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はてなキーワード: 村田雄介とは

2024-09-30

anond:20240930201828

小畑って動きある絵が描けないからなぁ

村田雄介みたいに動きがないとなあ

2024-06-04

anond:20240604175252

その人知らないからググったけど、なんというか極めて記号的で平面的な絵を描く人だな。

もうちょっと体感があって一目見て画力が高いと分かる人の絵を模写したほうがいいと思う。

鳥山明小畑健村田雄介井上雄彦とか。

2024-05-11

[] 他人意識して描くときはヒット作をそのままなぞると良いと言うが

趣味長編ラノベ(ライトノベル)を書きたい増田をみたので、ワイも考えてみた

(以前、カクヨムなどで長編を完結させたというすごい増田もあったけど、今回はそれ以前の問題の『何を書こう』)

 

ワイが他人意識せずに、自分自身のためだけに書けるのは、マンガでも小説でも、50ページくらいがエネルギー限界。このページ数はとても長編とは言えない

50ページ以上書き進めるには、外部からガソリン必要だが、他人に読んでもらうためには、他人を楽しませようと意識する必要がある

他人意識すると、へっぽこなのを誤魔化そうと見栄を張ることになり(なお、誤魔化せる訳がない)、結果として筆が進まなくなるので、長編作ろうが未達で終わる

 

趣味なのに自分技量無視して無駄な見栄を張ろうとする問題・・・まぁさておき、他人意識して描くとき(楽しませようとする時)は、ヒット作をそのままなぞると良いと言うが、

ワイが好きな万人向けヒット作はドラゴンボール以外に無いんだよなぁ・・・ドラゴンボール鳥山明の超画力でなければ成り立たない

ドラゴンボールを題材にせんでも、バトルもの空間認識能力が高く、人体構造を考えて描くのが楽しい人にしか向いてないが、空間把握能力が死んでいるのは元より、骨格や筋肉、関節にも死ぬほど興味がない

 

ワイは死ぬほど運動音痴なので、ダンス新体操を見て、人間本来はこうやって動くことも可能なんだなァ・・・ってなるのは好きだ。ついでに、映画時代劇ゲームで、たびたび魅せてくれる映え殺陣(たて)も見るのも好きだ。でも、骨格や筋肉、関節には死ぬほど興味がない。そのため、現実格闘技武術剣術には微塵も興味はない

じゃあ、銃になら興味があるか?と言うとない。なぜなら基本的に銃には殺す以外の目的が無く(スポーツとしての銃もいちおうあるが・・・)、いままで書き連ねてきたことと比べると、人間身体ってこんな風に動くことも可能なんだなァ・・・ってなる要素が薄いかである

クレーン射的とか実際に体験したら、きっとスカッとはするのだろうけど、自分が描きたいか自分3Dキャラ操って楽しいか?と言われたら別だ

 

強いて言えば、人がそれぞれの自然姿勢で歩く様子を見るのも好きなので、その文脈なら骨格や筋肉、関節に興味が持てるが、それはバトルじゃないし、

スポーツテーマにしたマンガ小説映画で好きな作品ひとつもないので、競歩をやろうって気も微塵もしない(日記エッセイならいいだろうけど、長編を書こうの目的からは逸れる)

 

 

鳥山明以外では、ONE も好きだ。ONE も万人受けする大ヒット作家だ。ONE ならバトル描写のもの以外がメインになっているが、ワンパンマン村田雄介の超作画じゃないとマス受けはしなかったよなぁ・・・

というか、『マッシュル』の前に、ジャンプで『努力しすぎた世界最強の武闘家は、魔法世界を余裕で生き抜く。』という作品があって、ワンパンマンスタイルで描かれていたにも関わらず、ウケなかったもんなぁ・・・

なお個人的には『魔法世界を余裕で生き抜く』はとても気に入っている。イヤな奴、悪い奴がいっさい出てこないコメディで、めちゃくちゃ単純な話だから

主人公はサイタマと同じく何でもワンパンで倒せるチートフィジカルを持っているが、魔法に関しては絶望的に才能がない。それでも魔法が好きで、魔法使いを目指すという大変分かりやすストーリー

結局、主人公はすごい魔法使いになることはできないが、ささやか魔法は使えるようになる。主人公はそれにめちゃくちゃ喜んで満足し、今日よりも明日!少しずつでも能力を向上させよう!と前向きに努力を続けてマンガは終わる

追記:読み直したら、主人公はド派手な綺麗な虹魔法使ってた(効果は謎。綺麗なだけかも)し、書き下ろしで物凄い質量の杖を魔法で持ち上げられるようになってたので、すごい魔法使いになる夢は叶ったっぽい

(ただ、『魔法スターマジカルエミ(1986年) 』でも、主人公の舞が魔法を捨て去り、自分自身の力で本当のマジシャンを目指すみたいなのが、マス受けしてる感じしないし、作画以外の要素もありそう)

 

マッシュル』もワンパンスタイル作品かつ、海外で大バズりしている。魔法世界フィジカル全振り+すごい魔法使いになるっていうコンセプトは、『魔法世界を余裕で生き抜く』と共通している

ボーボボ彷彿とさせるギャグシーン/良いヤツばかりの日常パート差別や困難に立ち向かう前向きな姿勢ボースティング、これらはワイも超好き

ただ、主人公マッシュワンパンで敵を倒すシーン・ギャグで圧倒するシーン以外のバトルは、個人的にはあん面白いとは思えんのよな・・・

週刊少年ジャンプ作家なので、一定クオリティが保たれているから、見るのが苦痛とまではいかないけど、正直、マッシュ以外のバトルは別に無くてもよくね?みたいな・・・(まぁ、バトルなきゃこんなに売れなかっただろうけど・・・)

結局のところ、ワンパンギャグじゃない正統派バトル漫画は、超画力の選ばれし者にしか描けないよなぁ・・・と改めて思うばかりよ

小説でも多分同じだわね。ワンパンギャグではない、読んでて楽しい、映える正統派戦闘描写なんて、気が遠のくわ・・・

 

 

