はてなキーワード: 徴税とは
労働控えを起こしている壁をなくすことで、日本人の総労働時間をわずかでも増やして総所得をたとえば1兆円増やせれば、そこから1000億徴税しても、国民も政府もWin-Winなのよ。この理論上の大前提をマジで誰も理解してない。なんなら玉木さえ理解してない恐れある。財務省はさすがに理解しとるやつもおるんやろか。
この大前提をまず理解した上で、「そうは言ってもなかなかそこまで理想的な税制を設計するのは難しいからねぇ」という話に持ち込んで議論するのはわかるのよ。紛糾したっていい。結局税収が赤字になる(財源が必要になる)案しか出せずに人間の限界を感じたっていい。しかし、あくまで理想を理解した上での話だ。
税理士から見るソープ嬢の納税問題 https://anond.hatelabo.jp/20241205154323
ニセ税理士と日本社会の今後について https://anond.hatelabo.jp/20241205195415
これらの記事を、大変興味深く読んだ。興味深くというのは、記事の内容そのものというよりも、それに対するコメントの熱量というのが、
なんというか、大変に盛り上がっており、なぜこれほど盛り上がっているのかということが、あまり自分の中でしっくり来なかったから、である。
自分は税務や労務のプロでもなんでもないので、細かい専門的内容にはコメントのしようがないのであるが、
とはいえ、ここのメインテーマというのは、要は収入が発生しているのであるから、それについて課税すべきかどうかという問題である(と理解した)。
そうすると、これはシンプルに税金を払うべし、ということで決着が付きそうな、ただそれだけの話題のように思える。
にも関わらず、数百を超えるブコメがついているという、その事実に興味をもったのである。
それで自分なりに色々と考えてみたので、そのことをここに書いてみる。
さて、唐突にフィンランドの話をする。といっても、北欧における風俗産業についての話ではない。鉄道料金の徴収の話である。
今から10年以上も前の話(なので、今もそうか知らないが)、フィンランドの首都、ヘルシンキ駅での体験だ。
ヘルシンキ駅は非常に大きなターミナル駅である。ちょうど常磐線が発着する上野駅に近いイメージだ。しかし、上野駅、というか日本の鉄道全てと大きく異なる点がある。
なんと、改札がないのである。
ヘルシンキ駅の駅舎に入ってしばらく歩くと、いきなり鉄道のホームが出てくる。入口も何もなく、いきなり列車に乗り込むことができるのだ。
そして各車両にはICカードリーダのようなものが備わっており、どうやら乗客はICカードをそれらにタッチすることで運賃を支払う仕組みになっているようなのだ。
ようなのだ、と書いたのは、当時私は出張でヘルシンキに来ており、予め列車のフリーパスカードのようなものを配布されていたので、このあたりの事情について、実はいまだに
正確に把握していない。なので、正確なシステムは、もしかしたらちょっと違うのかもしれない。
ただ一つ言えることは、ヘルシンキ駅には改札がなく、そして下車駅にも改札がなく、つまり目的地に着くまで、一度も料金徴収のチェックを受けることがなかった、ということだ。
支給されたカードはフリーパスのようだったので、カードリーダで料金徴収されることもないため、出張の後半になってくると、(これ、かざす意味あるのか。。。?)と思うようになった。
というか、この仕組みなら、乗車運賃を払わなくても、ただ乗りできてしまうではないか。フィンランド鉄道は、フィンランド人の善意で成り立っているのだろうか。
とういことを考えた我が同僚は、出張の後半になってくると私と同様に、このカードリーダシステムに疑問を持つようになり、というか、シンプルにカードを持参することが面倒くさくなって、
ところがである。ある日、いつものように彼が手ぶらで列車にのっていると、突然車掌から声をかけられたというのである。そしてカードを見せろと言われたので、
カードは持っているがホテルに置いてきてしまった、実際は料金は会社が払ってくれているはずだ、と弁明したそうなのだが、有無をいわさず高額な罰金を支払わされたという。
この話をきいて、ははん、と納得した。
まず、車掌は誰がカードを持っているかどうかを判別などはしていないだろう。ある一定のタイミングで、適当にその辺の乗客を狙って検札しているのだと思われる。哀れな我が同僚は、
