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2023-12-16

意外とサンデーサイレンス系の存続が危うい件

今年のリーディングサイアーランキング100位以内の種牡馬ピックアップしてみた。

ディープインパクト

今のところランキング10位以内に入っているのはキズナのみ。ただし2頭のGI馬がどちらも牝馬なのが残念。ディープボンドはどうなるか。大本命・コントレイルがまだ控えているが、そこでコケるとディープ系といえども存続は危うくなってくる。とにかく数だけは多いのでどこかで奇跡的に大物が出てサイアーラインが繋がる可能性はあるが。

ブラックタイド

イクイノックスの種牡馬入りにより曾孫世代までは確定した。ソールオリエンスも種牡馬入りできそうだ。キタサンブラックもこれからさら活躍馬を出す可能性はある。とは言うもののやはり現時点では層が薄すぎる。イクイノックスが駄目だった場合には苦しくなるだろう。

ハーツクライ

今年デビューのスワーヴリチャード産駒は今のところ好調だが、2歳戦だけではまだまだ信用できないところ。他にはシュヴァルグランとサリオス、今後はドウデュース種牡馬入りも期待できるだろうが、いずれも良い繁殖牝馬を集められるかどうか。苦しい戦いを強いられる。

ダイワメジャー

他にコパノリチャードアドマイヤマーズなどがいるものの、ダイワメジャー産駒はマイラー早熟傾向が祟ってなかなか大物が出ていない。サイアーラインを繋げるのは難しいだろう。

ステイゴールド

間違いなく大物揃いなのだが、いずれも種牡馬として成功しているとは言いがたい。これが血統の怖いところであり、コントレイルやイクイノックスでも安泰とは言えない理由でもある。オルフェーヴルについては、いちおうエポカドーロが種牡馬入りしているが種付け数は少ない。

フジキセキ

サンデー最初の後継種牡馬として長年気を吐いてきたが、キンシャサは既に種牡馬引退し、残ったイスラボニータも低調である

ゴールドアリュール

他にクリソベリルなど。ダート種牡馬地方需要があるので粘り強く残るかもしれない。とはいえ日本競馬においては傍流にならざるを得ない。

その他

このあたりはもはや厳しいだろう。

結論

こうして見るとフジキセキダンス・スペ・タキオンマンカフェネオユニ・ロブロイあたりはほぼ衰退、近年の人気種牡馬であるハーツステゴダメジャあたりも孫世代では苦戦しており、現時点で「安泰」と断言できるような系統はない。最良の繁殖を集めるには現役時代活躍必須であり、そういう意味で今後期待できるのはディープ系のコントレイルか、ブラックタイド系のイクイノックしかいない。サンデー系の未来はこの二頭にかかっていると言っても過言ではないだろう。ウインドインハーヘアは偉大なり。

追記

にわかなんで逆に盛り上がってる大種牡馬は何なのか知りたいところだが…。それとももサンデーサイレンスみたいな一強種牡馬はいないのだろうか?

ここ10年くらいはディープインパクトの天下だった。離れた2番手は非サンデー系の筆頭・キングカメハメハ。3番手を堅実なハーツクライ・一発が大きいステイゴールド・仕上がりの早いダイワメジャーが争うかたちだった。そのディープとキンカメが亡くなり、いまは種牡馬戦国時代のまっただ中である

今年のリーディングサイアーを争うのはキンカメ後継のロードカナロアドゥラメンテロードカナロアは、まったくサンデーの血が入っていないこともあり、とにかく産駒数が多くて盤石に見えるが、牝馬アーモンドアイを除くと産駒は小粒で、めぼしい後継もサートゥルナーリアくらい。ドゥラメンテは大物を連発しているものの既に亡くなっており、後継はタイトルホルダーくらいになりそうだが、社台のバックアップが無い点はどうか(ドゥレッツァは今後の活躍次第)。

サンデー系では、グラスワンダーの孫であるモーリスも大いに期待されていた種牡馬だが、いまのところは事前に上がったハードルを越えられておらず、サイアーランキングでは7位に留まる。非サンデー系ではもう一頭、シンボリクリスエス産駒のエピファネイアも、初期からデアリングタクトエフフォーリアなどの大物を輩出して期待されたが、アベレージが低くて今年は9位に沈んでいる。

というわけで現在は「圧倒的な一強」はいないし、そうなれそうな種牡馬もいないので、まだ産駒が走っていないコントレイル・イクイノックス・タイトルホルダー・エフフォーリアといったあたりの活躍に期待するしかない。

