京都市の松井市長は、ホテルや旅館などの宿泊者から徴収する「宿泊税」の上限額を、これまでの1泊1000円から、1万円に引き上げる方針を発表しました。定額制の宿泊税を導入している自治体の中では最高額で、地下鉄ホームの転落防止策や、京都駅の混雑対策などにあてたいとしています。 松井市長は14日の記者会見で、7年前から原則市内すべてのホテルや旅館などの宿泊者から徴収している宿泊税の上限額を、これまでの10倍にあたる1泊1万円に引き上げる方針を発表しました。 具体的には1泊あたりの宿泊料金が ▼6000円未満の場合は200円 ▼6000円以上2万円未満は400円 ▼2万円以上5万円未満は1000円 ▼5万円以上10万円未満は4000円 ▼10万円以上は1万円 にするとしています。 実施されれば定額制の宿泊税を導入している自治体の中では最高額となり、市は130億円ほど見込まれる税収のうち、市営地下鉄の