もしも、100%確実な方法で料金徴収を実現したいのであれば、車掌は全員に検札をすればよい。しかし、それは時間的に無理がある。というか、100%を目指すのであれば、そもそも入場ゲートを設置すればよい。しかし、それにはコストがかかる。
そこで、ある一定の割合で検札を実施し、そこで料金未払が発覚した場合に、高額な罰金を徴収する、というシステムにしたのだろう。これが私の推測である。
車掌に無賃乗車がばれる確率と、その場合に支払わなければならないコストを期待値として、それが正規運賃を支払うコストに比べて見合わないほど高額であれば、乗客は正規運賃を支払うインセンティブが働く。鉄道会社は、自動改札システムのような高額な設備投資をせずに、車掌のおっちゃんに適当に(より正確には、適切な期待値となるような頻度で)検札を実施させれば目的を達成できるので、大変賢い仕組みだと関心したのである。
とここまで書いておいてあれだが、これは完全に私のデタラメの想像である。そもそも、いまもヘルシンキ駅に改札がないのかも知らない(調べれば分かると思うけど)。
ではなぜこのことを書いた、というか、思い出したかというと、税務調査というのは、このフィンランド鉄道の仕組みに良く似ていると思ったからだ。
税金は必ず払わなければならない。このことは間違いない。納税は国民の義務である。フィンランド鉄道にただで乗ってはいけないのと同じだ。というか、フィンランド鉄道のようなザルの仕組みであってはならない。しっかりとした改札を設けて、100%確実に徴収すべき性質のものだ。
ところが、国民全員が完全に正しく納税しているかどうかを100%の精度で確認することは、そう簡単ではない(と信じられている)。そこで、結果的にフィンランド鉄道のごとく、ランダムにピックアップして、脱税しているかどうかを調べるという方法を取ることになる。そして、徴税システムのインセンティブが、「効率的な徴収」」にあるとするならば、確実に大金を稼いでいて、かつ脱税の実態が簡単に証明できるところから順に調べていくことが合理的ということになる(全乗客からランダムに検札するフィンランド鉄道と、ここが大きく異なる点だろう)。
とはいえ、わたしは税務の素人であるし、ましては税務署の人間でもないので、いま書いたことも本当かどうか、何もわからない。
さて、ここでようやく本題に入る。すなわち、冒頭2記事のブコメ諸氏の熱量について、私なりの方法で腹落ちさせる、という試みである。
私を含めて善良なる市民たる我々は、キチンと納税(=乗車料金の支払い)をして列車に乗っているのである。その列車に、あろうことか、運賃を払わずに我が物顔で列車に乗り込んでいる輩がいるのである。ところが肝心の車掌は、他のもっと身なりの良い乗客の身体検査ばかりしていて、こちらの乗客など構おうともしない。それでは専門家(税理士)はなんと言っているのかと聞くと、なんとも怪しい返事しかしない(なんとならば、税金を払わなくてもよいかもと取れるような発言さえしている)。これでは、真面目に運賃を払っているこちらとしては、腹の一つも立てたくなるものだ。
ということで、なんというかフィンランドの思い出まで書いておいて出すような結論でもなかったなと思いつつも、一応、当初の目的を果たしたことで満足するとする。
列車料金と納税のアナロジーでお気づきの方もいるかとも思うが、この話は給与所得者の場合において、多少の修正を要すると思われる。すなわち、給与所得のほとんどの人は、源泉徴収というかたちで所得税を納めているのであるから、いわば運賃を前払いしているようなものなのである。そこで、給与所得者は、それ専用の列車に乗っている、としたほうが良さそうだ。この列車に乗っている人たちは、あらかじめ会社が複雑な計算をして運賃を支払ってくれているので、あまり難しいことを考えずに列車に乗れる。
一方、風俗嬢をはじめとした個人事業主などは、いわば運賃は後払いだ。今年、2024年の所得が確定してから、来年の2025年春に確定申告をして、税金が徴収される。車掌たる税務署の職員から検札を受ける可能性があるのは、こちらの列車に乗っている方の人たちだ。
私が一連の記事を見て、いまいち自分ごとのように熱い市民感情を発揮できなかったのは、おそらく自分とは別の列車に乗っている人=自分とは関係のない人、という意識があったからだと思われる。
