範馬勇次郎単語

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ハンマユウジロウ
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ネタバレ注意 この記事は重要なネタバレを多く含むので閲読の際には注意されたしッッ

範馬勇次郎とは、地上最強の生物であり、全ての男たちの、否、全ての雄共の憧れである。
CV乃村健次TV第1作)/ 大塚明夫TV第2作)/ 中嶋呂嗣(ゲームバキ最強列伝」)/ 堀秀行ゲーム餓狼伝シリーズ)/ 小山力也デジタルコミック)。

地上最強の生物は何者か

アフリカ原にはの王ライオンがいる。
その彼らさえ手が出せない裏の番長カバ
陸上最大の動物ゾウ
その速さはまさに神速チーター
世界中にいるほぼ不死の生物クマムシ
どんな撃にも耐え分裂するプラナリア
北極覇者ホッキョクグマ
リンゴを握りつぶした祖

彼らは確かに強い。
しかし彼らもあの男、否、あの雄にとってはただの餌なのだッッッ

その雄の名は、範馬勇次郎

彼こそがの地上最強の生物に他ならない。

彼の背中に「の面」が現れた時、全ての対戦相手は息絶える・・・ッッッ!

おはオーガ!勇ちゃんだホ!

ふたば☆ちゃんねる虹裏では、範馬勇次郎が「おはオーガ!勇ちゃんだホ!」と言いながら登場し、
息子である刃牙から「だから流行んねえって!」と突っ込まれる台詞コラ画像が投下されて以来、
範馬勇次郎といえば語尾に「ホ!」を付けるという誤った認識が定着し始めている。 

概要

身長190cm、体重120kg、年齢38歳。めふんが好物の地上最強の生物。範馬刃牙(とジャック・ハンマー)の父親にして最大の敵でもある。
悪魔に例えられる貌で、肩ほどまでの赤髪オールバックにし、昂した時や戦闘時にはワラワラと逆立つ。装も軽装で、上下カンフー着にカンフーシューズである。
次郎徴するものといえば「オーガ」という渾名の由来になっている背中である。ストラダムによると若い頃から筋トレ感覚で銃火器が飛び交う戦場を駆け巡り(もちろん勇次郎素手)、絶え間ない殺戮の日々を過ごしていくにつれ、背中の打撃用筋肉(ヒッティングマッスル)が異常発達していき、やがての顔に見える変貌を遂げたという。人類史上においては勇次郎以外にもこの地に達した者がおり、刃牙も浮かび上がらせることができる他、古代ピラミッドの壁画にも背中を生かせた悪魔のような人間が描かれているという。しかし勇次郎はさらに上の段階があり、本気の力を振り絞って構えることでまるでいているように。この状態から繰り出される打撃は人知をえ、悪魔の域に達する。
ちなみに、当初は背中に大きな入れ墨があり、戦うと背中が暴れているように見えるという設定だったらしい。

その圧倒的戦闘力は国家軍事力にも匹敵するとされ、アメリカ次郎個人に対して友好条約を結んでいる。勇次郎行動アメリカ軍事人工衛星によってビスケット・オリバ純・ゲバルと共にアメリカの脅威となる三名として36524時間監視されており、等の移動以外で戦ったり走るなどして時速4km以上の速さで動くと衛星の緊急作動によって地球上の全てのカーナビに送られてくる情報が70mずれる。

「今から首相ブチ殺しに行くぜ」と総理大臣官邸に電話予告し、それに応じて緊急配備された機動隊やSPを素手突破し総理大臣室に々と上がり込んでいる。結局首相ブチ殺さなかったが、地上最強の生物を拘束できる権力・武力は存在しないため、一切責問である。そもそも一人の暴力国家が揺らぐ事実などに出来るはずがないので当然の話ではあるが。

地上最強と呼ばれているものの、ストラダムによれば宇宙光速で限りなく膨し続けてるが如く、毎成長期でその力はいまだ限界に達していないという。当初は世界中の格闘から「もがオーガに技をかけるのを見る」と称されるほど格闘の最大の標であったが、物語が進むにつれ勇次郎があまりにも強くなりすぎたため名乗りを上げるものはいなくなってしまった(花山薫が範馬勇次郎と戦いたいと徳川光成に申し出たときの「懐かしい。そんな勇ましい言葉久しくにしとらんでの」の言葉からも伺える)。
さらにストラダムによれば勇次郎のその強さの根は、勇次郎が持つ圧倒的なエゴイズムにあるという。自分以上の強者を断じて認めない、自分が地上最強の生物であることに微の疑いも持ってない自己中心的思想の持ちであり、その意志の強さは過去の偉大な導者や英雄宗教教祖まで、歴史を動かしてきた人物に匹敵すると語っている。

谷川く、より酸素よりSEXより戦いを優先させるという。戦いに関してはひたすら純であり刃牙のように戦いに友情などの感情を持ち込むことを

上等な料理ハチミツブチ撒けるが如き思想!

