自給自足とは、
のいずれかを指す。
一般的に必要なものは自ら生産を行い手に入れるあり方の事。(生活・生存)
本来、ある物を手に入れる場合は…
…などの方法を用いて手に入れるが、自給自足の場合は必然的にすべての必要な物資材料は自分で生産し、作り、見つける必要がある。広義には既存の余剰品や不用品、部品・廃材を組み合わせて作成する(DIY)場合もある。[1]
軽度な物は手作り体験など、学校や課外活動、旅行先で行われるものもある。
主にサバイバル生活において当然コンビニやスーパーなどの店はなく、その場所で生活および生きてゆくためには自分で水や食べ物を探し捕る必要がある。また衣服などにおいてもそれなりに自分で調達する必要がある。(衣食住)木々を切り倒し、薬草を摘み、田畑を耕し、海や川に潜り、道具を自作し、物資を保管する。捕まえた動物を飼育する場合もある。この作業を一般的に自給自足と言う。
鉄道や車、整備された道路もない時代において、特に交通手段や物流の限られる田舎では自給自足の生活が当たり前であったし、季節・気候・風土によっては食べるものがないため食べ物のある季節に味噌や干物・燻製・漬物・干し飯といった保存食を作って備蓄しておくといった手段が取られた。
食べられる植物も多いものの、アク抜きなどの下ごしらえも必要など一筋縄ではいかないのが難点。
現代においては物資の生産がシステム化・量産化されているため、大昔のように集団はもちろん、個人のレベルでも自給自足を行っている人は少なくなっていった。山奥でひとり暮らす場合にも「ほぼ自給自足だが家はあり、電線程度は繋がっている」場合もあるため、境界線は曖昧な部分はある。
特にこだわりが無ければ自給自足に「絶対に人工物を使ってはいけない」というルールはないし、バカ正直に原義に沿っても、よほど慣れた屈強な人でなければ丸腰&全裸で森のど真ん中に放り出されるのは無理ゲーでしかない。
ちなみに自然環境ならば、あらかじめ物が揃っている「キャンプ」より
「ブッシュクラフト」「サバイバル」のほうが自給自足の方向性が強い。
様々な道具を持っていくよりも、ひとつの道具を多機能に使ったり多機能に使える道具を作る、加工するといった手法、柔軟に使う発想も有効である。[2]
農業や家庭菜園をしていればその作物があるため、一応の「食料の自給自足」にはなる。
…とはいえ家庭菜園の面積では収穫量が限られたり、世話の手間や一年中収穫できる訳でもないのが欠点。植物によって必要な栄養素は異なるため、連作によって土地が痩せたり地中の栄養素が偏るといった問題もある。
闇雲に肥料を撒いても、場違いな栄養素を増やしたり、栄養が多すぎることによる害虫の発生といった問題もあるため土壌診断なども必要…などと結構複雑である。
個人的な趣味や同じ趣味同士、不特定多数で楽しむために作品を作ること。
本来の用法から転じて「自分が(様々な意味で)"使う"ものを自分で作る」という意味あいであればこの言葉が用いられるようになった。例えば、夜のおかずを自分で描いたり、自分が歌うために音MADを作ったりなど。
完全オリジナルの場合もあれば、二次創作で作る場合もある。
稀にオリジナルで作ったら他者に似てしまう場合もある。(カップやきそば現象など)
個人が自分用に作って楽しむ以外にも、
ファンや有志、得意な人が一般向けに動画や音楽、イラスト(静画)として投稿され需要を満たす物を指す場合も多く、日々我々の目を楽しませてくれる。(パロディ・オマージュも含む)良い意味で「燃料投下」と言われたり、非常に盛り上がる。
中には自作のフリーソフト、フリーゲームといったものを、特にハイクオリティにも関わらず採算度外視で無料配布する方もおり、自給自足を通り越して「才能の無駄遣い」「才能の不法投棄」「野生の公式」と呼ばれることもある。ネットミームや全ての元凶と化したり、原作者に閲覧される場合もある。(本人閲覧済)
稀に「××だったら面白いんじゃね?」←「じゃあお前がが描けよ」「どうぞどうぞ」と
言い出しっぺの法則で描く羽目になる人もいるとかいないとか。
※中には有償/無償で仕事/リクエストを受け付けている人もいるため一概にはいえない。
極端なものでは不要になったものから作られる廃材アートなどもあるが
紙と鉛筆だけで描き出されるイラスト作品も立派な自給自足であるが、個人の技量やセンスに依存する。
稀に完全オリジナルな自給自足作品を公開したら予想外にバズる、ネットミームになる場合もある。
ただし二次的に何らかの利益を得てしまう場合など、著作権など様々な問題がある点には注意。
前述の「生活手段」「作品制作」ではなく
違った意味で生存のために必須、または "特定の趣味嗜好" のための行為を指す。
※詳しく書くと大人の事情により問題が出てしまうのでソフトな表現をします。
主に成年向け漫画や同人誌などにおける表現の一つで、その手の趣味の人には絶大な人気を誇るが一般的な常識人ではドン引きされる表現方法の一つ。
ちなみに、この行為は生態系においては昔から使われている生き抜く方法でありコアラやうさぎなどが代表。
なお砂漠において近くにオアシスなどが無くどうしても生きなければならないときの緊急手段しても用いられる。
国際宇宙ステーションでは節約のため「出たもの」を処理し、実際に飲料水として再利用されている。
作品制作番組・企画 |
掲示板
24 ななしのよっしん
2020/02/18(火) 08:26:51 ID: jTJpgZJLVw
自給自足で20枚絵をうpれば、3枚ぐらいはほかの絵師様が描いてくださるかもしれない
かくもこのグローバル経済で、自給自足の道は厳しい。それでも己の愛を貫けるか?
貫いてジャンルを確立した絵師を、俺は何人か知っている
25 ななしのよっしん
2020/05/07(木) 15:00:10 ID: llU6bbPUp/
厳密に自給自足しようとすれば土地から何から放棄する必要があるが、日本でそれをしようとするとどうやっても公有の土地の不法占拠を免れないから、原理上国内における完全なる自給自足は実現不可能と思われる
26 ななしのよっしん
2021/01/08(金) 20:30:15 ID: pBEJitpO42
自給自足できないような都市の繁栄を神格化してきたことが
世界的に問題だったのでは、と思う
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最終更新:2024/12/21(土) 01:00
最終更新:2024/12/21(土) 01:00
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