はてなキーワード: 若さとは
備忘として見ながら思ったことを書き連ねていく。まあまあ日が経ってしまったので記憶の前後関係が怪しいかもしれない。
映画館に入るのが遅れたせいでシャアがガンダムに乗ってガンダム?と戦ってるところから見始める。シャアの声優が違う上に演技もパロディ臭かったせいで劇中劇かなんかだろうと思ってたら本人だとわかり驚いた。似てねぇ!
MS戦の描写は頭部バルカンの構造を見せつけるようなカットが良かったが、殺陣自体はイマイチ。二刀流で仕留めるところもぬめっとしていて微妙な顔になった。
IFの宇宙世紀の話というのは前情報として知っていたのですんなり受け入れた。パラレルワールドなら最近もサンダーボルトやってたし、もっと昔ならコミックでアウターガンダムとかいろいろあったしな。
ガンダムにビット兵器を搭載した後、エルメスと同じように一方的に艦隊を破壊するシーンを入れているのはわかってるな~と思った。ニュータイプという個人が戦局を変えうる兵器として機能するという説得力が出る。
しかし木星帰りで別に階級が高いわけでもないシャリア・ブルが地球産のワインがわかるのはどういうことだ?
汚れ仕事をやるワッケインの姿は見ていて悲しかった。寒い時代とは思わんかね。
それにしてもシャアは似てない。戦場で部下に命令する時の二人称は"貴様"だろ!とはいえ土壇場で本編よりえげつない復讐に走るシャアは良かった。直後に襲い掛かってくる軽キャノンとセイラもIFの歴史で何が起きたのか感じさせて好きだ。
そんなこんなでグラナダにあるマクガフィン的なアレがソレして刻が見えてアレ。現時点では考えるだけ無駄なので「そうなんだ」と気にしないでおく。キシリア様は声優が変わってても違和感ない。シャアも見習え。
0085の世界へ。スペースコロニーの描写はとてもいい。庵野を感じるが庵野が描いてるかは知らない。
主人公のアマテは表情豊かで可愛いけど「特に不自由はしてないがどことなく閉塞感を抱えていてある事件をきっかけに大胆な一歩を踏み出す…」みたいな筋書きがいかにも2000年代って感じで古く感じる。モロに日本ナイズドされた駅や町、日本語のテキスト類も…なんか一昔前はオシャレだったよねって感じ。若さ!無鉄砲!パワー!みたいなザク搭乗からのガンダム乗り換えまでの一連のシーンは、中年の考える昔の若いコ像だなーなんて思った。身寄りもなく身を立てる術も持たず言われるがままに人に使われているニャアンの方がキャラクターとしては現代的でこの先どうなるのか興味深い。
あとやたらHDDに似てる違法パーツが笑えたが、目の色が変わる演出はいいね!
戦争はジオンが勝ったけどジオンの天下ってわけでもなくコロニーの自治権と衝突してるの、すごくいい。軍警察って響きもいいよな。
サイド6なのでカムランが出てくる。登場させるのはこの辺の脇キャラにとどめてくのが一番美しいだろう。これ以上やると本編を1stに食われると感じた。
クラバが始まりちょいちょい言われていたマブがマブダチではなくMAV戦術だと明かされへ~っとなる。2on2を基準とするみたいだけど、ゲームを意識してるのだろうか?
しかしピンチになってイヤボーン(死語)的にビャッと動いてボカっとやっつけて勝ちみたいな流れは普通につまんなかった。ジークアクスのメカとしてギミックはコックピットがなんか変わります以外一切披露されず、そんなんじゃプラモ売れんぞと思った。あんだけツーマンセルの戦いって言っておいて赤ガンダムを放って二人がかりでジークアクス追って横から斧ぶつけられてやられてるのは何なんだよ!
