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はてなキーワード: たくじとは

2023-12-08

宝くじ売場に「大安と一粒万倍日のダブル開運デー」と書いてあった

なるほどこれで大勢宝くじ今日買えば、宝くじ業者にとっては「ダブル開運デーに買ったくじに当たりが出ました!」って言える確率が上がるわけか

ちなみに宝くじ期待値販売金額の半分だ

ワイは運に自信はないので投資信託にしておく

2022-10-11

anond:20221011165047

現代だとクジラ肉ってあんま食べる機会ないからなぁ

ジジババは昔の給食で出てきたクジラ肉の竜田揚げみたいなカチカチお肉しか印象にないだろうし

玉手は今回買ったくじらのすじ肉以外にもお刺身クジラ肉も売ってたから今度買ってみるわ

たけーけど

2022-09-13

anond:20220913191657

「は?男が普通だなんて聞いたことないぜ!」

「まったくじゃな」

2022-09-09

anond:20220909121750

千本氏(せんぼんし)は、那須七騎に列せられる日本氏族ひとつ

千本北(せんぼんきた)は、大阪府大阪市西成区にある町名

千本中(せんぼんなか)は、大阪府大阪市西成区にある町名

千本南(せんぼんみなみ)は、大阪府大阪市西成区にある町名

千本松原(せんぼんまつばら)は、松が植樹された水辺に付けられた名称で、静岡県岐阜県などにある。

千本引き - 紐の先に色々な景品が結び付けられており全ての紐を一ヶ所に束ねている為、何が当たるか判らないという工夫をした、紐を使ったくじ引き。

千本浜(せんぼんはま)は、静岡県沼津市海岸

千本山(せんぼんやま)は、高知県安芸郡馬路村にあり、海部山地西部にある標高1,084.5mの山である

加蘇山の千本かつら(かそさんのせんぼんかつら)は、栃木県鹿沼市にある加蘇山神社の奥の宮への参道に並んでいる、樹高約30メートル推定樹齢1000年と700年の2本からなる県内最大の桂の古木である

千本イチョウ(せんぼんイチョウ)は、千葉県市川市八幡葛飾八幡宮境内にある国の天然記念物指定されたイチョウの巨樹である

最上川千本だんご(もがみがわせんぼんだんご)は、山形県北村山郡大石田町にある和菓子店舗

菊池千本槍(きくちせんぼんやり)は、太刀洗と共に、九州豪族菊池氏の勇猛さ、及び武士精神を表す言葉である

千本城 (せんぼんじょう)

2022-08-19

anond:20220818053625

これはガチリアルな話だが、昭和30年ごろまで本当に

基本的子供を産んだ方が経済的に得をする社会 」だった(実話)

何が得だったかって? {家内労働力が増える」だよ!!!

20世紀の中期までほとんどの世帯農家自営業個人商店漁師とか)

みたいな「家業」だったから家父長を中心に妻も子供も一緒に働くものだった

そしたら当然タダで使える従業員は多いほうがいいよね

それでどこの家も子供を5人も6人も生んだ(乳児死亡率も高かったし)

……しかぁし! 高度経済成長期以降、みんなサラリーマン世帯になった

子供は働かせるものではなく20歳ぐらいまで長々と学校に通わせるものになった

だって学歴がないと就職できない、おかげで養育費がかかって仕方ないのが現代

まり産業構造農村社会に戻すのが少子化解決の最大の策!!

実際にアフリカ最貧国は今でも一世帯に子供が5人も6人もいるではないか

ただし、それでは国際的経済競争にはついて行けずに国全体が貧しくなる

独身や子無しは別に好んでやってるぜいたくじゃねえんだよ

産業構造が変わって子供を持つことの損益基準が昔と変わったのが原因

これは近代個人主義思想とかフェミとか左翼かいっさい関係ない

文句なら蒸気機関株式会社発明した奴に言ってくれ(英国元凶

2022-02-20

就労継続支援A型事業所がヤヴァイ

種々の事情A型事業所を利用している。

とにかくヤヴァイ(語彙力)のでヤヴァイ事象を書き連ねたいと思う。

利用者非常識な人たちばかり

勤務中に帽子を被っている。勤務中の激しい私語。休み時間学生みたいに騒ぐ。咳をするとき口に手を当てない。同僚の悪口職場で大声で言う。明らかな社会不適合者で他人を激しく攻撃する。事業所周辺で路上喫煙する。女性利用者に付き纏う男性利用者。いつも頭がフケだらけの人がいる。枚挙に暇がない。

非常識さと頭の悪さ(後述)に起因するトラブルも多発する。

例えば私が通う事業所では「くじを作る」という仕事がある。

餃子の皮ほどの正方形の紙を二つ折りにし、ホチキスで止めてくじを作る。ゲーセンに納めるものだ。

各人が黙々とくじを作り、仕事を締める段になるとそれらの合計を出していくつ作ったのか記録を残す。

ただ作ったくじの数を足し合わせるだけなのだが、ある日利用者間でトラブルに発展した。

集計方法を巡って大声で罵り合う喧嘩にまでなった。ただの足し算に集計方法の違いなど存在するのか疑問だが、A型では常人理解を超える問題が頻発する。

頭が悪い

私が通う事業所では冷凍餃子販売もやっているのだが、その宣伝に使う(ポスティングする)チラシを作ったことがある。

2部のA4版の紙を重ねてホチキスめして1部のチラシを作る。

A型利用者の知能は恐ろしく低い。ホチキス止めが終わったらなぜか「出来上がったチラシの部数を数える」と言い出した。

チラシを商品としてどこかに納めるとかなら部数を数える意味も分かるが、自社の宣伝のため自社周辺の民家に投下するチラシである。枚数を数える意味はない。

しかし私も大人なので付き合ったというか調子を合わせた。

で、刷り数500に対してチラシは490部くらいだった。一応職員が足りない部数を追加でプリントアウトすることになった。

普通なら話はこれでしまいであるのだが、ここは狂気A型事業所である

""なんとなく気持ちいから数え直す""と一部の利用者が言い始め、本当に数え直しを始めた。

私は職員に「頭おかしいから止めてくれ」と訴えたのだが、「ここには色々な人がいるから」という謎の理由ストップはかからなかった。

トレーディングカード仕分けをやったときも衝撃的な人がいた。

仕分けルール(カードの向きを揃えましょうなど)を何回説明しても正しく仕分けできないのだ。

何度も説明してその人が「カードの表裏、上下といった概念理解できない」ことに気づいたとき愕然とした。

境界知能とか軽度知的障害の人がたぶんここにはたくさんいる。

作業のための作業

リサイクルショップに納品するアニメグッズの詰め合わせを作る仕事があった。

リサイクルショップからは「鬼滅の刃のグッズは入れちゃダメ」とか「呪術廻戦のグッズはまとめて梱包してくれ」とかいくつかの指示があるのだが、それらの指示が作業をする利用者に正確に伝達されなかった。

