タイ 単語

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タイ

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タイとは、

  1. タイ王国(Thai, Thailand) - 東南アジアに位置する仏教。当記事で説明。
  2. タイ() - 日本でおめでたいとされる
  3. タイ(tie) - ネクタイの略。
  4. タイ(tie) - 引き分け、あるいは記録が等しいこと。
  5. タイ(tie) - 同じ高さの複数の音符を繋げて、ひとつの音として演奏することを示す音楽記号
  6. たい(田井) - 日本の地名および苗字。地名は岡山県玉野市茨城県つくば市大阪府寝屋川市など各地にある。

この項では1.について述べる。


タイ(Thai, Thailand)とは、東南アジアに位置する仏教である。

概要

基礎データ
正式名称 タイ王国
ราชอาณาจักรไทย
国旗 タイ国旗
通称:ト・トイロング(三色旗)
国歌 タイ国歌exit_nicovideo
公用語 タイ語
首都 バンコクBangkok)
面積 514,000km²(界第49位)
人口 約6500万人(世界第19位)
通貨 バーツ(THB) 為替レートexit

タイランドともいわれる。あまり使われないが、漢字では。20世紀前半まではシャムと呼ばれていた。1939年6月24日名をタイに変更している。日本と同じく立君主制国家であるが、国王政治的な力は日本べて大きい。

面積日本の約1.4倍、人口は日本の約半分。

首都バンコクは非常に長い儀式的名称を持つことでも知られ、フジテレビの「トリビアの泉」でも取り上げられ94へぇを獲得した。以下がその名称および意味。

クルンテープマハーナコーン・ボーウォーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤーマハーディロックポップノッパラットラーチャターニーブリロム・ウドムラーチャニウェート・マハーサターンアモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィッサヌカムプラシット(イン神がウィッサヌカム神に命じてお作りになった、神が権化としてお住みになる、多くの大宮殿を持ち、九宝のように楽しい王の都、最高・偉大な地、イン神の戦争のない平和な、イン神の卓越した宝石のような、偉大な天使の都)

なお、タイではこの冒頭を取ってクルンテープと一般的に呼ばれる。

熱帯ので、首都バンコクはすべてので最高気温30度以上を維持する。

タイに限らず熱帯のに共通するが、冷房をガンガンに効かせることが富の徴と考える潮がある。
空港などの施設の中は冷房が効きまくっていてやたらと寒い。旅行の際にはジャケットを持っていきたい。

タイの宗教事情と国民性

民の95仏教を信仰する仏教である。男子は一生に一度は出しなければならないという。その一方で、全体の3%程度であるがイスラム教を信仰する民もいる。特に深南部3県におけるムスリムの割合は高く、2006年におけるクーデター導者である陸軍総司令官のソンティ陸軍大将イスラム教信者である。

タイにおいてマクドナルドドナルド人形仏教僧のように合している。(画像検索結果exit
ミシュランマスコットであるビバンダムも、合した姿で店先に登場している。画像検索結果exit

日本テレビアニメ「一休さん」が何回も再放送されている。

日本人血液型にこだわるのと同じぐらいに「生まれた時の曜日」にこだわり、初対面の相手に尋ねる。
曜日の色と曜日に対応したまで決まっていて、それを答えることができると好感度が上がるらしい。

タイでは人前で叱る、人前で怒る、ということは失礼なことで避けるべきだという意識が浸透している。
これを知らない日本人ビジネスマンが現地でトラブルを起こしてしまうこともあるらしい。

タイ人、とりわけ男性に特に顕著であるがお母さんを大切にする傾向がある。そのため、マザコンといわれることもある。

タイでは人の頭は「精霊が宿る場所」として神視されている。そのため、他人の頭を触ることは
大変失礼にあたる。小さな子どもの頭を撫でることも控えておいた方が難である。
また、足の裏は不浄の場所と考えられているので、足の裏を人や像に向けない方がいい。

仏教と言う事もあり、交通機関における優先席の表記には年寄りや体の不自由な人、妊娠中の人のほかにも、僧侶ピクトグラムがある。ちなみにバスにおける優先席は一番前方の席、いわゆるマニア席にあたる部分が多い。

毎日8時と夕方の6時公共施設、公園、広場、テレビラジオ国歌が流される。
また映画館においても映画を見る前に国王の肖像画が出て国王賛歌が流される。
国歌国王賛歌が流れる間は一同起立して敬意をげる習わしがある。

チャクリー朝

1782年から始まったチャクリが治める立である。現在国王ラーマ10世。

先代国王ラーマ9世はタイのために尽くし続け、民から絶大な敬を受けていた。
そのため中に国王肖像画が飾られていた。詳しくはラーマ9世の記事を参照のこと。

著名な国王

が始まって以来、3世紀を経ておりその中でも内外に名が知れたり、名君の誉れ高い国王も出ている。

ラーマ1世

チャクリー王を開いた初代国王である。

アユタヤの血族であり、元々はチャクリー王の前に存在したトンブリー王のタークシン王につかえていた。タークシン王は自分の出自に起因する精神疾患を患い、内が混乱したため、タークシン王を処刑し、持ち前の猛将ぶりでたびたび進行を受けていたビルマの侵攻に抗い、内を定した。

