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アクシアは2012年10月1日から残業ゼロになりました。つまりこの記事を書いている2022年9月30日からちょうど10年前が、会社として最後に残業した日ということになります。10年やってきて実際どうだったの?というところを、良いところも悪いところも赤裸々に書いてみたいと思います。 残業ゼロになった経緯 10年前に残業ゼロにしたのは、別に立派な理念があったわけでも卓越したマネジメント能力があったわけでもありません。当時のアクシアはブラックすぎて採用しても次々と人が辞めていくブラック企業。そんな中で「この人に辞められたら事業が継続できなくなる」という社員から退職の申し出がありました。その社員を引き留めるためには労働環境を改善するしかなく、ほとんど開き直った状態で仕方なく残業ゼロにしました。 残業ゼロにしたいから残業ゼロにしたのではなく、当時はそうするしかなかったから残業ゼロにしただけです。 残
「何もしてないのにパソコンが壊れた」パソコン初心者あるあるだと思います。 パソコンに詳しい方には笑い事にされがちですが、壊してしまった側としては本当になぜ壊れたのかがわからず、対処の仕方に困ってしまいます。また、相談される側もいきなり「何もしていないのに壊れた」とだけ言われても困ってしまいます。 そこでこの記事では、パソコン初心者やパソコンに詳しくない方に向けて、パソコンが壊れたときにうまく説明をしてスムーズに解決できるように、よくある原因や対策方法をまとめました。 アクシアはシステム開発会社ですので、 ①パソコン本体がおかしいケース ②業務システムなどのWebシステムがおかしいケース の2つの視点から解説していきます。この記事で得られる情報は以下の通りです。 「何もしてないのに壊れた」3パターン 壊れる原因となるよくある操作や行動 本当に何もしていないのにパソコンが壊れてしまう原因 パソ
「システム開発って、具体的に何をするんだろう?」 「システム開発を依頼する前に、必要な知識を身につけたい」 「システム開発の仕事をしたい、どんな能力が求められるか知りたい」 …… そういった疑問や悩みを持つ方に向けて、「システム開発とはどのようなものなのか」を、アクシアのエンジニアに聞いて記事にしました。 この記事では以下のようなことが書かれています。 システム開発とはそもそもどのようなものなのか システム開発の流れ システム開発に関わる職種の例とそれぞれの業務内容 代表的なシステム開発手法の種類 システム開発に必要な能力 システム開発の費用相場 システム開発を依頼する際の注意点 アクシアではどのようにしているのか、考えているのか かなりのボリュームがある記事となっております。この記事がお役に立ちましたら幸いです。 システム開発とは システム開発とは、業務を効率化させるための仕組み(=業務
仕事を依頼する時は、それが取引先であれ部下であれ、必ず期限を明示するようにしています。期限を区切らない仕事は絶対にいい加減なものになるからです。 なんだそんなこと当たり前じゃん。と思うかもしれませんが、改めて振り返ってみると意外とこれができていないことも多いものです。気をつけていないとすぐに期限を区切ることを忘れてしまいます。 毎日の仕事する時間の期限 仕事の期限を区切るなんてそんなの当たり前じゃんと思われた方。業務の期限は毎日きちんと区切っていますでしょうか? アクシアは残業ゼロの会社です。定時を回ることは絶対に許されないという鉄の掟があります。業務終了時間が18時だとすると、17時55分から18時の5分間の間に業務終了してパソコンをシャットダウンする決まりです。 以上のようにアクシアの従業員は毎日業務終了の期限が厳格に区切られていますが、皆さんの会社ではいかがでしょうか?なんとなく残業
人間が作る以上ミスは必ず発生する ソフトウエアは人間の手によって開発されます。人間はミスをする生き物です。ソフトウエアを人間が作る以上は、バグが混入する可能性はゼロになることはありません。 COCOAに対して「たった一つの障害も許さない」という勢いで意見を述べている人もSNSにはいます。開発の現場にも時々そういう人いますよね。そんな人々に向けてこんなツイートをしました。 COCOAの「不具合は永久になくならない」という発言を受けて、そんなシステムは怖くて使えない!とか言っている人たちは、しょっちゅうWindowsアップデートで不具合修正しているからWindowsは絶対使っちゃダメだぞ。もちろんiPhoneもAndroidもダメだぞ。 — 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) February 20, 2021 これに対しても、OSと単一機能に近いCOCOA
