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はてなキーワード: 知的好奇心とは

2024-12-10

ウザすぎる精神異常強制圧力社会と、精神疾患扱いされるまともな我々

 ある日、ふと周囲を見渡すと、世の中がなんとも不可思議装置のように感じられることがある。装置──それは生き物ではなく、人間歯車として組み込み、回し続ける巨大なシステムだ。システムは常に成果を求め、誰もが計測可能アウトプットを求める。声をかけてくるのは、行動経済学をよく知った巧妙な営業マンのような存在で、やんわりと「もっと頑張れ」「もっと資格を取りなさい」「もっと社会に貢献しなさい」と囁いてくる。

 しかし、そうした声に合わせて踊らされるほど、私たち疲弊する。「人間はいしか「成果製造装置」に還元されているかのようだ。何が悲しくて、無理やり筋肉を緊張させ、呼吸を速め、わけの分からない新しいツール流行スキルに追われ続けなければいけないのか。これが「社会」なのか。もはや社会とは、精神異常なまでに強制的で、我々を常に駆り立てる、巨大な指示装置になってしまたかのようだ。

 奇妙なことに、その歯車たちは自らの苦しみを自明として受け入れているようにも見える。苦痛疑問視せず、「これが普通だ」と言わんばかりの表情で、生産性向上のためのセミナー自己啓発指南書に群がる。彼らは、社会という名の機械の油となって働くことを強いられ、その行為を“正常”と呼ぶ。

 一方で、そんな「正常」な行動原理が受け入れられない者たちがいる。社会のペースに乗れず、目的不明ランニングマシンを降りたいと思う者たちだ。全員がアウトプットしろと責め立てられるなか、インプットだけで満足し、自分の内部で静かに知識発酵させたいと願うような人もいる。彼らはこの世界に息苦しさを感じ、巻き込まれたくないがために距離をとる。すると、周囲は言う。「あの人はおかしい」「社会不適合者だ」「精神疾患なのでは」と。

 その瞬間、明らかになる事実がある。社会が「正常」と呼ぶ基準は、歪んだ標準でできている。何が美徳か、何が正解かを不気味なほど確信的に決めているシステムが、少しでも違ったリズムもつ存在を病的な異端者として処理してしまう。その価値観いかに偏った「精神異常」を孕んでいるか、本人たちは認めようとしない。

 こうして、“まとも”な人々──つまり、自らの意志で学びたい時に学び、出力したい時に出力する、主体的なペースを大切にする人々──が、「精神疾患扱い」されてしま不条理生まれる。実際には彼らこそが人間的な感覚を保ち、理性やバランス感覚を持ち合わせているにもかかわらず。

 もちろん、「社会を変えよう」と躍起になることは、別の苦痛を生む。社会装置は巨大で、簡単には方向を変えない。ではどうするか。彼らは社会強制に巻き込まれないよう、自分生存圏を確保し、好きなときに好きなことを学び、必要ときだけ少量のアウトプットで最低限の関係性を維持していく。たとえ「精神疾患扱い」されようとも、そのレッテル価値を与えなければよい。彼らは静かな反抗の中で、自分精神世界を豊かにし、社会の狂った価値観から距離をとるのだ。

 不条理世界で、「まともな我々」ができるのは、狂気狂気と見抜き、自分なりの生き方を守ること。つまり、偽りの正常性を求める精神異常強制圧力社会に膝を屈せず、内側で燃える知的好奇心創造エネルギーを、ほんの少し外に漏らす程度で満たす戦略を取ることだ。結果として、その小さな自由抵抗こそが、彼らの心を健やかなバランスに保っている。

2024-11-25

メディアリテラシーが「ある」せいでみんなネットで騙される

 メディアリテラシーとしてよく語られがちなこととして次のようなものがある。

「異なる意見にも耳を傾けよう」

自分情報収集して一方的でない様々な情報を集め、自分で考えて判断しよう」

 まあ、間違ってはいない。でも、自分が思うに多くの人がネットで騙されてしまうのはこういう意識のせいだ。ネットで騙されてしまう最大の要因は、メディアリテラシーが無いことではなく、いくらかあることのほうにこそある。