2023-10-02

凱旋門賞終わったね

日本スルーセブンシーズが4着好走でした。

事前の予想として、案外好走するんじゃないか、という意見は多かったし、個人的にも5着前後は狙えてもおかしくはないなと思っていたので、見事に実力を発揮してくれたと思います

今回の好走の原因としてはやはり馬場、久々に雨が降らずほとんど良馬場と言っていい状態レースが行われたのが大きいです。

その他にも、

ステイゴールド系が好走する

体重が重すぎないほうがいい

・その時ベスト日本チャンピオンホースで臨むこと

あたりが好走の条件と事前に言われており、まさにピッタリはまった感じでしたね。

ステイゴールド系がなぜいいか?というと、生粋のスタミナ血統である、というのが一番の要因で、さらダートもいけるほど荒れた馬場重い馬場に強いというのもあり、さらには色々なことに動じにくい・環境の変化に強い気性があるようです。

気性難や癖馬も多いけど、我が道を行くタイプの癖馬なら海外遠征には強いんでしょうね。

あと、日本でやれることがあらかた終わってから、箔をつけに凱旋門に行くのではなく、やっぱり完全に旬な時に行かなきゃいけないのは改めて感じました。

スルーセブンシーズは最高のタイミングだったよね。

そして今回でやっぱり確信したこと

・数か月の滞在競馬のほうがよいのか問題

これは、他の国への遠征も直前輸送で結果が出ているのに、凱旋門だけ例外なはずはない、という考えが最近は主流だったけど、やはり今回のような2週間前輸送でも十分なのだろうと思います

・良馬場なら日本馬は強い

2400ではやはりヨーロッパの方が上で、日本馬の実力は単純に足りていないのでは説もあったけど、それも確かにある

でも、全然及ばないってことはない

オルフェーヴル級じゃなくても、うまく展開1つで勝てる馬は日本にもいるだろうというのは確信を深めた

ルメールがいい

やっぱりルメール日本馬への理解、ロンシャンへの理解が深く、現状、彼以外の騎手日本にのって凱旋門勝てる気はしない

ルメール世界トップと同等の最高の騎手だと思う

クリスチャンデムーロが乗ってくれるならそれでもいいと思うけども。


まとめ

とはいえ、かつて何度も2着もあり、4着はキズナもあり、スルーセブンシーズはそれらと変わらず4着どまりとも言える

何も進展はしていないかもしれない

でも、スルーセブンシーズより間違いなく強いイクイノックスを送っていたら、エースインパクトには負けたかもしれないけど、2-3着には入れたろうし、うまくいけばエースインパクトにも勝てた可能性は少し感じる

大将を温存してのこの結果はちょっと今後への期待感を増してくれた

1年後はまた新しい馬がトップホースになっているだろうし、それがステゴ系の小柄な馬であれば、ぜひまた挑戦して欲しいなと思う

2023-03-10

キンカメハーツステゴディープの主な産駒(GI 2勝以上)

キングカメハメハ産駒

ハーツクライ産駒

ステイゴールド産駒

ディープインパクト産駒

2022-01-15

[]ディクタスアイ

競走馬ディクタスからの子孫に受け継がれている目の特徴のこと。

馬の目は多くは黒一色なのだが、ディクタス一族は白目があることが多く、目を剥くと三白眼のように見える。

ディクタス一族の気性の激しさと相まって、めちゃくちゃ人相(馬相)が悪く見えてしまうのだった。

現在は、特にステイゴールドを通じてオルフェーヴルゴールドシップにこの特徴が受け継がれ、その数を増やしている。

正式名称としては「輪眼」といい、別にディクタス一族特有のものというわけではない。

2021-12-16

ウマ娘ならぬハガキ職人娘がもしできたとして

ラジオネームステイゴールドさんはラジオネームキンイロリョテイさんになるんですか?

気になって明日日の入りは16時40分ごろです。

2021-05-02

anond:20210502075054

競馬民「俺たちの民度ヤバイって、高すぎるって意味だよな?」

競馬場のガラスを割る

競馬場のトイレ注射器を捨てる

競馬場のトイレで剥き出し電線心臓に当て自害

・平気で床にゴミを捨てる

騎手殺害予告

エイダイクイン牧場ステイゴールドを付けろと恫喝

・繁養中のディープインパクト無許可で乗る

ビワハヤヒデウイニングチケットのたてがみを切断して持ち去る

牧場にカミソリと大量の白紙FAXを送りつける

テイエムオペラオーに石を投げつけたりたてがみを抜いたりする

給付金不正受給を指示した馬主がお咎め無し←new!