ここ数年、エンジニアという職種の人気がすごいですね。IT業界に長く携わる人間としては非常に嬉しい限りです。エンジニアというと「きもーい」とか言われていた時代もかつてあったことを考えると、今はエンジニアはかっこいいとさえ言われるようになって、時代は大きく変わったのだなと実感してます。 しかし一部ではちょっとおかしな駆け出しエンジニアも現れ出しているようで、「未経験者は採用しない」「スクール出身者は採用しない」みたいな話もちらほら聞くようになりました。その点は非常に危惧しております。 実際に私から見ても正直「ん?君はどうしてこんな残念な勘違い思考になっちゃったのかな?」と感じてしまう駆け出しエンジニアの方をSNSで度々見かけるようになりました。まあこれは私の考え方なのでそういうこと思っても本人には直接言いません。だから私の考えとしてブログで書きます。 私だったらこんなエンジニアと一緒に働きたい
プロジェクトが予定通りに進まないと、人数を増やして対処しようとすることがシステム開発の現場ではよくあります。いわゆる人海戦術というやつです。システム開発のプロジェクトが炎上する理由は様々ですが、炎上したプロジェクトだと人海戦術はよく行われます。 人が足りていない時に人を増やすのはマネジメントの手法の一つとして正しいです。人を増やすこと自体は問題ないのですが、なぜか人を2倍にしたら生産量も2倍になる、あるいは人を2倍にしたらスケジュールが半分になるという前提で考えてしまう人がいます。 当然そんな大雑把な計画がうまくいくことはほとんどありませんから、予定通りに進まない状況が悪化して炎上したプロジェクトの火に油を注ぐ結果になることもあります。 追加でアサインされたメンバーは、特にプロジェクトに参画したばかりの頃は期待するパフォーマンスを発揮することが難しい場合が多いのですが、その理由について私の
システム開発には様々なフェーズがあります。プログラムを組むだけではなく、どんなシステムを作るのか設計する設計フェーズや、作ったシステムが正しく動作することを確認するテストフェーズがあります。その一番最初のフェーズにあるのが「要件定義」というフェーズです。 この要件定義はプロジェクトによって中々進行しないことがあります。要件定義フェーズが遅れに遅れたけど、システムそのものをオープンさせる日程は変更されず、後に続くフェーズを担当する人達が地獄を見るという話はよく聞く話です。 この要件定義というフェーズは誰に責任があり、要件定義フェーズの遅延は誰が悪いのかについて考えてみます。 要件定義とは システム開発における要件定義とは、システムに備わる機能をどんなものにするのかを具体的に検討する前に、そもそも何のためにシステムを必要としているのか、満たさなければならない利用者の要求は何なのかを明確に定義す
システム開発の仕事をしていると様々なトラブルに遭遇するわけですが、エンジニアなら経験済みですぐに理解できる話であっても、システム開発という専門的な内容になるとうまくその内容が伝えられないこともあります。そんな時に私は身近なものに例えてわかりやすく説明することがよくあるのですが、今回はシステム開発をラーメンに例えてみることにしました。 いつもお世話になっているいらすとやさん、さすがです。ラーメンで検索してみたら有益な素材がたくさん見つかりました。ありがとうございます。今回は私の大好きな家系ラーメンの画像をお借りしました。 実際の開発費用・期間をまとめた資料を無料で差し上げます。資料請求はこちら>> ラーメン食べさせてくれ、ただし金はない はい、いきなり何言ってるか意味がわからないですよね。金がないのに飯食わせろなどと言ったら無銭飲食です。おまわりさんがやってきてしまう事案です。ラーメンで例え
アクシアではやらないことの一つとして「ミスを責めない」という項目があります。これはミスを責める組織は生産性を低下させてしまうからです。なぜミスを責めると生産性を低下させてしまうとアクシアは考えるのか?今回はその詳細を記事にしました。 なぜミスを責めると生産性が低下するのか ミスを責める組織が生産性を低下させる理由は、言うまでもなくメンバーが萎縮してしまうからです。萎縮した状態で最大のパフォーマンスを発揮できるわけがないことは誰にでも理解できることだと思います。 そんなこと言ってもミスをする方が悪いという意見もあるかもしれません。ミスをする方が悪いのだから責められても仕方がないという考え方です。しかしそうは言っても人間責められると萎縮してしまうものです。その際たる事例がパワハラでしょう。上司からパワハラで叱責され続けてパフォーマンスを最大化できる人など普通はいないでしょう。ミスを責めるという