 というのも、上記のような心掛けは、それよりももっと大事な基本中の基本を忘れさせることに繋がりがちだからだ。

 その基本中の基本とは、「情報(源)の信頼性には差がある」ということ。これが一番大事

 情報信頼性には差があるので、信頼性の高い情報を重視し、低い情報は軽視するという姿勢が非常に重要だ。なんならこれだけ意識できてれば他はどうでもいいレベル

 より具体的に言えば、公的機関大手メディア情報源として信頼性が高く、一方でSNS動画サイト信頼性が低い。

 別の言い方をすれば、オールドメディア信頼性が高く、ネット信頼性が低い。

 こう書くと、「オールドメディアは嘘ばっかりじゃないか増田は偏っている!」と怒り出す人がいるかもしれない。まさにこういう人こそがネットで騙されるカモなわけだけど、おそらくこういう人は情報源の信頼性判断する上での基準おかしい。

 情報源の信頼性判断はある程度機械的にすべきで、その基準は「その情報源が明らかな嘘を発信した場合、そこはどのくらい面倒な目に合うか」を考えればいい。

 例えば、かつて民放バラエティに「発掘!あるある大事典」という番組があった。この番組納豆ダイエットにいいという内容を放送したのだが、内容に捏造があったことが発覚。局全体が打撃を受けるほどの大騒動に発展し、最終的には10年以上続いていた同番組打ち切りとなった。

 この話を聞いて「やっぱりテレビは嘘をついてるじゃないか!」と思う人もいるかもしれない。しかし、こう考えてみてほしい。もしも同じことをどこかのYoutubeチャンネルがした場合、このような大騒動になるだろうか? その可能性はゼロに等しいだろう。誰かが誤りを指摘してもそれが広がることはなく、何もなかったかのように動画投稿が続く可能性が高い。

 つまり知名度が高く社会的責任を厳しく見られる立場であるほど、嘘を発信した場合に面倒なことになるリスクが高い。そういう媒体では、間違っても嘘を発信してしまうのは避けようという事なかれ主義的な意識が働きやすい。また、嘘を発信してしまった場合も、それが指摘され、その指摘が多くの人の知るところとなる可能性が高い。

 だから公的機関大手メディア信頼性が高いと言えるのだ。

 ここで強調したいのは、この信頼性判断において何を基準として「いない」かだ。

 内容に納得できるか。内容は面白いか。発信者に好感は持てるか。発信者は我々の味方か。

 そういったことは情報源の信頼性判断基準にはしない。すべきでない。これらは正しさとは無関係からだ。

 そして、冒頭で書いたメディアリテラシーとして語られがちなことの問題点はここにある。

自分情報収集して一方的でない様々な情報を集め、自分で考えて判断する。」

 これを心がけるとどうなるか。

 自分情報収集すると、受動的に与えられる大手メディアから情報よりも、能動的に得た情報のほうが信じられるように感じてしまう。

 一方的でない様々な情報を集めると、信頼性に差がある情報でも対等であるかのように誤認してしまう。マスコミの伝えない真実は往々にしてマスコミの伝える事実に比べて著しく信頼性が低いのだが、そういう情報にも偏見なく臨むほうが中立的だと勘違いしてしまう。

 自分で考えて判断すると、先に書いたような「内容の面白さ」や「発信者への好感」といったもの判断が引きずられてしまう。

 このように、メディアリテラシー意識したがゆえに、本当に一番大事なはずの情報信頼性判断というところがガタガタになってしま場合がある。これが多くの人がネットで騙される原因のひとつになっているのではないだろうか。

 また、ネットで騙されると自分メディアリテラシーに優れた人間であるかのように感じやすいということも指摘しておきたい。

 ネットの嘘は当然大手メディアで流されるようなメジャー見解とは異なるものになるわけだが、そういったものは「一般にはこう思われているが、実は……」という知的好奇心に訴える形式になりがちである。そしてこれを受け入れると、なんだか自分情報にさとくなったような高揚感が得られる。

 多くの人はマスコミに騙されているが、自分情報強者なのでそれが嘘だと知っているという自負と優越感。ネットの嘘つきはそういった気分の良さをばらまく。

 これが本当に罪深いと感じるのは、騙された人が騙されたと認めづらくなる構造がここに埋め込まれいるからだ。

 意見の異なる人をマスコミに騙されている情報弱者と馬鹿にする考えに浸ってしまえば、実はネットよりも大手メディアを信頼する人のほうがメディアリテラシーについてちゃんとわかっているという事実は認めがたいものになる。そして、オールドメディアは信じられないという植え付けられた信念のもと、騙され続けるカモとなる。