リサイクルショップ職員利用者という順番で指示が伝わらなければいけないのだが、職員ちゃんと指示を利用者に伝えないのである

当然、作業は何度もやり直しを食らう。この詰め合わせは鬼滅の刃が入っているからやり直しなどと言われ、同じ詰め合わせ作業を5回くらいやらされた。

ほとんど虐待に近いと思うのだが、A型事業所には採算という概念がないためこうした非効率放置される。

ボールペンの組み立て作業などもそうだ。

うちでは6〜7人のチームで1000本のペンを4時間で組み立てる。

最低賃金(950円くらい)×6〜7人×4時間=22800〜26600円ほどのコストがかかる。

だがボールペンを1000本組み立てて業者からもらえる金は500〜1000円ほど。無茶苦茶な話である

A型行政からもらう補助金で成り立っている事業なので、利用者が通所してくれればもうそれで十分なのだ

まとめ

あるA型事業所見学したとき職員に「A型事業所に来てはダメ就職できなくなる。一般就労したいなら就労移行支援事業所に行くべき」と力説されたことがあった。

まぁ、そうだよな。私が経営者だったら、こんないい加減なところから人を採りたいなんて思わない。

この増田を読んでる人たちに伝えたいことも""そういうこと""だよ。

2021-10-22

日本共産党衆院選候補者選挙違反タスキ」リスト

公示前に名前のタスキをつけて街頭に立った選挙違反候補者リスト

ぜったいに当選させないようにしてほしい

他にもいたら、追加してください

 

衆議院選挙 候補者

太田彩花 東京16区予定候補  ★違反タスキ(9/28

笠井亮 比例東京ブロック予定候補 ★違反タスキ(9/30事)

京都府 穀田恵二 ★違反タスキ(9/23

西之原修斗 北海道ブロック  ★違反タスキ(9/23

木村たくじ 福岡1区 ★違反タスキ(9/28

池内さおり 東京12区  ★違反タスキ(10/2)

宮本たけし 大阪5区 ★違反タスキ (10/10)

河野一弘 福岡6区 ★違反タスキ (10/15)

ちさか拓晃 京都2区 ★違反タスキ (10/16)

2021-10-19

日本共産党衆院選予定候補者選挙違反タスキチャレンジ」(終了!)

公示前の風物詩日本共産党予定候補者達のタスキチャレンジが、公示で終了!

 

全員達成できた? 残念だ。来年参院選では、ぜひ、全員達成してほしい。

 

衆議院選挙 予定候補者

 

太田彩花 東京16区予定候補  ★違反タスキチャレンジ達成!(9/28

 

笠井亮 比例東京ブロック予定候補 ★違反タスキチャレンジ達成!(9/30しんぶん赤旗記事

 

宮本徹 比例東京ブロック東京20区重複予定候補 (タスキの文字不明 9/30しんぶん赤旗

 

京都府 穀田恵二 ★違反タスキチャレンジ達成!(9/23

 

西之原修斗 北海道ブロック  ★違反タスキチャレンジ達成!(9/23

 

木村たくじ 福岡1区 ★違反タスキチャレンジ達成!(9/28

 

池内さおり 東京12区  ★違反タスキチャレンジ達成!(10/2)

 

宮本たけし 大阪5区 ★違反タスキチャレンジ達成! (10/10)

 

河野一弘 福岡6区 ★違反タスキチャレンジ達成! (10/15)

 

ちさか拓晃 京都2区 ★違反タスキチャレンジ達成! (10/16)

2021-10-18

日本共産党衆院選予定候補者選挙違反タスキチャレンジ」(その3)

公示前の風物詩日本共産党予定候補者達のタスキチャレンジを記録!

 

ぞくぞくと達成してるぞ! 全員頑張れ! 情報募集中

 

衆議院選挙 予定候補者

 

太田彩花 東京16区予定候補  ★違反タスキチャレンジ達成!(9/28

 

笠井亮 比例東京ブロック予定候補 ★違反タスキチャレンジ達成!(9/30しんぶん赤旗記事

 

宮本徹 比例東京ブロック東京20区重複予定候補 (タスキの文字不明 9/30しんぶん赤旗

 

京都府 穀田恵二 ★違反タスキチャレンジ達成!(9/23

 

北海道ブロック 西之原修斗 ★違反タスキチャレンジ達成!(9/23

 

木村たくじ 福岡1区 ★違反タスキチャレンジ達成!(9/28

 

池内さおり 東京12区  ★違反タスキチャレンジ達成!(10/2)

 

宮本たけし 大阪5区 ★違反タスキチャレンジ達成! (10/10)

 

河野一弘 福岡6区 ★違反タスキチャレンジ達成! (10/15)

 

ちさか拓晃 京都2区 ★違反タスキチャレンジ達成! (10/16)

2021-09-13

宝くじで1億当たった

どうしようもない。地元の小さな宝くじ屋で買ったら当たってしまった。

当籤番号何回も見返してって震えてる。マジで

15日が給料日で支払日もその日なので、給料におまけでこれがくっついてくるのかと思うと怖い。

さあどうしたものか。分かりもしない。

かつて2015年だか、その辺りに高額当籤増田がいたからその記事を読んでも目が滑る滑る

当日からまるで寝れなくて3徹した。金曜は休んだ。金土日が破滅した。今日出勤できるかわからない。

彼の7分の1の額なのにこんなに震えてる。小心者だ。

奇しくもあの増田とほぼ同じ27歳で、私もキモオタちょっとばかし文章オタクやってるくらいで彼とはだいぶ違うけど。

彼と同じく私も誰にも言わないでいる。言えるわけない。

使い途もちょっと思い浮かばない。というか趣味勉強も手につかないし、今日会議で何言うべきか何報告すべきかが全部吹っ飛んだ。

どうしよう、落ち着かない。

使い途今考えた。

奨学金が一括返済の督促状が届いたのでそれをまずは返す

・亡き母の病院入院費料が払えてないので払う

・母の墓を買う(納骨できてない)