アクシアは現在オフィスを持っていません。コロナ禍の状況が今後どのようになっていくのか読めなかったこともあり、2020年4月1日から全従業員を在宅勤務に切り替えました。それまで東京と札幌にオフィスがありましたがそれは解約し、現在は登記用のバーチャルオフィスがあるだけとなっています。 完全在宅勤務にしてから約8ヶ月が経過しましたが、その間に変化したことを今回の記事にまとめてみます。 旧東京オフィスエントランス 実際の開発費用・期間をまとめた資料を無料で差し上げます。資料請求はこちら>> 変わったこと1:業務効率 完全在宅勤務にしてから業務効率が格段に上がりました。アクシアでは在宅勤務の取り組み自体は2011年からスタートしました。東日本大震災でほとんどの社員が出社できない状況に陥り、同様の事態が発生した際のリスクヘッジとして在宅勤務を始めようとしたことがきっかけです。 以上のように在宅勤務は以
コロナウイルスへの対応としてリモートワーク(在宅勤務)を行う企業が増えてきました。リモートワークになると物理的な距離が離れている分、効率的なコミュニケーション手段が必要になってきます。そのための一つのツールとして、SlackやChatWorkのようなチャットツールが有効です。在宅勤務やるなら必須と言っても過言ではないツールです。 すでにチャットツール導入済みの方にとっては当たり前のことばかりかもしれませんし、企業方針によってはアクシアのやり方をそのまま適用できない場合もあるかもしれません。ここでご紹介するアクシアの事例についてはあくまでも参考としてお考えいただき、各社置かれた環境に合わせて最適なやり方をご検討いただければと思います。 これからチャットツールを本格導入される企業さんの少しでも参考になれば幸いです。 他のコミュニケーション方法を禁止する Slackなどのツールを導入する際に、全
コロナウイルスの影響でリモートワークを実施する企業が増えてきました。アクシアは元々希望者にのみ在宅勤務を許可する形を取っていましたが、昨今の状況を鑑みて全員在宅勤務に切り替えました。 もちろん私も全ての企業が在宅勤務するべきだなんて全く思っていませんし、オフィス出勤にもメリットがあることは承知しております。物理的にリモートワークが不可能な職種も多数あります。 しかしだからこそ、リモートワーク可能な業種の企業は早くリモートワークに切り替えるべきだと考えています。我々のような業種は自分達の意思決定次第でリモートワークに切り替えることが可能です。しかしやりたくてもリモートワークに切り替えることが不可能な仕事も世の中にはたくさんあるわけです。 リモートワークにしたいけど物理的に不可能、しかし社会のインフラを支えるために出勤しなければならない人達は、在宅勤務できる人達よりも大きな感染リスクを犯しなが
コロナウイルスの影響で世の中が大変なことになってきております。コロナウイルスに関する専門的な内容については、私は素人なので細かくは書きませんが、ついに緊急事態宣言も出されて、アクシアでは全員在宅勤務に切り替えまして、それに伴い今のオフィスもいったん解約することに決定しました。 オフィスを解約することにしました 我々のようなソフトウエア開発を業務として行っている会社は、自分達の意思決定次第でリモートワークに切り替えることができます。しかし世の中には出勤が必要な職種で世の中のインフラを支えてくれている人達もたくさんいます。 そうした人達の感染リスクを少しでも下げるためにも、我々のようなリモートワーク可能な職種の人間は、リモートワークを行う努力をすることが今の情勢下においては企業の社会的責任でもあると思います。 今の情勢を踏まえて多くのIT企業がリモートワークに切り替えているようですが、中には我