 自分は気付けばかれこれ20年以上もネットばかり見て過ごしてきた。駄目人間である

 その上で感じているのは、大手メディアへの不信を煽り受け手情報強者幻想を与えるという形式の強力さだ。

 例えばネット右翼と呼ばれる人たちについて、我々は「右翼」のほうに注目しすぎた。

 反ワク。三浦春馬ジャニーズ松本人志石丸伸二。斎藤元彦。

 実は思想は別のもので代入可能で、本体形式のほうだった。

 思想対立だと思っていたものは、実はメディアリテラシーについての意識の差だった。

 そのことが、最近やっとわかってきた。ずっとうっすら気付いてはいたけど、ようやくはっきり言語化できたと言った方が正確かもしれないけれど。

2024-11-22

AIの言うところのAI絵師ってほとんどはクリエイターよりはユーザー/クライアント

なんで金儲けや承認欲求よりは知的好奇心とかそういうのが先んじてると思うんだけど

2024-11-19

anond:20241119231246

あれを弱男だと思ってるやついるのか?

典型的勝ち組だし、表現の自由やら男女論やらもエリート知的好奇心を満たすためみたいな感じだったろ。

2024-11-18

真実に目覚めた」民

騙される先がネットマスコミかの違いでしかない

知的好奇心がある人は中学生高校生で通過してまともになる道を周回遅れで通過している

若いうちにハマった人は成長の過程で抜けれるがこの層は手遅れ

2024-11-17

陰謀論、なぜ広まる

陰謀論最初に広める人はその分野に詳しい人かもしれない。

大抵突っ込まれることがわかっててやってる。

専門家はそれをバカげてると笑うし陰謀論専門家の間では広まらない。

ここにその分野の素人が加わる。陰謀論は大抵魅力的だ。「信じられない!」「でも本当だったらどれだけ知的好奇心が満足できるだろうか!」と思うものだ。

そして知的好奇心の高い素人らによって拡散力を持ってその陰謀論が広まっていく。

専門家嘲笑するが、ここで分断が起きる。

だって馬鹿にされたくない。あなたも私も。

分断が起きればもう対話はできなくなる。

陰謀論確立され、もう他の意見は入ってこなくなる。

大勢素人口コミにより寄ってくる状態になり、陰謀論一般論のように見えてくる。

それが真実ではなくても、愛するあなた真実は私の真実だと言いたいから。

専門家にできることはなんだろうか。

まず専門家同士で話し合ってほしいと思う。

最終的には、対話にたどり着くだろう。

どうかこれ以上断絶しませんように。対話をしよう、対話を。

2024-11-12

家族を裏切る人間国民も裏切る」論はマジ幼稚過ぎて吐き気がする

そうだよ俺は国民民主投票たから期待してたんだよ。

それなのにこのタイミングで下らない不倫スキャンダル起こしやがってタマキンよ。

まじで脇が甘すぎて萎えるんだよ、

お前マジで参院選までは風俗いけばいいだろ、金はあるんだろうからさ。

立民だろうが、共産だろうが維新だろうが自民だろうがマジで不倫スキャンダルはどうでも良いと思ってるけど、

今やるんじゃねーよ玉木さんよ??

という前提ではあるんだけど、

マジで昨日今日の「家族を裏切る人間国民も裏切る」とか「妻に嘘つくような人間公約が守れるのか?」論とか

ブコメとかでもヤフコメとかでもXでも超ドヤって書き込んでて「言ってやったぜ」みたいな奴らがいて、

本当にクソ幼稚過ぎてマジでムカつくんだよね…

日本の政治成熟しないのはマジでこういうやつらのせいだと思ってる。

学級会と政治区別がついてないというか。

家族運営と、政治運営という、

よく考えるまでもなくマジでミリ関係ない話をつなげてるし、

冷静に考えれば

一番身近な人間たった一人を裏切るより、自分の顔晒しメディアまでつかって超大勢の人にスピーカー使って演説までしたことを裏切るほうがよっぽど心理的ハードルは高いからね?

そもそもの論が逆なんだよ逆。

おおぜいの国民約束した公約をしれっと反故にできるような面の皮の厚い人間は、自分奥さん一人ぐらいこっそり裏切るのはできると思うけど、

その逆って難易度と失うものがぜんぜん違うから


奥さんのこと守れないのに…」とか言ってる奴は、人の上に立ったことないような雇われの奴なんだよマジで

大勢人間に一挙手一投足を注目されるような経営側/マネジメント側に立ったことないやつだから

自分のせまーい知見の範囲で「奥さん一人を…」とか言い出しちゃうわけ。

小学校の学級会とか、道徳の授業レベルマジでつまんねーー幼稚な倫理観で堂々と語っちゃうわけ。

正論風の詭弁なの、マジで

レベルの低い日本の政治ですら、そんな道徳みたいな論理で動いてないし、

民間でも零細企業経営してる、どん臭そうな社長のオッチャンですら清濁併せ呑んで毎日ウンウンうなりながらやってんの。


そもそも中学以降の世界史/日本史勉強したり、一般人レベル知的好奇心を持ってれば

関係は壊滅してるけど、超偉大な仕事を残した人間なんて古今東西枚挙にいとまがないことぐらい知ってるよね???

