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大そうじへの備え
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***************************************** 好評発売中「PEAKS 2024年3月号(No.164)」より、誌面記事の一部をご紹介します! ***************************************** どんな山行においても、もしもの備えとして自身や仲間の緊急時に対処するための装備は必携品だ。 携行品は、ただ入れておくだけでは意味はなさないが、自分の山での活動を踏まえてなにが役立つか考えぬいて揃えれば本当に山で困ったときに助けとなってくれるだろう。 どんなものがどのように役立つか。3人の装備を参考にしてみよう。 編集◉PEAKS編集部 文◉阿部 静 写真◉熊原美惠 CASE1:山行によってキットのアイテムチョイスを変更。 だれが見てもわかるように、モンベルのファーストエイドケースを使用 。日帰り登山といっても、ハイキングとクライミ
ゴアテックスウエアが初めて登場したのは1976年。以来50年近くにわたって、常に改良を重ねながらゴアテックスプロダクトは進化してきた。そしていま、およそ50年の歴史のなかで最大といってもいい革新を迎えている。そのキーワードとなるのは「ePE」という謎の文字列だ。 文◉森山憲一 写真◉宇佐美博之 冒頭で「ゴアテックス史上最大の革新」と煽ったが、その最新ゴアテックスウエアを着てみても、もしかしたらユーザーは大きな変化を感じないかもしれない。ではなにが革新なのだろうか? まずはそれについて説明しよう。 ゴアテックスはePTFE(Expanded Poly Tetra Fluoro Ethylene=延伸ポリテトラフルオロエチレン)というフッ素化合物の一種を主素材としている。ところが近年、フッ素化合物が環境や人体に悪影響を与えるおそれがあることがわかり、欧米を中心に使用を制限する条約や法律が制定さ
今年のGWや夏休みは旅行を計画している人も多いのでは?そんな楽しい瞬間を切り取るのに必須なのはカメラですよね。でも、いざ撮影をしてみるとおしゃれな写真がとれず残念な思いをする……なんてことも。 そこでおすすめなのがiPhone。最新機種のiPhone 14 Pro & iPhone 14 Pro Maxでは多くの革新的な機能が追加され、カメラの性能も格段にアップ。サッと取り出して撮っただけなのに、すてきな写真が撮れるんです! 今回はiPhone14Proと一緒に京都フォトトリップに行ってきました。プロから教わる撮影テクニックも紹介!旅先でもすぐに実践できることばかり、ぜひチェックしてください。 ◎iPhone 14 Pro & iPhone 14 Pro Maxの詳細は公式HPをご覧ください iPhone 14 Proで最初にやっておくべきカメラの設定 まずは、iPhone 14 Proで
2023年4月7日、「JACK ULTRACYCLIST(ジャック・ウルトラサイクリスト)」が、大阪~東京、520kmのキャノンボールライドを18時間28分で走り切った。人間と自転車との可能性の極限を超えるウルトラサイクリスト、ジャック・トンプソンに話を聞いた。 JACK ULTRACYCLISTの実績と家族に支えられて走る理由 「ジャック・ウルトラサイクリスト」とは、ジャック・トンプソンのニックネーム。「人間がサイクリングでできることの限界を追求しています」とはジャックの自己紹介だ。2016年から今日までに、ウルトラという名に恥じない圧倒的な数字の記録を自転車で走り打ち立ててきた。 2016年にヨーロッパで開催された第4回大陸横断レースを完走、このレースで30位を獲得したことで、ウルトラ魂に火がついた。2017年には、ヒマラヤ遠征で1829kmを完走。2020年は1週間最長距離のギネス記
羽田空港に自転車で行きたい! 帰りも自転車に乗りたい!! でもかなり難しいんですよ〜という団長さん。飛行機遠征の達人、アンディコーチに案内してもらいました。 (右)スマートコーチング 安藤隼人:愛称は“アンディ”。一般からプロまで幅広くサイクリストをコーチング。国内外のレースに遠征、羽田空港へのアクセスも詳しい (左)安田大サーカス 団長安田:お笑いトリオ「安田大サーカス」の団長を務める自転車芸人。トライアスロンエイジ別日本代表を目指すなど、アクティブに活躍。自身のYouTubeチャンネルではZwiftライブも配信 多摩川スカイブリッジを渡って羽田空港へたどり着け 以前、羽田空港へ自転車で行こうと挑戦したんですが通行禁止などがややこしすぎました。一応たどり着いたんですが、正直正しかったのか怪しいなぁ。 そこで羽田空港へ行くための強力な助っ人として、飛行機で遠征することに慣れているアンディコ
