はてなキーワード: 民族紛争とは
「これが通ったらこういうのが好きなやつが調子こくからむかつく」
「これを主張することでこういうのに脊髄反射で反対する因循姑息なバカを炙り出せる」
というように、課題そのものに切実な関心はない、ただ戦闘的な人士が盤外戦を繰り広げるからだ。頭には憎っくき「敵」の顔が浮かんでるだけ。
「敵」の存在は事実だが、実像以上に相互に頭の中で「敵」の姿を膨らませている。
いまやつらはこれだけの要求をしてきてるが、ここで一歩でもひいたらその万倍のものを奪われる「だろう」
この構図はリアルな国際紛争や民族紛争でも同じ。実際に何発殴ったかではなく「奴らが何をやりかねないか」というポテンシャル、可能性の領域の戦いだから止められない。
世界観が暗めの方が好きかも
◆好きな漫画
ベルセルク(世界観では一番好き。先生亡くなった時マジで落ち込んだ)
新九郎奔る(時代考証とかキャラ設定とかさすがベテランって感じで好き)
◆好きなゲーム
タクティクスオウガ(これのせいで民族紛争とか宗教とかの歴史に興味出た)
FFT(粗はあるけど「家畜に神などいない!」ってセリフに衝撃受けた)
今、興味あるのはサイバーパンク2077なんだけど買っても後悔しないかな?
【追記】
デーモンズソウル1(ストーリーあるの?これ・・・って思った)
スカイリム(序盤でピンと来なくて終了)
PS4版ゴッドオブウォー(世界観は好きなんだけど親子の会話がなんかいまいちなのと武器強化とかスキルとか多すぎて面倒に感じてしまった・・・)
SEKIRO(下手すぎ&死にすぎて無理)
ウィッチャー3(世界観はいいと思ったけど操作方法ムズ!ってなった)
Ghost of Tsushima(仁の人格を好きになれず・・・頭かて~なぁ!おい!ってなった)
書いた後自分でも考えてみたけど、好きなシーンがガッツとガンビーノのやり取りとかそれをキャスカに告白するシーン、アーサーが雨の到来と薬草探しながら自分の子供のこと話してるシーンとか
エドとアルがキメラになってしまった女の子に気づいたりその後も都度都度思い返すシーンとか、
クライブがジョシュアを殺した相手を探してたのに・・・みたいな主人公のトラウマ描写だったり、それを克服(昇華?)していくストーリーが好きなのかもしれん
2歳からピアノを習い、ピアノ発表会や小学校時代の音楽会にてピアノを演奏。2004年4月神戸市立歌敷山中学校に入学。中学時代の学業成績はオール5。文化祭での吹奏楽部の発表や合唱コンクールでのピアノ伴奏、更には生徒会長と多忙な中学校生活を過ごした。
2010年4月兵庫県立長田高等学校卒業後、同志社大学政策学部に進学[9]。同志社大在学中は国際政治学について学び[10]、ゼミでは民族紛争の研究をしておりセルビア(旧:ユーゴスラビア)にゼミの旅行として赴いた経験がある[11]。元来は文書の執筆が得意だったこともあり、テレビ局の報道局政治部記者の職を志望していたが、大学のセミナーで記者向けのゼミが見つけられなかった。同じく発信する仕事であるアナウンサー職向けのセミナーを受講し、宇垣にとって雲の上の存在であったアナウンサーを目指すこととなる。
2011年にはミスキャンパス同志社に出場してグランプリを獲得し[12]、京料理屋でアルバイトをしていた時期もあり、お酒について学んでいる。
2歳からピアノを習い、ピアノ発表会や小学校時代の音楽会にてピアノを演奏。2004年4月神戸市立歌敷山中学校に入学。中学時代の学業成績はオール5。文化祭での吹奏楽部の発表や合唱コンクールでのピアノ伴奏、更には生徒会長と多忙な中学校生活を過ごした。
2010年4月兵庫県立長田高等学校卒業後、同志社大学政策学部に進学[9]。同志社大在学中は国際政治学について学び[10]、ゼミでは民族紛争の研究をしておりセルビア(旧:ユーゴスラビア)にゼミの旅行として赴いた経験がある[11]。*元来は文書の執筆が得意だったこともあり、テレビ局の報道局政治部記者の職を志望していたが、大学のセミナーで記者向けのゼミが見つけられなかった。
同じく発信する仕事であるアナウンサー職向けのセミナーを受講し、