お札にまでなった渋沢栄一の成した業績と、渋沢婚外子の数についてどういうこと思ってるわけ??


マジでみんな幼稚で苛つくけど、

玉木が辞任みたいな流れに全くならなくて多少はホッとしたよ。

国民の役に立つなら政治家の下半身事情なんてマジでどうでもいいし、

それは国民民主でも自民でも維新でも立民でも共産でもれいわでも一緒。



それはそれとして玉木は猛省しろ

2024-11-11

口論 女の自慰について

友人と口論になった。

議題は「女はオナニーをしているのか」である

その友人と私はともに童貞であり、以下の口論あくまで推論に過ぎない。

私の主張

もちろん私は「していない」の立場である。女に性欲があったとしたら、男にとって都合が良すぎるからである

 

そう、私は女に性欲がないものとして論を展開していく。

女に性欲があった方が男にとって都合が良い、とはどういうことか。

これの意味するところは、すなわち、セックス正当化できるということである

男と女には互いに同じ程度の性欲があり、それを解消するために性行為が行われている。これは両性にとって利益のあるものである

決して男が無理やり行っているものではない―――という論調ならばセックスはかなり正当なものに思える。

しかし実際のところ、性欲に関して言えば大半のセックスは男のために行われている。性欲は非対称であり、男にかなりの優越が認められる。

人間社会古来より男権的であり、歴史上のかなりを男性支配してきた。なぜなら、男の方が力が強く、それによって社会的な権力も強くなるからである

そのような社会ではどういったことが起きるか。

男に有利な物語が信じられるようになり、それに基づいて社会形成され、それが事実になる。

男の方が賢い、男の方が論理的である……

それらの一つに「女にも性欲がある」が含まれる。

 

この社会は男のセックス肯定するためにさまざまな嘘が信じられているのだ。

 

ではなぜ、女はセックスに応じるのか。

 

先ほども述べたようにこの社会男性社会である

したがって、男に認められた方が生存やすい。男に認められる手段のかなり大きな一つとして、セックスがある。

女はセックスを経て承認を獲得している。決して性欲のためではない。

 

そのため、私は「女はオナニーをしない」と主張する。

友人の主張

それに対して友人は「している」という立場である

友人は女のオナニー証拠収集している変態である

彼は日夜Twitterにて、女らしきアカウントの「オナニーをした」という趣旨ツイート検索してはそれでオナニーをしている。


友人はかなりの年月をかけて、あるTwitterアカウントが本当に女によるものかをほぼ100%見抜けるようになっていた。

ツイートの細々とした筆致、文体、内容、それらを総合してネカマか否かを判別できるのだ。

実際にそのプロセスを見たが、確かにそれは説得力のあるものだった。

それゆえ、彼は「女はオナニーをしている」と確信して疑わない。

私の反論

しかしそこで私はすかさず反論をする。

その根拠は「女の偽性欲」だ。

先ほども述べたように、男性社会においては、男性に認められた方が生きていきやすい。

その手段として、男の主張を肯定するというものがあり得る。名誉男性的なふるまいをすることで承認を得ることができるのだ。

まり、男による「女にも性欲がある」という主張を肯定しそれを実践することで、この社会を有利に生きていこうとする個体が発生することは想像に難くない。

それを私は「偽性欲」と名付けた。

証拠となったツイート群も例にもれず偽性欲の発露である

ことインターネットにおいてはそういった分野に関して妄想現実区別がつかない男が大勢おり、彼らに幻想を見せることで生存を図っている女がいることは有り得る話だろう。

友人の反論

しかし友人はそれにも反論をする。

そういったツイートの中にはフォロワーが一桁のアカウントも多く、承認を得ることが目的とは考えづらい。むしろ、そうした性欲を隠すためのものであり、私の主張と真逆の行動ではないだろうか。