……これくらいしかかばない。本気で。

でもこれで大体10分の1は出ていきそう。どうだろう、頭が狂って金勘定ができない。

これから私はどうしたいのだろう。どうすべきかわからない。

とりあえず実家暮らし継続する。恋人がいるけどこのことは絶対言えない。

父親にも申し訳ないけど言えない。

友人たちは出世してるし彼らは稼ぎがいいから奢るとかも考えない。奢られてる側だし。

どうしたらいいんだマジで

CS出身から経済とか金融とか学んでこなかったし、今からでも勉強すべきか。

どうすれば泡銭にならずに済むか。

件の増田には返信で「10年保持せよ」とあったが多分私のこの調子だと1年もたない。

ああ、寝れない。寝れなくて視界が歪む。キーボードがおぼつかない。

寝落ち通話してた彼女の寝息が心底安らかで羨ましい。

父親が出勤する音が聞こえる。この土日、ずっと気が気でなかった。

私は分かりやす性格からバレるんじゃないかとヒヤヒヤだった。バレてるかもしれない。

怖い。本気で怖い。

私は精神疾患持ちだけど、よく「金が降って沸いたら精神疾患なんて吹っ飛ぶよ」って言説があるが、あれは私に関しては誤りだと断言できる。

当籤してから精神不安定だし、まだ現物がないから実感も湧かない。

あるのは当籤したくじの紙とタブレットに表示されている当籤番号。

マジで勘弁してくれ。嬉しいのは嬉しいけど、こんな大金運用できないよ。

怖いよ。

2021/09/13 4:15 追記

父親が出勤した。やっと安心できる。

全然冷静にならない脳みそを回転させて今何すべきかを考えるけどやっぱり何も浮かばない。

病院に支払う。奨学金を返済する。以外にどうしろと言うのか。

月5万を本に費やしてるけど、それで懐を痛めなくなって快いのは確かかもしれない。

でも怖い。怖いよ。

2021/09/16 2:46 追記

なんか色んなコメントが来た。怖い。

大筋に分類して返信する。

奨学金が一括返済の督促状が来ているのに月5万も書籍に費やしてるそのチグハグさは何

本を読んでないと心が落ち着かない。診断は降りてないけど強迫性障害か何かなのかもしれない。

小学校時代からずっと本を読むのが好きで両親に買い与えられてた。

学部に入ってから高い本を買うようになって、ニートだった頃も月5万父親に払ってもらって本を読み漁ってた。

その割にこんな、みんなに言わせれば端金の運用方法もわからないんじゃ、私って何してきたんだろうね。凹む。

投資しろ 分散しろ 銀行に預けるな ニーサデコ 色々横文字

ありがたい。投資のこと何も知らないから少しでも選択肢存在することを確認できたのは福音だった。みんなありがとう

まずは銀行に行けたらいいんだけど……。

毒親なのか?

神親です。親ガチャSSR引いたと思うくらいいい親でした(母親も)。

でも言えないのはやっぱり豹変したりなんかして壊れるのが怖いから。

当事者である私がもうこんなになってるのに親が知ったらどうなるかわからない。だから言えない。

墓の代金や病院の代金は、私が通院している病院からです。

私が通院に行くたびに「お母さんの……」って言われるので、それがストレスではやくなんとかしたいのです。

・もうバレてるよ

バレてると思う。バレてる前提で生活してるから、お父さんとも会話がおかしくなる。

上の空、鉄砲耳、何もできない。

お父さんは鬱が悪化したとか会社で何かあったんじゃないかとか勘違いし始めてる。

そうじゃない、そうじゃないんだよ。

近況は、昨日(水曜日)銀行に行こうと思ったけど足が震えて立てなくて、恥ずかしくも汚い話、便失禁するまで廊下で転がってた。

会社も休んでしまった。一昨日(火曜日)は行けた。

なんとかうんちは片付けたけど、本当何してんだ感がすごくて、自己嫌悪無能感と絶望感でずっと泣いてた。

銀行行って換金したら吐いちゃうんじゃないか

そんな感じです。寝れたかと言うと、やっぱりまだ寝れてないです。

2021-09-11

ついステの一番くじ?っぽいのを女ヲタが3人で全部まとめ買いして引いてた

ラストワンのでっかいぬいぐるみもあった

調べたら昨日からはじまってたくじなのね

ちなみに女ヲタリュックマスコット入れたりしてたけど見た目はそこまでめっちゃオタクって感じではなかった

髪も染めてたし

でも全体からにじみ出てたオーラオタクっぽさ全開だった

グッズ買うの楽しそうだなと

ヲタ友とキャッキャ言いながら買うの楽しいだろうな

2021-08-26

anond:20210826212100

海外アマチュア数学者確率論的にくじを当てる方法を導き出して本当に大当たりさせていたとかいうのがあったよな。ちょっと変わったくじだったはずだけど。それが発覚して発売中止になったんだよな。

2021-04-07

anond:20210407173339

でも「○○」が「二次エロ」とか「ラブドール」とかでもフェミニストはたたくじゃん?

分配可能かどうかとか人間がどうかとか実はそんなに重要じゃないと思う

2021-03-22

鹿

そのとき西にしのぎらぎらのちぢれた雲くものあひだから夕陽ゆふひは赤あかくなゝめに苔こけの野原のはらに注そゝぎ、すすきはみんな白しろい火ひのやうにゆれて光ひかりました。わたくしが疲つかれてそこに睡ねむりますと、ざあざあ吹ふいてゐた風かぜが、だんだん人ひとのことばにきこえ、やがてそれは、いま北上たかみの山やまの方はうや、野原のはらに行おこなはれてゐ鹿踊しゝおどりの、ほんたうの精神せいしんを語かたりました。

 そこらがまだまるつきり、丈たけ高たかい草くさや黒くろい林はやしのままだつたとき、嘉十かじふはおぢいさんたちと北上川きたかみがはの東ひがしから移うつつてきて、小ちいさなはたけを開ひらいて、粟あはや稗ひえをつくつてゐました。

 あるとき嘉十かじふは、栗くりの木きから落おちて、少すこし左ひだりの膝ひざを悪わるくしました。そんなときみんなはいつでも、西にしの山やまの中なかの湯ゆの湧わくとこへ行いつて、小屋こやをかけて泊とまつて療なほすのでした。

 天気てんきのいゝ日ひに、嘉十かじふも出でかけて行いきました。糧かてと味噌みそと鍋なべとをしよつて、もう銀ぎんいろの穂ほを出だしたすすきの野原のはらをすこしびつこをひきながら、ゆつくりゆつくり歩あるいて行いつたのです。

