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大そうじへの備え
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ショッピングモールの二大巨頭、「楽天市場」対「Amazon.co.jp」、そして中古品売買プラットフォームの両雄、「Yahoo!オークション(ヤフオク)」対「メルカリ」。2トップがしのぎを削る両ジャンルの対決で2018年、国内利用者数の逆転現象が起きたことが明らかになった。 日経クロストレンドは、インターネット視聴率データを提供するニールセン(東京・港)の協力を得て、2018年1~10月のネット利用動向を調査した。 まず楽天市場対Amazonについて、スマートフォン(スマホ)からの利用者数推移を見ていこう。18年1月時点では、楽天市場が4172万人、Amazonが3823万人と楽天市場が350万人ほどリードしていた。これが4月になると楽天市場3840万人、Amazon3802万人と一気に差が詰まり、7月にAmazon4014万人、楽天市場3947万人と逆転。以降4カ月連続でAmazonが楽
平成に登場して、すっかり当たり前の存在になったコンパクトデジタルカメラ。いったいどんな進化を遂げたのか。改めて振り返る パソコン、スマートフォン(スマホ)と並んで、平成に生まれて一気に普及したのがデジタルカメラだろう。平成初期に登場した革新的な製品が世間にインパクトを与え、それ以降数多くのメーカーからさまざまな製品が登場して広く普及していった。今ではあたりまえになったデジカメはどう生まれ、どう変わっていったのか。コンパクトデジカメにフォーカスをあて、その進化を追っていく。 活気あふれる平成前半 個性的すぎる「迷機」も 一般消費者にデジカメを普及させた立役者として知られているのが、カシオ計算機が平成7年(1995年)に発売した「QV-10」だ。ヒットの要因は、背面にカラー液晶を搭載したこと。「背面液晶でライブビューを見ながら撮影でき、撮影した写真がその場ですぐに見られる」というフィルムカメラ
こんにちは、飯田結太です。台所番長の連載は、2015年にフライパンから始まりました。以来4年間、ずっとフライパンの進化を見てきました。そこで、今回はフライパンコレクターと自負する私が「頑丈さ」と「焼き料理」で選ぶならもうこれ以上は難しいだろうと考える強いフライパン3本を紹介します。
技術などのトレンドを語るとき、頻繁に話題に上るのが様々な専門用語。ビジネスをする上で理解しておくことは大事だが、ともすると“バズワード先行”になっているように感じると前刀禎明氏は警告する。その問題点とは? 「ダイナミックプライシング」「サブスクリプション」「AI」……企業の企画会議やプレゼンテーションに参加すると、ここ数年で急に聞く機会が増えた用語が資料の中にあふれかえっていることがよくあります。これらを見ると、製品やサービスの企画・開発が“バズワード(特定の業界で使われる定義が曖昧な専門用語)先行”で進んでいるように感じて、とても心配しています。 言葉の意味を本当に分かっているのか これの何がまずいのかというと、意味の理解度や解釈が人によってまちまちであることです。古くからあって世の中に定着している言葉と違って、新しい用語はそれが持つ辞書的な意味さえ知らない人が一定数います。また、辞書的
2019年3月5日、東京駅に隣接する商業施設「KITTE(キッテ)丸の内」の地下1階「キッテ グランシェ」に、人気ラーメン店5店舗を集めた飲食ゾーン「ラーメン激戦区 東京・丸の内」がオープンした。 出店する5店のうち、開業前から最も注目されていたのが「松戸富田麺絆(めんばん)」。ラーメン愛好家からも圧倒的な人気を誇るラーメン店で、東京初出店かつ千葉県以外に初進出ということで開業前から大きな話題となっていた。