友人はとりわけそういったアカウントツイートを選んでは自慰に励んでいるらしい。磨きがかかっている。

友人は矢継ぎ早に続ける。

そもそも自分股間に知らない部位がある、なんだこれは、排泄をするでもない、クリトリスというらしい―――触ってみるだろ、普通

 それに触らないような知的好奇心の欠如した女は、魅力的ではないだろう。オナニーしていない奴なんか、無視していい」


私は負けを認めた。

2024-10-30

anond:20241030191710

安くこき使う代わりに彼らの知的好奇心とか実績作りを許してるだけ

技術ことなんてわからいから中身ぐちゃぐちゃでも全然気にならない

2024-10-07

anond:20241007130946

いい仕事解像度低そう

知的好奇心や納得感・達成感の意味満足度が高く、キャリアとしての積み上げになり、かつ給料がそれなりに高い仕事だよ。

2024-10-04

anond:20241004105909

女湯に入れたい派の男児ママ、うちの子性差に気が付きだして自分と違うことに興味を持ってじっと見てしまタイプだけど、それは知的好奇心からエロではありません!って反論してたの見たよ

第三者から見たら一緒だって

2024-10-03

anond:20241002190451


なるほど、男の言う面白いが全く面白くない訳が分かった気がする

脱構築的発想って要は論理性や首尾一貫性がなく、破綻していてその場しのぎのインパクト勝負だって事だよね

それって女からしたらただただ意味が分からなくてつまらないだけ

一方、女の言う面白さは予定調和って、それはすなわち論理性や知的好奇心の充足に重点を置いてるって事なので

例えばミステリー真相が判明して事前にきちんと伏線が置かれていた事が分かった時なんかに最高の面白さを感じる

伏線もなく唐突に意外なだけの真相を出されても、面白いと思える女は少ないだろう

こうして考えると、男の基準に合わせていたら文化はいつまでも洗練されなかったんだろうな

女に受ける予定調和面白さが、文化を豊かにしてきたのは自明の理

2024-09-16

anond:20240916105358

富沢順プルコギ : the焼肉people』

日本焼肉屋の青年が、看板娘とともに一流の焼肉師を目指して研鑽する話

特にホルモン焼きフォーカスした作品で「こんなに手間かけてるんだな〜」とか「こんな部位があるんだ」など知的好奇心をくすぐられる

ホルモン描写が卓越していてとにかく美味そう

漫画テンポ良く躍動感が素晴らしく、読んでいて楽しい

2024-09-06

うちの会社ツイッタートレンドに載ってた

少し前の話。

ツイッタートレンドは、いいことか、とても悪いことか、ものすごく悪いことで話題になると掲載される場所のことだ。大抵は眺めていても特にいいことはないのであんまり見ないのだけど、そのときたまたま目に入ってね。

そこに載ってるんだ、自分の勤め先が。

別に会社に忠誠を尽くしたつもりもないけど、それはそれとして悪い意味話題になっていた場合精神的に一切のノーダメージというのは難しい、というのは、それなりに理解してもらえるのではないか

そこでまあ、完全に無視することもできたわけだけど。人間知的好奇心は、その程度はあれど抗うことを許さない引力がある。故に、仕方なく、あくまで仕方なくそキーワードリンククリックしてみた。

そこに広がっていたのは…

うちの会社名で大喜利をするツイッタラーの群れであった。

なんじゃい!

