緩やかに自由に切り開く、“新たな音楽”の萌芽──ゆうらん船、ファースト・アルバム『MY GENERATION』
カネコアヤノとのスプリットCDのリリースや、Gateballersのサポート・ギタリストとしても注目を集めるシンガー・ソングライター、内村イタルを中心に結成されたバンド、ゆうらん船。伊藤里文(Key)、永井秀和(Pf)、本村拓磨(Ba / Gateballers、カネコアヤノband)、砂井慧(Dr / Wanna-Gonna)による彩り豊かな演奏に、内村の優しくまっすぐな歌声が混ぜ合わさり、フォーキーでありながらサイケデリック、キャッチーでありながらビターな、心地よくもどこかスリリングな音楽を鳴らす彼ら。ファースト・アルバム『MY GENERATION』でもその自由なサウンドは遺憾なく発揮され、多くのリスナーの琴線に触れること間違いなしの名盤といっても過言ではありません! のびのびと自由に音楽を鳴らすことを楽しむ彼らが作り出した本作について、インタヴューで掘り下げます。
新たな音楽の形を見出す待望のフルAL
INTERVIEW : ゆうらん船
新たなる世代の萌芽の胎動を感じる。内村イタル周辺の動きが顕在化すればするほど、そんなぼんやりした手応えを実感していたが、内村イタル & musasavibandでの活動を経て、新たにスタートしたゆうらん船のこのファースト・アルバム『MY GENERATION』を聴き、今、それは確証に変わっている。彼らは次世代の「音の現場」を作っていく連中だと。
手元にある資料には、「古き良きフォーク・ロック・カントリーを自在に飲み込んだグッドミュージックを再定義する」とある。なるほど。だが、その言葉を額面通りに受け取ると、彼らのアトラクティヴな本質を見失うのではないか。「古き良きフォーク、ロック、カントリー」がメイン・ソングライターの内村イタルのルーツの一つにはあるのは間違いないだろうが、再定義という確信犯的な働きかけよりも、単にR&B時代のバンド・サウンドで邪気なく鳴らそうとした結果がここにある、という感じではないだろうか。そういう意味では確かにグッドミュージックではあるが、その工程には邪気がない。その邪気のなさに大きなエネルギーを感じたから、私は新しい胎動を感じたのかもしれない。
内村は「こういう感じにしたい、というよりも、単純に最近聴いているいい曲を聴いたりしていた結果かな」と言い、伊藤里文も「たとえばウィルコとかフランク・オーシャンとかボン・イヴェールも共有していた」と話す。永井秀和は「ひとりひとりがジャンルとか時代の違うものを聴いているので、偶然的に生まれた音楽だと思う」と語る……といった具合。このある種の自由気ままな「野放し」状態が、結成から4年目にして初となるアルバム『MY GENERATION』を作らせたのだろう。
内村、伊藤、永井の3人は小学校~中学時代からの仲間だという。そこにGateballersのメンバーでカネコアヤノのサポートもつとめる本村拓磨、Wanna-Gonnaの砂井慧が加わって誕生したゆうらん船。今回は幼馴染の3人と、途中参加で本村がリモートでの取材に応じてくれた。行くあてなく海を漂う遊覧船のごときゆるやかさで、日本の新しい音楽の夜明けを切り開いていってほしい。
インタヴュー&文 : 岡村詩野
やっぱり中心には内村の曲がある
──内村さん、永井さん、伊藤さんは、内村さんが内村イタル & musasavibandをやる前活動していたバンド、葡萄園をやっていたとき一緒なんですよね。
内村イタル(Vo&Gt / 以下、内村) : 今年26歳になるので、もう12~13年くらいの付き合いになりますね。そっかそんなに経つんだ(笑)。
永井秀和(Pf / 以下、永井) : 内村と僕が小学校からの付き合いで、伊藤は中学からの同級生で。中学のときに吹奏楽部で一緒になって、そこからちょっとバラバラになったりありつつも、こうして戻ってきた感じです。聴く音楽もそれぞれだんだん変わってきているので、変化はあると思います。でもやっぱり一貫して好きなものは共通しているし。高校のときは僕だけ違う高校だったので、別の行動パターンになっていたんですけど……。
──ちなみに、内村イタル & musasavibandはいったん終わったという認識でいいんですか?