 いくつもの小流こながれや石原いしはらを越こえて、山脈さんみやくのかたちも大おほきくはつきりなり、山やまの木きも一本いつぽん一本いつぽん、すぎごけのやうに見みわけられるところまで来きたときは、太陽たいやうはもうよほど西にしに外それて、十本じつぽんばかりの青あをいはんのきの木立こだちの上うへに、少すこし青あをざめてぎらぎら光ひかつてかかりました。

 嘉十かじふは芝草しばくさの上うへに、せなかの荷物もつをどつかりおろして、栃とちと粟あわとのだんごを出だして喰たべはじめました。すすきは幾いくむらも幾いくむらも、はては野原のはらいつぱいのやうに、まつ白しろに光ひかつて波なみをたてました。嘉十かじふはだんごをたべながら、すすきの中なかから黒くろくまつすぐに立たつてゐる、はんのきの幹みきをじつにりつぱだとおもひました。

 ところがあんまり一生いつしやうけん命めいあるいたあとは、どうもなんだかお腹なかがいつぱいのやうな気きがするのです。そこで嘉十かじふも、おしまひに栃とちの団子だんごをとちの実みのくらゐ残のこしました。

「こいづば鹿しかさ呉けでやべか。それ、鹿しか、来きて喰け」と嘉十かじふはひとりごとのやうに言いつて、それをうめばちさうの白しろい花はなの下したに置おきました。それから荷物もつをまたしよつて、ゆつくりゆつくり歩あるきだしました。

 ところが少すこし行いつたとき、嘉十かじふはさつきのやすんだところに、手拭てぬぐひを忘わすれて来きたのに気きがつきましたので、急いそいでまた引ひつ返かへしました。あのはんのきの黒くろい木立こだちがぢき近ちかくに見みえてゐて、そこまで戻もどるぐらゐ、なんの事ことでもないやうでした。

 けれども嘉十かじふはぴたりとたちどまつてしまひました。

 それはたしかに鹿しかのけはひがしたのです。

 鹿しかが少すくなくても五六疋ぴき、湿しめつぽいはなづらをずうつと延のばして、しづかに歩あるいてゐるらしいのでした。

 嘉十かじふはすすきに触ふれないやうに気きを付つけながら、爪立つまだてをして、そつと苔こけを踏ふんでそつちの方はうへ行いきました。

 たしかに鹿しかはさつきの栃とちの団子だんごにやつてきたのでした。

「はあ、鹿等しかだあ、すぐに来きたもな。」と嘉十かじふは咽喉のどの中なかで、笑わらひながらつぶやきました。そしてからだをかゞめて、そろりそろりと、そつちに近ちかよつて行ゆきました。

 一むらのすすきの陰かげから、嘉十かじふはちよつと顔かほをだして、びつくりしてまたひつ込こめました。六疋ぴきばかりの鹿しかが、さつきの芝原しばはらを、ぐるぐるぐるぐる環わになつて廻まはつてゐるのでした。嘉十かじふはすすきの隙間すきまから、息いきをこらしてのぞきました。

 太陽たいやうが、ちやうど一本いつぽんのはんのきの頂いたゞきにかかつてゐましたので、その梢こずゑはあやしく青あをくひかり、まるで鹿しかの群むれを見みおろしてぢつと立たつてゐる青あをいいきもののやうにおもはれました。すすきの穂ほも、一本いつぽんづつ銀ぎんいろにかがやき、鹿しかの毛並けなみがことにその日ひはりつぱでした。

 嘉十かじふはよろこんで、そつと片膝かたひざをついてそれに見みとれました。

 鹿しかは大おほきな環わをつくつて、ぐるくるぐるくる廻まはつてゐましたが、よく見みるとどの鹿しかも環わのまんなかの方はうに気きがとられてゐるやうでした。その証拠しようこには、頭あたまも耳みゝも眼めもみんなそつちへ向むいて、おまけにたびたび、いかにも引ひつぱられるやうに、よろよろと二足ふたあし三足みあし、環わからはなれてそつちへ寄よつて行ゆきさうにするのでした。

 もちろん、その環わのまんなかには、さつきの嘉十かじふの栃とちの団子だんごがひとかけ置おいてあつたのでしたが、鹿しかものしきりに気きにかけてゐるのは決けつして団子だんごではなくて、そのとなりの草くさの上うへにくの字じになつて落おちてゐる、嘉十かじふの白しろい手拭てぬぐひらしいのでした。嘉十かじふは痛いたい足あしをそつと手てで曲まげて、苔こけの上うへにきちんと座すはりました。

 鹿しかめぐりだんだんゆるやかになり、みんなは交かはる交がはる、前肢まへあしを一本いつぽん環わの中なかの方はうへ出だして、今いまにもかけ出だして行いきさうにしては、びつくりしたやうにまた引ひつ込こめて、とつとつとつとつしづかに走はしるのでした。その足音あしおとは気きもちよく野原のはらの黒土くろつちの底そこの方はうまでひゞきました。それから鹿しかどもはまはるのをやめてみんな手拭てぬぐひのこちらの方はうに来きて立たちました。

 嘉十かじふはにはかに耳みゝがきいんと鳴なりました。そしてがたがたふるえました。鹿しかもの風かぜにゆれる草穂くさぼのやうな気きもちが、波なみになつて伝つたはつて来きたのでした。

 嘉十かじふはほんたうにじぶんの耳みゝを疑うたがひました。それは鹿しかのことばがきこえてきたからです。

「ぢや、おれ行いつて見みで来こべが。」

「うんにや、危あぶないじや。も少すこし見みでべ。」

こんなことばもきこえました。

「何時いつだがの狐きつねみだいに口発破くちはつぱなどさ罹かゝつてあ、つまらないもな、高たかで栃とちの団子だんごなどでよ。」

「そだそだ、全まつたぐだ。」

こんなことばも聞ききました。

「生いぎものだがも知しれないじやい。」

「うん。生いぎものらしどごもあるな。」

こんなことばも聞きこえました。そのうちにたうたう一疋ぴきが、いかにも決心けつしんしたらしく、せなかをまつすぐにして環わからはなれて、まんなかの方はうに進すゝみ出でました。

 みんなは停とまつてそれを見みてゐます

 進すゝんで行いつた鹿しかは、首くびをあらんかぎり延のばし、四本しほんの脚あしを引ひきしめ引ひきしめそろりそろりと手拭てぬぐひに近ちかづいて行いきましたが、俄にはかにひどく飛とびあがつて、一目散もくさんに遁にげ戻もどつてきました。廻まはりの五疋ひきも一ぺんにぱつと四方しはうへちらけやうとしましたが、はじめの鹿しかが、ぴたりととまりましたのでやつと安心あんしんして、のそのそ戻もどつてその鹿しかの前まへに集あつまりました。