でも悪い意味話題になってたのでなくてよかった。

2024-08-31

私が陰キャであることは私自認識しているところであるが、とびきりの陰キャエピソードができたので記しておきたい。

それは、自分アカウントをアンフォローしたアカウントに飛び、そのアカウントフォローしているアカウントを見て回るというものである

まり自分がいったいどんなアカウントたちに興味関心の点で敗れ去ったのかを確認するのだ。

自分をアンフォローするほどの厳しい淘汰選定の末に生き残ったフォローリストなのだから、さぞ面白いアカウントがたくさんあるのだろうということである

ここで気色悪い点はふたつあり、まず一つが根拠のない自信に基づく推定である

自分をアンフォローするほどの』という表現が気色悪さをよく滲ませている。

もう一つが、いちいちアンフォローしてきたアカウントを追跡する行為

フォロワー数増減に一喜一憂するあたり、自己愛の強さが伺える。

さておき、いざそうやってリストを見てみるに、はっきりいってしょうもないアカウントばかりで愕然とするのである

なんら知的好奇心をくすぐられない短文の応酬知的水準の低いリツイート安直ネットスラングの多用など、相容れないタイプばかりである

私はこの程度の愚にもつかないアカウントたちに興味関心の点で敗北を喫したわけである

この事実真摯に受け止めつつ、精進を重ねていきたい。

2024-08-26

anond:20240825062944

増田国会図書館に寄ることにした。全裸で。増田はてなが好きである。いや、嫌いである。その愛憎半ばするはてなについてよりよく理解するために、はてな創業者が著した『「へんな会社」のつくり方』を読んでみたいと思っていた。だがどこにもない。図書館にいっても満喫にいってもラーメン屋にいってもおいてないのである国会図書館にはおいてあるだらふ。増田は心を弾ませて正門をくぐった。だがである。入れないのだ。全裸からではない。営業時間外とのこと。営業時間は9時半から17時半。知的好奇心時間など関係あるのであらふか。増田はうなだれ国会図書館をあとにした。

2024-08-14

anond:20240814181509

ワイは、宗教じゃなくてナントカ政治経済研究会という、実は中核派対立する団体?が素性を隠してやってるサークル入学直後に勧誘されて、一時期加入していたんだけど、

週一でサークルの先輩の家で勉強会したり、映画みたり、休日は、その地方資料館を見て回ったりして、めっちゃ知的好奇心を満たされまくりーの、

近隣の大学女子サークルとも交流があって、最初の3ヶ月はめちゃめちゃ楽しかったんだよね。

学生相談所でのバイトの探し方を教わったりもした。


ある日、大学内でデモ活動があって、ヘルメット被って木の棒もって行進してる一団が居たんだけど、

その中に先輩が居るのを見つけてしまったんだわ。

政治経済研究会のおもての活動自体は楽しかったんだけど、さすがに、ヘルメット被って学生運動までする気はないので、

その時点で辞めちゃった。

自称経済学部院生岩下(イワシタ)さん、元気にしてるんかな。。

2024-08-10

知的エンタメだけは認める」という偏屈な人

「カチカチ山」とかい和製サウスパーク、いつからヌルくなったのか

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.youtube.com/watch?v=paCPv0-jB5w

VTuber月ノ美兎がカチカチ山という民話を論評する動画で、

普段VTuberに関心を示さなはてブユーザーにも好評だ。

「奇声と馬鹿笑いだけがとりえの youtuber たちより面白いな」

こんな感想があった。

デイリーポータルZ的な、テキストサイトを思い起こさせる知的エンタメだけは認めてやろうという、歪んだ自意識が透けて見える。

ガリ勉タイプバラエティを楽しめない残念なタイプなのか?

バカ高いテンション当意即妙リアクションこそがYouTuberVTuber面白さなのだが、

それを楽しめない陰気な人間からすると世間的には人気な配信者が気に入らないらしく、

月ノ美兎みたいなサブカル系配信者には「普段VTuber見ないけど見直した」という感想を抱くようだ。

知的好奇心を刺激するエンタメだけは認めてやるという態度は、傍から見ていて痛々しいぞ?

2024-08-03

anond:20240803011040

たまにこういういい歳した女が自分マンコ見たことないとか言ってるけど

よく自分の体の重要パーツから目を背けて今まで生きてこられたよなぁ

知的好奇心ってものが無いのかな?

2024-07-27

そろそろ『アサシンクリード』の面白さについて語っておくか

ストーリー

アサシンクリードは、理不尽支配に反発して権力者暗殺する「アサシン教団」と、時の権力者を操り社会を裏から支配する「テンプル騎士団」の、古代から続く戦いを描いたゲームである。「混沌・悪」VS「秩序・悪」という感じである

アレクサンダー大王も、始皇帝も、カエサルも、チンギス・ハンも、永楽帝も、チェーザレ・ボルジアも、実はテンプル騎士団の一員だったし、実はアサシン暗殺されていたんだよ!という世界観である。ちなみに過去作品ではフランシスコ・ザビエルテンプル騎士団とされているので、今回(シャドウズ)もイエズス会テンプル騎士団の手先だったりするのだろう。

アサクリのもう一つの軸が「イス」と呼ばれる超古代文明人の存在である。彼らは人類創造した神のごとき存在であり、実際にギリシャ神話北欧神話に登場する神々の正体は「イス」である。彼らが遺した強力なオーパーツを巡って、アサシン教団とテンプル騎士団争奪戦を繰り広げていく、というのが一つのパターンである

また、この「イス」の遺した技術に基づいて、現代では「アニムス」と呼ばれるバーチャルリアリティマシンが開発されており、それを使って過去の様々な時代アサシン記憶追体験している、という基本設定がある。つまり、実は主人公は、アサシン活躍仮想的に体験しているだけの現代人なのである。アサクリには「現代パート」もあるのだが、これは完全な続き物になっていて、シリーズを追いかけていないと意味がわからないので、なかなか評判が悪い。初心者現代パートなんかすっ飛ばしても問題ないぞ。

というわけで、リアリティのある歴史ドラマかと思ったら急に濃度の高いオカルト伝奇SF要素をぶちこんできて暴走しはじめるのがアサシンクリードの魅力である。詳しくは年表を見よう!