と散々にディスっており、戦いの最中に相手に負けを認めるよう懇願したに至っては(勇次郎自身で「のお付きだ」と出場するよう推薦したにも関わらず)肩から腹筋のあたりまでめり込む手刀お見舞い髪の毛を掴んで頭皮ごと剥がれる勢いで投げ飛ばすなどしてボコボコに痛めつけた。たぶん死んだ。
一方で本気を出させた愚地独歩感謝したり、後述のベストバウトにも挙げられる互の戦いを繰り広げた皇に対して友情を感じるなど、友情そのものが嫌いなのではなく、単に戦いに持ち込みたがらないというのが正しいと思われる。

ファイトスタイル

小細工などは一切せず、人的な身体力とのように湧き出る闘争心をもって戦い、武器はおろか技すら使わない(後述だが現代格闘技古代中国拳法に関しても博識であり、決して使えないわけではない。ピクルとの力べの際にはピクルの圧倒的な筋力に対して咄嗟に合気を繰り出している)。の顔をかせてブン殴るなど勇次郎の攻撃は単純明快だがすべて一撃必殺の圧倒的破壊力を持つ。
トラダム人間を対にした技術にすぎない格闘技では倒すことはまず不可能だとし、当の本人もそれらの技術や理論は弱者の小細工として退け、自分以外の全員で共有すればいいと語った。破壊力だけでなく格闘センス自体が性のものであり、皇が一生をかけて身に着けた消力(シャオリー)をの前で一度披露されただけで完璧再現してみせた。下手な絵で有名なピカソが実はその気になれば非常に写実な絵を描けるように、勇次郎も全ての格闘技マスターしているのだろうか。

人物

次郎刃牙を行きつけのホテルに招いての食事の際、ホテルマネージャー刃牙に語ったところによると、健啖で何でも食べるが、といった畜のより鹿の様な野性的なを好むという。テーブルマナーにも精通していて、刃牙の作った夕食を食べるときにいただきますの会釈をする、刃牙感動するほど美しくを持つ、綺麗に残さず食べる、の食べ方も非常に綺麗など、その生き方からは想像もできないほど礼儀が良い。力き者の希望となる偉人を尊敬する面もあり、決してただの傍若人の戦闘中者ではい。また、も非常に強くアルコール度数70%スコッチストレートのままジョッキで一気飲みしても酔わない(常人なら死ぬ恐れもある)。

東京のどん中で繰り広げた刃牙との対決によって世界中に地上最強の生物として顔が知られてしまい、子供サインめられるようになって以来、出歩く時はサングラスを着用している。ちなみにサイン書いた。書いたというか邪魔だと言いつつで色を十字に切ってみせた(子供も大喜びしていて、見ていたくあれはサインより嬉しい)。

格闘技に関しては何でも知っていて現代格闘技から古代中国拳法に至るまで、知らないことはない。柳龍光手に関する中国史を事細かく解説したり、解説役が不在の時は解説にまわることもある。

また、限りない人間を殺傷し尽くしてきたその尋常ではない戦闘経験から、人間を一見ただけで、例えば老人なら関節や、果ては虫歯病気にいたるまで、本人が気づいていない微細な細胞ですら弱点、すなわち急所として全て分かってしまうというもう超能力のような力を持っている。徳川光成を面会した際には、本人すら自覚がなかったに徳が侵されていることを時に分析。「ちゃんと健康診断受けてんのかなと思ってな」と他人を気遣う衝撃の優しさが飛び出した。それに対し「オーガが他人を気遣うなど自分が何を言ったかワカっとるのか!」と昂した徳吐血してブッ倒れた時にも側近に「医者を呼んでやれ」と言ってあげるなどやっぱり優しい。

生い立ち

195X年4月、ただ1人でアメリカ勝利した男、範勇一郎の息子としてこの世に生を受ける。この世界国家導者は一斉に、どこかのにとんでもない兵器が生まれたということを直感で察知し、核兵器の保有を決意した。
生時、自らを取り上げる産婆に対して威圧(てかテレパシー)を送ってを抜かせた

を取り上げろッ

同じくテレパシーのような威圧で授乳を強要されるという母親として計り知れない屈辱を受けた母親出産後、出して門に帰依していて、「最初で最後の子でした」と述べている。
若い頃はのちに幼年期の刃牙修行することになる飛騨の山小屋で安藤丸太切りの競い合いをしていたり、耐久力を鍛えるため自らを底に投げ込んだ絶壁が飛騨にあることから、一時期は飛騨の地で暮らしていたとされる。
その後は傭兵として銃火器の飛び交う各戦場素手で参加し、ベトナム戦争ではゲリラ兵として戦う姿が作中で描かれている。
16歳の頃、戦場で出会った傭兵ジェーンレイプし、ジャックハンマーを産ませた(その後ジャックとは最大トーナメント編で再会するものの、刃牙に教えられるまでジャックが実子だと気づいていなかった)。
19歳の時、大企業である朱沢コンツェルンの御曹司、朱沢鋭一・江珠夫妻のハネムーン中に突如乱入。鋭一を殺して江珠を寝取り、江珠との間に刃牙をもうける。

刃牙最強戦士として育てるべく、幼少期から過酷なトレーニングを課す(崖から突き落とすetc)。その後は刃牙を江珠に預けて各戦場を放浪していたが刃牙が13歳になったころ、江珠が刃牙科学的なトレーニングを課せていたことにブチ切れ、自分のやり方で刃牙を育てるため、刃牙vs花山薫の決着後に乱入。互の戦いを繰り広げて既に満身創痍の両者を底的に痛めつけ、山には以来ピンチになると走馬灯の様によぎる程のトラウマを植え付けた。
後日、山や幾多のファイター修行を重ねた刃牙と再戦するが圧倒的な力でこれを退ける。刃牙満身創痍となったところで母親としての本を取り戻した江珠が勇次郎の前に立ち塞がるがベアハグで江珠を殺。以後多少のつかみ合いなどはあるものの、キチンとした刃牙との戦いはこれと最終章の2回だけである。

