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2024年ランキング
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新千歳空港は年間1500万人が利用する北海道の玄関です。ただ、大雪などで空港を発着する列車やバスが運休し、大勢の利用客が空港に足止めされることがあります。そんなとき、新千歳空港を「脱出」するにはどうしたらいいのでしょうか。札幌市へ移動する手段を探りました。
小樽市総合博物館で2024年11月から展示が始まった「ED76形509号」。運転席を含め前方3メートルほどが残され、廃棄した後部はシートで再現された 北海道の昭和の鉄道史を語る上で欠かせない電気機関車「ED76形509号」。小樽市総合博物館本館(手宮1)で、2024年11月から展示が再開されました。車両内で見つかったポリ塩化ビフェニール(PCB)の除去を巡り、車両の完全廃棄を含む検討が始まってから1年半。運転席を含む前方約3メートルだけが残る結果となりました。一連の経緯は、歴史ある鉄道遺産の保全論議にとどまらず、資金的に厳しい博物館のあり方を改めて考えるきっかけにもなりました。
【函館】道立江差高等看護学院(江差高看、檜山管内江差町)の男子学生が複数の教員によるパワーハラスメント(パワハラ)で自殺したなどとし、学生の母親が北海道に損害賠償を求めた訴訟で、道側が一転パワハラ自体を否定したことに遺族は26日、「手のひらを返されて裏切られた気持ちだ」と反発した。...
函館市が目指す北海道新幹線函館駅乗り入れに向けた動きが最近鳴りを潜めている。市はJR北海道などと水面下で協議中のためと説明するが、関係機関には慎重論が根強く、現時点で進展はないもようだ。新幹線を巡っては2030年度末から延期となった札幌延伸の時期が最大の焦点になっており、大泉潤市長がこうした状況も踏まえ、乗り入れ関連の言動を控えている側面もある。 大泉市長は23日、池田達雄北斗市長や自民党の向山淳衆院議員(比例代表道ブロック)らと国土交通省を訪れ、早期の札幌延伸を要望。大泉市長は終了後、「函館駅乗り入れの話はなかった。今求めるべきは一日も早い札幌開業だ」と述べた。 昨年春の市長選で乗り入れを目玉公約に掲げた大泉市長は、就任直後の補正予算に調査費を計上し、今年3月には整備費を160億円台と試算した調査結果を公表。市議会への報告を経て関係機関との協議入りを表明するなど矢継ぎ早に手を打ってきた経
函館市企業局は25日、交通系ICカード「ニモカ」で市電に乗車時にポイントを付与するサービスを、来年3月末で廃止すると発表した。電気料金や資材価格の高騰による収支悪化のため。...
北海道警察札幌方面管内の警察署に勤務する20代男性巡査が11月、自家用車を運転中に赤信号を無視したとして、パトカーから停止を求められたにもかかわらず、1キロ近く逃走していたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。...
レールの撤去作業中、作業員が手を放した瞬間、破断したレールを正面から捉えた。レール腹部は著しく腐食していた=2024年11月17日午前10時40分、森町富士見町(いずれも野沢俊介撮影) 2024年11月16日未明に渡島管内森町のJR函館線で発生した貨物列車の脱線事故。当時、JR北海道や国土交通省運輸安全委員会が事故原因を発表しない中、北海道新聞の写真記者が著しく腐食したレールの断面の撮影に成功した。スクープのきっかけは、保線業務に携わったことがあるという男性と交わした会話だった。現場では何が起きていたのか、写真記者が追った大事故の裏側を追う。
【紋別】昨年度のふるさと納税の寄付額が全道1位の紋別市に返礼品の海産物を提供していた水産加工会社が、「市から一方的にポータルサイトへの掲載を打ち切られ、多額の損害を被った」として、市に約520万円の損害賠償を求める訴訟を起こすことが23日、分かった。25日にも旭川地裁紋別支部に提訴する。...
