アニマル横町とは、前川涼によるドタバタギャグコメディ漫画である。りぼん(集英社)にて1999年から連載中。
略称は、アニ横。
どき☆どき ニコニコ大百科デビュー の巻
最初に言ってはおくが、『アニマル横丁』ではなく『アニマル横町』である。(作者いわく、本当によく間違われる)
もともとの呼び名は『みんなでクイズ!アニマル横町』。その名の通り単なるクイズコーナーでしかなった…
しかし、ここからが伝説の始まりであったのだ!
その後1999年の増刊号に「みんなでマンガ!アニマル横町」として掲載が始まり、「アニマル横町」へと改名。
ついにはりぼん本誌へ殴り込み連載へとこぎつけた。
そして、第51回(平成17年度)小学館漫画賞児童向け部門を受賞。
さらに2005年10月かから2006年9月までアニメ化され、放送された。
また、メインターゲット層にはわからないシュールなネタの宝庫でもあり、まさに「大人も 子供も おねえさんも」最後まで楽しめる最高のアニメであった。今なお続編を望む声は絶えない。
ちなみにこのアニメ、続編の予定は今のところないが、りぼん本誌(2006年10月号)では『いったんお休み』と書かれており、続編への望みは途絶えていない…
あらすじだぉ
主人公のあみちゃんがある日、メイジ村のある一軒家に引っ越してきた。
そのトビラは「アニマル横町」という異世界につながっていたのであった!
その日からそのトビラから、さまざまな動物が現れてはあみちゃんの日常をいい意味で変えていってしまうかなりおかしな物語である。
おもな登場人物
・あみ (CV.江里夏)
永遠の時を生きる5歳の女の子。 (別名・伝説の少女A)普通の人間でツッコミ担当。
12月15日生まれの射手座。アニ横の星座ではご座。血液型はB型。 ほしい物はお金。
いつもトビラからくる動物たちだけでなく友達や先生にも振り回されているみんなのまとめ役の子。
ちなみに動物形態はネコである。(初登場・1巻)
・イヨ (CV.宍戸留美)
アニ横の住民のウサギ。年齢は自称「 イヨはまだ16だから 」の通り16歳?ボケ担当。しかし最近は逆にケンタの奇行にツッコんだりもしている。
1月4日生まれ。アニ横の星座では双子つかい座。血液型はA型。
トラブルメーカーで騒動の原因はたいていこの子。多くの必殺技を持つ。アニ横ではケーキ屋を営む。
とくにケンタ(後述)にやたらと突っかかっては「ケンちゃんいじり」を楽しむ悪女である。擬人化形態は金髪になる。(初登場・1巻)
・イッサ (CV.佐藤ゆうこ)
アニ横住民のパンダ。年齢は不明。フリーター。ボケとツッコミの二刀流である。本人によると実際のポジションは癒し担当だが、大体忘れられてる。
11月23日生まれ。アニ横での星座はへびつかい座。血液型はAB型。
パンダの絶滅の危機にいつも怯えている男の子。あと幽霊とか怖いものがダメ。
いじりすぎると・・・ 「 おこるでしかし!! 」 擬人化形態は中性的な顔の男の子になる。(初登場・1巻)
・ケンタ (CV.永澤菜教)
アニ横住民のクマ。年齢(ryタクシーの運転手である。ツッコミ担当。しかし最近は、素で変なことをしたりしていてボケっぽい気もする。
さらには、自分に対するいじりが甘いと「もっとひどいことしろよ!!」といい、リアクション芸人のようになってしまっている。
5月6日生まれ。アニ横の星座では蟹つかい座。血液型はB型。
ネタで不人気キャラと言われてしまっているが、ちゃんとファンは大勢いる。
イヨからよくいじられ、単行本の表紙に一度もまともに出たことのないかわいそうな子。13巻ではついに熊キャラのポジションをくまモンに奪われていた。
しかし、擬人化形態は3匹の中で一番の人気を誇る。これだからイケメンは・・・。
いつも首に巻いているマフラーは親しかったおばあちゃんが孫と一緒に暮らすことになり、その別れの際にもらった大切なプレゼントである。(初登場・1巻)
・ヤマナミさん (CV.堀内賢雄)
本名はジャン・トラード・タケオ6世。「ロク」と呼んでください…お呼びでない?
