Rise of the Roninとは、2024年3月22日に発売されたゲームである。通常版はCERO:Dで、Z VersionはCERO:Z。
概要
ゲーム情報 | |
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ジャンル | アクション アドベンチャー |
開発元 | Team NINJA |
販売元 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
機種 | PS5 |
発売日 配信日 |
2024年3月22日 |
価格 | 通常版:¥ 8,980 デジタルデラックス版:¥ 9980 |
その他 | -- |
ゲームソフトテンプレート |
『仁王』や『NINJA GAIDEN』で知られるTeam NINJAが贈る戦闘重視のオープンワールドアクションRPG。
幕末の日本を舞台に名もなき浪人となって、和と洋が入り混じる19世紀後半の世界を疑似体験しつつ歴史に介入する。
主人公は「隠し刀」という二人一組のユニットに属していて、ゲームを開始時にまず隠し刀の二人をそれぞれキャラクタークリエイトでデザインし、途中で一人をメイン主人公として選択することになる。選ばなかったほうは「鬼の手の侍」となって歴史の裏で暗躍する。
プレイヤーは幕末に活躍した歴史上の重要人物と様々な形で出会うことになる。坂本龍馬や桂小五郎、吉田松陰、勝海舟などのメジャーどころから、千葉佐那やアーネスト・サトウ、楠本イネなどのマニアックなところまで、かなり雑多。
オープンワールドながらミッション制を導入しているため、ミッション中はその地域の内容が変化する。
刀や槍、銃器などの武器に複数の流派、パリィなどを駆使する奥深く歯ごたえのあるアクションが満載。特に流派と武器にはそれぞれ相性があり、敵に合わせて柔軟にスタイルを変えるのが肝となる。Z Versionだと首がポロポロとれる。
美しく描写された世界を馬や鉤縄、そして開発陣がもっとも期待する移動手段だという独創的な滑空装置「阿鼻機流(あびきる)」などを用いて探索するのも楽しみの一つ。
オンラインは最大三人のマルチで、PlayStation Plusに加入する必要があり、PVPはない。
Team NINJA製だけあって死にゲーライクな点も多いが、難易度の選択は可能。
フリーシナリオではないため、当初喧伝されていた「ストーリーの変化」や「自分だけの幕末」というのは少々誇大広告感があり、発売時期からするとグラフィックも微妙だが、実在した人物と交流を深めながら幕末を生き抜いていくストーリーは日本人からしたら相当面白く、限りなくストレスフリーなデザインと充実したキャラクタークリエイトなどもあり高評価を獲得している。
勢力を行ったり来たりする主人公とそれを思いのほか柔軟に受け入れる各勢力が突っ込まれがちだが、事実上の相棒である坂本龍馬が実際そんな感じだったのでこれに関しては史実通りなのだろう。
あらすじ
ペリー暗殺と密書の奪取を命じられた主人公は、密書を手に入れるも、青鬼という忍びの襲撃を受け、片割れと生き別れてしまい、幕府からの報復で故郷と師も失う。
何にも縛られぬ浪人となった主人公は、片割れとの再会を夢見て旅に出る。
その旅の中で時を同じくして台頭、あるいは頭角を現してきた幕末を生きる革新的な人物たちと因縁を紡いでゆく。
用語・システムなど
- 隠し刀……幼いころから剣術から忍法まで、様々な戦術を教え込まれた二人一組のユニット。
- 片割れ……最初にクリエイトしたキャラクターのうち、メインに選択しなかった方。とある任務の最中に主人公を逃すため片腕を切られ、行方知れずとなる。
- 因縁……様々な触れ合いをすることで土地や人物との因縁を深めらる。因縁を深めると様々な恩恵が受けられる。