MS戦の演出は止め絵(もしくはスロー)と色フィルタをかける富野演出のパロディをやっているがパロディの範疇を過ぎず、特にオッとなるようなものはなかった。
この調子だとガンプラを売るよりシャリア・ブルの美プラ(美おじプラモの略)を売った方が数字が出そうだ。
そんな感じで絶賛するほどじゃないけどまあまあ面白い部分もあり、TV本放送も追っかけようという気にはなった。しかし気になってる部分の大半はIFの宇宙世紀がどうなるかであり、結局1stの幻影を追っかけているだけではないかという自分自身への疑念も膨らむ。作ってる側もやりたい事はIFの1stガンダムであり、商業的な都合へのエクスキューズとして竹デザインのキャラたちを外付けしてないか?という気にもなった。
水星の魔女みたいにわけわからん方向にぶっ飛んでいく可能性も大いにあり、良い方向にせよ悪い方向にせよ先行きが楽しみな作品ではある。
モビルスーツ戦のツーマンセルを、今度のガンダムではこう言うようだが、通信で随時やりとりなどしながら戦えない前提だったら、事前に作戦決めておいて「こう動く」と決めた、いくつかのパターンに沿って戦うし、それにはもちろんセオリーもあるんだろうけど。
最悪死ぬぞっていう世界で、前衛を必ず生かすために動く後衛、後衛に全幅の信頼をもって囮になる前衛、みたいな構図、現実感があるようでない、のがいいな。
人の手落ちに巻き込まれるの嫌だし。
自分の手落ちで巻き込まないようにというのは常々考えるところだし。
今の日本でそうやって信じあってやっていけるところ、なかなかない。
それこそ庵野くんが今回鶴巻監督バックアップして出来上がったのがあの劇場先行版です、みたいなレア度というか。
そこまで何もかも預けていいほど信じて、やっていこうと思うことすべてが、加齢した自分にはまぶしい。激重湿度20000%のあのビショビショイケオジにさえ若さ感じて楽しい。
あのビショビショのイケオジ、むくわれるといいね。
男性アセクシャルの意見を聞いてみたいというブクマがあったので、便乗して書いてみる。区分的には、ロマンティックアセクシャル(恋愛感情はあるが、性的感情はない)に属すると思う。なおタイトルは適当に付けたが、テストステロンに関するネットの情報は少ないので、それを探している人が見つけてくれたら良いな、という気持ちもある。
30代後半。男。幼少期から性欲はあったが、人に対する性欲は薄くて、付き合ってもセックスレスでフラれるを繰り返した。最後のほうは相手を幸せにできないことから恋愛恐怖症にもなって独身。
長年営業職を務めており、人嫌いではないと思う。当たり前だが、風俗は行かないし、水商売も仕事以外では行かない。ただ、知らない人の話を聞くのは好きなので、自宅近くに行きつけの立ち飲み屋やバーが数軒ある。
生まれてから現在まで居住地が変わっていないので、小中高大まで全ての同級生と交流がある。今でも各コミュニティとは、年1回の忘新年会や特に仲の良いメンツとは年に2~3回は会っている。なので、人並みの友愛があるとも思っている。
30代半ばで、たまたま男性更年期障害という概念を見つけた。近くに診てくれる病院があったので、「性欲が薄いんですが」として相談した。最初は医者からも「まだ若いですし」と言われるも、男性ホルモン値を検査したところ、「この若さで珍しいね」と言われるぐらい低い検査結果だった。具体的には、フリーテストステロン値が4.7だった。なお、基準値は色々あるが、下記調査の場合、30代の場合は7.6~23.1であり、4.7は下位1%ほどである。さすがにショックを受けた。
参考)https://daito-p.co.jp/reference/testosterone_aging.html
それから4年間、ホルモン注射を月に2回受ける治療を受けている。保険適用なので、1回1500円ほど。数値は4台~9台を行ったり来たりしており、あまり効いている実感は無い。なお、(モラル的に悪いこととは知っているが)医者に内緒で海外の男性ホルモン薬(セルノスとセルノスジェル)を個人輸入して使ったときは、15台まで急騰したが、それでも性欲が増えたりという実感は無かった。
アセクシャルな人間は女性が多いと聞くし、やはり男性ホルモンの先天的な何かがアセクシャルか否かに影響を与えているんじゃないかと思う。
