エヌビディア、時価総額92兆円消失 過去最大、中国AI響く―米 時事通信 外経部2025年01月28日22時09分配信 家電・IT見本市「CES」で講演する米半導体大手エヌビディアのフアン最高経営責任者(CEO)=6日、米ラスベガス(EPA時事) 【シリコンバレー時事】週明け27日の米株式市場で、半導体大手エヌビディアの株価が前週末終値比17%安となった。ロイター通信によると、時価総額が5930億ドル(約92兆円)消失した。米上場銘柄の1日当たりの減少幅としては過去最大。中国の新興企業「ディープシーク(深度求索)」が開発した生成AI(人工知能)の基盤モデル「R1」が、エヌビディアの得意とするAI向け高性能半導体の需要継続に懐疑的な見方を浮上させた。 中国AI、米国製追い上げ 低コストで同等性能、競争激化 R1は、エヌビディアの最新半導体を使わずに、「チャットGPT」を手掛ける米オープンAI