とりあえず、ワンパンスタイルは頭の片隅に置きつつ、バトル/アクション描写がメインではない自分の好きな作品について考えてみる

でも、やっぱ、マス受けしているヒット作の中で好きな作品ひとつもないんだよな・・・。まず、マス受けする恋愛ものが好きではないし、特定フェチ推したいという情熱も無い

バトル/アクションがメインでなく、ウケそうな恋愛描写もメインでなく、フェチ特に無いという時点で、かなり対象者が絞られる

何かないかな?と思うが、何度考えても何もない。昔のハリウッド作品2010年以前)なら、それなりに好きな作品があるけど、うぅ~ん・・・

なお、他人を楽しませようとして、マス向けヒット作を模倣しようとする理由は、対象者を絞った作品で作者の技術が極端に稚拙だと、最終的に読者との文通のような形になってしまうから

ワイがやりたいことは、稚拙・未熟ながらも、読者に何かを感じさせる"物語を書くこと"で、文通ではない。ついでに、日記や観察報告を誰に見せることでもない(趣味長編ラノベを書きたいと言っていた増田もたぶん同じだと思われる)

ちなみに、鳥山明ONE、昔のハリウッド作品以外で好きな作品は、モノクロ時代日本映画小津安二郎作品、重苦しかったり淡々としているインディペンデント映画アキ・カウリスマキケン・ローチフィリップ・K・ディック川端康成遠藤周作いがらしみきおsink/かむろば村へ/Iなど)、海外ヤングアダルト作品児童文学名作劇場系(日本アニメーション制作系)のアニメあたりがぼんやりと好きだ。つまり鳥山明ONE、昔のハリウッド作品以外は、対象者が絞られる作品が好き

いわゆる巨匠大御所/名作/お子様も観てOK以外では、トッド・ソロンズ岡部閏、明智抄奥瀬サキなど、やはり対象者が絞られる作家作品が好き

ワイがこれらの作家作品をそのままなぞったら誰かとの文通になります・・・

 

 

ワンパンスタイル、昔のハリウッドスタイルで、ワイがなぞれそうなのないかなぁ・・・は、まぁ暇な時に考えつつ、

 

なんかヒット作でワイも好きなのないかなぁで思い出した、岡部閏の『グッド・ナイトワールド』、対象者が絞られまくっている作品から、せっかくアニメ化したのになんかすげ〜無風だけど、脚本パトレイバー横手美智子なのよ。『ネトゲSFギミックになってるサバイバー再生物語り』で興味が持てそうな世界中の人に届いて欲しい

グッド・ナイトワールドの絵の作り方も印象に残ったけどね。プラネットAI幻想的で無機質な描写や、ピコちゃんプラネットオフった後の日常パート描写よかったし、キャラのお目目の表現良かった

クソのクソの解説演出も、中学生(の見た目だが実はそうではない)ってぽくて、とてもよかった

 

横道にそれたところでおわる・・・

2024-03-10

改めておもうけど、漫画産業の発展の功績って出版社編集者が7割くらいあるよな

大人になると見えてくる

子供のころは鳥山明天才なのだとか無邪気に思ってたけど

鳥嶋という編集者重要なんだとか、そういうのがわかってくる

さらジャンプ新人登用やアンケートシステムを作った初代編集長長野規など、仕組みを作る人が大事だとわかってくる

アニメでも宮崎駿には鈴木敏夫氏家齊一郎がいたし、新海誠には川口典孝や川村元気がいた

土台作るやつ、金を出すやつ、チャンスをくれるやつ、仕組みを作るやつ

日本スーツ仕事評価しないし、仕組みつくりをせずに天才勝手に湧き出て何とかしてくれるって思ってる


そしてIT業界が糞なのは技術者"しか"いないかだってことがよくわかる

技術者技術オラつくだけで、ザルで水をくんでるような感じだな

アニメ岡田斗司夫とか鈴木敏夫みたいなのがいたから多少はマシだった

なによりテレビ局というプラットフォーマーがいたから、アニメーターはその土台に技術を乗せればOKだった

ITプラットフォーマーはだれが作る?だれも作らない

どこにもプラットフォーマーがいない

アメリカ人が作った土台の上で技術を偉そうに語るだけのはてなブックマークの連中みてるとそう思う


追記

岡田斗司夫鈴木敏夫みたいに、大人交渉できてカネを引っ張ってこれる人材いかに貴重かわからんのか?