闇通販からサンタクロースまでなんでもこなす、アニ横最強のサラブレッド(馬)である。今ではみんなのおにーやんにもかかわらず、アニ横1のいじられキャラになっている。
擬人化形態は作者いわく「恐ろしくてできない」とのこと。(初登場・1巻)
・くーちゃん (CV.福原香織)
本名は竹田久美子。あみちんの幼稚園の友達で天然ちゃんである。
5月21日生まれのふたご座。アニ横星座では☆座(せいざ)。血液型はA型。
馬が苦手。しかし、馬刺しは食べられる。趣味はハンドベルと編み物であらゆるカバーを作る。
動物形態はノミじっくり考え中。(原作者談)
イヨのせいでお気に入りであるケンタのことを単三電池でうごく人形と思い込んでしまい、バレンタインデーではチョコではなく手作り電池をプレゼントしてしまうのがお約束になっている。(初登場・3巻)
そのほかの登場人物たち
・まっち(CV.加藤奈々絵)&ピッチ(CV.鈴木菜穂子)
読者募集によって生まれたキャラその1。
まっちは4月4日生まれで、アニ横星座は象つかい座。血液型はA型。ピッチは拾われたので不明。
肩書きがチマチマ変わる何の動物かは不明とトリ。ちなみに女の子たちである。(初登場・2巻)
・弥生くん(CV.伊藤静)
アニ横住民のコアラ。放浪癖がある。
3月3日生まれで、アニ横星座は馬追い座。血液型はAB型。
鼻の部分に弥生くん?(CV.羽多野渉)がいて操縦している。
・・・じゃあこいつはホントは何なんだ?(初登場・1巻)
・Mr. のんこちゃん (CV.福原香織)
イヨが縁日でもらってきたカメさん。梅雨の時期はカビだらけになる。
6月23日生まれで、アニ横星座はうさぎ座。人間で言ったらO型。(初登場・2巻)
・マツモトさん (CV.羽多野渉)
胴体はキリンだが、そこから上が徳のオーラで見えない謎の存在。(初登場・3巻)
余談だが原作者・前川涼が最初に世に送り出した作品、「恋は大騒ぎ」の主人公も松本さんである。
・松崎あやこ(CV.鈴木菜穂子)
あみのMOTHER。まともに出てきたことはない。
・あみパパ(CV.羽多野渉)
あみのFATHER。顔も名前も不明なサラリーマン。
・光(こう)くん(CV.大浦冬華)
もちろん人間であるあみの弟。本名・松崎光太郎。
10月26日生まれで、アニ横星座では銀座。血液型はB型。
普段は母親の職場にあるとされる託児所に預けられている。アニ横のトビラに落ちたこともある。(ゲームより)
何より、ケンちゃんLOVEである。(初登場・5巻)
・リエちゃん(CV.大浦冬華)
ゲームオリジナルキャラだが原作に1度登場しているネズミちゃん。
10月1日生まれで、アニ横星座では銀座。血液型はA型。
『でち』が口癖。幼いため、「し」を「ち」と発音してしまう。イヨにトラウマがあり、ケンタも見た目が怖いから苦手。(初登場・7巻)
・沙雪(サユキ)(CV.羽多野渉)
脇役の羊。(初登場・1巻)
・まぐろの抱き枕(CV.羽多野渉)
生臭い抱き枕。実は食べられる。(初登場・1巻)
・しま シマ子(CV.高乃麗)
アニメのみに登場したシマウマ。通称シマ子さん。
アニ横のファッションリーダーであるが…「ほんとかなぁ?」と疑いたくなるセンスであったりすることもある。
・あこ先生(CV.伊藤静)
本名・青森あこ。あみのクラスの先生。
牛乳が飲みたいからという理由で先生になった変わり者のメガネっ娘。(初登場・7巻)
・タケル(CV.大浦冬華)
俺の嫁。あみのクラスの友達。タケルくんと呼ばれている。
面と向かって話せないシャイな子。彼の乏しい表情を読み取れるのはクラスメイトだけである。(初登場・7巻)
動物形態はくーちゃんと同じく、じっくり考え中だそうだ。
・モブ園児A(CV.菊池こころ?)〔詳しくは不明〕
黄色いリボンカチューシャをつけた、モブにしとくのがもったいないくらいのかわいい女の子。
・しゃちほこ(CV.羽多野渉・鈴木菜穂子)
しゃちほこ。
・ポテテチュート(CV.伊藤静)
イッサ曰く、「小さくて赤くて黄色くて、満月の夜になると海へ向かって大移動する」植物。
さてここからは声優いらずの方々のコーナーでーす。(別に読まなくてもいーぞ)
・ガル
読者募集で生まれたキャラその2。高飛車なトラでアニ横では貴重なツッコミ役。
初登場時ケンタに取って代わろうとしたり、くーちゃんに憧れを抱いたりとケンタのライバル的存在である。
またアニメ化の際、2006年時点の依存キャラの中で唯一声優が与えられなかったキャラでもある。
・・・その代わり、作者のブログ(2008/1/18)にて擬人化形態をラクガキしてもらったことにより、数少ない擬人化形態持ちキャラとなった。 (初登場・6巻)
・男牛(おうし)(× うしお)(× ぎゅうた)
読者募集で生まれたキャラその3。基本的に「モー」としかしゃべらない、ハリセンを背負った牛。
ツッコミキャラと思いきや、実はボケキャラ。BSEに感染したことがある。(初登場・9巻)
・タマリニム男爵
アニ横国際テレビの名司会者。察するに「顔芸」の名手であろう。(初登場・9巻)
・ニャボっち
ゲームのみのキャラだがあまりに影が薄くて本当にこんな名前だったかどうか…
リエちゃんやあみちゃんをカゴに閉じ込めてはステージの最後でミニゲームの挑戦者を待っている。
以上。・・・あれちょっとまって?大事な人達を忘れてない?