地下闘技場編~最大トーナメント編

地下闘技場編では刃牙vsマウント斗羽を大人しく観戦。この時は一人称が「私」などとても物静かだった。後に愚地独歩対決し、序盤は大好きな刃牙の前で思わぬ苦戦をして滅多に見られない冷やタラタラ状態になるものの途中から圧倒。独歩の右を潰し、背中かせた本気の打撃で独歩心臓を停止させて勝利する(後に独歩鎬紅葉により蘇生)。刃牙背中を初めて見せたのもこの時である。
最大トーナメント編では大会を観戦するべく、ハワイから戦闘機を使って来日。参加者のジャガッタ・ジャーマンを粉砕。代わりに推薦するが、独歩vsの試合において戦いに慈を持ち込み、果ては対戦相手である独歩に負けを認めるよう懇願する内に前述の通り凄惨の限りの暴行をし、そのまま大会参加者を次々に粉砕する大暴走を始める。最後は動物用の麻酔によってする。この場面は今だ語り継がれる(ネタ的に)伝説シーンである。たぶん今やっても効かない。が覚めた後は閉じ込められていた鋼製のを簡単にブチ破り、これから刃牙との対戦に臨む烈海王に範の血に対する警告を行うものの、大人しく観戦する。
刃牙vsジャック・ハンマーの決勝直前に、決勝後に立ち会う約束ジャックから受ける。決勝後、満身創痍ジャックジャックの得意技である噛みつき対決し、これを一蹴。ジャックに「狙いは頸動脈のみに絞れ。着衣の上から噛む時はの生地に注意しろ、前を持っていかれることもある」とアドバイス(実子であるジャックへの教育は後にも先にもこれだけである)。さらに「日に二度敗れるバカがいるか」と一する。ちなみに勇次郎優勝予想はジャックだった。

最凶死刑囚編

刃牙の力を引き出させるため、死刑囚であるシコルスキー刃牙彼女松本梢江誘拐するよう助言する。シコルスキーく「子煩悩」。その後刃牙江のデートストーキングし、山に「武を取るか女を取るか」と諭されたことによって決心した刃牙が今まさに江と結ばれるという間に部屋乱入

禁欲の果てにたどり着く地などたかが知れたもの――強くなりたくば喰らえ

というとても父親らしい素敵なアドバイスをして消える(ちなみに刃牙江はこの後ティッシュを使い切る濃厚なを過ごした)。
その後、刃牙手で危篤にさせた死刑囚柳龍光渋川剛気対決の地に向かう。しかし渋川到着前に乱入した本部以蔵手を切り落とされたいっこうに負けを認めないことにブチ切れ、裏拳で一撃でを葬る。全部アンタが倒してくれりゃいいじゃん…。

中国大擂台賽編

皇から100年に一度、中国武術最高位の称号"皇"を決める大会である大擂台賽(だいらいたいさい)への招待を受け、中国に飛ぶ。1回戦の相手、烈海王師匠である王との対決では顔面の皮膚を丸剥がしにするなどして圧勝。次々に王たちが倒されていく状況を見かねた皇により中国vs連合軍の5vs5に変更され、

こうまで胆が見え透いてるとよォ

気の毒すぎてとてもツッコめねェよ

との名言を発して爆笑し、これを受ける。勇次郎く「生まれて初めてのチームプレイ」だが、刃牙ビスケット・オリバ、マホメド・アライJr、寂王を束ねて円を組んだり、戦いに臨むオリバ励として背中いたり、オリバが凱旋した時にはシャレとして顔に優しくパンチする、刃牙秒殺勝利してきた時は刃牙ハイタッチをするなど、結構上手くやっている。

大将戦では究極の暴力vs究極の武として皇と対決。序盤はの壁を破壊する威力の攻めの消力に僅かに劣勢であったが「調子こかせてもらうぜ」と背中を出した後は圧倒。かせ、皇の鼓膜を破壊。まさにトドメが刺されようとした間、皇が絶命。診断結果は老衰。これまでにない極上のごちそうがの前で賞味期限切れした勇次郎は拳をわななかせるのであった。これが勇次郎勝てなかった試合である。しかしこれは皇の擬態死であり、実は死んでいなかった。その知らせを聞いた勇次郎昂すると思いきや「さすがは皇ということだ」と納得。皇も勇次郎を範皇と呼び、皇の称号を与えるが勇次郎は気持ちだけ受け取るとこれを拒否。100年後の再戦を約束した2人の間には奇妙は友情のようなものが芽生えていた。