陽キャならいいかもしれんけど、陰キャでデュフデュフいってるオタク業界では貴重だろう

オタク業界にはこういうカネもってるやつと交渉する人材必要

加えて岡田斗司夫ワンダーフェスティバルの当日版権システムとかの功績もあるしな。

任天堂だったら組長の功績はだれもが認めるだろ?ソニーだったら久多良木とかな。

米津もミクもニコニコ動画がなければどうにもならんでしょう。

ワンパンマン新都社がなければいけなかった。そしてそれに目を付けた村田雄介ジャンプが組んで、マネタイズする。

仕組み作ってカネだして売るやつも偉いよやっぱ。


追記2

ニコニコ動画はたしかプラットフォーマーだけど嫌儲ダメダメ

スーツとしては3流だった、というか自分たちスーツ否定してオタクに媚びて嫌儲どもに迎合した

会議赤字自慢とかやってた連中だから

金儲けという仕組みづくりをしなかった

からヒカキンも米津もyoutubeに行った

米津はニコニコ出身だけど、ソニーに拾われたおかげなので結局スーツのおかげ

ワンパンマンONE集英社関係にも言える話

金儲けのフェーズになったらおまえらスーツ搾取されるっていうけど、スーツがいなくて儲からない業界スルーするもんな

儲かったら儲かったで叩く嫌儲野郎だし


90年代くらいのフリーソフト時代にはけっこう日本個人開発でイケてるソフトってあったけど

00年代になってビジネスしようってフェーズになったら急に元気なくなった

個人レベルではすごいけど、チームとかマネタイズとなるとゴミになる

この差はスーツの差であり、マネジメントの差であり、儲けようという意識の差だと思う

ファミコンスーパーファミコンレベルだといいけど、規模がでかっくなると糞ゲーになった和ゲー歴史をみても、スーツ重要さがわかる

あるいはUnityとかゲームエンジンとか、GOGとかSteamとかEpicストアみたいにオープンプラットフォーム作って売るという発想もない

搾取って言うけど今のインターネットGAFAMはそれこそ搾取で、しか漫画編集みたいにあれこれ手間かけてるわけじゃなく、場所提供だけで30%~60%持ってく

でもこういうのに反発したEpicApple訴えたときはお前らはEpic冷笑してたよな

2023-08-26

暇空のせいで村田雄介嫌いになった者だけど

村田雄介フォローしてますって暇空が流れてきて、そこで村田フォロー解除して、暇空ブロックしたせいか脳内イメージが結びつき、増田で暇空の話題を見かけるたびに、村田はまだフォローし続けてるのかな…素面であれフォロー出来るとは、やっぱ九州男児ヤベェわ的な気分になる。

2023-05-21

独断偏見による残念な漫画家図鑑

高橋慶太郎

独特のセンスもある、情熱もある、

けどキャリアの割にあまりにも全てが粗い。

設定も粗いし絵も粗い。全然うまくならない。

 

パターン技術はあるけどセンスパッションも無し)に比べたら救いがあるし好きだし結構単行本買ってるんだけど

さすがにこれだけやっててなんでこうも技術進歩がないんだろうというか

そこさえガチっとしたら最強の作家になれるのに残念だなあと思う。

 

ていうかこういう人に補助に入れる人っていないのかな。

作者のパッションだけのガバガバな設定にちょっとだけしっかりしたディテールを加える人とか

やりたい話を聞いてまとめて構成を整理してあげる人とか。

AIか?これからは)

 

  

スガワラエス

同人時代は輝いてただけにYJでの七転八倒は意外だった。

なんか当人の描きたいものを「青年誌からな―」と曲げた結果な気がしてならない。 

曲げて固いものを描くぐらいなら欲望のままに描いた方がいいと思う。

才能あると思うけど当人本領と思えない作品で2発外してしまった。

   

   

古宮海

経緯はスガワラに似ている。

M男とS美少女を描いてた人なのに

YJでたぶん「青年誌からな―」とM美少女S少年を主軸に連載開始。

迷走の末にちゃんとM男とS美少女になったけど連載は終了。 

 

この人はスガワラより成功やすいと思うし必ずもう一回くるだろうし

次はちゃんアジャストする気がしている。

別にYJに拘る必要もないと思うけど。

 

   

峰浪りょう

ダークなものを描く才能も材料もないのにずーっとそういうのに憧れてる人。

ポップな方向の絵は可愛いし、明るいラブコメに振り切れば天下取れる器はあったと思う。

けど出来もしないシリアス展開に憧れた結果『初恋ゾンビ』の後半もダラダラした焦点のぼけた話に。

これ絶対ろくな”真相”思いついてないよなーと感じながら付き合ったけどやっぱり何もなかった。

 

少年アビス』では作者の実体験ぽい部分(田舎若い女のしょっぱい愚痴)はよかったけどそれだけ。

社会派的な嫌さは出せてないし耽美的なダークのセンス教養も足りない気がする。

こうやってアビス悪口みたいなこと言うと二次裏では反発されるけど

現にアビススレなんかもうしーんとしてるんだから体は正直。先生が一発ネタとして跳ねただけ。

 

当人の才能と当人志向が違うという作家は沢山いる。

スパイファミリーの人もたぶん当人がこだわってて武器だと思ってたバトルが実はそこまでではなくて

担当が上手く別方向に誘導したのかなって感じがするよね。知らんけど。

  

齋藤勁吾

絵もキャラも悪くないのにとっちらかったデビュー連載で撃沈。主人公バド少女に絞るべきだったが変に色々出来る分決断力がない。

肩に力入りすぎていきなり大作感を出して失敗するのはあるあるだが、次の作品で一気に志を落としすぎた異世界マンガを描いてて高低差がすごい。

 

異世界ってのは主軸が我々と同じ世界からこそガバガバファンタジー世界が許されるのに、侍を異世界飛ばしてどうするのか。侍のディテール知識がしっかりしてるかと言ったらガバガバなので(しかも女だ)、ガバ侍がガバ異世界に飛んでて足場がない。 

 

色々出来るからこそ迷いが多く、絵の能力の割に思慮に欠ける印象。小器用な技術コレクターが描きたいものの決まった下手くそに追い抜かれることはままあるのでそういう残念なウサギさんにならないでほしい。

  

    

こんちき

高橋の逆。絵も構成ベテランらしくきちんとしてて全体的に技術レベルが高い。

でも技術が高すぎてアーティスト的にはどうかな?みたいなせせこましさを感じる作品が多い。

 

個人的には家電ちゃんが一番嫌い。一番せせこましいから。

あれを成功体験としてるなら捨ててほしいマジで

しばらく左手で描くみたいな「自分の枠外し」に取り組んだ方がいいと思う。

なんか思考も含めて凄く狭く固まってしまったような息苦しさを常に感じる。

 

個人的にはこういうタイプの方が高橋タイプより難しい気がするし

高橋普通に上手くなろうと思って練習すればしまいだろと思うんだけどどうなんだろう。

 

  

篠房六郎

死ぬほど頭固そうな発言を繰り返しアフタヌーンをおん出た。

この人の場合固さは既に個性

絵も凄く手癖が強い。

肩に力入れまくって首に自然な角度を付けて手を無意味に顎の下に持って行って手首を限界まで掌屈させると篠房風の人物イラストになります簡単でしょ? 

