麦倉泰子【著】 [定価] 本体3,000円(税別) [ISBN]978-4-86500-090-0 [判型]A5判並製 [頁数]288頁 Amazonで購入 ある時は、親にとっての最も望ましい選択肢として語られ、 ある時は、自ら障害のある人たちにとっての「施設に入る/施設で暮らす/施設を出る」という 「人生そのもの」に関する問題として語られる、「施設」。 施設での暮らしを経験した障害のある人たちとその家族、 そこで働く人たちやさまざまな立場の支援者といった人たちの語りから、 施設という場において生成される関係の多様性を探る。 【目次】 序章 研究の目的 1 問題の所在 2 パーソナル・アシスタンスの定義と自己決定 3 原則としての「当事者主権」 4 ニーズ把握における「ずれ」 5 全体の構成 6 調査概要 付記 研究倫理への配慮について 初出一覧 第1章 無力化の構造――理論的概観 1