自転車をそのまま車内へ持ち込めるサイクルトレイン。自転車を分解する「輪行」をしなくてすむラクチン移動を実現する移動方法だ。ヨーロッパや台湾など海外で普及、日本でもこのサイクルトレインが全国的に増えている。ここではそのサイクルトレインの全国MAPを紹介していく。 (2024年8月27日更新) 自転車を持ち込める「サイクルトレイン」 輪行とは自転車愛好家が利用する自転車を分解して鉄道に載せること。遠くでサイクリングが楽しめる便利なサービスだが、分解するには手間をがかかってしまう。サイクルトレインを利用すれば自転車をそのまま車両内に持ち込めるので、自転車愛好家に限らず、買い物や通勤通学でも自宅からはなれたところでも自転車が利用できる。 ここでは全国にはサイクルトレインのうち鉄道会社単位でまとめたうえで、利用する際に必要最低限となるデータを列記した。なお利用可能な期間および時間であっても、車内混雑
同じ登山をするなら、ラクに登れたほうがいい。多くの人がそう考えるだろう。そのためには、装備を減らす? 体重も? でも限界がある。そこで! スポーツ生命科学研究の第一人者、鹿屋体育大学・山本正嘉教授の理論を軸に、高所登山に関する多彩なノウハウを持つミウラ・ドルフィンズの宮﨑喜美乃さんに、だれもが活用できる方法論を紐解いてもらった。 「エネルギー消費量」を効率よく減らし、快適な山行スタイルを追求 登山をするうえで、体重は重いよりは軽いほうが有利、装備は必要不可欠なもの以外携行せず、より軽量なほうがいい。こうした認識は、ごく一般的なものだろう。まして8000ⅿ峰やセブンサミッツなど、いわゆる高所登山の場合は、体重装備ともに最大限管理追求することが理想となる。かつてはフォークの先端部分や歯ブラシの柄をぎりぎりまでカットするなど、装備を極限まで徹底して削減するアルピニストもいた。 だが、一般的な登山
なにはともあれ、まずはこの動画を見てほしい。 ……いかがだろうか。驚かなかった人はいるだろうか。テレビの「世界の衝撃映像」などの番組でも十分目玉となり得る正真正銘の衝撃映像。 しかしこれは単なる衝撃映像ではない。登山の観点から見ても非常に珍しく、貴重な映像なのである。 まずは、場所が切り立った岩稜上であること。これまでにも登山者がクマに襲われる事故はあったが、そのほとんどは樹林帯や山腹。こんなに狭く、鋭い稜線上でクマに襲われるなど、聞いたことがない。 次に、上から降ってくるように襲われていること。こんな急角度でクマが襲撃してくるなど、想定したことがある登山者はいるだろうか。 そして、その一部始終が至近距離かつ鮮明な映像で記録されたこと。もしかしたらこれまでにもこういう事例はあったのかもしれないが、だとしてもそれが記録されることはなかった。非常に珍しい事例が、これだけ臨場感ある映像で残された
ロ―ドバイクにはビンディングペダルこそが最適解とは言い切れない!? 「ロードにフラットペダルをつけてもOK。それ用にかっこいいのを作りました」とペダルの発案&デザイン担当者が教えてくれた。 ロードバイク&クロスバイク専用フラットペダル 高品質なアルミの切削パーツを得意とするKCNCから出た「アクティベート KPED12 CNCロードペダル」は、ロードバイクとクロスバイクにつけるフラットペダルとして最適化されたモデル。KCNCの代理店であるライトウェイプロダクツのスタッフが、コンセプトを考え実際に開発デザインを考えた一品だ。 ありそうでなかったコンセプトとKCNCの技術が融合 「MTB用フラットペダルだと大きすぎる、でも既存のロード&クロス用だと小さすぎるし、あまりかっこいいと感じるものがなかった」という意見を踏まえたボディデザインは、四方85mmの蝶のような形が特徴的だ。 アルミの削り出し
シマノからロードバイクコンポーネント105の新シリーズR7100シリーズが登場する。上位モデルのデュラエース、アルテグラ同様にワイヤレスDi2仕様を採用、リア12スピード化されたことがトピックだ。また、105グレードのカーボンチューブレスホイールも新たにラインアップ。概要とともにラインアップを紹介しよう。 ついに105もDi2化&リア12スピード化 シマノ105は1982年の発売から40年を迎えた。最新バージョンとなるシマノ・R7100シリーズ105のトピックは、「ワイヤレスDi2の採用」「リア12スピード化」。上位モデルのデュラエース、アルテグラと同様の進化を遂げた。 ワイヤレスDi2はバッテリーと前後ディレイラーを有線接続し、デュアルコントロールレバーとの間をワイヤレス化。コックピットまわりにはケーブルがなく、クリーンな外観を実現し、空力性能向上に寄与する。デュアルコントロールレバーは
