戸別保証のおかげで、生産性も自給率もさがっているという記事。日経2010/05/03(月)「ニッポンの農力」より。 佐賀県武雄市の話小麦を収穫した7月には例年なら大豆の種をまくしかし今年は多くの農家が米を作る農家は米をつくれば10アールあたり1万5000円の補助金を直接受け取れる米の販売価格が下がったときの補填もある一方大豆の補助金は5万円から3万5000円に減った全国二位の大豆生産県である佐賀県の耕作面積は1割減り、その分米の生産が増える9割を輸入に頼る大豆の作付けが減り、余っている米の生産が一段と増える 岩手県北上市の話西部開発農産は借りている農地の地主600人のうち12人が今年3月までに変換を要求米をつくることで補助金がもらえるため、農地を集約して効率化する意味がうすれたため 秋田県大仙市昨年末から集落営農組合の解散が相次いだ戸別保証制度により組合が果たす役割がなくなったため という