内村 : そうですね、いまはやっていないですね。もともと1枚のアルバムを制作するために集結してもらったメンバーという感じなので。内村イタル & musasavibandは、この3人で集まれないときに出会った人と一緒に音楽を作ったものだったんですけど、僕はまたこのふたり(永井と伊藤)と音楽をやりたいとずっと思っていて。お互い環境は違っていても、ふたりとも音楽が好きだから、バンドを組む動機としてはそれで十分だなと。たまたま近所に住んでいたみたいな関係性って大事だから(笑)、その温度感でまたバンドをやりたいという気持ちから、ゆうらん船に発展していった感じです。
──葡萄園、内村イタル & musasaviband、そして今回のゆうらん船という感じで形を変えながらも、音楽の現場ではこの3名が近い距離の中で一緒にやってきた。もちろんバンド名も違えば、やろうとしていることも違ったと思いますが、どこかでやっぱり地続きになっている意識はあるんですか?
内村 : 葡萄園とゆうらん船は地続きかな。内村イタル & musasavibandにはいっちゃん(伊藤里文 / Key)がいなかったもんね。
伊藤里文(Key / 以下、伊藤) : そうか、永井は内村イタル & musasavibandにもいたのか。
永井 : そう、サポートとして参加してた。
内村 : だから内村イタル & musasavibandは間の時期っていうか、時間的に3人が揃わなかった時期にやっていたバンドでしたね。たぶん内在するものはずっと変わらないと思うんですけど、本格的にバンドとして形になったという部分ではその雰囲気とかが変わったのかなと。
──では、葡萄園のときから変わっていない内在するものというのはどういうものでしょう?
永井 : 僕個人の考え方としては、内村にしかない個性的なものがゆうらん船では爆発していると思うんですよね。それを他の4人が、どうやって形にするかというスタンスは葡萄園の頃から変わらないんじゃないかなって。やっぱり彼にしかない世界観とか、メンバー個々にしかない形は、変わらないのかなと思いますね。そういう意味合いです。
伊藤 : 僕もほぼ同じような印象を持っていて。僕らは内村のことを「うちこ」と読んでいるんですけど(笑)、うちこが曲の原案を持ってきて、そこに4人の個性を足して形にしていくんです。やっぱり中心にうちこの曲があるというのは、葡萄園でもゆうらん船でも一緒だなと感じていて。形にしていく人数がふたりなのか、4人なのかはいちばん大きな違いかなという風に考えていますね。
内村 : いま話を聞いて、ふたりは自分自身に対してそう見てくれているんだなって思って。割と自分自身の個性に関しては無自覚だしわからないことでもあって。でもバンドとしてブレていないということは僕自身が大事にしている部分なんです。バンドの関係性みたいなものかな。この3人は幼馴染で、それぞれの環境が変わっていく中で、無理して集まらずにやるという感じ。葡萄園は、半ば自然発生でもあるし気がついたらやっていた感じではあるけど、僕が「やりませんか?」って声をかけたよね。それまではコピーみたいなことをして遊んでいただけだったけど、ある日僕が自分の曲を書いて持っていってからバンドがはじまったという感じですね。僕が音楽をはじめるタイミングでバンドがはじまった感じ。
──内村さんの曲は歌詞もメロディも、年齢の割にとても渋いですよね。
永井 : 好きなバンドとか音楽に沿っていた感じはあったけど、やっぱり歌詞は最初から渋かったですね。未成年なのに、「タバコの煙を肺一杯に吸い込んで」みたいな歌詞があって(笑)。達観しているのかわからないけど、賢いなみたいに感じていましたね(笑)。
内村 : 中学生で最初にロックとかを聴きはじめたときは、くるりとかTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTとか、僕が聴きはじめたものをふたりに半ば押し付ける形でコピーしていましたね。だから影響を受けたバンドでいうと、くるりとか、ビートルズとかの1960~1970年代から影響を受けた日本のロックとかかな。もともと母親が1970年代の音楽をよく聴いていて、家にレコードがあったんです。だから、親が聴いていたものから「音楽いいなぁ」と思って聴いていった感じではあります。