コロナの猛威がとどまるところを知らず、ついには緊急事態宣言が出されるに至り、各業界に大きな影響を与えています。不要不急の外出を控えるために、在宅勤務の取り組みをスタートしている企業も多くなってきたようです。 アクシアでは2011年から在宅勤務の取り組みを開始しました。 在宅勤務(リモートワーク)の取り組み紹介 これまでは原則として希望者に対して在宅勤務を許可する形を取っていたので、オフィスに出勤する従業員も多数在籍していたのですが、昨今のコロナ情勢を考慮して、全員在宅勤務へと切り替えました。 全員在宅勤務に切り替える意思決定を行うとともに、現在アクシアが契約している東京と札幌のオフィスを解約することにしました。オフィス解約の可能性やその検討についてはかなり前から行っていたのですが、緊急事態宣言が出されるという報道を受けて、全員を在宅勤務に切り替え、それに伴いオフィス解約となりました。(実際
私はSNSのサービスの中でも特にTwitterについてはヘビーユーザーの方だと思います。Twitterを全く使わない日はまずありませんし、ほぼ毎日何かしらツイートしています。そしてたくさんツイートしていると、他のユーザーからコメントをいただくこともたくさんあります。 しかし私はいただいたコメントに対して、自分と意見が違っても議論をすることはしません。いただいたコメントに対してそれは違うと思って自分の意見を述べることはありますがそこでストップします。意見の応酬を繰り返すことはしません。 なぜ私がTwitterで議論をしないかというと、Twitterという場で議論をするのは非常に難しいと考えているからであり、議論したところで多くの場合誰も得しないと感じているからです。本日はTwitterで議論が難しいと思う理由をブログにまとめてみました。 実際の開発費用・期間をまとめた資料を無料で差し上げます
7pay(セブンペイ)がすごい騒動になっていますね。簡単にアカウントを乗っ取ることができてしまい、お金を勝手にチャージされて不正利用されてしまうというものです。会見も開かれましたが、何か説明しているようで結局何も説明していないに等しく、詳細はまだほとんどわかっていません。 詳細がわからないので結局今回の7pay(セブンペイ)の騒動において本質的には何がダメだったのかを考えるためには続報が待たれるわけですが、問題の裏側を色々推測してみることはできます。 本日は「可能性」として考えられる システム開発の裏側にある問題点を一般論として考えてみました。 実際の開発費用・期間をまとめた資料を無料で差し上げます。資料請求はこちら>> 開発チームに技術力が不足している 今回の 7pay(セブンペイ) の騒動、時々ニュースになる情報漏えいやセキュリティの問題とは少々ことなります。今回はセキュリティが余りと
GW前に読んだものですが、高いパフォーマンスを発揮するためには圧倒的なハードワークが必要で、今は働き方改革のために会社として若者にその機会を与えてやることができなくて悔しいという趣旨の記事がありました。 時短推進の働き方改革の中で、20代の若者はどのように成り上がれば良いのか この記事で書かれていることは、全ての人間がハードワークするべきだ!みたいな過激なものではありませんし、もっと働きたいという従業員にその機会を与えることができずにもどかしい気持ちだよねという内容のもので、全体的な趣旨としては概ね同意できるものでした。 しかしながらこの記事の内容でどうしてもモヤモヤする部分を個人的に感じたこともありました。GW中に色々考察して自分の考えを整理してみましたので、令和になって一本目の記事にその内容を書いてみたいと思います。 人によって考え方はそれぞれなので賛否両論あるかと思いますが、ぜひ率直
個人的な話ではありますが、本日4月25日は私の誕生日でして、私にとって平成最後の誕生日となりました。だからというわけでもないのですが、誕生日だし何か書きたいなと思いまして。 取材などでもよく聞かれますし、なぜIT業界に進もうと考えたのか、なぜ起業したのか、なぜ残業ゼロを実現できたのか、この辺の話を中心にこれまでのことを振り返った内容を書いてみたいと思います。 とは言っても、徒然なるままに、思いついたままに書いてみるだけですので、軽く読み流していただければ幸いです。w 起業を考えたきっかけ 起業を考えたきっかけは、今から20年ほど前の二十歳の頃までさかのぼります。初めて起業を意識したのは二十歳の頃です。ほんの些細なきっかけでした。 きっかけとなったのは当時のバイト先の先輩が「300万あれば自分で会社を作れる」と飲み会の場で話していたことです。今は会社法が変わって有限会社は作れなくなりましたが