さて、仮に風俗嬢としての年間収入が500万円あったとして、納税額(=乗車料金)はいくらほどになるのだろうか。経費としてどのくらい控除できるだろう。衣装代やメイク費用など計上できるのだろうか。個人事業主として、家賃分をいくらか按分することはどれほど現実的か。そもそも青色申告できるのか。できたとして、どのような事業として定義されるか。こうしたことを現実的に真面目に考えると、節税として合法的にできそうなことはほとんどなさそうに思われる。シンプルに雑所得として申告したとして、所得税・住民税額は数百万円になるかもしれない。
そして、いざ自分があちら側の列車の乗客になったとして、検札にひっかかる可能性が限りなく低い中で、数百万円という乗車料金をキチンと支払う胆力があるものだろうかと、自問自答してみるのであった。
現状では無理っすね
だから脱税してる奴とか犯罪取引やってるやつとかはやたら現金持ってるわけっす
それを口座にドンと入金すると「この金なんだよ」ってお問い合わせが来るのでタンス預金っス
将来的に
その全てを国が見られるようにすれば
おまえらそれどうするつもりなん
それをどうにかするのは国税庁とかであって
みんなしてたらどうすればいいのか聞いてやってたかもね
だよね
税務署が来るほど稼いでなかったってのもある
なんで来なかったかというと
ところで思い出してほしいけど
マイナンバーの時に大騒ぎしてたでしょ
支払調書にマイナンバー書かれて一人一人の稼ぎが筒抜けだとか
みんなそういうのなにもなかったらそのまま忘れるので
税金で賄う社会インフラはあるし働けないなら生活保護もあるだろ
それは国がどうこうじゃなくて給付金するとうっせー差別主義者がいるからだと思う
弱者を救済すべき左翼政党が最近ふしだら狩りに転じたから誰もイカガワシイ業界のために戦わない
それは簡単だけど本当にそうなってほしいのか?
店が源泉する形にするならすぐ出来るよ
そうなってほしくないだろ、適当なこと言うな
おめこぼしだよ
今風の言葉で言えば女割
そういう扱いすることで弱者的立場から抜け出せなくなることはあると思う
ソープ嬢でもめちゃくちゃ稼いでるのは一握りで後は生活の足しにしたり遊びにばっと使ったら無くなるぐらいしか稼いでないんだよ
いやそれは嘘でしょ
生活の足しってなんだよ
コロナ以降はマジで渋くなったけどそれ以前は並みの勤め人より稼げる仕事だったよね
この辺のこと超いい加減に言う感じがこういう界隈独特なんだよな
一般サラリーマンですら納税するのにあんたらはゼロでいいって法はないでしょ
俺はその恩恵が乱暴すぎて却ってあんたらを縛ってるんじゃないかという立場だけど
あんたらはそもそも恩恵に全然気づかずに被害者意識一杯なのがすげえよな
こうやって思いて学ばない危うい人には
共産党員の才能が開花するんだよな
党は君を歓迎する
って言いたいとこだけど共産党員がいまふしだら業を目の敵にして攻撃してんだよな
そこはマジで同情する
共産党が引き取らなかったらどこへ行くんだよこういう人ら
管理売春は犯罪だけど売春は立証方法がないので犯罪にはなりません
・一日なんども複数人と恋におちることはありえない
税金として回収した現金の利用可能科目でキリキリいってるのは議員だけ
「金はいくらでも刷れる」って話しらんか?
財務省は別に金なんていくらでも刷れる 福祉や支援が必要ならいくらでも用意できる
出すかださないかは回収してきた働き次第で調整してる 別に税金があろうがなかろうが印刷すれば増えるししなければ出ない
議員が政策を打ち出して税金つっこんで口利きした分もらえるものもらうために税金言ってるだけ
税金として徴収分だけ発行して使わせてあげる調整をしてるのは増やしすぎたらパンの値段が上がりすぎるし絞ればパンがなくなるから
来年の腹の減り具合を決めてるのは財務省だが、別に未来を見通す千里眼があるわけじゃないから実態に即さないと匙加減ひとつで恐慌に陥るため慎重でなければならない縛りがある
風俗サービスを提供しつづけている店が税金おさめてなかったら警察が動くし税金以前の話
入りが現金で給与の支払いが現金だと帳簿が意味をなさないので実質ガサは違法営業のみ
まあわかるんだけどねえ
まず取引ってのが、ほしい人ともってる人で発生するよね
もってる人は、交換品くれるならあげてもいい
ほしい人は交換してもらうために今もってるいらないものか大事なものか何か相手がほしいっていったものをあげる
貨幣ってのは
「ほしい人が交換してもらうために現物がない、現在はない」けれども取引したい時に出るよね