思春期の頃から、人並みの性欲はあったと思う。ほぼオナニーはほぼ毎日していた。ただ、今から思えば、グラビアやAVは見ないなど、「人を性的な相手として見る」ことは無かったと思う。これが先天的なものなのか、「グラビアやAVを見ない習慣」により後天的に育ったものなのかは分からない。
中高一貫の男子校出身のため、大学時代に付き合ったのが初めて。以降、30代前半の時まで5人付き合っている。5人中2人はこちらから告白したが、外堀が埋められていたこともあり、実質全員向こうから告白されたようなもの。
全員年下(3才~8才)で、5人中2人が母子家庭だった。母子家庭だからと言って決めつけるのは良くないが、私は「この相手とセックスしたい」という性欲起点で相手を選ばないので、彼女らから見ると、私は他の男性より父性を感じるものであったのではないかと思う(まぁそれでもセックスレスでフラれたが)。
付き合っているときはとても楽しかったし、相手も大切にしたいと思っていた。また、セックスは月に2回を目安にするように心がけた。KPIかよ、と思われるかもしれないが、自分にとってセックスしなければしないで済んでしまうため、KPI化しなければ習慣化できないのである。余談だが、デートはほぼ毎回おごり、記念日でのプレゼントも数万円のものは贈っていた。年に数回は泊りがけの旅行もしていた。ラブホデートが少ない分、お金には余裕があったのだと思う。
で、1年~2年ぐらいすると、「愛を感じられない」という理由で別れ話を切り出される。さすがに「セックスが少ない」と言われたことは無いが、こちらもそれぐらい察することができる。デートや一緒に過ごす時間は楽しかったので別れるのは辛かったが、こちらも相手の性欲を満たせていない負い目があったので、別れ話をされたらすんなりと引き下がった。
40代直前に差し掛かり、婚活するなら最後のチャンスだなぁと思う反面、自分みたいな人間が結婚して良いのか、家庭を築いて良いのか、考えてモヤモヤしている。LGBTQの婚活アプリ・サービスも覗いて見たが、LGの人や、その他「個性的な人」が多そうで二の足を踏んでいる。最初に書いた通り友愛的なものは比較的満たされているので、友情結婚であれば無理に結婚しなくても良いのではないかと思っている自分もいる。
若い女性男性を好む事を批判するならもっときちんとした理路でしておいた方がいいと思うんだよね
というのも遠くない内に肉体を若返らせる技術は実用化される気配が出てきたからだ
そうすると金持ちの人達はどんどん肉体を20代くらいに若返らせる時代になり
その頃にはトランプは死んでるだろうがイーロン・マスクは生きてるだろうし若返るだろう
自分の都合のいいように意見を変えるリベラル社会を見てるとそれは期待できそうにない
日本だってもし上野千鶴子が生きてたら若返る技術に頼るだろうしそれに都合のいい言論をしているだろう
上野千鶴子が生きてないにしろその後継達はきっと同じ事をするだろう
その頃は犠牲者の皆様も、
それほど「被害にあった感覚」とかがなかったんじゃないだろうか?
まあすべてが憶測だけど。
それを言うならそもそも、
中居さんのことにしても、
松本さんのことにしても、
ましてや示談が済んでいるはずの人の「発言」などというものを、
どこまで信用していいのかわからない。
と強く疑っているからだ。
通常、示談した人がペラペラと週刊誌の取材に答えるなんてことあり得ない話だ。
もちろん示談の内容に守秘義務がなれば別だが、そんなわけないだろうと「憶測」する。
それなのに、鬼の首でも取るようにして
AさんやらXさんやらの「発言」とやらが次々と週刊誌が伝家の宝刀のごとく振るうさまに違和感しかない。
私たちの社会は本当にそういうことでいいんだろうか?と疑問を呈したい。
それなのに「週刊誌を売ることが目的」の媒体にまるである種の罪を裁く権利のようなものをもたせるのはどうなのだ?
と書くと、
そんな権利をもたせた覚えはない、と
答えるかもしれないが
メディアに力を与えるということなのがわからないほど知能は低くないでしょう?
非常に危険なことをしているのがわからないほど愚かではないでしょう?
それとも、どこかの週刊誌が「冤罪」をでっち上げた結果として、
誰かが死ぬようなことにでもならないと目が覚めないのでしょうか?
