袁術(えんじゅつ)は後漢(ごかん)(25年~220年)の群雄の1人です。短期間ではありますが後漢に見切りをつけて、仲(ちゅう)(197年~199年)という王朝を建国して皇帝にまでなりました。 残念ながら、中国の正当王朝として認められていません。今回は正史『三国志』をもとに、後漢に反抗して皇帝にまでなった袁術について解説します。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるな