はてなキーワード: アキ・カウリスマキとは
万が一傑作である可能性に賭けて一応読みましたが、そのギャンブルは失敗に終わりました。よくこんな話を恥ずかしげもなく世に出せたものだ、というのが率直な感想です。
【以下ネタバレあり】
あらすじは「高校時代にできた男3女2の仲良しグループからあるとき絶縁された男がずっと鬱々と暮らしていたが、36歳になってやっと気が合うセフレにめぐり逢い、昔のトラウマを解決するよう言われ渋々腰を上げたと思ったら全員にノーアポで会いに行き近況と当時の真相を聞いてまわる話」。
電話やメールやFacebookであらかじめ連絡を取れや何を眠たいことやってんねん阿呆か、と思うタイプの人にはこの小話はまったく向いていません。
鬱々とした心情描写が延々と続き、全然ストーリーが進まないため5ページ読み進めるごとに強烈な眠気との戦いに都度勝利する必要があります。
「午前四時前だよ」
「やれやれ、そんな時間が実際にあったことすら知らなかったな」"
といった気が利いてる風の間抜けな会話
「シベリウス、アキ・カウリスマキの映画、マリメッコ、ノキア、ムーミン」とつくるは思いついたことを並べた。"
この、「俗物の非インテリである貴様には知りもしない文化的なことがフィンランドにはこんなにあるし、それを当然俺は知っているし、さらにもっと深遠な目的が俺にはあるのだが貴様には到底理解できんだろう」という衒学趣味の受け答え
悩み事があるからと、それが無上の理由であるかのように罪悪感の描写もなく自分で注文した料理をしゃあしゃあと残す思い上がり
…全編このような愚にもつかない内容で構成されておりいちいち上げつらうと宇治十帖よりも長くなってしまうのでこのあたりで切り上げるとして、根本的に気に入らないのは、自分の力で人生を切り開く気概が主人公に無いことです。
改めてネタバレを含めてストーリーをかいつまんで言うと以下の通りになるわけです。
2.でもなんとなく死ねなかった
3.孤独ぶってたら妙に男の後輩Zに懐かれ仲良くなるがある日急に去られて寂しい
4.幸運にも向こうからグイグイくるセフレXができて人生がマシになった
5.セフレXに「昔のトラウマにきちんとケリをつけてから改めて私との関係を構築せよ」と言われ旧友たちの連絡先を取りまとめて渡されて初めてやっと重い腰を上げる
6.「そうした方がいいと思った」という曖昧な理由によりノーアポで旧友男A.男Bを尋ねてまわるが、かつて若々しい夢にあふれていた彼らも今やくだらない仕事をしており無常を感じる
7.なんとなくの想い人だった旧友女Cが主人公にレイプされたと虚言を吹聴していたことが主人公が絶縁された理由であったことを知る
8.その旧友女Cは何者かに殺害されもうこの世に居ないことを知る
9.旧友を訪ねてまわる最中、セフレXが別の男と心底楽しそうに街を歩いてるのを見かける
10.主人公のことをなんとなく好きだった旧友女D(人妻)にフィンランドまで出掛けて行って会い、改めて事件の内幕を聞き、さらに昔は好きだった的なことを言われて恥ずかしげもなくハグしてエモい気持ちになる
11.過去の話に一応ケリがついたので改めてセフレXが寝盗られてたことを思い出し「とくに理由はないけどほかに好きな人がいるんじゃない?」という声の震え丸出しクソダサ詰問を朝四時に電話で仕掛けるも「いやお前、いま早朝だし後日な」ともっともな事を言われて訳知り顔で引き下がる
ね?わかるでしょ?