私は非常に危惧する。
誰か、無実の人が苦しむそのときを招かないために今できることはなんなのか?考えてみて欲しい。
その実績をここでつけさせてくれて話なんだけど?
新卒主義すぎて、第二新卒とか言う意味不明なものをひねり出す日本の会社の間抜け野郎どもにはおかしさに気付かないんだろうけど
逆に新卒というだけでろくに勉強してない学生を必死に採用駆け回ってる
でも昔みたいに一つの会社を40年勤め上げることが正義だった時代は若さとか将来性もいいけど、今は転職も当たり前だから育てたところで転職するよね。
なのに人材育成の点で若いほうが良いとか思ってることに意味がわからんよね
前の仕事でちょっとこれやるなら規制緩和が必要だみたいな部分があって、プロジェクトチームで関係各所に掛け合ったことがあるんだけど
駆け回ったのは俺じゃないからまた聞きで実際何言われたのか知らんけど
実績を見せろを言われたらしい
いやw、だからw、その実績をですねw、規制緩和をしていただかないとできないのでw
みたいなかんじで笑いこらえるのに必死だったらしい
34歳、独身。何か「これが俺の趣味だ!」って胸張れるものもないし、恋ばなとか、正直なにそれって感じで生きてきた。だけどさ、それなりに頑張ってきたと思う。でも、それで何?っていう虚無感。今の俺の人生、例えるなら、でっかい金庫の中に自分だけ閉じ込められてるみたいなもん。心の中には何もない。
本来、それなりに楽しい人生送れてるはずじゃん?仕事だってそこまで嫌いなわけじゃないし、生活も困ってない。でも、なんでこんなに毎日が味気ないんだろうなって思うんだよな。テレビで笑ってる人たちとか、SNSで幸せそうな投稿してる奴らを見ると、自分が置いていかれてる気がして仕方ない。
思い返すと、昔から「俺とは違う人たち」ってどっか見下してたんだよな。パチンコにドハマりしてる奴とか、バイクとか車とかに全財産ぶっ込むような奴とかさ。特に旅行とかに金を注ぎ込んでるやつ、あれ何が楽しいんだろうって思ってた。そんな一瞬の快楽のために、稼いだ金全部溶かしてるのってバカじゃね?って。
でもさ、そんなバカたち、今どうなってると思う?普通に結婚して、家族がいて、休日は子どもと遊びに行って、家族旅行の計画とかしてんのよ。これが本当の意味で「楽しそう」ってやつなんだろうな。俺は、そんな彼らを冷めた目で見てたけど、気づけば俺の方が冷え切ってたわけ。
今からそいつらの真似をして、パチンコでも車でもバイクでも何でもいいから、やってみればいいんだろうけどさ。いや、無理なんだよ。今さらそんなことやったって楽しいわけがないじゃん?20代だったら「失敗してもいいや」って思えたかもしれない。でもこの年齢になると失敗すら怖い。いや、怖いっていうより、もう「やってもどうせ無駄」って思っちゃうんだよね。
冷めた情熱ってさ、一度冷めたら温め直す方法なんかないんだよ。何かを始めてみようって気持ちはあっても、動く前に心が萎えちゃう。自分で自分の首を絞めてるみたいだよな。でも、これが現実なんだよな。
10代の頃からそうだった。周りが青春っぽいことしてても、俺はどっか冷めてた。「そんなことしても無駄」みたいな顔してさ。20代になっても変わらなかった。飲み会とか行っても、みんなが盛り上がるのを横目に「俺は俺」って孤立するタイプだった。で、結果どうなったかって?何も残ってねえんだよ。
30代になって、このままじゃダメだなって思ったこともあった。でも、変わる勇気なんてなかった。今になって振り返ると、10代、20代の俺って、若さを無駄遣いしたって思う。普通に楽しく過ごしてたら、今みたいに空っぽな気持ちにならなかったのかもしれないって後悔がどんどん押し寄せてくる。