ラーマ4世

チャクリー王の4代国王であり、モンクット王名前で知られる。

その名が広く知られているのは、欧で広く知られてる「王様と私」、あるいは「アンナ王様」という作品における王様モデルとしてである。劇中においては頑迷な君として描かれる部分もあるが、実際は仏教改革や清からの冊封体制からの離脱、不等条約とはいえ西洋との交易などの事業を推進した開明的な国王とされ、事実に反しているとされるこれらの作品はタイ内では不敬罪相当なものとして上演は禁止されているレベルである。

ラーマ5世

チャクリー王5代目国王であり、一般的にはチュラロンコーンの名称で知られる。
在位期間は18681910年。

ラーマ4世の推し進めた改革をさらに推し進めて、名君の誉れ高い国王となった。今でもタイの一般庭において後述するラーマ9世と共に肖像画が飾られているほどである。

ちょうど同じ時期、日本においては明治維新っただ中であり、同じ時期に似たような政策を行っていたという事で何かと対される事が多い。

しかし彼が在位していた時期は、タイにとって苦難の連続だった。欧州植民地獲得のため極東アジアに魔手を伸ばし、タイはイギリスフランス侵略に遭った。タイはカンボジアの宗であったが、フランスによって保護にされてしまう。それからというもの、フランスから何度も圧力をかけられ、領土を切り取られていった。彼が在位している間だけでも5回領土の割譲が行われており、うち4回がフランス、1回がイギリスにだった。このためフランスへの恨みは強く、不当に奪われた領土の返還をめていた。

しかしながらラーマ5世の外交手腕は卓越しており、イギリスフランスを翻弄して互いに争わせるように仕向けた。結果的にかなりの領土を割譲する羽になったが、他の諸と違って独立を最後まで守り通した。当時の極東アジア独立を保っていたのは日本、タイ、中国の三ヶだけだった。

ラーマ9世

1946年から2016年の崩御時まで在位していたチャクリー王9代国王であり、一般的にはプミポン国王と言う名称で知られる。

既に絶対君主制から立君主制に移行していたために実権こそ持たないが、たびたび訪れる政情不安に対しては制度を逸脱しない範囲において立ち回り、混乱を抑え込む手腕を発揮した。

またタイ内をくまなく訪れ、民と多く触れ合い、自らのプロジェクトを実践していき少しでも生活が向上出来るように行動した。こうした活動は不敬罪の存在を考慮しても統治者の鑑であることは疑いの余地はなく、一般庭においてはラーマ5世と共にその肖像画が飾られているほどである。

タイの政治

とても政変が多く、政情が不安定なとして知られる。
選挙があると「不正選挙だ」「そんなことはない。潔く負けを認めろ」と押し問答が始まる。
混乱が続くと軍部がクーデターを起こし、首相を擁立する。
軍部が民主運動を弾圧し、流血騒ぎになる。そして流血の責任を取って軍部が退き、選挙が始まる。
タイの政治はこんな具合の混乱と政変が多い。

あまりに混乱するとラーマ9世が出てきて「選挙はやり直すのが良い」「軍部はけしからぬ」
悪人の言動に乗せられて暴動を起こしてはならぬ」との一を出し、それで一気に騒動が収束する。
ラーマ9世が出てくると政変も静まるので、ある意味、政情が安定していると言えなくもない。

東のインドシナ半島3ベトナムカンボジアラオス)と北の中国が共産なので、それに対抗すべく
軍部の強化に余念がである。そのため軍部の発言力が強く、ちょくちょくクーデターを起こす。

2016年に即位したラーマ10世は若い頃からずっと軍人教育を受け続け、陸軍と深い関係にある。
ゆえにラーマ10世は軍部寄りではないかとも思われる。今後が注される。

ちなみにタイでは軍部のクーデター恒例行事のように起きるので、住民も慣れっこになっていて、
戦車が出てくると野次が集まり、戦車の前で記念撮したりダンスを踊ったりする。
仮面ライダーコスプレをして戦車写真に写った俳優4人が軍隊に逮捕されたが、すぐ釈放された。

タイのゲーム・インターネット事情

タイは仏教とされているが、を歩いていても僧侶を見かける回数はラオスミャンマーべて低い。だが、出をして修業をするタイ人は多く、修行に専念できずにインターネットパソコンゲームにあけくれる僧侶が増えており、問題化している。現に、タイの首都バンコク秋葉原と呼ばれている『パンティッププラザ』には、オレンジ色の(けさ)を着た僧侶が多く訪れ、パソコンパーツソフトウェアを購入している。

