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dsr.nii.ac.jp
本サイトに2つの重要な機能を付け加えました。 第一がIIIFによる高解像度画像閲覧機能です。IIIF (International Image Interoprability Framework)は画像公開(配信)で広く使われている規格であり、IIIFに準拠した画像配信サーバと画像閲覧ソフトウェアを用いることで、より簡単に高解像度画像を公開できるようになります。本サイトを2004年に開始して以来、これまではカラー画像の公開を900画素程度の低解像度画像に制限してきました。しかし世界で進む高解像度画像公開の潮流に合わせ、このたび本サイトでも数千画素程度の高解像度画像の公開を開始することになりました。高解像度化によって画像の細部が詳細に確認できるようになり、研究などへの利用が一層進展することが期待できます。また本サイトで用いるIIIF Curation Viewerはキュレーションなどの新しい
シルクロードはドイツの地理学者リヒトホーフェンが名付けたユーラシア大陸を縦横に走る交易路であり、文化交流の道でもありました。シルクロード上の各地に現れた文化は、シルクロードを経由して各地に伝えられ、新しい文化が生み出されました。ここでは、シルクロード文化遺産の一つである音楽について、シルクロード各地域の音楽文化や楽器、「シルクロードの音楽」の全体像などについてを説明します。 ディジタルシルクロード(DSR)プロジェクト ディジタルシルクロード(Digital Silk Road:DSR)は、情報技術と文化の融合によって、シルクロード文化資源のディジタル・アーカイブ、ネットワークを用いたデジタル文化資源の公開、共同研究・作業によるデジタル文化資源の再構築など、シルクロードに関わる多岐にわたる研究プロジェクトです。このような大きな問題は、情報学の専門家のみでは解決できません。国立情報学研究所で
なお本イベントは、国立国会図書館のアイデアソンに出席しない方でも参加可能です。もし希望があれば、アイデアソンに参加しない方を対象に、午後にも場所を変えて古写真ハンティングを行うかもしれません。ご希望がございましたらご連絡ください。 イベント報告 今回の参加者10名のうち、Androidスマホ保有者が5名、非保有者が5名でしたので、くじ引きで5組のペアを決めました。そして、国立国会図書館を出発する前に、アプリの使い方の簡単な講習会を開催。これから歩いていくコースの紹介も行いました。 そして最初のポイントである三宅坂に移動。課題は三宅坂より司法省を望むの撮影ポイントを探すこと。地形もかなり明瞭に見えますし、それほど難しくはないと思ったのですが、これがいきなりの難問でした。坂を上がるべきか下がるべきか迷った末、早くも5グループがばらばらに動き始めます。下だと思ったグループはどんどん坂を下り続け、
メモハンとは? メモリーハンティング(メモハン)は、実世界のいまを写真に記録し、過去の写真にリンクするアプリ。同一構図の写真をみんなで撮影すれば、災害復興等の時間変化を疑似的に定点観測できます。また「聖地巡礼」等の観光にも利用は広がります。 メモハンの基本的な機能は、カメラのファインダー上に過去の写真を半透明で重ね、現在の風景と構図を合わせてシャッターを押すというものです。スマートフォンの登場によって、カメラのファインダーに別の写真を重ねることが可能になりました。「こんな写真を撮ってみませんか」と提案する「アクティブ・ファインダー」の仕組みを、防災や観光など様々な分野に適用していきたいと考えています。 メモハンはまず、同一構図の写真を撮るという問題を解決します。これまでのカメラで定点観測をするには、写真と風景を心的回転により一致させるという難しい作業が必要でしたが、メモハンではファインダー
Copyright (C) 2008-2020, Digital Silk Road Project, National Institute of Informatics. 本ウェブサイトに掲載するデジタル文化資源の無断転載は固くお断りいたします。
シルクロードの貴重書に残された画像を並べ替えながら、文化の変遷を見つけていくウェブサイト