「なぢよだた。なにだた、あの白しろい長ながいやづあ。」

「縦たてに皺しはの寄よつたもんだけあな。」

「そだら生いぎものだないがべ、やつぱり蕈きのこなどだべが。毒蕈ぶすきのこだべ。」

「うんにや。きのごだない。やつぱり生いぎものらし。」

「さうが。生いぎもので皺しわうんと寄よつてらば、年老としよりだな。」

「うん年老としよりの番兵ばんぺいだ。ううはははは。」

「ふふふ青白あをじろの番兵ばんぺいだ。」

「ううははは、青あをじろ番兵ばんぺいだ。」

「こんどおれ行いつて見みべが。」

「行いつてみろ、大丈夫だいじやうぶだ。」

「喰くつつがないが。」

「うんにや、大丈夫だいじやうぶだ。」

そこでまた一疋ぴきが、そろりそろりと進すゝんで行いきました。五疋ひきはこちらで、ことりことりとあたまを振ふつてそれを見みてゐました。

 進すゝんで行いつた一疋ぴきは、たびたびもうこわくて、たまらないといふやうに、四本ほんの脚あしを集あつめてせなかを円まろくしたりそつとまたのばしたりして、そろりそろりと進すゝみました。

 そしてたうたう手拭てぬぐひのひと足あしこつちまで行いつて、あらんかぎり首くびを延のばしてふんふん嚊かいでゐましたが、俄にはかにはねあがつて遁にげてきました。みんなもびくつとして一ぺんに遁にげださうとしましたが、その一ぴきがぴたりと停とまりましたのでやつと安心あんしんして五つの頭あたまをその一つの頭あたまに集あつめました。

「なぢよだた、なして逃にげで来きた。」

「噛かぢるべとしたやうだたもさ。」

「ぜんたいなにだけあ。」

「わがらないな。とにかぐ白しろどそれがら青あをど、両方りやうはうのぶぢだ。」

「匂にほひあなぢよだ、匂にほひあ。」

「柳やなぎの葉はみだいな匂にほひだな。」

「はでな、息いぎ吐つでるが、息いぎ。」

「さあ、そでば、気付きつけないがた。」

「こんどあ、おれあ行いつて見みべが。」

「行いつてみろ」

三番目ばんめの鹿しかがまたそろりそろりと進すゝみました。そのときちよつと風かぜが吹ふいて手拭てぬぐひがちらつと動うごきましたので、その進すゝんで行いつた鹿しかはびつくりして立たちどまつてしまひ、こつちのみんなもびくつとしました。けれども鹿しかはやつとまた気きを落おちつけたらしく、またそろりそろりと進すゝんで、たうたう手拭てぬぐひまで鼻はなさきを延のばした。

 こつちでは五疋ひきがみんなことりことりとお互たがひにうなづき合あつて居をりました。そのとき俄にはかに進すゝんで行いつた鹿しかが竿立さをだちになつて躍をどりあがつて遁にげてきました。

「何なして遁にげできた。」

「気味悪きびわりぐなてよ。」

「息いぎ吐つでるが。」

「さあ、息いぎの音おどあ為さないがけあな。口くぢも無ないやうだけあな。」

「あだまあるが。」

「あだまもゆぐわがらないがつたな。」

「そだらこんだおれ行いつて見みべが。」

四番目よばんめの鹿しかが出でて行いきました。これもやつぱりびくびくものです。それでもすつかり手拭てぬぐひの前まへまで行いつて、いかにも思おもひ切きつたらしく、ちよつと鼻はなを手拭てぬぐひに押おしつけて、それから急いそいで引ひつ込こめて、一目いちもくさんに帰かへつてきました。

「おう、柔やつけもんだぞ。」

「泥どろのやうにが。」

「うんにや。」

「草くさのやうにが。」

「うんにや。」

ごまざいの毛けのやうにが。」

「うん、あれよりあ、も少すこし硬こわぱしな。」

「なにだべ。」

「とにかぐ生いぎもんだ。」

「やつぱりさうだが。」

「うん、汗臭あせくさいも。」

「おれも一遍ひとがへり行いつてみべが。」

 五番目ばんめの鹿しかがまたそろりそろりと進すゝんで行いきました。この鹿しかはよほどおどけもののやうでした。手拭てぬぐひの上うへにすつかり頭あたまをさげて、それからいかにも不審ふしんだといふやうに、頭あたまをかくつと動うごかしましたので、こつちの五疋ひきがはねあがつて笑わらひました。

 向むかふの一疋ぴきはそこで得意とくいになつて、舌したを出だして手拭てぬぐひを一つべろりと甞なめましたが、にはかに怖こはくなつたとみえて、大おほきく口くちをあけて舌したをぶらさげて、まるで風かぜのやうに飛とんで帰かへつてきました。みんなもひどく愕おどろきました。

「ぢや、ぢや、噛かぢらへだが、痛いたぐしたが。」

「プルルルルルル。」

「舌した抜ぬがれだが。」

「プルルルルルル。」

「なにした、なにした。なにした。ぢや。」

「ふう、あゝ、舌した縮ちゞまつてしまつたたよ。」

「なじよな味あじだた。」

「味あじ無ないがたな。」

「生いぎもんだべが。」

「なじよだが判わからない。こんどあ汝うなあ行いつてみろ。」

「お。」

 おしまひの一疋ぴきがまたそろそろ出でて行いきました。みんながおもしろさうに、ことこと頭あたまを振ふつて見みてゐますと、進すゝんで行いつた一疋ぴきは、しばらく首くびをさげて手拭てぬぐひを嗅かいでゐましたが、もう心配しんぱいもなにもないといふ風ふうで、いきなりそれをくわいて戻もどつてきました。そこで鹿しかはみなぴよんぴよん跳とびあがりました。

「おう、うまいうまい、そいづさい取とつてしめば、あどは何なんつても怖おつかなぐない。」

「きつともて、こいづあ大きな蝸牛なめくづらの旱ひからびだのだな。」

「さあ、いゝが、おれ歌うだうだうはんてみんな廻まれ。」

 その鹿しかはみんなのなかにはいつてうたひだし、みんなはぐるぐるぐるぐる手拭てぬぐひをまはりはじめました。

「のはらのまん中なかの めつけもの

 すつこんすつこの 栃とちだんご

 栃とちのだんごは   結構けつこうだが

 となりにいからだ ふんながす

 青あをじろ番兵ばんぺは   気きにかがる。

  青あおじろ番兵ばんぺは   ふんにやふにや

 吠ほえるさないば 泣なぐもさな

 瘠やせで長ながくて   ぶぢぶぢで

 どごが口くぢだが   あだまだが

 ひでりあがりの  なめぐぢら。」

 走はしりながら廻まはりながら踊おどりながら、鹿しかはたびたび風かぜのやうに進すゝんで、手拭てぬぐひを角つのでついたり足あしでふんだりしました。嘉十かじふの手拭てぬぐひはかあいさうに泥どろがついてところどころ穴あなさへあきました。