インターニュース』によると、タイにはアジア最大の違法コピーゲーム市場があり、プレイステーションおよびプレイステーション2WiiXbox360ニンテンドーDSゲームボーイアドバンスPSPなどの違法コピーゲームが出回っている。格安で購入できることから、購入者が後を絶たず、正規ゲームソフトの売れ行きは著しく悪い。

インターネットカフェが多数存在し、タイ人のやや裕福な一般庭であれば、インターネットを楽しめる時代になってきた。タイ人はもっぱら、オンラインゲームインスタントメッセンジャーによる出会い系をメインに楽しんでいるようで、『ニコニコ動画』や『YouTube』に動画アップして楽しむような行為はされていない(閲覧して楽しむことはしているようだ)。なお、インターネットカフェPCの多くは日本語に対応しているという。

タイのビール

僧以外の飲許可する仏教なので、ビール作りが盛んであり、世界に雄飛するビール企業
2社育っている。

その1つがタイ・ビバレッジ社で、代表的な商品は「Chang(チャーン)」である。
Chang(チャーン)はタイ語の意味なので、商品ラベルには象のマークが入っているexit。チャーンビールはそれまでの、後述するシンビールの独壇場だったビールの牙を切り崩すことに成功している。

もう1つがブンロート・ブリュワリー社で、代表的な商品は「Singha(シンハ)」である。
Singha(シンハ)はサンスクリット語で獅子という意味であり、商品ラベルには獅子のマークがあるexit
Singhaは仏教経典で頻出する言葉。ちなみにシンガポールSingapore)のSingaも同じ語。タイ内では「ハ」の部分は発音しないので「ビア・シン」という。なおチャーンビールの台頭で、ブンロード社は格安のビールを用意することとなり、「ビア・リオというヒョウデザインをあしらった大衆向けビールを発売することとなった。ミャンマーマレーシアシンガポールにも「Singha」を輸出しているが、彼ら英語圏の住民はタイ人のように「シンハ」と呼ばず、「シンガ」と呼んでいる。

ChangとSinghaのどちらも評判が良く、地元新聞には「と獅子の戦争」と書かれている。

タイではビールの度数が日本より少し高いこともあって、ビールを飲む際は氷を入れるのが一般的である。なお、ビールを含めたアルコール類の購入は時間が決まっており、11時から14時までと17時から24時までの間で許可されている。これ以外の時間におけるアルコールの購入は許可されていない。実際は飲み屋やローカルなお店ではそこまでキツキツではないわけだが。

タイにおけるたばこ事情

タイにおける喫煙日本より厳しく、調の効いた場所や密閉間における喫煙は禁止されており違反者には2000バーツ(日本円でだいたい6000円前後)となっている。実際は飲み屋などではこぼしもあるのだが、それでもここ数年は非常に厳しくなっており、喫煙マナーの遵守は念頭に置かなければならない。言うまでもなく列車内やバスタクシーといった公共交通機関では喫煙は厳禁である。

たばこパッケージの注意書きも日本を大幅に上回った大きさとなっており、パッケージの半分近くは警告となっている。さらに喫煙者の末路的な非常にグロい写真を乗っけたものとなっている。

煙草の購入はコンビニにおいては日本と同じように購入できるが、通常はシャッターがされているので購入希望を申告したうえでどの列の何番かを言う必要がある。かつては切り売りで1本単位というのも存在した。

現在日本で流行の電子タバコについては現状は違法であり、取り締まりの対である。

タイ独自のブランドとしては「KRONG THIP」、「FALLING RAIN」などがある。

タイの自動車事情

後述するように東洋のデトロイトといわれるレベル自動車産業が勃しているので、自動車に関しては文化面などでは概ね日本と変わりないレベルであるが、とりわけ多いのはピックアップトラックである。これはかかる税金(自動車税など)が乗用車SUVべても割安であり、バンコクを含めて全土でピックアップを見ることができる。

また古いほど税金が安くなり、割合に日本では見なくなった古いが今でも現役で稼働している。車検は初年度登録から7年に発生、以降は毎年車検となる。

輸入は非常に高額な関税が付される。日本での価格の数倍というレベルとなり、結果的に日本ではごく普通であっても、高級になってしまうケースが見られる。一例として日本では割合に幅広い層に人気のあるトヨタ・アルファード/ヴェルファイアタイトヨタの正規輸入としてラインナップされているが、ほぼ同一グレードでのグレードでの較(日:V6 Executive Lounge タイ:V6 VIP)との場合、タイ仕様日本円に直せば1600万円(1バーツ3円で計算)で日本仕様の2倍強となるほどに多額の関税が付されている。この為、タイにおける自動車製造はもっぱらノックダウン製造がメインである。

燃料については現在スタンドで販売される燃料は日本でいうところのハイオク/レギュラーガソリン以外にもアルコール含有の燃料も存在する。アルコール系含有ガソリンガソホールといわれ、含有量によって名称が異なり、値段にも差が出る。アルコールメイン(ガソホールE85)も存在し、対応種は限られるが、リッターあたりの値段がCNG薄するほどに安価となっている。ディーゼルも存在するが、日本べて価格差は小さい。

