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出張のため福島県で朝を迎えた金曜日。上司と待ち合わせの時間までテレビを見ていると、デジタル・スタジアム(6月25日)にて蟲笛が話題になっていた。そもそも蟲笛とは、世界各地でバッタなどの虫を追い払ったり、自然に宿る精霊を呼ぶために使われている楽器である。番組では、この音の仕組みを機械的に鳴らそうとして装置を作った嶋田晃士さんの「扇笛機」が登場していた。そして、蟲笛と聞いて心に思い響くのは、風の谷のナウシカの事である。 ナウシカの中で蟲笛は、COMICSワイド判の1巻21−22ページに登場する。ナウシカが腐海の森の中を探検していると、蟲の怒りに満ちた恐ろしい声が聞こえてくる。ナウシカは森の中を走り見晴らしのよい高台に出た。すると、森からは多くの蟲に湧き出し、目を赤くして怒りに震えるオームに追われているユパが見えた。ナウシカはメーヴェに乗ってオームの足下に近づき、怒りに我を忘れてるオームの足をス
このサイトについて 詩人の紹介及び詩の掲載を行っています。 詩人の名前から詩を探す場合は、左<メニュー>「詩の紹介」から、詩のタイトルから探す場合は、その下<日記の検索(一覧)>をご活用下さい。(詳細) リンクはご自由にどうぞ。 コンテンツ一覧 コンテンツ(一覧) 記事(一覧) 現在体調的な理由により、更新等は難しい状態です。ごめんなさい。 実を言うと、今月の初めから私は会社をお休み中です。毎日働きにでかけるということが自分の中で普通ではなくなり、心も体もしまいに動けなくなってしまいました。 思い当たる理由は幾つかあるけれど、そのどれをひらいても抜け出せると思えず、どうしたらいいのか全く分からなくなってしまったのです。 このページも、自分の好きな詩にいつでも触れていたいと思って以前に開いたのに、ちっとも振り向かなくなってしまっていて、休みに入ってから久しぶりに思い出しました。 私は普段、会
一 冬だ、冬だ、何処もかも冬だ 見わたすかぎり冬だ 再び僕に会ひに来た硬骨な冬 冬よ、冬よ 躍れ、叫べ、僕の手を握れ 大きな公孫樹の木を丸坊主にした冬 きらきらと星の頭を削り出した冬 秩父、箱根、それよりもでかい富士の山を張り飛ばして来た冬 そして、関八州の野や山にひゆうひゆうと笛をならして騒ぎ廻る冬 貧血な神経衰弱の青年や 鼠賊《そぞく》のやうな小悪に知慧を絞る中年者《もの》や 温気《うんき》にはびこる蘇苔《こけ》のやうな雑輩や おいぼれ共や 懦弱《だじゃく》で見栄坊な令嬢たちや 甘つたるい恋人や 陰険な奥様や 皆ひとちぢみにちぢみあがらして 素手で大道を歩いて来た冬 葱の畠に粉をふかせ 青物市場に菜つぱの山をつみ上げる冬 万物に生《いのち》をさけび 人間の本心ゆすぶり返し 惨酷で、不公平で 憐愍《れんぴん》を軽蔑し、感情の根を洗ひ出し 隅から隅へ畏れを配り 弱者をますます弱者にし、又殺
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