明日ならあるものとか、来年かならずとか、あとで絶対とか、俺はもってないけどこいつに聞いてその先のだれかの紹介のあいつが持ってるとか
その約束が確実なら確実なほどいいんだけど「約束やぶったら本気で殴る」ってバックボーンがあったら安心
それが国ってわけ
国が貨幣を発行するのは交換を促すためなんだけど
「ものがほしくて交換したい人」が貨幣を使うってことは、今交換できるものを持ってない
つまり
・ものをもってる人
・ものをもってない人
この時点で等価交換できないよね
「貨幣は交換品をもっていないけど、あとで交換する約束をしている証拠」だよね
交換用に国が国の財産とか所有物の価値ときめたものを担保にした分発行した「交換用の保証書」はつまり借金として生まれてくるんだ
取引が終了した時点で貨幣は実際の価値と交換して終わってほしいけど、都度国からの支払いに還元する必要はないし
流動性で言うとその貨幣をつかってさらに交換をして生産をして交換をしたほうが効率がいい
だって農業が得意な人がいちいち国の現物と交換しても、ほしいのは水と農地と肥料と種だったら、それを扱ってる交換主と貨幣で交換したほうがいいよね
金本位制だからって都度金にかえてもらってたら時価であがればいいけど下がったら売るとかためるとか貸すとかいわゆる運用をして、さらに農業するとかしたら効率わるい
その「国が発行した借金」を回収する手段として「国のサービスと交換」という名目で回収するのが税金なわけ
国が発行した貨幣の分だけ、そのうちでも国内で交換に使う目的で流通している量が「国民一人当たりの借金」なわけだけど
これは「国民一人当たりが交換取引を確立できる権利をもっている価値」なわけで今やく一千万円
日本国民としての権利を保有している人間として日本が価値を認めている価値がひとりあたり一千万円
各個人が交換したいものにたどりつくまでの距離が、日本だと約一千万
一千万のうち持ってる現金から足りない分が、日本の国民が労働しないといけない量なんだ
これには期限や範囲がないから対比のしようもないわけだけど、一千万ない人間人間の分だけ労働が必要で不足している分が労働の必要性
仕事がないないいってる分がこれなんだ
だって発行した借金の数だけでトランプみたいなゲームをしてるんだから総枚数がかわるわけがない
トランプの総枚数を減らす、つまり公共事業などで消費しないとへらない
オリンピックとか万博とかでそうなるかというモデルケースに倣ったイベントもあったけど、あれ中抜きで半分以上ぬかれて材木の国内消費で循環取引なだけだから発行した貨幣が一部に移動しただけ
10社に百万ずつで発注して
各社合計500人で労働したら
一人当たり2万円はいってくる
10%かえってくる
半分+抜いた数人の税
下税で税収が増えるのはこれ
数人しかいない高収入の人間から数パーセントの割合でひっぱってもふえるわけがない
下請けに丸投げみたいな実際に交換の成り立ってない実質貨幣の移動だけとかには大きく課税すべきだけど労働種別として他にも同じしくみはあるから最大税率がある
これはいかんね
そもそも下請け丸投げが可能って法律にした二階と竹中がよくない
いけないのはそこだけでそいつらが日本をダメにしたけど、いまはそういう話じゃないよね
大きな額で定期的であれば、それを安定させるサービスの利用として税金を収めることが「いわゆる国民一人当たりの借金」といわれる貨幣発行量を減らす作業になる
国民の数だけふえても希釈されるから「一人当たりの借金」は発行量に対してうすまるね
国なんて規模の視点があるとすれば「移民受け入れ」と「徴税額」はほぼ同じ感覚にはなるんじゃないかな
同じ感覚で摂取してたら成人病になるみたいな栄養素感はあるけど
国民一人当たりに対して対比的に発行された交換保障の額が一千万円なのはいってみれば人権や保障の金額で
その所有が認められていなかったりする国だと、もってるお金で選択肢や権利がないから
国の都合で事故現場をなんの保障もされず生きたまま埋められたり、事件がなかったことにされたり
国民ひとりあたりの借金はおおければおおいほど豊かだ、というのは半分でそれと同じかそれより多く稼げないとそうは言えない
国民一人当たりの借金が一千万で平均年収がそれ以上で最底辺が三分の一以下だ、といえるならそれは豊かだと思うしそうでなければ貧しい
これは割合なので一千万でも百万でも一億でも、国内で言えばかわらない