 そこで鹿しかめぐりだんだんゆるやかになりました。

「おう、こんだ団子だんごお食くばがりだぢよ。」

「おう、煮にだ団子だぢよ。」

「おう、まん円まるけぢよ。」

「おう、はんぐはぐ。」

「おう、すつこんすつこ。」

「おう、けつこ。」

 鹿しかそれからみんなばらばらになつて、四方しはうから栃とちのだんごを囲かこんで集あつまりました。

 そしていちばんはじめに手拭てぬぐひに進すゝんだ鹿しかから一口ひとくちづつ団子だんごをたべました。六疋ぴきめの鹿しかは、やつと豆粒まめつぶのくらゐをたべただけです。

 鹿しかそれからまた環わになつて、ぐるぐるぐるぐるめぐりあるきました。

 嘉十かじふはもうあんまりよく鹿しかを見みましたので、じぶんまでが鹿しかのやうな気きがして、いまにもとび出ださうとしましたが、じぶんの大おほきな手てがすぐ眼めにはいりましたので、やつぱりだめだとおもひながらまた息いきをこらしました。

 太陽たいやうはこのとき、ちやうどはんのきの梢こずゑの中なかほどにかかつて、少すこし黄きいろにかゞやいて居をりました。鹿しかめぐりはまただんだんゆるやかになつて、たがひにせわしくうなづき合あひ、やがて一列れつに太陽たいやうに向むいて、それを拝おがむやうにしてまつすぐに立たつたのでした。嘉十かじふはもうほんたうに夢ゆめのやうにそれに見みとれてゐたのです。

 一ばん右みぎはじにたつた鹿しかが細ほそい声こゑでうたひました。

「はんの木ぎの

 みどりみぢんの葉はの向もごさ

 ぢやらんぢやららんの

 お日ひさん懸かがる。」

 その水晶すゐしやうの笛ふえのやうな声こゑに、嘉十かじふは目めをつぶつてふるえあがりました。右みぎから二ばん目めの鹿しかが、俄にはかにとびあがつて、それからからだを波なみのやうにうねらせながら、みんなの間あひだを縫ぬつてはせまはり、たびたび太陽たいやうの方はうにあたまをさげました。それからじぶんのところに戻もどるやぴたりととまつてうたひました。

「お日ひさんを

 せながさしよへば、はんの木ぎも

 くだげで光ひかる

 鉄てつのかんがみ。」

 はあと嘉十かじふもこつちでその立派りつぱな太陽たいやうとはんのきを拝おがみました。右みぎから三ばん目めの鹿しかは首くびをせはしくあげたり下さげたりしてうたひました。

「お日ひさんは

 はんの木ぎの向もごさ、降おりでても

 すすぎ、ぎんがぎが

 まぶしまんぶし。」

 ほんたうにすすきはみんな、まつ白しろな火ひのやうに燃もえたのです。

「ぎんがぎがの

 すすぎの中ながさ立たぢあがる

 はんの木ぎのすねの

 長なんがい、かげぼうし。」

 五番目ばんめの鹿しかがひくく首くびを垂たれて、もうつぶやくやうにうたひだしてゐました。

「ぎんがぎがの

 すすぎの底そこの日暮ひぐれかだ

 苔こげの野のはら

 蟻ありこも行いがず。」

 このとき鹿しかはみな首くびを垂たれてゐましたが、六番目ばんめがにはかに首くびをりんとあげてうたひました。

「ぎんがぎがの

 すすぎの底そごでそつこりと

 咲さぐうめばぢの

 愛えどしおえどし。」

 鹿しかそれからみんな、みぢかく笛ふゑのやうに鳴ないてはねあがり、はげしくはげしくまはりました。

 北きたから冷つめたい風かぜが来きて、ひゆうと鳴なり、はんの木きはほんたうに砕くだけた鉄てつの鏡かゞみのやうにかゞやき、かちんかちんと葉はと葉はがすれあつて音おとをたてたやうにさへおもはれ、すすきの穂ほまでが鹿しかにまぢつて一しよにぐるぐるめぐつてゐるやうに見みえました。

 嘉十かじふはもうまつたくじぶんと鹿しかとのちがひを忘わすれて、

「ホウ、やれ、やれい。」と叫さけびながらすすきのかげから飛とび出だしました。

 鹿しかはおどろいて一度いちどに竿さをのやうに立たちあがり、それからはやてに吹ふかれた木きの葉はのやうに、からだを斜なゝめにして逃にげ出だしました。銀ぎんのすすきの波なみをわけ、かゞやく夕陽ゆふひの流ながれをみだしてはるかはるかに遁にげて行いき、そのとほつたあとのすすきは静しづかな湖みづうみの水脈みをのやうにいつまでもぎらぎら光ひかつて居をりました。

 そこで嘉十かじふはちよつとにが笑わらひをしながら、泥どろのついて穴あなのあいた手拭てぬぐひをひろつてじぶんもまた西にしの方はうへ歩あるきはじめたのです。

 それから、さうさう、苔こけの野原のはら夕陽ゆふひの中なかで、わたくしはこのはなしをすきとほつた秋あきの風かぜから聞きいたのです。

2021-01-21

ローソンのくじ

去年から700円以上買うと引けたくじスマホ使う形式に変わった

変わるのはいいけど、全国でやるもんだから店舗引き換え景品がすぐになくなり、ほしくもないセーラームーンとかのグッズとかが残ることになる

ローソンさん前みたくレジで引くくじに戻してくれないか

2020-07-31

確率について

当たりくじを引く確率(当たりくじの数/くじの総数) と

Aさんが引いたくじが当たりである確率って同じ?

