心は凪いでいる
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荒れた気持ちが穏やかになる
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単語の意味
凪ぐ(なぐ)
凪ぐ・・・1.風がやんで水面が静かになる。風や波がおさまる。
2.心が穏やかになる。和む。
2.心が穏やかになる。和む。
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荒れた気持ちが穏やかになるの表現・描写・類語(安心するのカテゴリ)の一覧 ランダム5
それまでわたしの中に絶え間なく流れ、漣(さざなみ)のように押し寄せては引いていった何かが、その時、ふと透明な、うす青い氷のようになって、わたしの中で静まり返り、ぴたりと収まるべきところに収まったのを感じた。 その氷は冷たくはなかった。おかしな言い方かもしれないが、それは決して氷結しない、限りなく水や液体に近い氷だった。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
鋭かった感情が、みるみる溶けて消えて行くような感覚を味わった。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
震えおののいている心をしずめて
太宰治 / 人間失格
便所にはいっている時だけが、私の体のような気がする。
林芙美子 / 新版 放浪記
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「心」の言葉を含む安心の表現(安心するのカテゴリ)の一覧 ランダム5
(音楽に癒される)泣き叫びたくなるような現実が、音に 融かされ柔らかくなっていく。不安や苦しさややるせなさで覆われそうだった心に、音が広がり隙間を開けてくれる。
瀬尾 まいこ「そして、バトンは渡された (文春文庫)」に収録 amazon
瘦 せて、どことなく暗くなっていた私は、妹と住んでだんだん元気を回復していった。あの頃妹は、まるで心地よい 羽根布団 や、熱のある日のアイスノン、寒い日のシチューみたいに思えた。私は知らず知らずのうちに、まいっていたのだろう。
吉本 ばなな / キムチの夢「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
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「安心する」カテゴリからランダム5
心のなかはしんと静まり返っている。そこにあるのはある不可解な安堵だ。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
鮮かな曇りのない元の元気になった。
伊藤左千夫 / 野菊の墓
母の輪郭はくっきりしていて、自信にみなぎっていて
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
聞こえなかったはずはないのに、邦彦は武内の言葉を無視して法善寺への細道を歩いて行った。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
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