儲かったほうがあまった金を納めるべきって感覚はまちがってないんじゃないかな
ただそれは「いま交換品をもってないから代替手段を蓄えているだけ」と差がないから、中抜きで集めただけの金と区別がつかない
いちおう不労所得には大きく課税して実際の生産には軽減されるしくみは現実的な範囲では設定されてる
「中抜きで移動させるだけの金」が発生するしくみをなんとかすべきではある
そこに流れ込むかどうかという労働や取引もまたここでの話ではないけども
「商取引自体に課税をする」だといい取引にも無差別に課税されちゃうし、わるい取引を駆逐する材料にもなりえないから
実際、交換をすることになった取引については、貨幣でのやりとりがあると税はあるべき
発行しているのが国で取引を国が保障してる証明書が金なんだからその使用にあたって取引の成果からさっぴかれるべき
少額まで取ろうとするのは労働力として実現不可能なのでスルーしてるだけ
ないとおもってる程度にこまらないほどまでに十分に受けてる
利用してない分にはしらん
寝て起きて生きてるってだけで安全保障の度合いを鑑みて十分に受けてる
個人で仕事を受ける事と自由恋愛に発展するのとセックスできるのとそれがどういう印象なのかと納税の必要とは全部別
人の敷地で商売したら捕まるのは個人事業主だろうと何だろうと同じ
合法で正当だからといっても迷惑で訴えられたら排除されるのも同じ
ただ今の政治や徴税について不満があるからすべきものでもしたくないよ
これで増税とか言い続けてるやつらには反対していくつもりだよ
お前も高齢者になるんやで
闘う敵はそこじゃない。わが国には徴税率、所得の捕捉率が低いが故に、実効税率が極めて低い層がいる。
もちろん、年収1000万円程度の小金持ちですらない庶民のことではない。彼らは江戸時代の農民さえ気絶するほど高い負担率を課されている。
資産運用に対する所得税率が所得税率に比べて低い、(給与所得が年695万円以上の世帯の給与所得税より低い)というか捕捉率が低く抜け穴が多いので実効税率が低いのは彼ら。
しかも日本は諸外国に比べて実質負担率における社会保険料の割合が高い。社会保険料は年収に対して一律で、消費税と同じく所得逆累進性が高い。
日本の所得税率は年収4000万円で累進税率が頭打ち。分離課税制度と併せて所得水準が上がるほど実効税率が下がっていく。
高齢者の大多数である低所得者(国民年金のみの受給者、年金非受給者、生活保護受給者など)相手に死闘をしても、自分がその層に落ちた時に自分に返ってくるだけ。
↑以上の通り、そもそもなぜ「壁」が生じるような徴税方式にしたのか疑問に思っている人が一定数いる。
現代につながる徴税方式が法制化されたのっていつだ?19世紀ぐらいだろ?
すでにニュートンらが微分を作ってある程度経ってて、線形代数もそれなりに進歩してる時期だろう?
俺は知らんけど、税制の法案作成するような官僚なら(いかに文系と言えど)手取りが単調増加になるように税率のパラメータを決める(解く)のなんて、
このころの数学、は当然として、大学教養課程で習うような初等数学でもわけなく出来るじゃないの?
ではなぜそうしなかった?数学的に解けるかの問題ではなく、政策的な意図があって意図的にそうしたのだろうか?
一番簡単に想像できるのは、そういう手取りが単調増加になるような徴税方式だと、税収が減るから(いや俺は計算してないから知らんけど)、あえて採用しなかったというのが浮かぶが。
このタンス預金を少しでも多く投資へ回すことが日本経済を立て直すために必要であることに疑いはないだろう
それなのに、現金で溜め込んでいる人たちはどうしてその1割でも金(きん)にしなかったんだろうか
金(きん)の上昇はここ数年で急激ではあるものの、有史以来現在まで常に安定資産とされていて、金(きん)の資産価値が疑われたことはなかった
こつこつ貯めたタンス預金の1割でも金(きん)に替えていたら20年で資産は倍になっていただろう
しかし日本人は金(きん)に替えずに現金で貯めていた、なぜだろう
脱税による不正蓄財を取り締まる国税と脱税の攻防を描いたのが「マルサの女」だ
劇中では現金を金(きん)に替えることで摘発されても資産を逃がそうとして、それでも見つかり徴税されるケースがある
金曜ロードショーか日曜洋画劇場かなんかで「マルサの女」を繰り返し見た日本人は金(きん)が安全資産だと考えられなくなったのではないだろうか