IQが3ポイント以上ある人ならどなたでもお分かりだと思いますがこの本、最初から最後までクソダサ男のヘナヘナ日記帳でしかありません。この本を読んで得られる人生の真実は何一つありませんし、後に残る感想といえば「だから何?」に尽きるというものです。この文章を参考にして青春時代を過ごそうという若者が居たら絶対に制止したほうがよろしい。この主人公のような受け身の精神性では、貴重な若い日々を無駄にすること請け合いだからです。友達に絶交されて酒飲んで寝て起きてなんとなく暮らしてたらワンルームマンションと都合のいいセックスフレンド(EDでもまったく気にせず優しくヨシヨシしてくれる)が手に入っていた、なんてことは通常起こりません。「押し入れから巨乳の美少女が出てこねえかなあ…」というニートの妄想とレベルが同じです。かかる程度の低い思考回路をさも深遠高尚であるかのような描写に仕立てて凡人の無能さ・非積極性を肯定し甘やかすことは若者を含めたほとんどの人間に対し悪影響であり、社会経済上、および文化芸術の発展からして害悪であると言わざるを得ません。
以上の理由により本来は星0つですが、言論出版の自由、また「くだらない内容であるにも関わらずレビューは高評価である」という事実から導き出される「人間は雰囲気で物事を判断している」という気付きを与えてくれたことに敬意を表して星1つです。
しかし最後になりますが作者の翻訳したほかの作品群は本当に素晴らしい。それらを見るに作者は読解力と文章力は抜きん出た人物であると見受けられます。したがって、本当は彼には物事の真実を見抜くセンスがあるはずです。いつの日かこのような茶番で自己承認と小銭を稼ぐのをやめ、今の自分の軛を脱し、人生の真実を描き出す傑作を上梓してくれることを願ってやみません。
※数年内になんらかの仕事をしている人。選出はてきとう。
アレハンドロ・ホドロフスキー 95歳
クリント・イーストウッド 94歳
ロマン・ポランスキー 90歳
ウディ・アレン 88歳
ケン・ローチ 87歳
フランシス・フォード・コッポラ 85歳
宮崎駿 83歳
テリー・ギリアム 83歳
ダリオ・アルジェント 83歳
ビクトル・エリセ 83歳
マイケル・マン 81歳
マーティン・スコセッシ 81歳
ジョージ・ミラー 79歳
ジョン・ウー 78歳
ヴィム・ヴェンダース 78歳
デイヴィッド・リンチ 78歳
スティーヴン・スピルバーグ 77歳
北野武 77歳
チャン・イーモウ 74歳
押井守 72歳
ロバート・ゼメキス 72歳
キャスリン・ビグロー 72歳
ジェームズ・キャメロン 69歳
アン・リー 69歳
コーエン兄弟 69歳、66歳
黒沢清 68歳
滝田洋二郎 68歳
ローランド・エメリッヒ 68歳
ラース・フォン・トリアー 68歳
周防正行 67歳
ジョン・ラセター 67歳
スパイク・リー 67歳
アキ・カウリスマキ 67歳
クリス・バック 66歳
リュック・ベッソン 65歳
阪本順治 65歳
ティム・バートン 65歳
庵野秀明 64歳
原恵一 64歳
塚本晋也 64歳
中島哲也 64歳
サム・ライミ 64歳
三池崇史 63歳
片渕須直 63歳
是枝裕和 62歳
三谷幸喜 62歳
アルフォンソ・キュアロン 62歳
ピーター・ジャクソン 62歳
岩井俊二 61歳
クエンティン・タランティーノ 61歳
デヴィッド・フィンチャー 61歳
スティーヴン・ソダーバーグ 61歳
山崎貴 60歳
ギャスパー・ノエ 60歳
でも、そうした表現をする人らは、しばしばガチの上級国民であり、そこまでいかずとも、労働や真の理不尽とは無縁の生活だったおぼっちゃまやおじょうさまが多い
一方で、どんな出自であれ、多少でも労働や真の理不尽を実体験で知る人らは、言葉選びや歌唱(演技)が軽いことが多い。なんだったら軽薄だったりもする
理不尽を乗り越えてきた人、または常に理不尽が隣り合わせの人の頭の中には、
『なんとかなるだろう』とか『ならなかった時はならなかった時』とか『Shikata ga nai』(サンノゼの日本人街にある石碑にも刻まれている) があるからなんだろうな
これはたぶん無視できない要素だ
あとは表現の深掘りや練度の問題だが、これも労働や理不尽に人生の大半を取られたらそれらにまともに取り組めない
取り組む時間やお金を持てたとしても、ある一定以上の質を求められる場では、才能の話にもなるのだろう
まぁ、とにかく、労働や理不尽さとは無縁の人々以外の表現は、一般的に軽いことが多い
本来であれば、その逆が望ましいのが、もしそうだったら、理不尽が常に傍らにいる側の人らは生きてはいけないのだろうな
つか、タイトルにあげた詞や歌の話とは違うが、理不尽を扱いつつも、それに圧倒されず、かといって軽薄にならず、ユーモラスで人間性を尊重し誇り高い描写をしている作品は、
昔の日本映画やケン・ローチ、アキ・カウリスマキの作品しかパッとは思い浮かばない
(なお、『東京物語』は少し受け止めきれない。それに敬意を表するジュゼッペ・トルナトーレの『みんな元気』はマイベスト映画だが、やはり受け止めきれない)
ーー・・・前置きが長くなったけど、タイトルの話、 "命に付く名前を「心」と呼ぶ" って受けとめときれる?