経団連の中西会長が「 正直言って、経済界は終身雇用なんてもう守れないと思っているんです 」と発言されました。これに対して「何を今さら言っているんだ」「そんなのとっくに知ってたよ」というご意見もあるかと思いますが、良くも悪くも悪くも悪くも影響力の強い経団連のトップの方が正しい認識と方向性を示されたことには大変意義があったのではないかと思います。 また一部の人の間ではいまだに終身雇用信仰が強くあるようでして、一度入社してしまえば大した努力をせずとも定年まで企業にしがみついていれば、のほほんと暮らしていけることを当然の権利であるかのように考えていた人達からは阿鼻叫喚の声もあがっているようです。 それぞれに主義主張はあるだろうと思いますし、主義主張を異にする人達とお互いに理解し合うというのは中々難しくもありますが、だからと言ってSNS上でお互いに罵詈雑言を浴びせながら殴り合っていても何の意味もない
働き方改革法が施行されました。この法律によって残業時間に上限が設定されたり、有給取得が義務化されたりしています。そんなに厳しい規制ではない、というよりもゆるゆるの規制のように個人的には思うのですが、一部の企業からは悲鳴の声もあがっているようです。 法律という共通ルールを守ることができない、法律遵守するように改善することもできないとなると、本来であればそんな企業は完全に詰んでますのでゲームオーバーだと言えます。本当はもうゲームオーバーで死んでいるはずなのに、ゾンビのように生き続けているブラック企業ということになります。本当に迷惑な話です。 ところが中には色々と理由(屁理屈)をつけながら、法律を守っていたら事業を継続できないなどと主張する人もいます。日本という法治国家の中にあって中々斬新でユニークな主張ですね。これだけブラック企業が批判される世の中で「ブラック企業擁護派」が一定割合で存在するよ
株式会社アクシアでは今期の目標の一つとして有給消化率100%という目標を掲げてきました。おかげさまで今月でその目標は無事達成となりました。弊社での有給に関する取り組みは先日NHKさんにも取材していただきまして、日曜日のニュース7で取り上げていただきました。 2019年4月からは有給取得の義務化も始まります。この法律改正では「従業員が有給を取らなかった」では済まされません。企業には従業員に有給を取得させる義務が生じます。この法律改正により中小企業の中には悲鳴をあげている企業もたくさんあるようです。 世間では有給取得義務化なんてしたら経営が立ち行かなくなる会社があるなど色々言われておりますが、有給消化率100%を実現した企業の経営者として思うことを書いてみようと思います。 有給消化率の向上は経営にマイナスなのか 従業員がたくさん有給を取得すると会社経営にはマイナスだという意見があります。社員が
2019年4月から労働基準法が改正されて、有給に関する取り決めが変更になります。具体的には、年10日以上有給が付与される労働者に対して企業は最低でも5日間有給を与えなければならなくなります。 しかも罰則付きです。違反すれば使用者に対して懲役や罰金が課せられます。有給消化が不足する従業員が1人発生するごとに罰金が課せられます。5日休めてない人がたくさん出れば出るほど罰金が増えていきます。 詳しくは厚生労働省のウェブサイトにある年次有給休暇の時季指定義務化という資料をご覧ください。 有給取得義務化に備えて休日を減らそうとしている企業があるらしい 弊社でお世話になっている社会保険労務士さんから、下記のツイートに書かれている話を聞きました。 4月から有給の法律が変わりますが、それに合わせて下記のような不穏な動きをしている企業が増えてきていると社労士さんから聞きました。4月以降闇深い情報がたくさん流
エンジニアに最初の会社を1年で辞めることを推奨する話をSNSで見かけましたが、それについて色々と思うことがあるのでブログで書くことにしました。 最初に断っておきますが、私は別に1年で辞めることを否定するつもりはありません。入社した会社がクソなブラック企業であれば、別に1年と言わずに1日でも早く辞めた方が良いと思います。「3年は続けた方が良い」などというナンセンスなことを言うつもりも一切ありません。 誰かから搾取して自分が得するという考え方 エンジニアは最初の会社を1年で辞めた方が良いという話の中で私が嫌悪感を感じたのは、会社を踏み台にして会社から搾取してやれという考え方が前提となっていたから。 冒頭でも書いた通り私は別に3年は続けた方が良いなどということを言うつもりは毛頭ない。辞めた方が良いと思うのであればいつ辞めても良いと思う。だけど最初から1年で会社を利用して1年で辞めてやるつもりで入
