2017/06/16 09:45

【BiS連載vol.84】7人体制初全国ツアー中のBiSインタヴュー「過去を塗り替えて楽しい思い出に変えたい」

2016年9月、5人のメンバーで再スタートを切った新生アイドル研究会BiS。2017年1月に開催した2度目のツアーでは車中泊&100kmマラソンを敢行し、渋谷WWWXでのツアー・ファイナルを成功させた。そして3月28日から5泊6日にわたるWACK合同オーディションが行われ、新メンバー・ももらんどとパン・ルナリーフィの加入、9月までの期間限定でアヤ・エイトプリンスとGANG PARADEのカミヤサキのトレードが発表され、5月30日のリキッドルーム・ワンマンで初お披露目を行った。現在7人で全国ツアー中、ファイナルの赤坂BLITZに向かって走っているBiSの7人にインタヴューを行った。

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【Track List】
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2. twisted grunge

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INTERVIEW : BiS

「2ヶ月で、ちょっとだけど私は変われたので、みんなとだったら世界を変えれると思うから、世界変えようと思う。バカかもしれないけど、絶対にやってみせるから」

GANG PARADEからBiSにレンタル移籍したカミヤサキ、5泊6日のWACK合同オーディションでBiSへの合格を勝ち取ったパン・ルナリーフィとももらんどを加え、7人体制お披露目のステージとなった2017年5月30日のリキッドルーム・ワンマン。上記の言葉は、アンコール最終曲「レリビ」を歌うMC直前のももらんどによる決意の言葉だ。その言葉をうけて、BiSメンバーも研究員(※BiSファンの呼称)も大きな渦をつくり、溢れ出るエネルギーを放ち、ワンマンは幕を閉じた。

その日からBiSは7人体制では初となる全国ツアーをスタート。ツアー・ファイナルは8月6日、赤坂BLITZでの〈IDOL is DEAD Repetition〉となる。かつてのBiSでは重い雰囲気を放ちはじめた時期ではあるが、ももらんどの言葉に現れているように、今のBiSはそれを塗り替えるくらいポジティヴな雰囲気に満ちている。7人はなにを考えリキッドルームワンマンを行い、どのような気持ちで全国ツアーに臨むのか。7人体制のストーリーが動き出したばかりの沖縄公演翌日に話を訊いた。

インタヴュー&文 : 西澤裕郎
写真 : 大橋祐希

「ももの物語」と「BiSの物語」はすごく重なる部分が多い

ーー初の沖縄公演、どうでしたか?

ペリ・ウブ(以下、ペリ) : たくさん美味しい沖縄料理を食べました。東京に帰ってきて体重を測ったら2kgくらい体重が増えていました!

プー・ルイ : この前のツアーとは大違い(笑)。

キカ・フロント・フロンタール(以下、キカ) : 前回はサラダチキンだけだったからね(笑)。

(※前回のツアーでは、前半はお米のみ、後半はサラダチキンのみで各地を回った)

ーー楽しいスタートが切れているようでよかったです(笑)。まずはツアー初日となるリキッドルーム・ワンマン(【ライヴレポ】新生BiS、7人体制の初リキッド「みんなとだったら世界を変えれる」)のことからお聞きしたいんですけど、リキッドルームは以前のBiSで初めて臨んだ大きな会場であり、メンバーの脱退が発表された曰く付きの会場とも言えます(BiS、リキッドルームワンマンのレポート)。プー・ルイはどんな気持ちで臨んだんでしょう。

プー・ルイ : あのときとはだいぶ状況が変わっているので、そういう意味でエモい感情はあまりなかったですね。

プー・ルイ

ーー1曲目に「Nerve」をやった直後、「重大発表があります」というMC、そして「パプリカ」へ移るセットリストは、かつてのリキッドルーム・ワンマンをなぞったものでしたよね。

プー・ルイ : 「セットリストは、前のリキッドと同じになっているからプー・ルイならわかると思うよ」って、ワンマン前に渡辺(淳之介)さんがサキちゃんに言ったらしいんですよ。でも私は忘れていて(笑)。「あ、そうなんだ」って思うくらい過去のことというか。正直リキッドはまだ破天荒さしかなかった時期だったので、そこまで覚えてないんですよ。

ーーこのステージは、パン・ルナリーフィとももらんどの2人が加入した7人体制での初ステージでもありました。ももらんどは初めてのライヴはどうでしたか?