ピクル編

"ウェルカピクル……ようこそ未来へ"
地中深くの岩塩から亜紀を生き抜いた原始人復活との報道を受け、慢出来るはずもなくピクルの収容施設に図らずも集ってしまった烈海王愚地独歩らを初めとする8人の戦士達の前に現れ、まるで烏合の衆と一瞥。この時点ではまだまだ未熟だった愚地克己に対して「何一つプランも立たぬまま、やればなんとかなるだろうと。敗北予感しながらも父親を前にしてうっかり虚勢をってしまう。だからにも父親にも刃牙にも相手にされんのだ」と己の考えをすべて見透かし、大勢の前で余りにも散々な言い様。いくら相手が地上最強といえどここまでコケにされては黙っていられるはずもなく、己が上段回し蹴りを繰り出すが涼しい顔で靴紐を奪い、隅っこであやとりでもしてな、と言いつけもう本当にかわいそう。
そのまま強化ガラスの中にいるピクルがけて前進し全身で強化ガラスを押し割って侵入。この時の変顔アメトーク刃牙芸人の回で取り上げられるほどの名場面オジャマ…。
そのままピクルに対し、力べを慣行。勇次郎の力が歴戦のライバルであったティラノサウルスと重なって見えたピクルが本気を出し、勇次郎に合気を使わせるに追い込む。

野郎……ッッを技術に追い込みやがった……ッッッ

ピクルが合気で吹っ飛び、起き上がったところで米軍の仲裁が入る。米軍烈海王ら8名の的が窃盗や破壊でいことはも承知だろうと述べ、不法侵入責問にすることを条件に、ピクルから手を引き帰宅。

その後覚醒した己がピクルと戦い、勝利には至らなかったものの大健闘した際には独歩に飲みに誘われ、「だから相手にもされんのだ――」の一言がなければ己は今のあのままだったと感謝される。勇次郎も出来損ないのボンボンとしては上等の出来だろうと褒め称える。よかったね己。ピクル復活について独歩と「こんなことが起こるなんて偶然じゃない。思い上がっていい。神様かが気づいちまった。地球史上最強を決めるのは今しかない」と語り合う。友達いたんだ。
ジャック・ハンマーピクル敗北した後、徳川光成の所も訪れ、ジャックの血に流れる範の血は薄いと述べた(徳く、勝てぬなら血が薄いとは呆れ返る自負心じゃ)。徳に「おぬしはやらんのか?」と問われると「刃牙ピクルは戦う運命。立っていた一人をが喰らうまで」と答える。結局ピクルとの対決は収容施設での力べだけで、直接対決は実現しなかった。このためピクルと勇次郎どちらが強いかというのはハッキリせずファンの間しばしば議論熱している。

地上最強の親子喧嘩編

物語序盤からアフリカの軍隊を壊滅させてしまう化け物のような殺したり、時速20kmの流れるプールで1時間以上バタフライで泳ぐなど大活躍。刃牙シャドーボクシングカマキリと戦い勝利したという報告をストラダムから受けると、エフッエフッエフッと座っていたソファが木っ端微になる程の大爆笑を披露し、想像上のカマキリなど現実子犬にも劣る代物、と(はこんぐらいやってんだぜそろそろ戦おうぜ!という)刃牙の挑発を一蹴。
アメリカ大統領ボッシュの運転するに乗中、カーナビの狂いからオリバゲバルの開戦を察知。「だけ仲間外れかよ」と参戦し損ねたことを悔やんでいた。ゲバルとの直接対決はなかったもののゲバルの育てた部下に対し、良き教育を受けただと褒め称え、おめえ師匠を喰ってみてえと述べたり、ゲバルへの興味々のようだ。

トラダムとの食事の際、「刃牙子らしくゆっくり二人で食事をしたい、勇次郎に飯を炊かせたいと言っている」と聞かされると「が…飯を炊く…」と髪の毛を逆立て、持っているナイフフォークが体温でクニャクニャになるほど昂。しかし退席した後は「飯炊きかァ…」と感慨深い様子でつぶやいていた。ストラダムと再び面会した際には「戦場生活は長ぇ、料理くらいは―」と語り、料理経験はあるようだ。

その後、勇次郎と友好条約を結んでいるアメリカ大統領バラク・オズマが極秘来日し、内閣総理大臣・波斗山征夫や警視総監、防衛大臣ら計6人による範馬勇次郎についての情報交換、地上最強喧嘩が開戦間近であり、民間人の避難についてなどの極秘会議が行われる。その際、友好条約の儀式を行った時にオズマが勇次郎は自らの憧れであったと頼み込み、勇次郎に石炭を握って石炭の粉にして貰った物を一同に見せ、私がオーガリクエストし、私がやらせたのだと調子に乗って自慢しているところに乱入。「この男はび込まない―自らを取り巻く最高峰の警備は壊滅した」と実感した6名の前に歩み寄ってオズマを震え上がらせ「条約を結ぶ際に交わした宣誓を今一度繰り返せ」と日本トップたちの前で屈辱的に宣誓させる。宣誓中の「氏における一切の生活を侵することなく」の一文に触れ生活に一切関わらぬ野郎が、どの面さげて喧嘩に首を突っ込む――貴様喧嘩売ってんのかッッ」となんだか父親らしく激怒オズマは咄嗟に「庭問題、喧嘩、その表現へりくだるにも程がある。君たち子の衝突は戦争に匹敵する――そうである以上々は人々を人種の隔たりく守らなければならない!!」と反論。建前から外れ、初めて真実を口にしたオズマに対して笑みを浮かべ「視界には入るな、厳守しろ」とこれを容認する。

刃牙ゴキブリダッシュを習得した頃、隅田川を歩いていた勇次郎に10億ボルト落雷が直撃する。もちろん。当時隅田川では花火大会が開かれていて見物客でごった返していたが、勇次郎に落ちたおかげで全員事。これをニュースとして取り上げた東大教授が説明しきれず混乱してしまう、アナウンサーも頭蓋がまるで怒っているかのようと述べるなど、一部で都市伝説として語られていた地上最強の生物、範馬勇次郎の存在が世間に徐々に認知されていく。
これをテレビで見ていた徳川光成く「飛行機に落雷があってもった放電装置が取り付けられているから雷はそこから逃げる。それと同じくったものを雷が探した結果、勇次郎に落ちた」だそう。がり過ぎだっつーの、勇次郎ォォォォ!