2021-04-10

下書きのまま書ききれていない増田紹介

シンエヴァ感想を中心に色々書いているのですが、どうも書ききれないので増田の種としてここに蒔きます

じゆうに書いて構いませんよ

エロガイ

エルガイムエロパロ同人誌にありそうなことを書く

エロ騎士、アンシュラチンポ、オッパイ(オージェ)などが登場する

チン(カン)を思いつきひときしり笑った後、カンエルガイムに出てきてないことを思い出し絶望して書くのを辞めた

ゴーショーグンを題材にしたイメクラを作ろう

タイトルだけ決めて何も書いてない

けどこの道に何かあるとは思っている、いつかちゃんと書きたい

ダンバインが一番面白い

事実からこの一文しかかけてない

是空とおるでも作れるシン・ガンパレード・マーチ

宮村優子繋がりで是空とおるがシンをする

タブリエ社長福井裕佳梨大好きおじさんが離婚して釣具Youtuberになってのを見てしまい悲しくて斉藤Kモノマネをして一晩過ごした

かねやんにシン・ラジオ大阪を作ってもらおう

ベルガモ普通に頑張ってるから茶化したくない

雁屋哲オフィシャルブログSkidamarink a dink a dink ~オーストラリア子育て

これを書くためだけに美味しんぼを読みに漫画喫茶に行って僕のヒーローアカデミアをなんの衒いも無しに楽しんだ

今村彩夏が復帰すればウマ娘ステイゴールド参戦できる説

ステイゴールドを調べれば調べるほどウマ娘に出て欲しくなりました

ウマ娘面白い

俺のタイムラインスーパークリークのR18ではないけど扇情的画像を流すな

鬼虫さんがブギーじゃなくて別の本を久住四季さんに渡した世界を考えよう

ミステリ作家Twitterネタを嬉々として書き込む自分が情けなくて、円居クルセイダーズ以下のゴミだとようやく自覚でき、Twitterを辞める決心がついたか

浅野真澄配偶者林原めぐみを独占するから、その歌詞に登場するものを手に入れれないのだ

スプレー缶で学校落書きしまくる二人を想像して、幸せになって欲しくなったか

メモリーズオフを遊んで志倉千代丸に近づこう

近づけないか

気づいた瞬間さめざめと泣いたわ

なれねえかなあ、志倉千代丸

ビーマイエンジェル替え歌

ゲートルーラーを救おう

俺はマジでこれを書き切らないとプリコネを遊ぶたびにあいつの顔が浮かんでしまうんだよなあ

サムシングドリームマルチメディアカウントダウン

生放送じゃなかったの!?!?

って俺マジであれから毎年驚いてる

俺が死ぬ時耳元で囁いてほしい

歌の評価こむちゃーとが真実

真実

いろんなアニメ聖地で暮らそう

アニメが好きすぎて聖地巡礼だけでなく移住してしまった人を紹介するコーナー

咲の阿知賀移住した人のブログを思い出して胸が痛くなって書くのを辞めた

みすてないでデイジー全話レビュー

配信サイト見つけられず一行も書けずに断念

GJ部

好き

フィリピンにおけるボルテスみたいなアニメを見つけよう

木星人ゲキガンガー、事実

モーレツ社員トライダー、自己投影

一つ目から脱線たから。

めしばな刑事タチバナ二次創作をしよう

したい

伊藤静の空の砂漠名曲じゃね?

じゃね?

Youtubeニコニコに「〇〇のキャラカラオケ行くとこうなる」みたいなタイトル声優カバーアップロードするやつ

ただにあるあるのコーナーになってしまった

もっと深い洞察がないとよくない

ユメミルクスリ主題歌「せかいさようなら」の出口はあちらと笑ううさぎとは誰なのか

今度は逆に一つに深すぎた

プレイしないと書けないと気づいたので一旦やめた

世界ノ全テ主題歌しか記憶にない

普通にそんなことなかった

5人目のビートルズにはなれないから、いろんな5人目を目指そう

12人目の増田で落とすことから逆算したので、道中が思いつかない

プリンニシテヤルノをウマ娘に参戦させよう

普通に弱いらしくて、無理そうだから

2021-03-01

ウマ娘に出てきてほしい名馬たち

シンザン

1961年まれ。史上2頭目三冠馬、そして史上初の五冠馬であるディープが登場するまでの史上最強馬といえばルドルフであり、そしてルドルフが登場するまではシンザンこそが史上最強馬だった。19戦15勝、2着4回。3着以下に負けたことがなく、そのわずかな敗戦トライアルばかりで「調教代わりに手を抜いて走っているのでは」とも言われた。ルドルフを超える神のごときカリスマを持った最強のウマ娘として出てきてほしい。