ももらんど : 緊張… 最初は緊張していたけど、やった後は楽しいって思った。

ーーMCでは、自分の言葉で堂々と気持ちを述べていましたよね。ステージに立つ前から言うことは決めていたんですか? それとも、あの場で出てきた言葉?

ももらんど : 本当は考えていたんですけど、あのとき忘れてしまっていて…。

ももらんど

プー・ルイ : あの日の打ち上げ、もものMCの話で持ちきりだったよ。特に「BiSはいい人たち」のところ(笑)。

※「BiSは1人1人、すごくキラキラしているから、いい人たちだから」という発言。こちらのレポートに全文掲載。

ーーあははは。ステージ上どんなことを思ってMCを訊いていたんでしょう?

プー・ルイ : 心を撃ち抜かれました。純粋な気持ちで「世界を変える」って言っていたので「変えて!」って思いました。他人事じゃないけど、お母さんみたいな気持ちというか。立派にしゃべっているももを観て、ちょっと目頭が(笑)。1番できない合宿のときから観ているし、どれだけしゃべらなかったかを知っているので。あのときは「ゆるめるモ!」しか言えなかったから、すごいなって観てました。

ペリ : 私は「頑張ったらなんでもできるから」って言葉が1番胸に残りました。ももはしゃべるのが苦手だと思うんですけど、自分で考えて言葉を前に出してくれていたから、負けてられないなって思いました。なので、すごい「レリビ」をしました!

ーーももらんどのMCを経て歌った「レリビ」は、みんな気合いが入った?

プー・ルイ : 気持ちが入りました。何も出来ないところから始まってそれが出来るようになるっていう「ももの物語」と「BiSの物語」はすごく重なる部分が多いし、初期のBiSは特にそうだったから。あと、ももの言っていることがロックスターみたいで格好よかった(笑)。自分の気持ちをしゃべる子はいるけど、「やればできるよ、君たちも」って言えるアイドルは、なかなかいないですよ。

ーー対照的に、パンは涙を浮かべながら「みんなももちゃんのことを見ていると思います」と語り、一瞬会場がざわざわしました。あの日が2人のお披露で、まだ同じスタートラインなのに、なんでそう思ったんですか。

パン・ルナリーフィ

パン・ルナリーフィ(以下、パン) : 合宿に参加した全員の中で、ももちゃんが1番注目されていたじゃないですか? ずっと悔しいなと思っていたから話しました。

>>WACK合宿オーディションを初日から最終日まで追ったレポートはこちら

ーーどういう気持ちでリキッドルームのステージには臨んだんですか?

パン : 自分の中では2ヶ月の練習の集大成だったから、そこでちゃんと印象に残さないとと思っていました。そうじゃないと、これからもももちゃんばかり注目されてしまうから、リキッドでは自分を出さないといけないとって。これまで私は、中途半端に生きてきたんですよ。なにごとも地味にできるけど上にはいけない。ずっと真ん中を歩いてきたけど、それじゃあ誰も見てくれないし、すごく悩みました。

プー・ルイ : 事前にパンから相談されてMCを見せてもらったんですけど、真面目が故に定型文の言葉しか書かれていなくて。パンにしかできないこととか、感じていないことが絶対にあるはずだから、格好悪いところかもしれないけどそれを書いたほうがいいよってアドバイスをしたんです。私たちは同じことをシェルターのワンマンで失敗してるので。

坊主と白塗りがいるアイドルもいいじゃないですか

ーーそれがあってのMCだったんですね。リキッド前日にプー・ルイにインタヴューしたとき(BiS、7人体制初ワンマン開催ーープー・ルイ前日インタヴュー掲載)、「キカ、ゴ・ジーラ、ペリの3人が頑張ったから今がある」って話してくれました。3人も新メンバーが入るということで、気持ちや意識が変わったんじゃないですか?