で、今ここにいる俺は、結局何も変えられずに空っぽのまま。時間は戻らないし、未来も正直見えない。誰かに助けてほしいって気持ちはあるけど、実際誰も助けてなんかくれないのもわかってる。自分で自分をどうにかするしかないんだろうけど、そのやり方すらわからない。
今の俺が必要なのは、きっと一歩を踏み出す勇気なんだろうな。でも、どうすればいい?どこから手をつければいい?誰か、教えてくれよ。この空っぽの俺をどうにかする方法をさ。
34歳年収700万の弱者男性――自分の肩書きってこんなもんだよなって思う。貯金は3000万しかない。老後の生活費とか、もし病気になったらとか考えると、不安でしかない。だって、この金で未来を安心して暮らせるかって言われたら、自信なんか全然ないし。
周りはさ、家庭があって、子どもがいて、「一人じゃない」って安心感を持って生きてる。でも俺にはそれがない。家に帰れば静まり返った部屋が待ってるだけ。別に騒がしいのが好きってわけじゃないけど、何も聞こえないこの感じが時々怖くなる。寂しいって言葉だけじゃ表現できない重さがあるんだよな。
これから先、俺の人生ってどうなるんだろう。仕事はまあまあ順調だけど、このまま年を取っていくだけ?貯金を切り崩して、生きて、老いて、消えていくだけ?そんな未来しか見えない自分が情けなくなる。いっそ誰かと一緒に未来の話とかしてみたいけど、そんな相手もいないし、自分から動く勇気もない。
結局、弱者男性っていう言葉がしっくりくるんだよな。誰にも必要とされないし、誰かを必要としても届かない。こうやって将来の不安と孤独だけが積み重なっていく。貯金なんて、心の空洞を埋めるには全然足りないんだよ。金だけじゃ幸せになれないって、こんな形で思い知るなんてな。
男女比9:1を超えるレベルの環境に居た極少数側の女性の話だぞこれ
つまり、製造業の女性のキャリアパターンという希少性の高いが製造業女性のみに着目すると起こる確率が高いという製造業女性キャリアパターンなんだよ
事実、元増田は女性が選びがちなキャリアと言っていて、女性であっても10代20代の若さで何とかしていた製造現場の仕事を加齢で衰えて何とか出来なくなった女性はオフィスワークへ移行できるという話なんだよ
ブコメで女性たちが比較的肯定的に捉えてるのは、今まで知られていなかった製造業女性のキャリアパターンへ確度の高いオフィスワーク移行があることを知ったからだ
利根川幸一(とねがわこういち)は、かつてバブル崩壊後の氷河期を生き抜いた男だ。その心には荒ぶる烈風が吹き荒れていた。
理不尽な社会、冷たい世間、そして未来を信じられなかった自分――すべてに怒りと悲しみを抱えながらも、利根川は生き延びた。
しかし、時代は移ろう。氷河期世代が中年に差し掛かる頃、彼の前に現れたのは「Z世代」と呼ばれる若者たち。
彼らの態度と価値観は、利根川の中の「忘れていた怒り」を再燃させるのだった。
会議室の空気はどこか緩んでいた。企業の採用チームと新入社員たちが一堂に会し、これからの働き方について議論している。
「初任給、25万くらいは欲しいっすよね。まあ、それくらいが普通じゃないですか?」
その瞬間、空気が凍り付いた。
利根川が立ち上がる。その目には、氷河期の記憶がよみがえり、彼の中にある激情が解き放たれた。
ざわつく若者たち。
「え、え、ちょっと…何? 急に怖くない?」
「この人、大丈夫?」
「お前らは勘違いしている!」