その後は堅苦しくも刃牙子として接する。まずティータイムとしてコーヒーを淹れていた刃牙のもとを訪れる。刃牙に行くのはこれが初めて。刃牙の淹れたコーヒーを二口で飲み干し「キサマの望む子関係とは、こういうことか」述べる。刃牙に「親父と戦うとしたら決まった日時までにトップコンディションを作るような試合じゃない、子として共に生きていく中でほんの細なことがきっかけで喧嘩になり――」という刃牙の考えに納得し、速「このに不味いコーヒーを飲ませるとはどういうことだ」と取ってつけたような喧嘩を吹っ掛ける。これに対し刃牙土下座、勇次郎は拍子抜けする(ちなみに二口で飲み干してるので実は美味かった)。勇次郎く「庭の和み――さしたる興味もなく、理解も出来ぬ」。

愚地独歩と再び飲んだ際にをしている」と発言して独歩を死ぬほど動揺させた。そのの相手は息子刃牙であり、刃牙に手も足も出ないをよく見るなど、刃牙の成長がこの上なく楽しみで「いつも心の片隅に刃牙がいる」と述べ、喧嘩を前にウッキウキの様子で独歩もとても羨ましがっていた。

その後は刃牙の要望に応え、刃牙に再び訪れ、刃牙の作った夕食を二人で食べる(この時日本自衛隊は範子接触の報を受け大騒ぎだった)。前述の通り非常に礼儀正しい面を刃牙に見せ

漫然と物を口に運ぶな

何を前にし、何を食べているのかを意識しろ

それが命食うものに課せられた責任

義務と知れ

や、刃牙が添加物の多いパックのメカブを体に良いからよく食べていると言うと

防腐剤…着色料…保存料…様々な化学物質

体によかろうハズもない

しかし、だからとて健康にいいものだけを採る

これも健全とは言い難い

も喰らう

栄養も喰らう

両方を共に美味いと感じ

に変える度量こそが食には肝要だ

など凄まじくマトモなことを言って「強くなれ」以外の教育刃牙に初めて行い、刃牙を泣きそうにさせた。刃牙「なんてステキな裏切りの数々」
その翌日、刃牙を自らの行きつけのである高級ホテルでのディナーに招待する。ホテルでの食事にも関わらずTシャツジーンズの格好で来た刃牙を叱るが「ちゃんと教えられたことなかったし」と論破される。

イヤミ貴様ッ!!!

一触即発となるがなんとか怒りを堪え、刃牙との初めての外食が始まった。刃牙に食器の使い方を教えたりするなど、ここでもステキな裏切りを連発し刃牙を尊敬させ、食事を終える。食後のコーヒーを飲んでいる時、刃牙になぜ母親である江珠を殺したのかと禁断の質問をされ、刃牙に胸倉を掴まれて首を絞められるなどの挑発についに堪袋の緒が切れ、刃牙の顔面を掴み、強化ガラスブチ割って高層ホテルから飛び降りた。かくして地上最強喧嘩の火蓋は切って落とされた。

この程度でくたばるタマかッッ
ど……どの程度!?

地上最強の親子喧嘩(大量のネタバレを含むので注意)

序盤は躾としてビンタやつねり、打(全身を脱力させ手足をのように撓らせて攻撃する技)で攻撃していたが同レベルの反撃しかしない刃牙にしびれを切らせ

もういい加減によォ

父さんに実力を見せてくてよォォッ

と、逆立つを萎らせて刃牙が見たことのない表情で本気を出すよう懇願する。刃牙もそれに応え、全身の筋肉を気体レベルイメージで弛緩させて時速270kmで突進するゴキブリダッシュを繰り出す。勇次郎はこれを受け止めジャーマンスープレックス刃牙を突き破って外に放り出す。
が、ここで都市伝説として語り継がれていた範子が実在し、今まさに戦っているという情報テレビインターネットで得た野次が範子を一見ようと夥しいほど集まっていた。これには思わず勇次郎も顔色を変えてを見開く。

マイッたなこりゃ……

観客の前で戦うのはもちろん初めてではないものの、緻密な頭を持つ勇次郎をしてしく動揺していた。同じく刃牙も驚いていたが、地下闘技場など観客の前で戦うのは慣れているので人の多さにこそ圧倒されたものの「しょうがねェッかァ」とすぐに受け入れた。勇次郎「帰るぞ」と提案するものの刃牙は挑発まがいの言葉でこれを拒否、ゴキブリダッシュによる加速で3連撃を叩き込み勇次郎に久しぶりの出血をさせる。再びゴキブリダッシュを繰り出すものの、同じ手を使ったことにキレた勇次郎刃牙の顔面を思いっきビンタも一度に打たれた刃牙は大量のを流す。