セルフボースティングで、思うがまま生きるぜ!成り上がるぜ!とかなら、チンピラでも陽キャでもないけどage↑↑↑になるし、
みんな仲良くしようねだったら、そうだねラブ&ピース🕊️だねってなるけど、
これ、
だぞ、ヒョエエエエエエってなるやろ
しかも、
だもんな、かざせだからな。『もうお前は照らすもの持ってるだろ』(前提)だからな
表現能力が高いからただ書けるだけで、犬の話みたいに深刻なやつじゃないのかなぁ、深刻に受けとめていて、果たして生きていけるものなのか?
(とか言いつつ、本人もカバーも聴いてるけど)
書いてる途中で思い出したけど、重たいテーマ扱ってるけど深刻じゃなくてユーモラスなのあったわ、怖いって意見もそこそこあるけど、
趣味で長編ラノベ(ライトノベル)を書きたい増田をみたので、ワイも考えてみた
(以前、カクヨムなどで長編を完結させたというすごい増田もあったけど、今回はそれ以前の問題の『何を書こう』)
ワイが他人を意識せずに、自分自身のためだけに書けるのは、マンガでも小説でも、50ページくらいがエネルギーの限界。このページ数はとても長編とは言えない
50ページ以上書き進めるには、外部からのガソリンが必要だが、他人に読んでもらうためには、他人を楽しませようと意識する必要がある
他人を意識すると、へっぽこなのを誤魔化そうと見栄を張ることになり(なお、誤魔化せる訳がない)、結果として筆が進まなくなるので、長編作ろうが未達で終わる
趣味なのに自分の技量を無視して無駄な見栄を張ろうとする問題は・・・まぁさておき、他人を意識して描くとき(楽しませようとする時)は、ヒット作をそのままなぞると良いと言うが、
ワイが好きな万人向けヒット作はドラゴンボール以外に無いんだよなぁ・・・。ドラゴンボールは鳥山明の超画力でなければ成り立たない
ドラゴンボールを題材にせんでも、バトルものは空間認識能力が高く、人体構造を考えて描くのが楽しい人にしか向いてないが、空間把握能力が死んでいるのは元より、骨格や筋肉、関節にも死ぬほど興味がない
ワイは死ぬほど運動音痴なので、ダンスや新体操を見て、人間は本来はこうやって動くことも可能なんだなァ・・・ってなるのは好きだ。ついでに、映画・時代劇・ゲームで、たびたび魅せてくれる映え殺陣(たて)も見るのも好きだ。でも、骨格や筋肉、関節には死ぬほど興味がない。そのため、現実の格闘技・武術・剣術には微塵も興味はない
じゃあ、銃になら興味があるか?と言うとない。なぜなら基本的に銃には殺す以外の目的が無く(スポーツとしての銃もいちおうあるが・・・)、いままで書き連ねてきたことと比べると、人間の身体ってこんな風に動くことも可能なんだなァ・・・ってなる要素が薄いからである
クレーン射的とか実際に体験したら、きっとスカッとはするのだろうけど、自分が描きたいか?自分が3Dキャラ操って楽しいか?と言われたら別だ
強いて言えば、人がそれぞれの自然な姿勢で歩く様子を見るのも好きなので、その文脈なら骨格や筋肉、関節に興味が持てるが、それはバトルじゃないし、
スポーツをテーマにしたマンガ・小説・映画で好きな作品はひとつもないので、競歩をやろうって気も微塵もしない(日記・エッセイならいいだろうけど、長編を書こうの目的からは逸れる)
鳥山明以外では、ONE も好きだ。ONE も万人受けする大ヒット作家だ。ONE ならバトル描写そのもの以外がメインになっているが、ワンパンマンは村田雄介の超作画じゃないとマス受けはしなかったよなぁ・・・
というか、『マッシュル』の前に、ジャンプで『努力しすぎた世界最強の武闘家は、魔法世界を余裕で生き抜く。』という作品があって、ワンパンマンスタイルで描かれていたにも関わらず、ウケなかったもんなぁ・・・
なお個人的には『魔法世界を余裕で生き抜く』はとても気に入っている。イヤな奴、悪い奴がいっさい出てこないコメディで、めちゃくちゃ単純な話だからだ
主人公はサイタマと同じく何でもワンパンで倒せるチートフィジカルを持っているが、魔法に関しては絶望的に才能がない。それでも魔法が好きで、魔法使いを目指すという大変分かりやすいストーリーだ