タケシバオー

1965年まれ。29戦して海外遠征を除けばすべて3着以内という強さを誇った怪物。驚くべきはそのレース選び。芝でもダートでも長距離でも短距離でも勝ちまくる。いわば強化版アグネスデジタルである。3200mの天皇賞春と1200mのスプリンターズステークスを両方勝っているのはタケシバオーだけであり、当時はシンザンと並ぶほどの評価を与えられていたらしい。豪放磊落って感じのウマ娘として出てきてほしい。

ハイセイコー

1970年まれ日本競馬史上においてオグリキャップと並ぶアイドルホース地方から中央競馬に殴りこんで連勝を重ねたのも同じ。しかハイセイコー皐月賞では勝ったもの日本ダービータケホープに敗れてしまう。実はハイセイコーは2000mまでの馬。馬場ダートのほうが合うと言われていた。マイル路線ダート路線もまだ整備されていない時代ハイセイコーは不利な戦いを強いられ、しかしそれにより更なる人気を獲得した。同性から人気があるタイプの不良っぽいウマ娘として出てきてほしい。

カブラヤオー

1972年まれツインターボメジロパーマーの究極形。人呼んで「狂気の逃げ馬」。とにかく最初から最後まで全力で逃げ続ける。しかもその戦法で9連勝して皐月賞ダービーの二冠馬となっているのである。なぜそんな極端な戦法をとっていたかというと、実は幼い頃に他馬に蹴られたトラウマのせいで、馬込みの中で走らせることができないからだった。狂気暴走と思いきや泣きながらいじめっ子から逃げていたわけで、この時点でもうウマ娘っぽい。

テンポイント

1973年まれ。「流星貴公子」と呼ばれたアイドルホースである競馬ではしばしば「三強」の構図が表れるが、テンポイントにもトウショウボーイグリーングラスという同世代の好敵手がいた。三頭とも出走したレースでは必ずワンツースリーを占め、三頭ともが年度代表馬になったという、稀有ライバル関係だった。そしてレース中に骨折予後不良となった名馬としてキーストンサイレンススズカと並んで語られることが多い。正統派イケメンウマ娘として出てきてほしい。

ミスターシービー

1980年まれ。(ウマ娘に)もう出てるだろ!って突っこまれそうだけど、個人的に大好きなので、まだゲームには実装されてないのを言い訳に紹介するわ。

ミスターシービーは史上三頭目三冠馬最後からまくって追い込む豪快な競馬身上で、皐月賞では泥んこの不良馬場を後方から差し切り、ダービー菊花賞では当時のセオリーをガン無視して勝ってしまった。とにかく破天荒でド派手な馬だというイメージがある。ルックスイケメンで、現役時はアイドルホースと言っていいくらいに人気があった。また、父親は「天馬トウショウボーイ母親はそのトウショウボーイと同じ新馬戦を走ったシービークインで、この母からミスターシービーしかまれていない。これも「初恋の馬に操を立てた」などとドラマチックに語られて人気の一因となった。

しかし悲しいことに、シービーの一歳年下には無敗の三冠馬シンボリルドルフがいた。シービーは皇帝と戦い、完膚なきまでに負けてしまう。ジャパンカップ有馬記念天皇賞春。いちども勝つことができなかった。当時の人気が忘れ去られた現在では、シービーは「史上最弱の三冠馬」などと言われてしまう始末である言い訳をすると、シービーは本質的には中距離馬だと言われており、ルドルフと戦った距離は得意としていなかった。また体質も弱く、菊花賞のあとは一年もの休養を余儀なくされており、古馬になってからは蹄がボロボロだったらしい。ゆえに私は、もしルドルフと同世代皐月賞を戦ったなら、彼はきっと皇帝を倒していただろうと信じてやまないのである

実にミスターシービーこそは、ディープインパクトのような走り、トウカイテイオーのようなアイドル性、ナリタブライアンのような悲劇性を兼ね備えた名馬だと思う。ウマ娘でもかっこよく描かれてほしい…早く実装してくれ…。

サニーブライアン

1994年まれ通称「サニブ」。ほとんど注目されずに皐月賞では11番人気。しかしそこでまんまと逃げ切ってしまう。誰もがフロック(まぐれ勝ち)だと思ったその次の日本ダービー皐月賞馬なのに7番人気。しかしサニブはまたしても逃げ切ってしまうのである。「これはもうフロックでもなんでもない!」という実況が有名だが、サニブはその直後にあっさり故障引退してしまったため、いまでも「サニブは本当に強かったのかどうか」で議論になるのだった。昼行灯な態度で周囲を油断させて実は有能みたいなウマ娘として出てきてほしい。