その後も刃牙の攻撃を完璧に止めるが、刃牙の編み出した形拳(動物の姿を模した中国拳法)のトリケラトプス拳に「この親孝行者めが」と歓喜する(ちなみにこれはピクルも見ていてピクルも大層喜んだ)。格闘経験ゼロの観客たちですらが鮮明に見えるほどの完成度であった。これを受けた勇次郎は、ここに形拳を完成させると宣言し、上着を破り捨てて背中を出し、"強き者"から取り入れる形拳の完成「範馬勇次郎拳」をやって見せた。勇次郎「これより強えのは知らんもので…」刃牙も「間違っちゃいねェよッッ」と納得の様子。
範馬勇次郎拳を完璧と絶賛しながらも「に必要なのは見たじゃない。知らなきゃ教えなきゃね」と刃牙に間合いを詰められ、人が行動を起こすときにから発せられる信号が実際に体に命を下すまでに0.5タイムラグが生じる"の起こり"を読まれて打撃を撃ち込まれ、稀なるダウンを喫する。これを見ていた独歩にして「18歳若さでもうそこにいるのか」と言わしめ、勇次郎も「貴様がこの引き出しを持っていたとはな」と歓喜。

"の起こり"を手にした刃牙に対し「息子の手柄を褒めるのは当然だろう。撫でてやる」と言い、刃牙を泣かす。"父親から褒められる"という当たり前が18年も抜け落ちたまま過ごした刃牙にとってその言葉はあまりにも不慣れだった。見ていた独歩、徳が思わずせてしまうほどの哀れな状況。刃牙も撫でられたい気持ちとするのもも、かけがえのない勝負の時だから、とこれを拒否。撫でることを望む勇次郎と、撫でられることを拒否する刃牙。この状況に勇次郎「強さとは何か教えるいい機会だ」刃牙理矢理捕らえ、理矢理刃牙を撫でた。刃牙は堪えきれずに号泣してしまい、独歩も「底の底からサディストめ…」とく。泣きながら離せと暴れ狂う刃牙に向かい、


殺傷するも自由

でるも自由

受け入れようが拒否しようが関係

条件に左右されぬ力

自らの意思を望む通りに実現させる力

それが

"強さ"の最少単位!! 

「耐えることもまた強さの1つ」

「己に勝つ力、これもまた強さの1つ」

見失うな!!

それら戯言一切を貸す必要なし!!

言わばそれは弱者の言い訳

強さそれ自体は善でもない悪でもない

強き者は耐えぬッッ

そもそも耐える必要がない

"己に勝つ"その必要すらない

それら言い訳は強さの純度を曇らせ

排除すべき不純物!!!

と"強さ"について教え、本気の打撃を刃牙叩き込む。
が、ここでピクル乱入ピクルと勇次郎が戦い始めそうになるが刃牙が飛び起き、ピクルをブン殴り自慢の牙をへし折る。いきなり攻撃を受けたピクルブチ切れるが刃牙はもっとブチ切れており「すっこんでろ!!!」ピクルに怒鳴る。ピクルは言葉は分からずとも叱られたと分かり自然界の掟、割り込みはルール違反と理解し、大人しく観戦するにとどまる。

その後勇次郎刃牙の"の起こり"読んでダウンさせ、両手をポケットに入れた状態での"の起こり"の読み合い勝負となり緊状態が極限まで高まるが、次郎が飽きる。勇次郎が打撃を繰り出したが刃牙はこれを受け流し、勇次郎への今宵最大の贈り物である"虎王(こおう)"を繰り出し、勇次郎全にダウンさせて寝技を完璧に決め、勇次郎の動きを封じる。近くのビルから見ていたビスケット・オリバも震えが止まらなかった。勇次郎は寝たままの態勢からアスファルトの地面をブチ抜いて刃牙パンチを浴びせるという離れ業でこれを打開。「オマエのに眠る範遺伝子叩き起こす覚悟をした」と宣言し、ついに背中かせ生きろ…」とだけ言葉を残し、数多の戦士を屠ったその全身全霊の打撃を刃牙叩き込む。刃牙を標的に打撃を打ち込み刃牙の背にあった大ゴンもろとも破壊し、刃牙が「勝てるわけがない」と悟り、負けを認めようとしたその時、尋常ではない肩幅のムッキムキの亡霊が突如現れる。
その亡霊こそ刃牙の祖にして勇次郎父親勇一郎であった。強者を前にすると戦いを挑むピクルが勇一郎を見るなり命乞いのようなポーズを取って酷く怯えていた。刃牙ちゃんや…勝てるぜ…お前との言葉を残して消える。久しぶりに父親を見た勇次郎は「あんな父親だが渋々誇りたくなる技がある」と勇一郎がアメリカに勝った技"ドレス"刃牙を使って披露。人間ヌンチャクのように掴み、振り回し、その残像が半透明のように見えるということから名付けられた"ドレス"は作中で"密室のハンマー投げ"と例えられ、勇次郎の半径100mのピクル独歩、徳以外の観客が逃げ出すほどのエネルギーだった。勇次郎の腕力で振り回されている刃牙もただ事でなはく、遠心力によって体中の血液が頭部に集中し、、口というというから血が噴き出した。刃牙の意識が朦朧とする中「"範"を名乗るなら、護り切れ」と刃牙ハンマーのように使い、大ゴンを破壊し始めた。しかし刃牙はこの状況の中で回復していた。回復どころか大ゴンにぶつけられる度にネジチューブなどのパーツを取り、小さな人形を作っていた。勇次郎は「エラく出来が悪い」と言いつつもしっかり受け取った。