結局、主人公はすごい魔法使いになることはできないが、ささやかな魔法は使えるようになる。主人公はそれにめちゃくちゃ喜んで満足し、今日よりも明日!少しずつでも能力を向上させよう!と前向きに努力を続けてマンガは終わる
追記:読み直したら、主人公はド派手な綺麗な虹魔法使ってた(効果は謎。綺麗なだけかも)し、書き下ろしで物凄い質量の杖を魔法で持ち上げられるようになってたので、すごい魔法使いになる夢は叶ったっぽい
(ただ、『魔法のスターマジカルエミ(1986年) 』でも、主人公の舞が魔法を捨て去り、自分自身の力で本当のマジシャンを目指すみたいなのが、マス受けしてる感じしないし、作画以外の要素もありそう)
『マッシュル』もワンパンスタイルの作品かつ、海外で大バズりしている。魔法世界でフィジカル全振り+すごい魔法使いになるっていうコンセプトは、『魔法世界を余裕で生き抜く』と共通している
ボーボボ を彷彿とさせるギャグシーン/良いヤツばかりの日常パート/差別や困難に立ち向かう前向きな姿勢/ボースティング、これらはワイも超好き
ただ、主人公のマッシュがワンパンで敵を倒すシーン・ギャグで圧倒するシーン以外のバトルは、個人的にはあんま面白いとは思えんのよな・・・・
週刊少年ジャンプの作家なので、一定のクオリティが保たれているから、見るのが苦痛とまではいかないけど、正直、マッシュ以外のバトルは別に無くてもよくね?みたいな・・・(まぁ、バトルなきゃこんなに売れなかっただろうけど・・・)
結局のところ、ワンパンやギャグじゃない正統派バトル漫画は、超画力の選ばれし者にしか描けないよなぁ・・・と改めて思うばかりよ
小説でも多分同じだわね。ワンパンやギャグではない、読んでて楽しい、映える正統派の戦闘描写なんて、気が遠のくわ・・・
とりあえず、ワンパンスタイルは頭の片隅に置きつつ、バトル/アクションの描写がメインではない自分の好きな作品について考えてみる
でも、やっぱ、マス受けしているヒット作の中で好きな作品はひとつもないんだよな・・・。まず、マス受けする恋愛ものが好きではないし、特定のフェチを推したいという情熱も無い
バトル/アクションがメインでなく、ウケそうな恋愛描写もメインでなく、フェチも特に無いという時点で、かなり対象者が絞られる
何かないかな?と思うが、何度考えても何もない。昔のハリウッド作品(2010年以前)なら、それなりに好きな作品があるけど、うぅ~ん・・・
なお、他人を楽しませようとして、マス向けヒット作を模倣しようとする理由は、対象者を絞った作品で作者の技術が極端に稚拙だと、最終的に読者との文通のような形になってしまうからだ
ワイがやりたいことは、稚拙・未熟ながらも、読者に何かを感じさせる"物語を書くこと"で、文通ではない。ついでに、日記や観察報告を誰に見せることでもない(趣味で長編ラノベを書きたいと言っていた増田もたぶん同じだと思われる)
ちなみに、鳥山明、ONE、昔のハリウッド作品以外で好きな作品は、モノクロ時代の日本映画や小津安二郎の作品、重苦しかったり淡々としているインディペンデント映画、アキ・カウリスマキ、ケン・ローチ、フィリップ・K・ディック、川端康成、遠藤周作、いがらしみきお(sink/かむろば村へ/Iなど)、海外のヤングアダルト作品や児童文学、名作劇場系(日本アニメーション制作系)のアニメあたりがぼんやりと好きだ。つまり、鳥山明、ONE、昔のハリウッド作品以外は、対象者が絞られる作品が好き
いわゆる巨匠/大御所/名作/お子様も観てOK以外では、トッド・ソロンズ、岡部閏、明智抄、奥瀬サキなど、やはり対象者が絞られる作家の作品が好き
ワイがこれらの作家の作品をそのままなぞったら誰かとの文通になりますわ・・・
ワンパンスタイル、昔のハリウッドスタイルで、ワイがなぞれそうなのないかなぁ・・・は、まぁ暇な時に考えつつ、
なんかヒット作でワイも好きなのないかなぁで思い出した、岡部閏の『グッド・ナイト・ワールド』、対象者が絞られまくっている作品だから、せっかくアニメ化したのになんかすげ〜無風だけど、脚本、パトレイバーの横手美智子なのよ。『ネトゲ・SFがギミックになってるサバイバーの再生物語り』で興味が持てそうな世界中の人に届いて欲しい