永井 : 僕は時期ごとにコロコロ趣味が変わっているんですけど、当時はクラシックを聴いていましたね。昔からロックとかポップスとかジャズ、フュージョンジャズとか、あらゆるジャンルの音楽を聴いていて。ちょうど葡萄園をやりはじめた頃はクラシックにどっぷりハマっていましたね。はじまりはヤマハ音楽教室だったので、クラシックとは縁遠くて。実際内村と知り合う前は、そこまで音楽に興味がなかったんですよ。だけどあるとき急にピアノに熱が入りはじめて、音楽をやりはじめた頃に内村に目をつけられて(笑)。そこからいろんな音楽を聴くようになったのかな。
伊藤 : 僕はうちこからくるりを教えてもらって。あとは、父親がすごいロック・ファンだったので、エリック・クラプトンとかイーグルス、サイモン&ガーファンクルとか、そういう時代の洋楽をすごく聴いていましたね。もうひとり音楽が好きな同級生がいて、彼は洋楽が好きだったので、CDを借りていましたね。
内村 : でも、僕は目指すものってそんなになかったかなあ。「なんかバンドをやりたいな」ってだけ(笑)。たまたま熱中できるものとして音楽があって、横を見渡したら音楽好きな人もいたから、それでやってみようと。僕ら、いまも家が近いんです。そこに砂井君(砂井慧 / Ds)と本村君(本村拓磨 / Ba)が加わって…… 逆に同級生の中に入った他のふたりの要素っていうのが重要だよね……。あ、ちょうどいま本村君が到着しました(笑)。
本村拓磨(Ba / 以下、本村) : 途中から入っちゃってすみません(笑)。
──いえいえ! つまり、幼馴染の近所の友達同級生3人に、砂井、本村の両名が入ったことでバンドとして、さらなるスパークが起こったということですね。
伊藤 : 音楽的に具体的な話をすると、それまでのゆうらん船はみんながイメージするフォーキーなバンドだった。だけど、“鉛の飛行船”を作ったときに、砂井君がレイドバックを入れてみたり、本村君がシンベを持ってきたりして、そこで音色自体がモダンに変わった。それは今回の特色かなとは思います。
本村 : たとえば、“Chicago,IL”は、もともと前半のようなフォーキーなアレンジと、後半のアレンジがあって、どっちにしたらかっこいいのかがわからなくなったので合体させたという(笑)。「どっちもかっこいいんだからどっちも使おう」みたいな(笑)。
あと、わかりやすいので言うと、あのインタールード(M9“(02022020)”)ですよね。これはシャッフルビートでずっとトレモロがかかっているような変な曲なんですけど、それこそ「こういう曲を入れよう」って生まれたわけではなくて。レコーディングの合間に、ロビーでエンジニアさんも含めてみんなでセッションをしていたんですよ。マンドリンとかグロッケンとか使ってフォーキーなセッションをしていたものをiPhoneで録っていたんです。セッションが終わって、「いまの録音をプレイバックして聴いてみよう」ってiPhoneで再生したら、メカトラブルで録音がとんでもないことになっていて(笑)。ゆったりとしたカントリーだったのに、録音のバグで勝手にトレモロがかかってて。まったく意図していないのに、いつの間に意味のわからないサイケデリックな民族音楽っぽいものができていて、「なんだこれは!」って(笑)。それで「もうこれはそのままアルバムに入れよう」と。
内村 : 制作の最初の方は、デモとかも宅録っぽいバンド・サウンドで“鉛の飛行船”という曲を作って……。でも、ぜんぜん違うアレンジになったんだよね。
伊藤 : 砂井君が聴いていた音楽のせいじゃない?
内村 : そうだ(笑)。この曲には砂井君のアイデアが最終形として反映されていて。どこをどのようにしたのかというのはあんまり覚えていないんですけど。
内村は自然と芯のある音楽を作れている
──では、“鉛の飛行船”よりも先にできていた曲ってありますか?
