ほんわかレス推奨だ! |
この項目では作品全般について記述しています。
|
『機動戦士ガンダムAGE』とは、2011年10月9日から2012年9月23日までMBS・TBS系全国ネットにて毎週日曜日午後5時に放映されたガンダムシリーズのテレビアニメである 。
フリット編の主人公がフリット・アスノ、アセム編の主人公がフリットの子、アセム・アスノ、キオ編の主人公がフリットの孫、キオ・アスノ。
圧倒的強さを誇る謎の敵「UE」を前に、戦うことによって自己進化する、新たなるガンダムが動き出す。今ここに、100年3世代に渡る、壮大なガンダム大河ストーリーが幕を開ける。
スペースコロニーへの移民が始まって数百年が過ぎた宇宙時代。地球圏の覇権をめぐる戦争は終わり、平和な時代が到来するかに思われた。しかし、その平和は、脆くも崩れ去った。
A.G.101年(Advanced Generation)、突如出現した正体不明の敵「UE(Unknown Enemy=アンノウン・エネミー)」によって、スペースコロニー「エンジェル」が攻撃を受け、崩壊した。多くの犠牲を出したこの大惨事は後に「天使の落日」と呼ばれ、その後もUEは地球圏に住む人々を、長きに渡り苦しめることになる。
A.G.108年、UEとの戦いは続き、それまで平和だったスペースコロニー「オーヴァン」もまた襲われる。そこに住んでいた7歳の少年フリット・アスノは、戦火に巻き込まれ母親を失う。だが、その母の死に際、家に代々伝わるメモリーユニット「AGEデバイス」を託される。そこには、かつて救世主と呼ばれた古代のモビルスーツ「ガンダム」の設計図が入っていた。フリットは母の思いを受け継いで、「ガンダム」を作り上げる決意をする。
A.G.115年、14歳となったフリットは、スペースコロニー「ノーラ」の連邦軍基地アリンストンに引き取られていた。7年間、基地のエンジニア達とともに研究を続けてきた彼は、ついに「ガンダム」を完成させる。ガンダムには、機体を自己進化させる画期的な仕組み「AGEシステム」が搭載されていた。しかし、ついに、恐れていた時がやって来る。UEの魔の手が、平和なコロニー「ノーラ」にまで迫って来たのだ。そして今、フリットは自らが作り上げた「ガンダム」を動かして戦う。果たして、フリットは14年もの間、一度も勝利出来なかった恐るべき敵「UE」に打ち勝つことができるのか……?
戦いは新たなる世代へ
フリットの息子、アセム・アスノ。彼は父からガンダムを受け継ぎ、強大な敵、ヴェイガンに立ち向かう。激しさを増す戦いの中で、若者達の友情は、命は、儚く消えて逝くのか?急展開するガンダム大河ストーリー第2章。
ヴェイガン……それは、移住計画の失敗によって火星圏に取り残された人々が創り出した新たなる国家だった。過酷な環境で生きる事を強いられた者達は「地球」という楽園を取り戻すため大いなる計画を企てたのだ。
A.G.140年(Advanced Generation)、25年という時が流れ、新たな世代へとガンダムは受け継がれて行く。地球連邦と、かつてUEと呼ばれた「ヴェイガン」との戦争は終わる事無く未だ続いていた。連邦軍司令官であるフリット・アスノは、AGEデバイスを17歳の誕生日を迎えた息子、アセムに託す。その後、アセム達が住んでいるコロニー「トルディア」はヴェイガンの攻撃を受けてしまう。アセムはヴェイガンから、コロニーの人々を守るため、隠されたガンダムを起動する。
アセムの学校に転入してくる謎多き青年、ゼハート・ガレット。彼との出会いがアセムの運命にもたらすものとは……。
A.G.141年、やがて、学園生活を終えたアセムは、地球連邦軍へと入隊する。そして、アセムは、新たなるガンダム「AGE-2」に乗り込んで戦いへと赴く。
フリットの孫でありアセムの息子、キオ・アスノ。 地球の平和な都市オリバーノーツで、のびのびと育っている。 キオは地球上で始まる新たなる戦いに巻き込まれて、戦士として成長していく。 キオに眠る力は、果たして戦争を終結に導くことはできるのか? 大きなうねりを見せる、ガンダム大河ストーリー第3章。
星移住計画。その失敗によって火星圏に取り残された人々は 独立国家ヴェイガンを名乗り、地球連邦政府に戦争を仕掛けてきた。 その戦いが始まってから、すでに70年という時が過ぎようとしていた。
ヴェイガンの移動要塞ダウネスによるノートラム攻略作戦は、阻止され地球は守られた。 しかし、その後、地球では大きな動乱が起き、地球連邦政府は変革を迫られることになる。 そんな中、アセムとロマリーは、人生をともに歩んでいくことを決意する。 それから10年…
A.G.151年(Advanced Generation)、アセムとロマリーの間にキオが生まれ、さらに13年が過ぎる。
A.G.164年、アセムの息子・キオは13歳になり心優しい少年に育っていた。 キオが暮らす平和な町オリバーノーツに、突如ヴェイガンが襲い来る。 敵要塞によって破壊されるビッグリング。 そして、ヴェイガンの首領イゼルカントは、地球侵略の全面的な開始を宣言する。 ヴェイガンの攻撃は地球全域に及び、連邦は大混乱に陥ってしまう。 この危機的状況の中、キオとフリットは、オリバーノーツに隠された、新たなるガンダム「AGE-3」を起動する!