ステイゴールド

1994年まれ通称ステゴ」。GIでも好走するのに何故か1着が取れない「シルバーコレクター」の代表的存在としてファンから愛された。そして50戦目の香港遠征引退レースでついにGI勝利するのだから、作ったようにドラマチックである。が、ステゴの真の活躍それからだった。種牡馬として次々に超大物を輩出したのであるウマ娘アニメには「キンイロリョテイ」なんて名前で出ていたが、やはり実名で出てほしい大器晩成型の名馬だ。

クロフネ

1998年まれダービーがはじめて外国産馬にも開放された年の馬だったので「黒船から名付けられた。が、毛色は芦毛(白)である。有力馬としてダービーに出走したが勝てず、さまざまな巡り合わせからダートに出走したところ、驚異的なレコードで9馬身圧勝。次走のジャパンカップダートでも7馬身差でレコード勝利を収めたが、その直後に屈腱炎引退した。ダートではたった2走だけだったがその強さは鮮烈で、今なお「史上最強ダート馬」として支持されている。やはりまだまだダート馬が少ないのでダート最強格のウマ娘として出てきてほしい。

ヒシミラクル

1999年まれ10番人気で勝利した菊花賞。7番人気で勝利した天皇賞春。6番人気で勝利した宝塚記念GIを3勝もしているのに「強い馬」とはなかなか思われないムラのある個性派だった。特に有名なエピソードとして、宝塚記念ときヒシミラクル1000万円を賭けて的中させた通称ミラクルおじさん」の話がある。払い戻しは2億円だったという。まさに「奇跡」という言葉がよく似合う馬であるウマ娘としてはマチカネフクキタルあたりと仲良くやってほしい。

ロードカナロア

2008年まれサクラバクシンオーをも超える日本史上最強スプリンター香港スプリントを連覇した世界のロォォォォォォォォォォォドカナロア。異名は「龍王」。また種牡馬としても初年度から9冠牝馬アーモンドアイを送り出し、ディープ亡き後のリーディングサイアー最有力候補とみなされている。カレンチャンと同じ厩舎で、カレンチャンから距離路線王者の座を受け継いだので、ウマ娘でもそのあたりの絡みを見たいところである

ジャスタウェイ

2009年まれ馬主アニメ銀魂』の脚本家だったため、作中に登場する謎の爆弾ジャスタウェイ」の名前がつけられた。ググってもらうと分かるが完全にギャグである銀魂を知っているとネタ馬としか思えないが、しかし4歳時の天皇賞秋で突如として覚醒三冠牝馬ジェンティルドンナをぶっちぎって勝利した。中距離ではサイレンススズカ級の評価を受けている。最強12世代ウマ娘ではゴルシしかいないのは寂しい。社台系は無理でも個人馬主ジャスタウェイなら…。

キズナ

2010年まれ。生まれた翌年に東日本大震災が発生し、そのことで苦労した馬主が、関係者への感謝を込めて、震災復興スローガンである「絆」を、その年の一番馬に名付けたと言われている。皐月賞を捨ててまで狙った日本ダービー。1枠1番1人気。大外一気で見事に1着となり、父ディープインパクトの主戦だった武豊ダービー5勝目を贈った。とにかく主人公感がある。ウマ娘としては挫折してもめげない王道主人公っぽい感じで出てきてほしい。

2020-07-24

日本競馬史上の名種牡馬及び記憶されるべき種牡馬

1899-1922 インタグリオー

 1907輸入 小岩井農場

1905-19?? ダイヤモンドウェッディング(ダイヤモンドウェッヂング)

 1909輸入 奥羽種畜牧場

1905-1928 イボア

 1910輸入 十勝種馬牧場

1909-1930 ガロン

 1912輸入 奥羽種馬牧場

1911-19?? トリニチースクエーア

 19??輸入

19??-19?? ラシカッター

 19??輸入 奥羽種馬牧場

1912-1934 チャペルブランプトン

 19??輸入 下総御料牧場

19??-19?? ペリオン

 1921輸入 日高種馬牧場

1919-19?? クラックマンナン

 19??輸入

1922-19?? ミンドアー

 19??輸入

1922-1946 トウルヌソル

 1927輸入 下総御料牧場

1923-19?? レヴューオーダー

 19??輸入

1924-1953 シアンモア

 1927輸入 小岩井農場→1949移転 岩手県畜産試験場

1927-1951 ダイオライト

 1935輸入 下総御料牧場

1928-19?? ハクリュウ(父・ラシデヤー)

 19??供用

1929-19?? 大鵬(父・シアンモア

 19??供用

1930-1951 カブトヤマ(父・シアンモア

 1935供用 東北牧場

1930-19?? レイモン

 19??供用

1932-1956 月友(父・マンノウォー)

 1936供用 下総御料牧場

1931-1955 プリメロ

 1936輸入 小岩井農場

1932-1950 セフト

 1937輸入 日高種畜場

1936-1956 ステーツマン

 1936供用 社台牧場

1936-1953 クモハタ(父・トウルヌソル)

 1941供用 日高種馬牧場

1936-19?? トキノチカラ(父・トウルヌソル)

 1941供用?