・前川涼
このマンガの原作者。当初はストーリー漫画家であったが、アニ横が大当たりしたため、
それ以来アニ横を描き続けている。
本名とペンネームは87.5%同じらしい。たぶん女性・・・だよね?(初登場・1巻)
5巻から自身のイラストがデフォルメからタマネギ?に変わった。三国志やファミコンを愛するオタクでもある。
・前川(姉)
マエリョーの姉。ケンちゃんLOVE。
普段は妹大好きのお姉さんだが、喧嘩になると生爪をはいだりするほどのすさまじい姉妹喧嘩をする人物である。(初登場・1巻)
一部のファンからは「実はアニ横で一番かわいいのは彼女!」と豪語されることも…。
・成(なる)
ミニチュアダックス(シルバーダップル)の♀である、マエリョーの飼い犬(嫁)である。(初登場・2巻)
・初代担当 T氏
マエリョーのデビューから4巻あたりまでを支えた玄人。 (初登場・2巻?)
単行本10巻ではマエリョーの依頼でカバーの裏に歴代担当の一人として自分なりのアニ横トリオを描いた。
なお、愛称はトミーだが某フリーのカメラマンとは一切関係ありませんのでご了承ください。
・2代目担当 エリート
その名の通り、優秀な担当者。
サイン会の時、やたらとケンちゃんをプッシュしていた。ケンちゃんLOVE。
彼も同じく、歴代担当の一人として10巻カバー裏にアニ横トリオを描いた。(初登場・6巻?)
・3代目担当 若(わか)
2009年に配属された、マエリョー現担当。命名の理由は若いからだそうだ。
マエリョー曰く、自分以上のオタク魂を持っているとのこと。
ちなみに担当者達は主に原作のおまけ漫画(コバナシ)にたまに登場するのだが、
作者に似せる気がないため、登場のたびに外見が変わってしまっている。
名言
コミックスについている帯にて「アニ横は3巻から読むべし!」という名言を残している。
その名の通りアニ横は3巻から読みはじめるべきなのだろう。その真相は……読めばわかる!
また1クールから2クールまでのOP『飛んでもNothing 〜どき☆どき アニマル横町のうたの巻〜』 の
あーりゃりゃこりゃりゃ あーりゃりゃこりゃりゃ
というフレーズは思わず弾幕を作りたくなるほど強力なものである。
女児向けアニメのはずなのに割と本格的なスカであるところもハチャめちゃラッキーDAY。
好きこそ上手なれ ファンタジスタ!
マイナーと呼ばれるものたちを愛する者としてはこれ以上のない名言であろう…
関連動画
関連静画
関連リンク
- あにてれ・アニマル横町(アニメ版の公式サイト)
- 前川涼先生のTwitterアカウント
- アニマル横町(集英社公式・デジタルマンガ )(アーカイブ)
Flash職人のすごさを垣間見ることのできた作品だったが2009年6月1日もって残念ながら削除となった。
ゲーム
『アニマル横町 〜どき☆どき救出大作戦! の巻〜』(ゲームボーイアドバンス)
『アニマル横町 どき☆どき進級試験! の巻』(ゲームボーイアドバンス)
意外とやり込めたりもするかも…
なお、リエちゃんの活躍が見られるのはゲームだけである。
あのアニメとの類似t(・・・
マエリョーは大変なものを描いてゆきました…
オタクの心です!
要望は掲示板まで
追加要請はいつでも受け付けております。皆様の手で強化していただいても構いません。
・・・では失礼しますっ!
- 18
- 0pt