宇垣にとって雲の上の存在であったアナウンサーを目指すこととなる。
2011年にはミスキャンパス同志社に出場してグランプリを獲得し[12]、京料理屋でアルバイトをしていた時期もあり、お酒について学んでいる。
ロシアだけのせい、で、正しい。
・まず「正しさ」がない
戦闘行為をすること自体がまず正しさをどうのという以前の話で、正しさはない。
戦闘行為をしていない地域の人間が「自分たちの状況における価値観」において「正しいかどうか」を言っているだけ。
市民です無防備ですと言っても上官の命令がどうであれその現場でその兵士が撃つかどうかはその局面でのみ判断されるもの。
そこにどういう状況や感情や感覚があって正しい選択をするのか、またそれが正しかったのかは当人以外には関係がなく、またどの選択も当人ごとにおいては正しい。
・「どちらのせいで」ということもない
なにを仕掛けたところが発端で、それを問題視する、という視点以外には責任問題を追及できない。
行為の結果について個々に実行者の責任は問えるかもしれないが、現在の状況全体でいうと「まず軍隊を持ってきたロシアが原因であり責任がある」。
ロシアはその正当化のために「親ロシアの親愛なる臣民東ウクライナ市民がロシアに助けを求めて同じ家族であるロシアは答えざるを得なかった」というか弱い市民の保護のための防衛としての軍隊派遣と武力行使になっている。
そんなわけないだろといえる程度の平和な状況ではない部分が、武装しているマフィアや民族紛争のありようで正当化されるだろうという目論見なので、もともと治安を戦闘がおかしいといえる程度に維持していなかったウクライナ政府のせいだともいえなくはない。
そんなのおかしいともいえるが、それがおかしくないという証明もほかの国はできないし、その交渉をする術がない。
諸外国の一つとしては、そこから発信する情報の一つとして「ロシアのせい」ということはできるし、それ以外に言いようがない。また「ウクライナが悪かった」ともいえる。どちらでもないというのは言及する必要性がないか、両方の国を包括して統治する立場であるかのどちらかの意見。
言う意味がないのでどちらかと言わないなら言わなくていい。
それか両方を諫める行為を実行するべき。
しないならただの国単位についてマウントしてみてるだけ。言葉に意味はないが大胆な発言をしている事で世界について対等に語っている気になってるだけ。
土地を空けないために侵攻を阻止する必要があるが、兵隊の数は足りない。都市を維持するのは市民が代行するしかない。
市民が戦闘員になる理由は、都市にロシア兵が侵入してくるから。侵入がなければ攻撃をする必要がない。
防衛としての侵攻に「保護すべき対象の脅威」として「市民の住んでいる都市」をターゲットにするのはおかしい。
都市機能をしている文化的な地域について交渉が成り立たないとしているのはどちらかということで「ロシアのせい」に一票いれる。
ロシアもその状況説明については「現場で見てないからわからないのだろうけど、現場では親ロシア市民が虐待されていて、それを助けるのには軍隊が銃を向けるしかなかった」と言われたら、そんなはずはないとは言えない。
そもそも親ロシア派の悲劇の歴史とロシアに救済を求める部分の情報がほとんどない。
これが補完されたりプロパガンダされれば「ウクライナも悪いのでは」と傾く可能性はある。
「なぜロシアは自国に助けを求めた親ロシア派のウクライナ市民を都市にPOPさせてその救助に制圧行為を仕掛けているのか」という正当な行為の不透明さの説明が必要。
これがないからロシアがわるいと言わざるを得ない。ロシアが「親ロシア派のウクライナ市民を武力で救い出す」行為をやめて「親ロシア派ウクライナ市民の安全を守ると誓え」と交渉すればいいだけのはず。
交渉できないとか戦闘するしかと言っているのはロシアなので、その説明が納得いくものであれば「なぜ親ロシア派をいじめるウクライナが正しいとか、責任がないと言えるのか」といえる余地もでてくる。
たくさんの人が誤解していると思ったので、一応記しておく。
ちなみにハルキストではない。本を読むのは好きだし村上春樹作品も一通り読んでいるが、ハルキストと名乗れるほど心酔している訳ではない。念の為。