タイにおける燃料のメインストリームガス系燃料、具体的には天然ガス(CNG)や液化燃料ガス(LPG)である。これらの燃料はガソリンディーゼルべても半分であり、燃転改造はごくありふれた改造となっている。値段が抑えられているのは策によるところが大きく、この近辺で安定的にCNGが採掘されている事情が関係しているとされる。

タイの地域

大きく分けて4つの地域に分かれている。

北部

概ねチェンマイやスコータイの地域付近をさす。この地域はラーンナー王やスコータイ王が存在していた事もあり、タイの京都ともいえる古都の雰囲気を醸し出している。

色白な人が多く、美人ならぬチェンマイ美人という言葉もある。

地域的にバンコクよりも涼しい地域なので避暑地になる事も(熱くないとは言ってない

東北地方

概ねナコーンラチャシーマーやウドンターニーなどの地域をさす。面積や人口ではタイ全体の1/3程度である。

を接するラオスカンボジアを受けており、ウドンターニーノーカーイのようにラオスに近い地域ではラオスが強く、ウボンラチャターニーのようなカンボジアに近い地域ではカンボジアが強い。言葉もそれに準じている。

食事はソムタムと言われるパパイヤのサラダを食し、タガメカイコさなぎイナゴと言った昆虫を食すこともある。台地が土であり、漑施設も十分でないために農作物の生産が不安定となっている。加えてバンコクとは異なる文化習があるので、とりわけバンコク都民からは田舎っぺ扱いされることが多い。

前述したとおり、農作物が不安定であり、産業が多く存在しないので日銭があまり多く稼げず、少しでも多く現金収入を得るためにバンコクへ出稼ぎに行くという光景が今でも見られる。

中部

概ねバンコク周辺をさす。

文化や産業の中心ともいえ、日本で言えば関東地方周辺の様なものである。チャオプラヤーの存在によって肥沃な土壌を形成出来たために稲作に適しており、またに近い土地柄で外への輸出も容易となっている。

南部

概ねプーケットやホアヒン、ハートヤーイ周辺をさす。

マレーシアと近い地域ではマレー文化との混交が見られる。その為、イスラームが根付いている地域が多い特徴がある。とりわけマレーシアとのに接するソンクラー県周辺の各県はイスラーム率が高く、深南部と言われるマレーシアに接する地域においてはかつては中央とは異なる王が存在し、また政府の統治が及ばない、もしくは開発も後回しになったことで中央に対する反発が強い。とりわけタクシン政権以降におけるゴリ押し的な政策によって、仏教VSイスラム教徒と言う対立がある。

タイのスポーツ

タイにおけるスポーツと言えばムエタイが有名だが、メジャーどころはと言えば、サッカーが1番人気である。全各地にチームがあり、日本でも名の知れた選手が挑戦したり、あるいは逆に日本Jリーグへ挑戦する事もある。

バレーボール人気スポーツであり、特にオカマバレーチームを描いた映画(「アタックナンバーハーフ」)が作成されるほどである。

野球に関してはマイナーな部類のスポーツであるが、エモやんこと江本孟紀氏を監督に迎えている

ムエタイ

タイと言えば、伝統的なスポーツであるムエタイが欠かせない。バンコクにおいてはルンピニー・スタジアムやラジャダムナン・スタジアムで試合が行われている。

特に地方では日本子供空手柔道剣道を習わせるような感覚で習い事をさせる事がある。とにかく中央と地方との貧富の差がしいタイでは男が裸一貫で一攫千金をつかむにはムエタイ選手になるのが手っ取りいと言われた事もある。

なお試合は賭けの対とされ、時として異様な熱気になる事もある。

モータースポーツ

タイはモータースポーツがかなり盛んである。

4輪はハコレース人気であり、日本スーパーGTスケジュールに組んでいるほどである。またピックアップトラックポピュラーなお柄ゆえ、ピックアップトラックレースもある。

サーキットも整備されているところもあるが、閉鎖してレースも存在する。

主な産業

観光

観光が非常に盛んである事はつとに知られている。首都バンコクだけでも多くの寺院があるが、ちょっと足を伸ばせばアユタヤに古都の面に思いを寄せ、北へ足を伸ばすと最古の王のあったスコータイやタイの京都とも例えられるチェンマイ、ビーチリゾートで有名なパタヤ、プーケットや周辺の離など、人々を引き寄せるのに必要な要素は何から何までそろっている。

農業

こう書いてしまうと観光中心とも思えてしまうが、タイはチャオプラヤーの豊富なを利用した農業が盛んである。特にはタイといわれる種類で、歴史的にもタイの要輸出品に数えられている。かつて日本1993年に冷になり米不足に陥った時に緊急輸入された事もある。
タイインディカの一種で、ひょろ長いexitり気少なくパサパサしていて炒飯に合う。

以外にもスイカドリアンなどのフルーツも豊富に存在し、しかも日本よりも安価に食する事ができる。また、が近い事もあり産業も同じく盛んである。ブラックタイガーがたくさん養殖されており、冷凍加工された上で々の食卓っている。

