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マキシム・ミロノフ先とオレグ・イツホーキ先生が、動員がロシア社会に及ぼす影響について簡単なコメントを書いておられたので、簡単に紹介します。お二方ともロシアの出身ですが、ミロノフ先生はアルゼンチン在住でIEビジネススクールの教授、イツホーキ先生は米国在住でUCLAの教授をされています。 動員開始直後、ということで、とり急いで取りまとめられたものですが、かなり気の滅入る分析となっています。 要約 1. 今後6カ月の間に70万人から100万人の動員が試みられる。 2. 当初の動員の対象集団は200〜300万人と推定される。したがって、この集団に属する人が徴兵される確率は25%を超える。 3 徴集兵の最初の6カ月間の予想死傷率を60~70%と推定する(死者が15〜20%、負傷者が45〜50%)。 4. ウクラ
ロシア事情ブログ
ハルキウでのウクライナ軍の大攻勢と、それに引き続くロシア軍の退却が大きな話題になっていましたが、ロシア国内では軍事強硬派の政権への不満が表面化しました。基本的には、早く総動員令を出して、本気で戦争をしないと勝てないのに、プーチンや首脳部は何をやってるのか、という人たちですが、彼らと政権の間の亀裂について、タチアナ・スタノワヤさんが書いた記事がカーネギー財団のサイトに掲載されていたので、以下に紹介します。 スタノワヤ氏は、カーネギー・モスクワの客員、仏露商工会議の分析部門「L’Osservatore」の科学委員会委員で、その道では有名なロシアの政治関連コンサルティングのR.Poitikの主宰でもあります(これがメインか。。)。ウクライナに対する開戦でも英米系を除けば欧州のほとんどの機関が予想できず、欧州のオブザーバーが重視する露国内の知識人もほぼ全滅のなかで、スタノワヤさんは相当の確度で開戦
ロシアがウクライナをレジームチェンジするか、それがダメなら当分足腰の立たない焦土にする(か、その両方)、というレベルの全面攻撃を始めてから100日以上経過して、おかげで本業の経済・市場関係も、趣味のロシア語関係も未曽有のめちゃくちゃになっていますが、ウクライナの人と話してると「100日とちゃうで」とよく言われます。 もちろん、起点は2014年のクリミア、ドンバスに遡る、という話なんですが、私はウクライナの知人もいますが、ここらへんのことに関してはロシア趣味から始まってるせいか知識もソ連、ロシア経由が強く、2014年当時は正直それほどピンときていなくて、相当ズレていたのではないか、という感があります。 趣味とはいえ、物事を知るのは重要ですし、今回のことでは本業でも(まったく違う世界として分けておきたかった私としては残念なことですが)ロシアやロシア語に関する知識が少なからず役立っていることも事
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