この人は何か間違ったルートを歩んだというよりこういう個性からそれでいい気がする。

漫画は読みにくいけど絵の教法がヒットしてるらしくてよかった。

こんなに癖強い人の教本?とは思うが…。 

 

  

村田雄介

こんなもんに混ぜられるのおかしい押しも押されもせぬ成功した作家だろうけど  

当人エッセンスが出てくると面白くないなどとして叩かれがち。 

実際ジャンプに何回か発表した単独作品奇跡的なほどつまらなかった。

 

絵は抜群に上手いし構成もきちんとやっててあれだけつまらないのは天才

おそらくすべては真面目過ぎる性格のため。

当人も薄々わかってると思う。たまに「奇矯変人アピールしてたから。

でも変な奴って変人アピールしないし、それをやるのは変人に憧れる真面目人間だよね。 

 

いつか単独作品成功したいという夢を未だ捨ててないなら

一度ちゃん自分を掘り下げてパンツ脱いでみることだと思う。

自分精神的な部分を掘り下げて認めてパンツ脱ぐということを40過ぎても出来ないそういう性格じゃないだろうか。 

ヤンマガ新人みたいな漫画を半分自分史で描いてみるべき。

  

  

福島鉄平 中山敦史

才能はあったし上手かったけど自家中毒的の方向に進みそれが極まった人たち。

こんちきに種類が近い。

 

絵は自己参照の果てに尖り過ぎてるし

やることは手癖が強すぎて読んでる間喉を締められてるような気分になる。

 

 

タイザン5

才能あったのにみんなで潰した。

クラスのみんなでタイザン5くんの輝く若芽のような才能をグチャグチャにしてしまいました。

からタコピーの時にあれだけ言ったのになあ。

おまえらのせいです。あーあ。

2023-05-03

マジデスはナードコア文脈サブカルクソ野郎になって見ろ

魔法少女マジカデストロイヤーズはナードコア文脈サブカルクソ野郎目線で見たほうが良い。

とりあえず下記2つのリンクを見てほしい。

2011年秋葉原」その衝撃をアニメ表現

JUN INAGAWAさんが中学3年〜高校1年の頃に考えていた漫画OTAKU HERO

https://kai-you.net/article/80335

WWD:絵のタッチに影響を受けたり、尊敬する漫画はいますか?

JUN:あまり「この人!」って方はいないんですけど、描き始めた最初の頃は「アイシールド21」や「ワンパンマン」の村田雄介先生の絵ばかりまねて描いてました。だから僕の絵ってかなり村田先生に似てるんです。村田先生アメコミ風な影のつけ方と、喜怒哀楽の表情の描き方がすごい好きですね。

https://www.wwdjapan.com/articles/816815


なんで敵が(´·ω·`)ショボーン なんだ?2chなのか?と思ったが、2011年秋葉原ワンパンマンのノリと考えると、(´·ω·`)ショボーンも納得がいった。(2010年ぐらいがノスタルジーになる時代になったのかなとも思った笑)

実際、OPEDは謎に不気味でパンクでお洒落サブカルで良いと思う。このオシャレ感で2話のエンドカードポプテピピックコラボしてきたので、サブカルクソアニメ路線確信犯でやっているのかなと思ったら、ポプテピピックプロデューサーが関わっているとは。

https://togetter.com/li/2125391


3話の急に出てきて○すのはアレは何なのかwギャグ路線から急にシリアス展開を入れる緩急が謎で草w

4話で古い閉鎖的なオタク開放的若いオタクメタってきたには草が生えたw

5話は中野舞台になりそうで、とくに聖地秋葉原限定はしなそうである

池袋も出るだろうか。OPの急なザッピング音の転調を考えると、今後の展開がどうなるかわからないところがある。ポプテピピック最終話蒼井翔太氏の実写展開のようなパターンもありえるのだろうか。まじで予想がつかない。


そもそもJUN INAGAWAって誰?インスタからラッパーとのコラボして個展を開いてアニメ化ってどういうことなんだ?感があった。

コラボしたラッパーのA$AP Mobの説明を見たりA$AP Mobの音楽を聞くだけでは、とくにオタクラッパーというわけでもなく、どうつながるのかわからない。

https://block.fm/news/asapmob_is

JUN INAGAWA氏のインスタを見ていくと、ナードコア文脈理解できる気がする。

https://www.instagram.com/p/CYd1nUdF3_x/

このイアンのナードコア大百科 Ian's Nerdcore Encyclopediaを見るにこの文脈ラッパー萌えがつながるのか、と。

https://diskunion.net/clubt/ct/detail/1008022873

https://archive.org/details/ians-nerdcore-encyclopedia/page/122/mode/2up


魔法少女マジカデストロイヤーズをアニオタ目線で見るのは間違いだと思われる。


言及元:anond:20230427160935












蛇足でwアニオタ目線で見ていく。

かくいう私はアキバオタクものが好きです。

最初に見ている限りでは、設定がほとんど逆転世界電池少女じゃね?と思った。

アキバものなのでAKIBA'S TRIP -THE ANIMATION- を越えられるかなと思って最初は見ていた。

このオサレ感、フリクリとか妄想代理人とか似ている感じがするなぁとも思った。

>令和のアベノ橋魔法☆商店街

もわかるーって感じ。

魔法少女モノでいうと暗黒系の魔法少女サイト(2期告知はエイプリルフールだったんかいw)とか。

アメコミ系のアニメ文脈RWBYを見た方が良いだろうか。


4話のネタについては神田川 JETGIRLSや競女!!!!!!!!を見ないといかんだろうか。

そして4話のロボットは、作中だと勇者ゴーディンと言っていたので元ネタ勇者ライディーンになりそうだが、どちらかというと東映スパイダーマンレオパルドンだよね?