大人も使える子供向けタブレット アマゾンは2019年3月7日、新タブレット「Amazon Fire HD 8 キッズモデル」を発表した。価格は税込み1万4980円。発売は3月19日の予定で、アマゾンのウェブサイト上では予約注文を受け付け中だ。 アマゾンが2019年3月19日に発売する「Amazon Fire HD 8 キッズモデル」。がっしりしたカバーが付いているので重そうに見えるが重量は474g。ストレージは32GBなので動画のダウンロードも問題なし。別売のmicroSDカードを挿入すればさらに400GBまで増設できる キッズモデルは、「自分のタブレットを子供に使わせると、見せたくないコンテンツまで表示されてしまう」という保護者のニーズをヒントに開発されたタブレットで、子供が使うことを前提にしているのが特徴となっている。 「みまもり設定」と呼ばれるペアレンタルコントロールが用意されており
DVDやブルーレイディスク(BD)といった光ディスクは光や熱、湿気の影響をかなり受 けやすい。また、ほこりや汚れの付着、傷なども厳禁だ。長期保存するときは、これらを防ぐのが鉄則と心得よう 思い出たっぷりの写真や動画の長期保存やバックアップで注目されるのが、DVDやブルーレイディスク(BD)などの光ディスク。長期保存を目指すなら、品質の良いディスクに適切な方法で記録して、正しい方法で保管することが重要だ。ところが、この「保管方法」が意外とおろそかにされがち。光ディスクは保管状態が悪いと劣化が進み、データを読み出せなくなる。 実は、光ディスクは劣化を見越して記録データに冗長性を持たせており、かなり強力なエラー訂正機能を備えている。ディスクがある程度劣化しても、データを問題なく読み出せるのはこのためだ。だが、著しく劣化するとエラー訂正が追い付かず、データを正しく読み出せなくなる。 DVDなどの光
●実勢価格/1万7800円(税込み) ●サイズ・重さ/幅7×高さ12×奥行き5センチ(本体部)、直径3.5×高さ7センチ(洗浄部)・398グラム ●発売日/2018年11月 大手クラウドファンディングサイト「マクアケ」で、歴代最高額の1億1700万円以上を集めた注目の商品が、ついに一般発売された。Earth Shipが販売する超音波洗浄機「SONIC SOAK」だ。 使い方はシンプル。水を張った風呂おけやボウルに、洗いたいものと振動部を沈めて、タイマーを設定してから動作ボタンを押すだけだ。毎秒5万回の振動が水中で微細な泡を作り出し、その泡が汚れを浮かせて落とすという。
格安タブレットはアマゾンの「Fire 7」を除いて、OS(基本ソフト)にアンドロイドを搭載している製品。液晶サイズは7型が中心だが、BLUEDOTの「BNT-801W」は若干大きい8型。基本性能もBNT-801Wは上々だった 最近はネットショップで激安に購入できる製品も多数。とはいえ、失敗はしたくないもの。そこでPC21編集部が人気のお値打ち品を各ジャンルでピックアップ。製品を実際に試して「ベストバイ」を選んだ。自分にぴったりの製品選びに、役立ててほしい。今回は5000円台から買えるタブレットを取り上げた。 アンドロイドタブレットを比較 ウェブや動画の閲覧に便利なタブレット。だが、いきなり高額なものを買うのは勇気がいる。そこで目を付けたのが、1万~1万円台半ばで買えるアンドロイド(Android)タブレット3製品と、5000円台で買える「Fire 7」の合わせて4製品だ。
いま最新スマートフォンの多くに、ユーザーの“使いすぎ”や端末から飛んでくる通知を制限する機能が搭載されている。理由は世界中でスマホユーザーの「依存症」が問題になり始めているからだ。実はその制限を目的とした機能は、上手に使いこなせば自身のスマホリテラシーを高めつつ、生活の質を改善するためのツールにもなる。 iPhoneには最新のiOS12から「スクリーンタイム」という機能が搭載されている。もう使っている、なんとなく知っているという方もいるだろう。そこで今回はちょっと視点を変えて、スクリーンタイムを使いこなし、スマホをクリエイティブに活用したり親子のコミュニケーションを深めたりするワザを紹介する。 スクリーンタイムはスマホ依存度のチェックに最適 最初にiOS12のスクリーンタイム機能について説明しよう。
