これまで属した集団の中で、大学は一番居心地がよかった。なんせ周りの人間ほとんどが私より頭が良く、私より裕福で、性格も曲がっていないのである普通暮らしていて、不快にさせられることはほとんどない。

尊敬できる人ばかりの中に混じり、今までしたことがなかったような華やかな経験を教わることは、とても刺激的で楽しく、毎日面白かった。

地方公立の狭い世界のみみっちい基準で「神童」だの「お嬢様」だのとくだらないことを言われて暮らすよりもよほどいい。周りのやっていることがバカバカしく思えて退屈することも、足を引っ張られて苛立つこともない。

まれて初めて自分が全てにおいて下位、いやほぼ底辺位置する環境に身を置いたが、劣等感を持つどころか、なんて気が楽なのだろうと感動した。

要するに「上には上がある」といっただけのよくある話なのだが、私はその「上」の存在を知って心の底から安堵したのである

(中編)

私が育ったのは地方都市のド真ん中。東京で「都会」と言うと笑われるが、下手に「田舎」と言うと顰蹙を買う、そんな街だ。近くの有名大に行かず、わざわざ地元では知名度の低い都内大学に行ったのは、その街にとことん嫌気がさしたからだった。

先祖代々続く大病院家系などではないので、決して高い身分ではないのだが、私も一応、医者の娘ではある。ちなみに、母親医者ではないので「半純血」だ。

金銭的な理由から受けられない大学もあったし、贅沢三昧という訳ではなかった。だが、本当の意味生活に困ったことはないと思う。

「全身脱毛費用自分で稼いでいる」というだけで、大学の中では十分「苦労人」のポジションだったが、それだけだ。学費家賃も、いくらかかっているのか知らないまま生きてきた。

そもそも、私の家庭ではそういうことを詮索するのはタブーだった。三階建てのまあまあ広い一軒家に住んでいたが、幼い好奇心で「この家、いくらしたの?」などと聞こうものなら、なんて下品で失礼なことを言うのかと眉を顰められた。

よって親の学歴自分大学受験をするまで知らなかったし、収入は今でも知らない。なんとなく肌感覚で予想はできるが、聞いたことはない。

わざわざ地方公立の小中高に進んだのは、習い事練習時間を確保するためだ。物心つく前からピアノヴァイオリン新体操などを習っており、そちらを人生の軸に据えたかった。そのため、進級が厳しく勉強時間を取られる中高一貫私立を避けた。

しかし、その選択のせいで、私は信じられない世界を目にしてしまう。

校内のヒエラルキートップにいたのは、我が家クローゼットより狭い団地に住むヤンキー達だ。暴力窃盗などの犯罪行為、くだらない揉め事が起こるのは日常風景だった。後ろの黒板にはデカデカ卑猥言葉が書かれ、授業中も大声で教師に反抗する。共用部の壁には穴が開き、「アスベスト発生注意!」と貼り紙がされるも、その意味理解できない生徒がまた上から穴を開けていた。

一番呆れ返ったのは中学校で、「廊下に繰り返し大便をしてそのまま片付けない人がいる」という全校集会が開かれた時だ。まるで動物園だ。

外で障害を持った通行人を取り囲んでからかい面白がって恫喝している場面にも遭遇したこともあり、これが同じ人間なのかと目を疑った。

まれからこの環境しか知らなかったにもかかわらず、私はこちらの方がよっぽど馴染めなかった。いや、大学の時と違って、馴染む努力をする気にもなれなかった、というのが正しいだろうか。

ことわっておくが最初から「知能」だの「貧富」だの、そういうことで差別意識を抱いていた訳ではない。ただ、そんな概念が生まれる前の、何も知らない子供の目からしても、違和感を覚えることがたくさんあった。

何か作業をする時、見るから効率の悪いやり方で苦労しているのが理解できなかった。建設的な話し合いができず、どれだけ分かりやす説明しても話が通じないことが不思議だった。卑猥な話で大喜びするのも、暴力で強さを誇示するのも、正直バカバカしいと思っていた。

何よりも嫌だったのが、その層に漂うあの独特な僻み根性、卑屈な被害者意識のようなものだ。

クラスナルミヤの服が流行り、皆がメゾピアノポンポネットの服を自慢する中、私はいつもラルフローレンバーバリーの服を着ていた。ナルミヤに興味もあったのだが、親の趣味で買ってもらえなかった。

その時、私は価格の差など何も知らず、愚痴のつもりでこう発言してしまう。

「みんないいなあ、うちの親、ラルフローレンばっかり買ってくるからもう飽きちゃう

たったこの程度であからさまに数人の目つきが変わり、その後も悪意を持ってこの発言拡散された。

子供が「他人の服をそうやって価格で値踏みしており、それを恥ずかしげもなく表に出す」という感性は初めて見るものだったし、それが物凄く卑しく思え、正直ドン引きしてしまった。

自分性格が良いというつもりは全くないが、もし私が逆の立場になったら、そんな態度は絶対に取らなかっただろう。そのような言動は「悪い」というよりも「恥ずかしい」からだ。

たとえ内心で反感や嫉妬は覚えたとしても、そういう行動は自ら「私は負けています可哀想な貧民です!」と宣伝して歩いているとしか思えないではないか

別に私にとって服は値段ではなく、ナルミヤは負けではなかったのに。

万事がそういった雰囲気だった。

まり勉強をしすぎるとバカにされるので、「カースト上位」のグループに属している子は実は勉強ができても、学校テストではわざと悪い点を取るなど工夫していた。実際に勉強している時間を「テレビを見ている」と嘘をつき、親から聞いた内容を覚えてから学校に行くという話も耳にしたことがある。

何もかもが面倒くさかった。先入観などなくても反射的に、彼らに対して「卑しい」という軽蔑が沸々と湧いてきて、止められなかった。

お金学力のあるなしなんてどうでもいい。ただ、それによって勝手に「見下された」「自慢された」と思い込んで攻撃性を発揮してくる、その人間性を見せられるとやはり「見下す」以外の感情が湧かない。

そういう人を表すぴったりの言葉は「育ちが悪い」しか思いつかないのだ。

そして、その思いが強くなればなるほどに、そんな低俗差別的感情を持つ自分に対してもまた同じように「卑しい」と自己嫌悪に陥った。

よく「人を見下している」「お高く止まっている」と悪口を言われたが、次第にそれが事実になってしまっていることも自分では分かっていた。

やがて進路を変更して医学の道に進んだ私は、この自らの醜さにも似たもう一つの「卑しい世界」を嫌というほど味わうことになる。

体力面の自信のなさからほとんどの医学部生が就職するような「ブランド病院」とは程遠い、「ハイポ(仕事量、労働時間が少ない)だけど治安が最悪な風俗街の病院」に就職したのだ。

(後編)

立地や将来性、指導体制などを考慮せず、「あまり働かなくていい」「給料が高い」というだけで風俗街の病院に流れ着くような医者は、まあロクな層ではない。街の治安と相応に、職員民度も低かった。

病院があるのは中途半端田舎だ。ここでは娯楽が、酒と性とギャンブルゴシップしかない。

都会で大学生活を過ごした同僚たちも、その鬱屈した思いからか、段々と空気が荒んでいった。

数ヵ月経つ頃には、口を開けば下ネタと自慢や武勇伝他人悪口や噂話、そして「女性職員容姿を採点し、デブやブスと言って大笑いする」といった、聞いているだけで気が滅入るような下卑た話題ばかりが出るようになった。

百歩譲って内輪だけの飲み会でやってくれればいいのだが、職場の男女共用のスペースで大声を出して話しているのは、流石に品性を疑ってしまう。

「このバッグは何十万円した」「今月はいくら使った」などという、赤裸々すぎる金額事情ストレートに自慢してくるのにもびっくりした。今まで出会った医者の中で、そんな恥ずかしいことを嬉々として吹聴する人間は一人もいなかった。

彼らの鬱憤の矛先は、「見下している相手」により強く向けられる。

立地が立地なので患者層もあまり良くなく、社会的地位が低かったり、生活に困っていたりする患者が多い。それをストレス解消とばかりに、裏で笑いながら蔑むのが、病院の常になっていた。

気持ちは分かる。確かに、あそこまでかけ離れた階層の人たちと関わるのは、正直つらい。頭がおかしいのかと思ってしまうようなクレーマーもいる。貧困のために清潔が行き届いておらず、吐き気を催すような悪臭涙目で耐えて処置をすることもある。病院に来ているのに、こちらが一生懸命になっても、まるで治す気がないのか?という横柄な態度を取る患者もいる。