ペリ : はい、全然変わりました。

プー・ルイ : 珍しい、素直に答えてる(笑)。

ペリ・ウブ

ペリ : やめてよ(笑)! 私は世界一になりたいんです!! ピンクの坊主や白塗りのメンバーもいたり7人になったことで、より目立たなくなるから、いかに自分が目立てるようにするかをずっと考えていました。

キカ : ペリがそういうことをすごく考えてるんだろうなって観てました。

プー・ルイ : お前のせいだよ(笑)!

一同 : ははははは(笑)。

ーーキカは白塗りが当たり前のようになってきましたけど、どうしてそのようなメイク姿になったんでしょう?

キカ : アー写を撮るとき「キカは白塗りで」って話になって白塗りをして撮ったんですよ。そこから「ライヴも毎回やろうか?」って話になり、自主的にやるようになったんです。

プー・ルイ : キカは、サキちゃんの悪いところとちょっと似ているところがあって。やりすぎて空回ったり格好悪く見えたりする部分があったから、その残念感をちょっと隠すために白塗りをはじめたんですけど、よくわからなくなってきた(笑)。

キカ・フロント・フロンタール

キカ : 7人になったから1人ぐらいこういう人がいてもいいじゃないですか? 今までの普通の顔が好きだった人に対しては本当にごめんって感じなんですけど、それはそれで仕方ないんです。私の内面まで好きになってもらえていなかったっていうことだから。坊主と白塗りがいるアイドルもいいじゃないですか。

ーー(笑)。ゴ・ジーラは7人になって臨む姿勢は変わりました?

ゴ・ジーラ : 結構、マイペースにやっています。変えているつもりもないし、うん、たぶん変わらない。

プー・ルイ : ゴ・ジーラは1番素直で、昔から「ここ、違うよ」って言ったら嫌な顔せず直す子だったので。サキちゃんが入ってダンスの先生がグレードアップしたのでダンスは上手くなっているんですけど、心持ちとかそういう部分では1番変わっていないかも。いい意味で、たぶん一生変わらないと思う。

ゴ・ジーラ

ゴ・ジーラ : 気持ち的な部分では、幼稚園くらいから何も変わっていないかも(笑)。会社の先輩がインタヴューを読んでくれはったみたいで連絡が来たんですけど、「やっぱり変わってないよね」って言われて、「たぶん、あなたは変わらないよ」っていう結論に落ち着いたので、性格が豹変するってことはあまりないというか、今後に乞うご期待ということで(笑)。

ーーあははは。

キカ : 私は3人の気持ちは同じなんだろうなと思っていて。7人になったことで、歌割りが変わったんですよ。それまで5人で歌っていたものが7人になったからパートが減った。それに関しては3人とも悔しい思いを持っているから、これまで以上に自分の歌割りは頑張ろうと思っているんじゃないかな。

ゴ・ジーラ : 私、実はそんなにパート減っていない(笑)。

プー・ルイ : 1箇所しか減っていないよね? 元々少ないから一生懸命歌おうっていうスタンスだもんね。

キカ : じゃあ、いいです…。

サキ : 空回り(笑)。

一同 : (笑)。

ーーペリはキカと同じ気持ち?