1938-1965 セントライト(父・ダイオライト

 1942供用 小岩井農場→1949移転 岩手県畜産試験場

1939-1962 ミナミホマレ(父・プリメロ

 1943供用 太平牧場

1940-19?? トシシロ(父・ダイオライト

 19??供用

1946-1968 ヒンドスタン

 1955輸入 荻伏種馬

1946-1970 ソロナウェー

 1959輸入 

1947-1966 ライジングフレーム

 1953輸入 

1949-1974 ガーサント

 1961輸入 社台ファーム

1953-1982 チャイナロック

 1960輸入 

1953-1965 モンタヴァル

 1961輸入

1960-1985 ネヴァービート

 1963輸入

1960-1985 パーソロン

 1964輸入 新堀牧場

1961-19?? ファバージ

 19??輸入

1963-1987 テスコボーイ

 1967輸入 

1967-1991 アローエクスプレス(父・スパニッシュイクスプレス

 1972供用 マツケン農場

1967-1989 ディクタス

 1980輸入 社台ファーム

1971-2004 ノーザンテースト

 1975輸入 社台ファーム

1972-1994 ブレイヴェストローマン

 1979輸入 

1976-2004 モガミ

 1981輸入 シンボリスタリオンステーション

1973-1992 トウショウボーイ(父・テスコボーイ

 1978供用

1974-1997 マルゼンスキー(父・ニジンスキー

 1978供用

1975-2007 ミルジョージ

 19??輸入

1979-2004 リアルシャダイ

 1983輸入 社台ファーム

1983-2000 トニービン

 1989輸入 社台ファーム

1983-1999 ダンシングブレーヴ

 1991輸入 日本軽種馬協会

1984-2014 アフリート

 1994輸入 北海道ブリーダーズ・スタリオン・ステーション

1985-2013 ブライアンズタイム

 1989輸入 早田牧場→2002移転 アロースタッド

1985-2020 フォーティナイナー

 1996輸入

1986-2002 サンデーサイレンス

 1990輸入 社台ファーム

1988-2016 オペラハウス

 1994輸入 日本軽種馬協会

1989-2011 サクラバクシンオー(父・サクラユタカオー

1992-2015 フジキセキ(父・サンデーサイレンス

1993-2020 ダンスインザダーク(父・サンデーサイレンス

1994-2015 ステイゴールド(父・サンデーサイレンス

1998-2009 アグネスタキオン(父・サンデーサイレンス

1998-2015 マンハッタンカフェ(父・サンデーサイレンス

1998-____ クロフネ(父・フレンチデピュティ

1999-2020 シンボリクリスエス(父・クリスエス

1999-2017 ゴールドアリュール(父・サンデーサイレンス

2001-2019 キングカメハメハ(父・キングマンボ

2001-____ ハーツクライ(父・サンデーサイレンス

2001-____ ダイワメジャー(父・サンデーサイレンス

2002-2019 ディープインパクト(父・サンデーサイレンス

2006-____ ハービンジャー

 2011輸入 社台スタリオンステーション

2008-____ ロードカナロア(父・キングカメハメハ

 2014供用

2018-06-01

しばらく競馬から離れている人が知ったら驚きそうな最近競馬事情

大阪杯ホープフルステークスGIになっている

大阪杯は「春の中距離王決定戦」という位置付けで、春天宝塚記念とあわせて「春古馬三冠」を形成している。

ホープフルステークスは2歳の中距離路線向けということで、マイル路線朝日杯と区別され、阪神JFとあわせて2歳GIが三つあることになる。

海外レース馬券が買える

そのレース日本馬が出走するときにあわせて「海外馬券」として馬券を買えるようになった。

日本ダービー海外馬が出走できる

2010年以降、日本GIはすべて「国際GI」となっているので、ダービーとは言わず全てのGIで、ルール上は海外馬でも出走できる。

ジャパンカップでは10連続日本馬が勝利

ここ10年、外国馬は1着どころか3着以内すらない。

日本馬のレベルが上がったということもあるが、有力な海外馬がチャンピオンズデーやブリーダーズカップのほうを優先するという事情もある。

外国産馬の活躍も少ない

いわゆる「マル外」も、たまに短距離ダートGIを勝つくらいで、芝の中長距離路線で主役となった馬はやはり10年以上いない。

シンボリクリスエスタップダンスシチーあたりが最後か?)