村上春樹が大衆に受け入れられ、なおかつ世界的にも評価が高いのは、「アメリカ文学」を日本の文章、環境、時代に上手く落とし込んでいるからだと思う。
読みやすいとか安っぽいとか性描写が多いとか、そういう指摘は本質的でない。
村上春樹はチャンドラーやサリンジャー、フィッツジェラルドなどを好んで読むことで知られている。何なら自分で新訳を出し、巻末の解説で作品のすばらしさをくどくどと語っているくらいだ。
そしてこれらのアメリカ文学は、概ね「喪失」を題材としている。私個人の意見だが、一般に名著と言われる小説は、喪失を落とし込むのが抜群に上手い。
喪失を文章で表すのは意外と難しい。なぜなら日本という国は、ここ半世紀以上明確な危機を経験していないからだ。例えば、戦争。ベトナム戦争も、民族紛争も、宗教戦争もない。平和といえば聞こえがいいけれど、要するに、物語を紡ぐ必然性がないのである。
その中で村上は、そこはかとない喪失と、日本で起こった/これから起こりうるキャッチーな事件とを繋げていく。綿密な情景描写と不思議な比喩をもって。
余談ではあるが、中村文則にも同じことが言える。彼はドストエフスキーが好きだと公言している。ロシア文学に多い徹底的な自己分析と暗い雰囲気が、彼の作品には投影されている。
「機動戦士ガンダム00」という作品がある
2007年から放送された、TVガンダムシリーズの中で初めてのハイビジョン制作・一期と二期の分割放送など新たな試みが取り入れられた、完結から10年経つ今でも高い人気を誇る作品である
僕はこの作品を初めて見た時、本当に驚いてしまった。「TVシリーズなのにこの作画の良さはどうなってるんだ!?最近のアニメはクオリティ高いって聞いてたけど劇場版やOVAでもないTV作品でもこんな凄いのか!?」ともう興奮した。
西暦2307年、地球上の国家は大きく三つの超大国家群に別れて終わりの見えない争いを続けていた。そんな不安定の情勢の中、突如機動兵器ガンダムを所有する私設武装組織「ソレスタル・ビーイング」が現れる。彼らは世界から戦争行為を根絶するためにどのような理由があろうとも全ての戦争行為に対して武力による介入を行うと宣言した。何だこの掴みは!?こんなガンダム見た事が無いぞ!世界各地で戦うガンダムから始まる1話はWっぽいかな?
今でこそもうそういう物だ、と認識しているけど主人公の名前が「刹那・F・セイエイ」でその口癖が「俺がガンダムだ…」などともう序盤からインパクトが凄かった。主人公達以外も模擬戦男「パトリック・コーラサワー」、口から名言が飛び出す男「グラハム・エーカー」、ところがぎっちょん「アリー・アル・サーシェス」など、視聴前から存在だけは知っていた愛すべき敵役キャラクターも次々と出てきた。序盤からこんなに印象的な敵役がどんどん出てくるガンダムは中々無いと思う。
また、当時僕は活躍されている声優さんについても疎かったので、出演されている人達も「あ、ガンダム00に出ていた人だ!」という感じで覚えていた。宮野さん、神谷さん、吉野さん、中村さん、浜田さん。皆僕にとっては「00の人」だ。
作画が良い、キャラクターも個性的。これに加えて音楽まで良いんだから堪らない。あの川井憲次氏だ!特徴的なコーラスは一度聴いたら忘れられない。僕が川井さんの曲を聞いたのは00が初めてだったのでやっぱり「00の人」だ。
他にもMSのパイロットがヘルメットを被ると音がこもったり、動力炉から漏れ出る特殊な粒子が慣性や重力に作用するガンダムタイプは同じMSと兵器でも三代国家群の機体と挙動が全く異なるなど、細かい所にも力が入っていた。
トランザムというパワーアップも良かった。機体色が赤く変化し、残像が残るほどの高速戦闘が可能になる機体の性能を三倍に引き上げるド派手なシステムだ。赤くて三倍…シャア専用?3倍界王拳?V-MAX?オマージュですよ。
大分後になってトランザムはスライドで誤魔化してるだけだという意見も聞いたがそれがどうした!動いてカッコイイからそれで良いのだ!それにスライドじゃなく普通に動いてる戦闘シーンも多いのだから問題ない!発想の勝利だ!
