目とは、脊椎動物や軟体動物の、光を感知する器官である。この場合、眼とも書く。
その他の目の意味については目(曖昧さ回避)を参照。
目玉、目ん玉、おめめなど呼称は様々。
人間は情報の8割を視覚に頼っていることから、日常生活から趣味・仕事まで無くてはならない非常に重要なセンサーである。動画やイラスト・漫画・文字・文章といった様々な情報を見ることができるのもこれのおかげ。
目は外部から光を受けてそれを電気信号に変換し脳に伝える。生物によってはより高機能である(焦点を合わせる、光を絞る、…)。
特性を利用し、目の錯覚等を利用した不思議なトリックアートなどに活用される場合もある。
長時間の酷使によって視力が低下するため、時折目を休めよう。
人間の場合、眼球、視神経、その他の付属物からなる。頭部前面の眼窩に二つあり、まぶたに覆われている。白目・瞳と呼ばれる場合もあるが、医学的に白目は眼球結膜、黒目は虹彩とも呼ばれる。
瞳孔は周囲の光量に合わせて光を絞り、暗闇においては目が慣れる暗順応なども自動で行われるが、完全に慣れるまで15~20分以上はかかる割に光を受けてしまうと一瞬で元に戻ってしまう。赤色灯は暗順応を阻害しないため天体観測や軍用(灯火管制)でも用いられる。
目が見えないものは盲目とも呼ばれる。詳しくは項目参照。
点3つで(上2つが目に見える)顔と認識するなどはシミュラクラ現象のひとつ。(項目参照)
フィクションにおいては髪色と同じく様々な色・デザインが用いられる。
キャラクターの顔として特徴の出やすい部分だが、髪や布・機械・仮面で隠れている場合もある。
幻術・催眠術・透視・索敵、目からビーム・隻眼といった様々な特徴・能力が付与される事も多々。
ぐるぐる目、ジト目などいった漫画ならではの表現・用語も多い。(後述)
閃光弾や粉塵、煙幕の展開で相手の目を攪乱するといった展開もあるある。
監視カメラ、外部視察用の窓やカメラ、レーダー、ミサイルのシーカー部など
情報収集を行う部位や手段・センサー類を指す場合もある。
犯罪対策においては人の目、近所の目など他者の視線を情報源・対策手段とする場合もある。
検査・捜索・索敵など、赤外線(熱源)・特定の波長などを視覚化するセンサー等で視覚を補い、目標達成や目標指示を容易にする場合もある。
欠点としては脆弱な部位であることから打撃や粉塵・破片・強光などには非常に弱く致命的な後遺症となりやすい。眼球を狙うことは格闘技等で反則(サミング)とされる場合もあるが、護身術等では正当防衛として狙える部位でもある。
直接的に損傷を受けなくとも、視覚的な情報から精神ダメージを受けてしまう場合もある。(→恐怖)
目に見えないものは認識できないため、暗闇・悪天候・煙幕展開下においては認識能力が落ちる。特に遮蔽物の裏や自身の真後ろといった死角は認識できないため聴覚や嗅覚といった他の感覚、ミラー、複数人のチームワークで補う場合も多い。
見間違い、目の錯覚による誤認識で重大事故になる、物理的には見えていても異常状態と正しく認識できていない場合もある。見間違いを防ぐ工夫や違和感や兆候を見落とさないなどセンスが問われるなど意外と奥が深い。
逆に、誤った視覚的情報を与えることで敵を混乱させる戦術などは昔の戦争からあった。
フィクションでは透明化・偽物・偽装・分身した相手など、視覚情報があまり役に立たない展開も定番。
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最終更新:2024/12/20(金) 04:00
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