史上最強スプリンターサクラバクシンオーではなくロードカナロア

ロードカナロアは史上初めて国内の短距離GI3連覇し、距離を伸ばして安田記念勝利さらに「凱旋門賞を勝つより難しい」と言われた香港スプリントを連覇した。

スプリントGI5勝は他に冠絶した記録で、スプリンターとして初の顕彰馬を期待されている。

史上最強マイラータイキシャトルではなくモーリス

モーリス安田記念マイルCSの両マイルGI制覇に加え、距離を伸ばして秋天勝利さら香港遠征してチャンピオンマイル香港マイル香港カップを制覇した。

ジャック・ル・マロワ賞を勝ったタイキシャトルの功績はいまなお讃えられるものの、実績ではモーリスがそれを上回ったとする声が多い。

史上最強牝馬ウオッカダイワスカーレットではなくジェンティルドンナ

下手をするとエアグルーヴあたりで知識が止まってる人もいそう。

ジェンティルドンナ牝馬三冠ジャパンカップ連覇、有馬記念ドバイシーマクラシックGIを7勝。

一つ上にオルフェーヴルが、同世代ゴールドシップジャスタウェイがいるなかで、獲得総賞金は牝馬史上最高。

顕彰馬にも選ばれている。

史上最強世代は98世代ではなく12世代

オールファンであれば、最強世代と言えばスペシャルウィークエルコンドルパサーグラスワンダーの98世代を思い浮かべるだろう。

しかし、98世代は有力馬の実働期間が短く、やや勝ち逃げ感が漂う。

12世代は、先に挙げた最強牝馬ジェンティルドンナに、GI6勝のゴールドシップ、中距離では世界最強と評されたジャスタウェイなどが揃う。

世代GI獲得数は史上最多で、特に同一GIの連覇が多く(必然としてGI2勝以上している馬が多い)、海外GIでの勝ちも複数ある。

印象で言えば異論もあるだろうが、実績では他世代を圧倒している。

最高獲得賞金馬テイエムオペラオーではなくキタサンブラック

馬主演歌歌手北島三郎ということで有名になったキタサンブラック

父はブラックタイド、母父サクラバクシンオーという地味すぎる血統

3歳秋からめきめきと実力をつけて菊花賞を勝ち、しばらくは「まぐれじゃないの?」と思われつつ(初めて一番人気になったのは4歳秋だった)、最終的にはGI7勝を積み上げた。