レオパルドンというと、いやあれはゼオパルドンか。アキバエロゲおたく☆まっしぐらの失われた佐々木ルート死ぬ前に読まないと死んでも死にきれないという気持ちを思い出したw)


あと2010年頃とすると、シュタインズゲートネタが入るかどうか楽しみにしている。

また(´·ω·`)ショボーン から電車男月面兎兵器ミーナ2chネタが入るか気になる。

エロゲ文脈でいうとブルーアーカイブ -Blue Archive-が上手いこと換骨奪胎して透き通った世界観を表現したのに対して、マジデスがどうするか。マジデスの好きなことを好きだと言える世界を作りたいというテーマはしっかりしてそうだから、それをどうシナリオにして描写するのか、楽しみにしている。韓国からブルーアーカイブだったりフランスからシティーハンター実写版だったり中国からの原神やアークナイツだったりフィリピンからボルテスV実写版だったり、日本オタク以上にオタクをしている、わかっている、海外からディープな熱い作品があふれた中で、アメリカ帰りのマジデスはどう表現するか、文化の違いがあるのかどうか、楽しみである


4話の最初の方のセリフで「壊れた"おもちゃ"<俺のゴーディン>を魔法で〜」というト書きが聞こえてきたオタク増田より。


とりまアナーキーちゃんが元気でパンクかわいいから見て。アナーキーちゃんキャラはあまり他では見ないんじゃなないかな。ブルーちゃん原作の方がかわいいかも派です。

2023-03-06

anond:20230305114432

私はおすすめで流れてくる暇空ツイートだけでもかなりオタクへのヘイト高まってる。

村田雄介とか好きでフォローしてたけど、村田さんフォローしてますと暇空流れてきただけでもう気持ち悪くて村田漫画無理になってきてるレベルで無理キモい

まぁオタクへのヘイトがどれだけ溜まっても女叩きたいから持ち上げるっつーんならそれでいいけど。

2022-11-08

anond:20221107232409

!?ごめんこれ読んで書いたのかと思ってた。

上で「売れれば売りたいなとは思ってるんだろうけど」って書いたのは(すみませんエジプトBL増田です。記事引用した方とは別人です。)実はこの記事の「ジャンプ編集部には面白ければ勝手に売れるだろうという驕りがある」あたりの受け売りだったんだけど、気になる点もいくつか。

マシリトウェブトゥーンはまだその愚は犯してないの?」

ヒョンソク氏「まだですね、ウェブトゥーンって新しい文化なので」

ん…?ウェブトゥーン20年の歴史があるんじゃなかったの?

もちろんスマホの登場で商業的に成功したのは最近だろうが、今の若いウェブトゥーン作家はもう物心ついた時からウェブトゥーン読んでる世代だよ…!?

未だにチートラのフォロワーみたいな大学生リアル恋愛ウェブトゥーンも腐るほどあるし、韓国ファンからは、「またウェブトゥーン原作ドラマ化かよ」って声もある。ギアン84やヤオンイに憧れて「俺もウェブトゥーンで一発当ててぇ〜w」みたいな舐めた態度のワナビー韓国にはゴロゴロいるのに…。チェンソーマン盗作騒動もあったし。ヒョンソク氏は韓国でもほぼトップブトップだからそういうザコは眼中にないんだろうけど、癌化は既に始まってる。そもそも日本に入ってきて今読まれてるウェブトゥーン韓国ではもう古いからね。あと薄給激務で映画なんか見る暇ないでしょ。韓国人が映画好きなのは確かだが、マーベル映画はじめごく一部のブロックバスターを全員見てないと学校職場話題についていけないっていう意味での「好き」であって、日本でいう月9みたいなもの藤本タツキみたいなマイナー映画をあれこれ見まくるタイプの好きは韓国でもひと握りだよ。ヒョンソク氏の周りにはそういう意識の高いクリエイターがたくさんいるのかもしれないけどね。ていうか、そこまで映画好きだったらウェブトゥーンじゃなく映画業界に行ってしまう。

てかさーワンパンマンとかヒロアカアメコミ風の演出をよく研究して取り入れてるよね。ワンパンマンリメイク版の作画担当した村田雄介は他ならぬ韓国イラストレーター、故キムジョンギ氏と親交があったしね…宝石の国とかゴールデンカムイとか明らかにコタツ漫画を読んでるだけでは描けない作品バンバン出てきていますが…?

だいたい連載会議ワンピース落としたのマシリトだよね?海賊なんかが看板背負えるわけないって。今だったらスパイとか古い(笑)とかチェンソーとかダサい(笑)とか言ってるはずの人が、ウェブトゥーンにはなんでこんなに甘いのかイマイチ納得がいかない。慌てて丸くなったアピールしてない?

ただ、編集長のイスにふんぞり返ってた時代はもう終わった、これからは原石の争奪戦だって理解してるならいい事なのかなーと思う。とにかく今後のヒット作に期待だわ。正直今はまだ、ウェブトゥーンのものを読むよりこの記事の方が100倍面白い。