アサシン クリードシリーズにおける年表 - Wikipedia

ゲームシステム

アサシンクリードの特徴といえば何と言っても「オープンワールド」と「パルクール」だろう。「どこでも登れる」「どこまでも行ける」というオープンワールドアクション本家本元とも言えるシリーズなのである。窓のフチや壁のヘリなどを掴んで、するすると登り、飛び上がり、軽やかに街を駆け巡る。何にも邪魔されることなく思いどおりに移動できる楽しさがそこにはある。

そのオープンワールドで何をやるのかと言えば「ステルスアクションである。敵の拠点侵入し、見つからないように探索し、標的を殺して脱出するのである

まずは侵入するまえに敵拠点構造を入念に調査する。どこに敵が配置されているか確認し、それらの移動パターンを観察して、どういうルート侵入するかを考える。サッと壁を登って開いている窓から侵入しよう。いやいや屋根伝いに高所から標的を探すのもいい。手薄な裏口の敵をこっそり暗殺するのはどうか。もちろん正面から殴り込んで敵を全員ぶっ殺しても構わない。

まりオープンワールドとしての移動の自由度がそのまま、プレイヤーが取れる侵入ルート自由度に転化しているのが、アサクリの醍醐味なのである。「たった一本しかない正解のルートを見つけ出す」のではない。「数多く用意されたルートの中から一本を選び出す」のが楽しいである

さらに、この「街を自由に駆け巡る」「敵の拠点侵入する」といった要素からまれたのが、アサクリの「歴史考証」の部分である

そうしたゲームシステムでは「街並みをどう作るか」「建築物をどう作るか」がとても重要になってくる。なにせ「プレイヤー侵入する建物だけ作ればいい」「プレイヤーが移動するルートの周りだけ作ればいい」というわけにはいかない。広大な街を作り上げて、そこにいくつも拠点を建て、大勢NPCを配置して、そしてプレイヤーが隅々まで移動できるようにしなければならない。それがゲーム面白さに直結していくのだから

そこでアサクリは「歴史上の街を再現する」という方法を選んだ。完全にオリジナルの街を一から作るよりも、見本を用意したほうがある意味では作りやすかろうし、その副産物としてプレイヤーの没入感と知的好奇心を得ることもできた。建物文化風俗再現度は高く評価されており、アサクリの売りの一つになっている。

もちろん史料調査には限界があるし、ゲーム的な都合が優先されることも多い。過去シリーズでも「この年代にこのアイテムはまだない」「この街にこんな建物があるのはおかしい」といったようなツッコミが入っている。前々作『ヴァルハラ』などは特に批判が多かったというので、地域年代によってまた作りやすさが変わってくるのかもしれない。

とはいえ、アサクリがわざわざ歴史考証のチームを設置し、多くの史料確認し、専門家の監修も受けているのは事実であって、ただのゲームとしては相当に頑張っているのは間違いない。プレイヤーとしては、決して完璧ではないということは頭に入れつつも、巨額の予算によって作られた「自由に走り回れる歴史景観」を楽しみたいところである

オススメシリーズ作品

とりあえず現時点でオススメするなら前作『アサシンクリード ミラージュ』だろう。元は前々作『ヴァルハラ』のスピンオフとして制作されていたということもあり、『ヴァルハラ』の前日譚のようなストーリーになっていて、ボリュームも控えめであるゲームシステムとしても原点回帰を目指したシンプルな作りで「これぞアサシンクリード」という作品になっている。

ミラージュ』をクリアしたなら、続けて『ヴァルハラ』をやるのもいい。前述したとおりストーリー的に繋がりがあるし、『ヴァルハラ』はシリーズのなかではかなり変わっていて、「アサクリらしくない」作品でもある。主人公アサシンではなくヴァイキングなので、ステルスよりも正面切っての戦いのほうが得意だったりするし、各地の勢力ひとつひとつ同盟を結んでいったり、自分たち拠点を開発して発展させていったりするような、戦略的な側面が強い。