ちなみに僕は一期のキャラだと人革連の強化人間こと超兵1号「ソーマ・ピーリス」というキャラが好きだった。ガンダムマイスターアレルヤとの因縁や、上司であるセルゲイ大佐との触れ合いなど、色々と先が気になるキャラクターだった。
一期の物語は三大陣営の連帯に生まれた国連軍によりソレスタルビーイングの実働部隊プトレマイオスチームが壊滅し、その国連が地球連邦政府と名前を変えた数年後の世界を舞台に続編を匂わせる形で一旦終了する。
という訳で一期を見終え二期も見た。UVERworldの 『儚くも永久のカナシ』、良い曲だ…もうOPからこれは凄い!と惹き込まれた。やっぱりこれが僕の初UVERworldだったので、僕にとっては『00の儚くも永久のカナシの人達』だ。
二期では遂に満を持して作品のタイトルを機体名に冠する「ダブルオーガンダム」が登場し、一期でソレスタルビーイングの技術が流出した影響でMSの性能が格段に向上した世界で一期より激しい戦いが繰り広げられる事となった。
僕も実際に見てこのガンダムは凄い!と思ったが、やはりリアルタイムで見ていた人達からの評価もとても高く絶大な人気があったらしい。F91から19年ぶりに“ガンダム”完全新作映画が00の続編として製作され、人気を博した。
スロー再生でも目が追いつかない程超高速でありながらみっちりと描き込まれた戦闘シーンや、映像作品では初となる地球外生命の登場など、19年ぶりの完全新作劇場版というファンの期待にも負けない非常に濃いガンダムだった。
そしてその劇場版から10年経った現在、40年以上続くガンダムシリーズで00は初めて舞台化された作品になり、ガンダムマイスターとしてソレスタルビーイングに加入したグラハムが主演の続編が製作される事も既に決定している。
アナザーガンダムでありながらガンダムシリーズ初のTV版の続編としてOVA作品が作られたWの人気も凄いと思っていたけど、00も凄い。ガンダムWとガンダム00はゲーム作品で共演した時も濃密にクロスオーバーする事が多いらしい。
正直な話、僕はこの作品の欠点があまり思い付かない。強いて言うなら一期で登場した一部のキャラ達が二期で退場する際に「え、そんなあっさり?」と思ったくらいで、全体的に非常にクオリティの高い作品だったと思っている。
主観的に見ても客観的に見ても非常に評価が高い、この「機動戦士ガンダム00」という作品。ここからが本題なんだけど…僕はこの作品が大好きか?と考えると案外そうでもない。嫌いではないし好きな方ではあると思うけど。
これは作品の美点欠点の話じゃなくてあくまで僕の好き嫌いの話だけど、僕はこのガンダム00という作品でソレスタルビーイングという組織は最後に壊滅してしまう物だと思っていた。武力介入の際に、目の前の武装勢力の駆逐より人命救助を優先してしまう心優しきガンダムマイスター「アレルヤ・ハプティズム」というキャラクターが居た。彼はガンダムマイスターとして初めて民族紛争には武力介入し人革連の基地へ爆撃した際自分を指し「稀代の殺人者」という言葉を使った。家族を自爆テロで失った過去を持つガンダムマイスター「ロックオン・ストラトス」はその自爆テロの計画犯である傭兵サーシェスにお前も同類のテロリストだ、と煽られた際に「咎は受けるさ」と言い、戦いの果てに亡くなった。
ソレスタルビーイングのメカニック「イアン・ヴァスティ」は自分達は犯罪者であり、戦争をなくしてから罰を受けると言った。これは最終的にソレスタルビーイングは今度こそ本当に壊滅してしまうのだろうな…と薄々僕は思っていた。
二期のラストでかつて憧れた存在であり、自分を拾ってくれたある意味恩人でもある相手を激戦の末倒した刹那は、「自分達は武力を行使してでも抑止力となって生きる」「存在し続けなければいけない。未来のために」と決意する。
僕がこの最終話を見た時には「00は劇場版もやる」という話は既に出ていたので「そうか、今度こそそっちで完結するんだな」と思った。というか逆に「00というガンダムの劇場版が今度公開される」と聞いてTV版を見ていたんだろうか?
劇場版00が公開されてから1年以上経ってようやく僕は視聴出来た。新型主役機クアンタや金属生命体ELSの話は事前に聞いていたのでとてもワクワクしていた。もう凄かった!ただでさえ高品質だった作画の劇場版クオリティだ!