あなたのバイクの走りを変えるもっともカンタンな方法は「洗車」だった! 今回は洗車のプロである須田晋太郎さんに、「ドライブトレインの洗浄」を教えてもらった。 サイクリストなら覚えておきたい、ドライブトレインの洗浄方法 ここでいうドライブトレインとは、チェーン、クランクセット、フロントディレイラー、リアディレイラーといったパーツを指す。摺動や変速に深くかかわる部分だ(スプロケットは今回ホイールの一部に含めた)。 ▼洗車おすすめケミカル&道具の記事はコチラから。 洗浄にはけを使う⁉ チェーンにドライブクリンを一周ムラなく塗っていく。 フロント&リアディレイラーにも塗布していく。はけを使うと奥まで浸透させやすい。はけがあればなおよいが、なくても問題なし! 油汚れや細かい砂粒が浮き上がってくる。 硬めのチェーン専用ブラシでチェーンをこする。表面だけでなく、ローラーの奥にしっかり毛先が入るものが望まし
5月31日、都内でトライアスリートで東京都議会議員の白戸太朗議員(都民ファーストの会)による都政報告会を兼ねた「東京都自転車政策勉強会」が行われた。報告会には森村隆行議員、荒木ちはるファーストの会代表、さらに小池百合子都知事も登壇し、11月23日に開催予定のサイクリングイベント、さらに多摩地区でのサイクリングイベント開催に向けた発言をした。 まずは臨海部、来年度には多摩地区でも自転車イベント開催を計画 写真はイメージ、臨海部で開催されたシクロクロス東京より 「レインボーブリッジ、それも一般道ではなく高速道路を封鎖して、自転車イベントを開催します。ロングコースとファミリーコースを実施します。自転車乗りの皆さんからは物足りないという声もありますが、まずは試していただくことからはじめたいと思います」と臨海部レガシースポーツイベントについてコメントし、先日おこなわれたツアー・オブ・ジャパンと同様に
iPhoneで旅が変わった、そして我々の生活も この記事を持って、私、村上タクタはフリック!を去る。これが、最後の記事だ。 これに先立って、留学している娘に会うためにオーストラリアに旅行した。海外に出るのは2年半ぶりになるが、旅では、最初から最後までiPhone(もしくはスマホ)が必需品で、旅というものがすっかり様変わりしたことを痛感した。 私は高校生の頃(35年ほど前のことだ!)から旅行が好きで、ブラジル、インドを皮切りに、ヨーロッパなどを旅して回ったし、枻出版社に入ってからも、アメリカにはフロリダ、サンフランシスコ、ロス、サンディエゴ、サンアントニオ、フェニックス、テキサス、ラスベガス、シカゴ、NY……など数限りなく、フランス、スイス、ドイツ、ポーランド、香港、中国、フィリピンなども取材で旅をした。 我々は原始的だった。 スマホもインターネットもなかった時代は、宿なんて行き当たりばった
ダブルクリックで表示できる便利さ! 多くの方は、日本政府のデジタル庁が公開しているコロナワクチンの接種証明書アプリをインストールされていることと思う。この接種証明を、iPhoneのウォレットに収納できることはご存知だろうか? ウォレットに入れておけば、いつでもサイドボタンをダブルクリックするだけで表示することができるし、Apple Watchを持っていれば、Apple Watchのサイドボタンのダブルクリックでも表示できる。 今でこそ、接種証明を表示しなければならない機会が少ないが、今後ルールの制定次第では飲食店に入る時にワクチン接種証明を表示する必要が生まれたりするかもしれない。ウォレットに入れておけば、そうなっても瞬時に表示することができる。 ワクチン証明をウォレットに取り込むにはちょっとコツがある。 ワクチン証明のQRコードを、iPhoneのカメラで撮影する必要があるのだ。表示してる