畜産に関してはニワトリが多く飼育されており、これもまた冷凍加工されて日本食卓っている。他にも闘が盛んに行われており、強いシャモを作り出しているところもある。しかし近年、鳥インフルエンザによってこれらの畜産農家は大打撃を受けた。

自動車産業

こうしたアグリカルチャーが盛んな一方で「東洋のデトロイト」と形容されるように世界自動車メーカーや部品メーカー工場が多く設立されている。タイは周辺のべても較的政情が安定しているのと、高品位のものを作れる手先の器用さが買われたためである。また、タイを中心に東南アジア各地やオセアニア地域に輸出できる地の利も生かされたのであろう。

マレーシアと違ってタイ王国は「自自動車メーカーを育てる」という策を採用しておらず、
1960年代頃から日本自動車メーカーを積極的に受け入れてきた。

受け入れの際に「タイ内で作った部品をできるだけ使ってください」という規制を掛けたことにより
タイの部品メーカーが育っていった。

自動車は数万点の部品から組み立てるので、自動車メーカーにとってはただ人件費が安いだけではダメで、
ちゃんとした部品を作れる部品メーカーが多く集積している場所に工場進出したいところである。
それゆえタイは自動車メーカー海外進出先補の筆頭となっている。

いまや日本自動車メーカーにとってタイは最重要拠点となっている。
ホンダトヨタいすゞ日産三菱、がタイに工場を持っている。ブリヂストンヨコハマタイヤ
タイに進出している。首都バンコク米国ロサンゼルスに次いで世界で2番に在留日本人の多い都市
なった。こうした日本メーカーがタイで生産した品物を日本逆輸入することが多い。

特に有名なのは「日産・マーチ」である。それまではフィットアリアスーパーカブ100ccスバル・トラヴィックがタイ製であったが、マーチのような売れ筋力製品ともなるとその規模も違ってくるため、聖域の様な部分があった自動車製造において衝撃を与えた。そして日産マーチに続き、小セダンラティオモデルチェンジを期にタイ製に切り替えた。そして先ごろモデルチェンジを行ったシルフィも製造こそ日本であるが、部品にタイ製を採用するなど、近年は部品単位でタイ製を取り入れている。その他、先日登場したホンダ・アコード三菱・ミラージュトヨタ・ハイラックスもタイからの輸出になっており、日本自動車業界でもその存在感を大きくしつつある。

日本との関係

日本とタイの関係は実は非常に長く、江戸時代辺りから日タイ関係は存在していた。朱印貿易の名前日本史でもおなじみであるが、数多くのと交易をしていたうちの一つにタイが存在していた。当時はシャムと名乗っており、それが訛ったものが当時入ってきたニワトリシャモと言われている。

日泰関係を語る上で特に有名な人物は山田長政であり、時のアユタヤに重用され、上から三番の位を賜ったのは有名である。元々、沼津の生まれで殿様の駕籠かきをしていたと言われる。言うなれば、首長のお抱え運転手から政府の次官クラスにのし上がった立志伝中の人物である。とはいえ、彼に関しては諸説はっきりしていない部分もある。彼以外にも数多くの日本人アユタヤに招き入れられていた。その当時、隣からたびたび侵攻を受けており、これらに抗する為に下泰の世となった日本で失業した浪人らがその腕を振るったのである。アユタヤにおいては日本人が出来るほどにその勢力は大きくなっていったが、彼らを恐れた勢力によって日本人は焼き討ちの憂きにあった。現在では当時の面を示すものは何一つないが、その跡らしき場所は存在する。

このように前々から日本とタイとの間には友好関係が結ばれていた。そしてこの関係が更に増進する事件が発生する。19世紀、植民地獲得のため欧州は極東へ手を伸ばしてきた。タイ王国もその被害に遭い、1893年にフランス軍事的圧力によって領土の一部を収された。いわゆる領土問題の発生である。タイは失地回復の機会を虎視々と狙い続け、1940年にようやくその機会がやってきた。第二次世界大戦が勃発し、フランスナチスドイツに倒されたのである。これを機にタイは行動を開始し、フランスインドシナに領土の返還を要。しかし(ヴィシー)フランスが拒否したため、同年11月23日軍事的衝突に発展。タイ軍とヴィシーフランス軍が交戦し、タイ軍に少なくない損が生じた。この時、仲裁に入ったのが日本であった。タイもヴィシーフランスも友好であり、両国が疲弊するのを見ていられなかったのだ。1941年1月28日、両軍は戦闘を停止し調停に入った。日本はタイの肩を持ち、タイが望む領土返還を実現。より協力姿勢を見せるようになった。9月5日中立を宣言し、第二次世界大戦には不干渉の立場を取ったが、対日協力の姿勢は崩さなかった。

