斎藤元彦兵庫県知事が内部告発された問題に絡み、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏から「情報源」と名指しされた日本維新の会の白井孝明県議が21日、報道陣の取材に応じ、「情報源になっていない」と立花氏の主張を否定した。一方で、自ら立花氏の情報源となって同氏に発信してもらいたいとの意図は持っていたとも述べた。 白井氏は知事選告示後の昨年11月以降、立花氏と計3回、電話でやり取りをしたと説明。その中で「こちらから情報を提供したことはない」と主張した。一方、情報を提供したいとの意向で支援者を通じて自身の連絡先を伝えたことも明らかにした。 その上で白井氏は、告発文書問題を調べる県議会調査特別委員会(百条委員会)や斎藤氏の失職に伴う出直し選などを巡って、「委員会(百条委)での取り扱いや、メディアの情報に偏りがあると感じていた。噂話であっても『こういう情報がある』ということをオープンにした