グッド・ナイト・ワールドの絵の作り方も印象に残ったけどね。プラネットやAIの幻想的で無機質な描写や、ピコちゃんのプラネットオフった後の日常パート描写よかったし、キャラのお目目の表現良かった
クソのクソの解説の演出も、中学生(の見た目だが実はそうではない)ってぽくて、とてもよかった
横道にそれたところでおわる・・・
厨二というかなんかカッコいい(小並感)が必要なら、エリック・ホッファー、かっくいい(小並感)
まったく学校へは行かず、複数の言語(ドイツ語・ラテン語ほか)・化学、物理学、鉱物学、数学、地理学・植物学など様々な学問を独学(図書館)で修めるだけの才能を持ちながら、
炭鉱夫・日雇い労働者・季節労働者として放浪して何十年と働いて、
40歳になってようやく留まるようになっても、沖仲仕(おきなかし。船と陸の荷物の積み込みとかする港湾労働者)やって、
肉体労働とは無縁で、ただ頭だけで何事も理解した気になる知識人に対して、ホッファーは一貫して辛辣な批判を投げかけてた
これが本物ハードボイルドよね。アキ・カウリスマキ監督の作品も割とこれ感じる、カッケー
世捨て人になることなく、他者との関わりのなかに生きながら、他者に干渉しようとはしないこと。誰かを貶めるのでも、誰かに認めてもらうのでもなく、自らの価値を自分自身によって証明すること。それこそが、ホッファーの考えた「真に生きる」ことであり、「すべてが可能であると感じる」ための唯一の生き方だったのかもしれない。
教えることのいかがわしさ:エリック・ホッファー、田中淳訳『波止場日記――労働と思索』(みすず書房、2014) - うろたどな
https://urotado.hatenablog.com/entry/20190904/1567530695
様々な学問をぽんぽこ修める高IQは別にあってもなくても別にどうでもいいけど、肉体労働とDIYをこなせる器用さと筋力と体格、これはあったらな・・・とは思うよ
まぁ、極端に不器用でゴブリンでクソオタもやしでも、自分に出来ることやればいいだけなんじゃがの
自分に出来もしないことやって、楽しむ時間なくなったら、何の意味も無いもの
エリック・ホッファーみてーに生きたいよな。選べるなら選びたい生き方のひとつよ
まったく学校へは行かず、複数の言語(ドイツ語・ラテン語ほか)・化学、物理学、鉱物学、数学、地理学・植物学など様々な学問を独学(図書館)で修めるだけの才能を持ちながら、
炭鉱夫・日雇い労働者・季節労働者として放浪して何十年と働いて、
40歳になってようやく留まるようになっても、沖仲仕(おきなかし。船と陸の荷物の積み込みとかする港湾労働者)やって、
肉体労働とは無縁で、ただ頭だけで何事も理解した気になる知識人に対して、ホッファーは一貫して辛辣な批判を投げかけてた
これが本物ハードボイルドよね。アキ・カウリスマキ監督の作品も割とこれ感じる、カッケー
世捨て人になることなく、他者との関わりのなかに生きながら、他者に干渉しようとはしないこと。誰かを貶めるのでも、誰かに認めてもらうのでもなく、自らの価値を自分自身によって証明すること。それこそが、ホッファーの考えた「真に生きる」ことであり、「すべてが可能であると感じる」ための唯一の生き方だったのかもしれない。
教えることのいかがわしさ:エリック・ホッファー、田中淳訳『波止場日記――労働と思索』(みすず書房、2014) - うろたどな
https://urotado.hatenablog.com/entry/20190904/1567530695
様々な学問をぽんぽこ修める高IQは別にあってもなくても別にどうでもいいけど、肉体労働とDIYをこなせる器用さと筋力と体格、これはあったらな・・・とは思うよ
まぁ、極端に不器用でゴブリンでクソオタもやしでも、自分に出来ることやればいいだけなんじゃがの
自分に出来もしないことやって、楽しむ時間なくなったら、何の意味も無いもの
アキ・カウリスマキ監督が引退撤回したのは間違いなく戦争が原因でしょうね
相変わらず優しいほっこりする童話的なハッピーエンドだったけど、戦争だとあのまま二人は死で引き裂かれたりするんだろうな