今回はビックカメラ有楽町店(東京・千代田)でスマートスピーカーの売れ筋を調査した。スマートスピーカーは2017年秋ごろから国内で本格的に流通するようになり、現在は米グーグルの「Google Home」と、米アマゾン・ドット・コムの「Amazon Echo」、LINEの「LINE Clova」などが市場を作っている。 ビックカメラ有楽町店でオーディオコーナーを担当する宮川力也氏は、現在の動向について「Google Homeの発売当初はキャンペーンの効果もあって爆発的に伸びました。最近はその勢いは落ち着きましたが、安定して売れていますね。スマートスピーカーで操作できる家電も増えていますし、スマート家電リモコンがあれば赤外線リモコン対応の家電にもつなげられますから。そうした便利さがじわじわと浸透しているところだと思います」と解説する。 ビックカメラ有楽町店1階にあるGoogle Home売り場。
寒さが一段と厳しくなり、各地で軒並み今季一番の冷え込みを更新している。そんななか、“ぬれた氷の上でも、とにかく滑りにくい”との口コミで、北海道から人気に火がつき話題になっているシューズをご存じだろうか。世界160か国で愛用される米国発のアウトドアブランド「Merrell(メレル)」の「Vibram(ヴィブラム)アークティックグリップ」というアウトソールを搭載したウィンターシューズシリーズだ。 ヴィブラム アークティックグリップは、メレルがイタリアの老舗ソールメーカー・ヴィブラムとタッグを組んで開発したアウトソールで、ぬれた氷上から氷点下まで安定したグリップ力を発揮する。2016年に発売され、その驚異的なグリップ力がすぐに評判となり、2017年には受注が飛躍的に増えたという。 でもどうして氷上でも滑りにくいのか、その実力をひも解くとともに、「JUNGLE MOC(ジャングルモック)」や「CH
注目の新製品をピックアップ、市場性や開発者の声などから、日経トレンディ記者が大胆に「ヒット予報」をする。今回取り上げたのは、NTTドコモ「カードケータイ KY-01L」。まさにクレジットカードサイズの超小型端末だ。 ◇ ◇ ◇ ●実質負担額/1万368円(税込み) ●サイズ・重さ/幅55×高さ91×厚さ5.3mm・約47g ●ディスプレー/約2.8型電子ペーパー(480×600ドット) ●連続待ち受け時間/約100時間 ●連続通話可能時間/約110分 ●通信最大速度/受信時100Mbps ●発売日/2018年11月22日 久々に「世界最薄・最軽量」のうたい文句が戻ってきた。NTTドコモから2018年11月に発売された「カードケータイ KY-01L」は、その名の通り、クレジットカードサイズの超小型端末。厚さは5.3mmと薄く、重さは一般的なスマホの3分の1にも満たない約47グラムだ。手に
私は筋力トレーニングが好きだ。 そしてジムでのトレーニング中に使うイヤホンは、プレーヤーと切り離されたワイヤレスイヤホンが大前提だ。 正直にいうと、すでに左右独立型の完全ワイヤレスイヤホンを使っていて、その“コードが一切ない”ことの恩恵を受けている。ヒップスラストやベンチプレスなどの仰向けになって行う種目のときは特に良い。 じゃあ、左右独立型じゃないワイヤレスイヤホンは使わないのかというと、そうでもないのだ。彼らにはまた別の大切な役目がある。今回、ロジクールの「Jaybird TARAH PRO」(以下、TARAH PRO)を使ってみてそれを再確認した。
スマートフォン(スマホ)の相棒として、音楽リスニング時に煩わしいケーブルに悩まされることがない“完全ワイヤレス”のイヤホン。先駆者であるアップルのAirPodsの登場から2年以上が経過し、ソニー、ボーズをはじめとする国内外のブランドから100以上の製品が登場している。2019年に入った今、完全ワイヤレスイヤホンを選びで注目すべき最新トレンドを解説しよう。 Qualcomm社の最新チップで音切れが劇的に改善 2019年、最大の注目ポイントはワイヤレス接続の安定性向上だ。2019年モデルの多くでQualcomm社の最新ワイヤレスチップ「QCC3026」の採用が進み、無線接続の安定性が大幅に向上する。また、対応機種がCPUに同社のSnapdragon 845シリーズを搭載した一部スマホに限定されるが、左右のイヤホンがそれぞれにスマホと接続する新方式「Qualcomm TrueWireless S