救急車がタダだから生活保護は医療費がタダだからと、まるでタクシー無料相談のように使う人のせいで、本当に必要な人に医療が行き渡らなくなることもある。

特に槍玉に挙がるのは「せいほ(生活保護)」と「プシコ(精神疾患)」、「痴呆(認知症)」である。他にも、「ホームレス」「反社」「デブ」「ババアジジイ」「底辺」「貧乏」「キチガイ」など、診察室を一歩出れば、とても患者には聞かせられないような、ありとあらゆる差別用語が飛び交った。

バカにされるのは患者だけではない。看護師も同様だ。ある同期が看護師に怒られた時、「大学を出てないから分からないんだろ」「低学歴が」とあまりにも直接的に吐き捨てるのを聞いたことがある。

一方で看護師たちの当たりも強かった。いや、当たりが強いというか、私達とは、元々装備している語彙がそもそも違うのだ。

特に怒っている訳ではなくでも、「ちょっと邪魔!」「うるさいよ」といった風な、私達が「初対面の人に対して一度も発したことがないような言葉」を、まるで当たり前のように使ってくるのだ。

これにはかなりギョッとする。私達が急いでいても「すみませんちょっとよけてもらえますか?」と言うのは、別に敬っている訳でも遜っている訳でもなく、これしか適切な語彙が浮かばいからだ。

根本的な問題は、学歴収入の高低ではなく、培われた文化の違いなのだ。「そんな風に人間を扱う文化」に染まりたくない気持ちが勝り、同じ土俵で言い返す気にもなれない。

きっとこれは、一生分かり合えない感覚なのだろう。

病院の同僚医師たちも、私立医学部卒業している人間が多く、元々それほど育ちは悪くなかったはずだ。しかし、あまりカルチャーショックに耐えられず、段々と人格が歪んでいった……いや、歪めていくしかなかったのかもしれない。

地方にいた頃の私のように——。

医者政治家など「救う仕事」をする人間に、できるだけ庶民感覚を取り入れるための方策として、「学費を下げる」「お金が足りなくても成績優秀者が医学部や名門大学に入れる枠を作る」といったことが推奨されているのをよく見る。

しかし、ことの本質はそう単純なものではないように思える。

実際に、現状の医師たちの間でも、「国立は苦労していて性格が悪い」「私立は裏口で頭が悪い」といった論争があり、お互いに見下しているような風潮が一部ある。

それを、もっと幅広い層の人間を混ぜたからと言って、お互いに馴染めるとは思えないのだ。

同業者の間で「もし自分の子供を行かせるなら私立がいいか公立でもいいか」という話が出ることがある。この話題は、温室から一度も出たことがない人ほど「公立でもいい」と言いがちだ。

公立の良い所として、「早いうちから色々な階層の人と関わって免疫をつける」というものが挙げられるが、私はそれこそが最大のデメリットだと思っている。皮肉なことに「その経験の多さ」こそが、差別偏見選民思想を強め、分断を生むことになるのだ。

免疫どころか、触れれば触れるほどウンザリして、アレルギー反応を起こすようになってしまう。様々な階層人間存在を見せたいのなら、同級生として一緒くたに扱われるのではなく、ボランティアでもすれば十分ではないか

からこそ自分が多様な層と関わった経験があったりする人ほど「子供絶対私立」と言う。もし他が全て同じ条件なら、学費の「高い」方に行かせたいという発想すらある。

「知らなくていい世界を知らない育ちの良さ」というのは、その後いくらお金を積んでも手に入らない。一生もの財産だ。

社会の下層と徹底的に隔離され守られてきた人は、「みんな同じ人間差別は良くない」という綺麗事を良い意味で本気で信じ、汚れのない心で生きていける。

しかしたら私の親は、私を「世間知らず」にしたくなかったのかもしれない。だが私は「知ってしまった」ことを、後悔している。

もし子を持つことがあったら、我が子には私のような性根の歪んだ人間になってほしくない。

一生温室で、綺麗な世界だけ見ていられるように、可能な限り守ってあげたいと思う。

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