2022-07-01

史上最も偉大な日本漫画家100人

作家デビュー代表
長谷川町子1935年サザエさん』『いじわるばあさん
手塚治虫1946年鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』『火の鳥』『ブラックジャック
藤子・F・不二雄1951年オバケのQ太郎』『パーマン』『ドラえもん』『キテレツ大百科
藤子不二雄A1951年オバケのQ太郎』『忍者ハットリくん』『怪物くん』『笑ゥせぇるすまん
石ノ森章太郎1954年サイボーグ009』『仮面ライダー
横山光輝1954年鉄人28号』『伊賀の影丸』『魔法使いサリー』『バビル2世』『三国志
松本零士1954年宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999
さいとう・たかを1955年ゴルゴ13
つのだじろう1955年空手バカ一代』『恐怖新聞』『うしろ百太郎
赤塚不二夫1956年おそ松くん』『ひみつのアッコちゃん』『天才バカボン
ちばてつや1956年あしたのジョー
白土三平1957年カムイ伝
水木しげる1958年ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん
水島新司1958年ドカベン』『あぶさん
モンキー・パンチ1959年ルパン三世
梶原一騎1962年原作)『巨人の星』『あしたのジョー』『タイガーマスク
本宮ひろ志1965年男一匹ガキ大将』『サラリーマン金太郎
山上たつひこ1965年がきデカ
永井豪1967年ハレンチ学園』『デビルマン』『マジンガーZ』『キューティーハニー
池田理代子1967年ベルサイユのばら
美内すずえ1967年ガラスの仮面
竹宮惠子1967年風と木の詩』『地球へ…
一条ゆかり1968年有閑倶楽部
萩尾望都1969年ポーの一族』『トーマの心臓』『11人いる!』
吾妻ひでお1969年ふたりと5人』『ななこSOS』『失踪日記
あだち充1970年タッチ』『みゆき』『H2
和田慎二1971年スケバン刑事
村上もとか1972年六三四の剣』『JIN -仁-』
大友克洋1973年AKIRA
車田正美1973年リングにかけろ』『聖闘士星矢
魔夜峰央1973年パタリロ!』『翔んで埼玉
弘兼憲史1974年課長島耕作』『人間交差点
鴨川つばめ1975年マカロニほうれん荘
秋本治1976年こちら葛飾区亀有公園前派出所
鳥山明1978年Dr.スランプ』『ドラゴンボール
高橋留美子1978年うる星やつら』『めぞん一刻』『らんま1/2』『犬夜叉
ゆでたまご1978年キン肉マン
北条司1979年キャッツ♥アイ』『シティーハンター
池野恋1979年ときめきトゥナイト
荒木飛呂彦1980年ジョジョの奇妙な冒険
高橋陽一1980年キャプテン翼
士郎正宗1980年攻殻機動隊
福本伸行1980年アカギ』『賭博黙示録カイジ
ゆうきまさみ1980年『究極超人あ〜る』『機動警察パトレイバー
原哲夫1981年北斗の拳』『花の慶次 ―雲のかなたに―』
まつもと泉1982年『きまぐれオレンジロード
吉田聡1982年湘南爆走族
日渡早紀1982年ぼくの地球を守って
しげの秀一1983年バリバリ伝説』『頭文字D
森川ジョージ1983年はじめの一歩
浦沢直樹1983年YAWARA!』『MONSTER』『20世紀少年
高田裕三1983年『3×3 EYES
さくらももこ1984年ちびまる子ちゃん
森田まさのり1984年ろくでなしBLUES』『ROOKIES
小畑健1985年ヒカルの碁』『DEATH NOTE』『バクマン。
岩明均1985年寄生獣』『ヒストリエ
こしたてつひろ1985年炎の闘球児 ドッジ弾平』『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』
矢沢あい1985年天使なんかじゃない』『ご近所物語』『NANA
青山剛昌1986年名探偵コナン
藤島康介1986年逮捕しちゃうぞ』『ああっ女神さまっ
高橋和希1986年遊☆戯☆王
冨樫義博1986年幽☆遊☆白書』『HUNTER×HUNTER
武内直子1986年美少女戦士セーラームーン
神尾葉子1986年花より男子
樫本学ヴ1986年学級王ヤマザキ』『コロッケ!
西森博之1987年今日から俺は!!
和月伸宏1987年るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』『武装錬金
臼井儀人1987年クレヨンしんちゃん
井上雄彦1988年SLAM DUNK』『バガボンド
藤田和日郎1988年うしおととら』『からくりサーカス
皆川亮二1988年スプリガン』『ARMS
奥浩哉1988年GANTZ
CLAMP1989年魔法騎士レイアース』『東京BABYLON』『カードキャプターさくら
椎名高志1989年GS美神 極楽大作戦!!』『絶対可憐チルドレン
藤沢とおる1989年湘南純愛組!』『GTO
高橋ヒロシ1989年クローズ
板垣恵介1989年グラップラー刃牙
曽田正人1990年シャカリキ!』『め組の大吾』『昴』
うすた京介1990年セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』『ピューと吹く!ジャガー
椎名軽穂1991年君に届け
樹林伸1992年原作)『金田一少年の事件簿』『サイコメトラーEIJI』『神の雫
高屋奈月1992年フルーツバスケット
赤松健1993年ラブひな』『魔法先生ネギま!
あずまきよひこ1994年あずまんが大王』『よつばと!
村田雄介1995年アイシールド21』『ワンパンマン
羽海野チカ1995年ハチミツとクローバー』『3月のライオン
岸本斉史1996年NARUTO -ナルト-
久保帯人1996年BLEACH
種村有菜1996年神風怪盗ジャンヌ』『満月をさがして
尾田栄一郎1997年ONE PIECE
荒川弘1999年鋼の錬金術師
原泰久1999年キングダム
大場つぐみ2003年原作)『DEATH NOTE』『バクマン。
松井優征2004年魔人探偵脳噛ネウロ』『暗殺教室
和久井健2005年新宿スワン』『東京リベンジャーズ』
諫山創2009年進撃の巨人
石田スイ2010年東京喰種トーキョーグール
藤本タツキ2013年チェンソーマン
吾峠呼世晴2014年鬼滅の刃
芥見下々2014年呪術廻戦』

2022-06-09

村田雄介ワンパンマンはあまりにも読者を馬鹿にしてる

ここ数年本当に酷い

まあ何が起きてるかはこの辺の記事読んでくれればわかるんだが、ワンパンマンの最新話の209話の後半の展開を存在しなかったことにして、まるまる差し替えされてしまった。

ワンパンマン』209話“差し替え”で全く別の展開に…プロットの改変に募る不信感

https://myjitsu.jp/enta/archives/104432/amp

これが初めてではなく、ここ数年同じように似たように何度もプロットのものを書き換えが発生していて、酷い時では差し替えの為に連載を止めて半年やすといった、はっきり言ってまともじゃない連載を続けている情況で怒りが込み上げおさまりきらない。

こんなストーリーを追っている読者を馬鹿にしているのは初めて。単行本で追加のシーンを足したりとかは他の漫画家でもよく見るがプロットのものを書き換えて前回までの展開は忘れてくださいと言わんばかりの作品の続け方でまともじゃない状況がずっと続いている。

シーンの差し替え原作者ONE意向村田意向かは知らないが、こんなに読者を馬鹿にしてる作品はないと断言できる。

彼らは連載を追いストーリーを楽しみ次の展開をワクワクしながら予想していた読者を裏切ったどころとか作者の力量不足とかそんなレベルじゃない。こんなのが許されていいのか、こんな状況で連載している隣のヤングジャンプ編集部原作者ONE村田雄介、あまりにも傲慢だし、到底許すことができない。

