103万円見直し「おかしい」 小野寺自民政調会長が講演で 時事通信 政治部2024年12月15日17時30分配信 記者団の質問に答える自民党の小野寺五典政調会長=11月7日、首相官邸 自民党の小野寺五典政調会長は15日、札幌市で開かれた党セミナーで講演し、アルバイトをしている大学生らを扶養する親の税負担に関する「年収103万円の壁」見直しに疑問を呈した。小野寺氏は「野党各党は壁を取っ払えと話しているが、根本、おかしいと思う。なぜ学生が103万円まで働かなければいけないのか」と指摘した。 自公、123万円への引き上げ提案 「103万円の壁」見直し、来年から―国民民主反発、協議継続へ 自民、公明、国民民主3党は、大学生らを扶養する親の税負担を軽減する「特定扶養控除」について、アルバイトなどをする子どもの年収上限を現行の103万円から引き上げる方向で調整している。 小野寺氏は「学生は将来のために