合羽橋の老舗料理道具店「飯田屋」の6代目、飯田結太氏がイマドキの調理道具を徹底比較。今回は、ここ数年で鍋の定番となった鋳鉄ホーロー鍋を検証する。 こんにちは、飯田結太です。ここ10年ほどで人気が高まり、定番となりつつある鋳鉄ホーロー鍋。代表的なものにフランスの「ル・クルーゼ」や名古屋市の鋳造メーカー、愛知ドビーの「バーミキュラ」があります。これらの鍋が人気なのは、色が豊富でデザインがおしゃれということもありますが、一番の理由は食材のうまみや栄養を逃さずにおいしく仕上げることができるから。代表的な調理方法に、水分をほとんど加えなくても素材の水分だけで調理できる無水調理(蒸し調理)があります。 無水調理ができるのは鍋の構造によるもの。鋳鉄特有の熱伝導と保温性に優れているのはもちろん、密閉度の高い蓋と、蓋の内側に施されている突起によって、食材に熱を加えると発生する水蒸気を鍋の中で対流させて閉じ込
海外112都市、国内21都市への路線が就航している成田国際空港。国際色豊かな行き先があふれる中、年に一度、元旦に奇妙な行き先の特別便が飛ぶ。到着地は成田。つまり、成田発成田行きというフライトだ。 天候不良でもないのに出発地に戻ってきてしまう――そのわけは、移動のためではなく初日の出を見るために飛び立つから。JAL、ANAともに2001年に初運航し、今では恒例行事になっている。料金はJALの成田空港発着便の場合、お一人様は2万5000~4万円、お二人様なら8万4000~13万円。同じくANAは羽田空港発着便でお二人様7万~10万円だ。どちらも決して安くないにもかかわらず、両社とも窓側席は発売から30分ほどで完売するという人気ぶり。正月の早朝、どのような人たちが参加しているのか、そしてどのような点が人々を惹きつけるのか、実際に搭乗してみた。 早朝フライト、空港までどうやって行く? 初日の出フラ
アタック ZEROの洗浄力の高さゆえ、4月の発売にともない、現行の「アタック Neo」シリーズ商品はすべて、3月末で店頭から姿を消す。花王の澤田道隆社長は、「私が社長就任前に開発統括をしていたときから長年力を注いできた念願の新技術。不可能を可能にする究極の洗剤だ。バイオ IOSをグローバル基剤にしたい」と意気込んだ。売り上げ計画は、2019年4~12月でアタック Neoの約1.5倍の300億円を目指すという。 化学繊維を着るし、洗濯機もぎゅうぎゅうになる人が抱える問題 新しい「アタック ZERO」のすごさとは何なのか? 技術力の説明の前に、これまでの洗濯洗剤が解決できなかった私たちの洗濯にまつわる問題とその原因をみてみよう。 私たち、と書いたが、正しくは「綿100%のものしか身に着けず、かつ1回の洗濯で洗濯機がぎゅうぎゅうにならない、タテ型洗濯機を使用している人」以外の人たち。洗濯してもニ
驚くようなアイデアを評価する「アイデア賞」は、ハッキングパパ(チーム)の「ぶうびんポスト」と、深澤舜さん(小学生)の「猫識別装置」に贈られた。 「ぶうびんポスト」は、お絵描きや字を覚え始めた子供が、せっかく描いたお絵描きやお手紙を届けてくれるデバイス(図4)。仕事中の両親や、遠くに住む祖父母にLINEのメッセージで届けてくれる。絵を描いた紙を口に差して鼻のボタンを押すと、スキャンが始まる。 二つ目の「猫識別装置」は、飼い猫と野良猫をカメラ画像で識別し、野良猫の場合はドアを閉めて家に入れないようにするものだ。野良猫がキャットフードを盗み食いしたり、家を荒らしたりする現実の課題を解決するためにアイデアを考えた。 実家のお寺を1年監視 学生に贈られる「学生賞」では、油田一彌さん(大学院生)の「寺院安全管理システム」と、大崎歩さん(中学生)の「未記入の問題集を半自動で保存『問題集もう1回やるぞぅ』