ペリ : 私は、逆にパートが増えてないかな? と思っていました。

プー・ルイ : なんで増えるんだよ(笑)。

ペリ : そういう間違いがないかなと思っていたんですけど、パートがちょっと減っていて。最初は「は?」って思ったし、「無理、いやだ」と思ったんですけど、ダンスの見せ方をより頑張ろうと思いました。だって、それまで歌っていたところを踊るようになったわけだから、ダンスを頑張るしかないなって。

キカ : そっか… 勝手に3人とも同じ気持ちだと思っていたわ。

サキ : 引きずってる(笑)。

ゴ・ジーラ : 気持ちは一緒だよ(笑)。

ギャンパレを完全にライバルとして見ています

ーーサキちゃんは、5月1日よりGANG PARADEからレンタル移籍してきたわけですけど、もはやギャンパレのことを忘れてBiSになりきっている感じがします(笑)。実際のところどういう気持ちなんでしょう。

サキ : 全然BiSです。はい。

プー・ルイ : それがサキちゃんのいいところであり、悪いところであり(笑)。

カミヤサキ

サキ : はははは。これは冗談だと思うんですけど、ギュウ農フェスでBiSのライヴを観たギャンパレ・メンバーが「あいつはもうGANG PARADEのことは考えていない」みたいなことを言っていたみたいで。それを聞いて「そうですよ」って普通に答えるくらいに今はBiSのことに専念しています。でも、ギャンパレ・メンバーの動向を見ることで自分の闘志も上がっていくので、Twitterとかでどんなことをしているんだろうってことはチェックしています。完全にライバルとして見ています。

プー・ルイ : 自分で作ったグループの勢いを、自ら叩き落とそうとしている(笑)。

サキ : ギャンパレに戻ることになったら苦労するかもしれないけど、自分がいたことでそれくらいBiSが上がれたらトレードした意味があると思うし、それができたらギャンパレに戻ることになってもプラスになるだろうなと思います。

プー・ルイ : 「もし戻れる」って(笑)。戻らない方の可能性のほうが大きいみたいな(笑)。

サキ : どっちになってもいいように、今はとにかく必死にやろうと思っています。

プー・ルイ : ももはどうなの? サキちゃんが帰っちゃうことになったらさみしい?

ももらんど : …。(黙ってうなづく)

サキ : お!

プー・ルイ : でも、そしたらアヤが帰ってこれないよ。

ももらんど : んー、どっちも!

一同 : (笑)。

個性的なところはあったんですけど、より個性が立ちはじめた

ーー正直、初めて「SOCiALiSM」を聴いたとき、あまりピンとこなかったんですけど、リキッドで聴いて今のBiSに1番はまっている曲なんだなと実感しました。やっぱりこの7人で初めての曲だからってこともあるんですかね。

SOCiALiSM / BiS-新生アイドル研究会-

プー・ルイ : それは大きいと思います。キカ、ゴジ、ペリの3人は旧BiSの曲が苦手なんですけど、「BiSBiS」(※新生BiS始まりの曲)以降の曲ははちゃんとできるし、やっぱりお客さんからもそうやって言われるんですよ。

サキ : この7人で初めての曲なので、ダンスの見え方も気にして作りました。パンとももの2人がBメロで攻めてくる見せ方も含めて作り込んでいたので、たしかに特に完成度は高いかもしれないです。

ーーパンにとっても思い入れの強い曲になっているんじゃないですか。

パン : 自分が入って1番最初にやった曲だから、1番ライヴでやりたい曲ですし、楽しいです。

ーーももはどうですか?

ももらんど : 全部、思い入れがある…。

ーーももは練習のときに誰よりも早く来て、自主トレもしていたそうですね。

ももらんど : はい。私が1番できていないから…。

ーーカップリングの「Did not」は松隈さんとゴ・ジーラが共作で作詞をしています。どうやって歌詞を書いたんでしょう。

ゴ・ジーラ : 仮歌を元に、意味が不明瞭だったりハマりがよくない部分を私が書いていったんです。例えば、最初の一文がそんなに強くなかったので書き直したり。自分で人生の道を選んできたはずだけど、絶対に後悔とかしてきたこともあると思うんですよ。あのときこっちの道に選んでいればなとか、そういうのが嫌やなと思っていたんですけど、「それでもいつか笑えたらいいよね」と最終的に思うようになって。好きなことをやって笑えていたらいいよねーって気持ちで書きました。

ーーいま、ゴ・ジーラは好きなことをやって笑えている?

ゴ・ジーラ : 笑えて… る。

一同 : (笑)。

プー・ルイ : 本当に笑えてる?

ゴ・ジーラ : はい。笑えてますよー。

プー・ルイ : よかったー(笑)。

ーーそれにしても、7人になって迫力が出ましたね。

プー・ルイ : 5人のときも個性的なところはあったんですけど、より個性が立ちはじめました。それはそれぞれの闘志によるものだと思うんですよ。新メンバーが入ってきて「負けたくない」と思うようになったとか、ピンクの坊主に自然と目がいくから私はこうやって戦おうとか、みんなが考えるようになった。

サキ : そういう部分は個々のメンバーから見えてくるものが多くて。振りとかをつける上でも、個人のパートの動きとかはそれぞれの特徴を活かしています。この子にはこういう背景があるから、ここのパートでこういう見せ方にしようとか。そういうやり方ができたのは、個性が立ってるがゆえのことなんだろうなって。

前のBiSで、悲壮感を各地に置いてきたんですよ

ーーこれから全国ツアーを経てファイナルは赤坂ブリッツ・ワンマンとなります。

プー・ルイ : リキッドより赤坂ブリッツのほうが思い入れがあります。

ーーその思い入れを、プー・ルイの口から現在のメンバーに教えてあげてもらえますか?

プー・ルイ : 前のBiSのときはプー・ルイと(テラシマ)ユフちゃんで「内紛騒動」っていうのがあって。ユフちゃんはBiSみたいなことをやりたくない、プー・ルイはBiSは変なことをやって大きくなってきたからやりたいって感じで考え方が分かれていて。「アイドルってなんだ?」って討論会をしたりしたし(アイドルってなんだろね? BiSメンバー内抗争、涙の中、本音で語るもタイムアップ)、その思いは2人ともガチだったから、ぐっちゃぐっちゃの仲の悪さになり、そのまま迎えたのが赤坂ブリッツの〈IDOL is DEAD Repetition〉(BiS、次のワンマンは両国国技館!! 波乱の赤坂BLITZは大成功——OTOTOYレポート)。

ーーステージ上にはギロチンのセットが置かれていて、そこに研究員が入ってステージ脇からライヴを眺めていたり、かなり特殊な雰囲気でのライヴでしたよね。

プー・ルイ : あれはアー写で使ったギロチンだったんですけど、首を入れるの、アー写のときだけでもめっちゃきつかったですもん。普通、2時間も無理ですよね(笑)!!

ーーリキッドは過去を思い出すことはなかったって言ってましたけど、赤坂ブリッツに臨むにあたってはどんな気持ちですか?

プー・ルイ : ブリッツも、過去の思い出をどうこうってことはないです。普通に公言するけど、あまりその時期が好きじゃないから(笑)。

ーーこの7人でまた新しい歴史を作ろうって気持ちが強い?

プー・ルイ : 過去を塗り替えて楽しい思い出に変えたいですね。言ってみれば、仙台ジャンクボックスも、BiSにとって負の人殴り事件があったハコだったわけじゃないですか(笑)? メンバーはもう過去のことは振り切っていたけど、研究員からしたら「あそこかー…」って感じだったみたいで。そのライヴも楽しく終えることができて、過去のことは塗り替えられたというか。前のBiSで、悲壮感を各地に置いてきたんですよ。それを今のBiSで新しく塗り替えていけばいいじゃないかと思っていて。プー・ルイも大人になったし、成長したBiSでまったく新しいものとして思い出を作っていけたらいいなと思います。

ーー最後に、全国ツアーと赤坂ブリッツに向けて、1人ずつ意気込みを聞かせてください。

ゴ・ジーラ : 全部楽しいツアーにしたい。なんだかわからないけど楽しい!! と思えることがあって、その楽しいを毎回できるようにしたいです。

キカ : 普通の顔って言ったらあれだけど(笑)、白塗りじゃない顔のときとは違う見え方でパフォーマンスをしようと思っているので、細かい所作に注目して観てもらえたらなって思います。

ペリ : どこにいっても1番になります!