ペルシアやインドの影響が色濃く残る石窟 1906年と1913年にキジル石窟を調査した、ドイツ探検隊のアルベルト・フォン・ル・コックが驚嘆したのは、キジル石窟の壁画を彩る群青色の美しさだった。 「ベンベヌート・チェルリーニ[a]の時代に、イタリアの画家が好んで用いた、金の目方の二倍に値したという、あの名高い鮮やかなウルトラマリンを惜しげもなく使っている」[b] 彼が著書で称賛したウルトラマリン、すなわち天空を思わせる深い群青色を生み出しているのは、アフガニスタンでしか原石が採れないという貴重な鉱物、ラピスラズリ(lapis lazuli)である。ラテン語の石を意味するラピスと、アラビア語の天空・青を意味するラズリに由来するラピスラズリは、西方に位置する現在のアフガニスタンからはるばる運ばれてきたものだった。いつの時代も高価だったラピスラズリ。それがふんだんに使われていたことにル・コックは驚い
北京の東北、万里の長城で有名な八達嶺の手前に位置する居庸関には、雲台(1)と呼ばれる過街塔がある。塔自体は元末明初に損壊したが、下部のトンネルの左右両壁には、建立の由来などが6種の文字で刻まれて残っている。このうち5種類の文字については、それがランツァ文字(梵語)、チベット文字、パスパ文字(蒙古語)、ウイグル文字、漢字であることは以前からわかっていた。しかし、残りの1種は、いったいどこの文字なのだろうか。 長い間不明のままだったこの文字が、実は「西夏文字」という文字であることが判明するには、19世紀フランスの東洋学者・ドゥベリア(Devéria, Gabriel)の指摘を待たねばならなかった。居庸関が造られたのは1345年と、中国の長い歴史から見ればそれほど昔のことではないというのに、いったいなぜ、西夏文字はこれほどまでに忘れ去られてしまったのだろうか。 西夏文字とは、現在の寧夏から甘粛・
2017-09-23 黄文弼地図のGoogle Earth版を公開しました。 2015-04-22 3次元地図を公開しました。 2013-05-09 TileJSONを公開しました。 2013-05-08 ヘディンによる「中央アジア地図」および「東ペルシアにおける踏査の記録」のGoogle Earth版を公開しました。 2010-04-19 スタイン地図(Serindia, Innermost Asia)がBing Mapsに対応しました。 2010-02-07 スタイン地図(Serindia, Innermost Asia)がGoogle Mapsに対応しました。 2007-06-07 Google Earth対応地図を増やすとともに、ベゼクリク石窟の簡易3次元モデルをGoogle Earth対応としました。 2007-05-12 Innermost Asiaの古地図もGoogle Ea
ロプ・ノールの謎をめぐる論争 19世紀後半、東トルキスタン(タリム盆地)東部のロプ砂漠は、地球上に残された数少ない地理学的空白地帯として探検家の関心を集めていた。特に、そこにあるはずの湖「ロプ・ノール」[a]は注目の的だった。中国の文献には、タリム盆地の東側に大きな湖があることが記録されている。ところが、そんなに大きな湖であるにもかかわらず、それがどこにあるのか、当時は誰も知らなかったのである。湖がどこにあるのか、その謎を解けば地理学上の大発見だ − このことが各国の探検家をロプ・ノールの探求に駆り立てた。 ロプ・ノールはどこにあるのか、という問題に関する論争には、実は長い歴史がある。ロシアのプルジェワルスキーは、初めてタリム河下流地方を探検し、ロプ・ノールの位置を論じた。彼は1876~77年にかけてタリム河の下流を調査し、その行き着く先にカラ・ブランとカラ・コシュンという二つの湖を発見し
ディジタル・シルクロード・プロジェクト(Digital Silk Road Project)は、情報学と人文学の協働に基づき文化遺産のデジタルアーカイブを構築する、デジタル・ヒューマニティーズの研究プロジェクトです。 [ もっと詳しく >> ] [ シルクロード世界遺産 >> ]
シルクロードに関連する基本文献史料として著名な貴重書245冊(著者82人:全72,591ページ)を、全ページデジタル化して閲覧可能としたデジタルアーカイブ(画像データベース)。 [さらに詳しく..][ニュース..] 2017-07-27 IIIFによる高解像度画像の公開+書籍へのDOIの付与を開始しました。
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