大東亜戦争開戦劈頭の1941年12月8日日本軍はタイ南部六ヶ所及び首都バンコクに上陸。マレー半島南端にあるイギリス軍の重要拠点シンガポールを陸路で攻略するためだったが、軍の通過を知らされていない地元警察との間で戦闘が生起。タイ人183名と日本軍141名が死傷してしまった。同日午前10時半に通行許可が出た事で戦闘は終結。マレー半島へと進撃していった。12月12日日本と攻守同盟条約を締結。日本に協力姿勢を見せた事で、1942年1月8日連合軍はタイの各都市爆撃。これを受けてタイは英に宣戦布告し、枢軸国として参戦した。戦時中は日本軍が進駐し、様々な便宜を図った。戦況が悪化してくるとバンコクを狙った襲が頻繁に行われるようになったが、連合軍の上陸は最後までかった。

1945年8月15日日本ポツダム宣言受諾により大東亜戦争は終結。翌16日にタイは平和宣言を出し、宣戦布告日本に脅されてやった事だと効をアメリカはこれを認め、敗戦国の立場を巧みに回避したうえ領土を守りきった。まさに外交上の勝利と言えよう。しかしタイ内を通ってシンガポール日本に奪取されたイギリスはタイに英領マレーへのの上納を命。さらに内に進駐し、現地の日本軍を武装解除。占領は1947年5月8日まで続いた。一方、タイの使節団は日本政府に貸した金を返済して貰おうと東京へと飛んだ。しかし日本国内の惨状をの当たりにし、請額を大幅に引き下げている。

現在において、日本とタイの関係は不可分であるといっても過言ではない。「Made in China」程でないにしろ、々が何気なく使っているちょっとした機械にしても「Made in Thailand」のものが見える見えないに関わらず多く存在している。近年はチャイナリスクなど中国の内情を嫌気して、工業では代替地としてタイが注されている。前述した通り、自動車産業では「Made in Thailand」が多く日本を走っている。

相互の民感情も良好であり、8割強のタイ人が日本人に対する好印を持つことからもそれはうかがえる。タイでは日本人と言えば「コボリ」というが一時期多く見られた。「コボリ」とは「メナムの残照」という小説に登場する日本兵・小堀のことであり、物語はタイ人女性アンスマリンとの悲を描いたものである。

皇室との交流も盛んに行われており、特に篠宮殿下現国ラーマ9世より実子同然に寵されている。また今上天皇魚類研究をされており、ラーマ9世よりタイの食糧事情を聞き、養殖の容易なティラピアをタイへ送った。この現在ではタイでは一般的な食用として多く流通している。プラーニンとタイ語で言われているが、ニンとは今上陛下のお名前にある「仁」という字の音読みである。

タイの中の日本、日本の中のタイ

近年、タイにおける日本文化の流入は甚だしく、漫画アニメ特撮は既に当たり前のものとなっている。現地では日本と同じように仮面ライダー人気であるが、特に1号もしくは藤岡弘、す場合「アイモッドデーン(アリ野郎)」と言われている。ウルトラマン人気であり、メビウスまで放映されているが、実は係争関係でこじれてしまっている状態にある(所謂「チャイヨー問題」)

アニメ仏教というお柄を反映し、「一休さん」が繰り返し放映されているが、そののちに人気となったのは「アラレちゃん」であり、ドラえもんクレヨンしんちゃん時系列となっている。現在日本で放映しているアニメはほぼタイで放映されており、日本とのタイムラグ皆無といってよい。アキバ文化も流入しており、メイド喫茶があったり、たまにどこかでコスプレイベントがやってたりする。

タイにおいてに付くのは日本のものの多さである。タクシーで使われるカローラサニー(日本ではブルーバード)であるし、富裕層は自らのとしてアルファードを乗り回す(初代は内専用であり、個人輸入のものが多かった)事が多い。日本でお染みのツタヤビッグエコー大戸屋ココイチなど一日本錯覚してしまうような看板も見受けられる。そして日本料理も高い人気を誇り、寿司ラーメンと言った日本ではごくごく日常的な食事も多く食されている。但し、タイ人の金銭感覚からすれば、割高な部類には存在している。

雑誌を見てもViViといった文字系の女性雑誌やOPTIONなどがタイ語翻訳されたりとサブカルチャー以外の日本文化が流入している。タイ語で「可愛い」を意味する「น่ารัก」とは別に「kawaii」という言葉があるような具合にタイ語の中にも日本語が存在するのもある。面い事に現地においては、暴走族が存在しているようである。「特攻の拓」などのであるが、日本のような絞りハンや極端に高いカウルといった装いに集団で走り回るのではなく、レースをするような感じである。元々彼らの運転がアレであるから、普段とそんな大差ないかもしれないが。そして多くの若者不幸と踊っているニュース毎日のように入ってくる。