はもう勝利を受け取っている」とフラグ宣言をした刃牙の怒涛の猛反撃が始まる。今までとは違い、その一撃一撃は確実に勇次郎ヒットし、確実にダメージを与えている。ついに出会えた史上最高の敵である刃牙の反撃の中、勇次郎はいつかの最死刑囚たちを思い起こし、彼らの合言葉であった"敗北を知りたい"に「痛いほどわかる」と同意し、

強さも度をすとよ

を奪い去っちまうんだ

人生からを奪っちまうんだ

…名声…地位…

この強過ぎる腕っぷしが

全てに手が届いちまう

例えばジュースでも買いに出掛けるように

"栄"の場所まで歩いて行き

自販機ジュースを入手するように

"栄"を手にする

そこには障害など一切ない

挫折などしようもない

手にしたジュースに達成感はあるかい?

そのジュースを"栄"と呼べるかい?

と、地上最強として生まれ、"手こずることに手こずってきた"自らの人生憂鬱を実感する。刃牙も「努力しても努力しても努力以上が手に入っちまう」と語った。刃牙の顔つきも変わり、刃牙に流れる範の血が覚醒したところに、刃牙彼女江が乱入する。何人乱入すんだよ。
江は「一ついてはペチャクチャ、二つ蹴ってはイチイチャ、見てらんないよまどろっこしくてッッ」と述べたが刃牙「強くなりすぎたが本気を出して戦っていい、そんなワガママが許される一の存在なんだ」と述べ、戦いが再開する。勇次郎も「刃牙は強くなった、礼を言う」と江に頭を下げた。

様々な技の応酬の果て、っ向からのノーガードの殴り合いとなる(ここでこれまでの戦いをテレビで見ていたジャック・ハンマーが「親父ダッテ、出来ルンダ!」と絶叫刃牙とばっかり楽しそうにしてかわいそうにね)。刃牙の猛攻を受けきり、勇次郎はかつて江珠を殺したベアハグ刃牙を締めあげ、ついに刃牙が倒れる。満身創痍で起き上がることもままならない刃牙に「いいだろ、もう」と残し、背を向けて立ち去ろうとしたが、刃牙の闘志が攻撃を仕掛ける。勇次郎も向き直り、観客が感動して匂いを感じる者が出るほどの完璧パントマイム豆腐お味噌汁を作り刃牙エア夜食を始める。
食べた刃牙は「少ししょっぱい」と述べ、勇次郎が「味噌汁の味すら分からんか」と少し動揺する。それに対し刃牙は勇次郎にも食べてみるよう勧めるが勇次郎はこれを拒否。見かねた刃牙ちゃぶ台返しをし、エア夜食は消滅。「に救われたな親父」と語りかける刃牙に対し「確かにあの味噌汁はしょっぱかった」とをついていたことを認め、強さの最小単位である"ワガママを通す力"すなわち"勇次郎味噌汁を作らせる"というワガママを通した刃牙「地上最強を名乗れ」と告げ、自らの敗北を認めた。しかし鼓膜を破壊されている刃牙はそれを知らぬまま"見下ろしている者こそが勝者"という幼少期の勇次郎の教えを振り返り刃牙も自らの敗北を認めた。最強を手放した父親勝利を手放した息子、己にとっての最大を差し出した地上最強喧嘩はここに終了した(ちなみに最高峰の戦いを見届けたことによって徳治した)。
次郎が地上最強を名乗れと告げた直後に刃牙敗北を認めているので、結局地上最強は勇次郎に戻った。たぶん。

宮本武蔵編

地上最強喧嘩を見て以来、どんな危機的状況でも退屈であくびが止まらなくなってしまった花山薫から挑戦を受ける。少年の頃の山にトラウマを植え付けた時は山が既にボロボロだったうえ一方的に暴行したも同然だったため、正正銘の山との対決はこれが初めてである。キサマから来いと山に言い放ち、これに応えた山の本気のパンチを顔面で受け止める。なおも山の猛攻は続くが、あのトラウマ、勇次郎細胞が怖気ているためにまったく攻撃が当たらない。勇次郎の挑発に対し山はこの日一番の踏み込みで正面からのパンチを繰り出すがパンチが届く前に勇次郎居合により顔面を叩き抜かれ、そのままコンビニアクセルブレーキを踏み間違えたの如く突っ込んだ。山は敗北したが倒れたまま満足げな表情で笑っていた。
宮本武蔵が現代にったとの知らせを受け、本部以蔵に「(武蔵)の事はおめえイチバン分かってる」と言い、本部と面会する。武蔵との対決を武者震いして切望するが、本部に「君らの身はが護る」と言われ、作中史上最大級にブチ切れる。本部を殺しようとするが煙幕による逃亡を許す。ちゅどッ
生まれて初めてかけられた「護る」という言葉に様々な思いが交錯しながらも、を取り戻して武蔵のもとへ赴く(逃亡した本部は死ぬほど震えていた)。