明らかにアル中な場面を見たのに、距離を取ろうとしたり、上から目線でアドバイスしたり、裁かなかったのが良かった (優しい)
あと、好きだからぜんぶ許すよじゃなくて、『好きだ』と伝えた上で譲れないところは譲らないのと、
『無礼だったのに謝りの電話寄越さないの』って"そこ?!"ってところに怒っていて、気持ちが切れていないのが良かった (優しい)
雑種で名犬っぽくないけどただ寄り添ってパートナーになってくれるイッヌ🐕 (ほっこり。なお作中の犬は監督の愛犬らしい)
見守る人・寄り添うがいても、いろいろ噛み合わなくて結局変われず、想いに応えられなかったり、最悪は裏切る形になるけど、
アキ・カウリスマキ監督が描く男はタフで一途だもんな、君のために決意して変わったぜ !(優しい)
久しぶりの再会のためにもう俺は着ないからって服をくれるおっさん( 優しい) 『お前でもいいって言ってくれる人がいるんだな』 (ほっこり)
いい映画でしたわ
元増田には合わんかったっぽいが、現代社会に対するメッセージを常に投げかける作家なのよね
ひたすら辛い現実をただ見せつけられたり、説教だけされても、ちょっと疲れる
でも、ひたすら無表情でローテーションのコミカルさと『そこ?!』ってなるとぼけたユーモア、童話的でほっこりする優しい人間賛歌のストーリーで楽しませてくれるんだよね
『枯れ葉』と波長があった人は、『ル・アーヴルの靴みがき』も超オススメ。そうはならんじゃろっていう特大ハッピーエンド(でも扱っているテーマは重い)
ハッピーエンド過ぎるのでもう少しビターな方がいい人は『希望のかなた』。いつもの童話的でほっこりする優しい人間賛歌のストーリーだけど、
エンドだけ違う、重たいテーマに沿った結末。この作品を撮った後に疲れたとか絶望したとか言って監督引退しちゃったんだよね(でも復帰した)
ハードボイルドっぽさ(?)が気に入った人は『街のあかり』、孤独な男が女に利用されて刑務所に入り出所するが・・・という話、
いつもの優しい人間賛歌のストーリーだけど、特大ハッピーエンドではなくてほっこりエンド
- [欧米]スイスのご様子
- [欧米][北欧]ノルウェーのご様子
- [欧米][北欧]フィンランドは底辺に厳しい(まとめるの面倒になってきた) ← ノキア没落後、極右翼の台頭やなぜ高福祉と呼ばれているのにそうなるのか書こうと思ったが面倒になって途中でやめた。ムーミンとALMAとアキ・カウリスマキ大好き!!!
今敏、内田けんじ はわいもすこ。コメディだと思ってるのあげてく
L ル・アーヴルの靴みがき Le Havre(2011年)
L 希望のかなた Toivon tuolla puolen(2017年)
L 浮き雲 Kauas pilvet karkaavat(1996年)
L 街のあかり Laitakaupungin valot(2006年)
L 地球は女で回ってる Deconstructing Harry(1997年)
L 恋のロンドン狂騒曲 You Will Meet a Tall Dark Stranger (2010年)
ギミック系は、メメントとかシックスセンスとかミストとか他にも有名どころは語り尽くされてるので
誰も触れて無い系だと、デビッド・フィンチャー監督、マイケル・ダグラス主演の『ゲーム』がすこ。小説版も好き
_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> この世の終わりだぞ!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
よろしければどうぞ。日本ほど怠け者の親に優しい国はない(がそれでいい)
『家族を想うとき』の感想文と共に。わたしは、ダニエル・ブレイクのケンローチだよ
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よろしければどうぞ。日本ほど怠け者の親に優しい国はない(がそれでいい)
『家族を想うとき』の感想文と共に。わたしは、ダニエル・ブレイクのケンローチだよ
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