フリット・アスノは、ヴェイガンへの憎しみを募らせてヴェイガン殲滅を掲げる。 アセム・アスノは、宇宙海賊となり中立の立場として両者の均衡を保とうとする。 そして キオ・アスノは地球圏と火星圏の戦争を終わらせることを願い、動き出す。 それぞれの思いは戦争の行方に、大きな影響をもたらそうとしていた。 3人の思いは、火星圏の指導者イゼルカントの企てた、恐るべき計画を阻止することが出来るのか。 ガンダム大河ストーリー最終章。
A.G.164年、キオは、ヴェイガンに捕らわれ、火星圏に運ばれたものの、父であるキャプテン・アッシュことアセム・アスノの決死の救出作戦によって救い出された。 地球圏に戻ったキオは、火星圏で暮らす人々の事情を知ったことで、戦争に対しこれまでとは異なる考え方をするようなっていた。これまで、ヴェイガンを悪の象徴と信じて戦ってきたキオは、今、本当の意味でヴェイガンと向き合うことになる。
キオは、新たなるガンダム、「AGE-FX」を操り、戦争を止めるべくXラウンダーの力を使う。アセム・アスノは宇宙海賊として、両陣営の均衡を保ち、大きな戦闘のない仮初めの平和を維持しようとする。 そして、フリット・アスノは、ますますヴェイガンへの憎しみを募らせ、一挙にヴェイガンを殲滅しようと画策する。 ヴェイガンに奪われた月面基地ルナベースに侵攻する連邦軍。 そして、動き出す、ヴェイガン最大の宇宙要塞ラ・グラミス。 地球圏と火星圏の長きに亘る戦いは、ついに最終局面を迎えようとしていた。
役職名 | 担当名 |
---|---|
企画 | サンライズ |
原作 | 矢立肇 富野由悠季 |
監督 | 山口晋 |
シリーズ構成 | 日野晃博 |
キャラクターデザイン原案 | 長野拓造 |
キャラクターデザイン | 千葉道徳 |
メカニックデザイン | 海老川兼武 石垣純哉 寺岡賢司 |
音楽 | 吉川慶 |
企画協力 | レベルファイブ |
制作協力 | 創通 ADK |
製作 | サンライズ 毎日放送 |
バンダイナムコゲームスとレベルファイブで共同開発するゲーム、ガンダムAGEのRPGが発表された。[1]後に対応ハードがPSPで2012年夏発売予定と判明した。そして、2011年10月28日にスクリーンショットも公開された。そして正式タイトルが決まり、「機動戦士ガンダムAGE ユニバースアクセル/コズミックドライブ」の2バージョンで2012年8月9日発売予定になった。8月30日に発売延期した。
また、本作単品ではないが、2015年8月20日発売予定のスーパーロボット大戦最新作「スーパーロボット大戦BX」に新規参戦が確定した。
「BX」においてはキオ編以降が扱われることがインタビューで明言されており、PV1ではキオ・アスノとガンダムAGE-3ノーマルの姿が映っている。
ただし、残念ながらパッケージ絵にはAGE機は映っていない。
これまでガンダムの漫画といえばコミックボンボンかケロケロエース、ガンダムエース等のイメージが強かったが、本作ではなんとコロコロで漫画が連載・・・つまりこれまでガンダムにとってほとんど関係のなかった小学館の雑誌で漫画が連載されるという歴代シリーズの中でも最大級の事件が起こった。
また、従来通りガンダムエースでも漫画が連載される。
2011年45号から46号まで小学館の漫画誌『週刊少年サンデー』にて掲載された中西寛による前後編形式の読み切り漫画である。
ストーリー及び設定にはアニメの初期案が使われており、AGEシステムなどに差異がある。
戦闘ではAGEシステムがUEに有効な武器が何か教えてくれたり 、コロニーの風車を使ってUEを撃退したり、ラーガンが出オチだったり、キャラクターの顔芸が多かったりと初期設定によるものもあるとはいえ突っ込みどころ満載であり、これらがアニメの評判に繋がっている節がある(特にラーガン)。ラーガン・ドレイスの項目も参照。
2011年10月号から2012年8月号まで角川書店の漫画誌『ガンダムエース』にて連載した葛木ヒヨンによる漫画である。
フリット編のコミカライズであり、一部シーンに若干の差異はあるが基本的にアニメを忠実に漫画にしている。
2011年VoL.4号から2012年VoL.12号まで角川書店の漫画誌『ニュータイプエース』にて連載したばうによる漫画である。
アセム編のコミカライズとなっている。
2012年11月号から2013年4月号まで角川書店の漫画誌『ガンダムエース』にて連載したばうによる漫画である。
キオ編終盤から三世代編のコミカライズとなっている。
2012年6月から11月号まで小学館の漫画誌『月刊コロコロコミック』にて連載した鷹岬諒による漫画である。
作者はかつて漫画版『ロックマンエグゼ』を手がけた事がある。
キオ編のコミカライズであり、後述のトレジャースターと入れ替わりで連載される。
物語の展開が非常に早く、連載2回目にしてガンダムAGE-FXが登場した。