内村 : “山”と“Rain”かな。
──逆に制作の最後のほうにできた曲は?
本村 : “●”(読み:タイヨウ)ですね。
──では、“鉛の飛行船”から“●”までの距離感というのはどう捉えていますか?
内村 : 僕はあんまり変化がないですね。僕は、今回入っている曲は全部アクシデントだと思っていて(笑)。そういう意味でいうと、“鉛の飛行船”ははじめのほうに作ったというのと、年末に打ち込みでデモを作っていたのとで、みんな結構明確なイメージを持ってレコーディング・スタジオに行ったんです。でも“●”は、一応弾き語りで演奏ができるくらいの状態でレコーディング・スタジオに行って。実は僕もあの曲は演奏できないくらいで。
伊藤 : たしかに曲のコードを知らない(笑)。
永井 : 僕と内村は家がいちばん近いので、僕だけ呼ばれたことがあって。そのときに「新しい曲ができたからセッションして」って言われて聴いたのが“●”だったんですよ。なので、あれを演奏しているのは内村と僕だけなんですよ(笑)。
本村 : 実際のレコーディングでも、コードを把握して演奏しているのは永井君だけ。
永井 : 僕がシンセを弾いて、それ以外の肉付けを他の人にやってもらっている感じですね。「本当にこれをやるの?」っていうくらいのタイミングで投げてきたので、ちょっと怖かったですね。しかもあの曲は変拍子なので、だいぶ緊張しました。
内村 : 正直あの曲は「できちゃったから」という感じでしたね。でもスタジオに入らずに、自宅でみんなで作業をすることもあったんですよね。スタジオでジャーンという感じではなくて、みんなで画面のトラックを見ながら録音していくみたいな。メンバーみんなで家に集まって作る方法が向いている感じがあって。それで僕はすごくリラックスしながら制作することができたんです。だから“●”に関しては、事前に永井と合わせておけば、レコーディング当日にみんなで考えてもなんとかなるっしょって。
永井 : やっぱり内村が作る音楽に芯があるからそういう形になるんじゃないかな。元の曲が適当だと、どう作ってもどうしようもないものになってしまうから。そういう意味では、内村は自然と芯のある音楽を作れているんだなって思います。
本村 : さっきの“●”の話にも繋がるんですけど、たとえばあの曲もゆうらん船に永井がいなかったら生まれていなかったかもしれない。曲が生まれるプロセスで、イタルは無意識なのかもしれないけど、メンバーの存在から着想を得ている部分は根底にあって。「永井がなんとかしてくれるから難しい曲にしよう」というわけではないけど(笑)。イタルの「なんか勝手にできちゃった」というのは、その無意識の部分があるからできあがっているというか。イタルの作曲とバンドの存在というのは、ずっと相互作用している。だから、イタルが作る曲をゆうらん船でやると必然的に全部ハマる、というシステムがいつの間にか生まれていて。最初はそんなことがなかったと思うんだけど、バンドを続けていくにつれて、バンドがあるからこそ曲ができるという関係になってきていますね。
内村 : 僕の中では、プリプロではあるんですけど、家で制作できたことはすごい大きかったかな。みんなでお茶を飲みながらって感じだったし。
本村 : いままでバンドをやるってなったら、週一でスタジオに入らないといけないし、なんかよくわからないけど月に数回はライヴハウスに出ないといけないし、そうじゃないとバンドとして成り立たないっていう固定概念があったよね。その固定概念からやっと打破できました(笑)。
──内村さんのお家がちょっとした自宅スタジオみたいになっているということですか。
内村 : そうですね。家で集まったときはデスクトップで作業していたので、音を作るところからみんなで話しながら。いまは、ここでもっとちゃんとできるように、単純に機材を揃えるのと、ドラムを叩けるところを探してます(笑)。やっぱり曲が生まれやすい環境ってあるなと思って。スタジオに入るとどうしても音を鳴らさなきゃという感じもあるけど、僕はみんなを家に招き入れたことでうまくいきましたね。ただ、物理的距離ですぐに来れない人がいても、そのままやろうっていう感じでもある。別に集まれなかったら集まれなかったでいいし。
伊藤 : すごいドライに集まっている感じですね。インタールードの中に、僕と永井がいないときに、うちこと本村君と砂井君で演奏している曲があるんですけど、それは僕と永井がいないから砂井君がピアノを弾いているんです。そのおかげであのメロディーができたし、あの空気感が出せたと思っていて。その場にいないということもひとつの要素として活かせているのかなという感じはあります。
個人個人与えられた環境でやることに意味がある
──今作は『MY GENERATION』というタイトルですよね。ザ・フーさながらのインパクトあるこのタイトルにはどういう意味がこめられていますか?