- 黒洲藩……北陸地方にある小さな藩。幕府の厳しい課役に苦しめられてきたこともあり、特殊な技能を持つ隠し刀を育成するなど幕府との戦いに備えていた。横浜に来航した黒船の中にある幕府と米国との密約が記されているという密書の奪取とペリーの暗殺を主人公が属する隠し刀に命じるも、二人が暗殺に失敗したことで幕府転覆の計画が露呈し、幕府の襲撃に遭い、藩は改易された。
- 気力……戦闘や泳ぎの動作などに必要なスタミナみたいなもの。敵味方問わず気力が0になると無防備な状態を晒すことになる。
- 武器……主武器と副武器があり、それぞれ二個ずつ装備できる。主武器には刀・槍・二刀・大太刀・サーベル・薙刀・銃剣・大剣・牛尾刀があり、副武器には短銃・弓・長銃・陶玉・手裏剣・捕火方がある。
- 隠し刀の旗印……体力回復や消耗品の補充、同行可能なキャラクターの変更などを行うことができるファストトラベルポイント。フィールドの各地に点在するが最初は開放されておらず、現地に赴いて旗印を掲げることで使用可能になる。治安が悪化中のエリア周辺では治安を改善するまで旗印を掲げることが出来ない。
- 石火……パリィ。相手の体勢を崩し気力を大きく下げることが可能。相性が有利な流派で石火を成功させると敵を大きくのけぞらせることができる。
- 留魂録……吉田松陰が主人公に遺した書物。これまでの歩んできた道のりの確認とやり直しが可能。ミッションや分岐をやり直すことで歴史を変えることも。留魂録を通じて過去に訪れた土地を再訪し、やり残したことを整理できる。
- スキル……武勇・技能・魅力・知略ごとのスキルツリーに別れていて、各種ポイントを使用することでスキルを取得できる。
- 閃刃……攻撃を加えた後でタイミングよくR1を押すと血を払う動作とともに気力が回復する。これによって攻撃が継続しやすくなっている。
- 長屋……因縁を結んだ者たちが遊びに来たりする拠点。貸し猫の経営やこんぴら狗の設定などもここでする。
- 治安……ならず者に占拠されているエリアに赴きならず者を排除すると治安が改善され、人々が行きかい因縁が深まる。
- 銀貨……お金とは別に貴重なアイテムの交換などに使うことになる重要な通貨。
- 徒党……一部のミッションで同伴する仲間。同伴中はいつでも操作切り替えが可能。
- 多生の縁……フィールド探索中にランダムで発生するイベント。襲われている商人を助けたり、犬の後をついて行って死体を発見したり、喧嘩の仲裁を任されたりする。
- 猫……各地に猫がおり、撫でることで集められる。集めることで薄雲太夫との因縁を深められるほか、貸し猫の経営では集めた猫を貸してアイテムや因縁を得ることが可能。
- こんぴら狗……渡した金額に応じてさまざまなアイテムを拾ってきてくれる犬。非同期のマルチプレイ要素でもあり、他のプレイヤーのこんぴら狗が出現し、撫でることで微量だが銀貨を獲得できる。
- 行き交う浪人……街や街道では浪人(他のプレイヤーが作成した主人公)に出会うこともある。倒せば装備を奪えるが手配度が上がる。
- 比翼の契り……因縁を結んだ人物の中には好感度が設定されている場合がある。贈り物やミッション同伴などで好感度を最大まで上げた状態で特定の条件を満たすと、比翼の契りを結ぶことが出来る。レアアイテムなどをゲットできるほか、特別なイベントが用意されているパターンもある。
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- 『Rise of the Ronin』公式サイト
- 幕末オープンワールド『Rise of the Ronin』にて主人公の長屋に「ペリー」がやたらと来る。しかもくつろぐ。龍馬から海軍提督まで入り浸る幕末シュール長屋
- 【ニュース】『Rise of the Ronin』が“幕末ラブロマンスゲーム”として遊ばれる。ペリーから高杉晋作まで契り結び放題、でも浮気はしっかり怒られる作り込み
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