2011年9月から2012年5月まで小学館の漫画誌『月刊コロコロコミック』にて連載していた吉田正紀による漫画作品。
主役機は当然ガンダムだが、AGE-1とほぼ同型の機体という特徴がある(ただし胸に映るマークが「A」ではなく「T」という違いがある)。
漫画オリジナルのストーリーが展開されている一方、アニメとリンクしている様な描写もあり、『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』 のような外伝作品となっている。そのほか、「コテツジェノアス」などのオリジナルMSも登場する。
ストーリーは冒険活劇色が強く、またキャラクターなどを見れば分かる様に、良くも悪くもコロコロ読者(つまり子供)に向けた絵柄と内容となっている。
一方で戦闘シーンは基本的に手堅い仕上がりとなっている。
詳しくは「機動戦士ガンダムAGE トレジャースター」の項目を参照。
2012年3月号から2012年12月号まで連載した小学館の漫画誌『週刊少年サンデーS(スーパー)』にて連載中の公式サイドストーリーである。作者は「始まりの物語」を手がけた中西寛である。
アセム編から約10年後(つまりアセム編とキオ編の間)のキオが生まれた年が舞台であり、主人公が属する組織は長い戦乱の間で台頭した宇宙海賊という設定。主役機はオリジナルMSの擬似ガンダムである「Gサイフォス」。
また、ラーガンやアセムなど本編に登場したキャラクター達も続々と登場する。
本編と物語が密接にリンクしており、キオ編OPに宇宙海賊ビシディアンの旗マークが登場している他、キオ編第1話で語られたアセムが行方不明となった任務が語られている。
また、アニメにてオリジナルMSである「Gエグゼス ジャックエッジ」「シャルドール・ローグ」が登場。
詳しくは「機動戦士ガンダムAGE ~追憶のシド~」の項目を参照。
2012年5月から2013年6月までアスキー・メディアワークスの模型誌『電撃ホビーマガジン』にて連載していた公式外伝である。本編では描かれなかった世界観設定について触れる「MSV(モビルスーツバリエーション)」である。第1回では「ガンダムAGE-2アルティメス」が登場した。
2012年5月から2013年5月までホビージャパンの模型誌『月刊ホビージャパン』にて連載していた公式外伝である。本編では描かれなかったMS達の戦いに関する「MSV(モビルスーツバリエーション)」である。第1回では「ガンダムAGE-1レイザー」が登場した。
2013年7月26日、ブルーレイ及びDVDで発売のOVA作品である。アセム・アスノとゼハート・ガレットを中心に再構成を行った作品。全150分の大作である。赤いガンダムレギルスは必見。
詳しくは「MEMORY OF EDEN」参照。
ガンダムシリーズ(映像作品) |
---|
1st - Z - ZZ - V - G - W - X - ∀ - 種 - 種運命 - 00 - 三国伝 - AGE - BF - Gレコ - BFT - 鉄血 - BD - BDR - 創傑伝 - SDWH - 水星 |
CCA - F91 - 0080 - 0083 - 08 - G-SAVIOUR - EVOLVE - IGLOO - STARGAZER - UC - GPB - ORIGIN - サンダーボルト - Twilight AXIS - NT - 閃ハサ - ククルス・ドアンの島 - 種自由 |
▶もっと見る
掲示板
15890 ななしのよっしん
2024/12/07(土) 08:11:13 ID: qDLZfahTUu
戦後処理なんて軍人ではなく政治方面の仕事になるから
アスノの誰か、またはその子孫が政治家になって問題解決に尽力するんだろうか
大規模な戦争が終わったとはいえ、長年続いた戦争のせいで市民個人単位だとまだ燻るものも多いだろうが
15891 ななしのよっしん
2024/12/26(木) 19:59:47 ID: amGkwUXS3c
BXから知ったクチだが、ネット内のある連中とザナルドが酷似しているのは気のせいだろうか?
シド使いこなしているようで扱いきれない点ところも、かえって自滅へ向かっているところとかすっごい似ているが……
15892 ななしのよっしん
2024/12/27(金) 05:17:58 ID: a1cnfJVHLi
原作だとザナルドとギアシドはあんま関係なくてシドが自己進化のために規格と製造時期が近いヴェイガンギアに目をつけてここぞのタイミングで寄生した
あの辺りちょっと描写足りないかなって感じはしたけど
急上昇ワード改
最終更新:2025/01/03(金) 02:00
最終更新:2025/01/03(金) 01:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。