2019-12-15

anond:20191215111419

今日、近所の吉野家行ったんです。吉野家

そしたらなんか人が全然いなくってガラガラ

で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、既に1ヶ月経ったセールの告知で150円引き、とか書いてあるんです。

もうね、アホかと。馬鹿かと。

お前らな、地球滅亡如きで普段来てた吉野家を見捨ててんじゃねーよ、ボケが。

150円だよ、150円。

もう親子連れとかもいないしな。一家離散か、俺は一人で吉野家か。おめでてーな、おめでたくねーな。

よーしパパ特盛頼んじゃうぞー、とか一人で言ってカウンターに座るの。もうやってらんない。

お前らな、150円やるからその席座れと。

吉野家ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。

Uの字テーブルの向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、

刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供でもかかってこい。誰でもいいからかかってこいよ、いつかのいつもみたいにさ。

で、やっと人が出てきたと思ったら、店員の奴が、大盛つゆだくですね、とか言ってるんです。

そこでまたぶち切れですよ。

あのな、つゆだくなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。

得意げな顔して何が、つゆだくで、だ。

お前は本当につゆだくをつくりたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい

お前、って地球が終わる日にこんな場所にいていいのかと。

いつもの店員じゃねーか、いつだってお前は俺にねぎたくじゃなくてつゆだくだしてきやがって。

お前は本当につゆだくをつくりたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい

お前はそれで本当にいいのかって。

いいんですよ、じゃねーよぶっ飛ばすぞ。

そんな吉野家通の俺から言わせてもらえば今、吉野家通の間での最終流行はやっぱり、

つゆだく、これだね。

大盛りつゆだく。これが通の頼み方。

つゆだくってのはつゆが多めに入ってる。そんで肉も普通。これ。

で、それに大盛りギョク(玉子)。これ最強

しかしこれを頼むと次から店員マークされるという危険も伴う、諸刃の剣

素人にはお薦め出来ない。たまたま気まぐれでたのんつゆだくが今となっては最後つゆだくだ。本当に素人にはオススメできない。

こんな世界が終わる日に店員と過ごすことになるんだから

「俺、何にもない人生で、誰にもモテないしまともな仕事につけなかったけど、増田さんと最後を過ごせて嬉しいですよ」

世界が終わる音がする。俺はこんな時にまだ温かいつゆだくを口へ運んでいく。

まあお前みたいなろくでなしは、牛鮭【ぎゅうしゃけ】定食でも食ってなさいってこった。

うまいっすね」

「…………」

ああ、つゆだくも悪くない。

まぁお前みたいな孤独ろくでなしは俺と世界の終わりを見届けてなさいってこった。

2019-09-06

クライマックスの日

ずっとこの日を待っていた。

ELLEGARDEN復活の日10年間私はそのために生きてきた。

よくよく私は生きることに関する意欲のない人間だった。

食べることも寝ることもさして好きではない。家事なんて高度なことはほとんどできない。

こだわりもなく、思い入れのようなものもない。仕事でも、お前はロボットのようだと言われることがある。

強い感情のようなものを持つことがほとんどない。

そんな中、唯一私が心を動かされたのが、音楽だった。

ELLEGARDENを初めて聴いて以来、ずっとどこか、拠り所のようにしてきたように思う。

ここで才能のある人間ならば、音楽の道を志したりするのだろう。

残念ながら私は、無才で凡庸で弱い人間だったので、そんな妄想を時たまするくらいだった。

当時、私は高校生だった。

お前は何者になりたいのだ、と沢山の人々に問われながら、何者にもなりたくないなどとゴネまくっていた。ただのモラトリアムだ。

そんなときに拠り所としていたのがELLEGARDENだった。何の、と言われても困るけど。

ELLEGARDEN活動休止を発表したとき、私は、突然に基軸を失ったのだと気付いた。

実物を目にしたのは、夏フェスでのたった一度だけだ。

復活をするときには、必ず会いに行く、と何かに誓って、生きてきた。

そして、突然の活動再開。

まれ持ったくじ運の無さから、全て落選

会いに行くこと叶わず

それでも諦めきれず、今年、やっとフジロックで彼らを見ることができた。

ここで感想を書きたいところだが、記憶が断片的で今ひとつ繋がらない。

ただ、漠然と満足したことを覚えている。

そして、先日、ナナイロに申し込んでみた。なんと当選した。

これはもう、私の人生絶頂かなんかなんだろうと思う。

再来月にナナイロを見たら、もうあと人生にやり残すこともない気がする。

もうすぐ多分私は最終回なのかな、という気がする。

とても楽しみだ。

2019-08-31

ブラピになりたいっておもうことはぜいたくなのかな?

そこまでぜいたくじゃないとおもうんだけどこじんてきに

2018-12-19

才能税ってどうして存在しないの?

たとえば1人の天才が生まれたとして、その人が生まれるに至った最大の要因はそれを引くまでに人類全体が何万何億と才能ガチャを回し続けた結果なわけじゃないですか。

天才自分幸運天才になったのではなく、人類全体で繰り返してきたくじ引きのはてに引き当てられた一等賞に過ぎないわけですよ。

ならば、その才能は人類還元されるべきだとは思いませんか?

何らかの形で人類に貢献するのを拒否するなら、せめて多額の税金ぐらいは収めて貰わないとおかしいとは思いませんか?

2018-08-01

anond:20180731011530

結局、どんな家に住もうが、毎日食べるもの・着る服・旅行…これらが日々の満足度関係しぜいたくと感じるもの

一億円のマンション買って毎日カップラーメンはぜいたくじゃないだろう、と。

住まいは買っても半分は寝てるだけの箱ですよ

2018-07-15

席替え林間学校、好きだった子

小学生のころ、夏山林間学校へ行ったことがある。

その前に行われるクラス席替えは、とても重要イベントだった。

席替えして近くになった人同士で班を作り、林間学校最中は常にその班で行動することになるからだ。仲の良い友達や日頃気になっている子と一緒になれるかどうか、それが林間学校の楽しみを大きく左右していた。

席替えはくじを引いて決める。完全に運まかせだった。

みんな教室の前の箱に入ったくじを引いて自分の席に戻り、一喜一憂している。また同じ班だね と喜び合っている女子もいれば、離れ離れになってもずっと友達だぜ と大げさに別れを悲しんでいる男子もいた。

僕が引いたくじは良くも悪くもなかった。とりたてて仲の良い友達はいないけど、特に苦手な人もいない班。

「○○の席はどこだった?」

僕の後ろに座っていたコウキが訊ねてきた。僕は班の番号が書かれた紙を見せた。

「お前、4班かよ。良いなあ」

ウキは羨ましがった。どうしてだろう。

ふと教室を見回してみた。コウキの家の近くに住んでいる、彼の幼なじみハルカが、「4班になったんだ」と友達と話している。

ははん。コウキハルカと一緒の班になりたいんだな。普段はにぶい僕でも察することができた。

「お前こそ何班になったんだよ」

僕はコウキに訊ねた。彼の紙には「2班」と書かれていた。

ん、2班だと。僕はもう一度教室を見回す。

斜め前に座っていたサツキは、友達に2班になったと言っていた。サツキは一昨年に学区内に引っ越してきた転校生だった。今年になって初めて同じクラスになったものの、ほとんど会話したことがなかった。