2019年1月18日に、カシオ計算機の新しいスマートウオッチ「WSD-F30」が発売された。筆者は初代の「WSD-F10」に続いて前モデル「WSD-F20」も手に入れており、普段から愛用している。それだけにWSD-F30は待ちに待った新モデル。すぐに購入した。 そこで今回は、WSD-F30の進化したポイントをチェックするとともに、実際の使用感や気になる点をWSD-F20と比較しながら探ってみた。 腕に装着しているのが、カシオ計算機の最新スマートアウトドアウオッチ「WSD-F30」(下)。上段は、筆者がこれまでに使ってきた前モデルの「WSD-F20」(左上)と初代モデルの「WSD-F10」(右上)
ホテルまでは、金沢駅から北鉄バス「南町・尾山神社」停留所下車、徒歩約2分。駅からホテルまでの途中には、観光スポットとして有名な近江町市場もあり、散策がてら歩いていける範囲だ。また、ショッピングエリアの香林坊はすぐ、金沢城公園、兼六園、金沢21世紀美術館までも徒歩圏内と、ロケーションに恵まれている。 メトロエンジンリサーチによると、現在金沢市には宿泊施設が222軒あるという。なかでも三井ガーデンホテル金沢が建つエリアは、かつては武家屋敷が多くあり、その後証券会社や大手銀行が立ち並ぶビジネスの中心地として発展。そして北陸新幹線の開通に合わせてホテルが次々と建設されている注目のエリアだ。今後、2020年までに数軒のホテルの開業が予定されている。 地元情報サイトを運営する会社のスタッフによると、「このエリアの建物の老朽化が進んでいることもあり、北陸新幹線の開通後に建て替えが推進され、それに合わせて
ワイヤレス充電ができるスマートフォンが増えてきた。アップルのiPhone 8以降(iPhone Xシリーズなど)はもちろんのこと、ソニーのXperiaシリーズやサムスンのGalaxyシリーズ、GoogleのPixel3シリーズでは当たり前の機能になりつつある。 これに伴い、ワイヤレス充電器も多くのメーカーから様々な製品が発売されている。形は大きく分けて2種類。スマホを上に置いて充電する平置き型と、スマホを立て掛けて充電するスタンド型だ。様々なデザインの製品があり、それぞれ充電性能も異なる。価格帯は1000円前後のものから1万円前後までと幅広い。こうしたワイヤレス充電器のメリットや選び方を紹介したい。 この記事で紹介する製品は以下の通り ■ロジクール「ロジクール POWERED iD20 ワイヤレス充電スタンド」 ■Belkin「BOOST↑UP ワイヤレス充電スタンド」 ■サムスン「Wir
人気ブロガー、ユーチューバーとして知られる「えらいてんちょう」こと矢内東紀氏の新刊『しょぼい起業で生きていく』(イースト・プレス)が好調だ。リサイクルショップやイベントバーなどを経営した経験を基に、起業には資金調達も事業計画も不要とし、具体的な生存戦略を説いている。『ちょいバカ戦略“意識低い系マーケティングのすすめ”』を上梓する小口覺が、しょぼい起業の原点から具体的なノウハウを聞いた。 1990年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。2015年10月、初の実店舗としてリサイクルショップを開店。その後、知人が廃業させる予定だった学習塾を受け継いだり、居抜き物件を借り、小さなバーをオープンさせたりして、事業を拡大。その後、バーが人気を呼び、全国直営5店舗を構える。現在は、投資家、コンサルタントとしても活動し、しょぼい店舗の開業・運営を1年で10件以上手がける
当記事はnikkei BPnetに連載していたものを再編集して掲載しました。初出は2012年8月9日です。記事の内容は執筆時点の情報に基づいています。 元証券マンが「カードゲーム」で大きく当てて、「アキバの風雲児」と呼ばれているとのウワサは聞いていた。ソーシャルゲームなどデジタル全盛のこの時代に、アナログなカード対戦ゲームブームを巻き起こしているのが木谷高明さん。そのご本人が「新日本プロレス」の株を買って会長の座についたというからますます興味が湧いた。ぜひお目にかかりたいと、私がインターネットで放送している番組『梶原放送局』にお呼びしたら、快くお越しくださった。 木谷さんの言葉に、私は何度「え?」と驚きの声を上げたことだろう。しかし耳を傾ければ、そこには顧客心理の機微に基づいたビジネスのアイデアがぎっしりつまっていた。そこで今回は、「アキバの風雲児に学ぶマーケティングの極意」をお届けしよう