【稚内】「最北の秘境駅」として知られるJR宗谷線の抜海駅(稚内市)が、来年3月に廃止されることが決まった。JR北海道から維持管理を引き継いだ同市が本年度限りで費用負担を終えるためで、存続を求めていた地域住民からは落胆の声が上がる。住民らは駅舎の保存を訴えていく考えだが、実現性は不透明だ。
■JR北海道・綿貫泰之社長=定例会見 日時:2024年12月18日、午後1時半~ 場所:JR北海道本社(札幌市中央区) <冒頭発言要旨> ▼岩見沢地区での記録的な大雪により、多数の列車の運休を余儀なくされ、多くのお客さまにご迷惑をおかけしていることをおわび申し上げる。引き続き安全を第一に、安心してご利用いただける輸送サービスの提供に努める。 ▼11月は函館線の貨物列車脱線事故の影響で特急の運休があり、一時的に利用が落ち込んだ時期もあったが、ライブイベントのために利用した人が増加した。特急主要3区間の利用者数は前年同月比で6%増えた。 ▼(2026年春に運行開始の豪華観光列車)スタートレイン計画の運行時期とルートについて。「赤い星」は4月下旬から7月中旬まで釧網線釧路―知床斜里間で運行し、その後は道内クルーズで活用するが、ルートは旅行会社と打ち合わせて決める。冬期は石北線で運行する。「青い星
【興部】オホーツク管内興部町の国道に、鉄路の廃線から約40年たった今も残る渡線橋が2カ所ある。見通しの悪さなどから事故の危険性があるとして地元は撤去を求めているが、実現の見通しが立っていない。JR北海道の経営難で廃線が相次ぐ道内で今後も同様の事例が増える懸念がある。道路整備に充てる開発予算の大幅増も期待できず、住民の足がなくなるのとは別の「廃線の重荷」を背負い続けることになりそうだ。...
道南いさりび鉄道(函館)は、列車内の照明を落として車窓から沿線の夜景を楽しむ恒例の夜景列車を20~22、24日に1便ずつ運行する。運賃は通常通りで予約不要。...
函館市議会会派の新市政クラブ(浜野幸子会長)と民主・市民ネット(道畑克雄会長)は17日、市の2025年度予算編成に向けた大泉潤函館市長への要望をそれぞれ市役所で行った。民主・市民ネットは大泉市長が掲げる北海道新幹線函館駅乗り入れについて、検討作業の終了時期のめどや今後の日程を示すよう求めた。...
北海道新幹線の札幌延伸は5月8日、大きな転換点を迎えた。建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構の藤田耕三理事長がこの日、斉藤鉄夫国土交通相(当時)に「2030年度末開業は困難」と報告した。...
渡島管内森町のJR函館線で発生した貨物列車の脱線事故から16日で1カ月がたった。レール中央の「腹部」が腐食する「会社発足以来初めての事例」(JR北海道)を受け、超音波装置を使った検査の徹底が課題となっている。装置は各保線所で導入されているが、腹部の異変を把握できる社員は一握りしかいない。同社が実施中のレールの緊急点検では、本社工務部の社員約10人を各地に派遣して対応しており、技術継承が急務となっている。...
【根室】日本最東端の鉄道駅として知られるJR花咲線の東根室駅(根室市)が、来年3月15日のJR北海道のダイヤ改正で廃止されることが決まった。利用が少ないためで根室市内の鉄道愛好者からは「有名な駅がなくなるのは残念」という声が上がる一方、同市の石垣雅敏市長は「終着駅の根室駅が最東端駅になった方が観光には良いと思う。前向きに捉えたい」と話す。...
北海道の鉄道と高速道路で、除雪作業員の確保が難しくなっている。冬の閑散期を利用して主な担い手となる農業者が、後継者不足などで減少し、競合が生じているためだ。12月に入っても、JR北海道は40以上の駅で募集を続けており、道内の高速道路を管理する東日本高速道路(ネクスコ東日本)も「なんとか確保できた」状況で、観光や物流を支える大動脈の差し迫った課題になっている。
【名寄】JR宗谷線の沿線市町村やJR北海道などでつくる「宗谷本線調査・実証事業協議会」(事務局・名寄市)は16~20日、実証事業として宗谷線に沿って病院や学校へ向かう直通バスを運行する。朝の通学時間帯に音威子府駅(上川管内音威子府村)-名寄市立総合病院間、夕方に稚内市内の高校-幌延駅(宗谷管内幌延町)間の計2本を走らせ、アンケートを通じて沿線住民の利便性向上につながるかを確かめる。...