今も昔も、またどの業界においても、理不尽な顧客(以下乞客)という存在が幅を利かせていることがあり、多くの人が多かれ少なかれ苦しめられていることと思います。まったく困ったものです。 過去にはアクシアも乞客に随分と苦しめられてきました。幸いにして、今はとても良いお客様達に囲まれて気持ちよくお仕事させていただいております。 この迷惑極まりない存在である乞客ですが、少しずつ終焉の時を迎えてきているのではないかと最近思うことがあります。もちろん人類が生きている限りは乞客が完全に絶滅するようなことはなく、いつまでもしぶとく生き残る乞客はいると思いますが、一時期と比べると少しずつですが乞客が生きにくい時代となってきていることは確かなようです。 この大変迷惑な存在である乞客の絶滅が少しでも早まるようにという願いを込めて、本日のブログ記事を書かせていただきます。 人手不足で状況が変わってきた もはや多くの人
IT関連のセキュリティ問題は定期的にニュースとなって世間の話題となります。最近でも2つの大きなセキュリティ問題が話題となっています。 そのうちの一つは質問箱サービスのPeingでユーザーのTwitterトークンが丸見えになっているというもの。これよりPeingをTwitter連携させていると勝手にツイートを投稿されてしまう可能性があるなどのセキュリティ問題があります。 もう一つはファイル送信サービスの宅ふぁいる便で不正アクセスによるユーザー情報が流出したというもの。これにより宅ふぁいる便と同じID・パスワードを使っていると他サービスでアカウントが乗っ取られるリスクがあります。 上記2つのサービスでなぜこの問題が発生してしまったのかについては続報を待ちたいと思いますが、弊社も含めましてどの企業にとってもセキュリティ問題は他人事ではないでしょう。油断していれば(油断していなくても)次は我が身の
どこの業界にも理不尽な要求をしてくる顧客というものは存在します。目の前の売上や今後の取引継続のことを考えると、理不尽な要求だとはわかっていてもついつい飲んでしまうのが経営者という生き物なのです。先日Twitterでこんなツイートを投稿してバズりました。 ラーメン屋さんでラーメン注文後に、 「やっぱり卵も付けて。卵がないなら金は払わない」 とか言ったら普通に警察案件なのに、 システム開発の納品後だと、 「やっぱりこの機能も付けて。この機能がないなら金は払わない」 みたいなことを平気で言う人が時々現れる。 なぜなのか。 — 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) January 25, 2019 私もかつては顧客から検収や支払いを盾に理不尽な要求をされて、目の前の会社経営のことを考えて泣く泣く要求を飲んでいたこともありました。なぜそんな要求を飲んでしまっていたの
採用活動をしていると、下記のようなセリフを言ってくる人はよくいます。 やる気だけは誰にも負けません! やる気に満ち溢れた社員というものは、経営者からすると魅力的に見えるものです。全従業員がやる気に満ち溢れた状態で仕事をしてくれたらどんなに良いものかと妄想します。 しかしこの「やる気」というものが中々やっかいなのです。私は過去に社員のやる気に頼った経営をやろうとして失敗したことがあります。それについて詳しくは下記のブログで。 やる気はあった方が良いに決まっているけど、これに頼ろうとして私は今まで失敗を繰り返してきましたので、普段の仕事において社員のやる気に頼るやり方をしないのはもちろんのこと、採用においても求職者が主張するやる気は「ふーん」と聞くだけで無視します。 以下、仕事においてやる気に頼るべきではないと私が思う理由について具体的に述べていきます。 やる気は数値化できない やる気は数値化
社員にとってはいつでも転職できるだけのスキルを身に着けておくことは自分にとって重要です。実際に転職するかしないかについては、その時の状況によって変わるため、必ず転職しなければいけないわけではありませんが、いざ転職しようと思った時に転職するだけのスキルがないことは働く人にとっては大きなリスクです。 一方で企業側の視点から見た時に、社員がいつでも転職できる状態はリスクであるという主張を時々見かけることがあります。 この考え方はばかげていると言わざるを得ません。いつでも転職できる社員を抱えることはリスクではありません。 企業にとって(特に解雇規制が厳しい日本企業にとって)本当のリスクは、どこにも転職できない社員を抱えてしまうことです。 戦力になるのはいつでも転職できる社員 なぜどこにも転職できない社員を抱えてしまうことが企業にとってリスクかというと、そういう社員は戦力にならないからです。戦力にな
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