ほかにないユニークさと実用性を兼ね備えた日本発の自転車用品を展開するユニコに新製品が入荷。自宅でのバイク保管にぴったりの「Bikeguy置くだけスタンド PONTO(ポント)」を5月中旬より発売する。以下、プレスリリースより。 車輪を置くだけで瞬時にホールド! 軽量オリジナルスタンドが登場 ロードバイクなどのスポーツ自転車にはスタンドが付いていないため、「置き場所に困ったり、既製の固定式スタンドでは重くて扱いにくい」という難点があります。そこで、軽量、かつ車輪を置くだけで瞬時にホールド、引き上げるだけでリリースできるスタンドを開発しました。車輪を載せると自重で挟み込んで自転車を自立させるスタンドは存在していますが、価格が高かったり、組立方法が難しいという欠点があります。当社は誰にでも簡単に組み立てられるオリジナルのスタンドを完成させました。(特許申請中) Bikeguy 置くだけスタンドP
革命的に動画編集が簡単になる『iMovie 3.0』 単なる画像より、動画の方が情報量が多い。勉強や仕事でも動画を扱えれば表現力が増すし、プライベートのSNS投稿でも見ている人に多くの情報量を伝えられるようになる。 データ通信速度が速くなり、動画がストレスなく見られるようになるにつれ、Twitterやインスタでも動画投稿の方が効果があるとされるようになったし、広告業界でもTikTokやYouTubeが重視されるようになったことからもそれは明らかだ。 しかし、動画投稿の方が手間がかかるし、表現も難しい。 撮影の時からフレーミングを考えねばならないし、ライティングも難しい。カット割り、テロップ。BGMなど工夫しなければならないことが山ほどある。 それらを、自動化してくれる『マジックムービー』という機能が付いたiPhone、iPad用の『iMovie 3.0』が2022年4月13日未明に発表され
※記事は2021年1月5日現在の情報です。すべてのアプリでiOS版とAndroid版がありますが、アプリのバージョン、必要容量、動作条件などの詳細は各OSのダウンロードページをご確認ください。 【App1】山と高原地図ホーダイ 多くのハイカーが使い慣れた「山と高原地図」をスマホで表示して、現在地を確認できるのが最大の特長。地図上に登山コース、コースタイムが表示されているのは紙地図同様で、わかりやすく見やすい。トラック記録中には、地図上に歩いた軌跡を色表示、移動距離と移動時間が表示される。地図上に表示されるポイントやコースをタップしてルートを選出することで、同時に行程表も作成され、より安全な登山をサポートする。 紙の地図がそのままアプリ上で見られるので安心感がある。どれくらい歩いてきたのかも一目瞭然。また紙の地図と異なり、簡単に拡大できるのもありがたい 基本機能 ・月額¥400で59エリアの
頑固なガラケーユーザーだった親が、突然iPhoneを購入 筆者がアップル本社に取材に行くほどの事情通だというのに、関西に住む筆者の親はかたくなにiPhoneへの機種変を嫌がっていた。母はガラケーも通話にしか使わなかったし、父のガラケーのメールを使うのがせいぜいだったから、苦手意識があったのだと思う。 子供たちの写真を共有するのに、iPhoneを使ってくれれば便利……と訴えていたのだが、そうこうするうちに子供たちも成人してしまい(笑)私も勧めるのを諦めていた。 しかし、どういう風の吹き回しか、ふたりともが突然iPhoneに機種変すると言い出した。料金の問題、機種変の問題などで、ふたりがお世話になっている携帯ショップで乗り換えを勧められたようだ。 「ならば! 息子がiPhoneのプロであるメリットを享受してもらおう!」と思って、本気で高齢者向けiPhoneのセッティングを行った。これまでもそう
これまでiPadでプログラミング学習しても、開発にはMacが必要だった プログラミングを学習することで、大きく世界が広がる。 まったく何も知らない状態からプログラミングスキルを身に着ける、一番いい方法のひとつが、iPadやMacで使えるSwift Playgroundsを使うことだと筆者は思っている。 Swiftはアップルが自社製品のアプリ開発のために作ったモダンな構造の言語。Swift Playgroundsでは、Byteというキャラクターにジェムをピックアップさせる動きをさせようというゲームをしているうちに、自然にコマンドや、変数、ループ、分岐などの基礎を学ぶ事ができる『コードを学ぼう』をはじめ、いくつもの非常によくできたカリキュラムが用意されている。 しかし、従来、iPadのSwift Playgroundsでプログラミングの基礎を習得したあと、いざ本当にiPhoneやiPadで動く