引退レース有馬記念勝利したことで、これまで一位だったテイエムオペラオーの獲得賞金を抜き去った。

ノーザンテースト父系は絶えている

2010年引退したマチカネタンホイザ最後ノーザンテースト種牡馬だった。

現在の主な種牡馬

サンデーサイレンスが亡くなった直後の2005年前後の馬が残った。

リーディングサイアーランキングはここ5年くらいディープインパクトが独走。

ディープインパクト産駒が今週末の英ダービーに出走する

ディープ産駒のサクソンウォリアーは、既に無敗で2000ギニー日本では皐月賞にあたる)を制しており、ダービーでも断然の一番人気。

馬主アイルランドクールモアグループだが、ダービーを勝てばクラシック三冠を狙うことを宣言しているらしい。

追記。

馬齢の数え方が変わった

のは2000年なのでだいぶ古いですね…

外国騎手短期免許ではなく通年免許を認められるようになった

というのは大きいですね。

ミルコ・デムーロクリストフ・ルメールはいまやJRA所属騎手です。

あと騎手関連で言えば、少し古い話ですが、地方所属だった騎手中央移籍することが増えたとか。

2003年安藤勝己正式移籍したのを皮切りに、内田博幸岩田康誠戸崎圭太らが中央移籍し、リーディングジョッキーを獲得しています

最強論争は荒れる

のはもちろんです。

もしリアルで話すとしたら慎重に、相手競馬を始めた年代を見極めて、当時の最強馬を持ち上げていきましょう。

キタサンブラック

追加しました。

地方交流GIも含めた最多GI勝利

は、ヴァーミリアンの9勝でも、ホッコータルマエ10勝でもなく、コパノリッキー11勝です。

2018-05-30

ウマ娘JRA無視されている

と思っている人達って意外にいるんだろうか。


けものフレンズとはコラボやったのに!など、

Umabiでのコラボ企画採用されないことを理由にして、そのようなことを言っている人を見かけたが、

あれはライトユーザー競馬に興味のない層を取りこむ企画から

元々競馬ファンが見ていると思われるウマ娘は題材としてあまり向いていない。


そもそもウマ娘CMレース間に競馬場でも流れている。

自身5月20日東京競馬場において、ターフビジョンで流れたのを確認した。

さらにいうと、来る6月3日GI安田記念の当日でもある)、東京競馬場ウマ娘特設ブースが設置される。

キャストを呼ぶイベントはないのだが、目立つ場所にそれなりの大きさのものが出来るので、

知らない競馬ファンに対して十分なアピールになるはずだ。

またタ―フィーショップという競馬グッズを扱う売店で、

ウマ娘キャラクターグッズも先行発売される。

競馬ファンが他の競馬グッズと合わせて買ってくれることを期待してのことだろう。


このようにJRAから無視されているというのは全くの誤解なのである

一方で立ち上げ時に許可どり等でやらかし、一部馬主の馬が出ていないのは間違いないので、

この辺の事情をなんとか解消し、キンイロリョテイがステイゴールドとして出演出来るよう願うばかりである

2016-10-07

競走馬の馬名

ダンス

20世紀最高の種牡馬ノーザンダンサーに由来することが多い。

など

ゴールド

海外では大種牡馬ミスタープロスペクター日本ではステイゴールドが有名。陽に当たると金色に輝く栗毛に多い。

など

フラッグ

ホイストザフラッグから続く、旗・紋章系の名前が付く一族

など

スカーレット

日本に輸入された牝馬スカーレットインク一族によく付けられる。

など

ローズ

日本に輸入された牝馬ローザネイから始まる血統によく付けられ、「薔薇一族」として有名。

など

2013-10-07

http://anond.hatelabo.jp/20131006133703

オルフェーブル負けちゃったねぇ。

斤量差があったとはいえ相手が強かった。

シルバーコレクターだったステイゴールドの血は争えないということか‥‥

2013-05-15

現代日本競馬三国志

時は2013年

長きに渡り競馬界を支配したサンデーサイレンスは既に倒れた。

後継たらんとしたアグネスタキオンも亡く、次いで頂点に立ったマンハッタンカフェ栄光も続かない。

そしていま、三頭の種牡馬が鼎立し、混迷極める競馬界の統一を目指して相争っている。

今回はその三頭の種牡馬三国志の各国になぞらえて紹介してみたい。

魏:ディープインパクト

現役時:

言わずと知れた無敗の三冠馬

最高の血統。圧倒的な実力。完璧な戦績。

しか赤壁ならぬ凱旋門賞で完敗してしまう。

まさしく曹操である

種牡馬入り後

2012年種牡馬リーディング第一位。

初年度から名将を輩出、二年目から三冠牝馬ジェンティルドンナが登場、数々の決戦を制した。

質・量ともに他国を圧倒し、サンデーサイレンス王朝後継者としての地位を確固たるものとしつつある。

呉:キングカメハメハ

現役時

南の島の大王さま、もとい江東小覇王

つの大きな戦いを圧勝するも病が判明し、若くして引退する。

まさしく孫策である

種牡馬入り後

2012年種牡馬リーディング第二位。

サンデーサイレンス王朝とは無関係出自を持ち、中央から地方にかけて独自の勢力を築き上げている。

近年サンデーサイレンス系の馬ばかりで近親交配がやばすぎるので非サンデーサイレンスのキンカメは貴重なのである

芝コースでもダートコースでも有力馬を輩出するオールマイティさは、まさに水陸で活躍した呉軍のごとくである

蜀:ステイゴールド

現役時

サンデーサイレンス王朝の血を引く良血。

舞台での惜敗を繰り返すも、引退戦で劇的な勝利。

から愛された晩成の名君。

まさしく劉備である

種牡馬入り後

2012年種牡馬リーディング第三位。

国力ではディープ・キンカメに大きく劣るものの、数少ない配下の中には大物が並ぶ。

三冠馬オルフェーヴル・二冠馬ゴールドシップは、さながら張飛関羽と言ったところ。




さて、若手の同世代最強決定戦、日本競馬最大のレースである「第80回日本ダービー」が、5/26(日)に開催される。

ディープインパクト産駒の「キズナ」とキングカメハメハ産駒の「コディーノ」の対決は、あてはめるなら魏の羊コ(祜)と呉の陸抗あたりか。

そして現役三強であるオルフェーヴル」「ジェンティルドンナ」「ゴールドシップ」が揃って出走する(予定の)「第54回宝塚記念」は6/23(日)。

ステイゴールド産駒の暴君か、ディープインパクト産駒の女傑か、赤壁か、定軍山か、はたまた五丈原の戦いか

近年稀に見る一大決戦となるだろう。

どうぞ御覧ください。

 
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