武蔵と面会し、武蔵が何に見えると問われると「宮本武蔵の実物を前にして他の何が見える」と言い返すが、はおぬしが黄金の山に見えるという武蔵の言葉に「戦いが的ではなく手段(=好きなものを手に入れることが出来る金銀財宝に見えるの)か…純度が低い」と酷く落胆(戦国時代人間なので当然と言えば当然なのだが)。しかしこのまま引くわけもなく、戦うために強くなる勇次郎(=戦いが的)と、強くなるために戦う武蔵(=戦いは手段)の対決が始まった。
二刀流武蔵に対し、勇次郎を出して応戦するが、本気の二刀流に思わず、身を躱すのはいつ以来かと攻撃を避ける。脱力による素い踏み込みで間合いを一方に奪った武蔵が勇次郎の首に食い込むが手首をつかんで阻止。直後に勇次郎金的攻撃が炸裂し、失神しても離さなかったを離してえ苦しむ。それでも何とか起き上がり、武蔵は勇次郎こそ現世の頂点と理解し、晩年編み出した拳により素手対決となる。あれ?本部いらなくね?
武蔵手刀が繰り出されたその時、突如本部が割って入り次郎に代わって手刀を受け気絶。「この馬鹿ァ!!!」と思わず観戦していた徳が静止に飛び出すほど昂。武蔵も静止にかかり、本部のせいで結果"勝負なし"となってしまう。この後は武蔵と共に町を歩き、一緒にバーを飲むなどしていて、友達が一人増えた様子。

腕力家

範馬勇次郎はこの世でたった一人の"腕力"である。アメリカと対等な関係にあり、国家も恐れる暴力。腕っぷし一本で全てを実現させ、あらゆる金、名、地位を手に入れることができる。仮に国会議員が、軍人が、漫画家が、歌手が、ピアニストが、スポーツ選手が、もし勇次郎の腕力を持って生まれたなら、もが腕力だけでを実現させたハズッッもがオーガを歩んだハズッッ!作中でもすべての職業は腕力の代用品と語られている(もちろん現実世界ではそんなことはい。すべての職業が立仕事であり生業である)。
しかし何もしなくても全てに手が届く、すところがなにもない、前述のとおり"手こずることに手こずる"日々がどれほど退屈なのかは想像に難くない。"最強"とは"最も強くて最も孤独"ということなのかもしれない。

名言集

既に前述したものは省略

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894 ななしのよっしん
2024/04/28(日) 03:30:32 ID: ouuEjDnIdF
強くはあるんだろうけど圧倒的に「格」が足りない感
何故かオリバピクルにもパワーで勝てることになってるけど全然説得力が
な技もゴキブリダッシュとかトリケラトプス拳とかアホみたいな技ばっかだし
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895 ななしのよっしん
2024/05/08(水) 08:12:20 ID: 3gc6Xh22nM
トリケラトプス拳は現役プロボクサーも使ってる一流の技やぞ(憤怒)
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896 ななしのよっしん
2024/06/04(火) 18:44:09 ID: +5Xl0B35Wm
冷静に考えるとこんな気持ち悪くて、悪いがいつまでも最強世界観は理不尽で異常と思うんだけどな
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897 ななしのよっしん
2024/10/13(日) 02:41:30 ID: MpIvs2F3wy
次郎スパイファミリーヨル・フォージャーが戦ったらどっちが勝つんだろうか?
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898 ななしのよっしん
2024/11/09(土) 22:05:53 ID: BhWJpUObBO
次郎に限らずバキ世界の強キャラは別作品に飛ばされても戦闘の才で相手の技パクってすぐ同等の強さになるよ。
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899 ななしのよっしん
2024/11/09(土) 22:09:54 ID: z+0X83dIDT
烈海王転生先の異世界で成長して神相手に善戦してるからな
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900 ななしのよっしん
2024/11/18(月) 18:06:35 ID: 3x0rJu5H6m
ネトフリ版から入った外人の会話で
範馬勇次郎最強だ」
「しかし彼は麻酔に耐えれない」
「それはなんの漫画の話だ?」
バキ
ってのがあったな
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901 ななしのよっしん
2024/11/22(金) 13:39:45 ID: 9M8MGhCkLO
寝てる時にスナイパーライフルで撃ち抜けばでも殺せるけど範馬勇次郎は同じ男としてカッケーとか、たった1人に核を使うのは最強アメリカとしてどうなの?とかで米軍がそれをしないからな
というか人間という生物である以上、核ミサイル直撃で死なないとしても放射線とかにはやられるだろうし
殺そうと思えば手段はあるんなよな
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902 ななしのよっしん
2024/11/27(水) 06:35:25 ID: +HKx9LJxn1
米軍衛星を使ってまで勇次郎を四六時中監視しているんだし、上層部の中には殺せる機会があれば殺したい者も多いだろうな
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903 ななしのよっしん
2024/12/10(火) 01:43:04 ID: UFXuBurZTf
次郎って漢の中の漢ってより人間武道の心を重んじて鍛錬を重ね心技体を極めても
人知を越した身体力の猛のほうが強いみたいな理不尽の具現化みたいなキャラ
これに憧れるグラップラーというか世界異常なのは作者の狙いでもあると思う
人間的に尊敬できる大人の男ってより生物の雄を濃縮した化物だから
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