翻って日本においてタイというに抱くイメージは「微笑みの・ビーチリゾート・トムヤムクン」といったものが代表的である。エスニック料理観光としてはポピュラーな存在でありながら、身近に触れ合う事があるかといえば中華街のようなエスニックタウンの存在は在日タイ人の絶対数の少なさもあり、あまり知られていない。しかし、横浜伊勢佐木町には小規模では有るがタイ人が存在する。また、それ以外にあってもタイというを垣間見ることの出来るものがいくつかある。毎年5月連休後の週末辺りに代々木公園では「タイフェスティバル」が開催されて、非常ににぎやかとなる。20代以上であれば、ストリートファイター2四天王の中のサガット、そして彼のステージが特に有名であろう。またニューハーフというイメージも非常に強い。かつては性転換をした者をさして「モロッコ帰り」という言葉が存在したが、死語となった現在ではタイというをして性転換をしたという意味にも取られる事もある。タイ映画もぼちぼち存在しており、古くは「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」、最近では「マッハ!!!!!!!!」や「アタックナンバーハーフ」が知られている。

日本国内におけるタイゆかりの施設

数は多くないのだが、日本とタイを結ぶ施設などは存在する。

ワットパクナム日本別院

千葉県成田市に存在するタイの寺院で、日本寺院とは明らかに異なるタイ寺院となっている。近年、インスタ映えする寺院として日本人に知られているバンコクのワットパクナムの別院である。

覚王山日泰寺

愛知県名古屋市に存在する寺院で、日本でも非常にしいの垣根を越えた寺院である。

この寺院はタイ王国より献上された仏舎利を奉納するために建立され、タイ王国国旗を揚げたりラーマ5世の像が存在する具合に日本とタイの結びつきが非常に強い寺院である。

タイの交通

タイにおける旅客交通力はバスである。近年はLCCの勃都市間での輸送で飛行機存在感を示しているが、ガイブックに載らないようなを整備された道路を余すところなく結ぶバスは今もって力となりえている。

翻って鉄道はと言うと、国鉄に関してはぶっちゃけ低所得者層、あるいはタイ視点言うところのインバウンド向けの趣が強い。というのも1時間単位での到着遅れは当たり前、本数も少ない鉄道交通力となれずにいる。ただし、バンコク都内においては鉄道網の整備に伴って、鉄道への移行も散見される。

バス

都市間を結ぶバス公共輸送社とその委託を受けた民営バス会社が内を網ののように結んでおり、その中で多く競合をしている。大都市を結ぶ路線においては24時間運行と言う具合に日本以上に活発な運行が行われている。

日本における交通ランドマーク鉄道であるが、タイにおいてはバスターミナル交通ランドマークであり、そこから個別の町やに行く路線バスやソンテウが走っている。

バンコク都内ではバンコク大量輸送社による路線バスが多く運行されており、鉄道網が広がる今日でもその存在は大きい。日本においては都バスと言われる事が多いのだが、運行体はであり、直接バンコク都が絡んでいるわけではない点に注意。

ソンテウ

地方に行くとバスよりもこの乗り物を見る機会が多い。

言うなれば簡易バスみたいなもので、ピックアップトラックの荷台を旅客スペースとしたもので、それも屋根と長椅子をつけた程度のものとなっている。ある程度は系統のようなものがあり、またバス停があまりないので較的止めたいところの近くで止まってくれる。

ロットゥー

較的近距離距離を結ぶ交通機関ハイエースのような1BOXで運行される。

機動性に長けているのだが、その分運転手がすることが多く、当局からたびたび導が入っている。25人の死亡事故を起こしたため、ついに当局がロットゥーに強硬策に打って出た。それに対して、大トヨタ・コースターのようなマイクロバスを導入することとなった。

タクシー

日本で想像されるようなタクシーバンコクチェンマイといった都市部でのみ見られ、地方ではもっぱらオート三輪由来のトゥクトゥクや輪タクのサムロー流である。

タクシー日本と同じようにメーターを使ったものが流であり、昔ながらの交渉制はトゥクトゥクサムローでしか見られない。

バンコクに限って言えば、タクシー流はメータータクシーであり、安価初乗り料金とエアコン備ということで利用者も多いのだが、安価な運賃である事は走らなければ日銭を稼げず、また日本とは異なる雇用形態、具体的にはを日単位で借り上げる形態が多い為、収入からに借り賃を差っ引かなくてはならないので、かなり乱暴な運転になる。また、日本のようなサービスは期待できず、時と場合によってはメーターを使わない、いはメーターに細工をして通常よりも高額な運賃を請されることもある。

飛行機

周辺諸と同じようにLCCが発達しているため、かつての玄関口であるドンムアン空港を中心にタイ各地に多くの航空会社が就航している。とはいえ、概してお値段は高めであるので民の中でもそれなりに所得のある層の利用が多い。

鉄道

内における営の鉄道として知られるのはタイ国鉄である。

タイ国鉄」を参照。

前時代的な運行形態に加え、高コスト体質、政治利用の問題からもっぱら利用者は地方から出稼ぎに出る低所得者層や、時間やお金のある層、あるいは海外からの観光客が多い。貨物列車はそこそこ奮闘している。