もうワンパンマンを追っかけるのは無理だよ、だって楽しみに予想してたら、やっぱストーリー変えるわってこれから差し替えるんでしょ?無理だよ…こんな腐った作品を素直に楽しんでた過去自分が涙が出るほど悔しい…この作品に関わってる製作サイドの人間は流石に反省してほしい、この対応絶対にない!。

2020-12-28

村田ワンパンマンの展開が心底気に入らねえ


 村田パンマンについてはずっと前から気に食わなかったけど、今回最新話でのタツマキとブラストの邂逅のシーンで完全にキレたわ


 まずこのブラストの登場シーンが背景ホワイトになってるのが気に食わねえ。ここは、村田意図的原作との方向性を変えた部分だと思う。

 原作においてブラスト趣味ヒーローとしての役割を貫徹する一種の異常者として描かれており、一種ダークヒーローとしての役割を持っている。一方で村田パンマンにおいて、ブラストヒーロー化身として全てを救済する完全な理想図、言わばヒーロー青写真として描かれているのだけれど、はっきり言えばこれは村田解釈の逸脱である上に、「とりあえず原作とは方針逆にして攻めてみました」くらいの浅い作品理解が見え見えになってて辛い

 まず原作ワンパンマン106話におけるブラストセリフ「いざという時に誰かが助けに来てくれると思ってはならない」を、村田は、「強者の心得として」という(余計な)一言を付けてダウングレードした解釈を行っている。

 ちがう。全然違う。

 第一に、原作ワンパンマンにおいてブラスト純粋に異常者なのである主人公サイタマがそうであるように、ブラストは一介の人間趣味ヒーロー活動をしているに過ぎず、その精神根本には「趣味楽しいからやってる」という以上の信念が存在していないことは、原作最新話に至るまでのサイタマ発言を見れば一目瞭然である。そして、ポイントはサイタマにせよブラストにせよ、自身一種の異常者であることを自覚しているところだ。そう、普通人間ヒーローに憧れて自分を血反吐ぶちまけるまでに鍛え上げて怪人とタイマンで戦ったりしないのである。誰かを助けるためにスタコラ駆けつけたりしないのである。じゃあ何でそんなことをするのか、ヒーローとしての義務感があるのか? 誰かを助けなければならないという強迫的な使命感に促されているのか? 違う。「趣味」なのである

 そんなあやふや精神条件において何年ものヒーロー活動を行い続けることができているブラストとサイタマ根本的に異常者なのであり、また、サイタマ自身が述べているように、そのような常軌を逸した行動の反動として、そもそもサイタマ自分自身空虚さを日々感じているのだ。強くなりすぎてしまった、と。


 その辺の解釈が全く村田パンマンに通っていないことに俺は以前からかなりの怒りを抱いていた。勿論、村田イラストレーターとしての技術画力業界随一のものであることは確かなのだけれど、彼はそもそもジャンプ編集部から何故自身原作作画双方を担当する漫画を任せてもらえなかったのかを根本的に理解していない気がする。そう、作品理解構成根本的に浅いのだ!

 多分村田雄介という漫画家は努力と才能の二本の柱によって自己ブラッシュアップしてきた人間から、ある種の才能の無い人間葛藤とかそういうもの無理解なんだろうなと思う。ある種の人間の心の動きとか細かい心の機微といったもの無知なんだろうなと思わざるを得ない。才能がある人間特有浅薄さが彼のアイディアからは漂ってしまう。彼にはそういう意味編集から仕事を受け渡しづらかったんではないかと思う。ハァーーーーーーーーーー。

 とりあえず一番最初違和感を抱いたのは「海人族編」である。同編のクライマックス自分の腕の中に倒れ込んだ無免ライダーに対して、サイタマがポツリと言うシーン。

「よくやった ナイスファイト

 村田版と原作ONE版においてそのシーンの描き方の差は顕著である


 村田版:サイタマ笑顔で無免ライダーを受け止める。まるで部活コーチ選手を褒めるかのように。

 ONE版:サイタマは無表情に無免ライダーを受け止める。感情の動きは伺えない。


 この時点で二人の作品理解の深度が全く異なっていることは明らかであるONE原作なのだから当然なんだけど)、そう、先に述べた通りサイタマ日常空虚を抱えているのでそもそも根本的には無免ライダーの奮闘に感動していないのである。それは、同編ラストシーンにおける「つまんねえな、今回は期待したんだけど」というセリフからも明らかである

 村田に対して言いたいのは、何でそんな感情豊かやねん、という話である。勿論、これと同趣旨ツッコミは散々浴びせられてるだろうから村田にとってはこういう意見は今更なんだろうけれど。でも、それにしても作品解釈が雑すぎんかね? という話なんです。

 他にも、同場面において、背後から一撃を加えたにも関わらず何らダメージを受けたようには見えないサイタマに対して、海人王が沈黙の後に名乗りを上げるシーン。ここも明らかに原作意図を掴み切れていない浅薄描写となっている。本編において海人王はサイタマ生物としてのポテンシャルの高さを如実に感じ取っており、やや苦戦したジェノスと比較してさえなお「今までのゴミとは明らかに違う」と述べている。このことからして、海人王はこの時点で自身の敗北を些か覚悟していた可能性が高い。その上で、これまでどのヒーローと相対した時にも発さなかった「名乗り」を上げるのである

 つまりこの名乗りは、自身の敗北の予感を覚えつつも、目の前の強者推定)に対して敬意を表した「名乗り」だと言えるのだ。自分と同等かそれ以上の生命体を目の前にして、戦闘を開始する前に礼儀を尽くそうとしたのである敵役ながら天晴な心理描写に俺は感動してしまっていた。でも、当然ながら村田パンマンにおいてはそのような感情機微が捉えられている様子はない。ガッカリ