最後はELSとの最終決戦から50年後、離れ離れだった刹那と作品のヒロイン「マリナ・イスマイール姫」がイッツタイムナウしてやっと出逢えたところで終わる。若イオリアとE・A・レイはおまけというか00の前日譚みたいな物だから置いておく。
…ソレスタルビーイングは特に壊滅しなかった。劇場版00の公式ガイドブックに収録されている水島監督と脚本の黒田さんの対談によると「劇場版が決まらなかったらTV版には別のルートもあった」「劇場版は監督が目指したAルートでBルートもあった。どちらも描いている事に大きな差はないけど、死ぬ人がいた」「25話を見直したけど、冷静になってみると、マイスターが死んでもきれいに収まる」との事なので、本来ならマイスターが死亡する筈だったのかな?と思った。
TV版の一期から劇場版まで3年以上作品を応援し続けた作品のファンの事を思うとそれはあんまりな気もする。ただ僕個人の好みからすると、00は作中で匂わされていたソレスタルビーイング壊滅オチの方が好みだったかもしれない。
ここまで書いて、僕は「00の事が大好きではない」と言いながらやっぱりそれはそれで好きなような気がしてきた。「大好き」でないだけで、実は結構気に入っているんだろうか。色々と言いたい事はあっても、やっぱり好きなのかもしれない。
最近公式に配信される機会があったのでまた一期を少し見返した。今のアニメに慣れた目線から見ると作画に関しては思い出補正がかかっていたな、と思ったがキャラクターや音楽の魅力は変わらなかった。何と13年も前の作品だ。
機動戦士ガンダムが40年以上愛されたように、機動戦士ガンダム00もこれから長い間愛される作品になると思う。これからも僕は「00の事がそれなりに好きなつもり」のファンとして00が好きな人達と関わって行けたら良いな、と思った。
【追記】
勢いで書き上げたけど、00が好きな理由は書いても00の事が大好きではない理由は殆ど書いていない事が分かった。壊滅すると思っていたソレスタルビーイングが物語のラストまで普通に健在だった、というのは間違いなくあると思う。
僕がこの作品の中で好きになったキャラクター達があまり良い結末を迎えられなかったり、僕が思っていたのと違う方向に行ってしまった事が「それなりに好き」でも「大好き」ではない大きな理由だと思う。メカニックや戦闘は文句無し。
アンドレイ・スミルノフというキャラクターが居た。ソーマの上官セルゲイ大佐の実の息子であり、幼い頃に軍人であった父セルゲイが作戦中に母を戦死させてしまった事で父を恨み、また父であるセルゲイもアンドレイと向き合う事を恐れたため10年以上父と疎遠であったという、一体どこの富野主人公だ?という青年である。声優さんもブレンパワードで伊佐未勇を演じた白鳥哲さんだし、00の中でも富野チックなキャラクターだと思う。グラハムも台詞は富野っぽいかな。
幼い頃に母を亡くし、また父ともろくに顔も合わせないという親をやってくれる人が居ない環境でアンドレイは育った。彼が父であるセルゲイ・スミルノフと顔を合わせたのは、両親と同じ軍人としての道を歩み、現在父が暮らす士官用宿舎に超兵ソーマ・ピーリス中尉の招聘に訪れた時だった。そこで彼が見たのは、自分と近い年頃の女相手にまるで父親のように振る舞う実父の姿で…これ、ブレンパワードの勇なら「父親ごっこはやめろー!」って叫んでいたと思う。
セルゲイ大佐は軍人として素晴らしい人物で、ソーマにとっても良き上官であり、身寄りのない少女の身元を引き取り人間らしい生活を取り戻させてあげた本当に良い人だと思う。実際視聴者からの人気も高かったし、僕も好きだ。
ただ実の息子とは言葉も交わさず何も父親らしい事をしなかったのに、赤の他人にまるで本当の父親のように愛情を注いだのは…実子に親らしい事をしてあげられなかった代償行為だと思うんだけど…貴方は何をやってんです!?