「初任給で25万が欲しいだと? 安くない、安くないんだ、25万円という金は!」
「お前らにわかるか……!」
声が低く響く。その言葉はまるで床を這い、壁に反射し、若者たちの心を揺さぶる。
「俺が就職活動をしていた頃はな、内定なんて一握りだったんだ。大学を出たところで、何が待っていたか――門前払いだ。『経験不足』、『若さだけではダメだ』、『我々に君を雇う余裕はない』……そんな言葉を何十回、いや、何百回も浴びせられたんだ!」
若者たちの表情がこわばる。ざわざわとした空気がさらに重くなった。
「やっとの思いで見つけた会社……そう、俺も最初は夢を抱いていたさ。だけど、そこは地獄だった。終電間際まで働かされ、翌日は始発で出社。昼食をとる暇もなく、上司からは『使えない奴だ』と罵倒され、同僚は次々に辞めていく……」
利根川は目を伏せた。その声は次第に震えを帯びる。
「体はボロボロだ……だけど、辞められないんだ。辞めたらどうなる? 次の仕事が見つからないかもしれない。親には心配をかけたくないし、自分自身が情けなくて……だから這いつくばってでも働き続けるしかなかった!」
彼は拳を握りしめる。その爪が食い込み、血が滲むように見えた。
その言葉に、若者たちは息を呑んだ。会議室にはシーンとした静寂が広がった。
「そんな10年、いや20年を経て、やっとの思いで掴めるかどうかの額が25万円なんだ!」
利根川の叫びは会議室を震わせた。若者たちはただ言葉を失い、ざわつく声もやがて消えていく。
「それに比べてお前らは何だ! 何も築かず、何も絶えず、何も乗り越えず、ダラダラ過ごし……」
利根川の声が震える。涙が一筋、頬を伝った。
「それで……それで、月収25万円を欲しがるだと? ふざけるな!」
利根川は静かに泣き始めた。会議室にはただ彼の嗚咽が響く。若者たちはその姿に動揺し、何も言えないまま俯いた。
「俺たちは、どれだけ夢を諦め、どれだけ歯を食いしばってきたか……お前らにはわからないだろう……」
昨日も、高校生の選手に完敗した。反射神経。読み合い。APM(1分間の操作数)。全てにおいて、若い世代に劣る自分がいた。
26歳。もう「若手」とは呼ばれない年齢だ。練習時間は1日12時間を超える。目は疲れ、手首は痛み、そして何より、心が折れそうになる。昔は「オールド」と呼ばれる選手を見て、なぜ引退しないのだろうと思った。今は分かる。このゲームに人生の全てを賭けた者の、最後の抵抗なのだと。
Twitterでは15歳のプロが注目を集めている。彼の配信を見ながら、自分の限界を悟った。若さという武器を失った私には、もう追いつけない。
今夜、チームのマネージャーから電話がある。契約更新の話だ。きっと、若手育成担当をオファーされるのだろう。それも悪くない。でも、画面の中で輝きたかった。
最後の配信で、視聴者は「まだいける」と励ましてくれた。でも、プロの世界に「まだ」は存在しない。今日も、ログイン画面で指が止まる。
男性の年齢はよりどりみどりで、弱者男性が主人公な作品さえ存在する。
そしてそのキャラクター、ハンチョウはとても魅力的に描かれてる。
いわゆるオバサンと呼ばれる(失敬!)年齢の子持ちじゃない・結婚してない女性が主人公の創作が皆無だ。
ゼロだ。
おそらくこの理由は、オバサン女性を魅力的に描けないから、ではなく。
男性中心社会日本で、彼女たちの存在が透明化されてるからだと思う。
可愛さ(弱さ)・若さ、が評価されて、子どものいない女性の社会的ポジションを認識できてないから。
・・・この歪みは、いつまで続くのだろう。
やったーーーーーー!!!
