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dounagadachs.hatenablog.com
「羊たちの沈黙」の前日談にあたる「レッド・ドラゴン」。 映画はさておきトマス・ハリスの作品の中ではこれが1番面白いんじゃないかなーと思います。 レッド・ドラゴン〔新訳版〕 上 (ハヤカワ文庫NV) 作者:トマス ハリス 発売日: 2015/11/06 メディア: 新書 「羊たちの沈黙」のクラリスがタフな野心家だったのに対し、「レッド・ドラゴン」の主人公グラハムはもっと脆く繊細。 話している相手の癖を無意識に真似てしまうなど、病的と言っていい程の高い共感能力を持った男。本人は静かに暮らしたいがFBIがその能力を放っておかず、精神同調するかの如く犯人の思考をトレースしていく。 81年当時こういうプロファイル捜査モノの走りだったのでしょうが、主人公を通して異常な犯人の目線をジャックしたような感覚にヒリヒリします。 犯人は「羊たちの沈黙」でのバッファロー・ビルもトラウマを抱えた人物だと描かれてまし
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