他方、バンコク都内では高架鉄道であるBTS地下鉄などの鉄道網が整備されつつあり、金銭的に余裕があり、渋滞の多さを敬遠した中間層がバス利用からの転換をする例が見られる。なおダークレッドラインと言われる開業予定の路線は車両や信号などの保安装置類は日本勢が独占して契約しており、日本的なシステムとなろうかと思われる。

隣国マレーシアとの比較

マレーシアとはなぜか正反対なところが多く、同じ熱帯のでありながら対照的である。

マレーシア マレーシア タイ タイ
宗教 宗教混在 仏教一色
王室 9王室が輪番制 1王室が敬される
政権 長期安定。22年続いた例も しょっちゅう政変、クーデターがある
歓楽街 あまりなく、旅行者が「退屈」とぼやく ハチャメチャな歓楽街あり
やや高価。 やや安価
ビールメーカー SinghaやChangという際的ビールがある
自動車 プロトンにこだわる にこだわらず日本OK
日本 日本企業進出は較的に少ない 日本企業進出が著しい
英語 公用語で得意 苦手。日本人以下
英国現在も関係良好 ずっと独立を保った

タイにまつわるあれこれ

  • 観光で行く分にはあまり気にはならないのだが、れきっとした階級社会であり、上流階級と下流階級の差が歴然としている。上流階級ともなれば臭い20代のあんちゃんちゃんが分不相応の高級を乗り回したり、あらゆる場面でに出来るほどである。犯罪交通事故のもみ消しは序の口であり、暴走の末に事故を起こし危険運転致死相当であってもお咎めなしという理不尽な事態もしばしばある。他方、下流階級は幼いうちから仕事の手伝いであったり、あばらやのようなところに住まう人もいたりする。それ故に世界一貧富の差がしいと言われるとか。ただ、よほどの最下層でない限りは飯には困らないとか。
  • タイを代表する礼儀作法である合挨拶であるワイ。タイのニュース番組でもキャスターワイをしているのだが、でも彼でもやっていいわけではなく、日本の感覚でいえばお辞儀に近い。なので、下であったり子供ワイをすると向こうの人からすれば奇異な光景となってしまう。
  • ご当地でやたら三面記事をにぎわすのは阿部定事件。あまりにアレがちょん切られることが多いので、縫合手術の技術が進んでるとかなんとか
  • タイにおける秋葉原として「パンティップ・プラザ」がある。アキバ文化はかなり浸透しているようでここ以外にも大小の施設が存在している。
  • 今では規制がかかっているのだが、ちょっと前までは事故で死んだ人をテレビ新聞モザイクなしで映していた。規制がかかったようで、そうした犠牲者をはっきり移すことはなくなってはいるものの、日本のようにそれと分からないような映し方をしていないので、結構生々しい。
  • 日本でいうところの救急隊に相当する組織はほんの10年程度前までは的な機関として存在しておらず、それに相当する組織として善堂というボランティア団体が担っている。中華系の移民が発祥で救急搬送であったり、事故死した人の搬送やレスキュー活動を行っている。この善堂という団体はバンコク都内でも複数存在し、今ではだいぶ少なくなったのだが縄張り意識が非常に強く、負傷者の搬送をめぐって構成員同士の流血沙汰も発生した。まだまだ的な救急体制が整備されているとは言い難いので、善堂の役割は今でも大きい。
  • タイの病院は医療観光を積極的に受け入れているので、いい病院ともなれば下手なホテルじゃないほどにアメティが充実している。それは病院ウェブサイトにも反映されており、多言語に対応したものとなっている。元々、医療費も本べても相対的に安価でありながら、医療の質が高いので、外から多くの患者が日々訪れている。
  • タイに行くと必ずぶつかるのがトイレの問題。都市デパートでは日本と同じ洗の洋式トイレが多いのだが、地方列車トイレは和式に似た、いわゆるトルコトイレがまだまだ多い。金隠しがなく、また洗であってもをすくってで流すタイプなので、日本の感覚でを一緒に流すとすぐにつまりを起こしてしまう。そのため、は別に存在するごみ箱に捨てるのが洋式トイレを含めて基本。また、多くのところでお尻を流すウォシュレットのようなホースがある。なお鉄道トイレは昔ながらの垂れ流し式なので線路際で鉄道写真を撮する人はに注意。
  • タイの自動車をよく見ると、エアコン操作部分の温度調節の部分がい色の部分のみとなっている。これはクーラーのみ装備を意味する。言うまでもなく、熱帯であるタイでヒーター機用の長物なので装備がオミットされている。
  • タイ人は進んで中の僧侶に喜捨をしたり、菩提寺へのお布施をする。これはタンブンと言い、「徳を積む」という意味で現生あるいは来世の多幸を祈願するようなものである。貧しい人に施しをしたり、駄な殺生をしないもタンブンとなるが、人によっては解釈がかなり大きくなり、極端な話であるがお金を多く稼げるレベルとなった際に世話になった人へ御馳走を振舞うのもタンブンとなりうる。

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