内村 : 個人が大事というか、個人が集まることが大事というか。
本村 : アルバムが完成したあとのミーティングか打ち上げで「いっちゃん(伊藤)が4月に就職して、いっちゃんと砂井君がサラリーマン、永井は本業で作曲家として活動して、僕もいろいろなところでベースを弾いているっていう、個人の事情があるなかで作ることは大事だ」みたいなことを話していて。個人個人与えられた環境でやることに意味があるという話をしていましたね。
内村 : そこはゆうらん船という音楽、バンドで結びつけたいという思いはありますね。各々なにでお金を稼ぐとか、どういうペースで生活をするのかということは、その人のことだから、それぞれの見えないバックボーンまで大事にしていきたい気持ちはすごくある。各々みんな見ているものが違うけど、共有できるものってなんだろう? っていうことを考えていきたい。やっぱりなにも排除することなく、この5人をひとつの音楽として結びつけたいから。そういう気持ちはすごくある。
永井 : いまの状態は個を優先しているんだけど、個を優先していない状態だったら偶発的にセッションで生まれた曲は入れないだろうし、バンドが存在している意味がここにあるというか。ここに意味があるからこういう作品ができたし、こういうタイトルにもなったのかなって思っています。
本村 : そういう意味では一般的なバンドとは在り方が違うのかもしれなくて。それがおもしろいんだけどね。みんなバンドを作ろうとするから。これから誰かがこの作品を聴くことによって意味が生まれてくるかもしれないね。
内村 : うん、そうだね。「いままでなにを見てきたか」ということだよね。それは、同級生でも違うものを見てきているけど、それを全部音楽に乗っけてほしい。そのまま乗っければできるし、そういうものを作りたかった。そこに乗っかっているものは、言葉にできないこともあるけど、見えないものがあるわけで。そういうことを表現することを丁寧にやりたかった。だからコミュニケーションの深さとかの話かもしれないです。みんな各々やりたいことをやってほしいというか、そういう場を作りたいですね。
編集 : 鈴木雄希
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ゆうらん船
内村イタル & musasaviband
インタヴュー記事はコチラ
ゆうらん船のメンバーが在籍 / サポートのバンドの最新作も
PROFILE
ゆうらん船
古き良きロック、フォークやカントリーなどを独自に解釈しストレンジなグッドミュージックを届けるシンガー・ソングライター、内村イタルを中心に結成されたバンド、ゆうらん船。
バンド・メンバー伊藤里文(Key)、永井秀和(Pf)、本村拓磨(Ba : Gateballers / カネコアヤノband)、砂井慧(Dr : Wanna-Gonna)の演奏が歌に寄り添いながらも優しさだけではなく、さまざまなグルーヴが混ざり合うことによって、懐かしくもあり新しい、心地良いけど、どこかスリリングなバンドサウンドを聴かせる。
〈定期演奏会〉と称した自主イベントを季節毎に開催。過去にはカネコアヤノ、折坂悠太、ラッキーオールドサン、mei ehara、古舘佑太郎等が出演。
内村自身は高校在籍時から活動をはじめ、2012年には「閃光ライオット」で審査員特別賞を受賞するなど注目を集め、2016年にはカネコアヤノとのスプリットCDをリリース、同年にはゆうらん船を結成し、弾き語り、バンドと並行してGateballersのサポート・ギタリストも務めている。
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