 そういった村田パンマン原作との齟齬は全体的にはそれほど多くないものの、時折というペースで伺えてしまうのである

 例えば地獄のフブキとサイタマ最初に邂逅するシーン。フブキは戦闘においてナイフを取り出しサイタマに切り掛かる。その目尻には涙が浮かんでいる。

 この涙は、フブキのナイーヴさの表現であることは明らかなのだけれど、その解釈ONE村田では幾分異なっているように見える。


村田版:子供自分の願いを聞き届けられなかったかのような悔しさを滲ませた涙

ONE版:目の前の相手に対する恐怖、そしてナイフという直接相手を傷つける武器によって相手殺傷することへのストレスを含んだ涙


 やはりこの描写からも二人の作品に対する深度の違いが現れているようでならない。村田普段仕事はきちんとしてるんだけれど、こういう見せ場みたいなシーンでしょうもない解釈ドヤ顔ブツけてくるからホント辛い。上記の通り、フブキはナイーヴであるため根本的に他者を傷つけることにストレスを感じていることが前後の流れから読み取れる。更には、相手武器で傷つけてまで自分地位を守ろうとすることへの葛藤さえもその表情から伺える。一方で村田……ヘイ村田

 上記の通りフブキの涙についての解釈が、その表情に関する解釈が、村田パンマンには希薄であるように思われるのだ。

 というわけで作品解釈がところどころ浅いっつーか、キャラクター人格根本の部分について村田は読み違えているように思えてならないのだ。いやまあ大体は大丈夫なんだけど、原作ファンとしては「ここが見せ場!」ってなってる場面でやらかすのが村田って感じなんだよな。例えば無免ライダーナイーヴファンボーイ的なキャラクターとして描写してるきらいが村田にはあるけれど、無免ライダーヒーローに対して明るい観念ばかりを持ってるファンボーイじゃなくて、ヒーローとしての自分への失望とか周囲の人間自分に向ける視線への恐怖(タンクトップタイガー発言「C級1位の座寄越せ!」などに代表される)と日頃戦っているキャラクターの筈なのだ。つまり根本的に暗くて弱い人間の筈なのだ。それでも、信念に従って倒されても立ち上がって戦い続けているから彼は魅力的なのだ

 なのに村田ときたら無免ライダーのことを「スパイダーマンに憧れたのでとりあえずスパイダーマンコスプレしてみた」的なファンボーイとして描いている。ハァー、バカチンが。


 まあ勿論繰り返すように全体は丁寧で、仮に褒めるとすればボロス編とかは全面的に良かったと思うんだけど。でもところどころやらかしてんだよなあ村田は。

 長くなったけど今回の最新話での蛇足描写もそうで、「強者の心得として」っていうセリフはいらなかったの。

 これは俺の作品解釈なのでONE想像と合ってるかどうか分からないけれど……、恐らく「いざという時に誰かが助けてくれると思ってはならない」というセリフは、根本的にブラストの優しさと厳しさの混じったセリフっていうところは当然村田解釈しているのと同じなんだけど、根本的にそこには齟齬があるようでならない。

 つまりあのセリフは「人を助けるってことは普通人間にはできない」という意味が籠もってると思うんだよな。

 だから普通人間にはできないことを期待しちゃいけない、って意味なんだと思う。そしてここで述べた解釈もまた表面的な解釈に過ぎず、裏を返してみればブラストが言いたかったのは次のことだろう。

「人を助ける人間は異常者だ」

 ってこと。

 繰り返すように、ブラスト趣味ヒーロー活動をしている自分の異常性について幾分自覚である。「普段は働いていて、これは趣味なんだけどね」と原作において付け足している部分からも明らかであるように、「自分はこんな異常者じみた活動をしてるけど、普段普通社会人なんだ」という、既に解消され消化されたであろう葛藤の、単なる痕跡としての「後ろめたさ」を匂わせているのである。そう、ヒーロー活動なんて本来は異常者の行うことなである。サイタマしかガロしかり、本当にヒーロー活動に真面目に取り組んでいる連中なんて皆まとめて異常者なのだ

 そしてブラスト自己意識においてもソフィスティケートされているので自身の異常性を認識している。彼はこう言う。「(自分ちょっとおかしいか趣味の一環で君を助けたりはするけれど、そうじゃない普通の人が君を助けることなんてまずないのだから、)いざという時に誰かが助けてくれると思ってはいけない」と。そしてここには更に裏の意図が込められていて、つまり「誰かを助けるなんてことを考えるのは、誰かに助けてもらいたいという弱者の望みを叶えようとするのは、根本的には異常者の仕事だ。君が、そういう弱者の望みを叶えたり、あるいは、『誰も助けになんて来てくれないのが普通の世の中』に対して忸怩たる感情を抱いているなら、君自身が異常者になって、つまりはただ助けを待ち望むだけで誰かを助けることのない普通人間から抜け出して、誰かを助ける側に回るしかないんだよ」と。


 ブラストはそういうヒーローなのだ。異常者としての、しかしサイタマガロウと同じく善なる傾向を持つと同時に、冷徹感情をも持ち合わせるダークヒーローであるのだ。その辺のしっかりとした解釈を、村田自分仕事に持ち込んでもらいたい。以上一読者から意見でした。

2020-08-09

anond:20200809164834

すごいね

エロ絵ってそのフェチへの情熱が突き抜けてればめっちゃ客集める分野だよね

村田雄介萩原一至奥浩哉大友克洋寺田克也やその他有名なアメコミ作家並みの

画力を目指さないでいいのは救いではあるけど、

同じくらいの強い情熱フェチを持ち、

そのフェチを表す表現演出試行錯誤していかないといけないか

結局、大変なことには変わりがないっていう・・・

 

エロい絵を描けないかなって思ったけど、そういう欲求が薄いのでただの肌色になったよ

完全なコピーなら出来るけどブッ叩かれるからどこにも公開出来ないよ

 

是非とも極めてくれ

2020-07-10

anond:20200710143307

商業一般人へ向けての売れ線を読む能力必要から

編集もそれをレクチャーする。

あと、村田雄介同人文脈で出てくる意味がわからない。

二次創作プロっているの?

同人で人気出ました~プロデビューしま~すって人でも商業だとなんか似たようなキャラオリジナル描き始めるじゃん

ワンパンマン村田雄介ぐらいか

いや村田のはONEがきちんと原作してるから二次創作っつったら失礼だな、すみませんでした

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