Happy Hacking Keyboard 25周年特別記念モデル Happy Hacking Keyboard 生誕25周年を記念して、純白の限定model『HHKB Professional HYBRID Type-S 雪』が、国内限定2,500台(英語配列1,250台、日本語配列1,250台)が発売される。販売は今日、2021年10月25日から。販売はPFUダイレクトのみ。価格は3万6850円(税込)。 HHKB Professional HYBRID Type-S 雪 https://www.pfu.fujitsu.com/direct/hhkb/detail_pd-kb820ws.html パッケージまで純白の特別仕様だ。 ご覧のように、従来の『白』とはまったく違う、文字通り雪のように真っ白な成形色だ。PFUの本社がある石川県の冬は、こんな真っ白な雪が降るのだろうか? また、2
道迷い防止の強力なツールとなり得るスマホの登山用地図アプリ。長年、登山者を悩ませてきた山中での現在地把握が簡単にできるのだから、これはもはや革命。しかし、これを持ってさえいれば本当に安心なのか? 実験でその有用性を確かめてみました! 文◉森山憲一 Text by Kenichi Moriyama 写真◉荒木優一郎 Photo by Yuichiro Araki 出典◉PEAKS 2021年2月号 No.135 登山用地図アプリの有用性を確かめる! 私は山岳ライター、森山憲一。はっきり言って読図は大得意である。 一方で、読図を苦手とする人がたくさんいることもわかっている。そこで最近は、スマホアプリの利用を積極的に薦めている。これを使えば、まったく地図読みができない人でも労せずして現在地を知ることができるのだから、使わない手はないだろう。 ところが、「読図の知識がまったくない人がスマホアプリに
ソロでアウトドアを楽しんでいる業界人は、一体どのような装備を組んでいるのか? 気になるあの人の装備を、シチュエーションを設定して見せていただきました。今回はアウトドアライター中島英摩さんのケースをご紹介します。 文◎中島英摩 Text by Emma Nakajima 写真◎宮田幸司 Photo by Koji Miyata 出典◎PEAKS特別編集 【最新版】みんなの山道具 年間山行100日以上。魅せる収納よりも、効率重視でコンパクトに。 中島英摩さん 旅好きアウトドアライター。テント泊縦走から雪山登山まで、1年を通じて山に通う。趣味が高じてライターとなり、登山やトレイルランニングの取材・執筆をメインに、国内外の山岳縦走大会やトレイルランニングの長距離レースにも出場している。ロングトレイルを好み、とにかくたっぷり時間をかけてたくさんの距離を旅する派。 昔からゲームといえばテトリスが得意だ
LINE社内チャットに、120人が参加するHHKBのチャンネルがある 「村上さん! こんどLINEの中のHHKB愛好家たちとPFUさんでイベントをやるのですが、参加します?」とお誘いいただいた。 LINEの櫛井優介さん。今は、エンジニアが働く環境を向上させたり技術広報などの仕事をされているという。 イベントのきっかけは、LINEが採用関連の広告で社員の業務風景の様子をバナーで使用しており、その中に社員がHHKBを使っている様子にフォーカスしている素材があった。それにHHKBの公式アカウントがツッコミを入れたことをキッカケに「何かしら一緒に企画ができないか」という話が進み、まずはHHKBが好き・または興味ある人集まって!とLINE社内のSlackにz_hhkbというチャンネルが作られ、100名を超える社員が参加しているのだそう。 そこで、話が盛り上がり、「では、PFUの人に開発の裏側を聞いて
「ダイニーマ®︎」といえば、「強くて軽い繊維」として知られるが、この「ダイニーマ®︎」を製造しているのがDSM株式会社(以下略DSM社)だ。ロードレース好きな人ならピンとくるかもしれない。そう、ロマン・バルデやニコラス・ロッシュを擁するワールドツアーチーム「チームDSM」の冠スポンサーだ。実際「チームDSM」がウエアに「ダイニーマ®︎」繊維を使ったウエアを使い、その破れにくさが話題となっている。 その「ダイニーマ®︎」を一部素材として使用したロードバイクが日本にたった一台のみ存在している。バイシクルクラブ編集部は、その「チームDSM」と深い関係にある世界的企業に取材。ロードフレーム史上初の素材にして、ロードバイク界の未来にもなりうる「ダイニーマ®︎×カーボンのロードバイク」に乗ってきた。 ワールドツアーチームのスポンサー、DSMとは? パリ~ニースの第2ステージで優勝したケーズ・ボル(オラ