ももらんど : 楽しめるツアーにしたいです…。

パン : リキッドのMCで「エースになる」って言ったので、その言葉通りにしなきゃいけないので、どんどん成長できるように1つ1つ頑張ります!

サキ : 私はトレード移籍でBiSに入ってきて、お客さんの期待が本当にすごいなっていうのをすごく感じていて。毎回予想を越えていかなきゃいけないプレッシャーはあるんですけど、今BiSにはいい波がきていると思うので、絶対それを失いたくない。その波に乗っていける機会をこのツアーでいただけているし、ファイナルの赤坂ブリッツを用意していただいてるので、確実にものにできるようにしたい。私は過去のBiSであまりそういうところを考えてこなかったし、立ち向かわないで楽しいぜっていうところだけを見ちゃってたんですけど、今度はカミヤサキとして「BiSってなんだろう」ってところとしっかり戦って、その集大成をツアーの最後にぶつけられるようにしたいと思います。

プー・ルイ : みんな真面目っ(笑)!! いろんな場所から来てくれる人がいるので、1回1回違うものを見せれたらなと思うし、新しいBiSを好きになってもらうためのツアーだと思うので、前に好きだった人とか、解散してからあの6人を好きになった人とかにも、「この7人、最高っしょ!!」っていうのを見せつけてこようと思います!

LIVE SCHEDULE

BiS BAD SOCiAL TOUR
2017年5月30日(火)@[東京]LIQUID ROOM 17:30/18:30
2017年6月4日(日)@[沖縄]output 14:00/15:00
2017年6月11日(日)@[静岡]SUNASH 15:00/16:00
2017年7月1日(土)@[広島]BAck Beat 16:00/17:00
2017年7月15日(土)@[札幌]BESSIE HALL 16:00/17:00
2017年7月16日(日)@[仙台]CLUB JUNKBOX
2017年7月17日(月・祝)@[石巻]BLUE RESISTANCE
2017年7月22日(土)@[大阪]味園ユニバース
2017年7月23日(日)@[高松]DIME
2017年7月27日(木)@[名古屋]CLUB QUATTRO
2017年7月29日(土)@[熊本]Be.9 V2
2017年7月30日(日)@[福岡]DRUM Be-1

チケット料金 :
「通常チケット」3,000円(税込) / 当日 3,500円(税込)
※オールスタンディング
※入場整理番号付
※入場時にドリンク代別途必要
※未就学児童入場不可

>>チケットはこちらから

ツアーファイナル
〈IDOL is DEAD〉
2017年8月6日@赤坂BLITZ
・プレリザーブ※通常チケットのみ
6月18日(日)23:00まで
受付URL▶>>チケットはこちらから・一般発売は、
2017年6月24日(土)AM10:00〜

新生BiSのアルバムもチェック

新生BiS、2ndアルバムを配信中

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BiS / Re:STUPiD
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単曲 257円(税込) / まとめ 2,057円(税込)

【Track List】
1. gives
2. twisted grunge
3. ミステリアスホール
4. SAY YES
5. Never Starting Song
6. NOT the END
7. ぎぶみあちょこれいと
8. ロミオの心臓
9. 明日が来るなら
10. NAKODUB

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新生BiS、初アルバムをハイレゾ配信中

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BiS / Brand-new idol Society2
【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV(24bit/96kHz)(32bit/96kHz) / AAC

【配信価格】
単曲 257円(税込) / まとめ 2,057円(税込)

【Track List】
1. Give me your love全部
2. My Ixxx
3. Nerve
4. primal.
5. BiSBiS
6. Human after all
7. IDOL
8. Happy Birthday
9. レリビ
10. Not Special
11. BiS
12. 太陽のじゅもん
13. CHANGE the WORLD

※アルバムまとめ購入で、デジタルブックレットがついてきます。