今ならはっきりと言える。僕は彼女のことが気になっていた。好きだった。

「全員くじを引いたな。じゃあ席を移動して班を作ろう」

先生が言った。みんな机を持ち抱えて、指定された場所へと移動する。僕の学校席替えは机ごと移動する仕組みだった。机を動かす音が教室内に響いた。

ウキは、僕のそんな気持ちを知ってか知らずか、こんな相談を持ちかけてきた。

「お前のくじと俺のくじ、交換しないか?」

みんな公正にくじを引いて席替えをしている。そんなことしちゃダメだ。だけどサツキと一緒の班になって、林間学校に行ってみたい……。

「うん、良いよ」

とっさに僕は言った。コウキも僕も、他の人に班の番号を教えていない。しかも席を移動している最中で騒がしい教室ごまかしがきく。僕はコウキとくじをこっそり交換した。

「ありがとな」

そう言うと、コウキ廊下側の座席、4班の方へ移動した。僕は窓側の座席、2班の方へ移動した。

僕の隣の席にはサツキが座ることになった。

席替えを終えて、先生が授業を再開した。最初は抱えていた後ろめたい気持ちも、林間学校へ行くころにはすっかり消え失せていた。



席替えから二週間後。林間学校の行き先は、市の北部の山の中だった。

オリエンテーリングでは同じ班の女子ユウキが「もう歩きたくない」と言い出したのを班の全員で宥めたり、夕食作りでは料理が上手なナツハの貢献で美味しいカレーが出来上がったり。

そんなイベント最中でも、サツキの姿は印象に残っていた。地域スポーツクラブに入っていてしていて健康的に日焼けした素肌。お団子にしてまとめた黒髪普段見慣れた制服とは違った、動きやすジャージピンク色のTシャツ私服

でも結局、僕は同じ班のタクヤと話してばかりで、サツキとはほとんど話せていなかった。話すきっかけは何度もあったはずなのに、気恥ずかしさが先んじてしまった。

カレーを食べ終わったころには、すっかり日も暮れていた。とうとうキャンプファイヤー時間がやって来た。

キャンプファイヤーでは、学年全員が中央の火を取り囲んで手をつないで歌う。同じ班の人は隣り合わせになる。僕はサツキと手をつなぐことになった。

僕はサツキの方に手を伸ばした。でも、サツキは僕の手をすぐに握ろうとしなかった。音楽がなり始めた。やっと手を握ることができた。

僕の手は緊張と焦りから、じんわりと湿っていた。彼女の手は乾いていた。



サツキは僕に対して悪態をついたり、露骨に嫌がった訳ではない。ただ、キャンプファイヤーで手をつなぐのが遅れただけ。そう自分に言い聞かせても、僕は薄々気づいていた。

彼女が僕を好きになることはないんだろう、と。

林間学校キャンプファイヤーまでは、彼女のことを想うと胸が高鳴った。席替えをしてからの二週間は、学校へ行くのがちょっぴり楽しかった。

これまでほとんど接点のなかった転校生への恋心は、林間学校を境に少しずつしぼんでいった。



最近小学生のころの親友と久しぶりに再開した。僕は小学校卒業すると同時に引っ越していて、仲の良かった友達以外の同級生のその後についてはほとんど何も知らなかった。

誰々は今どこで何をしてる、アイツは悪さをして捕まった……。その会話の中で、結婚した同級生の話が出てきた。サツキもその一人だった。高校卒業して間もなく結婚して、子供もいるらしい。

しばらく昔話に花を咲かせて、親友と別れた。サツキフルネーム検索してみると、SNSプロフィールが出てきた。

着飾って、金髪で、白飛びさせた自撮り。夫と子供、三人で一緒に撮った写真小学生のころの面影は全くなかった。



あのころ彼女の姿は、僕の記憶からも少しずつ消えていくだろう。しぼみきった恋心は、二度と膨らむことはない。

2018-06-11

そんたくじゃぱん

スポ「W杯盛り上がっとらんな…。しかパンピーに人気の選手が外れるかもやと!?このままじゃ儲からんでぇ…」

たじ「ほな監督変えて人気の選手しましょか。」

スポ「お、ええな!現状でもグループリーグ突破は無理そうやし、1円でも多く銭稼がな!」

たじ「よっしゃ監督交代や!今の協会はわいの一派で固めとるから問題ないやろ。おい西野、お前監督やれや!」

あきら0%「え、でもいま解任したら3年間が無駄になるし、今後の業界にも悪影響を及ぼしますよ…」

たじ「んなもん知ったこかいな!銭を稼げる選手を選ばん監督が悪いんや!」

あきら0%「本番まで三カ月もないし…」

たじ「どうせ勝てへんのやからかめへんかめへん!あ、負けたらお前を戦犯にするが、お勤め終えたらええポジション空けとくで…。支度金もたんまり用意したるでな!」

あきら0%「それなら、まぁ…」

たじ「なるたけ盛り上げて銭を稼ぐんやで!」

西野監督(63)「チームとして危機感というのはまったく感じていません」

2018-02-15

リセマラ前提という事自体が間違ってる。

運営リセマラして良いよって言ってるわけじゃないんだからリセマラをすること自体が遊び方を間違えてると気づいてほしい。

そもそも金を払ったくじ引きでハズレをひいたから、今の無かったことにしてねって言ってもう一度ひかせてもらえる事自体おかしいだろう。

それを無課金で遊んでいるユーザーが偉そうにリセマラしないといいキャラが出ないし確率低すぎだからクソアプリ評価する。

リセマラ出来る仕様が悪いと文句を言い、リセマラしなくても遊べるのにリセマラをする度に文句を言う。

勝手に推奨してもいない事をやっておいて、運営にあれこれ言いがかりをつける厚顔無恥に気づいたほうが良い。

と、GooglePlayを見ていて思った。

どいつもこいつも厚かましい生き方しかしてないのが、この手のギャンブル性がある遊びやってるやつの特徴。

2018-02-02

anond:20180202133940

ぼぼぼっぼぼぼおぼぼぼぼぼぼぼぼっくはおおおおおおおおtったったったたたくじゃないですって良い良い良い胃いてててててってっててってててtるやないででででえすか

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