このあたり、近年のアサクリは「従来通りのステルスアクション」と「他のゲームのようなバトルアクション」のあいだを揺れ動いていて、『シャドウズ』ではついに「ステルス担当奈緒江と「バトル」担当の弥助のダブル主人公になったという経緯がある。

アサクリシリーズは、オープンワールドにおける一つのスタンダードを生み出した、現代ゲームの粋と言っても過言ではない名作であるプレイしないまま死ぬのはもったいない。いまのうちに『ミラージュ』『ヴァルハラ』をプレイしながら、日本舞台となる『シャドウズ』の発売を楽しみに待とうではないか

2024-06-16

anond:20240616115721

普通にめちゃくちゃ興味深い視点だと思った。確かに同じ風邪引いた状態でのパフォーマンスが嫁の方が遙かに高い気がしてたんだよね。

うそう聞けない面白い話だと思うんだけど、謎の性マウントに終始する人たちって何なんだろう。知的好奇心が極端に低くて男性であることが唯一の誇りみたいな感じ?

2024-06-11

(追記あり) 婚活女「いい人だけどなんかちょっと…」の内訳

追記

「どんな人が好みなの?自分のことを書いていないからなにもわからない」ともっともなご指摘をいただいたので追記しました。

自分自身について、理想相手について、自覚している課題私自身の「なんかちょっと…」ポイントについて。

anond:20240611223050

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叩いてくれて構わない、意見がほしい。私の心が狭い?

前提として、「とにかく結婚したい!」わけではなく「一人でいるよりも二人でいた方が幸せであるような人と出会いたい」ので、市場価値的な観点でのツッコミ高望みだ、お前にはお似合いだ、みたいなの)はあまり響かない。私の基準は「自分市場価値に見合った人か?」ではなく「一人でいるより幸せになれるか?」なので、「今のあなた価値観ではナシと判断しているけど、こういう見方もあるので、もう少し○○してみたらその人の良さがわかるかもよ」「○○したらいい人と出会えるかもよ」的なツッコミがほしいです!お願いします!

以下、マッチングアプリで会った人について書きます

1人目


2人目


3人目
  • 好きだったところ: 趣味が合う。お互いに読書好き!的な趣味も合ったし、ラーメントッピングは何が好き?とか食べられる植物を育てるならなにがいい?とかそういうことで、「あーそれいい!やってみたい!」となることがたくさんあって、一緒にやりたいことがたくさんありそうだし世界がじんわり広がりそうだった。発言や会話の運び方から知性を感じた。
  • なんかちょっとポイントバツイチ離婚理由を教えてくれたのだけど、どちらかと言えば彼が子供を望み、妊活がうまくいかセックスレス、彼が遠方での転職希望し、奥さんは転居を嫌がり離婚、という流れらしい。そこまでは理解できるのだけど、彼はその転職先を1~2年で辞めまた転居して今は子供を望んでいないそうで、「え…じゃあなんのための離婚奥さんかわいそう…」と思ってしまった。子供がほしくない理由について「家庭より自分を優先した実績があるので責任を負えるかわからない」とおっしゃっていて、さすが知的、誠実、と思いつつ優先されない関係に踏み込めず。


4人目


5人目


みんないい人で、会っている間は楽しくお話したし、友達にはなりたい。

でも付き合うことにはならないだろうなと思って次の誘いを断ってしまって、彼らの問題・相性の問題というより、私の問題のような気がしてきている。でもどうすればいいのかわからない。

アプリでもらういいねは月500を超えて、恵まれた状況にいるはずなのにどうしたらいいのかわからない。いいねを返す基準がよくないのか、自分からアプローチすべきなのか(したい人はほとんどおらず、してもほぼ返ってこない)、会う基準がよくないのか(誘ってもらったけど会わなかったケースもある)、もっと様子を見るべきなのか、プロフィールメッセージのやり取りを工夫すべきなのか?

増田達は上の5人の誰かと付き合いたいorもっと話してみたいですか?

2024-06-10

anond:20240610174229

まれつきだと思うな〜、私もそう

私は奥手すぎて全然経験はないしソロプレイ探求ばっかりだけど…

思春期の頃は悩んだけど、最近はもう開き直って性欲っていう神秘を探求することに決めたよ

関係研究とか書籍とか読んで知的好奇心性的好奇心を両方満たしたりしてる

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