「バイト」の名前の通り、スマホをかんでいるような見た目になる。付けやすい軟らかさと、断線を防ぐ硬さを両立 古くはガラケー時代のシールやストラップ、最近ならケース。あの手この手でスマホを着飾ってきた女子が2018年、ついに充電ケーブルまでその手を伸ばした。味気なかった断線防止グッズをかわいい動物に仕立てるというアイデア一つで、累計販売個数は500万超えというメガヒットを飛ばしたのが、「ケーブル バイト」(ドリームズ)だ。 断線しやすいといわれるiPhoneの充電ケーブルを、プラグ部分に付けることで保護する。市場に姿を現したのは17年6月。以降数カ月は鳴かず飛ばずの日々が続いたが、17年9月末にツイッター上から突如「着火」した。
かつてホリプロが世に送り出した3DCGによるバーチャルアイドル「伊達杏子 DK-96」の娘「伊達あやの」が、VTuberとしてバーチャルアイドルデビューを果たす。伊達杏子の仕掛け人であった、ホリプロ代表取締役社長・堀義貴氏へのインタビュー後半では、伊達あやのの仕掛け人で、彼女が所属するホリプロデジタルエンターテインメントの“鈴木氏”(今回、写真撮影はNG。いずれその正体が明らかにされるとのことだが……。ちなみに“バーチャル”ではない)を交え、気になる伊達杏子と伊達あやのとの関係、そしてホリプロが目指すバーチャルアイドルビジネスについて語ってもらった(前半は「『最大の失敗は人間を作ろうとしたこと』ホリプロ社長と伊達杏子」を参照)。 ミッキーマウスこそ究極のバーチャルアイドル ――なぜ、このタイミングでのVTuberへの参入に至ったのでしょう。 鈴木氏:今のうちに差し込んでおかないと、後発にな
三菱鉛筆が2018年12月19日に高級ボールペン「LAYERED(レイヤード)」を数量限定で発売した。価格は2万円で、デザイナーにPOSTALCO(ポスタルコ)のデザイナー、マイク・エーブルソン氏を迎え、リフィルにはジェットストリームインクを採用した。三菱鉛筆のロングセラー鉛筆「uni(ユニ)」発売60周年記念として発売されたものだ。
2018年10月20日、六本木アカデミーヒルズで「Scratch 2018 Tokyo」が開催された。招待講演には慶應義塾大学 環境情報学部教授である村井純氏が登壇した。インターネットの技術基盤づくりに携わった自身の経験に基づきながら、これからの時代の子どもたちがインターネットを有効活用するためのアプローチについて語った(関連記事)。(大類 賢一=タンクフル) インターネット普及の過程は、文明の成り立ちと同様の流れを経ている 「インターネットやデジタルを指して、文明と呼ぶ人はあまりいない。しかし、インターネットの開発に長く携わっていると、『インターネット文明』という存在にリアリティが出てくる」と村井氏は講演の冒頭で語った。 文明の成り立ちには「科学や数学」「社会」「文化」「技術」「道具」「地理」、そして「他文明との衝突」などの要因が大きくかかわっていると村井氏は説明する。そのように考えると
調査会社テスティーによると、都内在住の女子大生337人のうち、77.5%は長財布を使っているそうだ。最近、クラッチバッグやミニバッグを抱えて軽やかに歩く若い女性をよく見かける。てっきり、こうした小さなバッグには、スマートフォンと一緒に、「ミニ財布」を放り込むのがはやっているのかと勝手に思い込んでいたが、どうやら違うようだ。 世代間ギャップを埋める小さな共通点が見つかるだけで一喜一憂してしまうのは「オッサン世代」の悪癖かもしれないが、50歳を目前に控えた筆者も実は長財布を長年愛用している。駆け出し時代、学生時代から使っていたナイロン製でボロボロの三つ折り財布をお尻のポケットにいつも突っ込んでいた私。ある時先輩に「お金持ちになるにはさ、おまえも長財布を使わなきゃ駄目なんだよ」と諭されて以来、長財布派に転向した。 飲みに連れて行ってくれた先で、会計時に高級ブランドの長財布を胸元から取り出し、ピン
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