大佐がそうやってソーマと疑似的に親子関係を築く事で親心を満たしていた数年間も実の子供は親の愛情に飢えていた訳で…セルゲイ大佐の事は好きだけどアンドレイに恨まれても仕方がない、と思う。大半の人は恨むと思う。
その後、セルゲイ大佐は長年の親友が地球連邦政府に対しクーデターを起こし、大佐自身もそのクーデターに関与していたと思われた事から実の息子であるアンドレイに殺害された。大佐自身はクーデターを肯定しなかったが、連邦の軍人として食い止めようと友人へ何かをした訳では無い中立的な立ち位置だったので、人によっては消極的に肯定していたと思われても仕方がない状況だったと思う。アンドレイはセルゲイ大佐がクーデターに関与していたと判断した。
その後、アンドレイは二期の最終決戦でソレスタルビーイングと対峙し、宙域に撒かれたGN粒子の作用もありセルゲイ大佐と疑似的な親子関係を築いていたソーマ・ピーリス(本名マリー・パーファシー)と対話する。そこで彼は「父は何も言ってくれなかった、言い訳も、謝罪も、僕の気持ちなんて知ろうともしなかった」と悲痛な胸の内を明かした。父親が本当は自分を思っていたと聞いて「言ってくれなきゃ何も分からないじゃないか」と彼は子供のように泣いた。
…声は伊佐未勇だけどエピソードは同じ作品に出てくるジョナサン・グレーンみたいだ。間違いなく00で僕の一番好きなキャラクターだと断言出来る。富野風作品なら主人公かライバルかどっちにしてもメインキャラクターになれてたかも。
そんな彼だけど、昔は00のファンから嫌われていた…ような気がする。人気キャラであるセルゲイ大佐を殺したのもそうだけど、その動機が一方的な逆恨みだと思われたのかな。僕は擦れ違いの原因は親である大佐側だと思っている。
それと一期からメインキャラである沙慈・クロスロードの婚約者であったルイス・ハレヴィに横恋慕していたのもあると思う。沙慈とルイスは何年も離れ離れなのに、アンドレイは上官と部下の関係でルイスと近い距離に居たからかな…。
そんな彼も劇場版00で行われた地球外生命体「ELS」との最終決戦で戦死を遂げる。その彼の最期を見て「号泣した」「二期では嫌いだったけど劇場版で好きになった」「何度見ても涙腺が緩む」という人も大勢居たらしい。
僕はアンドレイが好きなので出来れば彼には生きていてほしかった、と思った。劇場版で死んだのも00ファンに嫌われていたから…と考えるのは邪推だとも思う。00ファンに高い人気を誇ったグラハムだって劇場版で一度死んだんだから。
余談ではあるけど、グラハムもELSとの最終決戦において肉体的には完全に死亡したけど、続編では疑似的な蘇生を果たしている。ならアンドレイも…と思わないではないけど無理だろうな、と分かっている。そこまでの人気が無いから。
ここまでアンドレイについて書いていて思ったけど、やっぱり僕は00の事が好きなんじゃないだろうか…?アンドレイというキャラが好みのドストライクなので、そのアンドレイを生み出してくれた00という作品の事もやっぱり好きなんだろうな。
【追記2】も書きたかったんですが、文字数制限に引っかかってしまいました。こんなにこの作品について語りたい事があるとは思わなかった…ような気もしているけど、ひょっとして人間が普段考えている事を文章にするとそれくらいの文字数になってしまうのかな…と思った。機動戦士ガンダムシリーズはとても好きな作品なので、00についてもまた機会があれば日記に書きたいです。4クールと劇場版に加えて外伝や裏設定など、本当に幾らでも語る事があるなあ、00。
機動戦士ガンダム00について書いていて改めて思ったんですが、やっぱりこの作品はとても面白いです。面白いと思うし、「かなり好きだ」とも思うから、どうしても引っかかる所があるのかな…。書き出す内に好きになってきた気がする…。
・Basic Incomeが基本になる事で、労働人口が現象し、 新社会主義と呼ばれる
・フランス、相変わらずツンデレ目立ちたがりキャラで、EU離脱
・イタリア、相変わらずパスタとトマト食えれば文句言わず、ドイツ連合
・中国、ベトナムやフィリピンに戦争吹っ掛けて、コロナ騒動の国民不満もあって、第三次世界大戦なるか、のギリギリラインで政治的に終息
・中国、上位と入れ替わりに、民族紛争と民主化運動が起き、今度は他国の武力介入で制圧、中国共産党の解体、資本主義国家として歩む
・この間、中国工場に頼っていたメーカーは打撃、国内や他国工場に分散製造していた企業は影響受けず
・米国、コロナ騒動後、民主党・共和党の対立激化、州単位に集まり始めるが、完全な分離には至らず
既に起きてる事案もあるけれど。
『歴史人口学で見た日本』はともかく、『ユーゴ紛争』って、体系的な読書の入り口になるか……?
