2025年に注目すべきエンタメはラノベ? マンガやアニメ、ゲームなどの日本発IPに世界が熱狂している。既存の強力な作品やキャラクター以外にも、新たなIPを生み出してグローバルにチャレンジするスタートアップも目立つ。今回は、「未来の市場をつくる100社」特集の特別編として、「IP×グローバル」をテーマにエンタメ社会学者の中山淳雄氏が25年のトレンドを分析する。 「isekai」が海外で存在感を増している。isekaiのカルチャーをけん引する日本のライトノベル(ラノベ)が、日本発IPがグローバル展開する際の大きな源泉となりつつある(画像/m.s./stock.adobe.com) 「異世界」は英語に、転生が日常化していく欧米社会 2024年、英国の「Oxford English Dictionary(オックスフォード英語辞典)」に新たに23の日本語が追加された。 「カツ」「おにぎり」「おもてな