久しぶりにちゃんと遊んで、ちゃんとクリアしたゲームかもしれない。
良いゲームに出会っても、集中力やモチベーションを保つ元気がこちらに無くて、プレイ数時間から10時間くらいで挫折する日々。
中華なサイバーパンク、SF、グロ、ホラー、と色々モリモリだったが、ストーリーや世界観、アートワークは良い感じ。
SEKIROライクなアクション、と言われるがSEKIROやったことないので、分からん。
とにかく難しかったが、プレイ感が他と同じようで違うので、初めてプレイしたファミコン、ロックマン2をプレイしたあの少年の頃の感覚でできた。
最初、他のアクションゲームと同じく、とにかく回避してたんだが、回避にはクールタイムがあるのと、敵が連続攻撃で追いかけてくるので、回避を使うと逃げるのにせいいっぱいで攻撃する隙がない。
ガードを敵の攻撃が当たるタイミングで実施するパリィであれば、何度でも使えるし、攻撃もしやすいことに気づく。
このゲーム、とにかくラスボスが強いのが有名で、まだプレイ中の息子が挑戦してみたいと言うので渡してみたら、ボコボコにやられ「なんか強い人間と戦ってるみたいな強さだよコレ!!CPUの強さじゃないよ!!」と叫んでた。
冬休み入った頃からラスボスに挑み続け、やっとこさ2024年の心残りを消化できた感じがする。
息子に自慢しよう。
でも振り返ってみると、激ツヨなラスボスよりも、最初のチュートリアル的なボスの方が倒すまでのビジョンが見えなくて心が折れそうになってた気がする。
だいたいのアクションゲームでは、プレイキャラとその周辺をなんとなく見ながらプレイしてると思うのだが、それだと敵の攻撃のタイミングとこちらのガードが合わず、パリィにだいたい失敗する。
もう若さがたりないせいか、自分の周りを見ていては良いタイミングでのガードが反応間に合わず、遅くなるか、速すぎるかになってしまう。
攻撃が1回だけなら回避でイケるのだが、ボスは3回連続攻撃とか平気でしてくるので、回避が間に合わない。
パリィも一度成功しても2度目で失敗すると、連続で3度目もくらう。
ノーマルの難易度だと大体3〜4回くらうと死亡するので、初撃をくらうと瀕死or死亡。
相手の攻撃を覚えてパリィする覚えゲーだ、というコメントも見たが、覚えたところで、来ると分かっててもパリィに失敗する。
というわけで、パリィの精度を高めることが必要になるわけだが、攻撃モーションの前に溜めや振り被りがあり、その時の音が鳴ってから一定のリズムでガードすればパリィに成功することに気づく。
覚えるのは、攻撃パターンとそれに合わせるためのパリィのタイミング。
プレイしながら「溜めの、ツー、トン、トン、前にで、トン」みたいな感じで最初は口に出しながらやってみたところ急にパリィの精度がアップ。
最初のボスの時に、これらの挫折と気付きを経た後は、あとはどうリズムを馴染ませてくかの積み重ね。
この後のボスは、難易度が上がっていっても対策は分かっていたので、心折れずに何度も挑戦できた。
リズムゲーだと分かっていれば積み重ねてけば単純にクリアできるのか、というとそうではなく、こちらは数回食らえば死亡するにも関わらず、ボスには攻撃を何十回も与えなければいけない、そしてその間パリィでボスの攻撃を耐え続けなければならない。
ボスの体力があと少し、となった時に、我慢できず、攻めすぎて反撃でやられたり、緊張感からパリィに失敗したりする。
息子も同じく攻略してるのだが、「あとミリで倒せそうだったのに!!!」「平常心!!平常心!!アァァァーーーー」「疲れがプレイに出るから別の日にやったほうが良い」と、精神力、心の戦いに息子語録が増えてく。
書きながら段々冷静になってきたが、やはり嬉しい。
明日朝息子に自慢しよう
https://youtu.be/q0qRavEXznY?si=SsOp02RTj8DdWBzx
自分の口から大っぴらに発言するのは憚られるけど真実かもなーと思うような意見にときどき出会う。
私は女好きなので周囲を見渡すと若くても若くなくても大体の女性に可愛さを見いだしてしまう。
とはいえ「若いとだいたい可愛い」には説得力を感じる。顔かたちの良さとは別軸で若いというだけで可愛かったり愛嬌を感じたりはあると思う。
もちろん「若くなければ可愛くない」ということにはならない。ある種類の可愛さは若さが失われると許容されなくなって、結果として年を食うと「顔かたちの良い人は可愛い」になるんだと思う。
私は法的に問題になるような年齢の相手に手を出したくなることは無い。けれど成人女性であっても歳の割に幼い外見・性格の人に惹かれてしまうときに、この言葉が強く思い出される。
自分は人間的な魅力に惹かれているのではなく、支配しやすそうだから支配欲で惹かれているんじゃないか、と。
この疑念を100%完全に否定するのは難しい。心のどこかで「この人なら自分がしたいように誘導して楽しめるかもな」という思いが微かにある。