いや、ユーゴ紛争とか国際政治とかについて関心を持つ糸口にはなると思うけど、良くも悪くもルポルタージュなので、体系的な読書の入り口になるかっつーと微妙では。
ルポルタージュはルポルタージュとして興味深いものだけど、往々にして「入り口」というか「とっかかり」であることが多い。本当に相手に体系的にものごとを知ってほしいなら、導入は別の本がいいんじゃないの。
もし国際政治とかそういった話に興味を持ってほしいなら、ナイ&ウェルチ『国際紛争』(http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641149175)とか、あるいは有斐閣の政治学入門のやつ(http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641150256)とか。
東大出版会は最近政治学の入門シリーズ出してるな>http://www.utp.or.jp/book/b297525.html。政治学の入門としてはお手頃かなと。
民族問題とかそういうテーマにいざないたいなら、『民族とネイション』(https://www.iwanami.co.jp/book/b225944.html)とか、『民族紛争』(https://www.iwanami.co.jp/book/b226218.html)とか。『ナショナリズム論・入門』(http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641123359)はちょっと初心者にはとっつきにくいかな。
ユーゴ紛争に興味を持ってほしいなら、『ユーゴスラヴィア現代史』(https://www.iwanami.co.jp/book/b268264.html)とか、最近出たやつだとマゾワーの『バルカン』(http://www.chuko.co.jp/shinsho/2017/06/102440.html)なんかがいいんじゃないの。
『国際紛争』はレベル的にも大学新入生がちょっと背伸びして読んでみるくらいだから青二才さんにちょうどいいと思うんだよね。色々おもしろいエピソードが紹介されてたりするし。やっぱり英米の教科書はおもろいわ。
あるいはどんな入門書が適切かわからん問題もあるのかもなー。青二才さんが何かの入門書を探したい、となったときには、だいたい、
この辺をチェックして入門書探して、そこから参考文献を芋蔓式にたどっていくのがいいと思うんだよね。
ただまあ最終的には青二才さんに興味がないとどうにもならんところはあるので。You can lead a horse to water, but you cannot make him drinkですよやっぱ。
その重箱の隅をつついたような事柄が法的に遵守されるべきか賠償されるべきかと
毎日六法ばっかり勉強して書類かいて事務手続き代行してる職業がある
間違いがあってはならないので極力間違いを減らすべく国家資格にしてる
それが弁護士
日常でどうしてもがまんならないこれは第三者の介入によって公平な判断で解決が望まれる
国が間に入って仲裁をする 公平な配分を命令するのでそれに従いなさいというのが裁判所命令
これがその一件だけでも守られていないとなればほかの何件かも
もしかするといきなり逮捕されて知らない罪を着せられて消される人間なんかもいるということになる
アイドルのスキャンダルも高官の贈収賄ももしかしたら繁華街連続通り魔も存在していないかもしれない
町中にスパイがいて犯罪をもみけしているかもしれないということも言える
そういう無駄なことを考えなくてもすむくらい日本が平和なのは法を遵守させる機関が十分に機能しているか
もしくは法を遵守させる機関がちゃんと機能していると市民の多くが考えているかのどちらかもしくは両方
法が一部でも正しく機能していないのではないかと疑うのは勝手だがそれを証明しろとかもしかして機能していないのではとか
騒ぎ出すと、法というものが本当に正しいのかいま手にしている単純な正義を履行すべきではないのかとなり
隣の町の異教徒を殺すのが正義だとか法が正しく機能してくれていないからこの子のような悪人が今日も私に迷惑をかけている
実際に起きている民族的な紛争は凄惨を極めるが法が機能しているという信頼がなくては止めることができない
その危険性を孕んでもなお自分が安心せねば実際に本当の罪で事実が隠蔽されていないかを問う必要があるのか
どうしてもその意欲が満足に至らず不安を払拭できないのであれば自身が法に近い立場にたつしかない
それ以外に解決方法はないし外野が正しい情報を示して外野にも納得できるようにしろと騒ぐのは
家族や恋人同士ですら対立民族として殺し合いになってしまった民族紛争に至った経緯と同じ思想だと言える