札幌発のバーチャルシンガー「初音(はつね)ミク」の派生キャラクターで、北海道を応援する「雪ミク」が根強い人気を保っている。2010年の「さっぽろ雪まつり」で、同社が「初音ミク」の雪像を作ったのをきっかけに誕生。雪ミクを札幌市の路面電車(市電)の車体にデザインした雪ミク電車は札幌の冬の風物詩にもなった。9月には札幌市の観光大使に就任し、活躍の場をますます広げている。
【幌延】人里離れた「秘境駅」として知られるJR宗谷線糠(ぬか)南(なん)駅で道内外の鉄道愛好家が開くクリスマスパーティーが、今年で10回目を迎える。当初12人ほどだった参加者は年々増え、昨年は10倍の約120人に。今年は22日の開催に向け、主催者で栃木県の公務員杉戸政徳さん(38)は「秘境駅の存在意義や魅力を、集まったみんなで一緒にPRしよう」と参加を呼び掛けている。 パーティーは、JR北海道の無人駅廃止方針に危機感を持った杉戸さんら鉄道愛好家が2015年に初めて開いた。参加者は毎年増加し、東京や大阪、札幌など国内だけでなく、韓国から訪れた人がいた年も。杉戸さんは「正直こんなに続くとは思わなかった。駅の魅力や鉄道ファンの熱い思いでこれまでやってこられた」と振り返る。
JR北海道は来年春のダイヤ改正で、札幌発釧路行き特急「おおぞら」と札幌発函館行き特急「北斗」の一部について、停車駅を減らすことで所要時間を短縮する方針を固めた。高速バスや航空機との競争が激しさを増す中、速達性を高めて利用者の増加を図る。札幌―旭川間の特急は一部のダイヤを見直し、利用者の少ない旭川発の始発を遅らせ、札幌発の最終列車を早める。...
北海道議会最大会派の自民党・道民会議は6日、JR北海道の維持困難路線に関する「北海道地方路線問題調査特別委員会」を廃止する方針を他会派に打診した。早ければ開会中の第4回定例道議会への提案を視野に、合意形成を目指す。...
【奥尻】町は9~11月に町内で行った小型低速電動車両「グリーンスローモビリティ(グリスロ)」の実証運行の実績をまとめた。観光客・町民向けの定期運行や、町民団体対象の特別運行があり、延べ490人が利用。担当者は「多くの人に知ってもらうという目的は達成した」と手応えを語る。今後は町民や事業者にアンケートを行い、来年以降の運行について検討する。...
【奥尻】新村卓実町長は6日開会の定例町議会で、町内の特別目的会社が計画していた地熱発電所の増設事業を巡り、規模を半分以下に縮小する方針を決めたと説明した。...
札幌市は4日、来年度から市営地下鉄3路線の稼働に必要な電力の全量を市内清掃工場の廃棄物発電の余剰電力で賄う計画を明らかにした。同市は4月から、全国で初めて地下鉄稼働に必要な電力の7割に廃棄物発電の余剰電力を充ててきた。来年度から移転新築する清掃工場の発電能力が増強され、全量が「地産地消」となる。...
路面電車は長年、「古い」「のろい」「ダサい」と言われてきました。1960年代、急激に増えた自動車が路面電車の軌道に進入し、渋滞で身動きが取れない状況に陥りました。利用者は徐々に減少し、さらに「渋滞の元凶である路面電車を廃止しろ」との声も強まったのです。
北海道やJR北海道などは3日、札幌・旭川と網走を結ぶ特急列車で来年1月に車内販売を行うと発表した。大丸札幌店の協力を得て、道産の特産品などを販売する。今夏の札幌―富良野に続き2度目の取り組み。...
道南いさりび鉄道(いさ鉄、函館)で1日、道南産ワインを飲み比べながらコース料理を楽しむ「ワイン列車」が初運行された。函館や札幌、旭川など道内から40人が参加し、列車旅を五感で堪能した。...
【七飯】渡島管内七飯町の道の駅「なないろ・ななえ」のトイレの悪臭問題を受け、同町議会が地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)を9月に設置して2カ月が経過した。悪臭の原因となる浄化槽を巡り、町側が指定管理者を監督できていない実態が次々に明らかになっている。百条委設置の背景には、杉原太町長の対応への不満もあるようだ。...
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