4月13日に開幕する大阪・関西万博の会場最寄り駅となる大阪メトロの夢洲(ゆめしま)駅(大阪市此花区)が19日、開業する。会場への唯一の鉄道アクセスとして、ピーク時には1日最大約13万人の利用を想定。駅構内は開放的で近未来感のあるデザインとなっており、万博後も夢洲の玄関口として多くの観光客を迎えることが期待されている。 開放的で近未来感のあるデザイン夢洲駅は、大阪メトロ中央線をコスモスクエア駅から約3・2キロ延伸して人工島・夢洲内に建設。JR大阪駅や大阪メトロ梅田駅からは乗り換えも含めて約30分で到着できるため、最大で万博来場者の約6割が利用する交通手段の〝生命線〟となる。駅舎の南東出入口が万博会場の東ゲートに近接しており、スムーズに移動できるようになっている。 夢洲駅のエスカレーター=18日、大阪市此花区(南雲都撮影)地下2階の構造で、ホームは長さ160メートル、幅10メートル。利便性とデ