登山用テントは高価な買いもの。しかも種類が多いので、どれを買えばいいのか、悩みが尽きないものでもある。でも大丈夫! 今回は新たに4つのステップで登山用テントの選び方を紹介する。これで理想が見つかるはず。絶対に後悔させません! 文◉吉澤英晃 Text by Hideaki Yoshizawa 写真◉増川浩一 Photo by Koichi Masukawa 出典◉PEAKS 2020年8月号 No.129 4つのステップで丸わかり! 山をいちばん近くに感じることができる登山スタイル。それがテント泊だが、憧れる登山者には「テントの選び方問題」が立ちふさがる。テント泊には登山用テントが欠かせない。しかし、これを選ぶのが難しい。形や入口の向き、素材や設営方法でいくつもの組み合わせがあり、ただ単に軽いモデルを選ぶと、扱いがシビアすぎて疲れるかもしれないし、かといって丈夫すぎるものを選ぶと、今度は重た
大激戦の男子に続き、女子では世紀の番狂わせが起きた。30歳のアンナ・キーセンフォーファー(オーストリア)は、スタートアタックからレースをリードすると、そのまま最後まで逃げ続けた。充実の戦力で本命視されていたオランダ勢が逃げの情報を得られず戦術通り走れずにいる間に、「少ない人数の中で走った方が楽だから」と飛び出していた無名のライダーがトップで137kmの全行程をトップで駆け抜けてみせた。普段は数学研究者として数々の論文を発表しているアマチュアライダーが、最高の舞台で「ジャイアントキリング」を成し遂げてみせた。 長い下りを前にアタックすると決めていたキーセンフォーファー 前日7月24日から始まった自転車競技は、同日の男子ロードレースに続き、女子ロードレースが25日に行われた。男子と同様に東京都府中市・武蔵の森公園をスタートし、静岡県小山町・富士スピードウェイを目指す。女子は137kmで争われ、
秋の、iOS 15、iPadOS 15、macOS Montereyなどで地図が大進化 「地図はGoogleマップが便利だよね!」 ……といまだに思っている人がいたら、考えを改めた方がいい。 ここ数年アップルのマップが強烈に進化してきているし、2021年秋の各デバイスのOSアップデートを経ると、さらに大幅な進化を遂げる。新しいアップルのマップは、世界のミニチュアを仮想空間の中に構築するようなアプリケーションだ。 もちろん、グラフィックだけではなくナビゲーションの細かさ、便利さも驚異的に進化している。 ※この記事は、秋公開のiOS 15、iPadOS 15、macOS Monterey、watchOS 8のパブリックベータに基づいた記事です。Apple Beta Software Programで知り得た情報は、その内容について誰かに話したり、ウェブ記事にしたり、SNSに投稿したりすることは
序盤戦が進行中のツール・ド・フランス2021。開幕地ブルターニュ地方でのステージでは、思いもよらない大クラッシュのオンパレードに。この状況に、選手やチーム関係者からは困惑や怒りの声が上がっている。第1ステージではメッセージボードを持った観客がコースへと飛び出し、落車が発生。この話題はニュースでも大きく扱われ、フランス警察によりこの観客は逮捕されたが、観客のマナー違反だけが多発するクラッシュの原因ではない。序盤ステージのプロトンでは何が起こっていたのか、選手や関係者の声をもとに何が起きていたかを探るとともに、要因を考察していく。 第4ステージで起きた一瞬のストライキ、選手によってベクトルはさまざま ついに選手たちが行動を起こした。 現地6月29日に行われた第4ステージ。ニュートラル走行を終え、リアルスタートを迎えようとしていたプロトンは、0km地点に達すると同時に足を止めた。 アンドレ・グラ
話題の電動キックボード、日本では受け入れられるか? USや中国では大流行しているけれど、日本では法規制上立ち位置が微妙な電動キックボード。 アメリカのように、隣の家まで何100mもあって、駐車場の中だって広く、歩道の幅だって超ワイドな国なら実用的に意味はあるだろう。しかし、日本の場合、歩道を高速で走るのは危ない。かといって、あまりに遅いキックボードが車道を走るのも危険。 元バイク雑誌テストライダーの筆者としては、その仕組み上の不安定さも気になる。前輪の直径に対して、重心があまりに高いので、フルブレーキをかけたり、前輪が路面の凹みに引っかかったりすると、間違いなく前転する……もしくは顔を地面に激突させることになるからだ。 手書きのイメージ図だが、急制動をかけると、こんな感じでつんのめりがち。 故に、もし日本でやるなら、ちゃんとナンバーを取って車道を走れるタイプ(つまり原付一種規格)か、無免許
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